JPH0221308Y2 - - Google Patents

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JPH0221308Y2
JPH0221308Y2 JP9447486U JP9447486U JPH0221308Y2 JP H0221308 Y2 JPH0221308 Y2 JP H0221308Y2 JP 9447486 U JP9447486 U JP 9447486U JP 9447486 U JP9447486 U JP 9447486U JP H0221308 Y2 JPH0221308 Y2 JP H0221308Y2
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turn signal
relay
corner
transistor
lamp
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コーナランプ制御装置に関し、特
に、コーナランプとターンシグナルランプとの連
動を図る回路の改良に係り、例えば、自動車等の
車両に搭載されるコーナランプの制御装置に利用
して有効なものに関する。
〔従来の技術〕
車両の右折または左折の際に点滅されるターン
シグナルランプに連動して、その旋回方向側を照
明するコーナランプを車両に設置し、夜間走行に
おける車両側面方向の視界を確保し、安全走行性
の向上を図つた車両がある。
コーナランプの点灯制御に関するものとして、
例えば、実開昭53−25046号公報および特開昭59
−213535号公報に記載された技術がある。前者
は、ターンシグナルスイツチの操作に連動してリ
レーを作動させ、該リレー接点に接続されたコー
ナランプを点灯する構成がとられている。また、
後者は、左、右のターンシグナルランプの印加電
圧を一対のトランジスタのコレクタとベースへク
ロスさせて印加し、これらトランジスタの作動に
対応してリレーを作動させ、その接点に接続され
たコーナランプを点灯する構成がとられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のコーナランプ制御装置においては、ハザ
ード状態にあつて左右のターンシグナルランプが
同時点滅する時には、コーナランプの消灯が望ま
しいにもかかわらず、左右のコーナランプが同時
点灯する不具合がある(実開昭53−25046号)。
また、ハザード状態におけるコーナランプの消
灯が可能な構成であつても、トランジスタ等の部
品点数が増すとともに、プラグ等による接続箇所
数が増加する(特開昭59−213535号)。
本考案の目的は、構成の簡略化および外部結線
数の減少を図りながらコーナランプの両方の同時
点灯を防止することができるコーナランプ制御装
置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案にかかるコーナランプ制御装置は、左右
のコーナランプのそれぞれへの電力供給を制御す
る一対のリレーと、両リレーをそれぞれ制御する
一対のトランジスタとを設け、両トランジスタの
それぞれは、そのトランジスタが制御すべきリレ
ーおよび制御と反対方向のターンシグナルランプ
の電源側にそれぞれ直列に接続されているととも
に、そのトランジスタの入力端子が制御と同方向
のターンシグナルランプに接続されていることを
特徴とする。
〔作用〕
前記した手段によれば、一方のターンシグナル
ランプが点灯した時、このランプに接続されてい
るトランジスタの制御端子がバイアスされるた
め、このトランジスタの電路がONされる。した
がつて、このトランジスタに制御されるリレーの
みがONされ、このリレーに制御されるコーナラ
ンプのみが点灯されることになる。
ハザード状態等のように左右両方のターンシグ
ナルランプが点灯した時、両方の制御端子が共に
バイアスされる。しかし、いずれのトランジスタ
もその電路の両端に電源電圧がそれぞれ印加され
ているため、ONしない。例えば、左用のトラン
ジスタの電路は一端が左用のリレーに、他端が右
用のターンシグナルランプにそれぞれ接続されて
いるため、右用のターンシグナルランプが消灯し
ている場合には、トランジスタの電路の両端に電
位差があるため、制御端子がバイアスされると、
この左用のトランジスタはONする。しかし、ハ
ザード状態等のように両方のターンシグナルラン
プが点灯した場合には、左用トランジスタの一端
が接続された右用のターンシグナルランプが電源
電圧になるため、左用のトランジスタONしな
い。これは右用のトランジスタでも同じである。
両方のトランジスタがONしないため、リレーは
ONせず、左右のコーナランプ10はいずれも
ONしないことになる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例であるコーナランプ
制御装置を示す回路図、第2図はその作用を説明
するためのタイムチヤート図である。
バツテリー1にはヒユーズ2を介してイグニツ
シヨンスイツチ3およびヘツドライトスイツチ4
が接続されている。イグニツシヨンスイツチ3は
