JPH02217855A - ネガ型電子線レジスト組成物 - Google Patents

ネガ型電子線レジスト組成物

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JPH02217855A
JPH02217855A JP3838689A JP3838689A JPH02217855A JP H02217855 A JPH02217855 A JP H02217855A JP 3838689 A JP3838689 A JP 3838689A JP 3838689 A JP3838689 A JP 3838689A JP H02217855 A JPH02217855 A JP H02217855A
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康之 武田
Masanori Miyabe
宮部 将典
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規なネガ型電子線レジスト組成物に関する
ものである。さらに詳しくいえば、本発明は、特に画像
コントラスト及び断面形状に優れたレジストパターンを
形成しうるとともに、有機アルカリ水溶液により現像可
能で、例えばトランジスター IC,LSI、超LSI
などの半導体デバイスの製造に好適に用いられるネガ型
電子線しジスト#I成物に関するものである。
従来の技術 トランジスター IC,LSI、超LSIなどの半導体
デバイスは、通常リソグラフィー法、すなl)ち・二・
[1コンウエハーのような基板上に積層した感光性樹脂
膜に所要のバターニング用マスクを介して光線を照射し
、現像及びリンス処理を施すことによって、レジストパ
ターンを形成したのち、選択的に基板をエツチング又は
不純物拡散処理するという操作を数回ないし数10回繰
り返して基板上に回路を形成する方法によって製造され
ている。
ところで、半導体工業における近年の加工寸法の微細化
は著しく、半導体メモリーの集積度は16MDRAM、
 64MDRAM、 256MDRAM%IGDRAM
と発展することが予想され、これに伴い、加工寸法をよ
り微細化するために、レジスト材料や縮小投影露光装置
などの改良が多く提案されている。
例えば、ノボラック樹脂とナフトキノンジアジド化合物
とからなる改良されたポジ型ホトレジストと縮小投影露
光装置とを組み合わせることにより、0.4〜0.5μ
+*!のレジストパターンが得られるようになってきた
。しかしながら、このような組み合わせによってもそれ
以下の加工寸法を達成することは困難であった。
他方、近年半導体デバイスとして特別仕様のASIC(
Application 5pecific 1.C)
の需要が増加しており、このような特別仕様で少量しか
必要としないASICを作成するためにマスクを用意す
るのは手間と時間がかかり、製品の納期短縮ができず、
経済的でないため、シリコンウェハー上に直接電子線レ
ジスト膜を形成し、マスクを用いることなくレジストパ
ターンを直接描画する方法が研究されている。しかしな
がら、この方法においては、プロセス上比較的容易に0
.5μ禦以下のレジストパターンをシリコンウェハー上
に形成することができるものの、電子線の照射スポット
を絞って直接描画する必要があり、また、この方法に用
いられるレジスト材料には隣接するレジストパターン同
士が接合しないようにするため、画像コントラストが良
好、すなわち、電子線照射部と非照射部との現像液Iこ
対する溶解度差が大きく、かつ断面形状に優れていなく
てはならないなどの特性が厳しく要求される。
一方、ホトレジスト材料としては、例えばアミノ樹脂と
メラミン樹脂と有機ハロゲン化物とから成る印刷用感応
性樹脂組成物(米国特許第3.697,274号明細書
)や、ノボラック樹脂、ジアゾナフトキノン系光感応型
酸生成剤及びメチル化メラミンホルムアルデヒドアミノ
ブラストから成る感光性塗工用組成物(特開昭60−2
63143号公報)などが知られている。一般に、ホト
レジストの材料と電子線レジストの材料とは共通性は認
