JPH02279837A - 油圧式建設機械の原動機回転数制御装置 - Google Patents

油圧式建設機械の原動機回転数制御装置

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JPH02279837A
JPH02279837A JP1099864A JP9986489A JPH02279837A JP H02279837 A JPH02279837 A JP H02279837A JP 1099864 A JP1099864 A JP 1099864A JP 9986489 A JP9986489 A JP 9986489A JP H02279837 A JPH02279837 A JP H02279837A
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辰巳 明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A。産業上の利用分野 本発明は、油圧ショベルに代表される油圧式建設機械の
原動機回転数制御装置に関する。
B、従来の技術 従来、この種の原動機回転数制御装置として特開昭62
−94622号公報に開示されたものが知られている。
この原動機回転数制御装置は、作業レバーの操作量を検
出して油圧アクチュエータの必要流量を求め、この必要
流量に基づいてエンジン回転数を低回転高効率側に、ポ
ンプ吐出容積(以下、傾転角と呼ぶ)を高傾転高効率側
に制御し、燃費の向上と騒音の低減を図るものである。
C1発明が解決しようとする課題 しかしながら、この従来装置には次のような問題がある
■検出された作業レバーの操作量に基づいてエンジン回
転数とポンプ傾転角の両方を一つの組として電子制御す
る場合、そのコントローラに異常が生じると制御不能と
なる。また、制御が複雑化してコストアップにつながる
■エンジン回転数とポンプ傾転角のいずれか一方を制御
する場合は、期待するほどの効果が得られない。
本発明の技術的課題は、■トルクレギュレータを備えた
油圧式建設機械において、作業レバーの操作量に基づい
て原動機回転数のみを最適値に制御することにより油圧
ポンプの吐出容積を同時に制御するのと同等の油圧効率
を得ること。
■原動機の設定回転数を設定する回転数設定手段を備え
た油圧式建設機械において、この設定回転数と、アクチ
ュエータの要求流量と負荷圧力とに基づいて演算される
必要回転数との最適なマツチングをとること、 にある。
00課題を解決するための手段 一実施例を示す図により説明すると、本発明は、原動機
1によって駆動される可変容量油圧ポンプ6と、この油
圧ポンプ6から吐出される圧油により駆動される少なく
とも一つのアクチュエータ8と、原動機lが・ストール
しないように油圧ポンプ6の吸収トルクを原動機出力ト
ルクより所定値だけ低く制御するトルクレギュレータ6
aと、操作部材10の操作に応じて油圧ポンプ6からの
圧油を制御してアクチュ・エータ8の駆動を制御する制
御弁7とを備えた油圧式建設機械の原動機回転数制御装
置に適用される。
そして請求項1の装置は、第2図にも示すように、操作
部材1oの操作に応じたアクチュエータ8の要求流量を
検出する要求流量検出手段21と、アクチュエータ8の
負荷圧力を検出する圧力検出手段9と、アクチュエータ
8の要求流量により求まるポンプ吐出流量一定線とレギ
ュレータ6aにより制御される原動機1の馬力一定曲線
とが負荷圧力点で交差するように原動機1の必要回転数
を演算する演算手段22と、原動機1の回転数をこの必
要回転数に制御する回転数制御手段24とを具備するこ
とにより、上述の技術的課題を特徴する 請求項3の装置は、原動機1の設定回転数を設定する回
転数設定手段13aを備えるとともに、第6図にも示す
ように、要求流量検出手段21と。
圧力検出手段9と、演算手段22とを備え、この必要回
転数と回転数設定手段13aで設定される設定回転数の
うちいずれか大きい方に原動機1の回転数を制御する回
転数制御手段24.26とを具備することにより、上述
