JPH0225102B2 - - Google Patents

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JPH0225102B2
JPH0225102B2 JP58129268A JP12926883A JPH0225102B2 JP H0225102 B2 JPH0225102 B2 JP H0225102B2 JP 58129268 A JP58129268 A JP 58129268A JP 12926883 A JP12926883 A JP 12926883A JP H0225102 B2 JPH0225102 B2 JP H0225102B2
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JP
Japan
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cooking chamber
microwave
oven
cooking
energy
Prior art date
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Application number
JP58129268A
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English (en)
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JPS5929925A (ja
Inventor
Ian Eikei Kenesu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAIKUROEIBU OOBUNZU Ltd
Original Assignee
MAIKUROEIBU OOBUNZU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MAIKUROEIBU OOBUNZU Ltd filed Critical MAIKUROEIBU OOBUNZU Ltd
Publication of JPS5929925A publication Critical patent/JPS5929925A/ja
Publication of JPH0225102B2 publication Critical patent/JPH0225102B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/647Aspects related to microwave heating combined with other heating techniques
    • H05B6/6482Aspects related to microwave heating combined with other heating techniques combined with radiant heating, e.g. infrared heating

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は、マイクロ波オーブンに関する。
発明の背景 マイクロ波オーブンは極めて速やかに食品を調
理、解凍または再加熱することができるが、熱エ
ネルギが食品分子の撹拌によつて食品自身の内部
に発生されるので、食品外周はこんがりと焼ける
のに必要な温度には達しない。この欠点は、周知
のマイクロ波オーブンに、マイクロ波発生器と異
なるある種の加熱手段を設けることによつて処理
されている。たとえば、英国特許出願第1172918
号および1332122号には、マイクロ波発生器に加
えて熱加熱素子を有するオーブンが説明されてい
る。
公知のマイクロ波オーブンには、2つの形態の
エネルギ、すなわちマイクロ波エネルギおよび熱
エネルギ、を用いる異なつた方法が採用されてい
る。1つの公知のオーブンは、第1の調理期間に
のみ熱エネルギを発生し、続いて第2の調理期間
にのみマイクロ波エネルギを発生し、その熱エネ
ルギからマイクロ波エネルギへの転換は自動的に
行なわれる。第1の期間の間に、熱エネルギによ
つて、食品はその内部まで調理されることなく、
その表面がカリカリにまたはこんがりと焼かれ
