JPH0223371B2 - - Google Patents
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- JPH0223371B2 JPH0223371B2 JP60091585A JP9158585A JPH0223371B2 JP H0223371 B2 JPH0223371 B2 JP H0223371B2 JP 60091585 A JP60091585 A JP 60091585A JP 9158585 A JP9158585 A JP 9158585A JP H0223371 B2 JPH0223371 B2 JP H0223371B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat cushion
- frame
- depth adjustment
- adjustment mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 38
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 210000000689 upper leg Anatomy 0.000 description 2
- 230000037237 body shape Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/12—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable and tiltable
- B60N2/123—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable and tiltable and provided with memory locks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/0284—Adjustable seat-cushion length
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は車両用シートに関し、特にそのシート
クツシヨンのみを独立してシートの前後方向に移
動調整可能に支持してなる車両用シートの改良に
関する。
クツシヨンのみを独立してシートの前後方向に移
動調整可能に支持してなる車両用シートの改良に
関する。
（従来の技術）
一般に、この種の車両用シート１は、第３図か
ら明らかなように、シートクツシヨン２およびそ
の後方で立設されたシートバツク３とからなり、
かつこれらシート１全体を支持するシートフレー
ム（図示せず）を車体の床面４上で前後スライド
機構等にて支持することにより、車体の前後方向
に移動調整し得るように構成され、着座者の体型
や好みに対処できるようになつている。そして、
これに加えてシートクツシヨン２のみを、独立し
てシートの前後方向に移動調節可能に構成し、シ
ート１を着座者の体型に合せて調整し得るように
し、より自由度をもたせることも要求されてい
る。すなわち、シートクツシヨン２のみを独立し
てシート１後方（第３図中想像線で示す）に移動
させると、着座者の太腿部に加わる圧迫感が緩和
され、ペダル操作が容易に行なえるもので、また
このシートクツシヨン２をシート１前方に移動さ
せると、着座者の太腿部が浮いた状態となるのを
防ぎ、その着座姿勢の不安定さを取り除くことが
可能となる。
ら明らかなように、シートクツシヨン２およびそ
の後方で立設されたシートバツク３とからなり、
かつこれらシート１全体を支持するシートフレー
ム（図示せず）を車体の床面４上で前後スライド
機構等にて支持することにより、車体の前後方向
に移動調整し得るように構成され、着座者の体型
や好みに対処できるようになつている。そして、
これに加えてシートクツシヨン２のみを、独立し
てシートの前後方向に移動調節可能に構成し、シ
ート１を着座者の体型に合せて調整し得るように
し、より自由度をもたせることも要求されてい
る。すなわち、シートクツシヨン２のみを独立し
てシート１後方（第３図中想像線で示す）に移動
させると、着座者の太腿部に加わる圧迫感が緩和
され、ペダル操作が容易に行なえるもので、また
このシートクツシヨン２をシート１前方に移動さ
せると、着座者の太腿部が浮いた状態となるのを
防ぎ、その着座姿勢の不安定さを取り除くことが
可能となる。
（発明が解決しようとする問題点）
ところで、このようなシートクツシヨン２を独
立して移動調整し得るように構成するうえで望ま
れることは、シート１全体の前後スライド機構と
の関係を考慮した簡易型でかつスペース上でも問
題とならないスライド構造を採用し、しかもその
移動を円滑かつ適正に安定して行なえるととも
に、所望の位置で確実に係止し得ることで、また
着座者の重量を適切かつ確実に支持できる無理の