点火系およびスタータに電源供給を行うととも
に、ターンシグナルランプ6(左側)および7
(右側)を点滅させるためのフラツシヤリレー5
に接続されている。フラツシヤリレー5とターン
シグナルランプ6および7の間には、ターンシグ
ナルスイツチ8およびハザードスイツチ9が設け
られている。ターンシグナルスイツチ8は、フラ
ツシヤリレー5をターンシグナルランプ6または
7のいずれか一方に接続する機能を有し、ハザー
ドスイツチ9は駐停車時あるいは非常時等にター
ンシグナルランプ6および7を同時点灯させる機
能を有している。
ヘツドライトスイツチ4の出力電圧およびター
ンシグナルランプ6,7の印加電圧は制御装置2
0に供給され、制御装置20はコーナランプ10
および11の点、消灯を制御する。なお、ヘツド
ライトスイツチ4にはヘツドランプ12が接続さ
れている。
制御装置20は、ヘツドライトスイツチ4に接
続されるリレー21,22と、これらリレーのそ
れぞれに接続されているダイオード23,24
と、ターンシグナルランプ6に互いに逆極性にな
るように接続されているダイオード25,26
と、ターンシグナルランプ7に互いに逆極性にな
るように接続されているダイオード27,28
と、ダイオード23にコレクタが接続されるとと
もに、ダイオード27にエミツタが接続されてい
るNPN型のトランジスタ29と、ダイオード2
4にコレクタが接続されているととともに、ダイ
オード26にエミツタが接続されているNPN型
のトランジスタ30と、ダイオード25とトラン
ジスタ29のエミツタ間に挿入されるコンデンサ
31に抵抗32を並列接続して構成されている第
1の充放電回路と、ダイオード28とトランジス
タ30のエミツタ間に挿入されているコンデンサ
33に抵抗34を並列接続して構成されている第
2の充放電回路と、第1の充放電回路の電圧供給
側とトランジスタ29のベース間に挿入されてい
る限流用の抵抗35と、第2の充放電回路の電圧
供給側とトランジスタ30のベース間に挿入され
ている限流用の抵抗36と、スイツチ4とコーナ
ランプ10および11のそれぞれとの間に接続さ
れているリレー接点37(リレー21に含む)お
よび38(リレー22に含む)とを備えている。
制御装置20は、ヘツドライトスイツチ4がオ
ン状態にあるときにのみ電源が供給され、トラン
ジスタ29および30がオフの場合、リレー21
および22は非励磁であり、リレー接点37およ
び38はオフにされ、コーナランプ10および1
1には通電されない。
次に、以上の構成にかかるコーナランプ制御装
置の作用について第2図のタイムチヤートを参照
し、ターンシグナルスイツチの操作内容およびハ
ザード状態に応じて説明する。
(1) ターンシグナルスイツチ8が右側、すなわち
右折用のターンシグナルランプ7が選択された
場合。
イグニツシヨンスイツチ3およびヘツドライト
スイツチ4をオンにすることによつて、ヘツドラ
ンプ12が点灯するととともに、フラツシヤリレ
ー5が作動可能な状態にされる。ここでターンシ
グナルスイツチ8が右側に操作されると、ターン
シグナルランプ7に通電される(ターンシグナル
ランプ6には通電されない。)と同時にフラツシ
ヤリレー5が作動を開始し、ターンシグナルラン
プ7を例えば85回/分、デユーテイ50%によつて
点滅させる。ターンシグナルランプ7に通電され
る毎にバツテリー1の電圧(+12v)が、第2図
aのようにランプ7の電源側に印加される。
この断続電圧はダイオード28、抵抗36を介
してトランジスタ30のベースに印加されてトラ
ンジスタ30がオンになるとともに、コンデンサ
33が充電される。トランジスタ30がオンにな
ると同時にリレー22が励磁され、リレー接点3
8が閉じ、コーナランプ11が点灯する。フラツ
シヤリレー5のオフ期間ではターンシグナルラン
プ7が消灯し、ダイオード28には電圧が出力さ
れていないが、コンデンサ33に充電された電圧
によつてトランジスタ30がオンにされる。した
がつて、フラツシヤリレー5の断続作動によら
ず、トランジスタ30のオン状態が継続され、コ
ーナランプ11は連続点灯する。トランジスタ3
0がオン状態にあるとき、そのエミツタ電流はダ
イオード26を介してターンシグナルランプ6を
流れるが、この場合のエミツタ電流はリレー22
を励磁するだけの小電流であるため、ターンシグ
ナルランプ6を点灯するには至らない。
ターンシグナルスイツチ8が中立位置に戻され
ると、トランジスタ30のベースおよびコンデン
サ33への電圧印加が停止され、コンデンサ33
の充電電荷は抵抗34を介して放電する。コンデ
ンサ33の端子電圧が作動電圧以下になつた時点
でトランジスタ30はオフになるとともに、リレ
ー22が非励磁にされることによつてリレー接点
38がオフになり、コーナランプ11が消灯す
る。
(2) ターンシグナルスイツチ8が左側、すなわち
左折用のターンシグナルランプ6が選択された
場合。
スイツチ3および4をオンにした状態でターン
シグナルスイツチ8を左側に操作すると、ターン
シグナルランプ6のみが点滅する。このターンシ
グナルランプ6に印加されたバツテリー電圧
