JPH0227637B2 - - Google Patents

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JPH0227637B2
JPH0227637B2 JP60047003A JP4700385A JPH0227637B2 JP H0227637 B2 JPH0227637 B2 JP H0227637B2 JP 60047003 A JP60047003 A JP 60047003A JP 4700385 A JP4700385 A JP 4700385A JP H0227637 B2 JPH0227637 B2 JP H0227637B2
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JP
Japan
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signal
terminal
circuit
conductor
frequency
Prior art date
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JP60047003A
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JPS61205888A (ja
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Juichi Murakami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinsangyo Kaihatsu KK
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Shinsangyo Kaihatsu KK
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Shinsangyo Kaihatsu KK filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP60047003A priority Critical patent/JPS61205888A/ja
Publication of JPS61205888A publication Critical patent/JPS61205888A/ja
Publication of JPH0227637B2 publication Critical patent/JPH0227637B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01VGEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
    • G01V3/00Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation
    • G01V3/08Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation operating with magnetic or electric fields produced or modified by objects or geological structures or by detecting devices
    • G01V3/088Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation operating with magnetic or electric fields produced or modified by objects or geological structures or by detecting devices operating with electric fields

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Geophysics (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的] [産業上の利用分野] 本発明は、例えば自動車の電動窓開閉装置、電
動ルーフパネル等における挟み込み事故を防止す
るための保安装置に関し、特に異常有無の検出に
