JPH02234114A - レーザビーム減衰器 - Google Patents

レーザビーム減衰器

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JPH02234114A
JPH02234114A JP5363289A JP5363289A JPH02234114A JP H02234114 A JPH02234114 A JP H02234114A JP 5363289 A JP5363289 A JP 5363289A JP 5363289 A JP5363289 A JP 5363289A JP H02234114 A JPH02234114 A JP H02234114A
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JP
Japan
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laser beam
beams
polarizing element
laser
attenuator
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JP5363289A
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Inventor
Koichiro Toshima
都島 宏一郎
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NIPPON DENKI LASER KIKI ENG KK
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NIPPON DENKI LASER KIKI ENG KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,高出力レーザビームを利用したレーザ加工機
等において,連続的ノPワー制御に用いるレーザビーム
減衰器K関する。
〔従来の技術〕
従来のレーデビーム用減衰器には,光吸収形のフィルタ
,誘電体多層膜を用いた部分反射鏡,アルミニウムや銀
等の金属を薄く蒸着した部分反射鏡が用いられている。
〔発明が解決しよづとする課題〕
上述した従来のレーデビーム減衰器は,金属蒸着膜の厚
さに匂配をつけたものを除いて,それらの光減衰率は離
散的であシ,任意の減衰量を得るのは不可能である。ま
た,吸収形フィルタの場合は,レーデパワーを吸収して
フィルタ自体が発熱し局部的に膨張するため,レーザビ
ームの広がり角やノ母ワー分布に変化を与えてしまうだ
けでなく,レーデパワーが大きくなるとフィルタ自身が
溶融したシ,破壊して使用できなくなる。
金属蒸着膜による光減衰器についても,ビーム径が小さ
くレーザ/lワーが微小な場合については連続的に減衰
量が変化できるが,金属材料そのものの光に対する僅か
な吸収損は避けようがなく,レーザ・2ワーの増大と共
に膜の焼損を生じ,使用不可能となる。
本発明は従来のもののこのような課題を解決しようとす
るもので,レーザビームの吸収は殆どなく,レーザ/J
?ワーによる減衰器自身の熱的変形,歪,破壊のないレ
ーザビーム減衰器を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上述した従来のレーザビーム減衰器に対し,本発明は,
レーザビームの偏光を2成分に分け,直線偏光状態で夫
々連続的に減衰量を制御し,その後1本のビームに合成
するようにしたものである。
すなわち本発明によれば,入射レーデビームを偏光成分
の異なる2本のビームに分割する,誘電体多層膜からな
る分割用偏光素子と,該分割され減衰された・ヤワーを
持つレーザビームを透過すると共に,前記減衰に相当す
る残余のパワーを持つ不要のレーザピームを反射する.
誘電体多層膜からなる2つの回転偏光素子と,前記反射
した不要のレーザビームを吸収する第1の吸収手段と,
前記2つの回転偏光素子からの透過ビームを合成して,
所望の出射ビームおよびこの合成に伴う不要のレーデビ
ームを発する,誘電体多層膜からなる合成用偏光素子と
,前記合成に伴う不要のレーデビームを吸収する第2の
吸収手段とを含むことを特徴とするレーデビーム減衰器
が得られる。
上記の構成において,回転偏光素子の回転角度を調整す
れば,所望の任意の値の減衰率を有する出射ビームを得
ることができる。
〔実施例〕
次K本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の構成図である。
2,3,5,6,8.9.10はすべて誘電体多層膜に
よって形成される偏光素子で,任意の偏光ビームをある
一定入射角で入射させると,入射面に平行な偏光(P偏
光)成分のビームは透過し,入射面に垂直な偏光(S偏
光)成分ビームは反射する。
反射鏡7は偏光素子2と同じ誘電体多層膜偏光素子,ま
たは全反射鏡よシなる。
入射ピーム1はまず分割用偏光素子2に偏光素子によク
て定まる入射角で入射すると.P偏光成分は損失なく透
過し,回転偏光素子3に到達する。
一方,S偏光成分は反射鏡7へ向う。回転偏光素子3が
分割用偏光素子2に平行な基準位置から光路を軸として
角度θだけ回転していると,回転偏光素子3を透過する
光の電界は邸θ倍となる。すなわち透過するレーデパワ
−は郎θ倍となる。このことは( 1 − cm2θ)
倍の減衰を受けることを意味する。回転偏光素子3によ
って反射された(1−cal2f) )倍のレーザパワ
ーは反射方向が偏光素子3の回転と共K変化するが,偏
光素子3を基準とすると固定しているので,偏光素子3
に対して相対的に固定された吸収体12によって吸収さ
れる。
吸収体はレーザノ4ワーのレベルによって選定する。
特にレーザノクワーが数10ワットから数100ワット
の高レベル時には,水冷形の吸収体を使用する。
偏光素子5は偏光素子3と左右対称の位置に配置し,偏
光素子の基板の厚みによって生ずる光路のずれを補正す
るもので.ビームの反射は生じない。
偏光素子5を透過したビームの偏光の向きは,合成用偏
光素子6の入射面に対しては角度θの傾きをもクておシ
,透過/臂ワー(出射ビーム11の一部となる)はさら
にalls2θ倍となり,反射パワーは( 1 = c
as2θ)倍となぁ。従クて,入射ビームの内,P偏光
成分は■θ倍となり,理想的にはθ=Ocでは減衰量0
