JPH02265929A - 複層化されたイオン交換膜 - Google Patents

複層化されたイオン交換膜

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JPH02265929A
JPH02265929A JP1085739A JP8573989A JPH02265929A JP H02265929 A JPH02265929 A JP H02265929A JP 1085739 A JP1085739 A JP 1085739A JP 8573989 A JP8573989 A JP 8573989A JP H02265929 A JPH02265929 A JP H02265929A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、混合液体から特定成分を透過分離する複層化
されたイオン交換膜に関するものである。
更に詳しくは、jta水瀾縮等の電気透析や電池セパレ
ーター等に有用な超低抵抗の7u層化されたイオン交換
膜、あるいはメツキ廃)αや金属精製工業をはじめどし
て、あらゆる産業で排出する酸を含有する溶1αからの
酸回収や酸溶液に含有する有価化a物を分離精製する際
に有用な複層化されたイオン交換膜に関ずろものである
〔従来の技術〕
イオン交換膜を用いて)捏合1r1体からある特定成分
を透過分離するシステムは既に幅広い分野で使用されて
いる。
従来のイオン交換膜として、数多くの文献、特許が報告
されているが、最も実用的で有益なものとして、クロル
メチル化スチレン(またはビニルピリジン)−ジビニル
ベンゼン共重合体の7ミノ化(または4級ピリジュウム
化)陰イオン交換膜、あるいはスチレン−ジビニルベン
ゼン共重合体のスルホン化陽イオン交換膜がある。これ
らは、耐薬品性、耐熱性、イオン交換性に加え、架橋剤
であるジビニルベンゼンの含有量を変えることにより、
イオン交換特性や選択透過性を制御できることから、あ
らゆる用途に対し多様な品種を合成し発展してきた。
しかしながら新しい用途、例えばアルミニ業をはじめと
するりん酸度液からのりん酸回収、チタン工業をはじめ
とする硫V廃液からの硫酸の回収、工業塩並の安価な食
塩を製造する向水訓縮、レドックスフロー電池やメタノ
ール電池用セパレータなど低抵抗で耐久性、耐熱性な有
するイオン交換膜の要求にス=j L/、従来のスチレ
ン−ジビニルベンゼン系では対応できない欠点がある。
即ち抵抗が低く、透過性の高い収を得るためには膜厚を
薄くせしめる必要があるが、スチレンージビニルヘンゼ
ン系樹脂は機械的強度、特に脆さがあるため100μm
以下のイオン交換膜が得られない。
更に、スチレン−ジビニルベンゼン系膜は機械的性質に
加え、加工性が悪く、逆浸透、限外濾過、精密11過、
ガス分離等の他の分離システムで使用されているホロー
ファイバー型の1漠が得られない欠点がある。
一方、限外法過膜や逆浸透膜、ガス分離膜等の分a膜に
おいて、機械的強度、加工性の優れたエンジニアリング
プラスチックが使用されている。特に耐薬品性が優れた
ポリスルホン膜は、膜内にイオン交換基を導入(ハ限外
鑓過や逆浸透での透過性の改良や、イオン選択透過性を
付与し、イオン交1!It!膜への適応が検討されてい
る。
例えは、繰り返し単位が からなるポリスルホンのクロルメチル化/4級アミン化
反応により合成された陰イオン交換樹脂、及びポリスル
ホンのスルホン化反応により合成された陽イオン交換樹
脂がi”olymerlcAmines and Ar
r+monium 5alLa、 Pergamon、
 NewYork、 1980. p、37 、Pol
mer I)repr[nLs、 Am。
Chem、 Soc、、 Div、Polym、 Ch
em、、 20(1)。
835(1979)、及びUSF 3,709,841
に記載され。
これらポリマーの薄膜を得るためにポリマーを溶媒に溶
解し、キャス)[膜後水中で′41集させることにより
非対称構造のイオン交換膜が得られることがtJSP 
