JPH02305656A - 感熱転写記録方法 - Google Patents

感熱転写記録方法

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JPH02305656A
JPH02305656A JP1126607A JP12660789A JPH02305656A JP H02305656 A JPH02305656 A JP H02305656A JP 1126607 A JP1126607 A JP 1126607A JP 12660789 A JP12660789 A JP 12660789A JP H02305656 A JPH02305656 A JP H02305656A
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Japan
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input
printing
dots
line
data
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JP1126607A
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Osamu Hattori
修 服部
Hiroshi Shimizu
宏 清水
Toshihiko Goto
敏彦 後藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像入力を記録する感熱転写記録方法にかかわ
り、特に、高解像度を有するフルカラー画像の記録に好
適な感熱転写記録方法に関する。
〔従来の技術〕
フルカラー画像の記録には、従来、昇華性染料インク紙
を用い、画像信号に応じてサーマルヘッドの各ドツトの
通電時間を制御することによって濃度階調記録を行う方
法が用いられている。これに用いるサーマルヘッドは、
発熱体が一列に形成されており、外部メモリに入力され
た画像データに応じてシフトレジスタに1ライン分のデ
ータを転送し、各シフトレジスタに対応する発色体を発
熱させ、発熱体の面積に対応した発色ドツトを得ている
。従って、スキャナやコンピュータからのディジタル入
力のような高精細なデータを記録するには、例えば発熱
体の密度が12ドット/mmというような高密度ヘッド
を用いる必要がある。この場合、当然ながら、紙送り方
向の画素数、つまりプリントライン数も、例えば12ラ
イン/、、というように高密度にする必要がある。プリ
ンタの汎用性を考えると、このような高精細入力に対応
できると同時に1通常のビデオ信号入力にも対応できる
ことが望ましい。ところで、ビデオ信号は、NTSC方
式の場合を考えると、有効走査線数は約482本であり
、手札サイズの印画紙にプリントする場合で、5〜6ド
ツト/1.5〜6ライン/。
の画素密度であれは十分である。従って、汎用性を考え
れば、12ドット/mm、1024ドツトのサーマルヘ
ッドで、高精細画像を例えば1024 X 12802
80画系ントできると同時に、ビデオ画像を例えば51
2 X 640画系で、同じプリントサイズになるよう
にプリントできることが必要となる。
12ドクト/、のペクトを用いて6ドクト/、の画素を
プリントする方法としては、1ドツトおきにデータを入
力し、1ラインおきにプリントする方法がまず考えられ
るが、これはドツトとドツトの間の非発色領域が多すぎ
、プリント画像がざらついた感じになるとともに、十分
な高濃度が得られないため1画質が著しく劣化し不適当
である。
そこで、従来は、第11図に示すように、1ライン目の
1番目の画素データ(1,1)を1ライン目の1番目の
発熱体26と2番目の発熱体24に入力し、同様K、1
ライン目の2番目の画素データ(1,2)を1ライン目
の6番目と4番目の発熱体25.z6に入力するという
風に、発熱体2個ずつに同一画素データを入力すること
により、例えば1024個の発熱体に512画系分のデ
ータを入力して、第1のラインのプリントを行い、次に
同じ1ライン目の画素データを再度入力して第2のライ
ンのプリントを行い、つまり1画系のデータを2×2ド
ツトで7’ IJン卜する方法が用いられている。この
ようにすれば、例えば512画木×640ビデオ入力信
号を、1024画Eft、X1280ラインでプリント
することができ、12ドット/mm、でプリントした画
像と同一のプイズの画像を得ることができ、また、全ド
ツトが発色するため、プリント画質の劣化も生じない。
しかしながら、この従来の方法は、上記の6ドット/m
mでのプリントの場合、本来の画素数は1/4であるに