の技術的課題を特徴する 請求項4の装置は、第8図にも示すように、必要回転数
と回転数設定手段13aにより設定された設定回転数と
の差が所定値以上になった所定時間後に原動機1の回転
数を両者の小さい値に制御する回転数制御手段23,2
4,28,29゜30.31により、上述の技術的課題
を解決する。
E1作用 操作部材10の操作量に応じてアクチュエータ8の要求
流量が求まり、この要求流量とアクチュエータ8の負荷
圧力とに応じて必要回転数が求まる。この必要回転数は
、要求流量により求まるポンプ吐出流量一定線とトルク
レギュレータで制御される原動機の馬力一定曲線とが負
荷圧力点で交差するような値として演算されるから、燃
料消費率が向上できるとともに、騒音も低減できる。
請求項3のように、必要回転数と設定回転数のいずれか
大きい方を目標回転数にすれば、設定回転数を所定値以
上の適切な値に定めることによりそれが回転数下限値と
なり、頻繁な原動機回転数変動が防止でき、燃費、騒音
の点で有利となる。
請求項4のように、必要回転数と設定回転数との差が所
定値以上になった所定時間後に両者のうち小さい方を目
標回転数とすれば、設定回転数が大きな値に設定されて
いても、原動機は比較的低い目標回転数で回転できるか
ら、燃費、騒音の点で有利となる。
なお、本発明の詳細な説明する上記り項およびE項では
、本発明を分かり易くするために実施例の図を用いたが
、これにより本発明が実施例に限定されるものではない
F、実施例 一第1の実施例− 第1図〜第5図により第1の実施例を説明する。
第1図は原動機の回転数制御装置の全体構成を示し、デ
ィーゼルエンジン(原動機)1はガバナ1aによってそ
の回転数が制御される。ガバナ1aはリンク機構2によ
ってパルスモータ3と連結され、パルスモータ3の回転
にしたがって駆動されてエンジン回転数を制御する。ガ
バナ1aにはポテンショメータ5がリンク機構4により
連結され、その回転位置が後述するガバナレバー位置検
出値Noとして検出されてコントローラ20に入力され
る。パルスモータ3の回転はコントローラ20からのモ
ータ駆動信号で制御される。
一方、エンジン1に駆動される可変容量油圧ポンプ6の
吐呂油は制御弁7で流量と方向を制御されてアクチュエ
ータ8に導かれる。この可変容量油圧ポンプ6の単位吐
出容積qは、トルクレギュレータ6aにより第3図に示
すようなポンプ圧力ppの関数として定められる。油圧
ポンプ6の吐出圧はポンプ圧力センサ9で検出され、ポ
ンプ圧力Ppとしてコントローラ20に入力される。
作業レバー1oは、その操作量に応じたパイロット圧力
を出力するパイロット弁11を操作して制御弁7を制御
する。パイロット弁11は、エンジン1で駆動されるパ
イロット油圧ポンプ15からの油圧を操作量に応じて減
圧し、そのパイロット圧力はパイロット圧力センサ12
により検出され、パイロット圧力Piとしてコントロー
ラ20に入力される。また、燃料レバー13は、その操
作量に比例した設定回転数N1を出力する回転数設定器
13aを有し、その回転数指令N1がコントローラ20
に入力される。さらに選択スイッチ14は、燃料レバー
13により設定された設定回転数N2でエンジンを制御
する第1のモードと、後述するように作業レバー10の
操作量に応じてエンジン回転数を制御する第2のモード
のいずれかを選択するスイッチである。
コントローラ20は第2図に示すように構成される。
関数発生器21は、パイロット圧力センサ12のパイロ
ット圧力信号Piを受は作業レバー10の操作量に応じ
た要求流量Q、を出力する。必要回転数演算器22は、
この要求流量Q工とポンプ圧力センサ9のポンプ圧力信
号Ppを受は以下に示すように必要回転数N2を演算す
る。
まずポンプ単位吐出容積(傾転量)qは、上述したよう
にポンプ圧力Ppの関数として例えば第3図に示すよう
に定められ、ポンプ入力トルクTを用いて、 のように表わされる。また、ポンプ傾転量qと要求流量
Q1とにより必要回転数N2は、と表わされる。したが
って、(1)、(2)式により、 ここでに4〜に3は定数 なお、ポンプ入力トルクTをエンジン回転数の関数とし
