JPH0223408B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0223408B2
JPH0223408B2 JP57145140A JP14514082A JPH0223408B2 JP H0223408 B2 JPH0223408 B2 JP H0223408B2 JP 57145140 A JP57145140 A JP 57145140A JP 14514082 A JP14514082 A JP 14514082A JP H0223408 B2 JPH0223408 B2 JP H0223408B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
opening
stopper
packaging box
bottles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57145140A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5937111A (ja
Inventor
Yasuki Mori
Masamichi Imanishi
Takao Sugimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CKD Corp filed Critical CKD Corp
Priority to JP14514082A priority Critical patent/JPS5937111A/ja
Publication of JPS5937111A publication Critical patent/JPS5937111A/ja
Publication of JPH0223408B2 publication Critical patent/JPH0223408B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
  • Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、酒類等の内容物を充填した複数の瓶
を包装箱内に整列して収容する瓶の箱詰め装置に
関する。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点 従来、瓶の箱詰めはベルトコンベアやスラツト
コンベアに乗載されて一方向に次々と搬送されて
くる瓶を、そのコンベア上に設けた走行案内板に
より誘導して前後及び左右方向に整列して集合
し、これらの瓶を把持部材で吊り下げて同時に包
装箱内に収容するようになつているが、このよう
な方法では、誘導時および整列時に瓶同士が互い
に衝突するため、転倒したり破損したりすること
があり、また、楕円形や角形の瓶では整列時に方
向が揃わずにブリツジ状態で集合し、各瓶の間の
間隔が不揃いとなり、一定間隔で配列された把持
部材で把持できない欠点があつた。
発明の目的 本発明は、このような欠点を除去し、瓶同士を
接触させずに一列ずつ整列し、把持部材で把持し
て包装箱に収容するようにした瓶の箱詰め装置を
提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明はこのような目的を達成するために、包
装箱を一方向に搬送する搬送路の包装箱の停止位
置の上方に、開閉口を設け、その包装箱内に搬送
路と直角方向に整列して収容する各瓶の直上に対
応する複数の把持部材を開閉口の上方に昇降可能
に設置し、その把持部材の両側に搬送路と直交す
るように敷設して多数の瓶を互いに間隔を空けて
載置して順次に搬送する一対のコンベアを設け、
その一対のコンベアの外側に沿つて、走行方向前
方から後方へ順次にそのコンベア上に突出して各
瓶を停止させる複数のストツパからなる一対のス
トツパ列を隣り合うストツパの間が、各把持部材
に対応して進退移動するように並列し、その一対
のストツパ列の間に、一側のストツパ列の前進に
よりそのストツパ列の間に保持された瓶により押
されて他側のストツパ列の方へ移動する当て板を
設置し、その一対のストツパ列をその各ストツパ
