JPH0221692Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221692Y2 JPH0221692Y2 JP1982021912U JP2191282U JPH0221692Y2 JP H0221692 Y2 JPH0221692 Y2 JP H0221692Y2 JP 1982021912 U JP1982021912 U JP 1982021912U JP 2191282 U JP2191282 U JP 2191282U JP H0221692 Y2 JPH0221692 Y2 JP H0221692Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oven
- convection
- heating
- fan
- duct
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 23
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 11
- 238000010411 cooking Methods 0.000 claims description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、オーブンクリーニングサイクルを有
する電子レンジに関するものである。
する電子レンジに関するものである。
従来、食品の加熱状態並びに仕上り状態を食品
から発生する種々の気体成分を検知するガスセン
サーにより検出する電子レンジでは、加熱調理を
始める前にオーブン庫内の残留ガスを庫外に強制
的に排出するためにブロアフアンを用いていた
が、オーブン庫内を熱風により循環させ食品を加
熱するいわゆるコンベクシヨン加熱が可能な電子
レンジにおいては、コンベクシヨン加熱用のヒー
タ及びコンベクシヨンフアンを内設してなるヒー
ターダクト内に残つているガスを庫外に排出する
ことが困難であつた。従つて、加熱調理時にオー
ブン庫内に排気ガスが流出してくるためガスセン
サーが誤動作する恐れがあり、その後の加熱調理
シーケンスが正常に行なわれないという欠点があ
つた。
から発生する種々の気体成分を検知するガスセン
サーにより検出する電子レンジでは、加熱調理を
始める前にオーブン庫内の残留ガスを庫外に強制
的に排出するためにブロアフアンを用いていた
が、オーブン庫内を熱風により循環させ食品を加
熱するいわゆるコンベクシヨン加熱が可能な電子
レンジにおいては、コンベクシヨン加熱用のヒー
タ及びコンベクシヨンフアンを内設してなるヒー
ターダクト内に残つているガスを庫外に排出する
ことが困難であつた。従つて、加熱調理時にオー
ブン庫内に排気ガスが流出してくるためガスセン
サーが誤動作する恐れがあり、その後の加熱調理
シーケンスが正常に行なわれないという欠点があ
つた。
本考案は、上述の点に鑑みてなされたものであ
り、ヒーターダクト内に残留しているガスもオー
ブンクリーニングサイクル時に同時にオーブン庫
外に強制的に排気するようになしたものである。
り、ヒーターダクト内に残留しているガスもオー
ブンクリーニングサイクル時に同時にオーブン庫
外に強制的に排気するようになしたものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第１図は、本考案の実施例を示す電子レンジの
概略断面図、第２図は、本考案実施例の電子レン
ジの電気回路図、第３図は、電子レンジの動作を
示す要部タイムチヤートである。
概略断面図、第２図は、本考案実施例の電子レン
ジの電気回路図、第３図は、電子レンジの動作を
示す要部タイムチヤートである。
図において、１はオーブン庫内２の天面にコン
ベクシヨンダクト３及び排気ダクト４を設け、側
面側にブロアフアン５を備えた電子レンジであ
る。６はブロアフアン５を駆動するブロアモータ
ー、７は上記コンベクシヨンダクト３に内設され
てなるコンベクシヨンフアン、８はこのコンベク
シヨンフアン７の周囲に配設されてなるコンベク
シヨンヒータである。９は上記排気ダクト４の壁
面に取付けられてなるガスセンサーであり、オー
ブン庫内２にて加熱される食品（図示せず）から
発生する煙や蒸気等の気体成分を検出して加熱時
間等を自動的に制御することができる。１０は上
記コンベクシヨンフアン７を駆動するコンベクシ
ヨンモーター、１１はドアスイツチ、１２は加熱
開始リレー１３、コンベクシヨンヒーターリレー
１４、ブロアモーターリレー１５及びコンベクシ
ヨンモーターリレー１６等のリレーを含む制御回
路、１３′，１４′，１５′及び１６′はそれぞれ加
熱開始リレー接点、コンベクシヨンヒーターリレ
ー接点、ブロアモーターリレー接点及びコンベク
シヨンモーターリレーである。１７は高圧トラン
ス、１８はマグネトロンである。また、ａはブロ
アモーター動作波形、ｂはコンベクシヨンモータ
ー動作波形ｃは加熱開始リレー動作波形、ｄはヒ
