JPH07108637B2 - 車両用点灯制御装置 - Google Patents

車両用点灯制御装置

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JPH07108637B2
JPH07108637B2 JP61182382A JP18238286A JPH07108637B2 JP H07108637 B2 JPH07108637 B2 JP H07108637B2 JP 61182382 A JP61182382 A JP 61182382A JP 18238286 A JP18238286 A JP 18238286A JP H07108637 B2 JPH07108637 B2 JP H07108637B2
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祥太郎 河村
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両のヘッドランプを夜間の100%点灯に比
べ、照度の低下した状態で減光点灯し、薄暮時における
車両の存在感を高め、交通安全に寄与することのできる
減光点灯機能を持った車両用点灯制御装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、オートバイ等では昼間ないしは薄暮時においてヘ
ッドランプを点灯させて走行しており、車両の存在感を
高め追突や衝突を防止するのに役立っている。そして、
自動車においてもヘッドランプを減光点灯させる考え方
があるが、従来の車両用点灯制御回路の構成を極力変え
ないで、ヘッドランプのローフィラメントに制限された
電流を供給し、減光点灯することが望まれる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
すなわち、本発明は既存の車両の点灯制御回路の構成を
極力変えないで、これら既存の回路に配線を追加するこ
とにより、減光点灯用回路を付加し、電流制限のために
抵抗器を使用し、もって簡単な回路構成で大幅な回路変
更を要することなく減光点灯機能を持った車両用点灯制
御装置を構成することを目的とする。
〔発明の構成〕
このために本発明は、既存の点灯制御回路に次の構成を
付加したものである。まず、両ヘッドランプのローフィ
ラメントの一端に抵抗器の一端を接続し、この抵抗器の
他端に減光点灯用回路を接続している。そして、この減
光点灯用回路は少なくとも第1ないし第4スイッチ手段
を内部に有するものである。そして第1スイッチ手段
は、イグニッシュンスイッチの投入を検出して導通す
る。また第2スイッチ手段はテールスイッチの投入と前
記第1スイッチ手段の導通を検出して導通し、ヘッドラ
ンプと車載電源とを接続する役目を果たす。次に、第3
スイッチ手段は第1スイッチ手段の導通を検出して抵抗
器に電流を流し、ヘッドランプを減光点灯させる。ま
た、第4スイッチ手段はライティングスイッチの手動操
作を検出して、自身が遮断動作を行なうことにより、前
記第3スイッチ手段の導通を解除し、減光点灯用回路の
減光点灯動作よりもライティングスイッチの手動操作を
優先させる。
〔作用効果〕
以上のように本発明は構成されるので、減光点灯用回路
を既存の回路に接続し、かつこの回路を既存のイグニッ
ションスイッチ、テールスイッチ、ヘッドランプ、ライ
ティングスイッチとに接続し、かつ抵抗器をヘッドラン
プに接続することにより簡単に既存の回転を減光機能を
もった回路とすることができる。また、第4スイッチ手
段の作動により、ライティングスイッチが手動で操作さ
れた場合、直ちに減光点灯を解除するので車両がトンネ
ル等にいった場合に直ちに100%照度の点灯が行われる
という効果がある。また、減光点灯用回路として第1ス
イッチ手段ないし第4スイッチ手段が一体にまとめられ
ているので故障時にはこの減光点灯用回路をそのまま取
り替えればよくメンテランスも容易である。また、抵抗
器を使用した電流制限と、この一体の減光点灯用回路の
組合せにより簡単にかつ安価に回路を構成できるという
効果がある。
〔実施例〕
以下本発明装置を図面に基づいて説明する。第1実施例
を示す第1図において、1ないし3はそれぞれ常開接点
1a,2a,3aを有するそれぞれリレーである。
次に4及び5は常閉接点4a,5aを有する常閉接点リレー
である。
6及び7は同一抵抗値の抵抗器でヘッドランプ8,9のロ
ーフィラメント側にそれぞれ接続されている。なお、以