もかかわらず、12ドット/mmの高精細プリントのと
きと同じプリント時間を要するとともに、プリントされ
るドツト数も12ドツト/。
のときと同一であるため、サーマルヘッド消費電力(エ
ネルギ)も同じたけ必要になるという欠点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した従来の記録方法では、例えば12ドット/mm
のサーマルヘッドを用いて12ドット/mmの高精細画
像入力と6ドット/mmのビデオ画像入力の両方をプリ
ントしようとした場合、6ドツト/1のプリント時にも
12ドット/mmのプリント時と同一のプリント時間と
消費電力とを要し、無駄が大きく、プリンタとしての利
点に乏しいという問題があった・ 本発明の目的は、高精細入力に対応できる高密度サーマ
ルヘッドを用いて、その1/2の入力画素密度でのプリ
ントを、同一画面サイズで、画質を保持しつつ、高速か
つ低消費電力で行うことのできる感熱転写記録方法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、1/2の入力画素密度でのプリントノ場合
、1ライン分のデータを千鳥状に2ラインを用いてプリ
ントすることにより、達成される。
上記の手段を用いた本発明による感熱転写記録方法の構
成を以下に説明する。
第1の構成は、データの入力方法の基本となるものであ
る。すなわち1発熱体がaドット/mmの密度でN個一
列に配設されたサーマルヘクトを用いて行う感熱転写記
録方法において、画51c密度が4ドクト/、である入
力のプリントは、1ラインごとに各画素に対応するN個
のデータを入力して1画面Mラインのプリントを行うと
ともに、画素密度がα/2ドクト/1.、でM/2ライ
ン分の入カデータのプリントは、まず、1ライン目のデ
ータに対応するN/2のデータを奇数番目(1,3,5
,・・・・・・)の発熱体に入力して第1のラインにプ
リントした後、同一のデータを偶数番目(2,4,6,
・・・・・)の発熱体に入力して第2のラインにプリン
トする。
すなわち、1ライン分のデータを千鳥状に2ラインを用
いてプリントする。次いで12ライン目のデータに対応
するN/2のデータを奇数番目の発熱体に入力して第3
のラインにプリントした後、同一のデータを偶数番目の
発熱体に入力して第4のラインにプリントし、以下同様
にプリントを行い。
V2ライン分のデータをyラインを用いてプリントする
ものである。
次に、第2の構成は、上記第1の構成におけるプリント
方法において、aドット/mm、α/2ドット/mmの
いずれのプリント時においても印画画質を劣化させない
ために、サーマルヘッドの発熱体の長さを、画素密度が
aドット/mmである入力のプリント時の発色ドツトの
各ライン間のオーツ(ラクブ長さ10が1ドツトの発色
長さjに対してlo<’/2となるようにし、また、画
素密度がα/2ドット/mmである入力のプリント時に
同一の発熱体によって形成される発色ドツト間の空隙部
の長さ!!を、む<l/2となるような長さとすること
を特徴とするものである。
また、第5の構成は、上記W!、1の構成におけるプリ
ント同期方法において、α/2ドット/mmである入力
のプリント時のプリント時間を短縮するため、同一の発
熱体は1ラインおきに発熱することを利用して、画素密
度がαドクt’ / wmである入力のプリント時での
1ライン当たり記録周期tpに対し、画素密度がα/2
ドット/mmである入力のプリント時での1ライン当た
り記録周期tP′を、tp/2≦tp<tpとしたこと
を特徴とするものである。
また、第4の構成は、上記第3の構成において、cL/
2ドクト/、である入力のプリント時での1発熱体当た
りの発色長さをできるだけ長くすることによって発色ド
ツト間の空隙部を小さくシ、印画画質を向上させるため
に、同一濃度の画像データ入力に対して、aドット/m
mである入力のプリント時に発熱体に印加する電流のパ
ルス長さよりもα/2ドット/mm、である入力のプリ
ント時に同一の発熱体に印加する電流のパルス長さが長
目になるようにすることを特徴とするものである。
また、第5の構成は、上記第1の構成において”/2ド
ット/mmの入力のプリント時に、隣接した発熱体が発
熱していないことKよる発色効率の低下を補うために、
画素データが入力されない1個おきの発熱体にも、発色
を生じない程度の微小電流が流れるような微小データを
バイアス的に入力して、予熱することを特徴とするもの
である。
〔作用〕
上記構成により、画素密度がα/2ドクト/、の入力の
プリント時には、1ライン分のデータを1ドツトおきに
入力し、千鳥状に2ラインを用いてプリントを行うので
、1ライン当たりのプリントに要する消費電力をほぼ1
