JPH06270453A - 溶融型熱転写記録方法 - Google Patents

溶融型熱転写記録方法

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JPH06270453A
JPH06270453A JP6225293A JP6225293A JPH06270453A JP H06270453 A JPH06270453 A JP H06270453A JP 6225293 A JP6225293 A JP 6225293A JP 6225293 A JP6225293 A JP 6225293A JP H06270453 A JPH06270453 A JP H06270453A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラインのつなぎ目が目立たないようにする。 【構成】 階調変化が小さい場合には、n行目のライン
下縁と(n+1)行目のライン上縁とを重ね合わせると
ともに、この重畳するサブラインの本数を画像周波数に
よって増減させる。この重畳された部分は、2回熱記録
され、各熱記録では端に向かって濃度が小さくなってい
る。これは濃度補正の変化をゆるやかにし、つなぎ目を
ぼかして目立たなくする。階調変化が大きく絵柄が細か
い場合には、解像度を良好に保つために、各ラインの縁
をジグザグ状にして噛み合わせるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階調画像を記録するた
めのシリアルプリンタの溶融型熱転写記録方法に関し、
更に詳しくは各ラインのつなぎ目が目立たないように記
録する溶融型熱転写記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱記録方法には、感熱記録シートに階調
画像を直接に記録する感熱記録と、インクフイルムのイ
ンクを記録紙に転写する熱転写記録とがある。この熱転
写記録には、溶融したインクを記録紙に転写する溶融型
と、記録紙に転写されるインク量が熱エネルギーに応じ
て変化する昇華型とがある。熱転写記録には、装置の小
型・軽量化を図るために、主走査方向にM個の記録素子
を配列した記録ヘッドを用い、これを副走査方向に移動
させて、M本のサブラインで構成された1ラインを記録
し、その後、主走査方向に紙送りしてから次の1ライン
を記録する方式のシリアルプリンタが多く用いられてい
る。
【0003】一般的に、シリアルプリンタでは、紙とプ
ラテンローラとの滑りや、紙の伸縮等により紙送りにム
ラが生じやすいため、主走査方向で隣合うライン同士の
縁が互いに重なってその重畳部の濃度が増して副走査方
向にスジができたり、また逆に、ライン間に隙間ができ
て副走査方向にスジ状に記録紙の地が出るという欠点が
あった。これを改善する方法として、例えば特開平4−
113862号に記載されているように、上下のライン
が互いに1ドットないし2ドット分重なるように紙送り
を行い、この重なる部分の印字ドットを各ラインで規則
的に振り分けて印字することにより、ラインの境界線が
目立たないようにする方法が知られている。
【0004】また、特開平3−146363号には、サ
ーマルヘッドの蓄熱現象によって、その両端の記録層が
低下するのを防止するために、各ラインの端を7ドット
分重畳させて印刷するとともに、サーマルヘッドの端に
ゆくにつれて記録濃度が零になるように濃度勾配をつけ
る熱記録方法が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者の熱記録方法は、
画像周波数が高い細かな階調画像に対しては、紙送りの
ムラが生じても各ライン間のつなぎ目が目立たないが、
画像用周波数が低くかつコントラストも小さい階調画像
に対しては、紙送りのムラが発生すると、各ライン間の
つなぎ目が目立ってしまう。また、後者の熱記録方法
は、細かな階調画像に対しては解像度が低下してしまう
という問題がある。
【0006】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、階調画像の特性を考慮して重畳部分を熱記録する
ようにしたシリアルプリンタの溶融型熱転写記録方法を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の溶融型熱転写記録方法は、nライン
目の下縁と(n+1)ライン目の上縁との重畳方法とし
