JP2001295682A - 油圧走行車両 - Google Patents

油圧走行車両

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JP2001295682A JP2000113926A JP2000113926A JP2001295682A JP 2001295682 A JP2001295682 A JP 2001295682A JP 2000113926 A JP2000113926 A JP 2000113926A JP 2000113926 A JP2000113926 A JP 2000113926A JP 2001295682 A JP2001295682 A JP 2001295682A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】走行負荷が所定値以上のときにモータ傾転量を
大きくする傾転制御と所定の条件下でエンジン回転数を
増量する高馬力運転制御を行うにあたって、ポンプ傾転
制御を行うことなく車速の変動を抑制する。 【解決手段】高馬力運転モードが設定されている場合、
走行圧力が所定値以上でかつアクセルペダル22がフル
操作されると、エンジン2の回転数が増量されるととも
に、油圧モータ1の傾転量も増加される。したがって、
エンジン回転数が増量されると同時にモータ傾転も大き
くなり、ポンプ3の流量を低減することなく車速の変動
を防止できる。その結果、ポンプレギュレータ11は馬
力制御だけを行う簡単な構造とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホイール式油圧ショベ
ルなどの油圧走行車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ホイール式油圧ショベルで
は、走行時に高馬力運転を行う走行高馬力運転モードが
設定可能とされている。この運転モードでは、アクセル
ペダルがフル操作されていること、および走行負荷が所
定値以上であることを条件にして原動機回転数が所定量
増量されて出力馬力が大きくなる。
【0003】またこの種従来のホイール式油圧ショベル
は、原動機で駆動される可変容量油圧ポンプと、アクチ
ュエーターの負荷が原動機の馬力を越えないように可変
容量油圧ポンプの傾転量を調節して馬力制御するポンプ
レギュレータと、可変容量油圧モータから吐出される圧
油で駆動される可変容量油圧モータと、モータ駆動圧力
が所定値以上になると可変容量油圧モータの傾転量を大
きくするモータレギュレータと、高馬力運転の条件が成
立したときに原動機回転数を増量する原動機回転数調節
装置とを備えている。このホイール式油圧ショベルで
は、高馬力運転により原動機回転数が増量されたときに
車速が増加しないようにポンプ傾転を小さくする、車速
制御も行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たポンプ吐出圧力に応じて傾転量を調節する馬力制御
と、上記高馬力運転時に車速を一定とする車速制御とを
並行して行う必要がある。かかる制御を実現するために
は、ポンプレギュレータを制御する比例電磁弁、ポンプ
傾転を検出する傾転センサ、これらを制御するコントロ
ーラなどが必要とされ、コストが増加する問題がある。
【0005】本発明の目的は、走行負荷が所定値以上の
ときにモータ傾転量を大きくする傾転制御と所定の条件
下で原動機回転数を増量する高馬力運転制御を行うにあ
たって、ポンプ傾転制御を行うことなく車速の変動を抑
制することができる油圧走行車両を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】実施の形態の図面に対応
づけて本発明を説明する。 (1) 請求項1に記載の油圧走行車両は、原動機2で
駆動される可変容量油圧ポンプ3と、可変容量油圧ポン
プ3の傾転量を調節するポンプ傾転調節手段11と、可
変容量油圧ポンプ3から吐出される圧油で駆動される可
変容量油圧モータ1と、可変容量油圧モータ1の駆動圧
力があらかじめ定めた所定値以上になると、その駆動圧
力に応じて可変容量油圧モータ1の傾転量を調節するモ
ータ傾転調節手段14,15と、高馬力運転モードを設
定するモード設定手段56と、原動機2の回転数を調節
する回転数調節手段53と、高馬力運転モード時に所定
の条件が成立すると、回転数調節手段53で調節される
原動機回転数を増量する回転数増量手段50とを有し、
