JPH02269140A - 加硫性エラストマー組成物の金属への接着法 - Google Patents

加硫性エラストマー組成物の金属への接着法

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JPH02269140A
JPH02269140A JP2052325A JP5232590A JPH02269140A JP H02269140 A JPH02269140 A JP H02269140A JP 2052325 A JP2052325 A JP 2052325A JP 5232590 A JP5232590 A JP 5232590A JP H02269140 A JPH02269140 A JP H02269140A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、加硫性エラストマー組成物の金属への接着方
法に関する。特に、成るポリイソシアネート架橋剤のそ
の方法に於ける使用に関する。又、本発明はエラストマ
ートッピング組成物、そのような組成物を含むトッピン
グされたスチールファブリック(fabric)、及び
それらを含むスチール強化タイヤに関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]トレッ
ドがスチール強化材で強化された車両タイヤは、自動車
工業に於いて広く受は入れられている。しかしそれらは
、スチール強化材が、例えば製造中に湿気を偶然取込ん
だり、外からタイヤトレッドを傷付けるような事故より
発生する湿気の影響を受は易い、という不利な点を有す
る。通常スチール強化材に対し施される黄銅塗装を行な
った場合でさえも、そのような水の影響からスチール強
化材が完全に保護されることはない。黄銅塗装の主要な
目的は、通常フィラメント状であるスチール強化材と、
黄銅塗装されたスチール強化材が埋め込まれる、成るい
は接して並置されるゴム組成物との良好な接着を提供す
る事である。スチールフィラメントの腐蝕という問題は
、ゴム組成物と黄銅中の銅及び/又は亜鉛との間で起こ
る長期間の望ましくない反応の結果発生するものであり
、これは黄銅の分解を招き、更に下層のスチールフィラ
メントからの剥離を導く。この事は、湿気の浸入を許し
、スチールフィラメントと接触して腐蝕を発生させ、ひ
どい場合にはその崩壊を招く。ひとたびベルト様スチー
ル強化材が崩壊すると、タイヤが回転する時にスチール
強化材に作用する大きな力に対しもはや耐える事が出来
なくなるので、そのような崩壊は非常に重大な結果を招
く。
黄銅メツキしたスチールフィラメントとゴムトッピング
組成物との接着を改良する方法として、ゴム組成物中に
遷移金属化合物(例えば、コバルト若しくはニッケルの
塩)を配合する事が知られている。そのような物質を本
明細書中では「接着剤」と云う。特に、有機酸(例えば
、ステアリン酸及びナフテン酸)のコバルト及びニッケ
ルの塩が使用されている。広く使用されているコバルト
接着剤は、ステアリン酸コバルトである。しかし、ステ
アリン酸コバルトを使用すれば耐腐蝕性は改善されるが
、ゴム組成物の耐老化性、特に高温に於ける耐老化性は
低下するという実質的な不利な点を伴う。タイヤ、特に
トラックタイヤに於いては一般に高温が発生するので、
接着剤としてのステアリン酸コバルトの使用は全く満足
出来るものではない。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は、成るポリイソシアネート架橋剤を併用す
れば、遷移金属接着剤(例えば、ステアリン酸コバルト
)の耐老化性に与える不利な影響を可成りの程度和らげ
る事が出来る事を、見出した。
即ち本発明の第1態様に於いて3(a)ニトロソフェノ
ールとポリイソシアネートとの反応生成物、及び(b)
コバルト又はニッケル接着剤、を含有する加硫性エラス
トマー組成物を金属に接触したまま加硫することを特徴
とする加硫性エラストマー組成物の金属への接着方法を
、提供する。
上記反応生成物のうち好ましいものを、本明細書中では
「ジイソシアネート架橋剤」と言う。