められず、必ずしもホトレジストを電子線レジストに適
用しうるとは限らない。そのため、従来電子線レジスト
としては、例えばポリメチルメタクリレート(特公昭4
5−30225号公報)、ポリグリシジルメタクリレー
ト〔「ジャーナル・オブ・エレクトロケミカル・ソサエ
テ4  (J、Electrochem、Soc、) 
J 、第118巻、第669ヘージ(1971年)〕、
クロロメチル化ポリスチレン(特開昭57−17603
4号公報)などが用いられている。
しかしながら、これらの電子線レジストは、有機溶剤に
より現像するため作業環境上問題があり、また現像後の
レジストパターンにスカムが発生しやすく、隣接する微
細パターン同士が接合するなどレジストパターンの精度
劣化を生じ、断面形状及び画像フントラストの良好なレ
ジストパターンが得られにくいという欠点を有している
他方、熱硬化性樹脂とフォト酸発生剤としての210〜
299na+の範囲の化学線を吸収するハロゲン化有機
化合物とから成るエキシマレーザ−1遠紫外線、X線な
どを照射源とする水性現像可能なレジスト組成物(特開
昭62−16405号公報)が知られている。
しかしながら、このレジスト組成物は電子線にも感応す
ることが示されているものの、電子線を照射して得られ
るレジストパターンは画像コントラストが悪い上に、断
面形状もスソを引きやすいなど高解像度が得られにくく
、高解像パターンを得るIこは、現像時間に長時間を要
し、実用的ではない。
発明が解決しようとする課題 本発明は、このような従来の電子線レジスト組成物が有
する欠点を克服し、特に画像コントラスト及び断面形状
に優れたレジストパターンを形成しうるとともに、有機
アルカリ水溶液により現像できるなど、優れた特性を有
するネガ型電子線レジスト組成物を提供することを目的
としてなされたものである。
課題を解決するための手段 本発明者らは、前記の優れた特性を有するネガ型電子線
レジスト組成物を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、特
定のトリアジン化合物、特定のクレゾールノボラック樹
脂、アルフキジメチル化メラミン樹脂及び特定のエステ
ル化合物を含有して成る組成物により、その目的を達成
しうろことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成
するに至った。
すなわち、本発明は、(A)一般式 であり R1及びR2は炭素数1〜5のアルキル基、R
ゝ及びR4はそれぞれ水素原子、水酸基又はカルボキシ
ル基であって、それらは同一であってもよいし、たがい
に異なっていてもよい) で表わされるトリアジン化合物、(B)n+−クレゾー
ル30重量%以上を含有するクレゾールから得られたタ
レゾールノボラック樹脂、(C)アルコキシメチル化メ
ラミン樹脂、及び(D)ポリヒドロキシベンゾフェノン
と1.2−ナフトキノンシアシト−4−スルホン酸又は
1.2−ナフトキノンジアジドル5−スルホン酸とのエ
ステル化合物を含有して成るネガ型電子線レジスト組成
物を提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明組成物において、(A)成分として用いられるト
リアジン化合物は、前記一般式CI)で表される構造を
有するものであり、このようなものの代表例としては、
2−(p−メトキシフェニル)−4,6−ビス(トリク
ロロメチル) −1,3,5−トリアジン、2−(p−
エトキシフェニル)−4,6−ビス(トリクロロメチル
) −1,3,5−トリアジン、2−(p−プロポキン
フェニル)−4,6−ヒス(トリクロロメチル)−1,
3,5−1−リアジン、2−(p−ブトキシフェニル)
−4,6−ビス(トリクロロメチル)−1,3,5−ト
リアジン、2−(4−メトキシナフチル)−4,6−ビ
ス(トリクロロメチル) −1,,3,5−トリアジン
、2−(4−エトキシナフチル)−4,6−ビス(トリ
クロロメチル) −1,3,5−トリアジン、2−(4
−プロポキシナフチル)−4,6−ビス(トリクロロメ
チル)−1,3,5−)リアジン、2−(4−ブトキシ
ナフチル) −4,6−ビス(トリクロロメチル’)−