回転数増量手段50により原動機回転数が増量されると
き、モータ傾転調節手段14,15により傾転量が増加
されるように、モータ傾転調節手段14,15と回転数
増量手段50を構成し、これにより、上述した目的を達
成する。 (2)請求項2に記載の油圧走行車両は、請求項1の油
圧走行車両において、回転数増量手段50は、可変容量
油圧モータ1の傾転量がモータ傾転調節手段14,15
で調節されても、その可変容量油圧モータ1の回転数が
一定となるように原動機2の回転数を増加させることを
特徴とする。 (3)請求項3に記載の油圧走行車両は、請求項1また
は2の走行油圧車両において、車速を検出する検出手段
59を備え、回転数増量手段50は、検出手段43で検
出された車速があらかじめ設定されている最高速度を越
えないように、検出された車速に応じて原動機2の回転
数を制限することを特徴とする。 (4)請求項4に記載の油圧走行車両は、請求項1〜3
のいずれかに記載の走行油圧車両において、走行モード
を設定する走行モード設定手段58を備え、回転数増量
手段50は、高馬力運転モードが設定されていない場合
でも走行モードが設定されているときには、上記所定の
条件が成立すると、回転数調節手段53で調節される原
動機回転数を駆動圧力に応じて増量することを特徴とす
る。
【0007】
【作用】ポンプ圧力が所定値以上になると油圧モータ1
の傾転量が増加される。一方、高馬力運転モードが設定
されていて所定の条件を満足すると、原動機2の回転数
が増量される。原動機回転数が増量されるときにモータ
傾転量も増加され、ポンプ流量を低減することなく車速
の変動を抑制できる。その結果、ポンプ傾転調節手段は
馬力制御だけを行う簡単な構造とすることができる。
【0008】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が
実施の形態に限定されるものではない。
【0009】
【実施の形態】図1〜図9により本発明をホイール式油
圧ショベルに適用した場合について説明する。ホイ−ル
式油圧ショベルは、走行体上に旋回体を旋回可能に搭載
し、この旋回体に作業用アタッチメントを取付けたもの
である。走行体には図1に示す走行油圧回路で駆動され
る走行用可変容量油圧モータ1が設けられている。
【0010】図1に示すように、エンジン(原動機)2
により駆動されるメインポンプ3からの吐出油は、コン
トロールバルブ4によりその方向および流量が制御さ
れ、カウンタバランスバルブ5を内蔵したブレーキバル
ブ6を経て走行モータ1に供給される。走行モータ1の
出力軸にはトランスミッション7が連結されている。走
行モータ1の回転はトランスミッション7,プロペラシ
ャフト8,アクスル9を介してタイヤ10を駆動しホイ
ール式油圧ショベルが走行する。
【0011】メインポンプ3の押除け容積(傾転角、傾
転量あるいは単に傾転ともいう)はポンプ吐出圧力に応
じてレギュレータ11で調節される。レギュレータ11
にはトルク制限部が設けられ、このトルク制限部にポン
プ吐出圧力がフィードバックされていわゆる馬力制御が
行なわれる。馬力制御とは図2に示すようないわゆるP
−qp制御であり、ポンプ吐出圧力とポンプ押除け容積
とで決定される負荷がエンジン出力を上回らないよう
に、ポンプ押除け容積を制御するものである。また、レ
ギュレータ11には最大傾転制限部が設けられ、この最
大傾転制限部によりメインポンプ3の最大流量が決定さ
れる。
【0012】ポンプレギュレータ11は、常時はポンプ
斜板を最大傾転制限部に付勢するバネを備えている。上
記フィードバックポンプ圧力がレギュレータ11に導か
れると、バネ力に抗して斜板が駆動され、図2のP―q
p線図に沿ってポンプ傾転量が低減される。ポンプ圧力
がPc以下の領域では、斜板は最大傾転制限部で制限さ
れ、ポンプ傾転は最大傾転qpmaxとなる。
【0013】コントロールバルブ4はパイロット回路か
らのパイロット圧力によって、その切換方向とストロー
ク量が制御される。このストローク量を調節することに
より車両の走行速度を制御することができる。パイロッ
ト回路は、パイロットポンプ21と、アクセルペダル2
2の踏込みに応じてパイロット2次圧力を発生する走行
パイロットバルブ23と、このパイロットバルブ23に
後続しパイロットバルブ23への戻り油を遅延するスロ
ーリターンバルブ24と、このスローリターンバルブ2
4に後続し車両の前進、後進、中立を選択する前後進切