下ローフィラメント側をL側といい、Hiフィラメント側
をH側と称する。
第1図の一点鎖線で囲った部分は、本装置において使用
されるディムディップリレー回路10であり、前述のリレ
ー1ないし3及びリレー4と5とを主構成部分とするも
のである。
そして、このディムディップリレー回路10には端子11な
いし19が設けられている。そして常閉接点リレー5のコ
イルは端子11と端子13との間に接続されており、端子11
からリレー5のコイル、ダイオード20、リレー4の常閉
接点4aを経由して端子13に電流が流れるようになってい
る。
リレー3が付勢され、接点3aが閉じると抵抗器6,7から
端子12、接点3a、端子13という経路で電流が流れる。端
子11と端子13との間にはほぼ抵抗器6の両端電圧効果に
等しい電圧が印加される。そして、この抵抗器6の両端
電圧が端子11と端子13とに加わった時にでもコイル5が
付勢され常閉接点5aが開くように常閉接点リレー5は比
較的低電圧で作動するリレーとなっている。
ダイオード20はダイオード21と共に、逆流防止用のダイ
オードを構成している。
25はバッテリ、26はイグニッションスイッチ、27はテー
ルスイッチ、28,29はそれぞれヒューズである。
30はライティングスイッチであり、ヒューズ31,32を介
してヘッドランプ8及び9に接続されている。ヘッドラ
ンプ8,9の中にはロー側フィラメントとハイ側フィラメ
ントがあり、右側のLと記入された部分がロー側フィラ
メントである。35はインジケータランプ、36はディマス
イッチであり、ライティングスイッチ30と機械的に連動
する構成となっている。
そして、ライティングスイッチ30を操作し、かつディマ
スイッチ36をHi側及びL側のいずれかに挿入することに
より、ヘッドランプ8及び9が点灯するようになってい
る。例えば、ライティングスイッチ30をオンし、ディマ
スイッチが左側のHi側に投入されている場合には、ヘッ
ドランプ8及び9のH側のフィラメントすなわち左側の
フィラメントが点灯する。そしてこの時は、インジケー
タランプ35も点灯し、遠目側にライティングスイッチが
操作されていることを表示する。
また、テールスイッチ27を投入した場合には、図示を省
略したテールランプ即ち車両後方の後尾灯が点灯するよ
うになっている。
上記構成において、第1実施例の作動について説明す
る。この第1図の回路では、既設の自動車用点灯制御回
路をほとんど変更せずにディムディップリレー回路10と
抵抗器6及び7を追加することで、ヘッドランプを減光
点灯させることが可能となっている。以下これについて
説明する。
第1図の回路の作動状態を表に表したものが第2図の図
表である。この図表では左側からイグニッションスイッ
チ26のオン、オフ操作状態、テールスイッチ27のオン、
オフ状態、ディマスイッチ36のロー側及びハイ側への投
入状態を記入し、各ランプの操作状態に応じてヘッドラ
ンプの減光点灯がなされた場合をディムディップオンと
表示し、それ以外をディムディップオフと表示したもの
である。
すなわち、第2図の表からは、イグニッションスイッチ
26をオンし、テールスイッチ27をオンし、かつディマス
イッチ36をロー側及びハイ側のいずれにも投入していな
い中立状態とすることにより、ディムディップオンとな
り、ヘッドランプ8及び9のロー側フィラメントに抵抗
器6及び7を介する電流が流れることが判明する。これ
を更に詳しく説明すると、イグニッションスイッチ26が
オンすることにより、端子17にバッテリ25のプラス電圧
が加えられ、端子17からリレー1のコイルを介し、端子
13に電流が流れる。従ってリレー1が付勢され接点1aが
閉成する。この時、テールスイッチ27もオンしているか
ら、端子16にもバッテリ25のプラス電圧が加えられてお
り、端子16から接点1aを介してリレー2のコイルと端子
13とを介しても電流が流れ、リレー2が付勢され接点2a
が閉じる。また、端子16から接点1aを経由し、さらにリ
レー3のコイルとダイオード21と常閉接点4aとを介して
端子13に電流が流れ、常開接点リレー3が作動し接点3a
が閉じる。よって、端子12と端子13との間が導通し、こ
の時、リレー2の常開接点2aが閉じられているので、バ
ッテリ25の電圧は端子14から接点2a、端子18を介してヒ
ューズ31,32の一端に加えられる。よって、このヒュー
ズ31,32からランプ8及び9のローフィラメントを介
し、抵抗器6及び7に電流が流れ、ヘッドランプのロー
フィラメントがそれぞれ減光点灯することになる。すな
