JPH02224668A - 拡張用バルーンカテーテル - Google Patents
拡張用バルーンカテーテルInfo
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- JPH02224668A JPH02224668A JP1047894A JP4789489A JPH02224668A JP H02224668 A JPH02224668 A JP H02224668A JP 1047894 A JP1047894 A JP 1047894A JP 4789489 A JP4789489 A JP 4789489A JP H02224668 A JPH02224668 A JP H02224668A
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Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は冠状動脈の粥状硬化性病変部の治療(経皮冠動
脈形成術)に用いる拡張用バルーンカテーテルの改良に
関する。
脈形成術)に用いる拡張用バルーンカテーテルの改良に
関する。
(従来の技術)
狭心症や心筋梗塞は冠状動脈の内壁にアテロームが付着
堆積した粥状硬化性病変による狭窄に起因することが多
い。そして、これまでこのアテロームが付着堆積した部
位の粥状硬化性病変は一般にダイラテーシッン・バルー
ンカテーテルを用いて冠状動脈の内腔狭窄の拡張をはか
ることにより前記病変の原因を除去していた。
堆積した粥状硬化性病変による狭窄に起因することが多
い。そして、これまでこのアテロームが付着堆積した部
位の粥状硬化性病変は一般にダイラテーシッン・バルー
ンカテーテルを用いて冠状動脈の内腔狭窄の拡張をはか
ることにより前記病変の原因を除去していた。
このようなバルーンカテーテルを用いて冠状動脈の内腔
狭窄の原因を除去することを経皮的冠状動脈拡張術(以
下、単にPTCAと略称する)と称し、広く臨床におい
て採用されている。
狭窄の原因を除去することを経皮的冠状動脈拡張術(以
下、単にPTCAと略称する)と称し、広く臨床におい
て採用されている。
ここで、従来、このPTCAにおいて専ら用いられてい
るバルーンカテーテルシステムは第5図に示すように、
ガイドカテーテル21とカイトワイヤー22とバルーン
23とから構成されており、特にバルーン23は一重の
伸縮材料によって所定寸法に拡張しうるように形成され
ている。
るバルーンカテーテルシステムは第5図に示すように、
ガイドカテーテル21とカイトワイヤー22とバルーン
23とから構成されており、特にバルーン23は一重の
伸縮材料によって所定寸法に拡張しうるように形成され
ている。
そして、このようなバルーンカテーテルを鼠踵部や上腕
部などから心臓の冠状動脈の病変部位まで時間をかけて
誘導し、該病変部位にてバルーンを拡張させ、病変部位
のアテロームを冠状動脈の内壁に圧接させ、このアテロ
ームを内壁に押し広げて薄くし、結果的に病変部位の冠
状動脈の内径を拡開し、狭窄状態を解消することによっ
て心筋梗塞や狭心症の原因を除去していた。
部などから心臓の冠状動脈の病変部位まで時間をかけて
誘導し、該病変部位にてバルーンを拡張させ、病変部位
のアテロームを冠状動脈の内壁に圧接させ、このアテロ
ームを内壁に押し広げて薄くし、結果的に病変部位の冠
状動脈の内径を拡開し、狭窄状態を解消することによっ
て心筋梗塞や狭心症の原因を除去していた。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記のバルーンカテーテルによれば、折
角時間をかけて心臓の冠状動脈の病変部位まで誘導して
冠動脈狭窄部をバルーンで拡大しても拡大が不十分であ
る場合が多く存在する。このような場合には、よりバル
ーン径の大きいバルーンカテーテルを再度、B踵部や上
腕部から冠状動脈の病変部位にまで挿入して治療せざる
をえなかった。このように、再度にわたるバルーンカテ
ーテルの病変部位への挿入は手術時間が大幅に延び、患
者の体力への悪影響はもとより、執刀医ならびにオペレ
ーションスタッフの疲労にもつながり、他の要因をも誘
発して手術の成否を左右することもあった。
角時間をかけて心臓の冠状動脈の病変部位まで誘導して
冠動脈狭窄部をバルーンで拡大しても拡大が不十分であ
る場合が多く存在する。このような場合には、よりバル
ーン径の大きいバルーンカテーテルを再度、B踵部や上
腕部から冠状動脈の病変部位にまで挿入して治療せざる