関する。 [従来の技術] 自動車のパワーウインドウのように、開閉機構
を電気モータで駆動する装置においては、機構が
閉動作中に誤まつてその開口部に人の手等が差し
込まれると、それを挟み込む恐れがある。 この種の事故を防止するための従来技術として
は、例えば特公昭48−44445号や米特許第3689814
号が知られている。前者は感圧スイツチを用いて
挟み込み時の押圧を検出するものであり、後者は
窓枠部分への接触を2つの電極間の静電誘導を利
用して検出するものである。また、電気モータの
過負荷検出によつて挟み込みを防止する装置も公
知である。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の保安装置では、物体がセ
ンサに触れた後、つまり実際に挟み込みが生じて
からでないと保安装置が作動しないので、もし何
らかの理由で作動遅れが生ずると、保安装置が備
わつていても事故が生ずるかもしれない。この種
の作動遅れは、例えば温度、湿度などの使用環境
の変化、検出部の汚れ及び経時変化などによつて
生じうる。 また、従来の保安装置では1つの検出器の検出
結果に応じて作動するので、万一その検出器が故
障した場合には保安装置が作動しない場合もあり
うる。例えば、前記米国特許第3689814号におい
て、発振回路の故障(発振停止)が生じると窓枠
部分に触れた場合でも検出電極側に信号が誘起し
ないので、それを検出できず挟み込みを防止でき
ない。 また、前記米国特許第3689814号では、接触で
あればすばやく検出できる。しかし発信用検出用
の2つの電極を窓枠と窓ガラスに設ける必要があ
るので、自動車等への取付けが大変である。 検出の信頼性を高めるには複数の検出器を設け
ればよい。しかし、複数の検出器を設けると検出
部(電極等)の取付スペースの確保、電気配線、
取付作業等が大変であるし、装置の構成が複雑化
するのは避けられない。 本発明は、信頼性の高い保安装置を提供するこ
とを第1の目的とし、検出部の取付スペースの確
保、電気配線、取付作業等が簡単な保安装置を提
供することを第2の目的とする。 [発明の構成] [問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明においては、
導電体;少なくとも3つの端子を含み、第1の端
子が前記導電体と接続された導電体共用手段;所
定周波数の信号を発生する発振回路を含み、該発
振回路の一部分が前記導電体共用手段の第2の端
子を介して前記導電体と接続され、該導電体側の
リアクタンスの影響を受けて発振を停止する、第
1の信号発生手段;前記第1の信号発生手段とは
異なる周波数で発振する発振回路を含み、該発振
回路の一部分が前記導電体共用手段の第3の端子
を介して前記導電体と接続され、該導電体側のリ
アクタンスの影響を受けて発振を停止する、第2
の信号発生手段;入力端子が前記第1の信号発生
手段の出力端子及び前記第2の信号発生手段の出
力端子に接続された周波数混合手段;前記周波数
混合手段の出力端子に接続された少なくとも1つ
の周波数選択性フイルタを含み、周波数混合手段
の出力端子に現われる信号の有無及び周波数に応
じて少なくとも3つの状態を判別する、信号判別
手段;および前記信号判別手段の判別結果に応じ
て所定の保安処理を行なう、保安手段;を設け
る。 [作用] 導電体共用手段は、第1及び第2の信号発生手
段を導電体、即ち検出用のアンテナに対して並列
に接続する。各信号発生手段と導電体共用手段と
の接続位置は、例えば同調回路のように、リアク
タンスの変化によつて発振停止に影響を及ぼす位
置に接続される。通常は各々の信号発生手段の出
力に所定周波数の信号が得られるが、アンテナ
に、リアクタンスを変える要素、例えば人の手が
接近するか又は接触すると、その信号が遮断され
る。 例えば第1の信号発生手段の周波数をf1とし第
2の信号発生手段の周波数をf2とすれば、周波数
混合手段の出力には、通常は、f1,f2の他にf1+
f2とf1−f2の周波数の信号成分が現われる(f1>
f2の場合)。しかし、第1の信号発生手段の発振
が停止すると、周波数混合手段の出力はf2の周波
数成分のみになり、第2の信号発生手段の発振が
停止すれば、周波数混合手段の出力はf1の周波数
成分のみになる。但し、周波数が高い方がリアク
タンス変化の影響を受け易いので、例えばf1>f2
の場合には、手をアンテナに徐々に近づけると、
まず第1の信号発生手段の発振が停止し、続いて