わち、ライティングスイッチ30が閉じられていなくて
も、接点2aを介して減光点灯する。上述の状態において
は、接点2aが閉じているが、端子19がアースされていな
いので、つまり、ディマスイッチ36が中立位置であるの
で、常閉接点リレー4は消勢されたままの状態を保つ。
また、抵抗器6及び7に電流が流れることにより、抵抗
器6及び7の両端に電圧降下が生じる。この電圧は抵抗
器6及び7のヘッドランプ側と端子13との間に加えられ
る。すなわち、端子11及び13との間にはヘッドランプが
減光点灯されている間じゅう抵抗器6及び7の両端電圧
が印加される。これによって、端子11及び端子15から電
流がリレー5のコイル、ダイオード20、常閉接点4a、端
子13を経由して流れ、常閉接点リレー5が付勢され、常
閉接点5aが開く。しかし、開いた後も端子11と端子13間
の比較的小さな電圧によって常閉接点リレー5は付勢状
態を保持し、常閉接点5aは図示とは反対の状態、すなわ
ち開いた状態を保ち続ける。
上記回路においては、抵抗器6及び7が設けられ、しか
もリレー接点5aが設けられているので、たとえ抵抗器6
が、電流が流れている最中に断線したとしても、この場
合は抵抗器6の両端電圧降下すなわち端子11と端子13間
の無圧が無くなるので、リレー5が消勢され接点5aが図
示のように閉じて、ヘッドランプ8側のローフィラメン
トの電流が端子11から接点5aを介して、端子15へ流れ、
さらに抵抗器7を介して端子13側へと流れる。従って、
ヘッドランプ8と9とが抵抗6と7とを使用して減光点
灯している最中に、抵抗器6に断線故障が発生した場合
にも引続きヘッドランプ8のローフィラメントの電流が
接点5aを介して抵抗器7側を流れ、これにより減光点灯
を継続することが可能となる。一方、抵抗器7に電流が
流れている時に、抵抗器7が断線故障した場合には、ヘ
ッドランプ9のロー側フィラメントから端子15、接点5
a、端子11、抵抗器6、端子12、接点3a、端子13と経由
して電流が流れ、この場合は抵抗器6のみによる電流抑
制によって、ヘッドランプ8及び9のロー側フィラメン
トが減光点灯することになる。
すなわち、第1図のディムディップリレー回路10はイグ
ニッションスイッチ26の投入状態を検出するリレー1と
テールスイッチ727の導入状態を検出するリレー2とを
有する。このリレー2の常開接点2aを介して、ヘッドラ
ンプのローフィラメントに電流が流れるように構成する
ものである。また、リレー3はテールスイッチの投入状
態を検出するリレー1が投入され、かつリレー4が作動
していないことを確認したうえで閉成する接点3aを用
い、この接点3aを介して各ローフィラメントの電流が流
れるようになっている。そして、リレー4は端子18に電
圧が印加された場合、すなわちライティングスイッチ30
が投入された場合に作動して、接点4aを開放し、ディム
ディップ作動をキャンセルし、ライティングスイッチ30
による制御を優先させるようにしている。
また、リレー5は抵抗器6及び7の両端電圧効果を検出
することによって、接点5aを開離状態に保持し、正常時
はヘッドランプ8及び9のそれぞれのローフィラメント
がそれぞれ抵抗器6と抵抗器7とに別々の回路で構成さ
れるようにしているが、抵抗器6及び抵抗器7が断線す
ると断線していない方の抵抗器にランプのローフィラメ
ントとを切り換える働きをしている。
次に第3図によって第3実施例を説明する。第3図に示
した第2実施例は、1つの抵抗器67のみを使用するもの
であり、抵抗器が断線故障を起こした場合に両方のヘッ
ドランプ8及び9共に減光点灯作動、すなわちディムデ
ィップ作動をしないという欠点があるが、システム構成
が簡単であるという特徴を有している。第3図におい
て、イグニッションスイッチ26が投入されると、端子17
を介してリレー1のコイルが付勢され、接点1aがオンす
る。従って、リレー3のコイルが接点1aを介して端子16
と接続される。次に、テールスイッチ27が投入される
と、端子16にバッテリ25のプラス電圧が印加されて、リ
レー3のコイルが付勢され接点3aが投入される。また、
テールスイッチ27が投入され端子16に電圧が印加される
ことによって、接点1aを介してリレー2のコイルが付勢
され、それによって、接点2aが投入される。すなわち、
イグニッションスイッチとテールスイッチの両方を閉じ
た場合には、リレー接点1a,2a,3aがそれぞれ投入され
る。2aの投入によって端子14から接点2aを介して端子18
に電圧が印加され、これにより、ヘッドランプ8,9のロ