/2にすることができる。
また、1つの発熱体は1ラインおきに発熱するので12
ライン分のプリント周期を割り当てることができ、従っ
て、最小1ラインをaドット/mmのプリント時の1/
2周期でプリントしても、1発熱体についてはaドット
/mmの入力の場合と同一のプリント周期をもたせるこ
とができ、1画面のプリント速度を最大で2倍にするこ
とができる。また、サーマルヘッドの発熱体長さを、α
ドクト/■入力のプリント時にはライン間が重なりすぎ
ない程度の発色長さが得られ、かつα/2ドツト/Il
l。
入力のプリント時には発色ドツト間の空隙が十分少とな
るような長さとしたので、どちらのプリント密度におい
ても高画質が得られる。α/2ドット/mm入力のプリ
ント時における発色ドツト間の空隙をより小さくするた
めには、1ラインのプリント周期をaドット/mm人力
のプリント時の周期の1/2よりやや大とし、ヘッド通
電パルスの長さをやや長くすることもできるが、この場
合でも、1画面のプリント時間をaドット/mm入力の
プリントの場合に比べて十分短かくすることができる。
さらに、α/2ドクト/wm入力のプリントにおいて千
鳥状プリントの欠点である、隣接発熱体が発熱していな
いことに起因する発熱体の発熱温度の低下と、それに伴
う発色効率の低下とを補うために1ドツトおきに画素デ
ータを入力する際に、画素データが入力されない1個お
きの発熱体にも、発色を生じない程度の微小電流が流れ
るような微小データをバイアス的に入力して、予熱して
やることもできる。ただし、この場合のヘッド消費電力
は、当然、αドラ)/1111人力のプリント時の消費
電力の1/2よりはやや大となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図は咳実施例の感熱転写記録方法によ
ってプリントしたドツトの発色形状を示す平面図および
部分拡大平面図であり、両図とも、(A)は1発熱体が
密度12ドット/mmで1024個形成されたサーマル
ヘッドを用いて、12ドット/mm。
の画素密度の入力をプリントした状態を、CB>は同じ
く6ドクト/1の画素密度の入力をプリントした状態を
、それぞれ示したものである。
第1図(A)、第2図(j)において、1は1番目の発
熱体による発色ドツト12は2番目の発熱体による発色
ドツトであり、以下、矢印で示す発熱体並び方向に、1
2ドクト/、のピッチで1024ドツトの発色ドツトが
形成されている。一方、3は1番目の発熱体による2ラ
イン目の発熱ドツトであり、以下、矢印で示す紙送り方
向に12ライン/。
のピッチで1280ドツトの発色ドツトが形成されてい
る。この場合の画面サイズは、約85■×107日であ
る612ドット/mmの画素入力のプリントにおいては
、各発熱体に各画素に対応した1ライン目のデータが計
1024個入力され、第1のラインにプリントがなされ
た後12ライン目のデータが同様に計1024個入力さ
れ、第2のラインにプリントがなされる。以下同様に各
ラインごとにすべての発熱体に画素データが入力され、
1280ラインのプリントが行われて、一画面が完成す
る。なお、第1図(A)、第2図(,4)におい【、発
色ドツト中に(α、b)で示した数字は、αライン目の
bar目の画素データをプリントしたドツトであること
を示す、また、同図におい工、4は同一発熱体による発
色ドツト(例えば1と3)の各ライン間のオーバラップ
部を示す。
第1図(B)、第2図(B)は、上記と同じサーマルヘ
ッドを用いて、6ドツ)/−の画素密度の入力データ(
例えばビデオ信号)をプリントした状態を示したもので
、5は1番目の発熱体による発色ドツト、6は2番目の
発熱体による発色ドツトであり、7.8はそれぞれ5番
目および4番目の発熱体による発色ドツトを示している
。本実施例では、1ライン目に対応する512個の画素
データはデータ作成回路(図示せず)を経て、まず奇数
番目(1,3,5・・・・・・)の発熱体に順次入力さ
れ、偶数番目(2,4,6・・・・・・)の発熱体には
それぞれ0(非通電)のデータが入力される。従って、
偶数番目の発熱体は発熱しないため、第1のラインは、
奇数番目の発熱体5,7・・・・・・に入力された51
2個の画素データに応じた1ドツトおきの発色ドツトと
なる。続いて、第2のラインをプリントするが、このと
きは、1ライン目と同一の画素データを、こんどは偶数
番目の発熱体だけに入力してプリントする。すなわち、
第2のラインの2番目の発熱体による発色ドツト6は、
第1のラインの1番目の発熱体による発色ドツト5と同
一であり、同様に第2のラインの4番目の発熱体による
発色ドツト8は、第1のラインの3番目の発熱体による
