JPH0231328Y2 - - Google Patents

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JPH0231328Y2
JPH0231328Y2 JP16320884U JP16320884U JPH0231328Y2 JP H0231328 Y2 JPH0231328 Y2 JP H0231328Y2 JP 16320884 U JP16320884 U JP 16320884U JP 16320884 U JP16320884 U JP 16320884U JP H0231328 Y2 JPH0231328 Y2 JP H0231328Y2
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JP
Japan
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bottom plate
opening
pocket
reinforcing rib
resin
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JP16320884U
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Description

【考案の詳細な説明】 《考案の分野》 本考案は、ゴミ抜き用開口部を形成してなる樹
脂製ポケツトの改良に関する。
《従来技術とその問題点》 従来、自動車用ドアトリム等に装着されるゴミ
抜き用開口部を設けた樹脂製ポケツトにあつて
は、その底面はテーパ状に形成されているので、
底面を水平にするために、最下方にある底板の上
方に、更に水平状の底板を形成した2重構造を採
用している。
また、このように2重構造を採用することによ
り、上下の底板の間に取付用ボスを形成し、製品
外観の向上をも図つている。
従つて、上下の底板の間には、補強用リブを一
体に形成して、上方の底板を補強する必要があ
る。
ところで、樹脂成形上、成形品の各部分に厚み
の差がある場合、肉厚の部分の表面には、成形後
の樹脂収縮に伴い、ヒケ(しわの如きもの)が生
ずることは避けられない。
従つて、上述した如きゴミ抜き用開口部を設け
た樹脂製ポケツトを、噴出成形等により一体に形
成する場合においては、上記補強用リブの形成位
置に対応するポケツトの前方外側面に、ヒケが生
ずることは樹脂成形上避けることが困難であり、
製品の美的外観が劣化するというのが実情であつ
た。
《考案の目的》 本考案は、射出成形等により一体に成形される
樹脂製ポケツトの、製品表面のヒケ発生を防止す
るようにした樹脂製ポケツトを提供することを目
的とする。
《考案の構成と効果》 上記目的を達成するために、本考案は、第1底
板と、該第1底板の下方に、補強用リブを介して
一体に形成された第2底板とを備え、上記第1底
板の所要箇所に開口部を設けるとともに該第1底
板の開口部形成位置に対応する上記第2底板の後
方に開口部を設けてなる樹脂製ポケツトにおい
て、 上記第1底板の開口部は、第1底板の前方で、
かつ上記補強用リブの形成位置に対応して形成す
るとともに、該開口部に対向する補強用リブに切
欠部を形成したことを特徴とする。
上記の如き構造によれば、前記底板のうち、上
方の底板前方には、前記補強用リブの形成位置に
対応して開口部を形成するとともに、該開口部に
対向する上記補強用リブに切欠部を形成したの
で、補強用リブに対向するポケツトの裏面には、
樹脂がないため、ポケツト成形後の樹脂収縮によ
つてこの部分に対応するポケツト表面にヒケが発
生することはない。
従つて、美的外観の優れた製品を提供すること
ができるとともに、本来のゴミ抜き用穴の機能は
そのまま維持することができる。
また、上記の如く、補強用リブに切欠部を形成
することにより樹脂材料を節約することができ
る。
更に、本考案に係る樹脂製ポケツトにあつて
は、ポケツトを射出成形等により一体に形成する
ことが可能であるので、作業能率が良く量産が可
能であり、生産コストを廉価にすることができ
る。
《実施例の説明》 以下、本考案の一実施例について説明する。
第1図において、1は射出成形等により形成さ
れた硬質プラスチツク等のポケツトであり、この
ポケツト1の下方は、第2図に示す如く、2枚の
底板2および3が一体に形成され、これによりポ
ケツト1は2重構造になつている。
そして、上記底板2および3に連設して、一対
の平板状補強用リブ4が一体に形成され、この補
強用リブ4の略中央部には、円筒状の取付用ボス
5が一体に形成されている。
更に、第2図および第3図に示す如く、上記底
板2の前方で、上記補強用リブ4の形成箇所に
は、ゴミ抜き用の開口部6が形成され、かつこの
開口部6に対応する補強用リブ4の一部に切欠部
7が切欠形成されている。
また、底板3の後方で、上記開口部6に対応す
る箇所には、開口部8が形成され、この開口部8
に対向する補強用リブ4の一部は切欠形成されて
いる。
本考案に係る樹脂製ポケツトは、上記の如くし
て得ることができる。
なお、本考案に係る樹脂製ポケツトは、射出成
形等により一体に形成されるものであるが、その
形成手段は従来公知であるので、その説明は省略
する。
また、本考案係る樹脂製ポケツトは、乗用車・
家具等に装備されるポケツトに適用すれば好適で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る樹脂製ポケツトの斜視
図、第2図は上記樹脂製ポケツトを後方から見た
状態を示す一部切欠斜視図、第3図は第1図にお
ける−線断面図である。 1……ポケツト、2,3……底板、4……補強
用リブ、6……開口部、7……切欠部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1底板と、該第1底板の下方に、補強用リブ
    を介して一体に形成された第2底板とを備え、上
    記第1底板の所要箇所に開口部を設けるとともに
    該第1底板の開口部形成位置に対応する上記第2
    底板の後方に開口部を設けてなる樹脂製ポケツト
    において、 上記第1底板の開口部は、第1底板の前方で、
    かつ上記補強用リブの形成位置に対応して形成す
    るとともに、該開口部に対向する補強用リブに切
    欠部を形成したことを特徴とする樹脂製ポケツ
    ト。
JP16320884U 1984-10-29 1984-10-29 Expired JPH0231328Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16320884U JPH0231328Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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JP16320884U JPH0231328Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6178057U JPS6178057U (ja) 1986-05-24
JPH0231328Y2 true JPH0231328Y2 (ja) 1990-08-23

Family

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JP16320884U Expired JPH0231328Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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JPS6178057U (ja) 1986-05-24

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