る。マイクロ波エネルギのみがオーブンに与えら
れる第2の期間の間に、食品の中心部が加熱され
る結果蒸気が発生し、その蒸気は既にカリカリに
またこんがりと焼けた食品の外周を通つて外部へ
逃げなければならない。その結果、食品の外周は
蒸気を含んで柔かくなり、まずくなる。蒸気を分
散するために、オーブンは第2の期間の間に通気
され、調理室内の温度が低下して、特にパイ類な
どの食品において品質が低下する。
第2の公知のマイクロ波オーブンは、第1の調
理期間内にマイクロ波エネルギのみが発生され、
続いて第2の調理期間内に熱エネルギのみが発生
され、第1のものとは逆の順序で動作する。第1
の期間内にオーブンの調理室には通気孔が設けら
れて、強制された空気の流れによつて蒸気を分散
させる。第2の期間の最初に通気孔が閉じられ、
食品を焼くために熱エネルギが加えられる。
これらの公知のマイクロ波オーブンはともに、
マイクロ波エネルギの発生期間の間に蒸気の分散
が行なわれるので、蒸気の分散に伴なう問題点を
うまく処理することができない。過度の蒸気は冷
たいオーブンの表面上で凝縮し、また食品を柔か
くまたはどろどろにする。蒸気を分散させるため
に通気を多くすればオーブンの温度が減少し、一
方多くの熱エネルギを与えれば、食品の中心部が
調理される前に食品の外周が焦げてしまう。
この発明は、食品がマイクロ波エネルギによつ
て調理されるときに、食品から出る蒸気を処理す
るのに充分な熱がオーブンの調理室内に与えられ
るマイクロ波オーブンおよび食品調理方法を提供
することを目的とする。この目的を達成するため
に、マイクロ波エネルギと同時に熱エネルギが継
続して与えられる。
マイクロ波エネルギが熱エネルギと同時に与え
られるマイクロ波オーブンは公知である。しかし
ながら一的に、そのような公知のオーブンは、高
電力用の大型の商業用または工業用のオーブンで
あつた。このことは、色々な調理のためにマイク
ロ波発生器および熱加熱素子に必要な電力が、オ
ーブンに対する電力入力レベルによつて厳しく制
限されてきたということを意味する。これに対し
て本願発明は、小型の、家庭用に設計された、
国々によつて異なる特定の電力制限を有する家庭
用コンセントに接続することができるオーブンに
関する。この発明は、(米国に適する)1800の最
大電力入力で動作するように設計されたオーブ
ン、および(英国に適する)3000ワツトの最大電
力入力で動作するように設計されたオーブンを提
供することに関する。
熱加熱手段によつて加熱された高温の空気が調
理されている食品に行渡るようにフアンを持つマ
イクロ波オーブンもまた知られている。そのよう
なマイクロ波オーブンにおける調理がうまくいく
かどうかは、オーブン調理室内の空気の対流パタ
ーンなどのような、多くの要因の正確な選択によ
る。1つの商業的に利用可能なオーブンは、調理
室の背壁の中央部分から調理室内に加熱空気を導
き入れ、その空気は前方に導かれて次に2つの流
れに分かれ、オーブン調理室の側壁に沿つて後方
に流れて戻り、その後調理室の背壁の2つの位置
で調理室から排出される。この空気の流れのパタ
ーンは、食品がマイクロ波エネルギによつて調理
されているときに、食品から発生される蒸気を常
に満足に分散させるとは限らない。もし調理の結
果発生する蒸気が熱空気の流れによつて分散され
なければ、特にパイ類などが柔かくまたはどろど
ろになり、問題である。
発明の概要 この発明の1つの見地に従つて、1500ワツトを
越えない範囲の家庭用電力プラグから電力が供給
されるように設計された小型のマイクロ波オーブ
ンは、オーブンの調理室にマイクロ波エネルギを
供給するマイクロ波発生器と、調理室の底にある
回転可能なターンテーブルと、オーブン調理室内
の空気を加熱することができる熱加熱手段と、オ
ーブン調理室への熱エネルギの供給と同時にオー
ブン調理室にマイクロ波エネルギを継続して供給
するように動作する制御手段とを備え、それによ
つてマイクロ波エネルギは食品の内部を加熱し、
また熱エネルギはその結果生じる蒸気を分散しか
つ食品の外部表面をこんがり焼き、熱加熱手段は
電気的加熱素子と素子を介しかつ調理室を通じて
空気を循環させるフアン手段とを含み、フアン手
段な熱加熱手段によつて加熱された強制された流
れまたは空気が調理室の一方側から調理室に入つ
て、ターンテーブル上を通過して、調理室の他方
側から調理室の外へ出るようにする。
好ましくは、オーブン調理室は背壁を有し、そ