3,70’l、841 、USP 3,855,122
、Desallnation、 46.327 (1,
983)、J、 MembraneSci、 、 22
.1 (1985)、、J、 Membrane Sa
t、。
22、325 (1985)、、Desallna日o
n、 ’10.  l91(1988)、等に記載され
ている。しかしながら、これら非対称構造のポリスルボ
ン系イオン交換膜は、i集の際に寸法変化が大きく欠陥
ができやすいこと、イオン交換容量が高くなると水に対
する親和性が増大するため凝集しにくくなり十分な機械
的強度を持った膜が得られない等の欠点がある。
また、非対称構造のポリスルホン多孔膜上にポリスルホ
ン系イオン交換樹脂をコーティングしたイオン交換薄膜
が報告されているが(特開昭81−4505、同61−
4506、同61−146303、同62−79Ei 
11繊維と工業、44,1.P−11(2,988)、
)。
支持膜であるポリスルホン多孔膜は表面多孔度が10〜
30%と低いため抵抗が高くなり、表面多孔度を高くし
ようとすると十分な機械的強度が得られないという欠点
がある。
多孔度の高いポリテトラフルオロエチレンくPTFE)
多孔膜にポリスルホン系イオン交換樹脂を埋め込んだ例
も報告されているが(A、ICHE Symposiu
、m 5arles 248.82.70(1,986
)、 ) 、P T F E多孔膜の表面自由エネルギ
ーが低いため溶iαコーティングや浸漬によって欠陥の
ない膜を得ることが難しく、膜厚が厚くなり、抵抗の低
い膜が得られない欠点がある。更には、イオン交換樹脂
が多孔体膜の入り屈んだ孔の中に埋め込まれるため、抵
抗は更に高くなる欠点がある。
〔発明の解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、上記した従来の技術の欠点を解消しよ
うとするものであり、超低抵抗の新規な複層化されたイ
オン交換膜を提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
本発明の上記目的は孔径が0.01〜571m、多孔度
30〜90%、厚み10〜2004mの内壁が親水性を
有する多孔体膜と、その上にポリスルボン系ポリマーの
スルホン化物あるいは4級アンモニウム塩基導入物から
なるイオン交換性ポリマー薄膜をa層化することにより
達成せしめられる。
本発明で使用される多孔膜としては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリ−4−メチルペンテン−1等のポリ
炭化水素オレフィン、ポリフッ化ビニリデン、ポリテト
ラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン/テト
ラフルオロエチレン共重合体、フルオロオレフィン系モ
ノマー/オレフィン系モノマー共重合体等のポリフルオ
ロオレフィンを挙げることができる。
多孔性膜の製法としては種々の方法があるが、延伸開孔
法が好ましい方法として用いられる。延伸開孔法は、結
晶性高分子を中空糸またはフィルム状に成型した後、延
伸により結晶ラメラ間を開裂させ、さらに熱処理を行っ
て多孔質lJl造とする方法であり、物理的手段によっ
て多孔質膜が得られ、残留溶媒等の問題がなく、多孔度
が高くかつ機械的強度の大きな膜が得られるので本発明
で使用されるのに好ましい、一方、湿式相転換法は得ら
れる孔(、を逍が非対称構造となり、表面の多孔度が小
さくなるため、イオン交換膜を7!層化した場合抵抗が
高くなり好ましくない。
本発明では孔径0.01〜5μn1、好ましくは0.0
02−2B、多孔度30〜909g、特には40〜70
%、厚み10〜200)口Y)、特には25〜1601
t mの多孔膜が使用される。
孔径が5μrnより大きいと、イオン交換膜を複層化す
る際にイオン交換樹脂が多孔体膜の入りMlんだ孔の内
部にまで侵入し、抵抗が高くなるので好ましくない。多
孔度が30%よりも低いと抵抗が高くなり、90%より
