JPH0224284A - 過給機付きエンジンを備えた自動二輪車 - Google Patents
過給機付きエンジンを備えた自動二輪車Info
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- JPH0224284A JPH0224284A JP63172324A JP17232488A JPH0224284A JP H0224284 A JPH0224284 A JP H0224284A JP 63172324 A JP63172324 A JP 63172324A JP 17232488 A JP17232488 A JP 17232488A JP H0224284 A JPH0224284 A JP H0224284A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankcase
- cylinder head
- intercooler
- engine
- air cleaner
- Prior art date
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- Pending
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 abstract description 6
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、エンジンの軸出力によって駆動される機械式
の過給機を備えた自動二輪車に関する。
の過給機を備えた自動二輪車に関する。
エンジンの軸出力によって駆動される機械式の過給機、
いわゆるスーパチャージャーは、ターボ過給機のような
作動遅れが生じることもなく、良好なスロットルレスポ
ンスが得られることから、最近、この過給機付きエン・
ジンを自動二輪車に搭載することが試みられている。
いわゆるスーパチャージャーは、ターボ過給機のような
作動遅れが生じることもなく、良好なスロットルレスポ
ンスが得られることから、最近、この過給機付きエン・
ジンを自動二輪車に搭載することが試みられている。
ところで、この過給機付きエンジンでは、エアクリーナ
で浄化された吸入空気をロータの回転によって加圧しつ
つエンジン側に送り出しているので、この過給機の下流
側に、加圧された吸入空気を冷却するためのインターク
ーラを設置し、吸入空気の充填効率を高めることが望ま
しいものとなる。
で浄化された吸入空気をロータの回転によって加圧しつ
つエンジン側に送り出しているので、この過給機の下流
側に、加圧された吸入空気を冷却するためのインターク
ーラを設置し、吸入空気の充填効率を高めることが望ま
しいものとなる。
この場合、特に自動二輪車では、フレーム内の限られた
空間部分にエンジンを始めとして、吸気装置や冷却装置
等の補機類が所狭しと配置されているために、レイアウ
ト面は勿論のこと、安定した冷却性能を得ることを考慮
すると、上記インク−クーラとしては、走行風の流れに
制約されることなく、比較的自由な場所に設置できる水
冷式のインタークーラを用いることが望まれる。
空間部分にエンジンを始めとして、吸気装置や冷却装置
等の補機類が所狭しと配置されているために、レイアウ
ト面は勿論のこと、安定した冷却性能を得ることを考慮
すると、上記インク−クーラとしては、走行風の流れに
制約されることなく、比較的自由な場所に設置できる水
冷式のインタークーラを用いることが望まれる。
ところが、スペース的な面だけを考慮してインタークー
ラの設置場所を決定すると、このインタークーラがエン
ジンの側方あるいは上方に大きく偏ることがあり、車体
の重心位置に悪影響を及ぼす虞れがあり得る。
ラの設置場所を決定すると、このインタークーラがエン
ジンの側方あるいは上方に大きく偏ることがあり、車体
の重心位置に悪影響を及ぼす虞れがあり得る。
したがって、本発明は、インタークーラをエンジンの中
央付近に無理なくコンパクトに配置することができ、マ
スの集中化を図れる過給機付きエンジンを備えた自動二
輪車の提供を目的とする。
央付近に無理なくコンパクトに配置することができ、マ
スの集中化を図れる過給機付きエンジンを備えた自動二
輪車の提供を目的とする。
そこで、本発明においては、クランクケース上のシリン
ダブロックおよびシリンダヘッドを鉛直線に対し前傾さ
せて設け、このシリンダヘッドの上方に縦向き通風形の
気化器とエアクリーナを上下に並べて配置し、このエア
クリーナと気化器とを結ぶ吸気管路に、エンジンの軸出
力によって駆動される機械式の過給機を設けるとともに
、この過給機の下流側に加圧された吸入空気を冷却する
水冷式のインタークーラを設け、このインタークーラは
上記シリンダブロックの後面に隣接するクランクケース
上に配置したことを特徴としている。
ダブロックおよびシリンダヘッドを鉛直線に対し前傾さ
せて設け、このシリンダヘッドの上方に縦向き通風形の
気化器とエアクリーナを上下に並べて配置し、このエア
