JPH02228518A - 振動子の支持構造 - Google Patents

振動子の支持構造

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JPH02228518A
JPH02228518A JP1051097A JP5109789A JPH02228518A JP H02228518 A JPH02228518 A JP H02228518A JP 1051097 A JP1051097 A JP 1051097A JP 5109789 A JP5109789 A JP 5109789A JP H02228518 A JPH02228518 A JP H02228518A
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JP
Japan
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vibrator
support
length
bending vibration
vibration
Prior art date
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Pending
Application number
JP1051097A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nakamura
武 中村
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は振動子の支持構造に関し、特にたとえば振動
ジャイロなどに用いられる屈曲振動モードを有する振動
子の支持構造に関する。
(従来技術) 第4図はこの発明の背景となる従来の振動子の支持構造
の一例を示す斜視図である。この振動子の支持構造では
、3角柱状の振動子1の一方のノード点付近に支持部材
2aおよび2bが接続される。これらの支持部材2a、
2bはたとえば金属線などで形成され、振動子1の稜線
部分に接続される。同様に、振動子1の他方のノード点
付近にも、支持部材3aおよび3bが接続される。これ
らの支持部材3a、3bも、それぞれ支持部材2a、2
bと共通の稜線部分に接続される。したがって、このよ
うな振動子1は、支持部材2a、2bおよび支持部材3
a、3bの接続点を支点として屈曲振動をする。
また、第5図に示すように、振動子1にそのノード点を
通る貫通孔4を形成し、これらの貫通孔4に支持部材5
を通すことによって、振動子1を支持する支持構造があ
った。このような支持構造を採用すれば、振動子1の屈
曲振動が抑圧されず、効率のよい振動を得ることができ
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、第4図に示すような支持構造では、振動
子が屈曲振動をする時に、たとえば第6図に示すように
、2つのノード点付近の支持部材が互いに反対方向に屈
曲してしまう。これらの支持部材が屈曲することによっ
て、振動子にその屈曲振動を抑圧する向きの力が加わる
。そのため、このような支持構造では、効率のよい振動
を得ることができない。
また、第5図に示すような支持構造では、振動子に貫通
孔を形成しかつ支持部材を通すため、その構造が複雑と
なり、組立も面倒になる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、振動子の振動が
抑圧されず、構造が簡単で、かつ組立の容易な、振動子
の支持構造を提供することである。
(課題を解決するための手段) この発明は、3角柱状の振動子の支持構造であって、振
動子はその一方のノード点付近において振動子側部の2
つの稜線部分で支持され、かつその他方のノード点付近
において振動子側部の他の稜線部分で支持される、振動
子の支持構造である。
(作用) 振動子側部の3つの稜線部分には、それぞれ1つの支持
点しかないため、振動子が屈曲振動をした時に、振動を
抑圧する方向に力が加わらない。
さらに、振動子を支持するための支持台から振動子の2
つの稜線部分までの長さを振動子の厚みと同じ長さにし
、支持台から他の稜線部分までの長さをその2倍にする
ことによって、屈曲振動時におけるそれぞれの支持点の
変位量の比と支持台からそれぞれの支持点までの長さの
比が等しくなる。
(発明の効果) この発明によれば、振動子の屈曲振動が抑圧されない。
しかも、振動子の屈曲振動時におけるそれぞれの支持点
の変位量の比と支持台から支持点までの長さの比を等し
くすることによって、振動子に自由振動を与えることが
でき、振動子は効率のよい振動を行うことができる。
さらに、このような振動子の支持構造では、振動子に貫
通孔などを形成する必要がなく、構造が簡単でかつ組立
が容易となる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの発明の振動子の支持構造を利用した振動ジ
ャイロを示す斜視図であり、第2図は第1図に示す振動
ジャイロを正面から見た図解図である。この振動ジャイ
ロ10は振動子12を含む。
振動子12は、たとえば正3角柱状に形成される。
この振動子12は、たとえばエリンバ、鉄−ニソケル合
金1石英、ガラス、水晶、セラミックなど、−船釣に機
械的な振動を生じる材料で形成される。
振動子12の3つの側面の中央部には、それぞれ圧電素
子14.16および18が形成される。この圧電素子1
4は、第2図に示すように、圧電体14aの両面に電極
14bおよび14cが形成されたものである。そして、
一方の電極14Cが、振動子12の側面に接着される。
同様に、圧電素子16も、圧電体16aの両面に電極1
6bおよび16cが形成され、一方の電極16cが振動
子12の側面に接着される。さらに、圧電素子1日も、
圧電体18aの両面に電極18bおよび18Cが形成さ
れ、一方の電極18cが振動子12の側面に接着される