の後ろ側は電気的加熱素子を収容する室であり、
背壁は前記一方側に開口を有し、開口は加熱空気
がフアンによつて強制されて調理室の実質的高さ
にわたつて調理室に入ることを可能にし、また背
壁の他端の底部隅付近には前記フアン手段を構成
するフアンが設けられる。
好ましくは、オーブンの電力率は1620ワツトを
越えず、この値は米国の電力制限に対する限界で
ある。
この発明の他の見地に従つて、3000ワツトを越
えない割合で家庭用電源コンセントから電源をと
るように設計された小型マイクロ波オーブンは、
オーブンの調理室にマイクロ波エネルギを供給す
るためのマイクロ波発生器と、調理室の底に設け
られた回転可能なターンテーブルと、オーブン調
理室内に空気を加熱することができる熱加熱手段
と、オーブン調理室への熱エネルギの供給と同時
にオーブン調理室に継続したマイクロ波エネルギ
を供給するように動作する制御手段とを備え、そ
れによつてマイクロ波エネルギは食品の内部を加
熱し、また熱エネルギはその結果生じる蒸気を分
散しかつ食品の外部表面をこんがり焼き、熱加熱
手段は電気的加熱素子とその素子を介してかつ調
理室を通じて空気を循環するためのフアン手段と
を含み、フアン手段は熱加熱手段によつて加熱さ
れた空気の流れを強制して、調理室の一方側から
調理室に入り、ターンテーブル上を横切つて、調
理室の他方側から調理室を出るようにする。
好ましくは、前記他の見地のオーブンの電力率
は2650または2700ワツトを越えず、この値は英国
の電力制限に対する限度である。
この発明のさらに他の見地に従つて、1800ワツ
トを越えないかまたは3000ワツトを越えないかの
いずれかの割合で家庭用電源コンセントから電源
をとるように設計された小型マイクロ波オーブン
における食品調理方法は、食品が入れられるオー
ブンの調理室に継続してマイクロ波エネルギを供
給すると同時にその調理室に熱エネルギを供給す
るステツプを備え、それによつてマイクロ波エネ
ルギは食品の内部を加熱し、また熱エネルギはそ
の結果生じる蒸気を分散しかつ食品の外部表面を
こんがり焼き、熱エネルギは電気的加熱素子を介
して通過するようにフアンによつて強制される空
気の循環対流によつて供給され、対流は調理室の
一方側からオーブン調理室に入り、ターンテーブ
ル上で回転される食品上を通過し、オーブン調理
室の他方側から調理室を出る。
英国市場向けに1620ワツトの総入力電力に制限
された低電力オーブンについて、1250ワツトの熱
エネルギと200ワツトの調理室内へのマイクロ波
エネルギとが好結果をもたらすということがわか
つた。マイクロ波エネルギの典型的な発生源は約
50%またはこれより幾分良い効率であるので、
200ワツトの調理室内への電力入力は、約360ワツ
トのマイクロ波発生源への電力入力を必要とす
る。好ましくは、オーブンは、熱エネルギを生み
出す1つの熱対流または加熱素子を有し、これは
オーブンの予備加熱を必要としないのに充分なも
のである、マイクロ波発生源(すならちマグネト
ロン)は、調理室内により高いエネルギを供給す
るようにより高い電力で動作するように選択され
てもよく、加熱素子が能動化されているときはい
つでもマグネトロンが低電力に設定される(すな
わち調理室内への200ワツトの供給)ことを確実
にするように接続される。
英国市場向けの2650ワツトに制限された高電力
オーブンでは、より多くの電力が利用可能であ
り、制約は少ない。たとえば調理室内への200、
300、および600ワツトに相当する低、中、および
高電力レベルがマグネトロンに対し存在し、1つ
の熱加熱素子は約1450ワツトの電力率を有する。
低電力および高電力のオーブンの各々に対し、調
理は好ましくは冷えたオーブンから始まる。
ここで添付の図面を参照して、この発明による
2つのマイクロ波オーブンを例示的に説明する。
第1図および第2図は、家庭用には約1650ワツ
ト以上の電力率を持ち得ない米国での使用のため
に設計されたオーブンを示す。第1図を参照する
と、マイクロ波オーブンは、調理室3を密封する
蝶番式のドア2が装着されたケーシング1を有す
る。調理室の底部には、調理中に食品を回転させ
るためのターンテーブル5が設けられる。調理室
3の側壁には棚板ガイド6が設けられ、調理室3
の背壁には熱対流素子8(第2図)を介してかつ
穴あき板9を通じて空気を循環させるためのフア