間に設けた押圧板とともに交互に進退移動させて
その各ストツパ間に保持した各瓶を閉状態の開閉
口上に移送し、各把持部材で把持した開状態とな
つた開閉口から包装箱内に同時に収容する構成と
した。
発明の作用及び効果 本発明は上記構成になり、コンベアに載置され
て搬送されて来る各瓶は、コンベア上において、
左右は両側のストツパにより、後側は押圧板によ
り、前側は当て板により、夫々、囲まれ状態で閉
状態の開閉口上へ移送され、各把持部材より各別
に把持された後開状態となつた開閉口から包装箱
内に収容されるのであつて、各瓶は最初の整列工
程から最後の収容工程まで1本ずつ前後左右を囲
まれ、しかも、1本ずつ把持して包装箱内に収容
されるから、瓶同士の衝突や転倒のおそれが全く
なく、安全かつ、確実に箱詰めを行なうことがで
き、さらに、包装箱の搬送路の上方の両側に瓶を
搬入するコンベアを設けて両側のコンベアから交
互に瓶を送り出して箱詰めするようにしたから、
片側で瓶を整列している間に他側で箱詰めをする
ことができて作業能率が著しく高められる効果が
ある。
実施例 本実施例の箱詰め装置は、包装箱aを一方向に
搬送する包装箱搬送コンベアAを跨ぐようにして
設けたフレーム1上に基板2が固定されており、
この基板2上には瓶bを乗載して搬入するスラツ
トコンベアBが前記包装箱搬送コンベアAの搬送
方向に直角に間隔をおいて敷設され、この一対の
スラツトコンベアBの外側には、複数のストツパ
8をこのスラツトコンベアB上に突出してそのス
ラツトコンベアBに乗載して搬送されてくる瓶b
を等間隔で一列に整列する整列装置Cが設けられ
ており、また、一対のスラツトコンベアBの間に
は、左右両側の整列装置Cにより整列されて、そ
の前進により移送された一列の瓶bを同時に把持
する複数の把持部材4からなる降下装置Dが設け
られ、この降下装置Dの直下には、各把持部材4
で把持した瓶bの下降の際に下方へ揺動する一対
の扉板5が基板2に形成された窓孔6の直上に設
けられており、さらに、左右一対のスラツトコン
ベアBの間には、取付部材7の前進により各スト
ツパ8間に保持された瓶bに外側の当て板8を当
てて他側へ移動する移動板9からなる倒瓶防止装
置Eが設けられている。
次に、上記包装箱搬送コンベアA、スラツトコ
ンベアB、整列装置C、降下装置D及び倒瓶防止
装置Eについて個別に説明する。
包装箱搬送コンベア A; 三枚の細長いスライド板11が幅方向に間隔を
あけて水平に設置され、このスライド板11の前
後両端に設けられた駆動軸と従動軸18の両端に
取り付けられたスプロケツト14に、上側の水平
走行部がスライド板11の上面に位置する左右一
対の無端チエーン15が掛け渡されており、この
両側の無端チエーン15にスライド板11の上面
に差し渡された送り棒16の両端が固定されてい
るとともに、三枚のスライド板11の間に構成さ
れた二つの間隙にはスライド板11の上面に突出
し、また、その下面へ退避する三組のストツパ1
7a乃至17cが設けられており、さらに、スラ
イド板11の両側には対応間隔を調整し得るガイ
ド板18が設けられている。そして、格子状の中
仕切板cによつて左右方向に四列、前後方向に三
列の合計十二の区画に仕切られた包装箱aが、左
右一対の無端チエーン15の循環走行によりスラ
イド板11上を走行する送り棒16によつて後面
を押されて、スライド板11上を滑つて第1図の
右側へ移送される途中で、まず、図示しない開蓋
装置により包装箱aの蓋が前後左右に開かれ、こ
の蓋が戻らないように搬送コンベアAの上方に平
行に設けられた数本の押え棒19によつて蓋を押
えながら前方へ移送され、第1図の実線で示すよ
うに、スライド板11の間の間隙から突出した第
1のストツパ17aに当つた位置で送り棒16の
走行も停止して、包装箱aの最前列の四つの区画
が降下装置Dの直下に対応して停止し、降下装置
Dによつて最前列の四つの区画に瓶bが収容され
ると、第1のストツパ17aがスライド板11の
下面に退避すると同時に、無端チエーン15が走
行を開始して送り棒16が包装箱aを前方に押
し、第1図に鎖線で示すように、第1のストツパ
17aに代つてスライド板11上に突出した第2