第2の信号発生手段の発振が停止する。従つて、
周波数混合手段の出力には3種類の状態が生じう
る。つまり、アンテナの近傍に手が存在しない第
1の状態ではf1,f2,f1+f2,f1−f2の各周波数
成分が現われ、アンテナに手が接近した第2の状
態ではf2の成分のみが現われ、アンテナに手を接
触した第3の状態では信号は現われない。従つ
て、第1及び第2の状態と第3の状態とは、周波
数混合手段の出力における信号の有無によつて識
別することができ、第1の状態と第2の状態と
は、周波数混合手段の出力に現われる信号の周波
数帯域の違いによつて識別することができる。 このような状態の識別結果に応じて所定の保安
処理を行なえば、例えばアンテナを開閉機構の近
傍に配置することにより挟み込み事故を防止しう
る。また、接近状態と接触状態のような複数の異
常状態の識別ができるので、例えば接近状態で異
常を報知することによつて、実際に挟み込みが生
じる前にそれを避けることができ、更に接触状態
の検出で開閉駆動を停止するようにすれば、挟み
込みを確実に防止できるので、保安装置としての
信頼性が高い。 またこのような複数の異常状態を検出できるに
も関わらず、アンテナは1つでよいので、それを
自動車等に配置するためのスペースの確保、電気
配線、取付け等が容易である。 この種の装置において故障が生じる場合、発振
回路の発振不良などの故障が最も発生し易い。し
かし本発明では、発振回路の発振停止や周波数ず
れは、手の接近や接触時と同様に異常検知の出力
を発生することになるので、故障が生じた場合で
も挟み込みを防止する方向に回路が作動し、極め
て安全であり信頼性が高い。 [実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。 第1図に、本発明を実施する自動車のパワーウ
インドウ装置の1つを示す。第1図を参照する
と、この装置は、複数のスイツチSW、パワーウ
インドウ制御回路PWC、検出回路SEN、アンテ
ナANT、安全回路SF1,SF2及び電気モータ
MOTでなつている。 パワーウインドウ制御回路PWCは、従来より
用いられているもので、スイツチの状態を判別し
て、電気モータMOTを駆動するための信号(電
源)UP及びDOWNを生成する。信号UPは、通
常は0Vであり、窓ガラスを上昇動作させる時、
つまり窓閉のときに+12Vになる。信号DOWN
は、通常は0Vであり、窓ガラスを下降動作させ
る時、つまり窓開のときに+12Vになる。Vbは
定電圧の電源ライン(+12V)である。 第2a図及び第2b図に、第1図の装置を搭載
した自動車を示す。各図を参照すると、この例で
は、アンテナANTは、窓ガラス1の先端と当接
する、車体3側のウエザストリツプ2の突出部に
沿つて配置してある。従つて、窓ガラス1の移動
範囲内に、例えばドライバの手が差し込まれる
と、窓ガラス1が全閉になる前に、手がアンテナ
ANTに接近又は接触することになる。 第3図に、第1図の検出回路SENの具体的な
構成を示す。第3図を参照すると、この回路は、
共用回路PC、発振回路OSC1,OSC2、増幅回
路AM1,AM2、周波数混合回路MIX,バンド
パスフイルタ回路BPF及び判別回路DCNでなつ
ている。 アンテナANTは共用回路PCの一端に接続され
ており、共用回路PCの他の2つの端子が、発振
回路OSC1及びOSC2に接続されている。発振
回路OSC1は、水晶X1を用いた水晶発振器で
あり、コンデンサC1と電気コイル(トランスT
1の一次側)でなる同調回路を備えている。この
同調回路の一部から引き出された線が、共用回路
PCの一端に接続されている。発振回路OSC2は、
同様に水晶X2を用いた水晶発振器であり、コン
デンサC2と電気コイル(トランスT2の一次
側)でなる同調回路を備えている。この同調回路
の一部から引き出された線が、共用回路PCのも
う1つの端子に接続されている。 発振回路OSC1及びOSC2は、通常は、各々
の水晶X1,X2の固有振動数に応じた、周波数
f1及びf2でそれぞれ発振するが、各同調回路に大
きなリアクタンス変化が生じた場合には、それぞ
れの発振が停止する。この例では、周波数を f1>2・f2 に設定してある。同調周波数f、同調回路のキヤ
パシタンスC及びインダクタンスLとの間には (2πf)2=1/(L・C) の関係があるから、同調回路の周波数が高い方
が、同じリアクタンス変化でも同調が変化し易
い。つまり、発振回路OSC1の同調回路は、発