1,3,5−)リアジンなどが挙げられる。これらのト
リアジン化合物は1種用いてもよいし、2種以上を組み
合わせて用いてもよい。
なお、クロロメチル基を有するトリアジン化合物を光重
合開始剤として、エチレン性不飽和基を有する単量体と
組み合わせI;光重合性組成物は知られているが(特開
昭62−212401号公報)、電子線レジスト組成物
に用いた例はこれまで知られていない。
本発明組成物において、(B)fR分として用いられる
タレゾールノボラック樹脂は、m−クレゾール30重量
%以上を含有するクレゾール、好ましくはm−クレゾー
ル30重量%以上を含有し、かつ残りの成分としてp−
クレゾール、2.5−キシレノール及び3.5−キシレ
ノールの中から選ばれた少なくとも1種を含有して成る
混合クレゾール、′さらに好ましくはm−クレゾール3
0〜70重量%とp−クレゾール及び3,5−キシレノ
ールの中から選ばれた少なくとも1種70〜30重量%
とから成る混合クレゾールから得られたものであること
が必要である。
このようなりレゾールノボラック樹脂を用いることによ
り、耐熱性に優れ、かつ基板から垂直に立ち上がった断
面形状に優れたレジストパターンを形成することができ
る。
前記クレゾールノボラック樹脂は、例えば■−クレゾー
ルと、p−クレゾール、2.5−キシレノール及び3.
5−キシレノールの中から選ばれた少なくとも1種とを
、それぞれ所定の割合で含有する混合クレゾールとホル
ムアルデヒドとを、酸触媒の存在下で縮合反応させるこ
とにより容易に製造することができる。また、電子線の
照射部と非照射部上の現像液lこ対する溶解度差を高め
、画像コントラストを向上させるために、上記したタレ
ゾールノボラック樹脂の重量平均分子量は2,000〜
20.000、好ましくは3.000−15.000の
範囲のものが実用的である。
本発明組成物において、(C)成分として用いられるア
ルコキシメチル化メラミン樹脂は、常法により得られた
メチa−ル化メラミンのメチロール基をアルコキシメチ
ル基に変換することにより得られたもので、メチロール
基を平均2.5以上、好ましくは3.5以上アルコキシ
メチル基に変換したメラミン樹脂を用いることにより、
極めて保存安定性に優れたレジスト液を得ることができ
る。このアルコキシメチル化メラミン樹脂の種類につい
ては特に制限はなく、例えばメトキシメチル化メラミン
樹脂、エトキシメチル化メラミン樹脂、プロポキシメチ
ル化メラミン樹脂、ブトキシメチル化メラミン樹脂など
を用いることができるが、実用上市販されている二カラ
ツクMx −750、二カラツクMx −032、二カ
ラツクMx−706、二カラツクMx−708、二カラ
ツクMx−40、二カラツクMx−31,二カラツクM
s−11,二カラツクMv−22,二カラツクMw−3
0(以上、三相ケミカル社製、商品名)などを好ましく
使用することができる。これらのアルコキシメチル化メ
ラミン樹脂は、1種用いてもよいし、2種以上を組み合
わせ用いてもよい。
本発明組成物においては、(D)成分としてポリヒドロ
キシベンゾフェノンと1.2−ナフトキノンジアジド−
4−スルホン酸又は1.2−ナフトキノンジアジド−5
−スルホン酸とのエステル化合物が用いられる。該ポリ
ヒドロキシベンゾフェノンとしては、例えば2.3.4
− トリヒドロキシベンゾフェノン、2.3.4.4’
−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2.2’、4.4
’−テトラヒドロキシベンゾフェノンなどが好ましく挙
げられる。これらのポリヒドロキシベンゾフェノンは、
それぞれ単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせ
て用いてもよい。
本発明組成物においては、前記したようなエステル化合
物であればいかなるものでも使用できるが、特に好まし
いエステル化合物としては、使用するポリヒドロキシベ
ンゾフェノンの水酸基が平均40%以上エステル化(以
下、平均エステル化度40%以上という)されたものが
挙げられる。
この平均エステル化度40%以上のものを使用すること
