JPH0225220A - 給材方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上のｆ この発明は薄広幅帯鋼を熱処理装置へ連続的に供給する
給材方法及びその装置に関するものである。

従ｍえ逢 この種の帯鋼連続熱処理装置の一例が第２図に示されて
いる０図面で１は複数個（図面では２個）の巻溜めアン
コイラ−（巻き出し供給機）２ａ、２ｂ及び多数のテン
ションロール３を有する給材装置、５は焼入炉、６は焼
入装置、７は２つの炉を有する焼戻炉、８は保熱装置、
９はＳブライダルロール、１０ａ、１０ｂはリコイラー
（巻取機）であり、前記熱処理装置において給材装置１
の巻溜めアンコイラ−２ａ、２ｂで巻溜めされた後記コ
イル単体の帯鋼Ｗは、Ｓブライダルロール９が駆動され
ることにより、前記焼入炉５等をテンションロール３と
Ｓブライダルロール９でテンションが付与された状態で
所定の速度で搬送され、この搬送の間に前記焼入炉５等
で熱処理されたのち、リコイラー１０ａ、１０ｂに巻取
られる。

給材装置１の詳細が第３図に示されており、前記巻溜め
アンコイラ−２ａ、２ｂが、板幅、板厚が同じ帯鋼Ｗか
らなるコイル単体Ｗ’（第４図参照）をマンドレルアン
コイラ−１２から複数本、一方のコイル単体の内端Ｗａ
に他方のコイル単体の外端ｗｂが溶接されて供給され、
連続的に、かつその幅方向に複数列（図面では４個）と
なるように巻溜め可能になっている。１３はプラズマ溶
接機で、巻溜めアンコイラ−２ａ、２ｂによる巻溜めに
際するコイル単体Ｗ′の内外端の溶接や、巻溜めアンコ
イラ−２ａ、２ｂから熱処理装置ラインへ巻溜めしたコ
イル単体Ｗ′の帯鋼Ｗを連続的に供給する際の該一方の
アンコイラ−からの帯鋼内端と他方のアンコイラ−から
の帯鋼外端の溶接に用いられる。この溶接は複数列ぶん
同時に行なわれる。そのため、このプラズマ溶接機１３
とマンドレルアンコイラ−１２は、同図（Ｂ）に示すよ
うに巻溜めアンコイラ−２８，２ｂからの帯鋼Ｗの搬送
路上に選択的に位置できるよう、該搬送路方向と直交す
る方向へ実線矢示と点線矢止のごとく往復動可能となっ
ている。１４はデフレフトロールで、巻溜めアンコイラ
−２ａ、２ｂからの帯鋼Ｗの搬送路方向と直交する向き
に配置され、該アンコイラ−２ａ、２ｂから供給される
帯鋼をテンションロール３までガイドするようになって
いる。

煎記給材装［１においては、図示のように例えば巻溜め
アンコイラ−２８から熱処理装置ラインへ巻溜めしたコ
イル単体Ｗ′の帯鋼Ｗを供給している間などに、巻溜め
アンコイラ−２ｂへマンドレルアンコイラ−１２からコ
イル単体Ｗ′が複数本、その内外端が溶接されて供給さ
れ、巻溜めされる一方、巻溜めアンコイラ−２８の帯鋼
Ｗがなくなってきたときには図示しないルーパー装置で
のルーパー量が消費される間（例えば前記溶接時間を５
分とすると、その３〜５倍の時間）に該帯鋼の内端をプ
ラズマ溶接機１３上に持ってきて、ここで巻溜めアンコ
イラ−２ｂに巻溜めされたコイル単体Ｗ′の帯鋼Ｗの外
端と溶接する。

これにより、今度は熱処理装置ラインへ巻溜めアンコイ
ラ−２ｂからの帯鋼Ｗが供給される。

そして、巻溜め帯鋼のなくなったアンコイラ−２８には
、点線矢示のごとく移動して該アンコイラ−２８からの
帯鋼の搬送路上に位置するマンドレルアンコイラ−１２
から前記と同様にコイル単体Ｗ′が複数本供給されて巻
溜めされる。このようにして、複数個の巻溜めアンコイ
ラ−２ａ、２ｂから熱処理装置への帯鋼Ｗの連続的な供
給がなされている。