ン7が設けられる。
制御板10は、調理人のための制御つまみおよ
びダイヤルを有する。
第2図は、オーブンの電気回路の構成要素を示
す。本線からの電力は15アンペアのヒユーズ1
2、マグネトロンカツトアウト13、および本線
オン/オフスイツチ14を通じて導かれる。スイ
ツチ14が閉じていると、115V、60Hzの電力が
調理室ランプ15および調理マグネトロン17用
の送風モータ16に供給される。熱対流タイマス
イツチは、連動接点18,18aを有する。接点
18は、フアン7用のモータ19、約1250ワツト
の熱対流素子8と直列となつた調理室サーモスタ
ツト20、第1のリレーコイル22、および第2
のリレーコイル33と接続される。
ドアスイツチ24、マイクロ波タイマスイツチ
25および調理開始スイツチ26は、調理室にマ
イクロ波エネルギを供給するマグネトロン17に
電力を供給する電力供給ライン27において直列
に接続される。接点18aと熱対流タイマモータ
36は、電源ライン27と中性ライン32との間
に接続される。熱対流「オン」ランプ30は、タ
イマモータ36の両端に並列に接続される。マイ
クロ波タイマモータ37およびマイクロ波「オ
ン」ランプ38は、電源ライン27と中性ライン
32との間に図示の位置で接続される。ターンテ
ーブル5用のターンテーブルモータ39は、リレ
ー接点34の中央接点と中性ライン32との間に
接続される。リレーコイル33は、マイクロ波エ
ネルギ切換スイツチ42およびリレーコイル35
とともに電源ライン27と中性ライン32との間
に接続される通常は閉じられたリレー接点40を
制御する。トランス44は、マグネトロン17へ
の電力を取出す。スイツチ45は、2つの並列に
接続された容量46のうちの一方を絶縁し、それ
によつてマグネトロンは低電力を導出する。リレ
ースイツチ45が閉じられているとき、両容量4
6は回路になつて、マグネトロン17は高電力を
導出する。低電力ではマグネトロンは約200ワツ
トを調理室3内に出力し、また高電力ではマグネ
トロンは約650ワツトを調理室3内に出力する。
マグネトロンはおよそ50%の効率であるので、マ
グネトロンによつて消費され電力は、低電力の場
合でも高電力の場合でも、調理室に導出されるエ
ネルギの約2倍である。調理室内への200ワツト
の出力エネルギのためには、マグネトロンは約
360ワツトの入力を必要とする。
第1図に戻つて、制御板10は、以下の制御、
すなわち高または低マイクロ波エネルギを選択す
るスイツチ42、モータ37を制御し、したがつ
てマグネトロンが動作される最大60分までの時間
を設定する回転タイマ50、マイクロ波「オン」
ランプ38、熱対流「オン」ランプ30、メイン
スイツチ14、50℃と250℃との間でサーモスタ
ツト20の設定を変化させる回転つまみ52、モ
ータ36を制御し、したがつて熱エネルギが発生
される最大120分までの時間が設定する別の回転
タイマ53、およびスイツチ26を制御する押し
ボタン54、を備える。
オーブンは、「混合フアシリテイ」モード、す
なわち熱エネルギとマイクロ波エネルギとのモー
ドで、以下のように冷えた状態のスタートから用
いられる。
(a) マイクロ波タイマ50は、所望の調理時間に
設定される。
(b) つまみ52は、サーモスタツト20の温度を
設定するように回転される。
(c) 対流タイマ53は、所望の調理時間に設定さ
れる。
(d) ドア2は閉じられらた、調理ボタン54が押
されてスイツチ26が閉成される。
ターンテーブル5は回転し、両タイマは同時に
動いてマイクロ波エネルギおよび熱エネルギが同
時に発生される。
リレーコイル33が能動化されている限り(つ
まり接点18が閉じられている限り)、接点40
は開いており、したがつてスイツチ42の位置に
かかわらずマグネトロンは低電力を発生する。
熱対流タイマ53がゼロに達すると、スイツチ
接点18,18aは開き、熱対流加熱素子8は不
能化され、調理期間は終了する。また、コイル2
2および33は不能化される。コイル33は不能
化されると、接点34は変化される。これにより
ターンテーブルモータ39は、スイツチ25およ
び26を通じてまたは接点18aを通じて能動化
される。ランプ38(好ましくは緑色)はマイク
ロ波エネルギが発生されている限り点灯し、また
ランプ30(好ましくはオレンジ色)は熱エネル
ギが発生されている限り点灯する。マイクロ波タ