により、得られるレジストパターンは画像コントラスト
及び断面形状が大幅に向上する。
なお、本発明における平均エステル化度とは、エステル
化合物を液体クロマトグラフィ(GPC)により分析し
、該エステル化合物中の水酸基の数とす7トキノンジア
ジド基の数を測定し、ナフトキノンジアジド基の数/(
水酸基の数+ナフトキノンジアジド基の数)X100に
より計算した値である。
本発明組成物における前記各成分の配合割合については
、(B)成分のタレゾールノボラック樹脂と(C)成分
のアルコキシメチル化メラミン樹脂とを、重量比が60
 : 40ないし95:5、好ましくは75 : 25
ないし90:10になるような割合で用いることが望ま
しい。(B)成分と(C)成分との割合が前記範囲を逸
脱すると現像処理にスカムが発生したり、得られるレジ
ストパターンの断面形状が悪くなったりして、画像コン
トラストの良好なものが得られにくいし、また、レジス
ト液の保存安定性も低下するおそれがあり、好ましくな
い。
また、(A)成分のトリアジン化合物は、前記のタレゾ
ールノボラック樹脂とアルコキシメチル化メラミン樹脂
との合計量に対し、通常2〜lO重量%、好ましくは3
〜7重量%の範囲で配合される。この配合量が2重量%
未満では本発明の目的が十分に達せられないし、10重
量%を超えると得られるレジストパターンの画像コント
ラストが悪くなる傾向にあり、好ましくない。
一方、(D)成分のエステル化合物は、前記のタレゾー
ルノボラック樹脂とアルコキシメチル化メラミン樹脂と
の合計量に対し、通常1−15重量%、好ましくは3〜
lO重量%の範囲で配合される。この配合量が1重量%
未満では本発明の目的を達成することができず、実用的
なレジストパターンを得ることができないし、15重量
%を超えると現像液に対する未露光部の溶解性が低下し
て、コントラストの低下を招くおそれがあり、好ましく
ない。
本発明のネガ型電子線レジスト組成物は、通常前記各成
分を有機溶剤に溶解して、溶液の形で用いられる。この
際用いる有機溶剤としては、例えば、アセトン、メチル
エチルケトン、シクロヘキサノン、インアミルケトンな
どのケトン類;エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、エチレングリコールモノアセテート、ジエチレン
グリコール又はジエチレングリコールモノアセアートの
モノメチルエーテル、モノプロピルエーテル、モノブチ
ルエーテル又は七ノ7二二ルエーテルなどの多価アルコ
ール類及びその誘導体;ジオキサンのような環式エーテ
ル類;及び酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸
エチルなどのエステル類などを挙げることができる。こ
れらは単独で用いてもよいし、2種以上混合して用いて
もよい。
本発明組成物には、本発明の目的をそこなわない範囲で
、所望に応じ相容性のある添加物、例えば付加的樹脂、
可塑剤、安定剤あるいは現像した像をより一層可視的に
するだめの着色剤やハレーション防止用染料などの慣用
の添加物を加えることができる。
次に、このようにして調整された電子線レジスト組成物
の溶液を用いて、微細パターンを形成する方法について
説明すると、まず、シリコンウェハーのような基板上に
、該電子線レジスト組成物の溶液をスピンナーなとで塗
布し、乾燥して電子線感応層を設けたのち、これに電子
線を選択的に照射し、さらに90〜140℃の範囲の温
度で加熱して現像感度の増感処理を施し、次いで例えば
2〜5重量%のテトラ4.メチルアンモニウムヒドロキ
シドやフリンの水溶液などの有機アルカリ水溶液を用い
て現像処理することにより、電子線の非照射部分が選択
的に溶解除去されて、画像コントラスト及び断面形状の
優れたレジストパターンを得ることができる。
電子線照射後の加熱処理は、現像感度を増感するための
処理であって、本発明の目的を達成するために必要不可
欠である。この処理温度が90℃未満では実用的な感度
が得られないし、140℃を超えると微細パターンにお
いて隣接レジストパターン同士が接合しやすくなって、