て表わすと(3)式は、 となる。
再び第2図において、切換器23は、選択スイッチ14
がオフのとき常閉接点が閉じて回転数設定器13 aか
らの設定回転数N工を目標回転数N。
として出力し、選択スイッチ14がオンのとき常閉接点
が閉じて、必要回転数N2を目標回転数N。
として出力する。
24はサーボ制御部であり、目標回転数N、とポテンシ
ョメータSで検出されるガバナレバー位置信号Noとの
偏差に応じてパルスモータ3の制御信号を出力する。こ
のサーボ制御部24は、目標回転数N、とガバナレバー
位置信号Noの偏差Aをとる偏差器241と、偏差Aの
絶対値を求める絶対値演算回路242と、IAIと基準
回転数差にと大小を比較しIAI≧にのときにハイ1ノ
ベルをそれ以外でローレベルをそれぞれ出力する比較器
243と、比較器243のハイレベル出力でイネーブル
され偏差Aを出力するアンドゲート244とで構成され
る。
モータドライバ25は、偏差Aの分だけパルスモータ3
を正転または逆転するためのパルスモータ駆動信号を形
成してパルスモータ3へ入力する。
AI<Kのときはアンドゲート244がロー1ノベルを
出力しパルスモータ3は停止される。
このように構成された第1の実施例の動作を第4図およ
び第5図により説明する。
第4図は、エンジン回転数N a = 2000r、P
、Im、、Nb= 250 Or、p、o、、Nc= 
300 Or、p、m。
におけるP−Q (ポンプ圧カーポンプ吐出流量)線図
を示し、第5図は、エンジン回転数に対する馬力、トル
ク、燃料消費率を表すN−PS線図、N−T線図、N−
g線図をそれぞれ示す。
今、燃料レバー13によって設定回転数N工をNbにセ
ットし、作業レバー10の操作による要求流量Q1がQ
cになるとともにポンプ圧力PPがP2になったとする
と、油圧ポンプ6はエンジン回転数NbのPQ線上のD
点でマツチングし、油圧ポンプ6の吐出流量はQDとな
り、所望の必要流量Qcが得られない。
次に、ポンプ圧力PpがPoになったとする。
エンジン回転数をNb一定とすると、油圧ポンプ6は、
エンジン回転数NbのP−Q線上のA点でマツチングし
、油圧ポンプ6の吐出流量はQ2となる。したがって、
(Q、−Qc)の流量がタンクへ戻されることになり、
油圧効率が悪い。一方、第1図に示す油圧回路に周知の
ロードセンシング制御を使用すれば、油圧ポンプ6の傾
転fiqがQc/Q、に制御され、油圧ポンプ6はエン
ジン回転数NbのP−Q線図上のB点でマツチングし、
油圧効率が改善される。しかし、エンジン回転数はNb
のままであり、次に説明するように燃料消費率を改善す
る余地がある。
第5図において、ガバナ1aはB (B’)に設定され
、ポンプ負荷(エンジン出力)がPSlでエンジン回転
数がNbでマツチングしているとすると、第5図の各線
図から燃料消費率はg2となる。もし1、ここでガバナ
1aをA (A’)に設定すれば、エンジン回転数は出
力馬力PS1に最適なNaでマツチングし、燃料消費率
をg工まで低減できる。
そこで次のようにエンジン回転数を制御する。
■ポンプ圧力P2においては、必要流量Qc一定線とエ
ンジン回転数の出力馬力一定線との交点Eで油圧ポンプ
6がマツチングするようにエンジン回転数を制御する。
これにより、エンジン回転数はNGに制御され、所望の
必要流量Qcが得られる。
■次に、ポンプ圧力P0においては、ポンプ吐出流量Q
c一定線とエンジン回転数の出力馬力一定線との交点B
で油圧ポンプ6がマツチングするようにエンジン回転数
を制御する。これにより、エンジン回転数はNaに制御
され、エンジン出力馬力PS□における燃料消費率はg
□となり、燃費が(gz−gよ)だけ良くなる。
このように作業レバー1oの操作量に基づいてエンジン
回転数を最適値に制御する第1の実施例では、エンジン
ポンプの能力範囲内で常に所望の流量が得られるととも
に、静的には油圧効率が最適となり、燃費低減、騒音低
減を実現できる。
なお、コントローラ20でポンプ吐出圧力Ppより単位
吐出容積qを演算し、トルクレギュレータ6aを電子制
御して第3図のp−q特性を得るようにしてもよい。