て、副走査方向で隣合う画素の濃度変化から重畳する部
分の画像周波数を検出し、これに基づいて重畳するサブ
ラインの本数を変更するようにしたものである。また、
請求項2記載の溶融型熱転写記録方法は、nライン目の
下縁と(n+1)ライン目の上縁との重畳方法として、
隣接する各ラインの縁が互いに噛み合うジグザグ状にな
るようにしたものである。また、請求項3記載の溶融型
熱転写記録方法は、n行目と(n+1)行目,もしくは
これと前後する数行の画像データを分析し、その結果に
基づいて、予め用意した複数の重畳方法,又は重畳量の
各パラメータの中から最適なパラメータ値を選択し記録
を行うようにしたものである。
【0008】
【作用】n行目と(n+1)行目,もしくはこれと前後
する数行の画像データが分析され、予め用意した複数の
重畳方法から最適のものが選択される。例えば重畳する
部分にある階調画像が空等のように階調変化が小さい場
合には、重畳するサブラインの本数を多くするととも
に、画像周波数に応じて重畳するサブラインの本数を増
加する。この重畳するサブラインでは、元の濃度が保た
れたまま端にゆくにつれて濃度が小さくなるようなドッ
トパターンが記録される。人間の目は、周波数が低い時
は、行間のつなぎ目の濃度変化に敏感であるが、周波数
が高くなるにつれて鈍感となる。この人間の目の特徴を
利用することにより、紙送りのムラが発生しても、つな
ぎ目の部分をぼかし、目立たなくさせる。階調変化が大
きい部分では、解像度を重視してつなぎ目を三角のジグ
ザグ状とする。こうすることにより、直線が発生するの
を防止し、つなぎ目を目立たなくすることができる。
【0009】
【実施例】本発明の画像記録方法を適用したシリアルプ
リンタを示す図2において、サーマルヘッド10はヘッ
ド移動機構11によって水平方向(副走査方向(S))
に往復動され、記録紙12はプラテンローラ13及び搬
送ローラ14によって縦方向(主走査方向(M))に搬
送される。
【0010】溶融転写用のインクリボン15は周知のリ
ボンカセット16で供給される。リボンカセット16は
サーマルヘッド10の後方に装着され、インクリボン1
5はリボンカセット16から僅かに引き出されてサーマ
ルヘッド10と記録紙12との間に通される。プラテン
ローラ13及び搬送ローラ14は、パルスモータ17で
駆動される。符号18はモータドライバ,符号19はサ
ーマルヘッド10に駆動信号を供給するヘッドドライバ
である。
【0011】記録時には、インクリボン15がサーマル
ヘッド10によって背後から記録紙12に密着されると
ともに、リボンカセット16がサーマルヘッド10と一
緒にヘッド移動機構11によって副走査方向に移動され
る。サーマルヘッド10は、インクリボン15の背後を
加熱し、溶融又は軟化したインクを記録紙12に転写し
てインクドットを形成する。1画素内に複数のインクド
ットからなるドットパターンが形成され、その面積によ
って階調が表現される。1ラインの記録が終了すると、
サーマルヘッド10及びリボンカセット16は、初期位
置に戻されるとともに、記録紙12が主走査方向に1ラ
インの幅より僅かに少なく搬送され、例えば6本のサブ
ラインだけ上下のラインが重畳される。
【0012】図3は、ヘッド駆動部の一例である。ビデ
オプレイヤやスキャナーから入力された画像データは、
フレームメモリ25に書き込まれる。記録時には、フレ
ームメモリ25から階調レベルを表すn行目と(n+
1)行目の画像データがそれぞれ読み出され、ラインメ
モリ26,27に書き込まれる。これらの画像データ
は、画像データ分析器28に入力され、周波数分析器2
9,濃度分析器30により、それぞれ重畳部の周波数と
画像濃度の変化(コントラスト)が分析される。この実
施例では、端から3本目であって重畳量の中央にあるサ
ブラインの画像データについて分析される。
【0013】これらの分析結果は、システム・コントロ
ール・マイコン31で制御される重畳方法選択器32に
転送され、まず画像周波数に基づいて階調変化の大小の
判別が行われ、図1に示すように、n行目の下縁と(n
+1)行目の上縁とを重ね合わす重畳方法,もしくはジ
グザグ状に噛み合わせる重畳方法が選択される。前者が
選択された場合には、さらに画像濃度に基づいて重畳さ
れるサブラインの本数と、各サブラインに記録されるド
ットパターンが決定される。これらの判定結果は、画像
データ変換器33,メモリ34に転送される。画像デー
タ変換器33は、n行目ラインの上縁をメモリ34を参