のストツパ17bに当つた位置で再び静止し、こ
の位置が中央の列の四つの区画が降下装置Dの直
下に対応する異置となる。さらに同様にして中央
の列の区画に瓶bが収容されると、最前方にある
第8のストツパ17cがスライド板11上に突出
した位置で最後列の四つの区画が降下装置Dの直
下に静止し、すべての区画に瓶bの収容が完了し
た包装箱aは、この包装箱搬送コンベアAからそ
の前方に接続された図示しない搬出用のコンベア
に移乗されて搬出されるようになつている。
スラツトコンベア B; 左右一対のスラツトコンベアBは、基板2の側
端に設けられたブラケツト21に回動自由に支持
されたスプロケツト22を回曲して、包装箱搬送
コンベアAと直角方向に循環するようになつてお
り、これらの一対のスラツトコンベアBの始端部
に設けられた図示しない供給装置によつて、四本
ずつの瓶bが左右のスラツトコンベアB上に交互
に供給されて、走行方向に間隔をあけて基板2上
に搬送されてくるようになつている。
整列装置 C; 基板2のスラツトコンベアBの両方の外側の一
側には、受台25と取付台26が固定されてい
て、受台25に固定された取付板27に回動自由
に支持された二個のローラ28によつてスラツト
コンベアBと直角な方向に移動自由に支持された
ラツク29が、取付台26に水平に固定されたエ
アシリンダ30から突出するピストンロツド31
に固定されているとともに、基板2の上面の両側
に立設されたブラケツト32に回転自由に差し渡
された駆動軸33の一端に固定した小歯車34が
前記ラツク29に噛み合つており、さらに、前記
一対のブラケツト32の上部に固定された取付板
35の前後両側に軸支された上下一対ずつのロー
ラ36に、上下両面に凹成された溝37を嵌めた
移動体38が、水平方向の移動自由に取付けられ
ており、これらの移動体38の内側面に固定され
たラツク39が前記駆動軸33に固定された大歯
車40と噛み合つており、これらのラツク39の
先端部下面に固定された受具41の間に、前後方
向に間隔をおいた二本の軸42,43が差し渡さ
れており、この二本の軸42,43の間に五個の
取付部材7が装着されている。スラツトコンベア
Bの搬送方向の最前方の取付部材7を除く他の四
個の取付部材7には、その後端部上面に固定され
たブラケツト45にエアシリンダ46が水平方向
に固定され、その前面に突出するピストンロツド
47の先端が、取付部材7内に形成された摺動溝
48内に前後に摺動自由に嵌装されたラツク49
に固定されているとともに、これらの取付部材7
の上面に支持された軸50に固定されたピニオン
51が前記ラツク49に噛み合い、かつ、この軸
50に固定された腕52の先端に平板状のストツ
パ3が固定されている。そして、最前部の取付部
材7の前面にはスラツトコンベアB上に突出する
固定式のストツパ3が取り付けられている。ま
た、五個の取付部材7のすべてには、その前面に
互いに凹凸が噛み合うようにして対応する押圧板
54が固定されている。そして、スラツトコンベ
アB上を順次に搬送されてくる瓶bが、走行方向
最前方の固定のストツパ3に当たる位置まで搬送
されてきたことが、図示しない光電管等の検知装
置により検知されると、その隣りの取付部材7に
装置されたエアシリンダ46が作動して、そのピ
ストンロツド47が収縮してラツク49がスラツ
トコンベアBから離間する方向に後退し、これに
噛み合うピニオン51とともにアーム52が第4
図の時計方向に回動して、上方に直立していたス
トツパ3がスラツトコンベアB上に突出して次に
搬送されてくる瓶bがこのストツパ3に突き当た
り、その瓶bの進入が検知されると、そのまた隣
りの取付部材7に装着したエアシリンダ46が作
動してストツパ3が直立姿勢から水平姿勢に回動
してスラツトコンベアB上に突出し、次に搬送さ
れてくる瓶bをこのストツパ3に突き当てる。こ
のようにして順次に四個の瓶bが整列装置Cの前
面に整列され、最後の四個目の瓶bが搬入される
と、スラツトコンベアBの搬送方向の最後方の取
付部材7のエアシリンダ46が作動して、この四
個目の瓶bの後方のスラツトコンベアBの上面を
閉鎖する。そうすると、取付台26上に固定され
たエアシリンダ30のピストンロツド31が収縮