も高いと機械的強度が低下するので好ましくない。厚み
が200μm以上であると多孔体孔内で潤度分極が起こ
り透過性が低くなフて好ましくない。
このような多孔膜上にイオン交換樹11’+iを複層化
する方法としてはポリマーを溶融積層する方法やポリマ
ー?i1)夜コーティング法、モノマーを塗布後重合ま
たはグラフトさせる方法等の方法が考えられるが、ポリ
マー溶)αコーチインク法は緻密な薄膜を容易に得るこ
とができるので本発明に使用するのに好ましい方法であ
る。しかしながら、本発明で使用する多孔体膜は表面自
由エネルギーが低く孔径も小さいため、溶媒蒸発過程で
′?a液がはじかれ、均質な薄膜が得られにくいので、
親水化を行うことが好ましい。
多孔膜の親水化方法としては、多孔膜に親水性を有する
低分子または高分子を吸着させる方法や、低分子物質を
含浸復電子線や紫外線等で反応させる方法、発煙硫酸、
クロルスルボン酸等により多孔膜表面をスルホン化する
方法、クロム酸で酸化処理する方法、プラズマカス、オ
ゾンガス等の励起ガス又は活性ガスを用いて表面処理す
る方法、更にイオン性界面活性剤を含浸した後逆の電荷
を主鎖に有するポリマーで処理する方法等が挙げられる
が、特に、イオン性界面活性剤を含浸した後、逆の電荷
を主鎖に有するポリマーで処理する方法は、多孔膜基相
に損傷を与えずに5μm以下の小さな孔径の多孔膜でも
永続的な親水性が得られるので好ましい。
親水化された多孔体膜上にill化するポリスルホン系
イオン交換樹脂としては、ポリスルボン、ポリエーテル
スルホン、ボリアリールエーテルスルホン、ポリフェニ
ルスルホン、ポリチオエーテルスルホンのホモポリマー
のスルホン化物、及び4級アンモニウム塩基導入物、あ
るいは少なくとも1種類以上の上記繰り返し単位を持つ
共重合体のスルホン化物、及び4級アンモニウム塩基導
入物等が挙げられる。なかでも、特に−軟式(1)で示
される芳香族ポリスルホン系ブロック共重合体が好まし
い。
−1+Q−3O2−Q−0−Ar−0%ぺ))so24
x7−2m(R’)   (R2)     (113
)   (It’)。
a       b            CR1〜
R9は、互いに同一または異なる炭素数1〜8の炭化水
素基* a−dは、0〜4、eは0〜3、figはθ〜
7、h+iはO〜5、R10,R11は水素、炭素数1
〜6の炭1ヒ水素基、Xは−〇−1又は−S−であり、
m/n、=100/1〜!/No、Z=1〜100を示
す。) 上記芳香族ポリスルボン系ブロック共重合体は、スルホ
ン化またはハロメチル化/4級アミノ化によりイオン交
換基を導入する際、イオン交換基容量の制御が容易で、
得られた膜はイオン選択透過性が優れ、機械的強度、成
形加工性に優れているため好ましい。かかる共重合体に
ついては本出願人による特開昭6l−1(38629に
記載されている。
このようなイオン交換樹脂を溶解する溶媒としては、 
N、N、−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリ
ドン、1,1.2−トリクロロエタン、1+1+2+2
−テトラクロロエタン、トリエチルボスフェートの単独
溶媒の他、水/アセトン混合t1M、メタノール/テト
ラヒドロフラン混合液などの混合溶媒が使用される。ポ
リマー溶γα濃度としては1〜20重量%、特には5〜
15%が好ましい、1ll1度が20重量%を越えると
薄膜が得られにくい。
ポリマー溶液コーテイング後、71FJ膜は多孔体膜素
材の結晶融解温度以下の温度で熱風にて乾燥され、かく
して低抵抗の71層化されたイオン交換膜が得られる。
11水化された多孔体膜上に?!層化されたイオン交換
膜の厚みはO,1〜50μm1特には1〜30μmが好
ましい。厚みが50μm以上であると抵坑が高くなり、
また0、1μm以下であると欠陥ができやすいので好ま
しくない。
また、多孔体膜の孔壁が親水化されていない場合には、
この段階にて親水化せしめる。
次に本発明を実施例により説明するが、本発明は、かか
る実施例により限定されるものではない。
〔実施例〕