クリーナと気化器とを結ぶ吸気管路に、エンジンの軸出
力によって駆動される機械式の過給機を設けるとともに
、この過給機の下流側に加圧された吸入空気を冷却する
水冷式のインタークーラを設け、このインタークーラは
上記シリンダブロックの後面に隣接するクランクケース
上に配置したことを特徴としている。
この構成によれば、シリンダヘッドに連なる気化器やエ
アクリーナが、このシリンダヘッドの上方に位置される
ので、シリンダヘッドやシリンダブロックの後面に隣接
するクランクケース上に広いスペースを確保することが
でき、このクランクケース上に開いたスペースにインタ
ークーラを無理なく配置することができる。このため、
比較的重量のある水冷式インタークーラを、エンジンの
略中央付近に位置させることができ、車体の重心位置を
より中央に寄せて、操縦性や安定性を高めることができ
る。
アクリーナが、このシリンダヘッドの上方に位置される
ので、シリンダヘッドやシリンダブロックの後面に隣接
するクランクケース上に広いスペースを確保することが
でき、このクランクケース上に開いたスペースにインタ
ークーラを無理なく配置することができる。このため、
比較的重量のある水冷式インタークーラを、エンジンの
略中央付近に位置させることができ、車体の重心位置を
より中央に寄せて、操縦性や安定性を高めることができ
る。
以下本発明を、図面に示す一実施例にもとづいて説明す
る。
る。
第1図中符号lは自動二輪車の車体を構成するフレーム
であり、その前端のステアリングヘッドバイブ2には、
後方に延びるメインバイブ3と、下向きに延びるダウン
チューブ4が溶接されている。これらメインバイブ3と
ダウンチューブ4との間にはエンジン5が支持されてい
る。本実施例のエンジン5は4サイクル水冷四気筒エン
ジンであり、そのクランクケースB内には車体の幅方向
に沿うクランク軸7が支持されている。クランクケース
Bの前部上面にはシリンダブロック8が立設されており
、このシリンダブロック8内のピストン9とクランク軸
7とがコンロッドlOを介して連結されている。
であり、その前端のステアリングヘッドバイブ2には、
後方に延びるメインバイブ3と、下向きに延びるダウン
チューブ4が溶接されている。これらメインバイブ3と
ダウンチューブ4との間にはエンジン5が支持されてい
る。本実施例のエンジン5は4サイクル水冷四気筒エン
ジンであり、そのクランクケースB内には車体の幅方向
に沿うクランク軸7が支持されている。クランクケース
Bの前部上面にはシリンダブロック8が立設されており
、このシリンダブロック8内のピストン9とクランク軸
7とがコンロッドlOを介して連結されている。
シリンダブロック8およびこのシリンダブロック8の上
面に重ねられたシリンダヘッド11は、第2図に示すよ
うにクランク軸7の中心を通る鉛直線X1−Xlに対し
、進行方向前方側に向って大きく前傾されており、この
シリンダヘッド11がクランクケースBの前面よりも前
方に大きく突出している。シリンダヘッド11には吸気
弁12によって開閉される吸気口13と、排気弁14に
よって開閉される排気口15が形成されている。吸気口
13はシリンダヘッド11の後面において上向きに開口
されており、この吸気口13にダウンドラフト形の気化
器1Bが各気筒毎に接続されている。気化器1Bはシリ
ンダヘッドllの前傾に伴って、このシリンダヘッド1
1の上方に位置されており、この気化器1Bの上方に配
置した単一のサージタンク17に連なっている。このた
め、シリンダブロック8の後面よりも後方に突出するク
ランクケースB上には、比較的広い空間35が確保され
ている。
面に重ねられたシリンダヘッド11は、第2図に示すよ
うにクランク軸7の中心を通る鉛直線X1−Xlに対し
、進行方向前方側に向って大きく前傾されており、この
シリンダヘッド11がクランクケースBの前面よりも前
方に大きく突出している。シリンダヘッド11には吸気
弁12によって開閉される吸気口13と、排気弁14に
よって開閉される排気口15が形成されている。吸気口
13はシリンダヘッド11の後面において上向きに開口
されており、この吸気口13にダウンドラフト形の気化
器1Bが各気筒毎に接続されている。気化器1Bはシリ
ンダヘッドllの前傾に伴って、このシリンダヘッド1
1の上方に位置されており、この気化器1Bの上方に配
置した単一のサージタンク17に連なっている。このた
め、シリンダブロック8の後面よりも後方に突出するク
ランクケースB上には、比較的広い空間35が確保され
ている。
また、シリンダへラド11の前面に開口する排気口15
には、下向きに延びる排気管18が連結されている。こ
の排気管18はクランクケース6の前方を通過した後、
クランクケース6の下方を通って後方に延びており、こ
の排気管18の直前にエンジン冷却水を冷却するラジェ
ータ19が配置されている。
には、下向きに延びる排気管18が連結されている。こ
の排気管18はクランクケース6の前方を通過した後、
クランクケース6の下方を通って後方に延びており、こ