発色ドツト7と同一という風に、偶数番目の発熱体に入
力された512個の画素データに応じた1ドツトおきの
発色ドツトとなる。なお、9は1番目の発熱体による第
3のラインの発色ドツトを示し、10は2番目の発熱体
による第4のラインの発色ドツトを示す。本実施例では
、6ライン/1の画素データの2ライン目の画素入力を
第3および第4のラインに対し、上記と同様な方法で2
ラインにわたってプリントする。このようにして、64
0ライン分の入力データを1280ラインにわたってプ
リントすることができ、12ドット/mmで12ライン
/1のプリントをするのと同一のプリント面積に、6ド
ット/mmで6ライン/、の画素密度のプリント画像を
形成することができる。上記した入力データとプリント
ラインとの対応を第3図に示す。なお、第1図(B)、
第2図(B)において、11は1番目の発熱体による第
1のラインの発色ドツト5と第6のラインの発色ドツト
9との間に生じる非発色領域であり、1ラインおきに0
0データが入力されることに起因して生じるものである
上記したプリント方法によれば、6ドツト/。
の画素密度の入力のプリントにおいて、■1つのライン
のプリント時に発熱させる発熱体が512個ですむため
、ヘッドに流れる総電流をほぼ1/2にでき、消費電力
をほぼ半減できる。■同一発熱体は1ラインおきに発熱
するので、例えば1ラインを12ドクト/、入力のプリ
ント時の172の周期でプリントしても、1つの発熱体
当たりのプリント周期(または通電時間)を12ドット
/mm入力のプリント時と同一にすることができ、この
ときの1ililiii面のプリント時間は12ドット
/mm入力のプリント時の1/2となる、という利点が
ある。
第1図(A)、(E)からもわかるように、本発明の感
熱転写記録方法では、画素密度が12ドット/mmの入
力のプリント時には同一発熱体が1ラインととに発熱し
、画素密度が6ドット/mmの入力のプリント時には同
一発熱体が1ラインおきに発熱するので、いずれの画素
密度のプリントにおいてもその印画画質を低下させない
ために、12ドット/mm入力のプリント時に、紙送り
方向の発色ドツト間に生じるオーバラップ部4ができる
だけ小さくなるとともに、6ドツト/1のプリント時に
生じる空隙部、11ができるだけ小さくなるよ5にする
これについて、第2図を用いて、以下に説明する。
第2図は、第1図に示した発色形状の一部を拡大して示
したもので、(A)は12ドクト/、入力をプリントし
た状態を、(B)は6ドツト/1人力をプリントした状
態を、それぞれ示す。なお、第1図と同一部分には同一
符号を付しである。また、印画サイズを同一とするため
、紙送り方向のラインピッチIPは、いずれの場合も同
一である。
前記したように、本発明においては、12ドット/mm
入力のプリント時のドツト間のオーバラップ部4の長さ
10を、このときの1ドツトの平均的発色長さHc対し
て、to < ’/2になるようにする。
また、6ドット/mm、のプリント時のドツト間の空隙
部11の長さすな、このときの1ドツトの平均的発色長
さl′に対して、’y < ”/2になるようにする。
−例を挙げれば、jp = 85μ凧として、発熱体長
さを160μ隅、1=120μ薦、to= 37μrs
<、l’=150μm、す=67μ凧 となるようにす
ればよい。
このようにすれば、12ドット/mm入力のプリント時
のドツトの重なりによる画質劣化をはとんと無視できる
程度にできるとともに、6ドット/mm入力のプリント
時の非発色部の存在による画質のざらつき感や濃度の低
下を最小限に抑えることができる。また、6ドツト/I
1.入力のプリント方法を千鳥状の2ライン打ちとした
ので、非発色部が1本の白すじとして見えることがない
という利点がある。
第4図は1本発明の感熱転写記録方法での通電パルスの
一例を示したもので、同図(,4)は12ドクト/、の
画素密度の入力のプリント時における1番目と2番目の
通電パルスを示し、同図(B)は6ドノト/、の画素密
度の入力のプリント時における同様な通電パルスを示す
第4図に示す例は、12ドクト/11.入力の場合も6
ドット/mm入力の場合も、一つの発熱体当たりの通電
周期1.を同一としたものである。すなわち第4図(,
4)においては、1番目の発熱体には1ライン目の1番
目の画素データ(1,1)が12番目の発熱体には1ラ
イン目の2番目の画素データ(1,2)が入力され、そ
れぞれの画素データの階調(濃度)K応じた長さのパル
ス電流が各発熱体に流れ、第1のラインのプリントが行
われる。
図中、toNは通電パルスの長さ、t−ffは発熱体冷
却のための非通電時間であり、t6H+ t、11が通
電周期に相当する。12ライン/、、で記録する場合を