振回路OSC2に比べ、同一のリアクタンス変化
に対して敏感に反応する。この例では、人がアン
テナANTから数cm程度の距離に近づくと発振回
路OSC1が発振停止し、人がアンテナANTに接
触すると発振回路OSC2が発振停止するように
なつている。 共用回路PCは、発振回路OSC1とOSC2とが
互いに影響し合わないようにそれらを分離し、か
つそれらをアンテナANTに接続している。増幅
回路AM1及びAM2は、それぞれ発振回路OSC
1及びOSC2が出力する信号(f1,f2)を増幅す
るとともに、周波数混合回路MIXに対するバツ
フアとして機能する。 周波数混合回路MIXは、発振回路OSC1,
OSC2からの信号を合成する。この結果、回路
MIXの出力には、f1+f2とf1−f2の2つの周波数
成分(OSC1,OSC2が共に発振している場合)
が現われる。 バンドパスフイルタ回路BPFには、セラミツ
クフイルタCR1が備わつている。セラミツクフ
イルタCR1は、f1−f2の周波数近傍の信号のみ
を選択的に通過させる。従つて、フイルタCF1
の出力では、通常は信号(f1−f2)が現われる
が、発振回路OSC1及びOSC2のいずれか一方
の発振が停止すると、f1−f2の周波数成分がなく
なるので、出力端子に信号が現われなくなる。 判別回路DCNは、2組の整流・平滑回路、2
つのアナログ比較器及び論理和回路でなつてい
る。ダイオードDa,Db及びコンデンサCaが1つ
の整流・平滑回路を構成し、ダイオードDc,Dd
及びコンデンサCbがもう1つの整流・平滑回路
を構成している。演算増幅器OP1及びOP2は
各々アナログ比較器として動作する。ダイオード
De,Df、トランジスタQA等が論理和回路を構成
している。 従つて、この検出回路SENの各出力端子JA,
JB及びJCは、アンテナANTの3種の各検出状態
に応じて、次の第1表のような信号レベルを出力
する。
【表】 レベルを示す
つまり、出力端子JAのHは接近検出を示し、
出力端子JBのLは接近と接触のいずれかの検出
を示し、出力端子JCのHは、接触検出を示して
いる。 第4図に、第1図の安全回路SF2の具体的な
構成を示し、第5図に第1図の安全回路SF1の
具体的な構成を示す。第1図、第4図及び第5図
を参照して説明する。前記検出回路SENの各出
力端子JA,JB及びJCは、安全回路SF1の各対
応する入力端子に接続されている。安全回路SF
1の各端子JE1,JE2及びJE3は、入力端子で
あり、安全回路SF2の出力端子JEに共通に接続
されている。 安全回路SF1の入力端子JBに接続された回路
には、トランジスタQ7,Q8、表示用の発光ダ
イオードLED1、抵抗器R22〜R26及びダ
イオードD7及びD8が備わつている。安全回路
SF1の端子JDは、安全回路SF2の対応する端子
と接続されている。 入力端子JAに接続された回路には、トランジ
スタQ9,Q10、表示用の発光ダイオード
LED2、抵抗器R27〜R31及びダイオード
D9が備わつている。 入力端子JCに接続された回路には、トランジ
スタQ11,Q12、表示用の発光ダイオード
LED3、抵抗器R32〜R36、ダイオードD
10,D11及びD12が備わつている。安全回
路SF1の出力端子JSは、安全回路SF2の対応す
る入力端子に接続されている。 後述するように、発光ダイオードLED1は、
窓ガラスを閉動作する時に異常がなければ点灯
し、発光ダイオードLED3は検出回路SENが
「接触」を検出すると点灯し、発行ダイオード
LED3検出回路SENが「接触」を検出すると点
灯する。 安全回路SF2には、大きく分けて電気モータ
MOTの通電を制御するリレーRL1,RL2、各
リレーの付勢を制御するドライバ及び信号を処理
する論理回路が備わつている。演算増幅器OP3
は、アナログ比較器として動作する。REGは、
電源ラインVbから、所定電圧(Vcc)の電源電
圧を得るための電圧調整器である。 第1図、第2図、第3図、第4図及び第5図を
参照して、装置の動作を説明する。 通常の状態では、リレーRL1及びRL2がオフ
(接点がN.C.に接続)になつている。ドライバが
窓開を指示すると、信号DOWNが+12V(この時
UPは0V)になり、リレーRL2からリレーRL1
に向かう方向に電流が流れ、それによつて電気モ
ータMOTが駆動され、窓が開方向に駆動され
る。ドライバが窓閉を指示すると、信号UPが+
12V(この時DOWNは0V)になり、リレーRL1