してラツク29が後退し、これと噛み合う小歯車
34とともに軸33が回転して大歯車40が第4
図の時計方向に回転し、これに噛み合うラツク3
9が第4図の右方に前進し、ラツク39の先端に
取付けられた受具41が前進するため、各取付部
材7が前進して、一列四個の瓶bが押圧板54で
押され、ストツパ3で挾まれた状態でスラツトコ
ンベアB上から後述するスライド板55上を経
て、包装箱搬送コンベアA上で停止している包装
箱aの収容位置の直上に押し出される。
なお、左右の受具41の間に差し渡された前後
一対の軸42,43には、第5図に示すように、
前側の軸42の中央部寄りに左右逆ねじれのねじ
56,57が形成され、また、後側の軸48の両
端部に前記ねじ56,57と同一ピツチの左右逆
ねじれのねじ58,59が形成されているととも
に、各軸42,43の一方の受具41から突出し
た端部には、歯数が2対1の互いに噛み合う大歯
車61と小歯車62が固定されており、スラツト
コンベアBの搬送方向の最前方の取付部材7は後
側の軸43の右ねじれのねじ58に、前から二番
目の取付部材7は前側の軸42の左ねじれのねじ
56に、後から二番目の取付部材7は前側の軸4
2の右ねじれのねじ57に、また、最後方の取付
部材7は後側の軸43の左ねじれのねじ59に
夫々螺合し、その螺合した他側には軸42あるい
は43が回転自由に嵌合しており、真中の取付部
材7は軸方向に移動しないように回転のみを自由
として軸42および43に嵌合している。そし
て、後側の軸43に図示しないハンドルを嵌めて
回転することにより、前側の軸42は後側の軸4
3の2分の1だけ回転するため、前側の軸42の
ねじ56,57に螺合している取付部材7が真中
の取付部材7を中心として左右対称に一定距離だ
け移動し、その外側で後側のねじ58,59に螺
合している取付部材7は前記内側の二個の取付部
材7の移動距離の二倍の移動距離だけ夫々内側若
しくは外側に移動する。このため、真中の取付部
材7を中心として、五個の取付部材7が同一間隔
を保ちつつその間隔を調節し得るようになつてお
り、これは収容すべき瓶の大きさが変化した場合
にストツパ3の間隔を調節するためのものであ
る。
降下装置 D; 左右のスラツトコンベアBの間の基板2上に、
窓孔6を跨ぐように立設された門形のフレーム6
9の内側に、左右一対の上下方向のガイドバー7
0が立設され、このガイドバー70に上下摺動自
由に嵌合する昇降体63の間に水平杆64が差し
渡され、その中央部の下面に間隔をおいて突設さ
れたブラケツト65に、前後方向に間隔をおいた
二本の軸66,67が回転自由に挿通されて支持
されており、この二本の軸66,67に四個の取
付体68が装着され、各取付体68の下面に把持
部材4が取付けられている。この把持部材4は、
第6図に示すように下向きに固定されたエアシリ
ンダ71の下面に伏コ字形の取付部72が固定さ
れ、その両端に一対のフインガ73が軸74によ
つて開閉自由に支持されているとともに、その軸
74に固定したレバー75の先端に支持したロー
ラ76がエアシリンダ71から突出するピストン
ロツド77の下端に固定された上下一対の鍔78
の間に嵌入されていて、このピストンロツド77
の伸縮により、レバー75とともに一対のフイン
ガ73が揺動し、対応間隔を拡げたり挾めたりす
るようになつている。また、前記一対の軸66,
67のうちの一側の軸66にはその長さ方向の中
央部寄りに左右逆ねじれのねじ80,81が、ま
た、他側の軸67にはその両端部に左右逆ねじれ
のねじ82,83が夫々形成されていて、内側の
二個の取付体68は一側の軸66の左右逆ねじれ
のねじ80,81に夫々螺合され、外側の取付体
68は夫々他側の軸67の左右逆ねじれのねじ8
2,83に螺合しているとともに、その両方の軸
66,67の一方のブラケツト65から突出した
部分に歯数が2対1の互いに噛み合う大歯車84
と小歯車85が固定されており、大歯車84側の
軸66の大歯車84から突出した部分に図示しな
いハンドルを嵌めて回転すると、大歯車84側の
軸66の一回転毎に小歯車85側の軸67が二回
転し、そのために、内側の取付体68が長さ方向
の中央を基準として左右に一定距離ずつ対称形に