ニトロソフェノールとポリイソシアネートとの反応生成
物は、便宜的には一般式 (式中、Arlはアリーレン基、Arzは芳香族又は脂
肪族基、及びnは2又は3を表わす。)を有するもので
ある。
反応生成物中のポリイソシアネート基は、芳香族ジー若
しくはトリーイソシアネート(例えば、TDI若しくは
MDI)から容易に誘導される。
TDI及びMDIは、それぞれトルエンジイソシアネー
ト(例えば、2.4−トルエンジイソシアネート)及び
ジフェニルメタンジイソシアネート(例えば、メチレン
ビス(4−7エニルイソシアネート)として知られる4
、4′異性体)に対する一般的略語である。
反応生成物中のニトロソフェノール基は、4−ニトロソ
フェノール(例えば、4−ニトロソフェノールそれ自身
、又は、2.6−シメチルー4−二トロンフェノール若
しくはアルキルがC3〜、アルキル基である他の2.6
−ジアルキル−4−ニトロソフェノール等のアルキル置
換4−ニトロンフェノール)から容易に誘導される。別
法として、ニトロソフェノールはモノーアルキル置換体
ヲ使用する事が出来る。
本発明の第2態様に於いて3(a)一般式(式中、Ar
、及びAr3は同一でも異なっても良いアリーレン又は
置換アリーレン基、A「、は芳香族又は脂肪族基である
。) で表わされる化合物、及び (b)コバルト又はニッケル接着剤 を含有する加硫性エラストマー組成物を金属に接触した
まま加硫することを特徴とする加硫性エラストマー組成
物の金属への接着方法を、提供する。
式[II]で表わされる化合物は、適当なニトロソフェ
ノールとジイソシアネートとの反応によって得られる。
一般式[II]で表わされる化合物に於いて、Artと
Ar、は同一でも異なっても良く、例えば7エ二レン又
はC1〜、アルキル基を1つ以上有する置換フェニレン
であっても良い。Ar、基は、例えばフェニレン又は置
換フェニレンであっても良い。即ちAr、は、例えばT
DI(これは、例えば単量体又は二量体であっても良い
。)から誘導されるトリレン基を含んでも良く、成るい
は式、 Ara−R−Ar、   [I[[] (式中、Ara及びArcは同一でも異なっても良いフ
ェニレン又は置換フェニレン、RはC8〜。
又は他のアルキレン基を表わす。) で表わされる基であってもよい。
Ar、がTDIの二量体から誘導されるジイソシアネー
ト架橋剤の例としては、一般式 (式中、各Rは同一でも異なっても良い水素又はアルキ
ル、例えばメチル又は他のCI#4アルキルである。) を有する化合物である。一般式[IV]で表わされる好
ましい化合物としては、各Rがメチルのものである。
Ar、が基Ar4−R−Ar、であるジイソシアネート
架橋剤の例としては、一般式 (式中、各Rは同一でも異なっても良い水素又はアルキ
ル、例えばメチル又は他のC1〜、アルキルである。) で表わされる化合物である。一般式[V]で表わされる
好ましい化合物としては、各Rがメチルのものである。
各R置換基がメチルである一般式[IV]及び[V]で
表わされる特定化合物としては、それぞれ商標、Nov
or924及びNovor950という商標銘柄で市販
されている。
本発明に於いて、エラストマーはあらゆる適当な天然若
しくは合成ゴム、又はそれらのブレンド物であってよい
。例えば、エラストマーは天然ゴム、合成ポリイソプレ
ン(特にシス体含量の高いもの)、又は天然ゴムと合成
ポリイソプレンとのブレンド物であってよい。そのよう
なブレンド物に於いて、天然ゴムと合成ポリイソプレン
は例えば、80 : 20〜20:80(特に60 :
 40〜40:60)の重量比で存在しても良い。
ジイソシアネート架橋剤の使用量に於いて、適する量は
組成物中のコバルト又はニッケル接着剤の量(これは、
例えばエラストマー100重量部につき0.5〜4重量
部、特に1〜3重量部であってよい。)に少なくとも成
る程度依存する。
ジイソシアネート架橋剤が、各R置換基がメチルである
一般式[IV]で表わされる上記特定化合物の場合、ゴ
ム100部につき上記特定化合物を約2.6重量部使用
し且つ組成物がステアリン酸コバルト2重量部含有する
時、非常に良好な結果が得られた。即ちこの特定の場合
に於いては、ジイソシアネート架橋剤のコバルト接着剤