照して(n−1)行目の下縁の補正に対応した画像デー
タに変換するとともに、n行目ラインの下縁を重畳方法
選択器32から入力された重畳方法及びドットパターン
等に基づいた画像データに変換する。
【0014】画像データ変換器33によって変換された
画像データは、ヘッドドライバ19を介してサーマルヘ
ッド10に送られ、サーマルヘッド10が駆動される。
また、システム・コントロール・マイコン31によって
制御されるモータドライバ18を介してパルスモータ1
7が駆動され、n行目の下縁と(n+1)行目の上縁の
重畳量が一定になるように紙送りが行われる。なお、最
初のラインの上縁と最後のラインの下縁に関しては、重
畳部が生じないから画像データの変換は行われない。
【0015】図1に示すように、例えば重畳する部分に
ある階調画像が空等のように階調変化が小さい場合に、
画像周波数が所定の閾値より低い所では、重畳量を少な
く,例えばサブライン2本にし、周波数が高くなるにつ
れて4本,6本と重畳量を増やすとともに、重畳部分を
縁に向かって階調レベルが下がるようにドットパターン
(階調パターン)を変化させ、2度の熱記録で元の濃度
が保たれるようにする。また、例えばモザイク模様のよ
うに階調変化が大きい場合には、n行目と(n+1)行
目のラインの縁がジグザグ状に互いに噛み合う重畳方法
が選択される。この山の高さは、画像周波数の分析結果
に応じて増減するのがよい。
【0016】階調変化が小さい部分のドットパターン例
を図4に示す。サーマルヘッド10には、例えば160
個の発熱素子10a,10b,10c,・・・が主走査
方向に沿って配列されている。隣合う5個の発熱素子に
よって1個の画素35が記録され、1回の走査で32本
のサブラインからなる1ラインが記録される。1個の画
素35は、5×10,即ち50個のマイクロエリアから
構成され、画像濃度に応じたドットパターンが選択され
る。このドットパターンは、例えば図5に示すように、
基本パターンがクサビ状の形を有しており、階調レベル
が増加すると、中心の一点鎖線Lに向かって実線の矢印
方向にインクドットの個数が増えていゆく。そして、一
点鎖線Lに達した後は、画素の端から破線の矢印方向に
インクドットの個数が増えていゆく。その面積の大小か
ら51階調を表現することができる。
【0017】図4では、濃度変化が小さいため、重畳量
がサブライン2本となっている。また、全画素のインク
面積は80%であり、(A)に示すように、n行目のラ
インの下側2本のサブラインはラインの縁端に行くにつ
れて面積が60%,40%と下がるように濃度勾配がつ
けられている。また、(B)に示すように、(n+1)
行目のラインは、上縁から4本のサブラインは空白と
し、5〜6本目のサブラインが縁端に向かって60%,
40%と濃度が低くなるように濃度勾配がつけられてい
る。そして、重畳部OL1 では、(C)に示すように、
2つの重畳画素36,37は、インク面積がそれぞれ7
6%になり、1回で熱記録したときとほぼ同じ状態に保
たれている。
【0018】n行目と(n+1)行目の全画素が50%
のインク面積である場合には、図6(A)に示すよう
に、n行目の下端のサブライン2本について、端から3
0%,50%とする。そして、この50%のドットパタ
ーンは、非重畳部分の50%の階調パターンと異なるも
のとする。また、同図(B)に示すように、次の(n+
1)行目の上端のサブライン5本は空白,次の1本を3
0%とする。n行目と(n+1)行目を記録した結果
は、同図(C)に示すように、重畳部OL2 のうちの重
畳画素38は、50%となる。
【0019】各画素のインク面積が20%の場合には、
図7に示すように、n行目の下2本のサブラインは濃度
20%であるが、この階調パターンは非重畳部分の階調
パターンと異なるものとしてある(同図(A)参照)。
また、(n+1)行目の上端のサブライン6本全部は空
白とする(同図(B)参照)。これらが重畳された結果
は、同図(C)に示すような重畳部OL3 になる。
【0020】次に、このように構成されたシリアルプリ
ンタの記録手順を説明する。記録時には、プラテンロー
ラ13,搬送ローラ14が矢線方向に回転して、記録紙
12の記録エリアの先端がサーマルヘッド10の位置ま
で給送される。サーマルヘッド10及びリボンカセット
16は左端の初期位置に移動される。画像データがフレ
ームメモリ25に書き込まれた後、1行目のラインデー