の排気管18の直前にエンジン冷却水を冷却するラジェ
ータ19が配置されている。
ところで、上記サージタンク17の前面には、エアクリ
ーナ20が連結されている。エアクリーナ20はシリン
ダヘッド11の真上に位置しており、このエアクリーナ
20とサージタンク17の互いに重なり合う側壁には、
エアクリーナ20とサージタンク17とを連通させる連
通孔38が開口されている。そして、この連通孔38に
は、エアクリーナ20からサージタンク17に向う空気
の流通のみを許容するり一ド弁39が設けられている。
ーナ20が連結されている。エアクリーナ20はシリン
ダヘッド11の真上に位置しており、このエアクリーナ
20とサージタンク17の互いに重なり合う側壁には、
エアクリーナ20とサージタンク17とを連通させる連
通孔38が開口されている。そして、この連通孔38に
は、エアクリーナ20からサージタンク17に向う空気
の流通のみを許容するり一ド弁39が設けられている。
エアクリーナ20は吸気管路21を介してサージタンク
17に連なっており、この吸気管路21にはエアクリー
ナ20で浄化された吸入空気をサージタンク17に圧送
する機械式の過給機22が設けられている。
17に連なっており、この吸気管路21にはエアクリー
ナ20で浄化された吸入空気をサージタンク17に圧送
する機械式の過給機22が設けられている。
この過給機22はクランクケース6の前面と排気管18
との間に収められており、本実施例の場合は、過給機2
2の外郭を形作るケーシング23がクランクケースBに
ボルト締めされている。このケーシング23内には、ス
クリュー状をなす二本のロータ24が収容されている。
との間に収められており、本実施例の場合は、過給機2
2の外郭を形作るケーシング23がクランクケースBに
ボルト締めされている。このケーシング23内には、ス
クリュー状をなす二本のロータ24が収容されている。
ロータ24はクランク軸7と平行に設けられており、そ
の外周面に形成した図示しない凹部と凸部とを噛み合わ
せた状態で、ケーシング23に回転自在に支持されてい
る。一方のロータ24の回転軸25は、第3図に示すよ
うにクランクケースBの前面に突設した膨出部2G内に
入り込むとともに、この膨出部2B内に軸支した従動歯
車27と連結されており、この従動歯車27は中間歯車
28を介してクランク軸7上の減小歯車29と噛み合っ
ている。このため、過給機22のロータ24はクランク
軸7の軸出力によって回転駆動される。
の外周面に形成した図示しない凹部と凸部とを噛み合わ
せた状態で、ケーシング23に回転自在に支持されてい
る。一方のロータ24の回転軸25は、第3図に示すよ
うにクランクケースBの前面に突設した膨出部2G内に
入り込むとともに、この膨出部2B内に軸支した従動歯
車27と連結されており、この従動歯車27は中間歯車
28を介してクランク軸7上の減小歯車29と噛み合っ
ている。このため、過給機22のロータ24はクランク
軸7の軸出力によって回転駆動される。
また、ケーシング23の下面には、ロータ24の軸方向
一端側に位置して吸入口30が開口されており、この吸
入口30は上記吸気管路21を構成する上流側吸気配管
31を介して上方のエアクリーナ20に連なっている。
一端側に位置して吸入口30が開口されており、この吸
入口30は上記吸気管路21を構成する上流側吸気配管
31を介して上方のエアクリーナ20に連なっている。
ケーシング23の上面には、上記吸入口30とはロータ
24の軸方向反対側に偏った位置に、加圧された吸入空
気を送り出す吐出口32が開口されている。吐出口32
は下流側吸気配管33を介して上方のサージタンク17
に連なっており、この下流側吸気配管33の途中には、
加圧された吸入空気を冷却する水冷式のインタークーラ
34が設けられている。インタークーラ34は略四角形
箱形をなしており、第1図および第2図に示すように上
記クランクケースB上の空間35に略水平に寝かせた姿
勢で配置されている。このため、過給機22とインク−
クーラ34を結ぶ下流側吸気配管33の前半部36aは
、クランクケース8の前方からシリンダへラド11の一
側方を通って後方に引き回されているとともに、インタ
ークーラ34とサージタンク17を結ぶ下流側吸気配管
33の後半部36bは、上記空間35を通して上方に導
かれている。
24の軸方向反対側に偏った位置に、加圧された吸入空
気を送り出す吐出口32が開口されている。吐出口32
は下流側吸気配管33を介して上方のサージタンク17
に連なっており、この下流側吸気配管33の途中には、
加圧された吸入空気を冷却する水冷式のインタークーラ
34が設けられている。インタークーラ34は略四角形
箱形をなしており、第1図および第2図に示すように上
記クランクケースB上の空間35に略水平に寝かせた姿
勢で配置されている。このため、過給機22とインク−
クーラ34を結ぶ下流側吸気配管33の前半部36aは
、クランクケース8の前方からシリンダへラド11の一
側方を通って後方に引き回されているとともに、インタ
