JPH02310185A - 自動二輪車のセンタースタンド装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スクータ−などの自動二輪車のセンタース
タンド装置に関する。

〔従来の技術〕

スクータ−などの自動二輪車は、フレームの下部に左右
の脚片を有するセンタースタンドを回動して起倒できる
ように設けている。そして、駐車するとぎは、センター
スタンドを下向きに起しながら後輪を持上げて浮かせ、
前輪と左右のセンタースタンドの脚片で車体を支え立て
て駐屯できるようにしている。尚、走行するときは、セ
ンタースタンドは、後向ぎに跳上げて倒しでおくように
してあり、センタースタンドの起倒位買は、バネで張っ
て保つようにしである。例えば、実開昭５！ＩＪ−１８
７５７５号公報参照。

又、小型スクータ−などの自動二輪車は、エンジンケー
スの一側に後方に伸した伝導部を設け、伝導部の後端に
後輪を回転自在に支承したパワーユニットが用いられて
おり、エンジンと後輪の間に無段ベルト変速機を介して
、エンジン回転によって自動変速でき、スロッ］ヘルバ
ルブを開閉するスロットルグリップの操作で操縦できる
ようにしている。

〔発明が解決しにうとする課題〕

車体後部を持上げて、後輪を浮かせてセンタースタンド
を起すのは、小型スクータ−などに大変な操作である。

センタースタンドの左右の脚片の長さを短くして、前後
輪が接地したままで、センタースタンドを起すことがで
き、前後輪と、センタースタンドの両脚又は片脚で支え
立てるようにできれば、後輪を浮かせる必要がなく、セ
ンタースタンドを小さい力で楽に起すことができる。

しかし、センタースタンドを起しても、後輪が接地して
いると、エンジンを始動させて回転を上げると、その意
志がライダーになくても、東が止り出す不都合がある。

この発明は、かかる点に鑑み、少し短いセンタースタン
ドで、後輪を接地させたままで車体を支え立てることが
でき、センタースタンドを起したままでエンジンを始動
しても無段ベル１〜変速機の作動を止ることができて走
り出すことがない自動二輪車のセンタースタンド装置を
得ることを目的とする。

〔課題を解決づ−るための手段〕 上記目的を達成するために、この発明の自動二輪車のセ
ンタースタンド装置は、エンジンのクランク軸の回転を
無段ベル１〜変速機を介して後輪に伝達するパワーユニ
ットを備えたものに於て、パワーユニットの下部に回動
して起倒できるセンタースタンドを軸着し、センタース
タンドの支軸に設けたピニオンにストッパーホークのラ
ックを噛合せ、ストッパーホークをセンタースタンドを
起したときに無段ベルト変速機の遠心プーリに設りたテ
ーパー面に嵌合せるようにしたことにある。

〔作　用〕

センタースタンドは、左右の脚片を少し短くしであって
、後輪を接地させたままで、センタースタンドを起すこ
とができ、前後輪とセンタースタンドの両脚片又（、！
片脚片で車体を支え立でる。センタースタンドを起すと
、支軸が一体に回動し、ピニオンでラックを押上げ、ス
トッパーホークを無段ベルト変速機の遠心プーリーに設
けたデーバー面に嵌合させる。このため、エンジンを始
動して回転させても遠心プーリーの働きをストッパーホ
ークで止めていて、車が走り出すことがない。

センタースタンドを倒けば、ストッパ−ボークが遠心プ
ーリから離れ、Ｔンジン回転に応じて遠心プーリが働き
、正常に走行できる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面によって説明する。