ない構造とし、さらにその調節操作が簡単でしか
もコスト的に安価である等である。しかし、従来
提案されているものは、その構造が複雑で、適切
な無段階の調節等は行なえず、また操作面でも問
題であるといつた、いずれも一長一短のものであ
り、何らかの対策を講じることが望まれている。
立して移動調整し得るように構成するうえで望ま
れることは、シート１全体の前後スライド機構と
の関係を考慮した簡易型でかつスペース上でも問
題とならないスライド構造を採用し、しかもその
移動を円滑かつ適正に安定して行なえるととも
に、所望の位置で確実に係止し得ることで、また
着座者の重量を適切かつ確実に支持できる無理の
ない構造とし、さらにその調節操作が簡単でしか
もコスト的に安価である等である。しかし、従来
提案されているものは、その構造が複雑で、適切
な無段階の調節等は行なえず、また操作面でも問
題であるといつた、いずれも一長一短のものであ
り、何らかの対策を講じることが望まれている。
特に、従来この種の車両用シートにおけるシー
トクツシヨン奥行調整機構は、その構成部品がシ
ートクツシヨンフレームやシートスライドアジヤ
スタ等に対し個々に組付けられているため、その
組立作業が煩雑で、しかもこの奥行調整機構を必
要としていないシートとの互換性の面で問題とな
る等といつた欠点があり、これらの点を考慮して
新たなシート構成とすることが必要とされてい
る。
トクツシヨン奥行調整機構は、その構成部品がシ
ートクツシヨンフレームやシートスライドアジヤ
スタ等に対し個々に組付けられているため、その
組立作業が煩雑で、しかもこの奥行調整機構を必
要としていないシートとの互換性の面で問題とな
る等といつた欠点があり、これらの点を考慮して
新たなシート構成とすることが必要とされてい
る。
本発明はこのような事情に鑑み、シートクツシ
ヨン奥行調整機構をユニツト化することで、全体
の構成を簡素化し、その組立性を向上させるとと
もに、外側への回動を有効に防止してガタ付きの
発生を防止し、さらにシートクツシヨンフレーム
にユニツト化された奥行調整機構が組み付けられ
るのでシートクツシヨンフレーム自体の強度が不
要となり、このシートクツシヨン奥行調整機構を
必要としないシートとの互換性をも得られるよう
にした安価な車両用シートを得ることを目的とす
るものである。
ヨン奥行調整機構をユニツト化することで、全体
の構成を簡素化し、その組立性を向上させるとと
もに、外側への回動を有効に防止してガタ付きの
発生を防止し、さらにシートクツシヨンフレーム
にユニツト化された奥行調整機構が組み付けられ
るのでシートクツシヨンフレーム自体の強度が不
要となり、このシートクツシヨン奥行調整機構を
必要としないシートとの互換性をも得られるよう
にした安価な車両用シートを得ることを目的とす
るものである。
（問題点を解決するための手段）
このような要請に応えるために、本発明に係る
車両用シートは、シート全体を前後方向に移動可
能に支持するシートスライドアジヤスタのアツパ
レールとシートクツシヨンフレームとの間に介装
されこのシートクツシヨンフレームを独立してシ
ートの前後方向に移動調整可能に支持するユニツ
ト化されたシートクツシヨン奥行調整機構を、
左、右一対をなす固定側フレームと、これら固定
側フレームに対し摺動自在に支持される左、右一
対をなす可動側フレームと、これら固定側および
可動側フレームの少なくとも一方を連結する横メ
ンバーによつて構成するとともに、可動側フレー
ムを選択的に拘束するロツク機構を付設したもの
である。
車両用シートは、シート全体を前後方向に移動可
能に支持するシートスライドアジヤスタのアツパ
レールとシートクツシヨンフレームとの間に介装
されこのシートクツシヨンフレームを独立してシ
ートの前後方向に移動調整可能に支持するユニツ
ト化されたシートクツシヨン奥行調整機構を、
左、右一対をなす固定側フレームと、これら固定
側フレームに対し摺動自在に支持される左、右一
対をなす可動側フレームと、これら固定側および
可動側フレームの少なくとも一方を連結する横メ
ンバーによつて構成するとともに、可動側フレー
ムを選択的に拘束するロツク機構を付設したもの
である。
（作用）
本発明によれば、シートクツシヨン奥行調整機
構がユニツト構成とされているので、シート構成
が、簡素化され、組立性の面で優れているととも
に、ガタ付きが発生せず、シートクツシヨンを安
定させることができしかもシートクツシヨンの奥
行調整を簡単かつ適切に行えるものである。
構がユニツト構成とされているので、シート構成
が、簡素化され、組立性の面で優れているととも
に、ガタ付きが発生せず、シートクツシヨンを安
定させることができしかもシートクツシヨンの奥
行調整を簡単かつ適切に行えるものである。
（実施例）
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
細に説明する。
第１図および第２図は本発明に係る車両用シー
