JPH0223083Y2 - - Google Patents

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JPH0223083Y2
JPH0223083Y2 JP327783U JP327783U JPH0223083Y2 JP H0223083 Y2 JPH0223083 Y2 JP H0223083Y2 JP 327783 U JP327783 U JP 327783U JP 327783 U JP327783 U JP 327783U JP H0223083 Y2 JPH0223083 Y2 JP H0223083Y2
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terminal plate
brush
brush holder
shaped
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、回転電機特に直流機に使用されるブ
ラシホルダに係り、さらに詳述すれば、直流機の
ケースのブラケツトに支持されてブラシを摺動移
動可能に内部に保持すると共に、ブラシの内方端
(回転子軸に近い方の端)を整流子表面に当接さ
せるようにブラシ外方端を押圧するばねと、ブラ
シへの給電端となりかつ上記ばねの一方端(回転
子軸に遠い方の端)に当接する金属製端子板と上
記ブラシ外方端との間を電気的に接続するピグテ
ールとを内部に保持する、2面が開放の箱状体よ
りなるブラシホルダに関するもので、特に、組立
ての簡易化と電気接続の安定化とを図つたもので
ある。
〔従来技術〕
従来技術とその問題点を第1図、第2図によつ
て説明する。第1図は断面図、第2図は斜視図を
示す。ブラシホルダは金属部21と樹脂部22と
で上下の2面が開放の箱状体に作られ、金属部2
1を樹脂部22にインサートモールドしたもので
ある。樹脂部22は直流機のケースのブラケツト
24に接着あるいはねじ締めで支持されており、
金属部21の内部にブラシ23を上下方向(回転
子軸30と一体的な整流子31の表面に直交する
方向)に摺動移動できるように保持している。2
5は直流機のケース外周部である。26はブラシ
23の外方端を押圧するばねで、その上端はブラ
シ23への給電端となる金属製の端子板27の下
面と当接しており、その下端はブラシ23の外方
端、即ち上端面と当接している。28はピグテー
ルで、ブラシ23と端子板27との間を電気的に
接続している。ブラシ23はモータ組立て後にケ
ース外部よりブラシホルダに取付け、取外しがで
きるように、第2図斜視図に示すように、ブラシ
23に、ばね26とピグテール28と端子板27
とが予め取付けられ、これをブラシホルダの金属
部21内に挿入し、そして、端子板27の上面を
外周部にねじが加工されたキヤツプ32をねじま
わしでまわして直進移動させることで、キヤツプ
32の下端面で押えるようになつている。29は
通電用のリード線で、その一方端はブラシホルダ
の金属部21に設けた端子部21′に接続してお
り、他方端は図示しない外部電源に接続してい
る。通電はリード線29より、端子部21′→金
属部21→端子板27→ピグテール28→ブラシ
23→整流子31の経路で行なわれる。
しかしながら、上記した従来構造には次に述べ
るような問題点があつた。即ち、ブラシホルダは
金属部21と樹脂部22とを備え、この金属部2
1に通電用の端子部21′を取付けることで構成
され、さらにブラシ部を挿入してからこのブラシ
部の端子板27をキヤツプ32で押える構成であ
ることから、部分点数が多く組立てに要する工数
も大で経済的に高価となり、また、通電が前述の
ように、リード線29より端子板27を介して行
なわれ、金属部21と端子板27との間はキヤツ
プ32の外周部のねじにより端子板27を押える
構成であることから、この押圧力を常に一定に保
たせることが困難で、特に、ブラシ取り替えの補
修時などに、接触不安定になりやすいという問題
点があつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、従来構造での上記した問題点
を解決し、組立てを簡易化し、かつ、接触を確実
に行なわせることのできる構造を備えた直流機用
ブラシホルダを提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案の特徴は、上記目的を達成するために、
箱状体のブラシホルダを合成樹脂成形品とし、こ
の箱状体の対向する2つの側面をコ字状に挾む形
状の端子板を弾性金属板で作り、上記2つの側面
には鉤状の爪をそれぞれ外方に突出させて設け、
上記コ字状の端子板側に上記鉤状の爪と係合して
端子板の挿し込み操作だけで端子板のブラシホル
ダへの係止を可能とする係合孔をあけ、ブラケツ
トに設けた溝でその両端部を支承される絶縁物製
の弾性板で上記端子板を端子板面上に配設された
リード線を介して押圧する構造とするにある。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第3図〜第5図によ
り説明する。第3図は断面図を、第4図及び第5
図はそれぞれ要部の斜視図を示す。第3図〜第5
図において、1はブラシホルダで、合成樹脂で箱
状体に成形され、直流機ケースのブラケツト4を
合成樹脂成形品とする場合はブラケツト4とブラ
シホルダ1との一体成形品とすることもできる。
いずれにしても、ブラシホルダ1は図示には現わ
れていない側面においてブラケツト4に一体的に
取付けられている。3はブラシで、その一方端は
整流子31の表面と当接しており、他方端にはピ
グテール8の一方端が接続されており、このピグ
テール8の他方端は端子板7の下面に接続されて
いる。また、ばね6がブラシ3の上端面と端子板
7の下面との間に配設されてブラシ3を整流子3
1の向きに押圧している。ブラシホルダ1の対向
する2つの側面にはそれぞれ鉤状の爪11,12
が外方に突出するように設けられる。端子板7は
ブラシホルダ1の上記対向する2つの側面をコ字
状に挾むように弾性金属板で作られ、そして上記
2つの鉤状の爪11,12と係合して端子板7の
挿し込み操作だけで端子板をブラシホルダ1に係
止させる係合孔71,72があけてある。9は給