ーター動作波形、t1はオーブンクリーニングサイ
クル、t2はマイクロ波調理サイクルを示してい
る。
ベクシヨンダクト３及び排気ダクト４を設け、側
面側にブロアフアン５を備えた電子レンジであ
る。６はブロアフアン５を駆動するブロアモータ
ー、７は上記コンベクシヨンダクト３に内設され
てなるコンベクシヨンフアン、８はこのコンベク
シヨンフアン７の周囲に配設されてなるコンベク
シヨンヒータである。９は上記排気ダクト４の壁
面に取付けられてなるガスセンサーであり、オー
ブン庫内２にて加熱される食品（図示せず）から
発生する煙や蒸気等の気体成分を検出して加熱時
間等を自動的に制御することができる。１０は上
記コンベクシヨンフアン７を駆動するコンベクシ
ヨンモーター、１１はドアスイツチ、１２は加熱
開始リレー１３、コンベクシヨンヒーターリレー
１４、ブロアモーターリレー１５及びコンベクシ
ヨンモーターリレー１６等のリレーを含む制御回
路、１３′，１４′，１５′及び１６′はそれぞれ加
熱開始リレー接点、コンベクシヨンヒーターリレ
ー接点、ブロアモーターリレー接点及びコンベク
シヨンモーターリレーである。１７は高圧トラン
ス、１８はマグネトロンである。また、ａはブロ
アモーター動作波形、ｂはコンベクシヨンモータ
ー動作波形ｃは加熱開始リレー動作波形、ｄはヒ
ーター動作波形、t1はオーブンクリーニングサイ
クル、t2はマイクロ波調理サイクルを示してい
る。
次に上記構成からなる本考案の実施例について
その動作を説明する。
その動作を説明する。
まず、食品（図示せず）をオーブン庫内２に入
れてドア（図示せず）を閉成して加熱開始スイツ
チをONするとドアスイツチ１１が閉成し、ブロ
アモーターリレー接点１５′及びコンベクシヨン
モーターリレー接点１６′がONしてブロアモー
ター６及びコンベクシヨンモーター１０に通電さ
れることによりブロアフアン５及びコンベクシヨ
ンフアン７が回転し、オーブン庫内２に残留して
いたガスは矢符Ｐで示されるように排気ダクト４
を通つて外部に排出されるとともにコンベクシヨ
ンダクト３内に残留していたガスも矢符Ｑで示さ
れるように排気ダクト４を通つて外部に排出され
る。この排出時間t1はオーブンクリーニングサイ
クルとして普通十数秒程度予め設定されている。
そしてクリーニングサイクルt1が終了するとはじ
めて加熱開始リレー１３に通電されて加熱開始リ
レー接点１３′がONとなり高圧トランス１７及
びマグネトロン１８に通電が開始されマイクロ波
によるマイクロ波加熱調理が実行される。その
後、調理メニユーに応じた加熱シーケンスに従つ
てマイクロ波加熱、コンベクシヨン加熱あるいは
ヒーター加熱とマイクロ波加熱との組合せ加熱が
行なわれ所定の調理を完了する。この場合、上記
ガスセンサー９によつてマイクロ波加熱時間の設
定あるいはヒーター加熱やコンベクシヨン加熱の
時間又は加熱強度の設定を行なつているが、オー
ブンクリーニングサイクルt1においてブロアフア
ン５とコンベクシヨンフアン７が同時に回転する
ことによりオーブン庫内２及びコンベクシヨンダ
クト３内の残留ガスを十分にオーブン庫外に排出
することができるためガスセンサー９に対しては
加熱食品から発生したガスのみ供給できるように
なり検出精度が向上する。
れてドア（図示せず）を閉成して加熱開始スイツ
チをONするとドアスイツチ１１が閉成し、ブロ
アモーターリレー接点１５′及びコンベクシヨン
モーターリレー接点１６′がONしてブロアモー
ター６及びコンベクシヨンモーター１０に通電さ
れることによりブロアフアン５及びコンベクシヨ
ンフアン７が回転し、オーブン庫内２に残留して
いたガスは矢符Ｐで示されるように排気ダクト４
を通つて外部に排出されるとともにコンベクシヨ
ンダクト３内に残留していたガスも矢符Ｑで示さ
れるように排気ダクト４を通つて外部に排出され
る。この排出時間t1はオーブンクリーニングサイ
クルとして普通十数秒程度予め設定されている。
そしてクリーニングサイクルt1が終了するとはじ
めて加熱開始リレー１３に通電されて加熱開始リ
レー接点１３′がONとなり高圧トランス１７及
びマグネトロン１８に通電が開始されマイクロ波
によるマイクロ波加熱調理が実行される。その
後、調理メニユーに応じた加熱シーケンスに従つ
てマイクロ波加熱、コンベクシヨン加熱あるいは
ヒーター加熱とマイクロ波加熱との組合せ加熱が
行なわれ所定の調理を完了する。この場合、上記
ガスセンサー９によつてマイクロ波加熱時間の設
定あるいはヒーター加熱やコンベクシヨン加熱の
時間又は加熱強度の設定を行なつているが、オー
ブンクリーニングサイクルt1においてブロアフア
ン５とコンベクシヨンフアン７が同時に回転する
ことによりオーブン庫内２及びコンベクシヨンダ
クト３内の残留ガスを十分にオーブン庫外に排出
することができるためガスセンサー９に対しては
加熱食品から発生したガスのみ供給できるように
なり検出精度が向上する。
以上に説明したように、本考案は、オーブン庫