トの一実施例を示すものであり、その要部とする
シートクツシヨン奥行調整機構およびそのロツク
機構とこれらを付設するシートクツシヨンフレー
ム等のみを示し、それ以外の構成等は省略してい
る。
トの一実施例を示すものであり、その要部とする
シートクツシヨン奥行調整機構およびそのロツク
機構とこれらを付設するシートクツシヨンフレー
ム等のみを示し、それ以外の構成等は省略してい
る。
これらの図において、符号１０は車体床面１１
上でシートのシートクツシヨンＫの両側部下方に
対応して配設された一対のシートスライドアジヤ
スタで、そのロアレール１０ａが車体床面１１上
に固着され、かつこのロアレール１０ａに対しア
ツパレール１０ｂがシートの前後方向に摺動自在
に組付けられている。なお、これら両シートスラ
イドアジヤスタ１０は、それぞれシートの前後方
向に沿つて付設され、かつ図示しないが周知のロ
ツク機構により所定の位置で係止され、これによ
つてシート全体の前後位置を調整し得るように構
成されている。
上でシートのシートクツシヨンＫの両側部下方に
対応して配設された一対のシートスライドアジヤ
スタで、そのロアレール１０ａが車体床面１１上
に固着され、かつこのロアレール１０ａに対しア
ツパレール１０ｂがシートの前後方向に摺動自在
に組付けられている。なお、これら両シートスラ
イドアジヤスタ１０は、それぞれシートの前後方
向に沿つて付設され、かつ図示しないが周知のロ
ツク機構により所定の位置で係止され、これによ
つてシート全体の前後位置を調整し得るように構
成されている。
また、図中１２は前記シートクツシヨンＫを構
成するシートクツシヨンフレームで、前記アツパ
レール１０ｂの上部に所定間隔おいて対向配置さ
れている。なお、第１図中１３は前記シートスラ
イドアジヤスタ１０のアツパレール１０ｂに対し
付設されたシートバツク固定用アーム、１４ａ，
１４ｂは同じくアツパレール１０ｂ側に設けられ
たスライド固定ブラケツト、１５ａ，１５ｂはシ
ートバツクを揺動自在に支持するためのデバイス
取付け用孔を有するフレーム片、１６は後述する
ロツク機構３０が付設されるフレーム片で、フレ
ーム片１５ａ，１５ｂ；１６はそれぞれ前記アツ
パレール１０ｂ側に連結固定されている。
成するシートクツシヨンフレームで、前記アツパ
レール１０ｂの上部に所定間隔おいて対向配置さ
れている。なお、第１図中１３は前記シートスラ
イドアジヤスタ１０のアツパレール１０ｂに対し
付設されたシートバツク固定用アーム、１４ａ，
１４ｂは同じくアツパレール１０ｂ側に設けられ
たスライド固定ブラケツト、１５ａ，１５ｂはシ
ートバツクを揺動自在に支持するためのデバイス
取付け用孔を有するフレーム片、１６は後述する
ロツク機構３０が付設されるフレーム片で、フレ
ーム片１５ａ，１５ｂ；１６はそれぞれ前記アツ
パレール１０ｂ側に連結固定されている。
さて、本発明によれば、上述した構成におい
て、シート全体を前後方向に移動可能に支持する
シートスライドアジヤスタ１０のアツパレール１
０ｂとシートクツシヨンフレーム１２との間に介
装されこのシートクツシヨンフレーム１２を独立
してシートの前後方向に移動調整可能に支持する
シートクツシヨン奥行調整機構２０を、その前、
後端部が下部横メンバー２１ａ，２１ｂによつて
連結されてなる左、右一対をなす固定側フレーム
２２ａ，２２ｂと、これら各固定側フレーム２２
ａ，２２ｂ上にそれぞれ摺動自在に支持されると
ともにその前、後端部が上部横メンバー２３ａ，
２３ｂによつて連結されてなる左、右一対をなす
可動側フレーム２４ａ，２４ｂとによつて構成さ
れるとともに、前記可動側フレーム２４ａ，２４
ｂの一側面に前記固定側（フレーム片１６）に回
動自在に軸支されたピニオン２５と噛合するラツ
ク歯２６ａを有するラツク２６を固定し、かつ前
記ピニオン２５の回転を選択的に拘束するロツク
機構３０を付設したところに特徴を有している。
て、シート全体を前後方向に移動可能に支持する
シートスライドアジヤスタ１０のアツパレール１
０ｂとシートクツシヨンフレーム１２との間に介
装されこのシートクツシヨンフレーム１２を独立
してシートの前後方向に移動調整可能に支持する
シートクツシヨン奥行調整機構２０を、その前、
後端部が下部横メンバー２１ａ，２１ｂによつて
連結されてなる左、右一対をなす固定側フレーム
２２ａ，２２ｂと、これら各固定側フレーム２２
ａ，２２ｂ上にそれぞれ摺動自在に支持されると
ともにその前、後端部が上部横メンバー２３ａ，
２３ｂによつて連結されてなる左、右一対をなす
可動側フレーム２４ａ，２４ｂとによつて構成さ
れるとともに、前記可動側フレーム２４ａ，２４
ｂの一側面に前記固定側（フレーム片１６）に回
動自在に軸支されたピニオン２５と噛合するラツ
ク歯２６ａを有するラツク２６を固定し、かつ前
記ピニオン２５の回転を選択的に拘束するロツク
機構３０を付設したところに特徴を有している。
すなわち、本発明によれば、シートクツシヨン