ークーラ34とサージタンク17を結ぶ下流側吸気配管
33の後半部36bは、上記空間35を通して上方に導
かれている。
なお、この下流側吸気配管33の前半部38aには、加
圧された吸入空気の脈動を減衰させる共鳴器37が分岐
接続されており、この共鳴器37はシリンダヘッド11
の直前に配置されている。
圧された吸入空気の脈動を減衰させる共鳴器37が分岐
接続されており、この共鳴器37はシリンダヘッド11
の直前に配置されている。
また、インタークーラ34は、冷却水配管40を介して
シリンダヘッド11の上端前方に設けたサブラジェータ
41に連なっている。サブラジェータ41は上記エンジ
ン冷却用のラジェータ18とは独立しており、このため
、吸入空気の冷却系とエンジンの冷却系とが互いに独立
した別系統となっている。
シリンダヘッド11の上端前方に設けたサブラジェータ
41に連なっている。サブラジェータ41は上記エンジ
ン冷却用のラジェータ18とは独立しており、このため
、吸入空気の冷却系とエンジンの冷却系とが互いに独立
した別系統となっている。
冷却水配管40の途中には、サブラジェータ41の上流
側に位置して冷却水を循環させるウォータポンプ42が
設けられている。ウォータポンプ42はシリンダヘッド
11の右側面に取付けられており、そのインペラ43が
吸気弁12を開閉する吸気用カム軸44によって回転駆
動される。
側に位置して冷却水を循環させるウォータポンプ42が
設けられている。ウォータポンプ42はシリンダヘッド
11の右側面に取付けられており、そのインペラ43が
吸気弁12を開閉する吸気用カム軸44によって回転駆
動される。
なお、上記インタークーラ34の上側には燃料タンク4
5が配置されており、この燃料タンク4、エアクリーナ
20.サージタンク17および下流側吸気配管33の後
半部36bの周囲は、従来−数的なタンク形状を形作る
カバー46によって覆われている。
5が配置されており、この燃料タンク4、エアクリーナ
20.サージタンク17および下流側吸気配管33の後
半部36bの周囲は、従来−数的なタンク形状を形作る
カバー46によって覆われている。
このような構成の過給機付きエンジンにおいて、クラン
ク軸7の軸出力が中間歯車28および従動歯車27を介
してロータ24に伝わると、二本のロータ24が噛み合
いながら逆向きに回転し、エアクリーナ20で浄化され
た吸入空気を吸入口30から吸込むとともに、この吸入
空気を加圧して吐出口32から下流側吸気配管33内に
送り出す。この加圧された吸入空気はクランクケースB
上のインタークーラ34に導かれ、ここを通過する過程
で冷却水との熱交換により冷却される。この冷却された
吸入空気はサージタンク17に導かれた後、各気筒の気
化器1Bに分配され、このことにより過給が開始される
。
ク軸7の軸出力が中間歯車28および従動歯車27を介
してロータ24に伝わると、二本のロータ24が噛み合
いながら逆向きに回転し、エアクリーナ20で浄化され
た吸入空気を吸入口30から吸込むとともに、この吸入
空気を加圧して吐出口32から下流側吸気配管33内に
送り出す。この加圧された吸入空気はクランクケースB
上のインタークーラ34に導かれ、ここを通過する過程
で冷却水との熱交換により冷却される。この冷却された
吸入空気はサージタンク17に導かれた後、各気筒の気
化器1Bに分配され、このことにより過給が開始される
。
ところで、上記構成においては、シリンダブロツク8お
よびシリンダへラド11を大きく前傾させて、このシリ
ンダヘッド11の吸気口13に連なる気化器16やサー
ジタンク17およびエアクリーナ2oをシリンダヘッド
11の上方に配置し、このシリンダヘッドllやシリン
ダブロック8の後面に隣接するクランクケースB上に、
広い空間35を確保したので、このクランクケース6上
に生じた1スペースにインタークーラ34を無理なく配
置することができる。
よびシリンダへラド11を大きく前傾させて、このシリ
ンダヘッド11の吸気口13に連なる気化器16やサー
ジタンク17およびエアクリーナ2oをシリンダヘッド
11の上方に配置し、このシリンダヘッドllやシリン
ダブロック8の後面に隣接するクランクケースB上に、
広い空間35を確保したので、このクランクケース6上
に生じた1スペースにインタークーラ34を無理なく配
置することができる。
したがって、比較的重量のある水冷式のインタークーラ
34がクランク軸7に近いエンジン5の略中央付近に位
置するので、車体の重心位置をより中央に寄せて、マス
の集中化を図ることができ、操縦性や安定性をより向上
させることができる。
34がクランク軸7に近いエンジン5の略中央付近に位
置するので、車体の重心位置をより中央に寄せて、マス
の集中化を図ることができ、操縦性や安定性をより向上
させることができる。
なお、上記実施例では、インタークーラをクランクケー
ス上において、略水平に寝がせな姿勢で配置したが、場
合によってはクランクケース上に上下方向に沿って縦置
きに配置しても良い。
ス上において、略水平に寝がせな姿勢で配置したが、場
