JPH0227010A

JPH0227010A - 回転式除塵機

Info

Publication number: JPH0227010A
Application number: JP17489588A
Authority: JP
Inventors: Akira Saito; 昭斎藤
Original assignee: NIPPON JIDO KIKO KK
Current assignee: NIPPON JIDO KIKO KK
Priority date: 1988-07-15
Filing date: 1988-07-15
Publication date: 1990-01-29
Also published as: JPH0442483B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明は、スクリーン作業と除塵作業を共に行なうこ
とかできるようにした回転式除塵機に関するものである
。

〈従来の技術及びその問題点〉河川又は水路等においで、その規模を問わす幾多の塵芥
か浮遊し、流れでくることは１つの現実であるところ、
河川又は水路の浄化のためにはこれらの塵芥を放置しで
おくことができないため、これを何等かの手段によって
除去しなければならない。このために用いられているの
がスクリーンである。

従来一般に用いられでいたスクリーンは、第４図に示す
ように、河川又は水路ａに、直線状のスクリーンバーｂ
を適当間隔を保持して複数並設固定し、前記スクリーン
バーｂの間隙から水を通すとともに、塵芥はスクリーン
バーｂによって受ける構造となっていた。しかし上記か
らも明らかなように、この従来例にあっては、スクリー
ン自体は固定式であったため、スクリーンバーｂによっ
て閉止された塵芥を除去するためには、小型スクリーン
にあっては熊手によって、また大型スクリーンにあって
はレーキで、それぞれあたかも掻き上げるように除去し
ていたのであった。この作業は一定期間ごとに行なわれ
るのであるが、いずれにしてもすこぶる煩雑な作業であ
るのみならず、スクリーンパーｂによって阻止される塵
芥は、スクリーンパーｂにおける水面位置にのみ存在す
るとは限らず、水中位置にも存在し、つまりスクリーン
のほとんど全面に水圧の作用によって張り付くような状
態で掛止されているため、除去する作業は決して容易な
ことではなかったのである。

〈問題点を解決するための手段〉そこでこの発明にかかるは回転式除塵機は、前記の問題
点を解決するために、略Ｃ字状に形成した複数のスクリ
ーンパーを所望間隔を保持して並設するととともに、こ
れら各スクリーンパーの外周面に、掻上げ爪を配設し、
全体を回転自在に配設したり、または前記複数のスクリ
ーンパーの回転方向上部に、このスクリーンパーが挿通
するスリットを有する塵芥受板を配設して、前記スクリ
ーンパーによって塵芥の流れを阻止し、全体を回転させ
て前記塵芥を水面上に導き、その部分で塵芥の自重又は
塵芥受板によって強制的に除去するようにし、かつスク
リーンパーの間隙から除塵機内部に侵入し、そこに停滞
しでいる塵芥も除去することかできるようにしたもので
ある。

〈実　施　例〉次にこの発明にかかつ回転式除塵機の一実施例を図面に
もとすいて述べると、１は略Ｃ字状に形成したスクリー
ンパーてあつ、このスクリーンパー１は所望間隔を保持
して複数並設しである。

２は複数並設した前記スクリーンパー１の両側（乙配設
したリング状スクリーンパーてあり、このリング状スク
リーンパー２には、十字状に形成した軸受体３を配設し
である。スフｌ）−シバ−１を複数並設してリング状ス
クリーンパー２と一体的に連結する１とめには、各スク
リーンパー１及びリング状スクリーンパ−２の内周面に
連結パー４を配設することによって行なっている。この
結果、両側のリング状スクリーンパ−２の間における略
Ｃ字状の各スクリーンパー１によって、これらはあたか
も一部に開口部を有する円筒型の麺状体を呈することに
なる。５はスクリーンパー１及びリング状スクリーンパ
−２の外周面に所望間隔を保持して配設した掻上げ爪で
あり、この掻上げ爪５は、各スクリーンパー１及びリン
グ状スクリーンパー２にそれぞれ独立的、かつ各スクリ
ーンパ１及びリング状スクリーンパー２の幅と同等又は
それよりも狭い幅をもって形成されている。６は回転軸
であり、この回転軸６は、前記リング状スクリーンパー
２の軸受体３に固定されているとともに、一端部は所望
の回転装置に連結されている。この回転装置は、例えば
モーターであってもよいか、図示する本実施例において
は、チェーンホイール７１−＞チェーン８−＞チェーン
ホィール７′中減速機９等を経てハンドル１０に連結し
である。したかってハンドル１０を回転せしめることに
よってチェーン８を介してスクリーンパー１等は回転す
ることになるのである。］］は、前記スクリーンパー１
等の回転方向上部に配設した固定式の塵芥受板であり、
この塵芥受板１１は、スクリーンパー１か挿通するに必
要な幅のスリットを形成しである。尚、図中１２は塵芥
受板１１の背後に設定した集積場である。