奥行調整機構２０を、上述したように固定側およ
び可動側フレーム２２ａ，２２ｂ；２４ａ，２４
ｂとこれらをそれぞれ前、後端部で連結する上、
下横メンバー２１ａ，２１ｂ；２３ａ，２３ｂ
で、平面視矩形状を呈するユニツト構成とするこ
とで、従来個々に組込まれていたシートクツシヨ
ン奥行調整機構２０の構成を簡素化するととも
に、組付け作業をも大幅に簡素化することが可能
となるものである。
奥行調整機構２０を、上述したように固定側およ
び可動側フレーム２２ａ，２２ｂ；２４ａ，２４
ｂとこれらをそれぞれ前、後端部で連結する上、
下横メンバー２１ａ，２１ｂ；２３ａ，２３ｂ
で、平面視矩形状を呈するユニツト構成とするこ
とで、従来個々に組込まれていたシートクツシヨ
ン奥行調整機構２０の構成を簡素化するととも
に、組付け作業をも大幅に簡素化することが可能
となるものである。
また、上述したような平面視矩形状を呈するユ
ニツト構成では、左、右両サイドに独立して固定
側および可動側フレーム２２ａ，２２ｂ；２４
ａ，２４ｂを設けることによつて生じる虞れがあ
つた左右方向へのがた付きを横メンバーの存在に
よつて解消することができるもので、シートクツ
シヨン奥行調整機構２０としての動作上での信頼
性や安定性を確保し得るといつた利点がある。
ニツト構成では、左、右両サイドに独立して固定
側および可動側フレーム２２ａ，２２ｂ；２４
ａ，２４ｂを設けることによつて生じる虞れがあ
つた左右方向へのがた付きを横メンバーの存在に
よつて解消することができるもので、シートクツ
シヨン奥行調整機構２０としての動作上での信頼
性や安定性を確保し得るといつた利点がある。
そして、上述したようにユニツト化されたシー
トクツシヨン奥行調整機構２０によれば、これを
必要としないシートを構成する場合には、シート
スライドアジヤスタ１０とシートクツシヨンフレ
ーム１２との間からこのシートクツシヨン奥行調
整機構２０のユニツトを取外し、かつこの間にス
ペーサとして各種形状を有するブラケツト等を介
装してその高さを調整したり、あるいは直接シー
トクツシヨンフレーム１２を付設すればよいもの
で、互換性の点で優れている等といつた利点を奏
するものである。
トクツシヨン奥行調整機構２０によれば、これを
必要としないシートを構成する場合には、シート
スライドアジヤスタ１０とシートクツシヨンフレ
ーム１２との間からこのシートクツシヨン奥行調
整機構２０のユニツトを取外し、かつこの間にス
ペーサとして各種形状を有するブラケツト等を介
装してその高さを調整したり、あるいは直接シー
トクツシヨンフレーム１２を付設すればよいもの
で、互換性の点で優れている等といつた利点を奏
するものである。
ここで、上述した構成を有するシートクツシヨ
ン奥行調整機構２０を移動調整あるいは所定個所
でロツク固定するためのロツク機構３０について
詳述する。
ン奥行調整機構２０を移動調整あるいは所定個所
でロツク固定するためのロツク機構３０について
詳述する。
図中３１は前記ピニオン２５が固設されるとと
もに、左、右可動側フレーム２４ａ，２４ｂの長
溝２５ａを貫通して固定側に支架されたシヤフト
で、またこのシヤフト３１の右端には、前記フレ
ーム片１６に設けられギヤ３２を貫通してシート
の外側に延設され、その外方端に前記ピニオン２
５の回転を選択的に拘束するロツク機構３０が付
設されている。
もに、左、右可動側フレーム２４ａ，２４ｂの長
溝２５ａを貫通して固定側に支架されたシヤフト
で、またこのシヤフト３１の右端には、前記フレ
ーム片１６に設けられギヤ３２を貫通してシート
の外側に延設され、その外方端に前記ピニオン２
５の回転を選択的に拘束するロツク機構３０が付
設されている。
すなわち、このロツク機構３０は、前記シヤフ
ト３１に対し回転自在に支持されカバー部材３３
およびこれに固設された取付板３４からなる操作
部材３５と、前記フレーム片１６側に設けられた
ギヤ３２に対し互いに反対側から噛合する一対の
ラツチ爪３６ａ，３６ｂを回動可能に支持しかつ
前記シヤフト３１上に固設されたロツク解除板３
８とを備えている。すなわち、これらラツチ爪３
６ａ，３６ｂは、このロツク解除板３８の一側に
突設されたピン３９ａ，３９ｂにて軸支されると
ともに、スプリング３７によりその自由端が互い
に接近する方向に付勢されて前記ギヤ３２に互い
に逆方向から噛合するように構成されている。そ
して、これらラツチ爪３６ａ，３６ｂはそれぞれ
シヤフト３１すなわちピニオン２５の回転を順方
向と逆方向とに係止する役割を果たす。
ト３１に対し回転自在に支持されカバー部材３３
およびこれに固設された取付板３４からなる操作
部材３５と、前記フレーム片１６側に設けられた
ギヤ３２に対し互いに反対側から噛合する一対の
ラツチ爪３６ａ，３６ｂを回動可能に支持しかつ
前記シヤフト３１上に固設されたロツク解除板３
８とを備えている。すなわち、これらラツチ爪３
６ａ，３６ｂは、このロツク解除板３８の一側に