しかし、油圧ショベルなどの建設機械においては1作業
中にレバー1oを頻繁に操作するので。
エンジン回転数もそれに応じて頻繁に低回転域〜高回転
域の間で変動する。そのため、 イ)エンジンのフライホイールの加速によるエネルギー
損失が大きく、燃費はそれほどよくならないばかりか、
運転条件によっては悪化する。
口)作業レバー10の操作に連動してエンジン回転が噴
き上がるが、それに要する時間は作業レバー10の操作
時間に比べてかなり長く、油圧アクチュエータが所望の
速度に達するのにタイムラグが生じる。
ハ)頻繁なエンジン回転数の変動に伴って黒煙が発生す
る。
二)頻繁なエンジン回転数は耳障りでオペレータに不快
感を与える。
そこで、このような問題を解決した第2〜第6の実施例
を以下に説明する。
一第2の実施例− 第6図は第2の実施例におけるコントローラ20のブロ
ック図を示し、第2図と同様な箇所には同一の符号を付
して相違点を中心に説明する。
切換器23に代えて最大値選択回路26を設け、必要回
転数N2と設定回転数N工のうち大きい方を目標回転数
N3として選択する。したがって。
選択スイッチ14も廃止する。
これにより、目標回転数N、の下限値が、設定回転数N
1に制限されるので、設定回転数N工を作業に最適な所
定以上の値に決めておけば、エンジン回転数が頻繁に変
動せず、燃費、a音の点で有利となる。第6図の実施例
においては、設定回転数N、を作業に合致した最適値に
設定しておけば、上記タイムラグを小さくできるととも
に、所望のアクチュエータ加速度が得られる。
−第3の実施例− 第7図は第3の実施例におけるコントローラ20のブロ
ック図を示し、第2図と同様な箇所には同一の符号を付
して相違点を中心に説明する。
選択スイッチ14による切換器23の切換えに代え、関
数発生器27の出力により切換える。要求流量Q1が所
定値以上のときに必要回転数N2を選択するように切換
器23の常閉接点を閉じ、所定値未満のときに選択回転
数N1を選択するように切換器23の常閉接点を閉じる ここで、上記要求流量Q1の所定値を制御弁7のメータ
リング領域の上限値とすれば、メータリング領域内では
設定回転数N工でエンジンが回転し、メータリング領域
を越えると、必要回転数N8によりエンジンが回転する
。したがって、メータリング領域内でのエンジン回転数
の変動を防止でき、騒音の低減が図られるとともに操作
性を向上できる。また、メータリング領域を越えた領域
では要求流量に応じた回転数でエンジンが回転し、燃費
を向上できる。また1通常作業では、メータリング領域
内で作業する割合が多いので頻繁なエンジン回転数の変
動が少なく前述の問題点が解消される。
一第4の実施例− 第8図は第4の実施例におけるコントローラ20のブロ
ック図を示し、第2図と同様な箇所には同一の符号を付
して相違点を中心に説明する。
この実施例は、設定回転数N□と必要回転数N3との偏
差が所定値以上になった後所定時間が経過したときに、
設定回転数Niと必要回転数N2のいずれか小さい値を
選択して目標回転数N3とするものである。
そのため、この実施例によるコントローラ20は、設定
回転数N1と必要回転数N2との偏差ΔNをとるi差器
28と、夕゛イマ29と、ΔNが所定値以上のときにタ
イマ29を起動する関数発生器30と、設定回転数N1
と必要回転数N2のいずれか小さい値を選択する最小値
選択回路31とを備え、切換器23は、タイマ29が所
定時間を計時するまでは常閉接点が閉じ、所定時間を計
時すると常閉接点が閉じるように構成される。
このような実施例では、同一の負荷状態が所定時間以上
継続するときに、切換器23の常閉接点を閉じ目標回転
数N3として必要回転数N2を選択する。したがって、
作業レバー10を頻繁に操作するような場合は燃料レバ
ー13により設定された設定回転数Nえてエンジンが回
転し、エンジン回転数の頻繁な変動が防止され、燃費、
騒音の点で有利となる。また、比較的低い負荷条件での
運転が続くときは、燃費が向上するとともに騒音も低く
なる。
一第5の実施例− 第9図は第5の実施例におけるコントローラ20のブロ
ック図を示し、第2図と同様な箇所には同一の符号を付