明が解　しようとする課 ところで、前記熱処理装置の給材ＬＬｊにあっては、前
記のように帯１ｗの連続的な供給が可能で、特に複数本
のコイル単体を溶接して大型のコイルとして巻溜めした
状態で供給できるのであるが、板幅、板厚が同じ帯鋼Ｗ
を同時に複数水速るために、製品ロンドの関係から最終
段階で必ず端数コイル単体が生じ、例えば第４図のよう
に１８個のコイル単体Ｗ′を４列にして巻溜めアンコイ
ラ−２ａ、２ｂに巻溜めするときには、巻溜め最終段階
で２本の端数コイル単体が生じていた。このようなとき
に従来は、この端数コイル単体をそのまま巻溜めアンコ
イラ−２ａ、２ｂに供給する方法をとっていた。しかし
、このような供給方法ではマンドレルアンコイラ−１２
から巻溜めアンコイラ−２ａ、２ｂへ本来４列ずつ最後
まで列をあますことなく同時に供給できるマンドレルア
ンコイラ−１２側からの供給能力に対し、５０％しか能
力を出せず、巻溜めアンコイラ−へ供給するコイル単体
の本数に列ごとにバラツキが生じて、これに続く次のコ
イル単体の供給開始に行なわれる溶接等の作業にも支障
がでるという問題点があった。

そこで、この発明は前記従来の給材装置のもつ問題点を
解決し、端数コイル単体が生じたとき、これを巻溜め列
数に均分し、端数コイル単体の本数を列ごとに等しくす
ることにより、マンドレルアンコイラ−側からの供給能
力を１００％ひき出すことができる給材方法と給材装置
を提供することを目的とする。

課　を　゛するための 前記目的を達成するため、この発明の給材方法は、第１
図に示すようにマンドレルアンコイラ−１２から供給さ
れる複数本の前記コイル単体を複数列同時に巻溜めアン
コイラ−で巻溜めした際に、巻溜めされるコイル単体に
端数が生じたとき、この端数コイル単体をマンドレルア
ンコイラ−１２から均分アンコイラ−１７へ供給して１
巻溜めアンコイラ−の巻溜め列数と対応する本数に均等
に分けることを特徴とする。

また、この発明の給材装置は、マンドレルアンコイラ−
１２から供給される複数本の前記コイル単体を複数列同
時に巻溜めアンコイラ−で巻溜めした際に１巻溜めされ
るコイル単体に端数が生じたとき、この端数コイル単体
を巻溜めアンコイラ−の巻溜め列数と対応する本数に均
等に分けられるよう巻取可能で、かつ巻取ったのち前記
者溜めアンコイラ−に供給可能な機能を有する均分アン
コイラ−１７が設置されていることを特徴とする。

詐−里ｍ倒− 前記のような構成によると、巻溜めアンコイラ−２ａ、
２ｂで巻溜めされるコイル単体Ｗ′に端数１例えば第４
図のように２本の端数コイル単体が生じたときは、この
端数コイル単体を第１図に示すように、−旦、マンドレ
ルアンコイラ−１２から巻取りと供給の両機能を有する
均分アンコイラ−１７へデフレフトロール１９およびテ
ンシミンワイパー２０を経て供給して、巻溜めアンコイ
ラ−２ａ、２ｂの巻溜め列数と対応する本数に均等に分
けるべく、図示の場合には均分アンコイラ−１７に巻取
られた端数コイル単体の帯鋼Ｗの長さが、マンドレルア
ンコイラ−１２に残った帯Ｗ４Ｗの長さと等しくなった
ところで、カッター１８等でカットする。これで例えば
マンドレルアンコイラ−１２には１，２列目の、均分ア
ンコイラ−１７には３，４列目の端数コイル単体の帯鋼
Ｗがそれぞれ均等に巻かれた状態となり１巻溜めアンコ
イラ−２ａ、２ｂへの巻溜めに際しては、第４図で３本
目のコイル単体に続けて、該コイル単体の内端にこれら
アンコイラ−１２，１７に巻かれた端数コイル単体の外
端を溶接して供給する。