合によってはクランクケース上に上下方向に沿って縦置
きに配置しても良い。
また、過給機の駆動手段も歯車に限らず、ベルト駆動と
しても良いとともに、例えばクランク軸の前方にバラン
サ軸を備えたエンジンでは、このバランサ軸の軸出力に
よって駆動するようにしても良い。
しても良いとともに、例えばクランク軸の前方にバラン
サ軸を備えたエンジンでは、このバランサ軸の軸出力に
よって駆動するようにしても良い。
さらに、過給機のロータもスクリュー状に制約されず、
例えばまゆ形のロータを組み合わせたルーツ式の過給機
であっても良い。
例えばまゆ形のロータを組み合わせたルーツ式の過給機
であっても良い。
以上詳述した本発明によれば、クランクケース上に生じ
たスペースを、インタークーラの設置スペースとして有
効に活用できるとともに、この比較的重量のある水冷式
のインタークーラがエンジンの略中央付近に位置するの
で、車体の重心位置をより中央に寄せることができる。
たスペースを、インタークーラの設置スペースとして有
効に活用できるとともに、この比較的重量のある水冷式
のインタークーラがエンジンの略中央付近に位置するの
で、車体の重心位置をより中央に寄せることができる。
このため、インタークーラが車体の重心位置に悪影響を
及ぼすことはなく、操縦性や安定性の向上に寄与すると
いった利点がある。
及ぼすことはなく、操縦性や安定性の向上に寄与すると
いった利点がある。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は自動二輪車の
側面図、第2図は過給機付きエンジンの側面図、第3図
は過給機の駆動系路を一部断面した平面図である。 5・・・エンジン、6・・・クランクケース、8・・・
シリンダブロック、ll・・・シリンダヘッド、16・
・・気化器、20・・・エアクリーナ、21・・・吸気
通路、22・・・過給機、34・・・インタークーラ、
35・・・空間。
側面図、第2図は過給機付きエンジンの側面図、第3図
は過給機の駆動系路を一部断面した平面図である。 5・・・エンジン、6・・・クランクケース、8・・・
シリンダブロック、ll・・・シリンダヘッド、16・
・・気化器、20・・・エアクリーナ、21・・・吸気
通路、22・・・過給機、34・・・インタークーラ、
35・・・空間。
Claims (1)
- クランクケース上のシリンダブロックおよびシリンダヘ
ッドを鉛直線に対し前傾させて設け、このシリンダヘッ
ドの上方に縦向き通風形の気化器とエアクリーナを上下
に並べて配置し、このエアクリーナと気化器とを結ぶ吸
気管路に、エンジンの軸出力によって駆動される機械式
の過給機を設けるとともに、この過給機の下流側に加圧
された吸入空気を冷却する水冷式のインタークーラを設
け、このインタークーラは上記シリンダブロックの後面
に隣接するクランクケース上に配置したことを特徴とす
る過給機付きエンジンを備えた自動二輪車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63172324A JPH0224284A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 過給機付きエンジンを備えた自動二輪車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63172324A JPH0224284A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 過給機付きエンジンを備えた自動二輪車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0224284A true JPH0224284A (ja) | 1990-01-26 |
Family
ID=15939797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63172324A Pending JPH0224284A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 過給機付きエンジンを備えた自動二輪車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0224284A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005263022A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Suzuki Motor Corp | インタークーラー搭載のスノーモービル |
JP2008222212A (ja) * | 2008-03-06 | 2008-09-25 | Yamaha Motor Co Ltd | スクータ型車両 |
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