に対する比は、約1.3:lである。このように、例え
ばジイソシアネート架橋剤の使用量はコバルト接着剤1
部につき1〜2重量部の範囲内で好適に用いられるが、
より少量、例えばコバルト接着剤1部につき0.5部を
、所望により使用する事も出来る。
同様に、架橋剤をより多くの量、例えばコバルト接着剤
1部につき4部まで使用する事が出来る。
しかし当業者に周知のように、架橋剤の上記実際的な上
限は、使用する加硫系、特に硫黄と促進剤の使用量に依
存する。
硫黄をエラストマーの加硫剤として使用する場合、それ
をエラストマー100部につき3〜8重量部、特に4〜
7重量部使用できることが分かつた。実施例1及び2か
ら分かるように、硫黄を6重量部含むゴム組成物に於い
て優れた結果が得られた。
本発明に於いて有用な接着剤の例としては、有機酸(例
えば、アルカン酸及びナフテン酸)のコバルト及びニッ
ケル塩である。適当な酸としては、例えば分子中に炭素
原子を8個以上(例えば、16〜18個又はそれ以上)
有する1種以上のアルカン酸を含む。
本発明の第3態様に於いて、スチール強化タイヤに使用
し、加硫性ニジストマー、そのエラストマーの配合剤、
コバルト又はニッケル接着剤、及びウレタン架橋剤(例
えば、ニトロソフェノールとポリイソシアネートとの反
応生成物)を含有するトッピング組成物を、提供する。
本発明の第4態様に於いて、ずらりと並んだスチール強
化コード又は他のフィラメント、及び本発明の第3態様
のトッピング組成物を含むトッピングされたスチールフ
ァブリックを、提供する。
更に本発明の第5態様に於いて、本発明の第3態様のト
ッピング組成物、又は本発明の第4態様のトッピングし
たスチール7アブリツタを含むタイヤを、提供する。
本発明法の加硫条件(例えば、140℃以上、例えば1
40〜180°Cの反応温度)下では、反応生成物はキ
ノンオキシム2分子とポリイソシアネート1分子に解離
すると考えられる。例えば、式[V]で表わされる化合
物の熱的解離は、反応式で表わされる反応を含むと考え
られる。
キノンオキシムは互変異性化して相当するニトロソフェ
ノールになり、次いでこれはそのニトロソ基によりゴム
に結合し、ペンダントアミノフェノール基を形成する。
このアミノフェノール基はポリイソシアネートと反応す
ることができ、それにより架橋が行われる。
[実施例及び発明の効果] 本発明を以下の実施例で説明する。尚、断らない限り「
部」は重量部を表わす。
実施例で使用される略語は、次の意味を表わす。
5MR2O:天然ゴム。
6PPD : N−(1,3−ジメチルブチル)−N′
−7エニルーp−フ二重レンジアミ ン含有老化防止剤。
DCBS:  N、N’−ジシクロへキシル−2−ベン
ゾチアゾールスルフェンアミド Novor9 2 4 :上記式[■](式中、Rはメ
チル基である。)で表わされる化合物と す7テン系プロセスオイルを75 /25の重量比で含有するジウレ タン架橋剤、ラバー・コンサルタ Novor95 ンズ・リミッテッド社( R ubberConsul
tans  Ltd,ブリッケンドンバリ−( B r
ickendonbury)、英国)より市販。
0:上記式[V](式中、Rはメチル基である。)で表
わされる化合物を 含有するジウレタン架橋剤、ラバ ー・コンサルタンズ・リミッテッ ド社より市販。
実施例1 硫黄及びDCBSを除く表−1に示す各配合剤を密閉式
ミキサーで互いに混合し、次いで硫黄及びDCBSを2
本ロール機で加え、本発明のゴム組成物を得た。この組
成物に於いては、ステアリン酸コバルト接着剤2.0部
及びNovor9 2 4を3、5部含有した。同様に
、対照として比較実施例Aのゴム組成物を得た。尚この
組成物に於いては、ステアリン酸コバルト2.0部を含
有するがNovor9 2 4は全く含有しなかった。
実施例1及び比較実施例への各組成物の加硫特性を、モ
ンサント(Monsanto)レオメータ−を用い15
0℃で測定し、これらの結果を表−1に示す。
嚢:」− 配宜亙           実施例 Δ   1 5MR2O天然ゴム        50.0  50
.0ハイシスイソプレンゴム   50.0  50.