をえなかった。このように、再度にわたるバルーンカテ
ーテルの病変部位への挿入は手術時間が大幅に延び、患
者の体力への悪影響はもとより、執刀医ならびにオペレ
ーションスタッフの疲労にもつながり、他の要因をも誘
発して手術の成否を左右することもあった。
本発明は上述の問題にかんがみ発明されたものであって
、−旦病変部位にまで誘導したカテーテルを体外に引き
出すことなく病変部位の内径に合わせたバルーンの拡張
を実現できる拡張用バルーンカテーテルを提供すること
を目的とする。
、−旦病変部位にまで誘導したカテーテルを体外に引き
出すことなく病変部位の内径に合わせたバルーンの拡張
を実現できる拡張用バルーンカテーテルを提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するため、請求項1の発明はガイドカ
テーテル部とガイドワイヤー部とバルーン部と該バルー
ン部を拡張するための空気ブリード管とからなる拡張用
バルーンカテーテルにおいて、バルーン部は拡張寸法の
異なる複数のバルーンが組み合わせられてなることを特
徴とする請求項2の発明は請求項1の発明において、拡
張寸法が異なる複数のバルーンをその拡張寸法の小さい
順に重層してバルーン部を構成し、各バルーンを個別に
拡張するための複数の空気ブリード管孔が前記各バルー
ンにそれぞれ接続されたことを特徴とする請求項3の発
明は請求項1の発明において、拡張寸法が異なる複数の
バルーンを拡張寸法の小さい順に重層しテハルーン部を
構成し、かつ外層のバルーンに比して内層のバルーンが
脆弱に形成されたことを特徴とする請衆項4の発明は請
求項1の発明において、拡張寸法が異なる複数のバルー
ンを先端側から基端側へ順次寸法大となるように連結し
てバルーン部を構成し、各バルーンを個別に拡張するた
めの複数の空気ブリード管孔が前記各バルーンにそれぞ
れ接続されたことを特徴とする。
テーテル部とガイドワイヤー部とバルーン部と該バルー
ン部を拡張するための空気ブリード管とからなる拡張用
バルーンカテーテルにおいて、バルーン部は拡張寸法の
異なる複数のバルーンが組み合わせられてなることを特
徴とする請求項2の発明は請求項1の発明において、拡
張寸法が異なる複数のバルーンをその拡張寸法の小さい
順に重層してバルーン部を構成し、各バルーンを個別に
拡張するための複数の空気ブリード管孔が前記各バルー
ンにそれぞれ接続されたことを特徴とする請求項3の発
明は請求項1の発明において、拡張寸法が異なる複数の
バルーンを拡張寸法の小さい順に重層しテハルーン部を
構成し、かつ外層のバルーンに比して内層のバルーンが
脆弱に形成されたことを特徴とする請衆項4の発明は請
求項1の発明において、拡張寸法が異なる複数のバルー
ンを先端側から基端側へ順次寸法大となるように連結し
てバルーン部を構成し、各バルーンを個別に拡張するた
めの複数の空気ブリード管孔が前記各バルーンにそれぞ
れ接続されたことを特徴とする。
(作用)
本発明の請求項1の特徴によれば、所定手順により鼠踵
部や上腕部などから心臓の冠状動脈の病変部位にまでバ
ルーンカテーテルのカテーテル部分を誘導し、まず、拡
張寸法が小さめのバルーンを拡張させ、たとえ、このバ
ルーンの拡張寸法が小さくて前記バルーンを病変部位の
アテロームに圧接できなくとも、すぐにこれよりも大き
めのいずれかのバルーンを拡張させてバルーン表面を前
記アテロームに圧接させることにより、このアテローム
は冠状動脈の内壁上に薄く押し広げられる。そして、請
求項2の特徴によれば、空気ブリード管孔より空気を吹
き込んで内層側のより小さめのバルーンをまず拡張させ
、この内層バルーンにより冠狭窄を十分に拡大できない
場合、続いてその外層にあるバルーノをこのバルーンの
みを拡張させる空気ブリード管孔がら空気を吹き込んで
外層バルーンを拡張させることによって、この外層バル
ーンによりさらに冠狭窄を拡大させることにより、十分
な冠狭窄の拡大が得られる。また、請求項3の特徴によ
れば、空気ブリード管孔より空気を吹き込むと、まず、
内層のバルーンが拡張し、この内層バルーンの拡張寸法
が小さくて冠狭窄を十分に拡大できない場合には更に空
気を前記バルーン内に吹き込み続けると、前記バルーン
は脆弱であるため破裂し、急激な圧力降下と同時に外層
のバルーン側に空気が入り込み、所定空気圧となるよう
に空気ブリード管孔からの空気の吹き込み続けることに
より外層バルーンを拡張させて冠狭窄を十分に拡大でき
る。さらに、請求項4の特徴によれば、まず、空気ブリ