第１図の実施例では端数コイル単体が２本生じ、これを
それぞれ１／２ずつ均等の長さにした例を示したが、３
本の端数コイル単体が生じたときは、この３本の端数コ
イル単体のうち２本をそれぞれ１／２ずつの長さとする
とともに、残りの１本をそれぞれ１／４ずつの長さとし
、これらを溶接して均等の長さとし、また１本の端数コ
イル単体が生じたときは、これをそれぞれ１／４ずつの
均等の長さにすることにより、前記と同様に１，２列目
をマンドレルアンコイラ−１２に、３，４列目を均分ア
ンコイラ−１７に巻きつける６巻溜めアンコイラ−２ａ
、２ｂの巻溜め列が４本以上である場合に生じる端数コ
イル単体の場合も基本的には前記と同様である。

前記のようにして端数コイル単体を巻溜めアンコイラ−
２ａ、２ｂの巻溜め列数と対応する本数に均等に分ける
ことにより、供給するコイル単体の本数が巻溜め列ごと
にバラツクのをなくして、均分されて長さの等しいコイ
ル単体の供給を可能とするのである６ 見訓段処米 この発明による給材方法によれば、前記のように端数コ
イル単体をマンドレルアンコイラ−から均分アンコイラ
−へ供給して、巻溜めアンコイラ−の巻溜め列数と対応
する本数に均等に分けることが可能なので、該端数コイ
ル単体の帯鋼の長さを巻溜め列数ごとに等しくすること
ができ、したがってマンドレルアンコイラ−から、その
供給能力を１００％ひき出して供給することができると
ともに、これに続く次のコイル単体の供給に際する溶接
等の作業も支障なく、スムーズに行なうことができる。

また、給材装置によれば、均分アンコイラ−が供給機能
のほか１巻取機能も兼ねているため、端数コイル単体の
均分巻取りと、その供給を１台で迅速に行なうことがで
きるとともに、別途専用のりコイラーを設置しなくても
よく、設置スペースのむだを省くこともできるという優
れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す給材装置の正面図、
第２図は従来公知の帯鋼連続熱処理装置の一例を示す正
面図、第３図は同上における給材装置を示し、（Ａ）は
その正面図、（Ｂ）は平面図を表し、第４図はマンドレ
ルアンコイラ−から供給される複数個のコイル単体とこ
れから生じる端数コイル単体を示す概略図である。 １・・・給材装置 ２ａ、２ｂ・・・巻溜めアンコイラ− ３・・・テンションロール １２・・・マンドレルアンコイラ− １３・・・ブリズマ溶接機 １７・・・均分アンコイラ− １８・・・カッター Ｗ・・・帯鋼 Ｗ′・・・コイル単体 特許出願人　大同特殊鋼株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、板幅、板厚がほぼ同じ帯鋼からなるコイル単体を複
   数本、一方のコイル単体の内端に他方のコイル単体の外
   端を溶接して連続的に、かつその幅方向に複数列となる
   ように巻溜め可能な巻溜めアンコイラーと、この巻溜め
   アンコイラーに前記コイル単体を供給するマンドレルア
   ンコイラーとを具え、マンドレルアンコイラーから供給
   される複数本の前記コイル単体を複数列同時に巻溜めア
   ンコイラーで巻溜めした際に、巻溜めされるコイル単体
   に端数が生じたとき、この端数コイル単体をマンドレル
   アンコイラーから均分アンコイラーへ供給して、巻溜め
   アンコイラーの巻溜め列数と対応する本数に均等に分け
   ることを特徴とする帯鋼連続熱処理装置の給材方法。 ２、板幅、板厚がほぼ同じ帯鋼からなるコイル単体を複
   数本、一方のコイル単体の内端に他方のコイル単体の外
   端を溶接して連続的に、かつその幅方向に複数列となる
   ように巻溜め可能な巻溜めアンコイラーと、この巻溜め
   アンコイラーに前記コイル単体を供給するマンドレルア
   ンコイラーとを具えた帯鋼連続熱処理装置の給材装置に
   おいて、マンドレルアンコイラーから供給される複数本
   の前記コイル単体を複数列同時に巻溜めアンコイラーで
   巻溜めした際に、巻溜めされるコイル単体に端数が生じ
   たとき、この端数コイル単体を巻溜めアンコイラーの巻
   溜め列数と対応する本数に均等に分けられるよう巻取可
   能で、かつ巻取ったのち前記巻溜めアンコイラーに供給
   可能な機能を有する均分アンコイラーが設置されている
   ことを特徴とする給材装置。