この実施例では、圧電素子14および16が信号検出用
として用いられ、圧電素子18が駆動用として用いられ
る。したがって、圧電素子18に駆動信号を印加するこ
とによって、振動子12は、圧電素子18の形成された
面に直交する方向に屈曲振動をする。この場合、振動子
12のノード点は、振動子12の長手方向の長さをLと
してその厚みをTとすると、振動子12の長手方向の両
端からそれぞれ0.224Lの長さだけ内側でかつ下面
から1/3Tの高さにある。そのため、この振動子12
において、一方のノード点を含む断面の正3角形の底辺
部分と他方のノード点を含む断面の正3角形の頂点部分
とは、1:2の変位量の比で変位する。
この振動子12には、屈曲振動の一方のノード点を含む
断面の正3角形の底辺部分の両端に支持部材20および
22が接続される。すなわち、これらの支持部材20.
22は、振動子12の駆動用圧電素子18形成面の両側
の2つの稜線部分においてそれらの一端からたとえば0
.224Lの長さだけ内側の部分に接続される。そして
、これらの支持部材20.22は支持台24に溶接、接
着および螺子止め等の方法で固定される。
また、振動子12には、屈曲振動の他方のノード点を含
む断面の正3角形の頂点部分に支持部材26が接続され
る。すなわち、この支持部材26は、振動子12の検出
用圧電素子14形成面と検出用圧電素子16形成面との
間の稜線部分においてその他端からたとえば0゜224
Lの長さだけ内側の部分に接続される。そして、支持部
材26は振動子12の両側に延びて折れ曲がり、支持台
24に固定される。したがって、振動子12は、屈曲振
動の他方のノード点付近において、支持部材26に吊り
下げられた状態になる。
振動子12および支持部材20.22の接続点と支持台
24との間の長さり、は振動子12の厚みTと同じ長さ
に設定される。さらに、振動子12および支持部材26
の接続点と支持台24との間の長さL2は、振動子12
および支持部材2022と支持台24との間の長さし、
の2倍になるように設定される。これらの支持部材20
,22および26は、たとえば導電ペーストを用いて振
動子12に接着されたり、溶接などによって振動子12
に接続される。これらの支持部材2022および26を
アース線や接続線として使用することができる。
この振動ジャイロ10では、駆動用圧電素子18に駆動
信号を印加することによって、振動子12が屈曲振動し
、それに応じて検出用圧電素子14および16に電圧が
発生する。これらの検出用圧電素子14および16から
の出力電圧の差を測定すれば、振動ジャイロ10の無回
転時の出力を小さくすることができる。この時、3つの
支持部材2”0.22および26は、それぞれ振動子1
2の異なる稜線部分に接続されているため、これらの支
持部材20.22および26によって屈曲振動を抑圧す
る方向に力が加わらない。しかも、支持台24から支持
部材26の接続された支持点までの長さが、支持台から
支持部材20.22の接続された接続点までの長さの2
倍に設定されているため、第3図に示すように、これら
の長さの比と屈曲振動時における2つのノード点付近の
支持点における変位量d、、d2の比とが等しくなる。
したがって、振動子12は自由振動を得ることができ、
効率よく振動させることができる。
振動ジャイロ10がその軸方向を中心として回転すると
、コリオリカによって振動体12の振動方向が変わり、
検出用圧電素子14および16に発生する電圧に差が生
じる。したがって、これらの検出用圧電素子14および
16の出力電圧の差を検出すれば、大きな出力を得るこ
とができる。
したがって、このような振動ジャイロ10では、無回転
時の出力と回転時の出力との差が大きく、S/N比を大
きくすることができる。
なお、上述の実施例では、この発明の振動子の支持構造
を利用した振動ジャイロについて説明したが、この振動
子の支持構造は加速度センサなど屈曲振動を利用した他
のセンサに適用可能である。
本実施例では支持部材の長さを2:1で示したが、これ
以外の長さでも振動漏れの抑制効果のあることを申しそ
えておく。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の振動子の支持構造を応用した振動ジ
ャイロを示す斜視図である。 第2図は第1図に示す振動ジャイロを正面から見た図解
図である。 第3図は第1図に示す振動ジャイロが屈曲した状態を示
す図解図である。 第4図はこの発明の背景となる従来の振動子の支持構造
を示す斜視図である。 第5図はこの発明の背景となる従来の振動子の支持構造
の他の例を示す斜視図である。 第6図は第4図に示す従来の支持構造を応用した振動子
の屈曲振動の状態を示す図解図である。 図において、10はこの発明の振動子の支持構造を用い
た振動ジャイロ、12は振動子、14゜16および18
は圧電素子、20.22および26は支持部材、24は
支持台を示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 3角柱状の振動子の支持構造であって、前記振動子
    はその一方のノード点付近において前記振動子側部の2
    つの稜線部分で支持され、かつその他方のノード点付近
    において前記振動子側部の他の稜線部分で支持される、
    振動子の支持構造。 2 前記振動子は支持台に支持され、前記支持台から前
    記2つの稜線部分までの長さを前記振動子の厚みと同じ
    長さにし、前記支持台から前記他の稜線部分までの長さ
    を前記支持台から前記2つの稜線部分までの長さの2倍
    にした、特許請求の範囲第1項記載の振動子の支持構造
JP1051097A 1989-03-02 1989-03-02 振動子の支持構造 Pending JPH02228518A (ja)

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