換バルブ25とを有する。この前後進切換バルブ25は
後述する前後進スイッチにより切り換えられる電磁切換
弁である。
【0014】図1は前後進切換バルブ25が中立(N位
置)、走行パイロットバルブ23が操作されていない状
態を示しており、したがって、コントロールバルブ4が
中立位置にあって、メインポンプ3からの圧油はタンク
に戻り車両は停止している。前後進切換バルブ25を前
進(F位置)または後進(R位置)に切り換え、アクセ
ルペダル22を踏込み操作すると、踏込み量に応じたパ
イロット2次圧力が発生する。アクセルペダル22の操
作に比例して発生するパイロット圧は前後進切換バルブ
25を通って前進側パイロット圧油と後進側パイロット
圧油として出力され、コントロールバルブ4のパイロッ
トポートに作用する。コントロールバルブ4は、パイロ
ット圧に応じたストローク量で切り換わる。コントロー
ルバルブ4の切り替えにより、メインポンプ3からの吐
出油がコントロールバルブ4,センタージョイント1
2,ブレーキバルブ6を経由して走行モータ1に導か
れ、走行モータ1が駆動されてホイール式油圧ショベル
が走行する。走行パイロット圧油は図1の圧力センサ4
1で検出され、後述するパイロット圧力信号Ptとして
出力される。
【0015】走行モータ1は自己圧傾転制御機構を備え
ており、ポンプ圧力Ppとモータ傾転量qmの関係を示
す特性線図である図3(a)に示すように、ポンプ圧力
がPp1〜Pp2の間で、モータ傾転量qmはqmmax
とqmminとの間でポンプ圧力に依存して増減する。駆
動圧が所定値以上になるとその圧力が高くなるにつれて
容積を大きくして低速・高トルクで駆動し、駆動圧が低
くなるにつれ容積を小さくし高速・低トルクで駆動す
る。駆動圧はシャトルバルブ13から走行モータ1のコ
ントロールピストン14,サーボピストン15に作用す
る。走行駆動圧力は、ポンプ圧力Ppとして圧力センサ
42で検出されて出力される。後述するように、高馬力
運転モード時にエンジン回転数が増量され始めるポンプ
圧力もPp1である。
【0016】走行中にアクセルペダル22を離すと走行
パイロットバルブ23がパイロットポンプ21からの圧
油を遮断し、その出口ポートがタンクと連通される。こ
の結果、コントロールバルブ4のパイロットポートに作
用していた圧油が前後進切換バルブ25,スローリター
ンバルブ24,走行パイロットバルブ23を介してタン
クに戻る。このとき、スローリターンバルブ24の絞り
により戻り油が絞られるから、コントロールバルブ4は
徐々に中立位置に切り換わる。コントロールバルブ4が
中立位置に切り換わると、メインポンプ3からの吐出油
はタンクへ戻り、走行モータ1への圧油(駆動圧)の供給
が遮断され、カウンタバランスバルブ5も図示の中立位
置に切り換わる。
【0017】この場合、車体は車体の慣性力により走行
を続け、走行モータ1はモータ作用からポンプ作用に変
わり、図中Bポート側が吸入、Aポート側が吐出とな
る。走行モータ1からの圧油は、カウンタバランスバル
ブ5の絞り(中立絞り)により絞られるため、カウンタ
バランスバルブ5と走行モータ1との間の圧力が上昇し
て走行モータ1にブレーキ圧として作用する。これによ
り走行モータ1はブレーキトルクを発生し車体を制動さ
せる。ポンプ作用中に吸入油量が不足すると、走行モー
タ1にはメイクアップポート16より油量が補充され
る。ブレーキ圧はリリーフバルブ17,18により、そ
の最高圧力が規制される。
【0018】リリーフバルブ17,18の戻り油は走行
モータ1の吸入側に導かれているので、リリーフ中はモ
ータ内部で閉回路となり、作動油温が上昇し機器に悪影
響を及ぼすおそれがある。そのため、カウンタバランス
バルブ5の中立絞りから小流量の圧油を逃がしてコント
ロールバルブ4に導き、コントロールバルブ4内では
A,Bポートを連通し(A−B連通)、再度、走行モー
タ1吸入側に戻す循環回路を形成し、作動油温を冷却し
ている。
【0019】下り坂でアクセルペダル22を離している
場合は、上述した減速時同様、油圧ブレーキが発生し、
車両を制動させながら慣性走行で坂を下る。降坂時は、
アクセルペダル22を踏込み操作している場合でもカウ
ンタバランスバルブ5が作動し、メインポンプ3から走
行モータ1への流入流量に応じたモータ回転速度(走行
速度)になるよう油圧ブレーキ圧を発生させる。
【0020】ホイール式油圧ショベルの作業アタッチメ
ントはたとえば、ブーム、アーム、バケットからなる。