イマ50がゼロに達すると、スイツチ25が開
き、それよつてマグネトロン17が絶縁される。
オーブンドア2が開くと、スイツチ24が開き、
それによつてマグネトロンに対する電力の供給が
遮断される。通常の短絡スイツチ47はライン2
7と32との間に接続されて、マグネトロン17
を短絡する。
第1図および第2図のオーブンはマイクロ波の
みのモードまたは熱対流のみのモードで動作し得
るが、最良の結果は説明する混合フアシリテイモ
ードにおいて達成される。
リレーコイル22はまた、或る状態の下でオー
ブン調理室3を通気するためのシヤツタ(または
弁)84を動作させる。シヤツタ84は、第5図
に示されるように、調理室3の右側壁の前面上端
付近に配置される。対流加熱が調理室3に与えら
れているとき、リレーコイル22は能動化されて
おり、シヤツタ84は閉じて、送風モータ16に
よつて運ばれた空気の流れが調理室3に達しない
ようにする。対流加熱が調理室3に与えられてい
ないとき、コイル22は不能化され、それによつ
てシヤツタ84は開き、調理室の通気が行なわれ
る。通気の間、モータ16によつて運ばれる空気
は調理室内へ強制され、そこから大気中へ強制さ
れて調理室から蒸気を除去する。
第3図に示されたオーブンは、家庭用コンセン
トから約3KWまでの電力が導き出せる英国市場
に適合するように設計された。
第3図において、第2図と同一部分には、同一
の参照数字が付されている。マイクロ波スイツチ
42は、(「オフ」位置に加えて)、1つ、2つ、
または3つの容量46によつてそれぞれもたらさ
れる、低、中、および高エネルギ設定位置があ
り、3つの設定位置のいずれにおいてもスイツチ
42は閉じて、トランス44に電力を導く。
ヒユーズ12と直列にオーブンサーモスタツト
60が接続され、オーブンサーモスタツト60
は、調理室の温度が高温になり過ぎると切断され
る。マグネトロンサーモスタツト62は、マグネ
トロン17に対して同様の機能を果たす。スイツ
チ63および64は互いに接続され、スイツチ6
4は以下のようにしてタイマモータ65に接続さ
れる。スイツチ63は第2図のスイツチ14に対
応するオン/オフスイツチであり、スイツチ64
はタイマモータ65がゼロに達したとき開き、2
つのスイツチ63および64は制御板10上に1
つの回路タイマつまみによつて制御される。
対流スイツチ66は、タイマモータ65によつ
て与えられた自動タイミングとは無関係に素子8
が能動化されるようにする。したがつて、手動モ
ードにおいて、スイツチ66を閉じると、素子8
が能動化されて、熱エネルギが時間制限と無関係
にかつマイクロ波エネルギとも無関係に発生され
るようにする。自動またはタイマモードに対して
は、調理開始スイツチ26が閉じられて、タイマ
モータがそのときから動作するようにセツトされ
る。この時間が過ぎると、スイツチ46は開き、
素子8は不能化される。
マイクロ波エネルギが必要であるときには、ス
イツチ46が必要なマイクロ波エネルギレベルに
設定され、モータ65を制御するタイマスイツチ
が所望の時間に設定されて、スイツチ26が閉じ
られる。タイマモータ65がゼロに達すると、ス
イツチ64は開き、マグネトロン17は不能化さ
れる。
スイツチ66はオーブン調理室内のサーモスタ
ツトスイツチ67と接続され、またモニタスイツ
チ47はターンテーブル「オフ」スイツチ68と
機械的に連結される。
第1の実施例に関しては、オーブンは通常的に
は熱エネルギとマイクロ波エネルギとが同時に発
生されて稼動し、調理期間はスイツチ64が開い
て熱およびマイクロ波エネルギの発生が止むこと
によつて終了する。
リレーコイル33は、前の実施例におけるよう
に、接点34を制御し、またコイル33はシヤツ
タ84を制御するために用いられる。コイル33
が不能化されると、送風器16からの空気は調理
室内へ向けられるが、コイル33が能動化される
と、シヤツタ84は調理室内への空気の進入部分
を閉じて、空気を大気中へ向ける。
この発明は、米国または英国の要求に適合する
最大電力入力で非常に効果的に動作するようにマ
イクロ波オーブンを能動化する。熱エネルギとマ
イクロ波エネルギとを同時に供給することは、蒸
気がマイクロ波エネルギによつて調理されている
食品の内部から発生されるときに、熱エネルギに
よつてその蒸気が分散されるようにする。このこ
とは、調理中の過剰な蒸気に特に敏感であるパイ
類などにとつて特に効果的であることがわかつ