実施例1 特開昭81−160829に記載された合成法と同様に
して、4.4′−ジフェノールとジへロジフェニルスル
ホンとを反応せしめ、芳香族ポリスルホンのユニットか
らなるm=]oのプリカーサ−を合成し、ついで該プリ
カーサ−とジハロジフェニルスルホン、硫化ナトリウム
とを反応し、次式で示される芳香族ポリスルボン/ポリ
チオエーテルスルホン共重合体Aを得た。
乎ベシSO□ぺΣo−Q−Q−o噴6)SO□台X廿2
m/n=1/1、固有粘度0.65 次に、該共重合体Aを、1 r  1 + 2+ 2+
テトラクロロエタンに溶解した後、クロロメチルメチル
エーテル、無水塩化スズを添加し、110℃で4時間反
応せしめた後、メチルアルコールで沈殿、洗浄し、クロ
ロメチル化共重合体Bを得た。
かくして得られた共重合体BをN、N−ジメチルホルム
アミドに溶解し、10重量%の溶液を得た。ついで該溶
1αに1.2NlリメチルアミンのN、N−ジメチルホ
ルムアミド液を所定量加え、イオン交換容量が2.0m
eq/gなる4級アミノ化ポリマーCの溶液を調製した
一方、孔径0.04μm、多孔度45%、膜厚25μm
のポリプロピレン製多孔膜にエチルアルコールを含浸後
、水に漫潰し、更にイソプロピルナフタレンスルボン酸
ナトリウムの1重量%水溶液に室温で3分間浸漬、60
℃で10分間乾燥してアニオン界面活性剤含浸多孔膜を
調製した。この膜を0.5重量%のポリ(2−ヒドロキ
シ−3−ジメチルアミノプロピルクロライド)水溶液に
室温で1分間浸漬し、60 ’Cで10分間乾燥して親
水化ポリプロピレン多孔膜を得た。
上記した4級アミノ化ポリマーCのN、N。
−ジメチルホルムアミド溶液を親水化ポリプロピレン多
孔膜上にコーティングし、50°Cで2時間乾燥を行フ
て、イオン交換膜層の厚みが10μmの複層化されたイ
オン交換膜を得た。得られたイオン交換膜の0.5N−
NaC1水溶1α、及び0.5M−H2SO,水溶tα
中の実効抵抗の測定結果を表1に示す。実効抵抗の値は
従来のスチレン−ジビニルベンゼン系アニオン交換膜に
比較して十分に低い値であった。
比較例1 クロルメチルスチレン−ジビニルベンゼン及びスチレン
モノマーの組成を変えた3種類のモノマー混合iαに、
5重量%のニトリルゴムを溶解せしめ、更に重合開始剤
として過酸化ベンソイルを溶解せしめ、モノマーシロッ
プiαを調合した。該モノマーシロ・ンブ液をポリ塩化
ビニル製クロスに塗布せしめた後、マイラーフィルム間
にはさみ重合せしめた。かくて得た重合膜をトリメチル
アミンm1re中でアミノ化せしめ、膜厚120μmの
陰イオン交換膜を得た。実施例1と同様に、該イオン交
換膜の0.5N−NaC1水溶液中及び0.5M−H2
So4水m tri中の実効抵抗を測定し、その結果を
表−1にまとめた。
実施例2 実施例1と同様にして得られた複N膜を小型バッチ式酸
拡散透析用セルにはさみ、片側に所表−1 定濃度の硫酸及びZ n S O、L水溶液を、もう−
方にイオン交換水を入れ2時間後のイオン交換水側の硫
酸濃度、及びZロイオンの濃度から硫酸の静的透過速度
及び選択性を評価した。その結果を表−2に示す。透過
速度Uのfaは(iIlt酸濃度の上昇とともに減少す
るが、従来のスチレン−ジビニルベンゼン系イオン交換
膜と比較してその減少率が小さく、特に高温度で従来に
ない高い透過速度が得られた。また、選択性Rs(U 
Zn/ν)+2304)  の値においても十分に低い
値で、高い選択透過性能を有することが判明した比較例
2 比較例1−3で得られたクロルメチルスチレン−ジビニ
ルベンゼン系陰イオン交換膜を使用し、実施例2と同様
にして、Vt酸−硫酸亜鉛溶液の拡散透析性能を求めた
。結果を表−2に示r。
実施例3 実施例1と同様にして得られた複層膜を小型バッチ式故
拡散透析用セルにはさみ、片側に084 Nのりん酸及
び0.075HのAlPO4水溶液を、もう一方にイオ
ン交換水を入れ2時間後のイオン交換水制のりん酸濃度
、及びAlイオンの濃度からりん酸の静的透過速度及び
選択性を評価した。その結果、透過速度Uの1直は4.