タと2行目のラインデータがラインメモリ26,27に
読み出されて画像データ分析器28に入力される。ここ
で、各画像データの画像周波数,濃度が分析され、その
結果が重畳方法選択器32に転送される。
【0021】重畳方法選択器32により、階調変化が小
さい部分では、画像周波数によって重畳量を変化させる
重畳方法が選択され、階調変化が大きい部分では、縁を
ジグザグ状に噛み合わせる重畳方法が選択される。選択
された重畳方法に基づいて画像データ変換器33により
1行目ラインの下縁の画像データが変換される。この画
像データは、ヘッドドライバ19で各階調レベルに応じ
たドットパターンの駆動データに変換され、隣合う5個
の発熱素子で1画素が記録されるようにサーマルヘッド
10が駆動される。
【0022】サーマルヘッド10及びリボンカセット1
6が副走査方向を右方へ移動しながら、サーマルヘッド
10がインクリボン15を背後から加熱・加圧して、溶
融したインクを記録紙12に転写する。サーマルヘッド
10が記録エリアの右端まで移動して1ラインが記録紙
12に記録されると、インクリボン15への加熱・加圧
が中止され、サーマルヘッド10及びリボンカセット1
6が副走査方向を左方へ移動して戻る。この戻り中に、
プラテンローラ13及び搬送ローラ14が回転して記録
紙12が搬送され、次のラインがサーマルヘッド10の
位置まで搬送される。この搬送量は、160個の発熱素
子10a,10b,・・・の列長より30個分少なく、
この分だけ隣合うライン同志が重畳される。
【0023】次の2行目ラインの記録時では、1行目の
ライン記録に対応して上縁の画像データが変換されると
ともに、次の3行目の画像データの分析結果に基づいて
下縁の画像データが変換され、これらの画像データによ
って記録が行われる。以下、同様の動作を繰り返して画
像データの全部が記録紙12に記録される。記録が全て
終了すると、プラテンローラ13及び搬送ローラ14が
矢印方向に連続回転され、記録紙12が排出される。
【0024】図8は、例えば紙送りのムラが発生してn
行目と(n+1)行目が近づく方向に3画素分ずれ、重
畳部OL4 の幅が広くなった状態を示している。(A)
は非重畳画素39のインク面積が80%の場合であり、
重畳画素40,41,42の各インク面積はそれぞれ8
2%,80%,78%となる。(B)は非重畳画素43
のインク面積が50%の場合であり、重畳画素44,4
5の各インク面積はそれぞれ60%,61%となる。
(C)は非重畳画素46のインク面積が20%の場合で
あって、重畳画素47のインク面積が30%となる。し
たがって、いずれの場合も重畳部OL4 の濃度変化に大
きな変動がなく、紙送りのムラが発生しても重畳部OL
4 が目立つことがない。
【0025】図9は、n行目と(n+1)行目が離れる
方向に3画素分ずれ、重畳部OL5の幅が狭くなった状
態を示している。(A),(B),(C)の各々は、図
8と同様に、非重畳画素のインク面積が80%,50
%,20%の各場合を示している。(A)においては、
重畳画素51,52のインク面積はそれぞれ64%,6
8%となる。また、(B)においては、重畳画素53の
インク面積は38%となって、いずれもの場合も重畳部
OL5 はほとんど目立たない。また、(C)において
は、n行目と(n+1)行目との間が3画素分離れる
が、非重畳画素のインク面積が20%であるから、重畳
部OL5 はほとんど目立たない。
【0026】以上説明した実施例は、モノクロ印画であ
るが、本発明はカラー印画にも勿論適用できる。この場
合には、周知のように、シアン,マゼンタ,イエローの
インクエリアが一定ピッチで形成されたカラーインクリ
ボンを使用し、各色について面順次に記録すればよい。
また、上記実施例では階調数を51としたが、本発明は
これに限定されないのは勿論である。また、画像データ
(濃度,画像周波数)の分析をn行目と(n+1)行目
のラインについて行ったが、もっと広範囲,例えば(n
−2)行目〜(n+3)行目の各ラインについて行って
もよい。また、ジグザグ形状は山形でなく、例えば矩形
波状にしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の溶融型熱
転写記録方法によれば、重畳する部分の画像周波数に応
じて重畳するサブラインの本数を変更したり、各ライン
の境界をジグザグ状としたから、コントラストが小さい
部分に対しては、つなぎ目の濃度変化や白スジの発生を
防止することができ、また、コントラストが大きい細か