移動するのに対応して、外側の取付体68は内側
の取付体68の二倍の距離だけ対称形に移動し、
各取付体68は間隔を等しく保ちながらその間隔
を拡げたり狭めたりすることができ、収容すべき
瓶の整列間隔に合わせて把持部材4の間隔を調整
し得るようになつている。
また、門形のフレーム69の垂直部の上端部に
は、水平軸88が差し渡されて回転自由に支持さ
れており、この水平軸88の左右両端部に固定さ
れたスプロケツト89と、門形のフレーム69の
垂直部の下端部に回転自由に支持された軸90に
固定されたスプロケツト91との間に無端チエー
ン92が掛け渡されて、その一方の直線走行部が
前記昇降体68に連結されているとともに、門形
フレーム69の一の垂直部の外側に減速機付の可
逆ブレーキモータ93が据え付けられていて、そ
の出力軸94に固定されたスプロケツト95と、
前記下方部の軸90のフレーム69の外側に突出
した部分に固定されたスプロケツト96との間に
無端チエーン97が掛け渡されていて、そのモー
タ98の駆動により左右両側の無端チエーン92
が循環走行して、水平杆64とともに四個の把持
部材4が同時に昇降するようになつている。
また、スラツトコンベアBの内側には、そのス
ラツトコンベアBと同一高さのスライド板55が
ブラケツト100によつて基板2上に取付けられ
ていて、左右のスライド板55の間には、基板2
上に形成された窓孔6の上方に対応する開口10
1が形成されており、このスライド板55の内側
の下面に突設された軸受102に支持された軸1
03によつて、水平姿勢によつてその開口101
を閉塞し、下方への揺動によりその開口101を
開放する左右一対の扉板5が揺動自由に支持され
ており、また、その軸103の一端に互いに噛み
合う一対の扇形歯車104が固定されているとと
もに、基板2上に設けられたブラケツト105に
差し渡された軸106によつて上下揺動自由に取
付けられたエアシリンダ107から突出するピス
トンロツド108の先端が、一方の軸103に固
定されたレバー109の先端に軸110によつて
連結されていて、そのピストンロツド108の伸
縮により両側の軸103が回動し、左右一対の扉
板5が上下に揺動して開口101を開閉するよう
になつている。
倒瓶防止装置 E; 基板2の左右両側のスラツトコンベアBの内側
において、基板2上に立設された左右一対ずつの
ブラケツト115に差し渡して固定された軸11
6に二枚の移動板9が両側のスラツトコンベアB
の間を前後に移動するように摺動自由に挿通され
ており、これらの移動板9の両側の突出端におい
て、一方の移動板9に回転のみを自由に支持され
たねじ棒118が他方の移動板9に螺合されてい
るとともに、そのねじ棒118にはスプロケツト
119が固定されて無端チエーン120が掛け渡
されていて、一方のねじ棒118のスプロケツト
119に固定されたローラ121を回転してスプ
ロケツト119を回転することによつて、両側の
ねじ棒118を同一方向に回転して二枚の移動板
9の間隔を拡げたり縮めたりするようになつてい
る。また、二枚の移動板9の外側には外面にゴム
板122を貼着した当て板8がねじ123によつ
て固定されている。
次に本実施例の作動を説明すると、まず、左右
の整列装置Cの軸42,43を回転して取付部材
7を移動調節して、スラツトコンベアB上に突出
するストツパ3の間隔を、包装箱aの中仕切板c
の間隔に一致するように調節するとともに、降下
装置Dの軸66,67を回転して、四個の取付体
68を夫々左右の整列装置Cの各ストツパ3の中
央に位置するように調節し、さらに、倒瓶防止装
置Eの二枚の移動板9の間隔を、一方の整列装置
Cに収容された瓶bがこの整列装置Cとその対応
する一方の当て板8で保持されてスライド板55
上を滑つて降下装置Dの設けられた収容位置まで
運ばれたときに、他側の整列装置C側へ移動した
他方の当て板8とその他側の整列装置Cの各スト
ツパ3間に設けられた押圧板54との対応間隔
が、スラツトコンベアB上を運ばれてくる瓶bの
直径よりもやや広い間隔となるように調節する。
そして、包装箱aが包装箱搬送コンベアA上を搬
送されてきて、押え棒19によりその上面の蓋を