(12V)は、ダイオード25を介してトランジス
タ29のベースに印加されるとともに、コンデン
サ31を充電する。これによつてトランジスタ2
9が導通し、リレー21を励磁するとともに、エ
ミツタ電流がダイオード27を介してターンシグ
ナルランプ7に流れる。リレー21が励磁される
ことによつてリレー接点37がオンになり、コー
ナランプ10を点灯させる。この点灯は、ターン
シグナルスイツチ8が中立位置に戻され、或いは
右側に切換られるまで接続される。
(3) ハザードスイツチ9がオンの場合 スイツチ3および4がオンの状態においてハザ
ードスイツチ9がオンにされると、ターンシグナ
ルスイツチ8の操作位置に関係なく、フラツシヤ
リレー5を介してターンシグナルランプ6および
7が同時に点滅する。ターンシグナルランプ6お
よび7に対する供給電圧は、ダイオード25およ
び28のそれぞれを介してトランジスタ29およ
び30のそれぞれのベースに印加される。しか
し、トランジスタ29および30のそれぞれのエ
ミツタに接続されたダイオード27および26の
カソード側電位は、バツテリー電圧を同電位(す
なわちトランジスタ29,30のコレクタ電圧と
同一)であるため、ベースに電圧が与えられたに
も拘わらず、トランジスタ29および30はオン
作動することができない。このとき、ダイオード
25のカソードとダイオード27のアノードとの
間、およびダイオード28のカソードとダイオー
ド26のアノードとの間のそれぞれには、電位差
が生じないため、コンデンサ31および33は共
に充電されることが無くベースバイアス電圧は形
成されない。
トランジスタ29および30が作動しないため
に、リレー21および22は共に励磁されず、リ
レー接点37および38がオフのままであるた
め、コーナランプ10および11は共に点灯する
ことがない。
〔考案の効果〕
(1) 回路の簡略化を図り、部品点数を減じること
ができるため、信頼性を向上させ、故障率の低
減およびコストダウンを図ることができる。
(2) 車両側の電気系との接続箇所数を低減するこ
とができる(例えば、本考案の実施例が5箇所
であるのに対し、特開昭59−213535号公報記載
のものは6箇所)とともに、アースラインへの
接続を必要としないため、配線処理が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるコーナランプ
制御装置を示す回路図、第2図はその作用を説明
するためのタイムチヤート図である。 1……バツテリー、3……イグニツシヨンスイ
ツチ、4……ヘツドライトスイツチ、5……フラ
ツシヤリレー、6,7……ターンシグナルラン
プ、8……ターンシグナルスイツチ、9……ハザ
ードスイツチ、10,11……コーナランプ、2
0……制御装置、21,22……リレー、23,
24,25,26,27,28……ダイオード、
29,30……トランジスタ、31,33……コ
ンデンサ、32,34,35,36……抵抗、3
7,38……リレー接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ターンシグナルランプの点滅に連動させて、自
    動車等の車両の前方両側面に設けられた左、右方
    向照明用の一対のコーナランプを点滅させるコー
    ナランプ制御装置において、前記両コーナランプ
    のそれぞれへの電力供給を制御する一対のリレー
    と、両リレーをそれぞれ制御する一対のトランジ
    スタとを備えており、両トランジスタのそれぞれ
    は、そのトランジスタが制御すべきリレーおよび
    制御と反対方向のターンシグナルランプの電源側
    にそれぞれ直列に接続されているとともに、その
    トランジスタの入力端子が制御と同方向のターン
    シグナルランプに接続されていることを特徴とす
    るコーナランプ制御装置。
JP9447486U 1986-06-20 1986-06-20 Expired JPH0221308Y2 (ja)

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JP9447486U JPH0221308Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9447486U JPH0221308Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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Publication Number Publication Date
JPS6342U JPS6342U (ja) 1988-01-05
JPH0221308Y2 true JPH0221308Y2 (ja) 1990-06-08

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ID=30957974

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