2mo l/mL h *ΔC,選択性RS(UAl/
UH3PO4)の値は0.02で、高い透過性能を有す
ることが判明した。
表−2 * Rs: U Zn/ U H2So4比較例3 比較例1−3で得られたクロルメチルスチレン−ジビニ
ルベンゼン系陰イオン交換膜を使用し、実施例3と同様
にして、りん酸−りん酸アルミニウム溶液の拡散透析性
能を求めた。その結果、透過速度Uの値は0.0mo 
l/m−・h・△C1選択性Rs(TJΔl/ U H
3P04)の値は0.02であった。
実施例4 外径250μm、内径20071m、孔径0゜02 μ
m、多孔度45%、厚み251r mのポリプロピレン
製中空糸多孔膜を実施例1と同様にして親水化処理した
。得られた粗水化中空糸多孔膜上に実施例1と同様の方
法で得た4級アミノ化ポリマー溶iαを塗布、乾燥し、
コーティング層の厚みが10μmの複層中空糸膜を得た
この中空糸を長さ60cm、1000本束ね、tlii
=l熱塩化ビニル製の分離器に両端エボキシ樹脂で固定
し、第1図のような酸回収4Ii置を作成した。
かくて得た酸回収装置の中空糸の1人1 (1111(
こ10モル/lの硫酸と0.1モル/1の硫酸亜銘)を
含む酸溶)αを下郎から0.51/口1 i r+ 、
の速度で供給した。一方純水を中空糸のタト狽11(こ
0゜51/min、の速度で上部かIちIJt給したと
ころ、7.6モル/1の硫酸、Q、QO1モル/1の硫
酸亜鉛溶)αが得られた。硫酸のしl1ls!棹−ま8
0%であった。
実施例5 実施例1と同様な方法を用いて芳香り欠)ICOスルホ
ン/ボリチオエーテルスJし、′を入ンJ(重合14:
Aを得た。
次に、トリエチルホスフェート56gを1゜1.2−)
リクロロエタン400 m Iζこン;を合し、更に0
℃で発煙硫MO2gを静かζこ滴千′してスルホン化)
αを調製した。該スノトノ1又ン(ヒ)^と」(f1合
K A C’) 9 Wt %1 +  1 + 2 
 F ’) ’) D rl Iタン制夜i、 o c
; o gとを1.t、2−1−’ツク〔10エタン7
00 m l中に激しく攪11!シなtJ”、1 i!
心下した。i下後室温で97時開攪1’l! t、、、
l!過、洗浄を行って共重合体Aのスルホン化物りを得
た。
かくして得られたスルボン化ポリマーDをN−メチルピ
ロリドンに溶解し、10重遺%の溶液を得た。
一方、実施例1と同様な方法で親水化ポリプロピレン多
孔膜を得た。
上記したスルホン化ポリマーDのN−メチルピロリドン
溶液を親水化ポリプロピレン多孔膜上にコーティングし
、50℃で2時間乾燥を行って、イオン交換膜層の厚み
が10μmの複層化されたイオン交換膜を得た。得られ
たイオン交換膜の0.5N−NaC!水溶液中の実効抵
抗は0.4Ω・m2を示し、従来のスチレン−ジビニル
ベンゼン系カチオン交換膜に比較して十分に低い値であ
った。
代理A 栂村繁部外1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)孔径が0.01〜5μm、多孔度30〜90%、
    厚み10〜200μmの孔壁が親水性を有するポリ炭化
    水素オレフィンまたはポリフルオロオレフィン多孔体膜
    と、ポリスルホン系ポリマーのスルホン化物あるいは4
    級アンモニウム塩基導入物からなるイオン交換性ポリマ
    ー薄膜が複層化されていることを特徴としたイオン交換
    膜。 (2)ポリスルホン系ポリマーが一般式(1)、▲数式
    、化学式、表等があります▼(1) (但し、式中Arは、▲数式、化学式、表等があります
    ▼、▲数式、化学式、表等があります▼、又は▲数式、
    化学式、表等があります▼、Yは単結合、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ R^1〜R^9は、互いに同一または異なる炭素数1〜
    8の炭化水素基。a〜dは、0〜4、eは0〜3、f+
    gは0〜7、h+iは0〜5、R^1^0〜R^1^1
    は水素、炭素数1〜6の炭化水素基。Xは−O−、−S
    −であり、m/n=100/1〜1/10、Z=1〜1
    00を示す。) で示される芳香族ポリスルホン系ブロック共重合体構造
    を持つことを特徴とする請求項 (1)の複層化されたイオン交換膜。 (3)イオン交換性を持つ薄膜の厚みが0.1〜50μ
    mであることを特徴とする請求項(1)、(2)の複層
    化されたイオン交換膜。 (4)多孔体膜の親水化方法が、イオン性界面活性剤を
    含浸した後逆の電荷を主鎖に有するポリマーで処理する
    方法であることを特徴とする請求項(1)の複層化され
    たイオン交換膜。 (5)多孔体膜が内径0.1〜1mmの中空糸からなる
    中空糸状イオン交換膜であることを特徴とする請求項(
    1)〜(3)または(4)の複層化されたイオン交換膜
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