開いた状態で第1のストツパ17aに突き当た
り、中仕切板cによつて画成された最前列の四個
の区画が丁度降下装置Dの直下に対応する収容位
置で停止しているときに、左右何れかのスラツト
コンベアB上に間隔をおいて四本の瓶bが順次に
搬送されてきて、整列装置Cの押圧板54と倒瓶
防止装置Eの当て板8の間に進入してくる瓶bが
ストツパ3に順次に突き当たり、押圧板54と当
て板8および各瓶bの間に介挿されるストツパ3
があたかも包装箱aの中仕切板cに対応するよう
にして一定間隔で整列される。ここで、ストツパ
3の厚さを包装箱aの中仕切板cの厚さに一致さ
せると、整列間隔が包装箱aの中仕切板cによつ
て画成された区画と完全に一致して、瓶bの収容
がより円滑に行なわれる。
そして、エアシリンダ30のピストンロツド3
1の収縮により整列装置Cの全体が前進し、四本
の瓶bは押圧板54により押されて、倒瓶防止装
置Eの当て板8を押しながらスラツトコンベアB
の内側に押し出され、スライド板55上を滑つて
降下装置Dの直下の扉板5の上に移送される。こ
のとき、瓶bは倒瓶防止装置Eを押しながら移動
するため、瓶bの滑りが悪くて前方へ転倒したり
するといつた不具合が生じない。
そして、この位置に搬送されると、降下装置D
が下降し、四個の把持部材4の先端に取付けられ
たフインガ73が閉じて瓶bの首部を把持する。
そうすると、エアシリンダ107のピストンロツ
ド108が収縮して両側の扉板5が下側に揺動し
て開口101が開き、その開口101および基板
2に形成された窓孔6を通つて下方の包装箱搬送
コンベアA上で待機している包装箱aの最前列の
四個の区画内に四本の瓶bが収容される。瓶bの
収容が完了すると、フインガ73が開いて四個の
把持部材4が降下装置Dとともに上昇し、再び扉
板5が上方へ回動して開口101を閉塞し、ま
た、前進していた整列装置Cがピストンロツド3
1の伸出により後退するのであるが、この間に他
方のスラツトコンベアB上に四本の瓶bが間隔を
おいて搬送されてきて、前述したと同様にして、
整列装置Cの押圧板54と倒瓶防止装置Eの当て
板8の間に進入してくる瓶bがストツパ3に順次
に突き当つて一定間隔で整列されていて、引き続
いてこの整列装置Cが移動して次に収容すべき瓶
bを降下装置Dの直上の収容位置に移動する。こ
の間に包装箱搬送コンベアAが走行して包装箱a
が第2のストツパ17bに突き当つて、中央の列
の四個の区画が収容位置に対応する位置で停止し
ており、把持部材4の各フインガ73で把持され
た四本の瓶bが降下装置Dの下降により中央の列
の四個の区画に収容され、さらに前記したと全く
同様のくり返しによつて最後列の四個の区画に四
本の瓶bが収容された後、その包装箱aは前方に
走行して搬出されるのである。
なお、瓶の首部の直径が胴部の直径に比べて太
く、降下装置Dの把持部材4がフインガ73でそ
の首部を把持して降下しようとしたときに、フイ
ンガ73が倒瓶防止装置Eの当て板8に当つて干
渉する恐れがある場合には、第7,8図に示すよ
うに、扉板5の揺動中心となる軸103に固定し
た小歯車130を、基板2上に設けたブラケツト
131に軸132によつて回転自由に支持した大
歯車133と噛み合わせるとともに、基板2上に
立設した支持部材134の上下に軸支したローラ
135によつて上下摺動自由に支持されたラツク
136に大歯車133を噛み合わせ、そのラツク
136の上端に固定した台形の板カム137の傾
斜面の何れか一方を、倒瓶防止装置Eの移動板9
の当て板8の側面に回転自由に支持したローラ1
33に係合させ、扉板5が下方に揺動して開口1
01を開くのに連動して台形の板カム137を上
昇させて、その斜面とローラ138の係合によ
り、当て板8を移動板9とともに側方へ移動させ
て、瓶を把持して下降する把持部材4のフインガ
73がその当て板8と干渉するのを防止するため
の干渉防止装置を設けることが望ましい。
また、第9図に示すように、基板2の窓孔6の
四隅の近傍に4本のガイドバー150を立設し、
窓孔6の前側と後側の夫々2本のガイドバー15
0に上下摺動自由に嵌装した昇降体151をスプ
ライン軸152で連結し、前後のスプライン軸1
