JPH0234088Y2 - - Google Patents

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JPH0234088Y2
JPH0234088Y2 JP12554784U JP12554784U JPH0234088Y2 JP H0234088 Y2 JPH0234088 Y2 JP H0234088Y2 JP 12554784 U JP12554784 U JP 12554784U JP 12554784 U JP12554784 U JP 12554784U JP H0234088 Y2 JPH0234088 Y2 JP H0234088Y2
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JP
Japan
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triangular frame
mold
frame
screw
triangular
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JP12554784U
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JPS6139617U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車ドアの三角フレーム、特にその
ビス締め固定構造に関するものである。
〔従来の技術〕
最近、自動車において左右のドアにバツクミラ
ーを取付ける形式のものが増加しつつあり、この
バツクミラーの支持部材として第1図に示すよう
にドアフレーム2の前隅部に三角フレーム1を設
けている。
三角フレーム1は一般に板状三角形のゴムまた
は合成樹脂製本体とその中に埋設された板金のイ
ンサートとよりなり、型成形にて一体成形され
る。そして第2図に示すように前部端面において
ドアフレーム2にビス5にて締結される。
第5図は従来の三角フレームの締結部を示すも
ので前端面にはインサート12が露出する座ぐり
13が形成してあり、インサート12には抜き孔
14が設けてある。また本体11には前後方向に
座ぐり13と連通するビス逃し孔15が形成して
ある。
第6図は三角フレーム成形用金型を示すもの
で、上型3a、下型3b、中型3cよりなり、上
型3a、下型3b間のキヤビテイ4にインサート
12をセツトして中型3cのピン31cをインサ
ート12の抜き孔14に挿通せしめる。そしてキ
ヤビテイ4にゴムまたは合成樹脂材料を注入し、
製品に対し上型3a、下型3bをそれぞれ上下方
向に相対移動させ、中型3cを左方に相対移動さ
せて型開きする。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、第2図に示すようにドアフレーム2
をデザイン上、曲線状とすると各ビスの締付方向
が互に異なり、従つて三角フレーム1のビス逃し
孔15(第5図)の方向も互に異るため、中型3
cの型抜きが困難となるので、各締付部を別々に
抜き取る複雑な型構造を必要とする。また、型閉
め時にインサート12の抜き孔14と中型3cの
ピン31cとが干渉して型が破損するという問題
がある。また、ビス締め時、ビス逃し孔15とビ
ス5が干渉してビス5が螺入しにくいという問題
もある。
そこで本考案は型成形時に型開きが容易である
とともに型の破損もなく、かつビスの締結作業も
容易な三角フレームを提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決して本考案の目的を達成す
る本考案の三角フレームは、第3図に示すように
各ビス逃し孔15を、少くとも一端を三角フレー
ムの側面に開口せしめて三角フレームの板厚方向
に形成したことを特徴とする。
〔作用効果〕
本考案の三角フレームでは各ビス逃し孔15の
方向を端面を曲線状とした場合にも同一方向とす
ることができ型成形時の型抜きが容易となる。ま
たビスの螺入作業も容易となる。
〔実施例〕
第3図は本考案の三角フレーム、特にドアフレ
ームへの取付部を示すものである。三角フレーム
1はゴムまたは合成樹脂の本体11と、該本体1
1に埋設された板金のインサート12とよりな
る。インサート12は、ドアフレーム2への取付
端面および室内側の面に沿つて埋設されている。
取付端面には円錐状の座ぐり13が形成してあ
り、インサート12には座ぐり中心にビス5(第
5図)と螺合する抜き孔14が形成してある。な
お、この抜き孔14には後述する型成形時に生じ
るバリ6が残存している。更に本体11には座ぐ
り13の裏側に本体11の室外側面からインサー
ト12へ至るビス逃し孔15が本体11の厚さ方
向に貫通せしめてある。
第4図は上記三角フレームを成形する成形型で
あつて上型3a、下型3bおよび中型3cよりな
る。上型3aおよび下型3b間には三角フレーム
を成形するキヤビテイ4が形成されている。中型
3cの先端には上記座ぐりを成形するための円錐
状突起32cが設けてある。また上型3aには上
記ビス逃し孔15を成形するピン31aが突出せ
しめてある。各ビス締結部のピン31aは同一方
向に突出せしめてある。
三角フレームを成形するにはキヤビテイ4へイ
ンサート12をセツトした後、材料を注入する。
そして成形後、上型3a、下型3bをそれぞれ上
方および下方へ、中型3cを左方向へ型開きす
る。この場合、上型3aの各ピン31aは同一方
向としてあるので上型3aは容易に型開きするこ
とができる。また、中型3cの型抜きも容易に行
ない得る。
しかして得られた製品は第3図に示す如くであ
つて、第5図の場合と同様、その前端面をドアフ
レーム2に衝接せしめ、ビス締め固定する。この
場合、ビス5をドアフレーム2に貫通せしめてイ
ンサート12の抜き孔14に螺合せしめ、逃し孔
15へ螺入せしめる。この際、バリ6は容易に破
断される。
しかして本考案の三角フレームでは、各ビスの
螺入方向が異つていても逃し孔15へ螺入せしめ
ることができる。また各逃し孔15は同一方向に
形成されているので上型3aの型開きを容易に行
なうことができる。更にビス5は干渉することな
く逃し孔15へ進入することができるので締結作
業が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は三角フレームを備えた自動車の側面
図、第2図は三角フレームの拡大正面図、第3図
は本考案の三角フレームの取付部の断面図、第4
図は本考案の三角フレーム成形型の要部断面図、
第5図は従来の三角フレームの取付部の断面図、
第6図は従来の三角フレーム成形型の要部断面図
である。 1……三角フレーム、11……本体、12……
インサート、13……座ぐり、15……ビス逃し
孔、2……ドアフレーム、3a,3b,3c……
成形型、5……ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアフレームの前隅部に設ける三角フレームで
    あつて合成樹脂またはゴムの板状三角形の本体と
    該本体に埋設した板金のインサートよりなる型成
    形の一体成形品であり、ドアフレームと接する前
    端面の複数個所でドアフレームにビス締め固定さ
    れる三角フレームにおいて、上記前端面の各ビス
    締め個所にインサートに設けた抜き孔が開口する
    座ぐりを形成するとともに、ドアフレームを貫通
    して上記座ぐりより螺入されるビスの逃し孔を、
    少くとも一端を三角フレームの側面に開口せしめ
    て三角フレームの板厚方向に形成したことを特徴
    とする自動車ドアの三角フレーム。
JP12554784U 1984-08-18 1984-08-18 自動車ドアの三角フレ−ム Granted JPS6139617U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12554784U JPS6139617U (ja) 1984-08-18 1984-08-18 自動車ドアの三角フレ−ム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12554784U JPS6139617U (ja) 1984-08-18 1984-08-18 自動車ドアの三角フレ−ム

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Publication Number Publication Date
JPS6139617U JPS6139617U (ja) 1986-03-13
JPH0234088Y2 true JPH0234088Y2 (ja) 1990-09-13

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ID=30684242

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JP12554784U Granted JPS6139617U (ja) 1984-08-18 1984-08-18 自動車ドアの三角フレ−ム

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JPS6416908U (ja) * 1987-07-15 1989-01-27

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JPS6139617U (ja) 1986-03-13

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