例にとると、通電周期1.の間に8&3μm記録紙が搬
送され、引き続いて第2のラインの画素データ(2,1
)、(2,2)がプリントされる。このような動作をM
回繰り返し、1画面yラインのプリントを行う。一方、
第4図(B)においては、1番目の発熱体で1ライン目
の1番目の画素データ(1,1)を第1のラインにプリ
ントしているとき12番目の発熱体には0の画素データ
が入力されているため、電流は流れない。ここで、最大
通電パルスの長さ’0NCrna□)がtp/2よりも
小と仮定すれば、奇数番目の発熱体による第1のライン
のプリント開始後、ライン間の周期tp/2のなかで、
同じ1ライン目の画素データ(1,1)が入力されてな
される、偶数番目の発熱体による第2のラインのプリン
トを開始することができる。この動作は、シフトレジス
タとラッチを設けて通電中に次のデータの転送を可能と
したサーマルヘッドを用いれば、容易に実現できる。こ
の結果、1つの発熱体については、第4図CB>も第4
図(、f)の場合と同様な通電周期となるから1M/2
ライン分のデータについてこれを繰り返し、かつ、この
ときの紙送りの速度を2倍にしておけば、画素密度6ド
クト/。
の入力のプリントを、12ドット/mmの入力のプリン
トと同一の画面サイズに、1/2の所要時間でプリント
することができる。
第5図は、本発明の感熱転写記録方法での通電パルスの
他の例を示したもので、同図(、()は画素密度12ド
ット/mm入力のプリントの場合、同図CB)は画素密
度6ドット/mm入力のプリントの場合の通電パルスを
示しである。
上記の例においては1画素密度6ドクト/、のプリント
の場合の1発熱体当たりの通電周期1 p/を、12ド
ット/mmの場合の通電周期1.よりもやや長くしてい
る。従って、その分1通電パルスtONの長さを長くで
きるので、画素密度6ドット/mm。
のプリントの場合の1ドツトの発色長さをやや長くして
、発色濃度をやや高くでき、また第1図、第2図に示し
た発色ドツト間の空隙部11を小さくできるという利点
がある。なお、このときの紙送り速度は、tF’/2の
間に第1図、第2図に示したりの距離移動するようにす
ることは言うまでもない。本例によれば、画素密度6ド
クト/、のプリントに要する時間は1画素密度12ドッ
ト/mmのプリント時間の1/2よりは長くなるが、t
p’/2<tpである限り、依然として高速にプリント
できるという利点は保たれる。
第6図は1本発明の感熱転写記録方法に用いられるサー
マルヘッドの発熱体の形状の一例を示す平面図であり、
12は発熱体、13は発熱体分離部、14は電極である
。発熱体12の長さLは、発熱体12の幅FK対して十
分大となるようにしく望ましくはL〉1.5W)、また
、発熱体分離部13の幅W′はできるだけ小さくするこ
とが1画素密度6ドット/mmの入力のプリント時の発
熱体並び方向のドツト間の非発色領域を小さくする上で
、望ましい。
第7図は、第6図に示したサーマルヘットノx−X方向
の発熱温度分布を示したものであり、実線15は通電パ
ルスが短かい場合、破線16は通電パルスが長い場合の
温度分布を示す、ここで、インクの発色温度を10とす
ると、通電パルスが短かい場合は、/、の長さに対応す
る領域が発色するのに対し、通電パルスが長い場合は、
it (zt> z、 )の長さに対応する領域が発色
する。なお、実際には紙送りしながらプリントするので
、実際の発色長さはさらに長くなる。従って、第5図に
示した例のように、1発熱体当たりの通電パルス幅を、
画素密度12ドツト/1人力のプリント時よりも6ドッ
ト/mm入力のプリント時の方が長くなるようにしてや
れば、それだけ発色ドツトの長さが長くなり、発色ドツ
ト間の空隙部が小さくなるので、より高画質が得られる
。なお、第4図に示した例のように、入力画素密度にか
かわりなく通電パルス幅を同一にする場合でも、画素密
度が6ドツト/曽入力のプリント時にヘッドへの印加電
圧をやや大きくしてやれば、同等の効果を得ることがで
きる。
第8図は、第6図に示したサーマルヘッドのY−Y方向
(発熱体並び方向)の発熱温度分布を示したものであり
、実線17は画素密度が12ドクト/W入力のプリント
時の、破線1Bは画素密度が6ドクト/、、入力のプリ
ント時の温度分布を示す。
このように、実線17で示す画素密度12ドット/mm
の入力のプリント時の発熱温度に比べて、破線18で示
す1ドツトおきに発熱する6ドット/mm入力のプリン
ト時の発熱温度は、隣接ドツトが冷えているために、や
や低温となる。このため、1ドツトの幅方向の発色幅も
、6ドツト/1人力のプリント時の方がやや小さくなる
。前記したパルス幅をやや長くする方法によれば、この