チ,θ=90°では100%となる。しかし実際には誘
電体多屓膜偏光素子を透過するP偏光成分に対し,数1
00分の1程度S偏光成分が残ること,および各偏光素
子の若干の散乱,吸収による損失があるため,完全な透
過0チ,透過100%とはならない。
また,合成用偏光素子6で反射された(1−(自)2θ
)倍の・ぐワービームは吸収体14に吸収される。すな
わちこの分だけ更に減衰が働くことになる。
一方,反射鏡7に到達したS偏光成分のビームは回転偏
光素子8によって減衰される。この偏光素子8は偏光素
子6と90°十〇光路を軸として回転した位置で透過率
がclE2θとなる。この減衰したレーザビームは偏光
素子10で反射され,この際レーザ・ぞワーは更に減衰
を受けて邸θとなる。このレーザビームは合成偏光素子
6で全反射され,偏光素子5からの透過ビームと同一光
路に合成されもすなわちP偏光成分,S偏光成分共に郎
4θ倍されて出射ビーム11となる。なお偏光素子9は
偏光素子5と同様光路のずれを補正するものである。
第2図,第3図はそれぞれ本発明の第2実施例の平面図
,および斜視図である。偏光素子21,22,23 .
24はP偏光については光路は入射光の延長方向,S偏
光については入射光と直角をなすもので,第1実施例の
平板状偏光素子の場合に比べて構成が簡単化できる。し
かし,出力ビーム1lの出射方向は第3図に示すように
入射ビーム1に対して90°方向が変わるので,光軸を
直線状にするには更に数枚の反射鏡を使う必要がある。
光の減衰量については第1の実施例同様,回転偏光素子
22と24のそれぞれが,最大透過となる基準位置から
の回転角をθとすれば,入射・9ワーの邸40倍が透過
し,(lens’θ)倍が吸収体27.28に吸収され
る。
このように本発明によると,任意の光減衰量の得られる
光減衰器を構成できる。また本発明によるレーザビーム
減衰器は,吸収タイプのフィルタを使用していないので
,高出力レーザに適している。特に高出力固体レーザの
出力は一般に無偏光で,2つの偏光成分K分離するとそ
れぞれはエネルギーの空間分布も異り,出力のふらつき
も太きいが,両方共一定の比率,すなわちμs40倍に
減衰した後合成されるので,全体の安定度としては元の
レーデ発振器の安定度,及び空間分布を保存できる利点
がある。
〔発明の効果〕
本発明は以上′説明したようにレーザピームの偏光を直
交する2成分に分け,直線偏光状態で夫々連続的に減衰
量を制御し,その後1本のビームに合成するため,レー
ザ出力を連続的に制御し,且つレーザビームの吸収は殆
ど無く,レーデパヮーによる熱的変形,歪,破壊が発生
しない効果がある。
9,10は偏光素子,11は出射ビーム,12,13,
14.15は吸収体である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の平面図,第2図と第3
図は本発明の第2の実施例の平面図と斜視図である。 記号の説明:1は入射ビーム,2は分割用偏光素子,3
は回転偏光素子,5は偏光素子,6は合成用偏光素子,
7は反射鏡,8は回転偏光素子,第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入射レーザビームを偏光成分の異なる2本のビー
    ムに分割する、誘電体多層膜からなる分割用偏光素子と
    、 該分割された2本のビームの光軸の回りに回転可能に配
    置され、該ビームを2つのビームに分け、基準位置から
    の回転角度に応じた減衰されたパワーを持つレーザビー
    ムを透過させると共に、前記減衰に相当する残余のパワ
    ーを持つ不要のレーザビームを反射する、誘電体多層膜
    からなる2つの回転偏光素子と、前記反射した不要のレ
    ーザビームを吸収する第1の吸収手段と、 前記2つの回転偏光素子からの透過ビームを合成して、
    所望の出射ビームおよびこの合成に伴う不要のレーザビ
    ームを発する、誘電体多層膜からなる合成用偏光素子と
    、 前記合成に伴う不要のレーザビームを吸収する第2の吸
    収手段とを含むことを特徴とするレーザビーム減衰器。
JP5363289A 1989-03-08 1989-03-08 レーザビーム減衰器 Expired - Fee Related JPH0792558B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7259914B2 (en) * 2005-08-30 2007-08-21 Coherent, Inc. Attenuator for high-power unpolarized laser beams
US7706069B2 (en) 2007-05-14 2010-04-27 Coherent, Inc. Attenuator for high-power unpolarized laser beams
JP2015158631A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 株式会社リコー 光量調整装置並びにこれを用いた光照射装置及び画像表示装置
CN114441032A (zh) * 2022-01-19 2022-05-06 西北核技术研究所 基于楔镜组级联衰减的高能激光功率溯源传递***及方法

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US7327518B2 (en) 2005-08-30 2008-02-05 Coherent, Inc. Attenuator for high-power unpolarized laser beams
US7706069B2 (en) 2007-05-14 2010-04-27 Coherent, Inc. Attenuator for high-power unpolarized laser beams
JP2015158631A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 株式会社リコー 光量調整装置並びにこれを用いた光照射装置及び画像表示装置
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JPH0792558B2 (ja) 1995-10-09

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