ード管孔より空気を吹き込んで先端部のバルーンを拡張
させ、このバルーンの拡張程度では病変部位の冠狭窄の
拡大が不十分であれば、別の空気ブリード管孔より空気
を吹き込んで前記バルーンによりも拡張寸法の大きいバ
ルーンを順次拡張させていくことにより、十分な冠狭窄
の拡大が可能となる。
部や上腕部などから心臓の冠状動脈の病変部位にまでバ
ルーンカテーテルのカテーテル部分を誘導し、まず、拡
張寸法が小さめのバルーンを拡張させ、たとえ、このバ
ルーンの拡張寸法が小さくて前記バルーンを病変部位の
アテロームに圧接できなくとも、すぐにこれよりも大き
めのいずれかのバルーンを拡張させてバルーン表面を前
記アテロームに圧接させることにより、このアテローム
は冠状動脈の内壁上に薄く押し広げられる。そして、請
求項2の特徴によれば、空気ブリード管孔より空気を吹
き込んで内層側のより小さめのバルーンをまず拡張させ
、この内層バルーンにより冠狭窄を十分に拡大できない
場合、続いてその外層にあるバルーノをこのバルーンの
みを拡張させる空気ブリード管孔がら空気を吹き込んで
外層バルーンを拡張させることによって、この外層バル
ーンによりさらに冠狭窄を拡大させることにより、十分
な冠狭窄の拡大が得られる。また、請求項3の特徴によ
れば、空気ブリード管孔より空気を吹き込むと、まず、
内層のバルーンが拡張し、この内層バルーンの拡張寸法
が小さくて冠狭窄を十分に拡大できない場合には更に空
気を前記バルーン内に吹き込み続けると、前記バルーン
は脆弱であるため破裂し、急激な圧力降下と同時に外層
のバルーン側に空気が入り込み、所定空気圧となるよう
に空気ブリード管孔からの空気の吹き込み続けることに
より外層バルーンを拡張させて冠狭窄を十分に拡大でき
る。さらに、請求項4の特徴によれば、まず、空気ブリ
ード管孔より空気を吹き込んで先端部のバルーンを拡張
させ、このバルーンの拡張程度では病変部位の冠狭窄の
拡大が不十分であれば、別の空気ブリード管孔より空気
を吹き込んで前記バルーンによりも拡張寸法の大きいバ
ルーンを順次拡張させていくことにより、十分な冠狭窄
の拡大が可能となる。
このように、本発明にかかるバルーンカテーテルによれ
ば、−旦、病変部位にカテーテルを誘導しさえすれば、
たとえ、はじめのバルーンが病変部位の冠狭窄を十分に
拡大できずとも、瞬時にして大きめのバルーンを拡張さ
せて前記冠狭窄をさらに拡大できて、病変部位の冠狭窄
を十分に解除でき、心筋梗塞や狭心症の原因の一つを除
去できる。また、−旦、病変部位にまで誘導挿入したバ
ルーンカテーテルを体外に引き出すことなく、バルーン
の拡張寸法を大きくできるので患者の体力への悪影響も
なく、執刀医やオペレーシゴンスタッフの疲労感も軽減
される。
ば、−旦、病変部位にカテーテルを誘導しさえすれば、
たとえ、はじめのバルーンが病変部位の冠狭窄を十分に
拡大できずとも、瞬時にして大きめのバルーンを拡張さ
せて前記冠狭窄をさらに拡大できて、病変部位の冠狭窄
を十分に解除でき、心筋梗塞や狭心症の原因の一つを除
去できる。また、−旦、病変部位にまで誘導挿入したバ
ルーンカテーテルを体外に引き出すことなく、バルーン
の拡張寸法を大きくできるので患者の体力への悪影響も
なく、執刀医やオペレーシゴンスタッフの疲労感も軽減
される。
(実施例)
つぎに、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
る。
第1実施例を第1図(第1実施例を模式的に表した透視
図)により説明する。
図)により説明する。
バルーンカテーテル本体lはガイドカテーテル部2とガ
イドワイヤー部3とバルーン部4とから基本構成されて
いる。
イドワイヤー部3とバルーン部4とから基本構成されて
いる。
上記バルーン部4は複数の拡張寸法が異なるのバルーン
4a・4bを拡張寸法の小さいものから大きいものにな
るように重層されている(例示のものでは2層であるが
、3層以上の場合もありうる)。また、バルーン4a・
4bを個別に拡張させるための空気ブリード管5a・5
bがガイドカテーテル部2内に配装され、空気ブリード
管5aの先端部はバルーン4aを拡張させるべく、ガイ
ドカテーテル部2の所定位置に設けた孔6aに接続され
、空気ブリード管5bの先端部はガイドカテーテル部2
の所定位置に設けた孔6bに接続されて各バルーン4a
・4bが拡張もしくは収縮可能になるように構成されて
いる。
4a・4bを拡張寸法の小さいものから大きいものにな
るように重層されている(例示のものでは2層であるが