問題も同時に解決できるが、他の方法として、以下に述
べるプリント方法も考えられる。
第9図は本発明の感熱転写記録方法の他の実施例におけ
る、画素密度6ドット/mm、の入力のプリント時のサ
ーマルヘクト発熱体並び方向の発熱温度分布を示したも
のである。また、第10図ぽ、該実施例におけるデータ
入力方法を示したものである。
本実施例においては、画素密度6ドク)/−の入力のプ
リント時に512個の画素データを1個おきの発熱体に
入力する際、画素データの入力されない1個おきの発熱
体に、0のデータを入力する代りに、発色を生じない程
度の微小電流が流れるような微小データαを入力する。
これには、例えば、第0階調目に対応する通電幅を発色
しない程度に小さくしておき、その第0階調のデータを
1個おきに入力してやればよい。すなわち、発色開始温
度は約120〜150℃であるから1発熱温度が約10
0℃程度となるごく短かいパルスを与えてやるのカーよ
い。そうすれば、8g9図に一点鎖線19で示すように
、画素データが入力されない発熱体20゜21の発熱温
度が、データ0が入力された場合の発熱温度を示す破線
22に比べて大幅に高温となり、画像データの入力され
る発熱体の発熱温度を、12ドクト/、入力のプリント
時のそれに近くすることができる。その結果、発色ドツ
トの面積を太きくでき1画素密度6ドクト/I11.入
力のプリント時の画質を向上させることがアきる。
以上に述べた実施例においては、12ドツト/。
のサーマルヘッドによるプリントについて説明したが、
ドツト密度はこれに限定されるものではなく、一般的に
、aドット/mmのサーマルヘラトラ用いて入力画素密
度がaドット/mm、およびα/2ドット/mmの両方
のプリントを行58合にすべて本発明を適用できること
は言うまでもない。また、紙送り方向の画素密度は1発
熱体並び方向の画素密度と必ずしも一致させる必要はな
く、プリント画素数、プリント画面面積1紙送り速度等
に応じて任意に選んで差し支えない。
〔発明の効果〕
本発明によれば1発熱体がaドット/mmの高密度で一
列に形成されたサーマルヘッドを用いて、画素密度が1
ドット/mmとα/2ドツト/1の入力で感熱転写記録
を行うとき、αドツト/。、α/2ドツ)/−のどちら
の入力に対しても高画質のプリントを得ることができる
。また、”/2ドツト/1の入力のプリント時のヘッド
消費電力を約1/2にすることができる。さらに、aド
ット/mm入力のプリント時の1ライン当たりのプリン
ト周期1.に対して、α/2ドクト/、入力のプリント
時の1ライン当たりのプリント周期tlを、tP/2≦
tt<tpとすることができるので、α/2ドット/m
mの入力のプリント時の1画面当たりのプリント速度を
、αピクト/。入力のプリント時のそれに対して最高2
倍にすることができ、プリントに要する時間を最高で1
/2にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明による感熱転与記録方法の
一実施例によりプリントしたドツトの発色形状を示す平
面図および部分拡大平面図、第3図は該実施例の記録方
法における入力データとプリントラインとの対応を示す
図、第4図は本発明による感熱転写記録方法における通
電パルスの一例を示す図、第5図は同じく通電パルスの
他の例を示す図、第6図は本発明による感熱転写記録方
法で用いるサーマルヘッドの発熱体形状の一例を示す平
面図、第7図は第6図に示したサーマルヘッドのX−X
方向の発熱温度分布を示す説明図、第8図は同じ(Y−
Y方向の発熱温度分布を示す説明図、@9図は本発明に
よる感熱転写記録方法の他の実施例におけるサーマルヘ
ッドの発熱温度分布を示す説明図、第10図は第9図に
示す実施例におけるデータの入力方法を示す図、第11
図は従来の感熱転写記録方法における発熱体(または発
色ドツト)を示す模式図である。 1.2,3.5,6,7,8,9.10・・・・・・発
色ドツト4・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・発色ドツトのオーバラップ部11・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・発色ドツト間の空隙部12・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・発熱体13
・・・・−・・・・・・・・・・・・・・発熱体分離部
14・・・・・−・・・・・・・・・・・・−・電極2
3〜28・・・・・・・・・発熱体(発色ドツト)代理
人 弁理士 小 川 勝 男゛□ 鞘1図 死2図 ? 粥5図 党4ヌ 45図 46図 47図 閉8図 げ1   げZ   W5’i4 48図 ぞ1  び2   %3   汎 〒107 第11[ 発声〜イ本並び