0酸化亜鉛          8.0   8.0カ
ーボンブラツクN234    52.0  52.0
6PPD            2.0   2.0
ステアリン酸コバルト     2.0   2.0N
ovor924              3.5硫
黄             6.0   6.0DC
BS            O,80,8モンサンド
レオメ一ター150℃(ASTM D−2084)ML
           dNm   19.3  19
.OMHdNm  114.l   130.Ot52
wins   4.7   5.2t’。(90)  
      ll1ins  19,8  17.9実
施例1及び比較実施例Aの各未加硫トッピング組成物中
に黄銅メツキスチールコードをそれぞれ浸漬し、次いで
30分間145℃で硬化させて各テストサンプルを作製
した。次いで、トッピング組成物の黄銅メツキスチール
コードへの接着性をASTM D−2229に従って測
定した(以下の注釈を参照せよ。)。得られた結果を表
−2に示す。表−2には又、実施例1及びAの各トッピ
ング組成物の加硫化サンプルに対しASTM D−22
40に従って測定した各硬度値も示す。
煮二λ 初期 Aよ N/25mm 1.7L41,706 初期 48hr/130°Cのエアー エージング           919396hr/
130°Cのエアー エージング          9494注釈: 作製コードは、中央に直径0.2mmの3本のコードを
有し、それらのまわりに各直径が0.35mmの6本の
コードを配置したものであった。そのようなコードは、
lX3X0.20mm+6X0.35mmコードとして
知られている。このコードを、銅含有率64%の黄銅で
メツキした。
表−2から分かるように、比較実施例Aの組成物の接着
性は、エージング前の初期値1.714N/25mmか
ら96時間エージング後の1,404N/25mmまで
低下する。これとは明らかに対照的に、実施例1の組成
物の接着性は、エージング前の接着強さ1,706  
N/25mmから96時間エージング後の1.644 
 N/25mmまでと比較的小さな低下に止まっている
明らかなように、Novor924は上記一般式[■]
(但し、各Rはメチル)で表わされる特定化合物75%
とナフテン系オイル25%から成るので、実施例1に於
いてNovor924を3.5重量部使用することは、
上記特定化合物を2.625重量部使用することに相当
する。
実施例2 更に別の2つのトッピング組成物について説明する。1
つは本発明の一態様であり、もう1つは比較組成物であ
る。前者に於いては、Novor924を3.5部とス
テアリン酸コバルト接着剤を2゜0部含有する。比較実
施例Bに於いては、ステアリン酸コバルトを2.0部含
有するが、N ovor 924を全く含有しない。実
施例1と同様、実施例2に於いては比較的多量(6,0
部)の硫黄を含む。
加硫促進剤DCBSを使用しなかった以外は、実施例1
及びAで用いたとの同じ各配合剤を用いてこれら2つの
組成物を調製した。実施例2及び比較実施例Bに於いて
は、DCBSを使用する実施例1より加硫化速度は遅い
が、加硫は満足に進行する事が判った。
実施例2及び比較実施例Bの各配合剤を以下の表−3に
示す。尚、表−3には、モンサントレオメーターを用い
150°Cで測定した各物性も示す。
表−3 配皇剋           衷^! 5MR2O天然ゴム        50.0  50
.0ハイシスイソプレンゴム  50.8   50.
0酸化亜鉛          8.0   8.0カ
ーボンブラツクN234    52.0  52.0
6PPD            2.0   2.0
ステアリン酸コバルト     2.0   2.0N
ovor924              3.5硫
黄            6.0   6.0モンサ
ントレオメ一ター150℃(ASTM D−2084)
ML           dNm   20.0  
20.7MHdNm   84.5  89.3ts2
          wins   4.7   5.
3t’。(9Q)        wins  46.
2  45.0次いで、実施例2及びBの各未加硫トッ
ピング組成物を黄銅メツキスチールコードに接着し、硬
化させ、実施例1に於ける条件下に接着性試験を行なっ
た。これらの結果を以下の表−4に示す。
表−4 黄銅メツキスチールコードの接着性(ASTMD−22
29) 初期 衷攬倦 N/25+n+n  1.704  1.598初期 比較実施例Bの組成物を用いた場合の接着性は、エアー
エージング前は1.704  N/25mmであるが、
96時間エアーエージング後にはl、591N/25m
mに低下した。一方、実施例2の組成物に於いては、エ
ージング前の初期値1,598N/25n+から96時
間エージング後にはl。
684N/25順に実際増加した。
実施例2及びBの各組成物の加硫化サンプルに於ける各
硬度値を、表−4に示す。
実施例3 更に2つのトッピング組成物(1つは本発明の一態様、
もう1つは比較配合物である。)について記述する。第
1のものは、Novor924を2゜0部、及びステア
リン酸コバルト接着剤を1.0部含む。比較実施例Cは
ステアリン酸コバルトl。
Os含むがNovor924は全く含まない。実施例1
と同様、実施例3は比較的多量(6,0部)の硫黄を含
む。再実施例に於いて、エラストマーとして天然ゴム1
00部を含んだ。
実施例3及び比較実施例Cに於ける各配合剤を以下の表
−5に示す。尚この表に於いては、150℃でモンサン
ト・レオメータ−を用いて得られた各物性値も示す。
表−5 配合剤 C主 5MR2O天然ゴム       100.0  10
0.0酸化亜鉛          8.0   8.