突設されたピン３９ａ，３９ｂにて軸支されると
ともに、スプリング３７によりその自由端が互い
に接近する方向に付勢されて前記ギヤ３２に互い
に逆方向から噛合するように構成されている。そ
して、これらラツチ爪３６ａ，３６ｂはそれぞれ
シヤフト３１すなわちピニオン２５の回転を順方
向と逆方向とに係止する役割を果たす。
一方、前記操作部材３５を構成する取付板３４
には、上述した各ラツチ爪３６ａ，３６ｂに係合
する解除ピン４０ａ，４０ｂが固定され、これら
解除ピン４０ａ，４０ｂは前記ロツク解除板３８
に形成された弧状溝４１ａ，４１ｂを介して前記
各ラツチ爪３６ａ，３６ｂの内側に臨んでいる。
そして、この操作部材３５がカバー部材３３に対
し取付板４２ａを介して取付けられているノブ４
２によりシヤフト３１上でいずれかの方向に回転
操作されたときに、解除ピン４０ａ，４０ｂの一
方にてラツチ爪３６ａ，３６ｂの一方をギヤ３２
から外し、シヤフト３１すなわちピニオン２５を
一方に回転させ得る状態とする役割を果たす。
には、上述した各ラツチ爪３６ａ，３６ｂに係合
する解除ピン４０ａ，４０ｂが固定され、これら
解除ピン４０ａ，４０ｂは前記ロツク解除板３８
に形成された弧状溝４１ａ，４１ｂを介して前記
各ラツチ爪３６ａ，３６ｂの内側に臨んでいる。
そして、この操作部材３５がカバー部材３３に対
し取付板４２ａを介して取付けられているノブ４
２によりシヤフト３１上でいずれかの方向に回転
操作されたときに、解除ピン４０ａ，４０ｂの一
方にてラツチ爪３６ａ，３６ｂの一方をギヤ３２
から外し、シヤフト３１すなわちピニオン２５を
一方に回転させ得る状態とする役割を果たす。
そして、このような構成によれば、ノブ４２を
介して操作部材３５をいずれかの方向に回転させ
てラツチ爪３６ａ，３６ｂの一方をギヤ３２から
外し、シヤフト３１すなわちピニオン２５を一方
向に回転し得る状態とすることにより、シートク
ツシヨンＫを所望の方向に移動調節することが可
能となるものである。これはノブ４２の回転が前
記解除ピン４０ａ，４０ｂの一方と解除板３８の
弧状溝４１ａ，４１ｂの係合によりこの解除板３
８が回転されてシヤフト３１に伝達されることに
より回転するピニオン２５が噛合するラツク２６
を介してシートクツシヨンフレーム１２をシート
の前後方向のいずれかに移動させることができる
ことから明らかであろう。また、所望の位置に調
節した後ノブ４２から手をはなすと、スプリング
３７の作用によりラツチ爪３６ａ，３６ｂがギヤ
３２に両方向から噛合し、これによりシヤフト３
１すなわちピニオン２５の回転が拘束されてこれ
と噛合するラツク２６によりシートクツシヨンフ
レーム１２はその移動を規制されたロツク状態と
なるものである。
介して操作部材３５をいずれかの方向に回転させ
てラツチ爪３６ａ，３６ｂの一方をギヤ３２から
外し、シヤフト３１すなわちピニオン２５を一方
向に回転し得る状態とすることにより、シートク
ツシヨンＫを所望の方向に移動調節することが可
能となるものである。これはノブ４２の回転が前
記解除ピン４０ａ，４０ｂの一方と解除板３８の
弧状溝４１ａ，４１ｂの係合によりこの解除板３
８が回転されてシヤフト３１に伝達されることに
より回転するピニオン２５が噛合するラツク２６
を介してシートクツシヨンフレーム１２をシート
の前後方向のいずれかに移動させることができる
ことから明らかであろう。また、所望の位置に調
節した後ノブ４２から手をはなすと、スプリング
３７の作用によりラツチ爪３６ａ，３６ｂがギヤ
３２に両方向から噛合し、これによりシヤフト３
１すなわちピニオン２５の回転が拘束されてこれ
と噛合するラツク２６によりシートクツシヨンフ
レーム１２はその移動を規制されたロツク状態と
なるものである。
なお、本発明は上述した実施例構造に限定され
ず、各部の形状、構造などを、必要に応じて適宜
変形、変更することは自由であり、たとえば固定
側、可動側フレームのいずれか一方のみを横メン
バーで連結するように構成してもよいものであ
り、またロツク機構３０として種々の構造をもつ
ものを用いてもよいことは容易に理解されよう。
ず、各部の形状、構造などを、必要に応じて適宜
変形、変更することは自由であり、たとえば固定
側、可動側フレームのいずれか一方のみを横メン
バーで連結するように構成してもよいものであ
り、またロツク機構３０として種々の構造をもつ
ものを用いてもよいことは容易に理解されよう。
（発明の効果）
以上説明したように、本発明に係る車両用シー
トによれば、シートスライドアジヤスタのアツパ
レールとシートクツシヨンフレームとの間に介装
されシートクツシヨンを独立して移動調整可能に
支持するシートクツシヨン奥行調整機構を、左、
右一対をなす固定側フレームと、これら固定側フ
レームに対し摺動自在に支持される左、右一対を
なす可動側フレームと、これら固定側および可動
側フレームの少なくとも一方を連結する横メンバ
ーによつてユニツト構成するとともに、可動側フ