く作　　用〉しかしてスクリーンパー１等によって円筒状鎖状に形成
された除塵機を河川又は水路の横断方向に設置する。す
ると、経時的に塵芥は前記スクリーンパー１又は（及び
）リング状スクリーンパー２に掛止することになる。水
は各スクリーンパー１とリング状スクリーンパー２の間
隙から下流方向へ通過して流れることになるので、これ
によってスクリーンとしての作用をなすことになる。そ
して掛止した塵芥を除去するためには、ハンドル１０を
持って回すと、そのトルクは減速機９φチエーンホイー
ル７′中チエーン８に）チェシホイール７を経由して回
転軸６を回し、もってスクリーンパー１等も回転するこ
とになる。この場合スクリーンパー１等（こ付着してい
る塵芥は付着した状態又は掻上げ爪５の作用によって水
面上に持上げられる。ここで例えば、塵芥受板］１か無
い場合、すなわち特許請求の範囲第１項記載の発明にあ
っては、前記スクリーンバー１等に付着した塵芥は、ス
クリーンパー１等の回転によって最上位に達し、やがて
下降する段階に至ると、塵芥の自重によってスクリーン
パー１等と自然に分離し、集積場］２に落下することも
ある。枯葉等は、水中においでは水圧も作用して張り付
くように付着しているか、水面上においては水圧か無く
なるために自然に分離することこともあるのである。し
かしより確実に除去するためには、特許請求の範囲第２
項記載の発明、すなわち塵芥受板１１によってなすもの
とする。つまり、各スクリンバー１は、その回転時に塵
芥受板１１のスリット内を通過することになるので、ス
クリーンバ１の外周面に付着している塵芥は、塵芥受板
］１によって掬い取られるが如く除去されるのである。

除去された塵芥は、塵芥受板１１の上面を滑動しながら
集積場１２に移動することになる。

また各スクリーンバー１の間隙から内部に入った塵芥又
はスクリーンバー１の回転時に開口部から内部に入った
塵芥は、この開口部から人為的に除去すればよい。しか
しこのような塵芥は、理論的には極少量ということにな
る。

〈発明の効果〉前記のようにこの発明にかかる回転式除塵機によれば、
略Ｃ字状に形成した複数のスクリーンバーを所望間隔を
保持して並設するととともに、これら各スクリーンバー
の外周面に、掻上げ爪を配設し、全体を回転自在に配設
したり、または前記複数のスクリーンバーの回転方向上
部に、このスクリーンバーか挿通するスリットを有する
塵芥受板を配設しであるので、前記スクリーンバーによ
って塵芥の流れを開止し、全体を回転させて前記塵芥を
水面上に導き、その部分で塵芥の自重又は塵芥受板（こ
よって強制的に除去するようにし、かつスクリーンバー
の間隙から除塵機内部に侵入し、そこに停滞している塵
芥も除去することかできるという効果を有するのである
。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明にかかる回転式除塵機の一実施例を示す
もので、第１図は第２図のＡ−Ａ線断面図、第２図は正
面図、第３図は平面図、第４図は従来例を示すもので、
そのうち（イ）は正面図、（ロ）は側面図である。１・・・スクリーンバ２・・・リング状スクリ３・・・軸受体４・・・連結バー５・・・掻上げ爪６・・・回転軸７．７′・・・チエ８・・・チェーン９・・・減速機１０・・・ハンドル］１・・・塵芥受板１２・・・集積場ンホインノ＼ル

Claims

【特許請求の範囲】１、略Ｃ字状に形成した複数のスクリーンバーを所望間
隔を保持して並設するととともに、これら各スクリーン
バーの外周面に、掻上げ爪を配設し、全体を回転自在に
配設したことを特徴とする回転式除塵機。２、略Ｃ字状に形成した複数のスクリーンバーを所望間
隔を保持して並設するととともに、これら各スクリーン
バーの外周面に、掻上げ爪を配設し、全体を回転自在に
配設し、しかも前記複数のスクリーンバーの回転方向上
部に、このスクリーンバーが挿通するスリットを有する
塵芥受板を配設したことを特徴とする回転式除塵機。