0カーボンブラツクN220    55.0  55
.06PPD            2.0   2
.0ステアリン酸コバルト     1.0   1.
0Novor924              2.
0硫黄             6.0   6.0
DCBS            O,40,4モンサ
ントレオメーター150°O(ASTM D−2084
)ML           dNm   30−7 
 29.IMHdNm  140.8  134.2t
52          m1ns   2.9   
3.5t’。(90)        m1ns   
28.9  37.8次いで、実施例3及び比較実施例
Cの未加硫トッピング組成物を黄銅メツキスチールコー
ドに接清し、硬化させた。これらの接着性を、コードの
埋め込み長さ(embedded  length) 
25 mraを20mmに代えた以外は実施例1と同条
件下に、試験した。
これらの結果を表−6に示す。
表−6 黄銅メツキスチールコードの接着性(ASTMD−22
29) 衷^町 初期        N/20mm  l、520 1
.540初期 表−6から分かる様に、実施例Cの組成物を用いた場合
の接着性はエアーエージング前にはl。
52ON/20mmであったが、96時間エアーエージ
ング後には1.100N/20++nに低下した。
一方、実施例3の組成物を用いた場合の接着性は、エー
ジング前の初期値1.54ON/20mmから96時間
エージング後の120ON/20朋と僅かしか低下しな
かった。
実施例3及び比較実施例Cの各組成物の加硫サンプルを
用いて得られた各硬度値を表−6に示す。
実施例4 更に、本発明の一態様のトッピング組成物について記述
する。これには、Novor950を2.0部、ステア
リン酸コバルト接着剤を1.0部含む。
実施例1と同様、実施例4は比較的多量(6,0部)の
硫黄を含有する。
実施例4の各配合剤を以下の表−7に示す。これにはま
た、150℃のモンサンド・レオメータ−を用いて得ら
れた各物性値も示す。
表−7 配棗煎 5MR2O天然ゴム ハイシスイソプレンゴム 酸化亜鉛 カーボンブラックN234 50.0 50.0 8.0 52.0 6 P P D                  
  2.0ステアリン酸コバルト          
1.0Novor950              
2.0硫黄                 6.0
D CB S                0.4
モンサント・レオメータ−150°O(ASTM D−
2084)ML          dNm     
  24.IMHdNm       111.8 ts2          wins       4
.7t’(3(90)        m1ns   
    35.0次いで、実施例4の未加硫トッピング
組成物を黄銅メツキスチールコードに接着し、硬化させ
た。
この接着性を、コードの埋め込み長さ25mmを20朋
に代えた以外は実施例1と同条件下に、試験した。これ
らの結果を表−8に示す。
上記実施例に於いては、加硫促進剤としてDCBSを用
いた。加硫促進剤としてテトラメチルチウラムジスルフ
ィド(TMTD)、又はベンゾチアジルジスルフィドと
しても知られるベンゾチアゾールジスルフィド(MBT
S)を用いても、同様の結果が得られた。
表−8 黄銅メツキスチールコードの接着性(ASTMD−22
29) 初期        N/20mm      1 、
47096hr/130℃のエアー エージング    N/20mm      1.26
016hr/120℃のスチーム エージング     N/20mm      1,4
40硬度ショアーA(ASTM D−2240)初期 96hr/ 130℃のエアー エージング               9216h
r/120℃のスチーム エージング               78実施例
4の組成物の加硫サンプルを用いて得られた硬度値を表
−8に示す。
本発明に於いては、接着剤としてのコバルト及び/又は
ニッケル化合物の使用に関して特に記述したが、他の遷
移元素の化合物を含む他の接着剤の使用も本発明に含ま
れる。
特許出願人 住友ゴム工業株式会社

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)ニトロソフェノールとポリイソシアネート
    との反応生成物、及び (b)コバルト又はニッケル接着剤 を含有する加硫性エラストマー組成物を金属に接触した
    まま加硫することを特徴とする加硫性エラストマー組成
    物の金属への接着法。
