JPH0224499Y2 - - Google Patents

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JPH0224499Y2
JPH0224499Y2 JP1985131715U JP13171585U JPH0224499Y2 JP H0224499 Y2 JPH0224499 Y2 JP H0224499Y2 JP 1985131715 U JP1985131715 U JP 1985131715U JP 13171585 U JP13171585 U JP 13171585U JP H0224499 Y2 JPH0224499 Y2 JP H0224499Y2
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JP
Japan
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guide bar
tables
punching
punching press
divided
Prior art date
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JP1985131715U
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JPS6241425U (ja
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、パンチングプレスに関し、さらに詳
しくは複数に分割したテーブルに揺動機構を設け
たことにより、総てのサイズの製品およびスラツ
グを排出することができるパンチングプレスに関
するものである。
B 考案の技術的背景及びその問題点 従来、例えばタレツトパンチプレスにおいてブ
ランキング加工する場合、打ち抜かれた製品ある
いはスラツグは、ダイの孔を通つてダイの下方に
落下させている。ところが最近においては、ニブ
リング加工あるいは追抜き加工によつて一つの金
型では加工できないような大きな製品をブランキ
ングすることや、大きな穴加工を行なうことがあ
る。
このような場合には、大きなブランク(製品)
やスラツグ(抜きかす)がテーブル上に残存する
が、従来のパンチングプレスに備わつている製品
あるいはスラツグ取出用のシユートは、例えば実
開昭54−182497号公報に示されるごとき構成で、
約200粍四方の大きさであり使用できないので、
機械を一時停止して手作業によつて除去しなけれ
ばならなかつた。
したがつて、数値制御装置によつて制御しつつ
加工を行なう場合には、自動化したにも拘らず、
作業員が監視しなければならないと言う問題があ
るのが現状である。
C 考案の目的 本考案は上述した問題点に鑑み創案されたもの
である。
従つて本考案の目的は、複数に分割したテーブ
ルに揺動機構を設けたことにより、総てのサイズ
の製品およびスラツグを排出することができるパ
ンチングプレスを提供することにある。
D 問題点を解決するための手段 上述のごとき目的を達成するために、この考案
は、パンチング加工位置に対して接近離反する方
向へ移動自在なガイドバーに、このガイドバーの
移動方向に対して直交する方向へ移動自在にワー
ク挾持装置を装着し、かつ前記ガイドバーの両側
部に一体的に備えたフロント側サイドテーブルと
リヤ側サイドテーブルとの間に固定テーブルを備
えてなるパンチングプレスにして、上記固定テー
ブルを、ガイドバーの移動方向に複数のテーブル
に分割し、各テーブルのフロント側サイドテーブ
ル或いはリヤ側サイドテーブルの一端側を下方向
へ傾斜自在に設けてなるものである。
E 実施例 以下、本考案の一実施例を図面を参照しつつ具
体的に説明する。
第3図はパンチングプレスとしてタレツトパン
チプレスを概略的に示すもので、基台1の上方に
は上部フレーム3が基台1と一体的に設けてあ
る。
基台1と上部フレーム3にはそれぞれ円盤状の
下部タレツト5および上部タレツト7が対向して
回動自在に装着してある。この上部タレツト7と
下部タレツト5は同期して同方向に回動するもの
であり、下部タレツト5には複数のダイ9が同心
円上に配置装着してある。また上部タレツト7に
はダイ9と対応する複数のパンチ11が装着して
ある。なお前記上部フレーム3の定位置には、パ
ンチ11を打圧するストライカ13が昇降自在に
装着してある。
前記基台1には、前記ストライカ13により打
圧されるパンチ11、ダイ9によるパンチング加
工位置に対してワークWを前後左右方向へ移動位
置決めをするワーク移動位置決め装置が装着して
ある。すなわち基台1の両側面には第3図におい
て左右方向に延伸したガイドバー15(第3図に
は一側部のガイドバーが示されている)が取付け
てあり、両側のガイドバー15にはそれぞれ摺動
体17が摺動自在に支持されている。前記両側の
摺動体17は第二ガイドバー19の両端部付近を
支承してある。このガイドバー19は前記基台1
の上部に取付けた固定テーブル21の上面を越え
て、前記ガイドバー15に対して直交する方向に
延伸しており、前述のごとくその両端部付近は前
記両側の摺動体17に支承されている。前記第二
のガイドバー19はワークWの一側縁を挾持する
ワーク挾持装置23を移動自在に支承している。
上記のごとき構成におけるタレツトパンチプレ
スにおいては、固定テーブル21上にワークWを
載置してワークWの一側縁をワーク挾持装置23
により挾持固定する。次に摺動体17をガイドバ
ー15に沿つて適宜に摺動するとともに第二のガ
イドバー19に沿つてワーク挾持装置23を移動
せしめて、ワークWの前後左右方向の位置決めを
行なつた後、ストライカ13によりパンチ11を
打圧してパンチング加工を行なうものである。
前述のごとくパンチング加工を行なうパンチン
グ加工位置に近接した位置には、ワークWから切
り離した製品あるいはスラツグを受け取り排出す
るため、複数に分割したテーブルに揺動機構を設
けた排出装置25が装着されている。
以上がパンチングプレスの概略的な構成であ
り、本考案に係る揺動機構を備えた排出装置25
について第1図および第2図を参照しつつ具体的
に説明する。
排出装置25は、固定テーブル21を複数に分
割したテーブル27A,27Bとこのテーブルが
揺動自在となる揺動機構29と、テーブルを揺動
運動させる作動装置31とで構成されている。
テーブル27A,27Bは、本実施例では、第
1図および第2図の図示より理解されるように、
前記ガイドバー19の移動方向に二分割としてあ
り、テーブル27A,27Bの上面には自由方向
に転動するボールベアリング33が複数配設して