運転室にはアーム用、ブーム用およびバケット用のパイ
ロット操作レバーが設けられている。図4は作業アタッ
チメント油圧回路を代表してブーム油圧回路を示してい
る。ブーム操作レバー31を操作すると、その操作量に
応じて減圧弁(パイロットバルブ)32で減圧された圧
力により油圧パイロット切換式のブーム用制御弁33が
切換わり、メインポンプ3からの吐出油が制御弁33を
介してブームシリンダ34に導かれ、ブームシリンダ3
4の伸縮によりブームが昇降する。ブーム操作レバー3
1をブーム上げ側に操作するとブームシリンダ34のボ
トム側にブーム上げパイロット圧油が供給され、ブーム
下げ側に操作するとブームシリンダ34のロッド側にブ
ーム下げパイロット圧油が供給される。
【0021】図1および図4では図示を省略するが、ブ
ームレバー31やアクセルペダル22の他に、アームレ
バー、バケットレバー、旋回レバーが設けられ、ブーム
レバー31と同様に各レバーの操作量に応じたパイロッ
ト圧油を吐出する減圧弁(パイロット弁)と、その吐出
パイロット圧油でそれぞれ切換えられる制御弁と、制御
弁からの圧油で駆動されるアクチュエータとを備えてい
る。
【0022】図5はエンジン回転数を制御する制御回路
のブロック図であり、CPUなどで構成されるコントロ
ーラ50により各機器が制御される。エンジン2のガバ
ナ51は、リンク機構52を介してパルスモータ53に
接続され、パルスモータ53の回転によりエンジン2の
回転数が制御される。すなわち、パルスモータ53の正
転で回転数が上昇し、逆転で低下する。このパルスモー
タ53の回転は、コントローラ50からの制御信号によ
り制御される。ガバナ51にはリンク機構52を介して
ポテンショメ−タ54が接続され、このポテンショメ−
タ54によりエンジン2の回転数に応じたガバナレバー
角度を検出し、エンジン制御回転数Nθとしてコントロ
ーラ50に入力される。コントローラ50にはまた、運
転室に設けられた燃料レバー55aの手動操作に応じた
目標回転数FLを指令するポテンショメータ55と、高
馬力運転モードを指令するスイッチ56と、前後進切換
バルブ25をN,F,R位置に切換え指令する前後進切
換スイッチ57と、ブレーキスイッチ58とがそれぞれ
接続されている。
【0023】ブレーキスイッチ58は走行、作業および
駐車位置に切換えられて作業/走行信号を出力する。走
行位置に切換えられると駐車ブレーキを解除し、ブレー
キペダルによりサービスブレーキの作動を許容する。作
業位置に切換えられると駐車ブレーキとサービスブレー
キを作動する。駐車位置に切換えられると駐車ブレーキ
を作動する。
【0024】また図5において、コントローラ50に
は、走行パイロット圧力Ptを検出するパイロット圧力
センサ41と、走行駆動圧力であるポンプ圧力Ppを検
出するポンプ圧力センサ42と、車速を検出する車速セ
ンサ43とがそれぞれ接続されている。運転室のスピー
ドメータの指針は車速センサ43で検出された車速に応
じて検出される。
【0025】図6はコントローラ50の詳細を説明する
概念図である。関数発生器501はアクセルペダル踏み
込み量に比例した走行用目標エンジン回転数Ntを出力
し、関数発生器502はアクセルペダル踏み込み量に比
例した作業用目標エンジン回転数Ndaを出力し、関数発
生器503は燃料レバー55aの操作量に比例した目標
エンジン回転数Ndlを出力する。
【0026】すなわち、関数発生器501,502は、
走行パイロット圧力センサ41で検出されるパイロット
圧Ptとエンジン2の目標回転数を対応付けた関数(回
転数特性)L1,L2によって定まる走行目標回転数N
tと作業アクセル目標回転数Ndaを出力する。関数発生
器503は、燃料レバー55aの操作量に依存した信号
FLとエンジン2の目標回転数を対応づけた関数(回転
数特性)L3によって定まる作業レバー目標回転数Ndl
を出力する。
【0027】関数発生器501から出力される走行アク
セル用目標回転数特性L1による目標回転数Ntと、関
数発生器502から出力される作業アクセル用目標回転
数特性L2による目標回転数Ndaとを、ブレーキスイッ
チ58で切り換えられる選択スイッチ504で選択す
る。選択スイッチ504はブレーキスイッチ58から出
力される作業/走行信号により切換えられる。すなわ
ち、選択スイッチ504はブレーキスイッチ58が走行
位置に切換えられているときは特性L1を選択し、作業
位置が切換えられているときは特性L2を選択する。選