良好な画像コントラストが得られにくくなる。
また、本発明組成物は、電子線レジスト組成物であるが
、電子線のほか、X線などを照射源として使用すること
もできる。
発明の効果 本発明のネガ型電子線レジスト組成物は、ポリヒドロキ
シベンゾフェノンと1.2−ナフトキノンジアジド−4
−スルホン酸又は1.2−ナフトキノンジアジド−5−
スルホン酸とのエステル化合物を配合させることにより
、電子線照射部のアルカリ現像液に対する溶解性を抑制
することができ、断面形状の優れた実用的なレジストパ
ターンを得ることができると考えられる。
本発明組成物は画像コントラスト及び断面形状の優れた
レジストパターンを形成しうるとともに、有機アルカリ
水溶液により現像することができるため、超LSIなど
の半導体素子製造に不可欠な微細パターン形成用のレジ
ストとして極めて有用である。
“実施例 次Iこ、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明はこれらの例によってなんら限定されるもので
はない。
実施例1 ■−クレゾールとp−クレゾールとを重量比60:40
の割合で混合し、これにホルマリンを加え、ショウ酸触
媒を用いて常法により縮合して得たクレゾールノボラッ
ク樹脂(を量平均分子量4000)4.5gと平均アル
コキシメチル化度が3.5のメトキシメチル化メラミン
樹脂である二カラツクMx−750(三相ケミカル社I
I) 0.59とを乳酸エチル15gに溶解したのち、
この溶液にタレゾールノボラック樹脂及びメトキシメチ
ル化メラミン樹脂の合計量に対して、2−(p−メトキ
シフェニル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−1
,3,5−トリアジンを4重量%、そして公知の方法に
より得られた2、3.4−トリヒドロキシベンゾフェノ
ンの1,2−す7トキノンジアジドー5−スルホン酸エ
ステル(平均エステル化度95モル%)を3重量%の割
合でそれぞれ加えて得られた溶液を孔径0.2μmのメ
ンブランフィルタ−を用いて加圧ろ過することによりレ
ジスト溶液を得た。
次にこのようにして得られたレジスト溶液をヘキサメチ
ルジシラザンで表面処理した4インチシリコンウェハー
上に400Orpmで20秒間スピンコードし、ホット
プレート上で80℃で90秒間乾燥することにより0.
5μ寓厚のレジスト層を得た。
次いでこのレジスト層に、日立製作所社1!HHS−2
Rを用いて20kWの加速電圧で電子線を選択的に照射
したのち、110℃で90秒間加熱処理を行い、次いで
2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド
水溶液に4分間浸漬することにより、電子線の非照射部
分を溶解除去してレジストパターンを得た。このレジス
トパターンは照射部分が90%以上の残膜率を有し、か
つシリコンウェハー面から垂直に切り立った良好な断面
形状を有する0、3g重のレジストパターンであること
が電子顕微鏡により確認され、画像コントラストも極め
て良好であり、隣接パターン同士の接合は全くなかった
この断面形状を図面に示す。
実施例2〜11、比較例1〜5 タレゾールノボラ7り樹脂におけるクレゾール成分の組
成、アルコキシメチル化メラミン樹脂の種類、タレゾー
ルノボラック樹脂とアルコキシメチル化メラミン樹脂と
の混合割合、トリアジン化合物の種類と配合量及びエス
テル化合物の種類と配合量を表に示すように変えた以外
は、実施例1と同様な操作を行い、それぞれのレジスト
組成物のパターンの断面形状を評価した。その結果を表
に示す。まt;、実施例2〜11ではすべて残膜率90
%以上のレジストパターンが得られるとともに隣接パタ
ーン同士の接合は確認できなかった。
これに対し、比較例1〜5においては微細パターン部で
隣接パターン同士の接合が多く確認された。
なお、パターンの断面形状のaは第1図、bは第2図、
、cは第3図に示すものを意味する。
注1) (B)成分と(C)成分との合計量に対する配合量であ
る 二カラツクMx−750:平均アルコキシメチル化度が