あり、フロント側サイドテーブル35(第1図で
は右側)とリヤ側サイドテーブル37(第1図で
左側)との間に配設され、リヤ側端部下面に揺動
自在にするヒンジ部39を複数個配設してある。
またフロント側サイドテーブル35の下部には、
テーブル27A,27B上のワークWを排出する
のに支障のない範囲の空間41が設けられてい
る。
揺動機構29は、ベツド43上に立設したブラ
ケツト45上部に軸受47を設けテーブル27
A,27Bのリヤ側下面に設けたヒンジ部39
と、前記軸受47とをピン49にて結合枢支し回
動自在にしている。
作動装置31は、ベツド43上に設けた軸受5
1にピン53にて支承し揺動自在とするシリンダ
55(油圧または空圧)等により、このシリンダ
55のロツド57の先端に固着した連結具59
と、前記テーブル27A,27Bの下面に設けた
軸受61とをピン63にて結合しテーブル27
A,27Bは揺動自在である。
以上の構成によりその作用としては、シリンダ
55の伸縮作動によりテーブル27A,27Bは
水平位置つまり製品およびスラツグを支承する位
置から前記テーブル27A,27Bのヒンジ部3
9を揺動支点として、テーブルは傾斜し鎖線X位
置まで傾斜しテーブル上の製品あるいはスラツグ
をフロント側へ排出することができる。
F 考案の効果 以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案の要旨は実用新案登録請求の
範囲の記載にとおりであるから、その記載より明
らかなように、本考案においては、パンチングプ
レスにおける固定テーブルを、ガイドバー19の
移動方向に複数に分割してなるものであり、かつ
分割された各テーブル27A,27Bの一端側を
下方向へ傾斜自在に設けてなるものである。
したがつて本考案によれば、板材から分離され
る製品が比較的小さい場合には、パンチング加工
位置に最も近接してするテーブル27Aのみを傾
斜することにより製品の排出を行なうことがで
き、また、製品が比較的大きい場合には、製品の
大きさに応じてテーブル27A,27Bを共に傾
斜することによつて製品の排出を行なうことがで
きるものである。
すなわち本考案によれば、固定テーブルを複数
のテーブル27A,27Bに分割し、各テーブル
27A,27Bを傾斜自在に設けた構成により、
製品等の大きさに応じて傾斜すべきテーブル27
A,27Bを選択できることとなり、製品等の寸
法の大小に拘りなく容易に対応し得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る排出装置の
実施例を示し、第1図は平面図、第2図は第1図
の−線矢視における断面図、第3図は本考案
を実施したタレツトパンチプレスの概略的な正面
図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、27
A,27B……テーブル、29……揺動機構、3
9……ヒンジ部、W……ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パンチング加工位置に対して接近離反する方向
    へ移動自在なガイドバー19に、このガイドバー
    19の移動方向に対して直交する方向へ移動自在
    にワーク挾持装置23を装着し、かつ前記ガイド
    バー19の両側部に一体的に備えたフロント側サ
    イドテーブル35とリヤ側サイドテーブル37と
    の間に固定テーブルを備えてなるパンチングプレ
    スにして、上記固定テーブルを、ガイドバー19
    の移動方向に複数のテーブル27A,27Bに分
    割し、各テーブル27A,27Bのフロント側サ
    イドテーブル35或いはリヤ側サイドテーブル3
    7の一端側を下方向へ傾斜自在に設けてなること
    を特徴とするパンチングプレス。
JP1985131715U 1985-08-30 1985-08-30 Expired JPH0224499Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985131715U JPH0224499Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

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JP1985131715U JPH0224499Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

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Publication Number Publication Date
JPS6241425U JPS6241425U (ja) 1987-03-12
JPH0224499Y2 true JPH0224499Y2 (ja) 1990-07-05

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ID=31030428

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Families Citing this family (4)

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JPH0715638Y2 (ja) * 1988-07-21 1995-04-12 株式会社アマダ 板材加工機におけるテーブル装置
JPH0713871Y2 (ja) * 1989-02-02 1995-04-05 日産自動車株式会社 プレス型のスクラップ落下装置
JP2540868Y2 (ja) * 1990-01-26 1997-07-09 株式会社アマダ 板材加工機におけるワークシュート装置
JP6564442B2 (ja) 2017-11-07 2019-08-21 ファナック株式会社 プレス装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS513105A (ja) * 1974-06-25 1976-01-12 Fujitsu Ltd Onkyokatsupuratsukishingososhutsusochi

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JPS6241425U (ja) 1987-03-12

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