して相違点を中心に説明する。
この実施例は、パイロット圧力Piが所定値以上であり
かつポンプ圧力PPが所定値未満のときに切換器23を
介して必要回転数N2を選択するものである。そのため
この実施例によるコントローラ20は、パイロット圧力
Piが所定値以上で1を出力する関数発生器32と、ポ
ンプ圧力Ppが所定値未満で1を出力する関数発生器3
3と、両関数発生器32.33のアンドをとるアンドゲ
ート34とを備え、アンドゲート34がローレベルのと
きには切換器23を常閉接点にして設定回転数N□を選
択し、ハイレベルのときには切換器23を常閉接点にし
て必要回転数N2を選択する。
このような実施例によれば、メータリング領域外でかつ
低負荷時にのみ必要回転数N2によりエンジンが制御さ
れるので、エンジン回転数が頻繁に変動せず、燃費およ
び騒音の点で有利となる。
−第6の実施例− 第10図は第6の実施例におけるコントローラ20のブ
ロック図を示し、第2図と同様な箇所には同一の符号を
付して相違点を中心に説明する。
この実施例は、例えば、ホイール式油圧ショベルの走行
制御等に有効であり、走行ペダル等に連結されるパイロ
ット弁の吐出圧により求まる要求流量Q、およびポンプ
圧Ppに応じて必要回転数演算回路22で演算された必
要回転数N2と、パイロット圧力Piに応じて定められ
る設定回転数N□のうちいずれか大きい方を選択して目
標回転数N、とするものである。そのため、この実施例
によるコントローラ20は、パイロット圧力Piに応じ
た設定回転数N1を出力する関数発生器35と、必要回
転数Nよと設定回転数N1のうち最大値を選択する最大
値選択回路36とを備える。
この実施例は第6図に示した第2の実施例の変形例であ
り、パイロット圧力Piで定まる設定回転数N1により
目標回転数N、の下限値が決まるので、良好な操作性と
、燃費の向上、低騒音化が図れる。
G0発明の効果 本発明によれば、操作部材の操作に応じた要求流量によ
り求まるポンプ吐出流量一定線とトルクレギュレータで
制御される原動機の馬力一定曲線とが検出された負荷圧
力点で交差するように原動機回転数が制御されるので、
エンジン、ポンプの能力範囲内で常に所望の流量が得ら
れると共に燃料消費率が向上でき、騒音も低減できる。
【図面の簡単な説明】
の全体構成図、第2図はそのコントローラの詳細ブロッ
ク図、第3図はP−q線図、第4図はP−Q線図、第5
図はエンジンの特性IIA図である。 第6図〜第10図は第2〜第6の実施例のコントローラ
のブロック図である。 1 原動機       3 パルスモータ5 ポテン
ショメータ  6 可変容量油圧ポンプ6a  トルク
レギュレータ 7 制御弁8 アクチュエータ   9
 ポンプ圧力センサ10 操作レバー    11 パ
イロット弁12°パイロツト圧カセンサ 13 燃料レバー   13a:回転数設定器14・選
択スイッチ   2o:コントローラ21 関数発生器
    22:必要回転数演算器23°切換器    
  24:サーボ制御部25 モータドライバ 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)原動機によって駆動される可変容量油圧ポンプと、 この油圧ポンプから吐出される圧油により駆動される少
    なくとも一つのアクチュエータと、原動機がストールし
    ないように前記油圧ポンプの吸収トルクを原動機出力ト
    ルクより所定値だけ低く制御するトルクレギュレータと
    、 操作部材の操作に応じて前記油圧ポンプからの圧油を制
    御して前記アクチュエータの駆動を制御する制御弁とを
    備えた油圧式建設機械の原動機回転数制御装置において
    、 前記操作部材の操作に応じた前記アクチュエータの要求
    流量を検出する要求流量検出手段と、前記アクチュエー
    タの負荷圧力を検出する圧力検出手段と、 前記アクチュエータの要求流量により求まるポンプ吐出
    流量一定線と前記トルクレギュレータで制御される原動
    機の馬力一定曲線とが負荷圧力点で交差するような値で