レームを選択的に拘束するロツク機構を付設した
ので、簡単かつ安価な構成にもかかわらず、シー
トクツシヨン奥行調整機構をユニツト化すること
で、全体の構成を簡素化し組立性を向上させるこ
とができ、しかもシートクツシヨンの奥行調整を
簡易かつ適切に行え、また外側への回動が防止さ
れるので、ガタ付きが発生せずシートクツシヨン
を安定した状態に保持でき、さらにシートクツシ
ヨンフレームとシートスライドアジヤスタのアツ
パレールとの間にユニツト化された奥行調整機構
を設けた構造としたので、シートクツシヨンフレ
ーム自体の強度が不要となりこのシートクツシヨ
ン奥行調整機構を必要としないシートとの互換性
をも得られる等の種々優れた効果がある。
トによれば、シートスライドアジヤスタのアツパ
レールとシートクツシヨンフレームとの間に介装
されシートクツシヨンを独立して移動調整可能に
支持するシートクツシヨン奥行調整機構を、左、
右一対をなす固定側フレームと、これら固定側フ
レームに対し摺動自在に支持される左、右一対を
なす可動側フレームと、これら固定側および可動
側フレームの少なくとも一方を連結する横メンバ
ーによつてユニツト構成するとともに、可動側フ
レームを選択的に拘束するロツク機構を付設した
ので、簡単かつ安価な構成にもかかわらず、シー
トクツシヨン奥行調整機構をユニツト化すること
で、全体の構成を簡素化し組立性を向上させるこ
とができ、しかもシートクツシヨンの奥行調整を
簡易かつ適切に行え、また外側への回動が防止さ
れるので、ガタ付きが発生せずシートクツシヨン
を安定した状態に保持でき、さらにシートクツシ
ヨンフレームとシートスライドアジヤスタのアツ
パレールとの間にユニツト化された奥行調整機構
を設けた構造としたので、シートクツシヨンフレ
ーム自体の強度が不要となりこのシートクツシヨ
ン奥行調整機構を必要としないシートとの互換性
をも得られる等の種々優れた効果がある。
図は本発明に係る車両用シートの一実施例を示
し、第１図はその要部のみを分解して示す概略斜
視図、第２図はシート全体を示す要部断面図、第
３図は車両用シートの概略構成を示す側面図であ
る。 図中、１０……シートスライドアジヤスタ、１
０ｂ……アツパレール、１２……シートクツシヨ
ンフレーム、１６……フレーム片、２０……シー
トクツシヨン奥行調整機構、２１ａ，２１ｂ；２
３ａ，２３ｂ……横メンバー、２２ａ，２２ｂ；
２４ａ，２４ｂ……固定側、可動側フレーム、２
５……ピニオン、２６……ラツク、３０……ロツ
ク機構。
し、第１図はその要部のみを分解して示す概略斜
視図、第２図はシート全体を示す要部断面図、第
３図は車両用シートの概略構成を示す側面図であ
る。 図中、１０……シートスライドアジヤスタ、１
０ｂ……アツパレール、１２……シートクツシヨ
ンフレーム、１６……フレーム片、２０……シー
トクツシヨン奥行調整機構、２１ａ，２１ｂ；２
３ａ，２３ｂ……横メンバー、２２ａ，２２ｂ；
２４ａ，２４ｂ……固定側、可動側フレーム、２
５……ピニオン、２６……ラツク、３０……ロツ
ク機構。
Claims (1)
- １ シート全体を前後方向に移動可能に支持する
シートスライドアジヤスタのアツパレールとシー
トクツシヨンフレームとの間に介装されこのシー
トクツシヨンフレームを独立してシートの前後方
向に移動調整可能に支持するユニツト化されたシ
ートクツシヨン奥行調整機構を備え、このシート
クツシヨン奥行調整機構は、左、右一対をなす固
定側フレームと、これら固定側フレームに対し摺
動自在に支持される左、右一対をなす可動側フレ
ームと、これら固定側および可動側フレームの少
なくとも一方を連結する横メンバーによつて構成
するとともに、前記可動側フレームを選択的に拘
束するロツク機構を付設したことを特徴とする車
両用シート。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60091585A JPS61249844A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | 車両用シ−ト |
| US06/855,621 US4796951A (en) | 1985-04-27 | 1986-04-25 | Automotive seat |
| GB08610329A GB2175200B (en) | 1985-04-27 | 1986-04-28 | Automotive seat |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60091585A JPS61249844A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | 車両用シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61249844A JPS61249844A (ja) | 1986-11-07 |