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発熱体がaドット/mmの密度でN個一列に配設さ
    れたサーマルヘッドを用いて、画素密度がaドット/m
    mなる入力のプリントと、画素密度がa/2ドット/m
    mなる入力のプリントとを同一画像サイズで行う感熱転
    写記録方法であって、画素密度がaドット/mmなる入
    力のプリントは、1ラインごとに各画素に対応するN個
    のデータを入力して、1画面Mラインのプリントを行う
    とともに、画素密度がa/2ドット/mmでM/2ライ
    ン分の入力データによるプリントは、1ライン目のデー
    タに対応するN/2個のデータを奇数番目(1、3、5
    、7、・・・)の発熱体に入力して第1のラインにプリ
    ントした後、同一データを偶数番目(2、4、6、8、
    ・・・)の発熱体に入力して第2のラインにプリントし
    、次に12ライン目のデータに対応するN/2個のデー
    タを奇数番目の発熱体に入力して第3のラインにプリン
    トした後、同一データを偶数番目の発熱体に入力して第
    4のラインにプリントし、以下同様の仕方でプリントを
    繰り返して、M/2ライン分のデータをMラインを用い
    てプリントするようにしたことを特徴とする感熱転写記
    録方法。 2、請求項1記載の感熱転写記録方法において、サーマ
    ルヘッドは、画素密度がaドット/mmなる入力のプリ
    ント時に同一の発熱体によって形成される発色ドットの
    各ライン間のオーバラップ長さl_0が、1ドットの発
    色長さlに対しl_0≪l/2であるとともに、画素密
    度がa/2ドット/mmなる入力のプリント時の同一の
    発熱体によって形成される発色ドット間の空隙部の長さ
    l_gが、l_g<l/2となるような発熱体長さを有
    するものであることを特徴とする感熱転写記録方法。 3、請求項1記載の感熱転写記録方法において、画素密
    度がaドット/mmなる入力のプリント時の1ライン当
    たりのプリント周期をtpとしたとき、画素密度がa/
    2ドット/mmなる入力のプリント時の1ライン当たり
    のプリント周期tlを、tp/2≦tl≪tpとしたこ
    とを特徴とする感熱転写記録方法。 4、請求項3記載の感熱転写記録方法において、同一濃
    度の画像データ入力に対して、α/2ドット/mmなる
    入力のプリント時に発熱体に印加する電流のパルス長さ
    を、aドット/mmなる入力のプリント時に発熱体に印
    加する電流のパルス長さよりも長目にしたことを特徴と
    する感熱転写記録方法。 5、請求項1記載の感熱転写記録方法において、α/2
    ドット/mmなる入力のプリント時に、N/2個の画素
    データを1個おきの発熱体に入力するとともに、画素デ
    ータの入力されない1個おきの発熱体に、発熱体による
    発色を生じない程度の微小電流が該発熱体を流れるよう
    な微小データを入力することを特徴とする感熱転写記録
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0428569A (ja) * 1990-05-24 1992-01-31 Fuji Photo Film Co Ltd 溶融型熱転写記録方法
US7405745B2 (en) 2004-11-20 2008-07-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of driving print head and image forming apparatus employing the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0428569A (ja) * 1990-05-24 1992-01-31 Fuji Photo Film Co Ltd 溶融型熱転写記録方法
US7405745B2 (en) 2004-11-20 2008-07-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of driving print head and image forming apparatus employing the same

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