択スイッチ504で選択された目標回転数は最大値選択
回路507に入力され、関数発生器503から出力され
る燃料レバー用特性L3による目標回転数Ndlと比較さ
れる。最大値選択回路507は2入力のうち大きい方を
選択する。
【0028】図7を参照して特性L1〜L3について詳
細に説明する。特性L1はアクセルペダル22の踏み込
み量に依存する走行に適した走行用目標回転数特性であ
り、特性L2はアクセルペダル22の踏み込み量に依存
する作業に適した作業用目標回転数特性である。作業と
は、作業用アタッチメントを使用する掘削作業などをい
う。特性L1はL2よりも目標回転数の立上り、すなわ
ち傾きが急峻となっており、特性L1のアイドル回転数
Ntidおよび最高回転数Ntmaxは特性L2のアイドル回
転数Ndidおよび最高回転数Ndamaxよりもそれぞれ高く
設定されている。特性L3は燃料レバー55aの操作量
に依存する作業に適した作業用回転数特性である。特性
L2,L3は、その傾き、すなわち操作量に対するエン
ジン回転数の変化量を等しくするとともに、アイドル回
転数Ndidと、フル操作に対する目標回転数Ndmaxも等
しくされている。そして、走行時および作業アクセル
時、高馬力運転モードが設定され負荷圧力が所定値以上
の場合にのみ、アクセルペダル22がフル操作されたと
きにΔNだけ回転数を増量するようにした。
【0029】図6において、高馬力運転条件が成立した
とき、最大値選択回路507から出力される目標回転数
は、回転数補正値演算部506から出力される回転数増
量分ΔNと加算点508で加算され、目標回転数Nyと
してサーボ制御部509に入力される。
【0030】回転数補正値演算部506には、圧力セン
サ42の出力である油圧ポンプ3の吐出圧力Ppが入力
され、吐出圧力Ppに応じた回転数増量ΔNが出力され
る。この回転数補正値ΔNはスイッチ510が閉じてい
るときに加算点508に出力される。関数発生器511
は、アクセルペダル22や燃料レバー55aが所定値以
上操作されたとき、たとえばフル操作されたときにハイ
レベル信号を出力する。アンドゲート512は、高馬力
運転モードスイッチ56がオペレータによりオンされ、
かつアクセルペダル22がフル操作されて関数発生器5
11からハイレベル信号が出力されるとハイレベル信号
を出力してスイッチ510を閉じる。
【0031】図6に示すように、加算点508から出力
される目標回転数指令値Nyはサ−ボ制御部509でポ
テンショメ−タ54により検出したガバナレバーの変位
量に相当する制御回転数Nθと比較され、図8に示す手
順にしたがって両者が一致するようパルスモータ53が
制御される。
【0032】図8において、まずステップS21で目標
回転数指令値Nyと制御回転数Nθとをそれぞれ読み込
み、ステップS22に進む。ステップS22では、Nθ
−Nyの結果を回転数差Aとしてメモリに格納し、ステ
ップS23において、予め定めた基準回転数差Kを用い
て、|A|≧Kか否かを判定する。肯定されるとステッ
プS24に進み、回転数差A>0か否かを判定し、A>
0ならば制御回転数Nθが目標回転数指令値Nyよりも
大きい、つまり制御回転数が目標回転数よりも高いか
ら、エンジン回転数を下げるためステップS25でモー
タ逆転を指令する信号をパルスモータ53に出力する。
これによりパルスモータ53が逆転しエンジン2の回転
数が低下する。
【0033】一方、A≦0ならば制御回転数Nθが目標
回転数指令値Nyよりも小さい、つまり制御回転数が目
標回転数よりも低いから、エンジン回転数を上げるため
ステップS26でモータ正転を指令する信号を出力す
る。これにより、パルスモータ53が正転し、エンジン
2の回転数が上昇する。ステップS23が否定されると
ステップS27に進んでモータ停止信号を出力し、これ
によりエンジン2の回転数が一定値に保持される。ステ
ップS25〜S27を実行すると始めに戻る。
【0034】以上のように構成された原動機回転数制御
装置の動作について更に具体的に説明する。図6におい
て、走行時は、ブレーキスイッチ58により選択スイッ
チ504が目標回転数特性L1により設定される目標回
転数Ntを選択する。走行時は燃料レバー55aが最小
操作位置に固定されているから、加算点508から出力
される目標回転数Nyは、特性L1による目標回転数N
t+回転数増量ΔNである。高出力運転モードスイッチ
56がオフされているとき、もしくはオンされていても