電用のリード線で、その端部は端子板7の上面に
おいて端子板7に接続されている。20は絶縁物
製の弾性板で、その両端部をブラケツト4に予め
設けてある溝に差し込むことでブラケツト4に取
付けることができるようになつており、そして、
リード線9を介して端子板7の上面を押圧するよ
うになつている。なお、13はブラシホルダ1の
上端部に設けた切欠きで、端子板7をブラシホル
ダ1から取り外す場合に、この切欠き13の部分
にドライバの先端部を差し込んでドライバをま
わすことで端子板7の取り外しができるようにし
たものである。
以上の場合に、ブラシホルダ1の両側面に突出
させて設ける鉤状の爪11,12は、第3図断面
図及び第5図斜視図に示すように、その下部は側
面に対して直角に立上がる形状に、その上部はゆ
るやかな斜面となる形状に作ることで、端子板7
をブラシホルダ1の側面に沿つて挿し込む操作だ
けで抜け止め可能に端子板7をブラシホルダ1に
組み込むことができるようになる。また、この鉤
状の爪11,12に係合する係合孔71,72を
備えた端子板7の作製は、第4図斜視図に示すよ
うに、1枚の弾性金属板を矩形状に切断する際
に、両端部に板上面から板下面に達するコ字状分
割線を同時に切つておき、これらのコ字状の部分
をそれぞれ折り曲げるだけの工程で係合孔71,
72を備えた端子板7とすることができる。
〔考案の効果〕
以上の構造を備えた本考案のブラシホルダは次
のような効果を生じる。ブラシへの給電端となる
端子板7とリード線9とが端子板7の面上におい
て直接、電気的に接続されている構造であり、し
かも、リード線9の上記接続点に近い部分が端子
板7と弾性板20とで挾まれる構造であることか
ら、従来構造の場合に比較して、確実な電気的接
続とすることができ、従来のような接触不安定の
要因はなくなる。弾性板20を外部に対する絶縁
も兼ねた絶縁物製の弾性板として、リード線9を
介して端子板7を押圧させる構造としたことによ
り、各部品間の関係寸法誤差の許容度が広くな
り、例えば端子板7の上面が多少歪んでいても、
あるいは端子板7のコの字状折り曲げ幅にばらつ
きがあるような場合にも、端子板7のブラシホル
ダ1の上端への固定が確実になると共に、各部品
の製作を容易なものとする利点がある。さらに、
端子板7のブラシホルダ1への組み込みが、端子
板7の挿し込み操作だけで可能となる構造である
ことから、組立て工数を従来構造に比べて大幅に
低減させることができ、安価な製品を提供できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例説明用の断面図、第2図はその
ブラシ部の斜視図、第3図は本考案の一実施例を
示す断面図、第4図はそのブラシ部の斜視図、第
5図は同じくブラシホルダの箱状体の斜視図であ
る。 符号の説明、1……ブラシホルダ、3,23…
…ブラシ、4,24……ブラケツト、6,26…
…ばね、7,27……端子板、8,28……ピグ
テール、9,29……リード線、11,12……
鉤状の爪、13……切欠き、20……弾性板、2
1……ブラシホルダの金属部、22……ブラシホ
ルダの樹脂部、25……ケース外周部、30……
回転子軸、31……整流子、71,72……係合
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流機のケースのブラケツトに支持されてブラ
    シを摺動移動可能に内部に保持すると共に、ブラ
    シの一方端を整流子表面に当接させるようにブラ
    シ他方端を押圧するばねと、このブラシ他方端と
    ブラシへの給電端となりかつ上記ばねの一方端に
    当接する金属製端子板との間を電気接続するピグ
    テールとを内部に保持する2面が開放の箱状体よ
    りなるブラシホルダにおいて、合成樹脂製の箱状
    体とし、この箱状体の対向する2つの側面をコ字
    状に挾む形状の端子板を弾性金属板で作り、上記
    2つの側面に鉤状の爪をそれぞれ外方に突出させ
    て設け、上記コ字状の端子板側に上記鉤状の爪と
    係合して端子板の挿し込み操作だけで端子板のブ
    ラシホルダへの係止を可能とする係合孔をあけ、
    ブラケツトに設けた溝でその両端部を支承される
    絶縁物製の弾性板で上記端子板を端子板面上に配
    設されたリード線を介して押圧する構造としたこ
    とを特徴とする直流機用ブラシホルダ。
JP327783U 1983-01-17 1983-01-17 直流機用ブラシホルダ Granted JPS59111459U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP327783U JPS59111459U (ja) 1983-01-17 1983-01-17 直流機用ブラシホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP327783U JPS59111459U (ja) 1983-01-17 1983-01-17 直流機用ブラシホルダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59111459U JPS59111459U (ja) 1984-07-27
JPH0223083Y2 true JPH0223083Y2 (ja) 1990-06-22

Family

ID=30134902

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP327783U Granted JPS59111459U (ja) 1983-01-17 1983-01-17 直流機用ブラシホルダ

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JP (1) JPS59111459U (ja)

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Publication number Publication date
JPS59111459U (ja) 1984-07-27

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