内の残留ガスを庫外に排出するオーブンクリーニ
ングサイクル時にブロアフアンとともにコンベク
シヨンフアンを同時に動作させたから、コンベク
シヨンフアン及びコンベクシヨンヒーターを内設
してなるヒーターダクト内に残留している排気ガ
スを完全にオーブン庫外に排出することができる
ため、クリーニングサイクル完了後の加熱調理に
おいてより正確に食品のガス濃度を検知すること
ができる実用価値の高いものである。
内の残留ガスを庫外に排出するオーブンクリーニ
ングサイクル時にブロアフアンとともにコンベク
シヨンフアンを同時に動作させたから、コンベク
シヨンフアン及びコンベクシヨンヒーターを内設
してなるヒーターダクト内に残留している排気ガ
スを完全にオーブン庫外に排出することができる
ため、クリーニングサイクル完了後の加熱調理に
おいてより正確に食品のガス濃度を検知すること
ができる実用価値の高いものである。
第１図は、本考案の実施例を示す電子レンジの
概略断面図、第２図は、本考案実施例の電子レン
ジの電気回路図、第３図は、要部タイムチヤート
である。 １……電子レンジ、２……オーブン庫内、３…
…コンベクシヨンダクト、４……排気ダクト、５
……ブロアフアン、７……コンベクシヨンフア
ン、８……コンベクシヨンヒーター、９……ガス
センサー、t1……オーブンクリーニングサイク
ル、t2……マイクロ波調理サイクル。
概略断面図、第２図は、本考案実施例の電子レン
ジの電気回路図、第３図は、要部タイムチヤート
である。 １……電子レンジ、２……オーブン庫内、３…
…コンベクシヨンダクト、４……排気ダクト、５
……ブロアフアン、７……コンベクシヨンフア
ン、８……コンベクシヨンヒーター、９……ガス
センサー、t1……オーブンクリーニングサイク
ル、t2……マイクロ波調理サイクル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 コンベクシヨン加熱ヒーターとコンベクシヨン
フアンとをヒーターダクトに内設し、食品から発
生する種々の気体成分を検知するガスセンサーに
よつて食品の加熱状態並びに仕上り状態を検出す
るコンベクシヨン加熱機能を有する電子レンジに
おいて、 ブロアフアンを動作させることによつてオーブ
ン庫内の残留ガスを排気ダクトを通して庫外に排
出するオーブンクリーニングサイクルを加熱調理
開始前に設け、該オーブンクリーニングサイクル
時にブロアフアンとともにコンベクシヨンフアン
を同時に動作させてコンベクシヨンダクト内の残
留ガスをも庫外に排出させたことを特徴とする電
子レンジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2191282U JPS58124701U (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 電子レンジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2191282U JPS58124701U (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 電子レンジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58124701U JPS58124701U (ja) | 1983-08-25 |
| JPH0221692Y2 true JPH0221692Y2 (ja) | 1990-06-12 |
Family
ID=30034019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2191282U Granted JPS58124701U (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 電子レンジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58124701U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2538650B2 (ja) * | 1988-08-26 | 1996-09-25 | 株式会社東芝 | 調理器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5848483Y2 (ja) * | 1978-06-13 | 1983-11-05 | リンナイ株式会社 | 調理器 |
-
1982
- 1982-02-17 JP JP2191282U patent/JPS58124701U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58124701U (ja) | 1983-08-25 |
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