、3層以上の場合もありうる)。また、バルーン4a・
4bを個別に拡張させるための空気ブリード管5a・5
bがガイドカテーテル部2内に配装され、空気ブリード
管5aの先端部はバルーン4aを拡張させるべく、ガイ
ドカテーテル部2の所定位置に設けた孔6aに接続され
、空気ブリード管5bの先端部はガイドカテーテル部2
の所定位置に設けた孔6bに接続されて各バルーン4a
・4bが拡張もしくは収縮可能になるように構成されて
いる。
なお、7aならびに7bはいずれもガイドカテーテル部
2のバルーン形成箇所に所定部位に設けられた金メツキ
部であって、バルーンカテーテルを鼠渓部や上腕部など
から心臓の冠状動脈まで誘導挿入するに際し、外部のモ
ニターによって冠状動脈内のバルーンカテーテルの動き
と位置を検知するためのものである。また、ガイドワイ
ヤー部3は固定式のタイプと可動式のタイプのものがあ
る。
2のバルーン形成箇所に所定部位に設けられた金メツキ
部であって、バルーンカテーテルを鼠渓部や上腕部など
から心臓の冠状動脈まで誘導挿入するに際し、外部のモ
ニターによって冠状動脈内のバルーンカテーテルの動き
と位置を検知するためのものである。また、ガイドワイ
ヤー部3は固定式のタイプと可動式のタイプのものがあ
る。
つぎに、第2実施例を第2図(第1実施例を模式的に表
した透視図))により説明すると、第1実施例と同様、
拡張寸法が異なる複数のバルーン8a・8bを拡張寸法
の小さいものから大きいものになるように重層されてい
る(例示のものでは2層であるが、3層以上の場合もあ
りうる)、そして、第1実施例との相違は各バルーンに
おいて、外層側の拡張寸法の大きめのバルーン8bに比
べて内層の拡張寸法の小さめのバルーン8aがより脆弱
な材質で形成されているか、もしくはより脆弱な部分1
2を有している。例示では2層のバルーンのものを示し
ているが、3層以上の場合でも内層側がより脆弱な材質
もしくは脆弱部分12を有していることを特徴とし、一
定圧以上の空気がバルーン内に供給されると、バルーン
が破裂するように構成されている。但し、空気ブリード
管5Cは各バルーンに共通するものが一つガイドカテー
テル部2内に配装されているにすぎず、この空気ブリー
ド管5cの先端部はガイドカテーテル部2の所定位置に
設けた孔6cに接続されて上記バルーン8aが拡張され
て破裂するまではバルーン8aのみに空気が吹き込まれ
るように構成されている。
した透視図))により説明すると、第1実施例と同様、
拡張寸法が異なる複数のバルーン8a・8bを拡張寸法
の小さいものから大きいものになるように重層されてい
る(例示のものでは2層であるが、3層以上の場合もあ
りうる)、そして、第1実施例との相違は各バルーンに
おいて、外層側の拡張寸法の大きめのバルーン8bに比
べて内層の拡張寸法の小さめのバルーン8aがより脆弱
な材質で形成されているか、もしくはより脆弱な部分1
2を有している。例示では2層のバルーンのものを示し
ているが、3層以上の場合でも内層側がより脆弱な材質
もしくは脆弱部分12を有していることを特徴とし、一
定圧以上の空気がバルーン内に供給されると、バルーン
が破裂するように構成されている。但し、空気ブリード
管5Cは各バルーンに共通するものが一つガイドカテー
テル部2内に配装されているにすぎず、この空気ブリー
ド管5cの先端部はガイドカテーテル部2の所定位置に
設けた孔6cに接続されて上記バルーン8aが拡張され
て破裂するまではバルーン8aのみに空気が吹き込まれ
るように構成されている。
さらに、第3実施例を第3図(第3実施例を模式的に表
した透視図)により説明すると、ガイドカテーテル部2
先端のガイドワイヤー部3から基端側へより順次拡張寸
法の大きなバルーン9a・9bを設け、この各々のバル
ーンを拡張させるための空気ブリード管10a−fob
をガイドカテーテル部2内に挿通し、この空気ブリード
管10aの先端部はガイドカテーテル部2のバルーン9
aが設けられた位置に形成した孔11aに接続されてい
る。同様に、空気ブリード管10bの先端部もガイドカ
テーテル部2のバルーン9bが設けられた位置に形成し
た孔11bに接続され、各々のバルーン9a・9bを拡
張もしくは収縮できるようになっている。
した透視図)により説明すると、ガイドカテーテル部2
先端のガイドワイヤー部3から基端側へより順次拡張寸
法の大きなバルーン9a・9bを設け、この各々のバル
ーンを拡張させるための空気ブリード管10a−fob
をガイドカテーテル部2内に挿通し、この空気ブリード