た。
説明した制御板10の代わりに、第2図または
第3図のオーブンには、第4図に示されるパネル
70が装備されてもよい。
パネル70は接触感知パツドおよびデイスプレ
イ72を備える。パツドは、コンビネーシヨンパ
ツド73、マイクロ波パツド74、熱対流パツド
75、2つのタイマパツド、温度パツド77、リ
セツト/オフパツド78、およびスタートパツド
79を含む。パネル70は、3つの可能なモード
において、以下のように動作される。
(1) コンビネーシヨン調理モード(すなわちマイ
クロ波および熱エネルギ) コンビネーシヨンパツド73に接触する。
低マイクロ波エネルギに対しては1回 中位マイクロ波エネルギに対しては2回(第
3図のみ) 高マイクロ波エネルギに対しては3回(第3
図のみ) デイスプレイ72に照灯された数字80によつ
て示されるように、所望の温度に達するまで温
度パツド77に接触する。
デイスプレイ72における数字82によつて
示されるように、所望の時間に達するまで時間
パツド76に接触する。
開始パツド79に接触する。
調理の時、デイスプレイ72は継続している
調理時間、選択された温度、およびコンビネー
シヨンモードを示す。第3図の英国モデルに対
しても、、デイスプレイ72はいずれかのレベ
ルのコンビネーシヨンを示す。
(2) マイクロ波のみの調理モード マイクロ波パツド74に接触する。
高エネルギに対しては1回 中低エネルギに対しては2回 低エネルギに対しては3回 所望の時間に達するまで時間パツド76に接
触する。
開始パツド79に接触する。
調理の間、デイスプレイ72は、継続してい
る調理時間、中位モードおよびマイクロ波エネ
ルギレベルを示す。
(3) 熱対流のみの調理モード 対流パツド75に接触する。
所望の温度に達するまで温度パツド77に接
触する。
所望の時間に達するまで時間パツド76に接
触する。
開始パツド76に接触する。
もし予熱加熱が必要ならば、オーブンは説明し
たように設定され、一定時間またはその温度に達
するまで加熱される。
その温度に達したことを示すいために、デイス
プレイ上の温度指示器が点滅する。
調理の間、デイスプレイ72は、継続している
調理時間、選択された温度、および熱対流モード
を示す。
調理時間が終わると、ピーという継続音が鳴
り、加熱は自動的にスイツチオフされる。
その継続音を切るためにパツド78に触れ、そ
して時間がデイスプレイされる。パツド78は、
代わりに、押圧スイツチであつてもよい。
パツド70は、熱加熱素子、マイクロ波発生
器、およびオーブンの他の作動構成要素に必要な
制御機能を与えるマイクロプロセツサと接続され
てもよい。
穴あき板9は背壁3aの右隅に設けられ、熱空
気が調理室の実質高さにわたつて調理室3に入る
ように垂直に細長くされている。フアン7は、背
壁3aの左端の下側隅近くに設けられ、電気的に
駆動されて、熱空気の流れが回転ターンテーブル
5上に置かれた食品全体上を通過するように強制
する。
第5図は、オーブン内の空気の対流パターンを
示す。熱空気は穴あき板9を通過して調理室3に
入り(矢印86)、ターンテーブル5上を通過し
(矢印88)、調理室3の後ろの部屋92内へフア
ン7を通つて引入られる(矢印90)。部屋92
内には(第5図に電気回路的に示された)熱加熱
素子8が設けられ、熱加熱素子8は空気が調理室
3に入る前にその空気を加熱する。ターンテーブ
ル5は第5図に示されるように反時計方向に回転
し、穴あき板9を通じて調理室に入る熱空気とタ
ーンテーブル5上で回転する食品との間の相対速
度を最大にする。
上に説明した対流パターンは食品を加熱するの
に効果的であるが、熱空気が調理室壁に沿つて送
風される公知の空気対流パターンと比較して、オ
ーブン調理室の壁は冷たいままである。
背壁3aには、フアン7の上に、蒸気をオーブ
ンの外へ通気するための通気穴(図示せす)が設
けられる。
調理中にドアが開かれば、スイツチ24が開
き、マグネトロンは不能化されるが、熱加熱素子
8には引続いて電力が与えられるということが、
第2図および第3図の回路図から理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1のオーブンの説明図である。第
2図は、第1のオーブンの電気回路図である。第
3図は、第2のオーブンの電気回路図である。第
4図は、第2図および第3図のオーブンのための