な部分では、解像度を重視したプリントを行うことがで
きる。また、n行目と(n+1)行目,もしくはこれと
前後する数行の画像データを分析し、予め用意した複数
の重畳方法から最適のものを選択するようにしたから、
紙送りにムラが発生してもラインのつなぎ目が目立たな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】階調変化の小さい部分と大きい部分とで異なる
重畳方法を選択する本実施例を示す説明図である。
【図2】本発明を実施する溶融型のシリアルプリンタを
示す概略斜視図である。
【図3】ヘッド駆動部の一例を示すブロック図である。
【図4】画像濃度が80%のラインを2本のサブライン
で重畳させ、この重畳部に濃度勾配をつけた例を示す説
明図である。
【図5】ドットパターンの一例を示し、階調レベルに応
じて基本パターンからドットの数を変化させる様子を示
す説明図である。
【図6】画像濃度が50%のラインを重畳させた例を示
す説明図である。
【図7】画像濃度が20%のラインを重畳させた例を示
す説明図である。
【図8】画像濃度が80%,50%,20%の各ライン
がそれぞれ近づく方向に3画素分ずれた状態を示す説明
図である。
【図9】画像濃度が80%,50%,20%の各ライン
がそれぞれ離れる方向に3画素分ずれた状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
10 サーマルヘッド 10a,10b,・・・ 発熱素子 12 記録紙 15 インクリボン 16 リボンカセット 32 重畳方法選択器 33 画像データ変換器 35,39,43,46 非重畳画素 36,37,38,40,41,42,44,45,4
7,51,52,53重畳画素 OL1 ,OL2 ,OL3 ,OL4 ,OL5 重畳部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9305−2C B41J 3/20 109 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本のサブラインを記録する発熱素子を
    主走査方向に複数個配列したサーマルヘッドを用い、こ
    のサーマルヘッドを副走査方向に移動して1ラインずつ
    記録する際に、nライン目の下縁と(n+1)ライン目
    の上縁とが重なるようにするとともに、階調レベルに応
    じたドットパターンを用いて、面積階調法で階調画像を
    表現する溶融型熱転写記録方法において、 前記nライン目の下縁と(n+1)ライン目の上縁との
    重畳方法は、副走査方向で隣合う画素の濃度変化から重
    畳する部分の画像周波数を検出し、これに基づいて重畳
    するサブラインの本数を変更することを特徴とする溶融
    型熱転写記録方法。
  2. 【請求項2】 1本のサブラインを記録する発熱素子を
    主走査方向に複数個配列したサーマルヘッドを用い、こ
    のサーマルヘッドを副走査方向に移動して1ラインずつ
    記録する際に、nライン目の下縁と(n+1)ライン目
    の上縁とが重なるようにするとともに、階調レベルに応
    じたドットパターンを用いて、面積階調法で階調画像を
    表現する溶融型熱転写記録方法において、 前記nライン目の下縁と(n+1)ライン目の上縁との
    重畳方法は、隣接する各ラインの縁が互いに噛み合うジ
    グザグ状にするものであることを特徴とする溶融型熱転
    写記録方法。
  3. 【請求項3】 1本のサブラインを記録する発熱素子を
    主走査方向に複数個配列したサーマルヘッドを用い、こ
    のサーマルヘッドを副走査方向に移動して1ラインずつ
    記録する際に、nライン目の下縁と(n+1)ライン目
    の上縁とが重なるようにするとともに、階調レベルに応
    じたドットパターンを用いて、面積階調法で階調画像を
    表現する溶融型熱転写記録方法において、 前記n行目と(n+1)行目,もしくはこれと前後する
    数行の画像データを分析し、その結果に基づいて、予め
    用意した複数の重畳方法,又は重畳量の各パラメータの
    中から最適なパラメータ値を選択し記録を行うことを特
    徴とする溶融型熱転写記録方法。
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