アクセルペダル22がフル操作されていないとき、ある
いはポンプ圧力Ppが所定値Pp1未満のときはΔN=
0であり、目標回転数Ny=Ntである。
【0035】高出力運転モードスイッチ56がオンされ
てアクセルペダル22がフル操作されているとき、圧力
センサ42で検出された油圧ポンプ3の吐出圧力Ppが
所定値Pp1(図3,図6)を越えると、その圧力Pp
1に応じた回転数補正値ΔNが関数発生器506から出
力される。
【0036】したがって、高馬力運転モードが設定され
ている場合、アクセルペダル22がフル操作されて負荷
圧力Ppが所定値Pp1以上であれば、目標回転数指令
値Nyは目標回転数NtよりもΔN高くなり、エンジン
2の実際の回転数もそれに応じて上昇し、油圧ポンプ3
の吐出流量が増加する。
【0037】一方、図3(a)に示すように、走行用油
圧モータ1の傾転量はポンプ圧力PpがPp1に達する
までは最小傾転qmminであり、ポンプ圧力Ppが所定
値Pp1を越えると、モータ傾転量qmはポンプ圧力に
応じて増加する。したがって、ポンプ圧力PpがPp1
以上の領域ではポンプ圧力に応じて走行トルクが大きく
なる。また、高馬力運転モード時にアクセルペダル22
がフル操作されてポンプ圧力PpがPp1以上になった
ときにエンジン回転数がΔN増量されても、車速が増量
分だけ増速されるおそれがなく、走行操作性が向上す
る。
【0038】次に、作業時に燃料レバー55aを最小操
作位置に設定してアクセルペダル22によりエンジン回
転数を調節する場合、換言すると、作業アクセル時につ
いて説明する。作業時は、ブレーキスイッチ58により
選択スイッチ504が目標回転数特性L2で設定される
目標回転数Ndaを選択する。燃料レバー55aは最小操
作位置に固定されているから、加算点508から出力さ
れる目標回転数Nyは、特性L2による目標回転数Nda
+回転数増量ΔNである。高出力運転モードスイッチ5
6がオフされているとき、もしくはオンされていてもア
クセルペダル22がフル操作されていないとき、あるい
はポンプ圧力Ppが所定値Pp1未満のときはΔN=0
であり、目標回転数Ny=Ndaである。
【0039】高出力運転モードスイッチ56がオンされ
てアクセルペダル22がフル操作されているとき、圧力
センサ42で検出された油圧ポンプ3の吐出圧力Ppが
所定値Pp1(図3(a),図6)を越えると、その圧
力Pp1に応じた回転数補正値ΔNが関数発生器506
から出力される。したがって、作業アクセル時にも所定
の条件が整うと高馬力運転が行われる。
【0040】作業時に燃料レバー55aによりエンジン
回転数を調節する場合について説明する。作業時、ブレ
ーキスイッチ58により選択スイッチ504は目標回転
数特性L2で設定される目標回転数Ndlを選択する。関
数発生器503は燃料レバー55aの操作量に応じた目
標回転数Ndlを出力する。選択スイッチ504から出力
される目標回転数Ndaはアクセルペダル22が操作され
ない限りアイドル回転数Ndidであり、加算点508か
ら出力される目標回転数Nyは、特性L3による目標回
転数Ndlである。高馬力運転モード時には上述したと
同様な条件により、エンジン回転数がΔN増量される。
【0041】このように、この第1の実施の形態では、
モータ駆動圧力PpがPp1以上になるとモータ傾転量
の増加を開始するとともに、そのとき高馬力運転の条件
であるアクセルペダルフル操作が行われていれば、ポン
プ圧力PpがPp1以上になったときにエンジン回転数
の増量も開始する。したがって、ポンプレギュレータ1
1はポンプ圧力と対抗するバネによる馬力制御を行う簡
単な構造にでき、コスト低減を図ることができる。
【0042】すなわち、従来は、図9に示すように、モ
ータ駆動圧力Ppによるモータ傾転開始点Ps1とエン
ジン回転数増量開始点Ps2(<Ps1)が異なってい
た。そのため、ポンプ圧力Ppが所定値Ps2を越えて
エンジン回転数増量が開始されたとき、油圧モータの回
転数が変化して車速が増速されないように、ポンプ傾転
を小さくする制御が不可欠であった。この点、以上説明
した実施の形態では、図3(a)、(b)に示すよう
に、モータ傾転変更開始圧力とエンジン増速開始圧力を
ともにPp1とした。このため、モータ傾転が増加して
もエンジン回転数が増速されるので、従来に比べれば油
圧モータの回転数の変動、すなわち車速の変動を小さく
でき、ポンプ傾転を調節する必要がない。したがって、
上述したように、ポンプレギュレータの構造を簡単なも