選択的な制御板である。第5図は、オーブン内の
熱空気の対流パターンを示す、オーブンの両実施
例の概略平面図である。 図において、1はケーシング、2はドア、3は
オーブン調理室、3aは背壁、5はターンテーブ
ル、6は棚板ガイド、7はフアン、8は熱対流素
子、9は穴あき板、10は制御板、15は調理室
ランプ、16は送風モータ、17は調理マグネト
ロン、20は調理室サーモスタツト、22,3
3,35はリレーコイル、24はドアスイツチ、
25はマイクロ波タイマスイツチ、26は開始ス
イツチ、30は熱対流オンランプ、36はタイマ
モータ、37はマイクロ波タイマモータ、38は
マイクロ波オンランプ、39はターンテーブルモ
ータ、44はトランス、65はタイマモータ、6
6は熱対流スイツチ、68はターンテーブルオフ
スイツチ、70はプレート、72はデイスプレイ
をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 家庭用電源コンセントから電源を取るように
    設計されたマイクロ波オーブンであつて、オーブ
    ンの調理室にマイクロ波エネルギを供給するため
    のマイクロ波発生器と、 前記マイクロ波発生器のための送風モータと、 前記オーブン調理室内の空気を加熱することが
    できる熱エネルギを供給する熱加熱手段とを備
    え、 前記熱加熱手段は、電気的加熱素子と、前記素
    子を介しかつ前記調理室を通じて空気を循環させ
    るフアン手段とを含み、 前記調理室は背壁を有し、前記背壁の後ろは前
    記電気的加熱素子が設けられる部屋であり、 前記背壁は前記調理室の一方側に、加熱空気が
    前記フアン手段によつて強制されて前記調理室内
    に入るようにする入口開口を有し、かつ 前記背壁は前記調理室の他方側に、前記空気が
    前記フアン手段によつて前記調理室の外へ引出さ
    れるための出口開口を有し、 前記フアン手段は、前記熱加熱手段によつて加
    熱された空気の流れを強制して、前記空気が前記
    調理室の前記一方側から前記調理室に入り、ター
    ンテーブル上を通過し、前記調理室の前記他方側
    から前記調理室を出るようにしたマイクロ波オー
    ブンにおいて、 前記調理室の底に設けられた回転可能なターン
    テーブルと、 前記調理室への熱エネルギの供給と同時に前記
    オーブン調理室へ継続した前記マイクロ波エネル
    ギを供給するように動作する第1の制御手段とを
    さらに備え、 それによつて前記マイクロ波エネルギは食品の
    内部を加熱し、また前記熱エネルギはその結果生
    じる蒸気を分散しかつ食品の外部表面をこんがり
    焼き、 前記調理室の側壁にシヤツタをさらに備え、 前記シヤツタは、前記送風モータによつて空気
    が前記調理室内に送風される開いた位置と、前記
    送風モータによつて供給された空気が前記調理室
    に達することを前記シヤツタが妨げる閉じた位置
    との間で可動であり、 前記シヤツタを前記電気的加熱素子が付勢され
    ているときに前記閉じた位置に配し、かつ前記電
    気的加熱素子が消勢されているときに前記開いた
    位置に配し前記調理室を通気する第2の制御手段
    をさらに備えることを特徴とする、マイクロ波オ
    ーブン。 2 予め設定された調理時間にわたつて前記マイ
    クロ波発生器および前記加熱素子への電力の供給
    を維持するタイミング手段をさらに備え、前記調
    理時間の満了時に、前記マイクロ波発生器および
    前記加熱素子は消勢されて調理を終了しかつ前記
    シヤツタは前記閉じた位置から前記開いた位置に
    移動して前記送風モータによつて空気を前記調理
    室内に送り込む、特許請求の範囲第1項記載のマ
    イクロ波オーブン。 3 前記マイクロ波発生器は、高または低レベル
    で動作することができ、前記電気的加熱素子が能
    動化されているときはいつでも前記マイクロ波発
    生器は前記低エネルギレベルである、特許請求の
    範囲第1項または第2項記載のマイクロ波オーブ
    ン。 4 前記マイクロ波発生器は、低、中および高エ
    ネルギレベルを備える、特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載のマイクロ波オーブン。 5 前記ターンテーブルの回転方向は、前記ター