管10aの先端部はガイドカテーテル部2のバルーン9
aが設けられた位置に形成した孔11aに接続されてい
る。同様に、空気ブリード管10bの先端部もガイドカ
テーテル部2のバルーン9bが設けられた位置に形成し
た孔11bに接続され、各々のバルーン9a・9bを拡
張もしくは収縮できるようになっている。
なお、上記実施例において、各バルーンはいずれも拡張
前には第4図に示すように、そのガイドカテーテル部2
の円周方向に内層や外層のバルーン4a・4bの1〜2
箇所が折り畳まれて嵩が低くなるようになっており、そ
の材質もたとえば、ポリエステルフィルムやポリエチレ
ンフィルムなどの薄膜化可能でしかも透明性ならびに耐
圧性の良好な材質が好ましい。
前には第4図に示すように、そのガイドカテーテル部2
の円周方向に内層や外層のバルーン4a・4bの1〜2
箇所が折り畳まれて嵩が低くなるようになっており、そ
の材質もたとえば、ポリエステルフィルムやポリエチレ
ンフィルムなどの薄膜化可能でしかも透明性ならびに耐
圧性の良好な材質が好ましい。
(発明の効果)
しかして、本発明にかかる拡張用バルーンカテーテルに
よれば、バルーンを冠状動脈の病変部位に付着堆積する
アテロームに圧接してこれを薄く押し広げて前記病変部
位の狭窄状態を解消するに際し、−旦、前記病変部位に
まで誘導させたカテーテルを体外へ引き出すことなく、
そのままの状態で適当なバルーンの拡張状態が得られる
。したがって、手術に要する時間を比較的短くすること
ができ、患者の体力負担も少なくできるのみならず、執
刀医他のオペレーションスタッフの疲労も減少し、この
種手術の成功率も飛躍的に向上する等の効果を奏する。
よれば、バルーンを冠状動脈の病変部位に付着堆積する
アテロームに圧接してこれを薄く押し広げて前記病変部
位の狭窄状態を解消するに際し、−旦、前記病変部位に
まで誘導させたカテーテルを体外へ引き出すことなく、
そのままの状態で適当なバルーンの拡張状態が得られる
。したがって、手術に要する時間を比較的短くすること
ができ、患者の体力負担も少なくできるのみならず、執
刀医他のオペレーションスタッフの疲労も減少し、この
種手術の成功率も飛躍的に向上する等の効果を奏する。
第1図は本発明の第1実施例を模式的に表した透視図、
第2図は本発明の第2実施例を模式的に表した透視図、
第3図は本発明の第3実施例を模式的に表した透視図、
第4図は拡張前のバルーンの状態を模式的に表した断面
図、第5図は従来のバルーンカテーテルの透視図である
。 1・・・・・・バルーンカテーテル本体、2・・・・・
・ガイドカテーテル部、3・・・・・・ガイドワイヤー
部、4・4a・4b・・・・・・バルーン部、5a・5
b・旧・・空気ブリード管、6a・6b・lla・ll
b・・・・・・孔、7a・7b・・・・・・金メツキ部
、8a・8b・9a・9b・・・・・・バルーン、10
a・tob・・・・・・空気ブリード管、12・・・・
・・脆弱部分。 5C 第1図 第2 何 弔3図 弔4Δ 第5 図
第2図は本発明の第2実施例を模式的に表した透視図、
第3図は本発明の第3実施例を模式的に表した透視図、
第4図は拡張前のバルーンの状態を模式的に表した断面
図、第5図は従来のバルーンカテーテルの透視図である
。 1・・・・・・バルーンカテーテル本体、2・・・・・
・ガイドカテーテル部、3・・・・・・ガイドワイヤー
部、4・4a・4b・・・・・・バルーン部、5a・5
b・旧・・空気ブリード管、6a・6b・lla・ll
b・・・・・・孔、7a・7b・・・・・・金メツキ部
、8a・8b・9a・9b・・・・・・バルーン、10
a・tob・・・・・・空気ブリード管、12・・・・
・・脆弱部分。 5C 第1図 第2 何 弔3図 弔4Δ 第5 図
Claims (4)
- (1)ガイドカテーテル部とガイドワイヤー部とバルー
ン部と該バルーン部を拡張するための空気ブリード管と
からなる拡張用バルーンカテーテルにおいて、バルーン
部は拡張寸法の異なる複数のバルーンが組み合わせられ
てなることを特徴とする拡張用バルーンカテーテル。 - (2)拡張寸法が異なる複数のバルーンをその拡張寸法
の小さい順に重層してバルーン部を構成し、各バルーン
を個別に拡張するための複数の空気ブリード管孔が前記
各バルーンにそれぞれ接続された請求項1記載の拡張用
バルーンカテーテル。 - (3)拡張寸法が異なる複数のバルーンを拡張寸法の小
さい順に重層してバルーン部を構成し、かつ外層のバル
ーンに比して内層のバルーンが脆弱に形成された請求項