からリレーRL2に向かう方向に電流が流れ、そ
れによつて電気モータMOTが、開駆動のときは
逆の方向に駆動され、窓が閉方向に駆動される。 通常の状態では、検出回路SENの出力端子JA,
JB及びJCのレベルがL,H及びLであり、また
端子JE,JE1,JE2及びJE3は高レベルHであ
る。従つて、トランジスタQ7がオンし、トラン
ジスタQ8がオンしている。窓閉を指示している
時、端子JDは+12Vなので、この時発光ダイオ
ードLED1に電流が流れ、それが点灯する。ま
たトランジスタQ9がオフし、トランジスタQ1
0がオフするので、発光ダイオードLED2は消
灯する。また、トランジスタQ11がオフし、ト
ランジスタQ12がオフするので、発光ダイオー
ドLED3は消灯する。 検出回路SENが、「接近」を検出すると、端子
JA及びJBのレベルが、それぞれH及びLに変化
する。これによつて、トランジスタQ7がオフ
し、トランジスタQ8がオフし、発光ダイオード
LED1が消灯する。また、トランジスタQ9が
オンし、発光ダイオードLED2が点灯する。こ
れによつて、危険であることをドライバに報知す
る。しかし、電気モータMOTの駆動状態は変化
しない。 検出回路SENが「接触」を検出すると、各端
子JA,JB及びJCのレベルが、H,L及びHにな
る。従つて、発光ダイオードLED1及びLED2
の状態は、前記「接近」が検出された場合と同様
である。端子JCのレベルがHになると、トラン
ジスタQ11がオンする。これによつて、発光ダ
イオードLED3が点灯し、また端子JSが低レベ
ルLになる。 演算増幅器OP3の出力端子は、通常は低レベ
ルLであるが、端子JSがLになると、Hに反転
する。これによつて、トランジスタQ1がオンす
る。トランジスタQ1がオンすると、トランジス
タQ2がオンし、トランジスタQ3がオンし、リ
レーRL1がオン状態に付勢される。またそれに
よつて、以後トランジスタQ1の状態にかかわら
ず、端子JEが低レベルLを持続するので、リレ
ーRL1を付勢するドライバ回路は、オン状態に
ラツチされる。 また、トランジスタQ1がオンすると、トラン
ジスタQ4がオンし、トランジスタQ5がオン
し、リレーR12がオン状態に付勢される。な
お、トランジスタQ1がオンすると、コンデンサ
C3が充電され、それがトランジスタQ4のベー
ス電位を下げるので、トランジスタQ1がオフし
た後も所定時間の間は、トランジスタQ4のベー
ス端子とエミツタ端子との間に所定のオン信号が
印加され、トランジスタQ4はオン状態を持続す
る。リレーRL1及びRL2が共にオン状態になる
と、リレーRL2からRL1の接点に向かう方向に
電流が流れ、これによつて電気モータMOTは窓
開方向に反転駆動される。 この状態で、端子JSが高レベルHに戻るか、
あるいはコンデンサC3の放電が完了すると、ト
ランジスタQ4がオフし、トランジスタQ5がオ
フし、リレーRL2がオフ状態に戻る。リレーRL
2がオフ状態になると、電気モータMOTに電流
が流れなくなり、窓開動作は停止する。 リレーRL1を付勢するドライバ回路はオン状
態にラツチされているので、リレーRL1はオン
状態を維持する。従つて、窓駆動動作は停止状態
を維持する。 ドライバUPスイツチをオフに戻し、信号UPが
0Vに戻ると、ダイオードD3を介して、トラン
ジスタQ3のベース端子のレベルがLに反転す
る。これによつてトランジスタQ3がオフし、リ
レーRL1をオフするとともに、端子JEのレベル
をHに戻してラツチを解除する。 検出回路SENが1度「接触」状態を検出する
と、ラツチが解除されるまで、つまりUPスイツ
チがオフになるまでの間は、端子JEが低レベル
Lであるため、トランジスタQ10及びQ12が
オン状態になる。従つて、その期間は、検出回路
SENが「接触」状態及び「接近」状態を検出し
なくなつても、発光ダイオードLED2及びLED
3が点灯状態を維持する。 上記実施例では、「接近」を検出した時に警報
表示を行ない、「接触」を検出した時にモータの
逆転・停止及び警報表示を行なつているが、「接
近」と「接触」のいずれかを検出したらモータ制
御の切換えを行なつてもよい。これを行なうに
は、前記安全回路SF1を第6図のように変更す
ればよい。 第6図を参照すると、この実施例ではトランジ
スタQ9のコレクタ端子に2つのダイオードD1
3及びD14が追加接続されており、ダイオード
D14のアノード端子が、端子JSに接続されて
いる。従つて、検出回路SENの出力端子JA及び