パワーユニット１は、前部がエンジンケースになってい
て、クランクｌＩｎ１２に無段ベル１〜変速機３が連結
され、パワーユニット１の一側が後方に伸してあり、無
段ベルト変速機３に遠心クラッチ４が連結し、更に歯車
減速機５を介して後車軸６が連結しである。後車軸６は
、一端が外側に突出していて、後輪７のハブ８が取付け
られる。バワーコニツ１〜１は、前下端を車体９の下部
のリンク１０端に揺動自在に軸着し、後部を車体９の後
部にクッシ」ンユニット１１で連結し、クッションコニ
ット１１を伸縮させて揺動して後輪７をクツ＝　　４　
− ジョンさせる。無段ベルト変速機３は、遠心プーリ１２
内に設けた遠心ローラ１３が、クランク軸２の回転上昇
に伴って遠心力で遠心ブー９１２を軸方向に摺動さｕ１
ベル１〜１４の駆動側の取イリ【ププーリ径を大きくし
て増速させるようになっている。しかして本発明は、パ
ワーユニット１の前下部に設けたボス１５に、左右の脚
片１６を有りるセンタースタンド１７を支軸１８で回動
して起倒できるように軸着する。センタースタンド１７
は、下側に起すことができると共に、後側に跳上げて倒
すことができるようにしてあり、張設したバネ１９で起
倒位置を保持するようにしである。センタースタンド１
７は、左右の脚片１６が、起したときに僅かに路面に間
隙Ｔが設【」てあって、後輪７を接地させたままで、両
側の脚片１Ｇ又は片側の脚片１６で支え立てるこができ
るＪ：うにしである。支軸１８は、センタースタンド１
７と共に回動するようにしてあって、ピニオン２０を刻
設しである。ストッパーホーク２１は、パワーユニット
１に摺動自在に挿入してあって、突出する下部のラック
２２をビニオン２０に噛合Ｕである。又、ストッパ−ボ
ーク２１は、遠心プーリ１２の外周部に設けたテーパ面
２３に嵌合するようになっている。

センタースタンド１７は、下向ぎに起すとき、後輪７を
浮かせる必要がないので軽く起１ことができる。センタ
ースタンド１７を起ずと支軸１８が一体に回動し、ビニ
オン２０でストッパーホーク２１を押上げて、遠心プー
リ１２のテーパー面２３に嵌合させる。このため、エン
ジンを始動して、クランク軸２の回転を上臂させても、
遠心プーリ１２が軸方向に作動づるのをストッパーホー
ク　２１で止め、遠心クラッチ４の接続を止めることが
できて、後輪７の回転を阻止して走行づるのを防ぐこと
ができる。センタースタンド１７を跳上げて倒したとき
は、ストッパーホーク２１が遠心プーリ１２から離れ、
遠心プーリ１２は正常に働いて走行できる。

〔発明の効宋〕

以上説明したように、この発明は上述のように構成した
ので、少し短い脚片のセンタースタンドで後輪を接地さ
せたままで中休を支え立てることができ、後輪を浮かせ
ないので軽い力で操作できる。そして、センタースタン
ドを起したとぎは、無段ベル１〜変速機の遠心プーリー
の軸り面移動がストッパーホークで止められているので
、エンジンを始動しても走り出すことがない。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示し、 第１図は要部の側面図、 第２図は同縦断正面図、 第３図は同分解斜視図、 第４図は無段ベルト変速機の駆動側部分の縦断面図、 第５図はパワーユニット内部の平面図、第６図は全体側
面図、 である。 １・・・パワーユニット、２・・・クランク軸、３・・
・無段ベルト変速機、７・・・後輪、２・・・遠心プー
リ、１６・・・脚片、１７・・・センタースタンド、１
８・・・支軸、２０・・・ビニオン、２１・・・ストッ
パーホーク、２２・・・ラック、２３・・・デーパ−面
。 出願人代理人　　藤　　本　　博　　光第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エンジンのクランク軸の回転を無段ベルト変速機を介し
   て後輪に伝達するパワーユニットを備えたものに於て、
   パワーユニットの下部に回動して起倒できるセンタース
   タンドを軸着し、センタースタンドの支軸に設けたピニ
   オンにストッパーホークのラックを噛合せ、ストッパー
   ホークをセンタースタンドを起こしたときに無段ベルト
   変速機の遠心プーリに設けたテーパー面に嵌合させるよ
   うにしたことを特徴とする自動二輪車のセンタースタン
   ド装置。