  2. (2)該反応生成物が、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、Ar_1はアリーレン基、Ar_2は芳香族又
    は脂肪族基、nは2又3である。) を有する化合物である請求項(1)記載の接着法。
  3. (3)ポリイソシアネートが芳香族ジ−又はトリ−イソ
    シアネートである請求項(1)記載の接着法。
  4. (4)ポリイソシアネートがトルエンジイソシアネート
    又はジフェニルメタンジイソシアネートである請求項(
    3)記載の接着法。
  5. (5)ニトロソフェノールが4−ニトロソフェノールで
    ある請求項(1)〜(4)のいずれかに記載の接着法。
  6. (6)4−ニトロソフェノールが4−ニトロソフェノー
    ルそれ自身またはアルキル置換4−ニトロソフェノール
    である請求項(5)記載の接着法。
  7. (7)(a)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[II] (式中、Ar_1及びAr_3は同一でも異なっても良
    いアリーレン又は置換アリーレン基、Ar_2は芳香族
    又は脂肪族基である。) で表わされる化合物、及び (b)コバルト又はニッケル接着剤 を含有する加硫性エラストマー組成物を金属に接触した
    まま加硫することを特徴とする加硫性エラストマー組成
    物の金属への接着法。
  8. (8)式[II]中Ar_1及びAr_3(これらは同一
    でも異なつてもよい。)がフェニレン、又は1つ以上の
    C_1_〜_4アルキル基で置換されたフェニレンであ
    る請求項(7)記載の接着法。
  9. (9)式[II]中、Ar_2がフェニレン又は置換フェ
    ニレンである請求項(7)又は(8)記載の接着法。
  10. (10)式[II]中、Ar_2が2,4−トリレンを含
    む請求項(7)又は(8)記載の接着法。
  11. (11)Ar_2がトリル−4−イソシアネートの2量
    体である請求項(10)記載の接着法。
  12. (12)式[II]中、Ar_2が式 Ar_4−R−Ar_5[III] (式中、Ar_4及びAr_5は同一でも異なっても良
    いフェニレン又は置換フェニレン、Rはアルキレン基で
    ある。) で表わされる請求項(7)又は(8)記載の接着法。
  13. (13)該化合物が、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[IV] (式中、各R(これらは同一でも異なっても良い。)は
    アルキル基である。) を有する化合物である請求項(7)又は(8)記載の接
    着法。
  14. (14)各Rがメチル基である請求項(13)記載の接
    着法。
  15. (15)該化合物が、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼[V] (式中、各R(これらは同一でも異なっても良い。)は
    アルキル基である。) を有する化合物である請求項(10)記載の接着法。
  16. (16)各Rがメチル基である請求項(15)記載の接
    着法。
  17. (17)該接着剤が有機酸の塩である請求項(1)〜(
    16)のいずれかに記載の接着法。
  18. (18)酸が、分子中炭素原子を8個以上有する1種以
    上のアルカン酸を含む請求項(17)記載の接着法。
  19. (19)酸がステアリン酸、又はナフテン酸である請求
    項(17)記載の接着法。
  20. (20)該組成物がスチール強化タイヤの製造に使用さ
    れるトッピング組成物である請求項(1)〜(19)の
    いずれかに記載の接着法。
  21. (21)請求項(1)〜(20)のいずれかに記載の接
    着法で加硫性ゴム組成物を金属に接着することにより得
    られる複合材料構造物。
  22. (22)加硫性エラストマー、エラストマー用配合成分
    、コバルト若しくはニッケル接着剤、及びジウレタン架
    橋剤(例えば、ニトロソフェノールとポリイソシアネー
    ト反応生成物)を含有し、スチール強化タイヤに使用す
    る為のトッピング組成物。
  23. (23)スチール強化コード若しくは他のフィラメント
    の並列物(array)、及び請求項(22)記載のト
    ッピング組成物を含むトップスチールファブリック。
  24. (24)請求項(23)記載のトップスチールファブリ
    ックを含むタイヤ。
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