| JPH0223371B2 true JPH0223371B2 (ja) | 1990-05-23 |
Family
ID=14030624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60091585A Granted JPS61249844A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | 車両用シ−ト |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4796951A (ja) |
| JP (1) | JPS61249844A (ja) |
| GB (1) | GB2175200B (ja) |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5018696A (en) * | 1990-04-26 | 1991-05-28 | Hoover Universal, Inc. | Power seat adjuster with floating drive mechanism |
| US5213388A (en) * | 1991-09-30 | 1993-05-25 | Baker Franklin W | Anti-theft vehicle seat apparatus |
| US5577807A (en) | 1994-06-09 | 1996-11-26 | Steelcase Inc. | Adjustable chair actuator |
| US5556163A (en) * | 1994-08-17 | 1996-09-17 | Eac Corporation | Automatically adjustable office and task chairs |
| DE19624979C2 (de) * | 1996-06-22 | 1998-05-28 | Brose Fahrzeugteile | Vorrichtung zur translatorischen Verstellung eines Sitzteils, insbesondere zur Sitzkissenlängsverstellung von Kraftfahrzeugsitzen |
| DE19647447C2 (de) * | 1996-11-16 | 1999-07-22 | Keiper Gmbh & Co | Längsverstellvorrichtung an Kraftfahrzeugsitzen für insbesondere zweitürige Kraftfahrzeuge |
| US5755488A (en) * | 1997-03-06 | 1998-05-26 | Steelcase Inc. | Chair with adjustable seat |
| US6135556A (en) * | 1998-06-05 | 2000-10-24 | Teknion Furniture Systems Inc. | Seat adjustment mechanism |
| SE512805C2 (sv) | 1998-09-10 | 2000-05-15 | Bertil Jonsson | Stol |
| US7136860B2 (en) * | 2000-02-14 | 2006-11-14 | Overture Services, Inc. | System and method to determine the validity of an interaction on a network |
| DE10050249A1 (de) * | 2000-10-11 | 2002-04-25 | Klaus Dieter Voss | Sitzvorrichtung zur Auflage auf einem Sitzmöbel |
| DE10113153C1 (de) * | 2001-03-14 | 2002-04-25 | Brose Fahrzeugteile | Sitzuntergestell für einen Fahrzeugsitz |
| US7165811B2 (en) * | 2002-09-12 | 2007-01-23 | Steelcase Development Corporation | Control mechanism for seating unit |
| JP2006182039A (ja) * | 2003-04-21 | 2006-07-13 | T S Tec Kk | 自動車用シートの高さ調整装置 |
| US7341233B2 (en) * | 2003-09-19 | 2008-03-11 | L & P Property Management Company | Horizontal adjustment mechanism for use on a chair seat |