52に嵌着された4個のブロツク153を、搬送
コンベアA上でスツパ17cに当つて停止してい
る包装箱aの中仕切板cによつて区画された4つ
の収容空間の上方に対応する位置に夫々固定し、
各ブロツク153には、下方に向つて対応間隔を
狭めるように屈曲した弾性板からなる案内板15
4を固定するとともに、前後の昇降体151の間
に差し渡された連結杆155の上面に台156を
固定し、前側の扉板5の揺動中心となる軸103
の一端にアーム157を固定してその先端に軸支
したローラを台156の上面に係合することによ
り、図に鎖線で示すように、扉板5が下方へ揺動
して開くのに連動して、昇降体151がばね16
0の弾力に抗して下降し、これに伴なつて、前後
一対の案内板154が下降してその下端部を中仕
切板cの上縁に当て、把持部材4で把持された瓶
bが案内板154に沿つて包装箱a内に下降する
ようにし、これによつて、把持部材4で把持され
た瓶bの姿勢を矯正し、包装箱a内に円滑に収容
し得るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明の一実施例を示すも
ので、第1図は本発明の概要を示す一部切欠側面
図、第2図は同一部切欠平面図、第3図は同一部
切欠正面図である。第4図は整列装置および倒瓶
防止装置の詳細を示す一部切欠拡大側面図、第5
図は同一部切欠拡大平面図であり、第6図は降下
装置の詳細を示す一3切欠拡大正面図である。ま
た、第7図は本発明装置に適用する干渉防止装置
を示す一部切欠平面図、第8図は同一部切欠側面
図であり、第9図は瓶の収容案内装置の拡大断面
図である。 3:ストツパ、4:把持部材、8:当て板、5
4:押圧板、A:包装箱搬送コンベア、B:スラ
ツトコンベア、a:包装箱、b:瓶、c:中仕切
板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 包装箱を一方向に搬送する搬送路の前記包装
    箱の停止位置の上方に、開閉口を設け、該包装箱
    内に前記搬送路と直角方向に整列して収容する各
    瓶の直上に対応する複数の把持部材を前記開閉口
    の上方に昇降可能に設置し、該把持部材の両側に
    前記搬送路と直交するように敷設して多数の瓶を
    互いに間隔を空けて載置して順次に搬送する一対
    のコンベアを設け、該一対のコンベアの外側に沿
    つて、走行方向前方から後方へ順次に該コンベア
    上に突出して前記各瓶を停止させる複数のストツ
    パからなる一対のストツパ列を隣り合うストツパ
    の間が、前記各把持部材に対応して進退移動する
    ように並列し、該一対のストツパ列の間に、一側
    のストツパ列の前進により該ストツパ列の間に保
    持された瓶により押されて他側のストツパ列の方
    へ移動する当て板を設置し、該一対のストツパ列
    を該各ストツパ間に設けた押圧板とともに交互に
    進退移動させて該各ストツパ間に保持した各瓶を
    閉状態の前記開閉口上に移送し、前記各把持部材
    で把持して開状態となつた前記開閉口から前記包
    装箱内に同時に収容する構成としたことを特徴と
    する瓶の箱詰め装置。
JP14514082A 1982-08-20 1982-08-20 瓶の箱詰め装置 Granted JPS5937111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14514082A JPS5937111A (ja) 1982-08-20 1982-08-20 瓶の箱詰め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14514082A JPS5937111A (ja) 1982-08-20 1982-08-20 瓶の箱詰め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5937111A JPS5937111A (ja) 1984-02-29
JPH0223408B2 true JPH0223408B2 (ja) 1990-05-24

Family