JCのいずれが高レベルHになつても、端子JSを
低レベルLにセツトし、これによつて窓開動作が
行なわれる。 この実施例によれば、「接触」状態が生ずる前
に危険が回避されるので更に安全である。 第7図に、本発明のもう1つの実施例を示す。
この実施例においては、制御にマイクロコンピユ
ータCPUを用いている。前記実施例と同様に、
電気モータMOTを制御するためのリレーRL1
及びRL2と、表示用の発光ダイオードLEd1,
LED2及びLED3が備わつており、これらはド
ライバDV2を介して、マイクロコンピユータ
CPUの出力ポートに接続されている。電源ユニ
ツトPWは、電源電圧Vbから定電圧Vccを生成す
る。 第7図のマイクロコンピユータCPUの動作を
第8図に示す。第8図を参照して説明する。な
お、この動作は前記第1図の装置と実質上同一で
ある。電源がオンすると、まず初期設定を行な
う。つまり、メモリの内容をクリアし、モータ
MOTを停止状態に設定し、発光ダイオードLED
1,LED2及びLED3の表示をクリアする。 次に信号UP及びDOWNの状態をチエツクす
る。信号DOWNがオンレベル(+12V)なら、
モータMOTを窓開動作方向に駆動するように、
出力ポートP4及びP5を設定し、信号DOWN
がオフレベル(0V)になるまでその状態を持続
する。信号DOWNがオフレベルになつたら、モ
ータMOTが停止するように出力ポートP4,P
5をセツトし、再び、信号UP及びDOWNのチエ
ツクを行なう。 信号UPがオンレベルになつたら、端子JBをチ
エツクし、それがH、つまり異常なしであれば、
モータMOTが窓閉方向に駆動されるように出力
ポートP4,P5をセツトし、発光ダイオード
LED1を点灯セツトし、信号UPのチエツクを繰
り返す。 もし信号UPがオンレベルの時に端子JBが低レ
ベルLになつたら、次に端子JA及びJCの状態を
チエツクする。端子JA及びJCのいずれか一方が
低レベルLなら、つまり「接近」状態なら、発光
ダイオードLED2を点灯にセツトし、モータ
MOTは窓閉駆動状態にセツトし、再び信号UP
のチエツクを繰り返す。 端子JBが低レベルの時に、端子JAとJCが共に
高レベルH、つまり「接触」検出状態なら、モー
タMOTが窓開方向の駆動になるように、出力ポ
ートP4,P5をセツトし、発光ダイオード
LED2,LED3を点灯、LED1を消灯にセツト
し、タイマーをスタートする。タイマがタイムオ
ーバしたら、モータMOTを停止状態にセツト
し、信号UPがオフになるまで待つ。信号UPがオ
フになつたら、発光ダイオードLED2及び3を
消灯にセツトして、再び信号UP及びDOWNのチ
エツクを繰り返す。 第9図に、第8図の変形例を示す。この変形例
は、前記第6図の実施例と実質上同一の動作を第
7図の装置で実現するものである。第9図を参照
して説明する。電源がオンすると、まず初期設定
を行ない、次に信号UP及びDOWNをチエツクす
る。信号DOWNがオンになつた時の動作は、第
8図の場合と同一である。 信号UPがオンすると、端子JBをチエツクし、
それがH、つまり異常なしであれば、モータ
MOTが窓閉方向に駆動されるように、出力ポー
トP4,P5をセツトし、発光ダイオードLED
1を点灯にセツトし、信号UPのみのチエツクを
繰り返す。 もし信号UPがオンレベルの時に端子JBが低レ
ベルLになつたら、次に端子JCの状態をチエツ
クする。端子JCが低レベルLなら、つまり「接
近」状態なら、モータMOTが窓開方向に駆動さ
れるように出力ポートP4,P5をセツトし、発
光ダイオードLED2を点灯(LED1を消灯)し
てタイマをスタートする。また端子JCが高レベ
ルHなら、つまり「接触」状態なら、モータ
MOTが窓開方向に駆動されるように出力ポート
P4,P5をセツトし、発光ダイオードLED3
を点灯(LED1を消灯)してタイマをスタート
する。 タイマをスタートした後、それがタイムオーバ
したら、モータMOTを停止状態にセツトし、信
号UPがオフになるまで待つて、それがオフにな
つたら発光ダイオードLED2及びLED3を消灯
にセツトして、再び信号UP及びDOWNのチエツ
クを繰り返す。 なお、上記実施例では報知手段として発光ダイ
オードによる表示手段を用いたが、例えばブザー
による警報音発生器としてもよい。また、報知す
る場合の動作は、表示手段の点滅や表示色の変更
でもよいし、警報音の場合には、周波数、音色、