    ンテーブルの正面の移動の方向とは逆の方向に前
    記ターンテーブルの正面を介して強制された空気
    の流れが通過するようにされている、特許請求の
    範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載のマイ
    クロ波オーブン。 6 前記調理室を閉じるためのドアと、前記ドア
    の位置に従つて動作可能な電気的ドアスイツチと
    を備え、前記マイクロ波発生器は、前記ドアスイ
    ツチを介して電力の供給を受け、一方前記電気的
    加熱素子は、前記ドアスイツチとは無関係に電力
    の供給を受け、これにより前記オーブンの動作期
    間中に前記ドアが開かれたときには、前記マイク
    ロ波発生器への電力の供給は前記ドアスイツチに
    よつて中断され、かつ前記加熱素子への電力の供
    給は維持される、特許請求の範囲第1項ないし第
    5項のいずれかに記載のマイクロ波オーブン。 7 前記第1の制御手段は、前記調理室へのマイ
    クロ波および熱エネルギを同時に選択する第1の
    タツチパツドと、前記調理室へのマイクロ波エネ
    ルギのみを選択する第2のタツチパツドと、前記
    調理室への熱エネルギのみを選択する第3のタツ
    チパツドと、調理時間を設定する第4のタツチパ
    ツドと、最大温度を設定する第5のタツチパツド
    と、調理を開始する第6のタツチパツドとを備え
    た制御パネルを有し、これによりマイクロ波およ
    び熱エネルギを同時に希望するユーザは前記第1
    のタツチパツドに触れることにより組合わせモー
    ドを選択し、前記第4のタツチパツドに触れるこ
    とにより調理時間を設定し、前記第5のタツチパ
    ツドに触れることにより最大温度を選択し、さら
    に前記第6のタツチパツドに触れることにより調
    理を開始することができることを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに記
    載のマイクロ波オーブン。
JP58129268A 1982-07-17 1983-07-14 マイクロ波オーブン Granted JPS5929925A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8220786 1982-07-17
GB8220786 1982-07-17
GB8230015 1982-10-20
GB8233098 1982-11-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5929925A JPS5929925A (ja) 1984-02-17
JPH0225102B2 true JPH0225102B2 (ja) 1990-05-31

Family

ID=10531750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58129268A Granted JPS5929925A (ja) 1982-07-17 1983-07-14 マイクロ波オーブン

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04127904U (ja) * 1991-05-13 1992-11-20 株式会社小糸製作所 車両用灯具

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122073A (en) * 1974-08-19 1976-02-21 Hitachi Ltd Shinkushadankino shinkuretsukakenshutsusochi

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5696204U (ja) * 1979-12-24 1981-07-30

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JPS5929925A (ja) 1984-02-17

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