1記載の拡張用バルーンカテーテル。 - (4)拡張寸法が異なる複数のバルーンを先端側から基
端側へ順次寸法大となるように連結してバルーン部を構
成し、各バルーンを個別に拡張するための複数の空気ブ
リード管孔が前記各バルーンにそれぞれ接続された請求
項1記載の拡張用バルーンカテーテル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1047894A JPH02224668A (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 拡張用バルーンカテーテル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1047894A JPH02224668A (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 拡張用バルーンカテーテル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02224668A true JPH02224668A (ja) | 1990-09-06 |
JPH0464272B2 JPH0464272B2 (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=12788112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1047894A Granted JPH02224668A (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 拡張用バルーンカテーテル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02224668A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10179749A (ja) * | 1996-12-24 | 1998-07-07 | Buaayu:Kk | インフュージョンカテーテル |
JP2009089814A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Solution Kk | 経血管用マイクロカテーテル |
JP2016052404A (ja) * | 2014-09-03 | 2016-04-14 | テルモ株式会社 | 拡張デバイス |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63132667A (ja) * | 1986-09-10 | 1988-06-04 | ジー・ディビッド・ジャング | カテ−テル |
JPS63177868A (ja) * | 1986-11-04 | 1988-07-22 | シー・アール・バード・インコーポレーテッド | 拡張カテーテル |
-
1989
- 1989-02-27 JP JP1047894A patent/JPH02224668A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63132667A (ja) * | 1986-09-10 | 1988-06-04 | ジー・ディビッド・ジャング | カテ−テル |
JPS63177868A (ja) * | 1986-11-04 | 1988-07-22 | シー・アール・バード・インコーポレーテッド | 拡張カテーテル |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10179749A (ja) * | 1996-12-24 | 1998-07-07 | Buaayu:Kk | インフュージョンカテーテル |
JP2009089814A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Solution Kk | 経血管用マイクロカテーテル |
JP2016052404A (ja) * | 2014-09-03 | 2016-04-14 | テルモ株式会社 | 拡張デバイス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0464272B2 (ja) | 1992-10-14 |
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