3.5のメトキシメチル化メラミン樹脂 二カラツクMy −30:平均アルコキシメチル化度が
5.5のメトキシメチル化メラミン樹脂 (A)−1: 2−(p−メトキシフェニル)−4,6
−ビス(トリクロロメチル)  −1,3,5−トリア
ジン (A)−272−(4−メトキシナフチル)−4,6−
ビス(トリクロロメチル)−1,3,5−トリアジン (D)−142,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノ
ンの1.2−ナフトキノンシアシト−5−スルホン酸エ
ステル (D)−272,3,4,4’−テトラヒドロキシベン
ゾフェノンの1.2−す7トキノンジアジドー5−スル
ホン酸エステル 8)  (D)−3: 2.2’、4.4’−テトラヒ
ドロキシベンゾフェノンの1.2−ナフトキノンジアジ
ド−5−スルホン酸エステル 9)  (D)−4: 2.2’、4.4’−テトラヒ
ドロキシベンゾフェノンの1.2−ナフトキノンジアジ
ド−4−スルホン酸エステル
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図はレジストパターンのそれぞ
れ異なった断面形状図である。 特許出願人 東京応化工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(A)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のZは▲数式、化学式、表等があります▼又は▲
    数式、化学式、表等があります▼ であり、R^1及びR^2は炭素数1〜5のアルキル基
    、R^3及びR^4はそれぞれ水素原子、水酸基又はカ
    ルボキシル基であって、それらは同一であってもよいし
    、たがいに異なっていてもよい) で表わされるトリアジン化合物、(B)m−クレゾール
    30重量%以上を含有するクレゾールから得られたクレ
    ゾールノボラック樹脂、(C)アルコキシメチル化メラ
    ミン樹脂、及び(D)ポリヒドロキシベンゾフェノンと
    1、2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸又は1
    、2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸とのエス
    テル化合物を含有して成るネガ型電子線レジスト組成物
    。 2クレゾールノボラック樹脂がm−クレゾール30重量
    %以上を含有し、かつ残り成分としてp−クレゾール、
    2、5−キシレノール及び3、5−キシレノールの中か
    ら選ばれた少なくとも1種を含有して成る混合クレゾー
    ルから得られたものである請求項1記載のネガ型電子線
    レジスト組成物。 3混合クレゾールがm−クレゾール30〜70重量%と
    p−クレゾール及び3、5−キシレノールの中から選ば
    れた少なくとも1種70〜30重量%とから成るもので
    ある請求項2記載のネガ型電子線レジスト組成物。 4アルコキシメチル化メラミン樹脂が平均アルコキシメ
    チル化度2.5以上のものである請求項1ないし3のい
    ずれかに記載のネガ型電子線レジスト組成物。 5ポリヒドロキシベンゾフェノンが2、3、4−トリヒ
    ドロキシベンゾフェノン、2、3、4、4′−テトラヒ
    ドロキシベンゾフェノン及び2、2′、4、4′−テト
    ラヒドロキシベンゾフェノンの中から選ばれた少なくと
    も1種である請求項1ないし4のいずれかに記載のネガ
    型電子線レジスト組成物。 6 エステル化合物の平均エステル化度が40%以上で
    ある請求項1ないし5のいずれかに記載のネガ型電子線
    レジスト組成物。 7 エステル化合物をクレゾールノボラック樹脂とアル
    コキシメチル化メラミン樹脂との合計量に対し、1〜1
    5重量%配合して成る請求項1ないし6のいずれかに記
    載のネガ型電子線レジスト組成物。
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