    ある原動機の必要回転数を演算する演算手段と、 前記原動機の回転数をこの必要回転数に制御する回転数
    制御手段とを具備することを特徴とする油圧式建設機械
    の原動機回転数制御装置。 2)前記回転数制御手段は、前記要求流量が所定値以上
    の場合にのみ前記原動機回転数を前記必要回転数に制御
    することを特徴とする請求項1に記載の油圧式建設機械
    の原動機回転数制御装置。 3)原動機によって駆動される可変容量油圧ポンプと、 この油圧ポンプから吐出される圧油により駆動される少
    なくとも一つのアクチュエータと、原動機がストールし
    ないように前記油圧ポンプの吸収トルクを原動機出力ト
    ルクより所定値だけ低く制御するトルクレギュレータと
    、 操作部材の操作に応じて前記油圧ポンプからの圧油を制
    御して前記アクチュエータの駆動を制御する制御弁と、 前記原動機の設定回転数を設定する回転数設定手段とを
    備えた油圧式建設機械の原動機回転数制御装置において
    、 前記操作部材の操作に応じた前記アクチュエータの要求
    流量を検出する要求流量検出手段と、前記アクチュエー
    タの負荷圧力を検出する圧力検出手段と、 前記アクチュエータの要求流量により求まるポンプ吐出
    流量一定線と前記トルクレギュレータで制御される原動
    機の馬力一定曲線とが負荷圧力点で交差するような値で
    ある原動機の必要回転数を演算する演算手段と、 この必要回転数と前記回転数設定手段で設定される設定
    回転数のうちいずれか大きい方に前記原動機の回転数を
    制御する回転数制御手段とを具備することを特徴とする
    油圧式建設機械の原動機回転数制御装置。 4)原動機によって駆動される可変容量油圧ポンプと、 この油圧ポンプから吐出される圧油により駆動される少
    なくとも一つのアクチュエータと、原動機がストールし
    ないように前記油圧ポンプの吸収トルクを原動機出力ト
    ルクより所定値だけ低く制御するトルクレギュレータと
    、 操作部材の操作に応じて前記油圧ポンプからの圧油を制
    御して前記アクチュエータの駆動を制御する制御弁と、 前記原動機の設定回転数を設定する回転数設定手段を備
    えた油圧式建設機械の原動機回転数制御装置において、 前記操作部材の操作に応じた前記アクチュエータの要求
    流量を検出する要求流量検出手段と、前記アクチュエー
    タの負荷圧力を検出する圧力検出手段と、 前記アクチュエータの要求流量より求まるポンプ吐出流
    量一定線と前記トルクレギュレータで制御される原動機
    の馬力一定曲線とが負荷圧力点で交差するような値であ
    る原動機の必要回転数を演算する演算手段と、 この必要回転数と前記回転数設定手段により設定された
    設定回転数との差が所定値以上になった所定時間後に前
    記原動機の回転数を両者の小さい値に制御する回転数制
    御手段とを具備することを特徴とする油圧式建設機械の
    原動機回転数制御装置。 5)前記演算手段は、前記トルクレギュレータの制御範
    囲内で最大の吐出容積を用いて前記原動機の必要回転数
    を演算することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の油圧式建設機械の原動機回転数制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5469646A (en) * 1991-09-27 1995-11-28 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Fine operation mode changeover device for hydraulic excavator
KR102388531B1 (ko) * 2021-07-07 2022-04-21 이재호 특장차용 스마트 유압 시스템

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