| US7159942B2 (en) * | 2004-08-26 | 2007-01-09 | L & P Property Management Company | Seat slide adjustment mechanism |
| US7478880B2 (en) | 2005-03-08 | 2009-01-20 | L&P Property Management Company | Multi-purpose adjustment chair mechanism |
| US7819474B2 (en) * | 2008-02-27 | 2010-10-26 | Honda Motor Co., Ltd. | Adjustable thigh support for a motor vehicle seat |
| WO2019042914A1 (de) * | 2017-08-28 | 2019-03-07 | Adient Engineering and IP GmbH | Sitzverstellungsmechanismus für einen fahrzeugsitz und fahrzeugsitz |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US534883A (en) * | 1895-02-26 | Lever mechanism | ||
| US1572635A (en) * | 1923-09-24 | 1926-02-09 | Robert W Bostwick | Window-regulator lock |
| GB327448A (en) * | 1929-01-04 | 1930-04-04 | Hubert Charles Johnson | Improvements relating to seats |
| GB634771A (en) * | 1948-08-10 | 1950-03-29 | Donald Henry Finer | Improvements in or relating to seats |
| US2942646A (en) * | 1956-01-18 | 1960-06-28 | Gen Motors Corp | Vehicle seat adjusting mechanism |
| IT1072213B (it) * | 1976-12-10 | 1985-04-10 | Farelli Mario | Sedile scorrevole azionabile in scorrimento inclinando lo schienale particolarmente per autoveicoli |
| DE3008179C2 (de) * | 1980-03-04 | 1986-07-31 | Audi AG, 8070 Ingolstadt | Polstersitz für ein Kraftfahrzeug |
| GB2074442B (en) * | 1980-03-21 | 1984-11-14 | Cox Ltd T I | Vehicle seat slides |
| US4432583A (en) * | 1981-04-01 | 1984-02-21 | International Telephone And Telegraph Corporation | Vehicle seat track apparatus |
| US4440442A (en) * | 1982-02-11 | 1984-04-03 | General Motors Corporation | Seat position control mechanism |
-
1985
- 1985-04-27 JP JP60091585A patent/JPS61249844A/ja active Granted
-
1986
- 1986-04-25 US US06/855,621 patent/US4796951A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-04-28 GB GB08610329A patent/GB2175200B/en not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4796951A (en) | 1989-01-10 |
| JPS61249844A (ja) | 1986-11-07 |
| GB8610329D0 (en) | 1986-06-04 |
| GB2175200B (en) | 1988-10-12 |
| GB2175200A (en) | 1986-11-26 |
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