音量等々を変更する態様でもよい。 [効果] 以上のとおり本発明によれば、接近と接触のよ
うな複数の異常状態を検出するので、警報と駆動
の異常停止のような2重の保安処置ができ信頼性
が高い。しかも、1つのアンテナを複数の回路で
共用するので、検出部の、取付スペース確保、電
気配線、取付作業等が簡単である。また、発振回
路の故障時にも異常時と同様の検出信号出力が得
られるので、極めて安全であり、挟み込み等の事
故を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すブロツク図
である。第2a図は第1図の装置を搭載した自動
車を示す側面図、第2b図は第2a図のb―
b線断面図である。第3図は、第1図の検出回路
SENの詳細を示す電気回路図である。第4図は、
第1図の安全回路SF2の詳細を示す電気回路図
である。第5図は、第1図の安全回路SF1の詳
細を示す電気回路図である。第6図は、第5図に
示す回路の1つの変形例を示す電気回路図であ
る。第7図は、もう1つの実施例を示すブロツク
図である。第8図は第7図のマイクロコンピユー
タCPUの動作を示すフローチヤートである。第
9図は、第8図の変形例を示すフローチヤートで
ある。 1:窓ガラス、2:ウエザストリツプ、3:車
体、ANT:アンテナ(導電体)、OSC1:発振
回路(第1の信号発生手段)、OSC2:発振回路
(第2の信号発生手段)、AM1,AM2:増幅回
路、PC:共用回路(導電体共用手段)、MIX:
周波数混合回路(周波数混合手段)、BPF:バン
ドパスフイルタ回路、CF1:セラミツクフイル
タ、DCN:判別回路、SF1,SF2:安全回路
(保安手段)、SEN:検出回路、MOT:電気モー
タ、RL1,RL2:リレー、LED1,LED2,
LED3:発光ダイオード、X1,X2:水晶、
CPU:マイクロコンピユータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 導電体; 少なくとも3つの端子を含み、第1の端子が前
    記導電体と接続された導電体共用手段; 所定周波数の信号を発生する発振回路を含み、
    該発振回路の一部分が前記導電体共用手段の第2
    の端子を介して前記導電体と接続され、該導電体
    側のリアクタンスの影響を受けて発振を停止す
    る、第1の信号発生手段; 前記第1の信号発生手段とは異なる周波数で発
    振する発振回路を含み、該発振回路の一部分が前
    記導電体共用手段の第3の端子を介して前記導電
    体と接続され、該導電体側のリアクタンスの影響
    を受けて発振を停止する、第2の信号発生手段; 入力端子が前記第1の信号発生手段の出力端子
    及び前記第2の信号発生手段の出力端子に接続さ
    れた周波数混合手段; 前記周波数混合手段の出力端子に接続された少
    なくとも1つの周波数選択性フイルタを含み、周
    波数混合手段の出力端子に現われる信号の有無及
    び周波数に応じて少なくとも3つの状態を判別す
    る、信号判別手段;および 前記信号判別手段の判別結果に応じて所定の保
    安処理を行なう、保安手段; を備える保安装置。 2 前記導電体共用手段の第2の端子及び第3の
    端子は、それぞれ第1及び第2の信号発生手段の
    発振回路の同調回路の一部に接続された、前記特
    許請求の範囲第1項記載の保安装置。 3 前記第1の信号発生手段の発振周波数と前記
    第2の信号発生手段の発振周波数との比率を2以
    上に設定した、前記特許請求の範囲第1項記載の
    保安装置。 4 保安手段は、モータの駆動制御手段及び報知
    手段を備え、第1の信号発生手段の信号出力が遮
    断されると報知手段を付勢し、第2の信号発生手
    段の信号出力が遮断されるとモータの駆動状態を
    切換える、前記特許請求の範囲第3項記載の保安
    装置。 5 保安手段は、第2の信号発生手段の信号出力
    が遮断されると、モータの駆動方向を逆転する、
    前記特許請求の範囲第4項記載の保安装置。 6 保安手段は、モータの駆動制御手段及び報知
    手段を備え、少なくとも1つの信号発生手段の信
    号出力が遮断されると、報知手段を付勢するとと
    もに、モータの駆動状態を切換える、前記特許請
    求の範囲第1項記載の保安装置。
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