のにでき、コスト低減が可能となる。
【0043】以上の実施の形態において、モータ駆動圧
力PpがPp1以上でモータ傾転制御が始まるとエンジ
ン回転数も増量されるが、モータ傾転とエンジン回転数
の双方を調節しても油圧モータ1の回転数変動、すなわ
ち車速変動がゼロとなるように、次式(1)によりエン
ジン回転数の増量分ΔNを決定するのが好ましい。な
お、この場合、車速センサ43で検出された車速を使用
するが、ホイール式油圧ショベルではスピードメータ用
に車速センサ43が標準装備されている。
【0044】
【数1】ΔN=(Vdt/qm)−Nθ (1) ただし、Nθはセンサ54で検出されるエンジン制御回
転数である。Vdtはポンプ圧力PpがPp1のときに
車速センサ43で検出される車速である。qmは増加後
のモータ傾転であり図3から次式で表される。
【数2】qm=qmmin+{(Pp−Pp1)×(qmmax
−qmmin)/(Pp1−Pp2)}
【0045】なお、車速センサで検出された車速を使用
せずに同様な制御を行うこともできる。すなわち、ポン
プ圧力PpがPp1を越えたときのモータ傾転の増加分
をΔqm、エンジン回転数の増量分をΔN、このときの
ポンプ傾転をqpとすれば、Δqmにより変動する速度
成分ΔVは、
【数3】ΔV=qp×ΔN/Δqm (2) で表される。(2)式においてΔVをゼロとおくと、
【数4】ΔN=Δqm/qp (3) と表される。したがって、Δqmとなるポンプ圧力にお
けるポンプ傾転qpを傾転センサで検出し、図3から算
出されるΔqmとともに(3)式からΔNを算出する。
【0046】さらに、上記(1)式あるいは(3)式で
ΔNを算出してエンジン回転数を増量する際、車速セン
サ43で検出される車速があらかじめ定めた最高車速
(法定最高速度)Vmaxを越えないように制限をかける
のが好ましい。なお上記(1)、(2)式ではトランス
ミッションの変速比を無視した。
【0047】なお、図10のように、高馬力運転モード
スイッチ56とアンドゲート512との間に、走行モー
ド信号により切換えられるスイッチ601とハイレベル
信号出力回路602を設けてもよい。すなわち、走行信
号によりスイッチ601をハイレベル信号出力回路60
2側に切換えることにより、走行時は、高馬力運転モー
ドスイッチ56を操作し忘れた場合でも、高馬力運転モ
ードと同様のエンジン回転数増量制御が実現できる。
【0048】以上では、モータ傾転の増加開始圧力と高
馬力運転モード時の回転数増量開始圧力を同一の圧力P
p1としたが、エンジン回転数の増量に伴う車速変動の
影響が許容できる範囲では、上記開始圧力を厳密に同一
にする必要はない。また以上では、アクセルペダルまた
は燃料レバーの操作量に応じてエンジン目標回転数を設
定する例を示したが、アップダウンスイッチでエンジン
目標回転数を設定するものにも本発明を適用することが
できる。また、ホイール式油圧ショベル以外の油圧走行
車両にも本発明を同様に適用できる。
【0049】以上の実施の形態において、レギュレータ
11がポンプ傾転調節手段を、油圧シリンダ15などが
モータ傾転調節手段を、パルスモータ53などが回転数
調節手段を、コントローラ50の回転数補正値演算部5
06などが回転数増量手段を、高馬力運転モードスイッ
チ56がモード設定手段をそれぞれ構成する。また、ブ
レーキスイッチ58が走行モード設定手段であり、ブレ
ーキスイッチ58から出力される走行信号が走行モード
信号である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
馬力運転において原動機回転数の増量が行われると、走
行負荷に依存するモータ傾転量の増加も行われる。した
がって、エンジン回転数が増量されると同時にモータ傾
転量も大きくなり、ポンプ流量を低減することなく車速
の変動を防止できる。その結果、ポンプ傾転調節手段は
馬力制御だけを行う簡単な構造とすることができる。と
くに請求項2の発明のようにすれば、車速変動をほぼゼ
ロにできる。また、請求項3の発明によれば、高馬力運
転時に法定最高速度を確実に制限することができる。さ
らに、請求項4の発明のようにすれば、高馬力運転モー
ドを設定し忘れた場合でも走行モード設定により、原動
機回転数の増量制御が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るホイール式油圧ショベルの油
圧回路図
【図2】図1の可変容量油圧ポンプのP−qp線図