ID=15378334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14514082A Granted JPS5937111A (ja) 1982-08-20 1982-08-20 瓶の箱詰め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5937111A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62153019A (ja) * 1985-12-26 1987-07-08 Q P Corp 壜の移送方法およびその装置
JPS6341313A (ja) * 1986-08-06 1988-02-22 Toyo Glass Kikai Kk 変形物品配列集積装置
JP2704726B2 (ja) * 1988-01-09 1998-01-26 大日本印刷株式会社 折畳箱の箱詰方法及び装置
JPH0790897B2 (ja) * 1990-09-13 1995-10-04 澁谷工業株式会社 物品連続供給装置
JPH0747413B2 (ja) * 1991-07-29 1995-05-24 澁谷工業株式会社 物品押出し装置
JP2929445B2 (ja) * 1993-07-19 1999-08-03 株式会社 広瀬製作所 ミシンの垂直全回転かま
JP2839460B2 (ja) * 1995-03-28 1998-12-16 グンゼ株式会社 搬送物品の移載装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4944269A (ja) * 1972-09-07 1974-04-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4944269A (ja) * 1972-09-07 1974-04-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5937111A (ja) 1984-02-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4967899A (en) Apparatus for re-orienting articles
US3954190A (en) Palletizer
JPH0825528B2 (ja) スリーブ形容器用物品装填装置
US4396338A (en) Packet reservoir
JPH06191617A (ja) 容器搬送装置
JPH0241481B2 (ja)
JPH0223408B2 (ja)
US5056298A (en) Machine for metering and loading groups of articles
JP2927457B2 (ja) トレイ積み重ね装置
US3275165A (en) Transfer mechanism for small elongate articles
US3500984A (en) Converger and feeder for cookies for wrapping
JP6308887B2 (ja) アキューム装置
US1190235A (en) Can-feeding mechanism.
JP2010126307A (ja) 集積装置
JPS59152114A (ja) 瓶の箱詰め方法及び装置
JP7256366B2 (ja) 箱詰め装置
US4413720A (en) Article handling apparatus
JPH0569933A (ja) 容器搬送装置
JP5824390B2 (ja) 農産物の仕分装置
US3559363A (en) Article handling and packaging apparatus
JPH088829B2 (ja) 麺受取装置
US3203529A (en) Article handling apparatus
JPH0585619A (ja) 物品蓄積装置
JPH08217022A (ja) Cdのケース詰め装置
JPS5937112A (ja) 瓶の箱出し方法及び装置