【図3】図1の可変容量油圧モータのP−qm線図
【図4】作業機油圧回路のうちブーム回路を示す図
【図5】エンジン回転数を制御する制御回路を説明する
【図6】図5に示す制御回路の詳細を説明する図
【図7】アクセルペダルと燃料レバーにより設定される
回転数特性を説明するグラフ
【図8】エンジン回転数の制御手順を示すフローチャー
【図9】従来のポンプ圧力P―モータ傾転qmの特性と
ポンプ圧力P―回転数増量ΔNの特性を説明する図
【図10】図6のコントローラの他の例を示すブロック
【符号の説明】
1:走行用油圧モータ 2:エンジン 3:可変容量油圧ポンプ 4:制御弁 22:アクセルペダル 41,42:圧力センサ 50:コントローラ 53:パルスモータ 55:ポテンショメ−タ 55a:燃料レバー 56:高馬力運転モード選択スイッチ 58:ブレーキスイッチ 501〜503:関数発生器 509:サ−ボ制
御部 506:回転数補正値演算部 508:加算器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 29/02 311 F02D 29/02 311F F03C 1/26 F03C 1/26 1/36 1/36 F16H 61/42 F16H 61/42 B E 61/46 61/46 A Fターム(参考) 2D003 AA01 AB01 AB06 BB07 DA03 DA04 DB02 DB03 DC02 FA02 3G093 AA10 AA15 BA02 BA07 BA15 CA07 CA08 CB03 CB11 DA01 DA06 DB05 DB07 DB15 DB23 EA03 EA05 EB06 EB07 EC02 EC04 FA01 FA05 FA07 FA08 FA10 FA12 FB01 FB02 3H084 AA06 AA16 AA43 AA45 BB12 BB13 CC39 CC47 CC48 CC53 3J053 AA02 AB02 AB31 AB33 AB39 DA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原動機で駆動される可変容量油圧ポンプ
    と、 前記可変容量油圧ポンプの傾転量を調節するポンプ傾転
    調節手段と、 前記可変容量油圧ポンプから吐出される圧油で駆動され
    る可変容量油圧モータと、 前記可変容量油圧モータの駆動圧力があらかじめ定めた
    所定値以上になると、その駆動圧力に応じて前記可変容
    量油圧モータの傾転量を増減するモータ傾転調節手段
    と、 高馬力運転モードを設定するモード設定手段と、 前記原動機の回転数を調節する回転数調節手段と、 高馬力運転モード時に所定の条件が成立すると、前記回
    転数調節手段で調節される原動機回転数を前記駆動圧力
    に応じて増量する回転数増量手段とを有し、 前記回転数増量手段により前記原動機回転数が増量され
    るとき、前記モータ傾転調節手段により前記傾転量が増
    加されるように、前記モータ傾転調節手段と前記回転数
    増量手段を構成したことを特徴とする油圧走行車両。
  2. 【請求項2】請求項1の油圧走行車両において、 前記回転数増量手段は、前記可変容量油圧モータの傾転
    量が前記モータ傾転調節手段で調節されても、その可変
    容量油圧モータの回転数が一定となるように前記原動機
    の回転数を増加させることを特徴とする油圧走行車両。
  3. 【請求項3】請求項1または2の走行油圧車両におい
    て、 車速を検出する検出手段を備え、 前記回転数増量手段は、前記検出手段で検出された車速
    があらかじめ設定されている最高速度を越えないよう
    に、前記検出された車速に応じて前記原動機の回転数を
    制限することを特徴とする走行油圧車両。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の走行油圧
    車両において、 走行モードを設定する走行モード設定手段を備え、 前記回転数増量手段は、高馬力運転モードが設定されて
    いない場合でも前記走行モードが設定されているときに
    は、前記所定の条件が成立すると、前記回転数調節手段
    で調節される原動機回転数を前記駆動圧力に応じて増量
    することを特徴とする走行油圧車両。
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