ーフィラメントLには抵抗67と端子12と接点3aと端子13
とを介する電流が流れる。すなわち、両ヘッドランプ8
及び9は抵抗67によって電流制限された状態で点灯す
る。また、ライティングスイッチがこのような減光点灯
中にオンした場合にライティングスイッチ30の接点が閉
じるとともにこれと連動するディマスイッチ36が中立状
態からロー側またはハイ側のいずれかに導入される。例
えば、ロー側に投入された場合には、各ヘッドランプ8
及び9のローフィラメントの電流はもはや抵抗器67を流
れず、ディマスイッチ36の右側の端子、すなわちロー側
の端子36aを介してアースされ、ローフィラメントは減
光点灯することなく、正常な点灯を行なう。すなわち、
ライティングスイッチないしディマスイッチの操作が優
先されるのである。また、ディムディップ作動中、すな
わち抵抗器67を介する電流によって、ヘッドランプのフ
ィラメントを減光点灯している状態において、ライティ
ングスイッチとディマスイッチが操作され、ディマスイ
ッチの接点がハイ側すなわち36b側に倒された場合に
は、端子19がアースされるため、オンしているライティ
ングスイッチ30から端子18、さらにリレー4のコイルを
介して端子19からアースへと電流が流れ、リレー4が付
勢され、接点4aが開放されてディムディップ作動がキャ
ンセルされる。すなわち、リレー3の不整が解除され、
接点3aが開放して抵抗器67を介する電流が流れなくな
り、ヘッドランプ8,9のハイ側フィラメント、すなわち
図中H側のフィラメントを介して、電流がディマスイッ
チの接点36bへと流れる。これにより、ディムディップ
作動よりもライティングスイッチの手動操作の方が優先
されることになる。
以上述べたように両実施例共に、ディムディップ作動中
にライティングスイッチが操作され、ヘッドランプのハ
イフィラメントによる100%点灯、またはローフィラメ
ントによる100%点灯が指示された時には、ディムディ
ップ作動を直ちにキャンセルし、ライティングスイッチ
による点灯に優先される。また、既存の回路にディムデ
ィップリレー回路10を接続し、かつ抵抗器を追加装着す
ることにより、従来の回路を変更してローフィラメント
による減光点灯を可能とすることができる。なお、上記
各実施例において、ヘッドランプは第4図に示すように
車両の前方に左右に分かれて設けられている。また、テ
ールランプは車両の後方に設けられ、第4図において3
0,31で示される。なお、第4図は車両を上から見た平面
図であり、32は車両前方の窓ガラス、33はエンジンフー
ド、34はトランクである。そして本発明に言う減光点灯
はヘッドランプ8,9を減光点灯することにより、車両周
辺の人々の注意を促すものである。
また、上記各実施例において、ライティングスイッチ並
びにディマスイッチと称したスイッチは既設のものであ
り、車両運転席のステアリング部分に設けられており、
回動すると、まず第3図のテールスイッチ27が投入さ
れ、さらに回動すると第3図のライティングスイッチ30
が投入される。また、このレバー状のスイッチを手前、
又は向こう側に押すことによりディマスイッチ36の操作
状態が切り替わるようになっている周知のものである。
また、イグニッションスイッチは通常キースイッチとし
て車両運転席内に設けられているものである。また、本
発明でいう減光点灯回路は上述の実施例においてはディ
ムディップリレー回路として説明している。
次に、第3図においてイグニッションスイッチ29の投入
を検出して導通する第1スイッチ手段をリレー1で構成
している。また、テールスイッチ27の投入と、リレー1
の導通を検出して導通し、ヘッドランプ8及び9と車載
電源となるバッテリ25とを接続する第2スイッチ手段を
リレー2で構成している。また、リレー1の導通を検出
して、抵抗器67に電流を流す第3スイッチ手段をリレー
3で構成している。さらにライティングスイッチ30の操
作を検出して遮断し、リレー3の導通を解除する第4ス
イッチ手段をリレー4で構成している。
また、第1図においては抵抗器は2つの抵抗器6及び7
から構成されており、減光点灯用リレー回路には第5ス
イッチ手段を構成するリレー5が設けられている。この
リレー5は抵抗器6の断線を抵抗器6の両端電圧がなく
なることにより検出して両抵抗器6及び7の一端、すな
わちヘッドランプ側同士を常閉接点5aによって接続す
る。これによって、いずれか一方の抵抗器が断線故障し
ても残された他方の抵抗器を介して減光点灯が可能とな
るようにしている。また、各スイッチ手段は通常のリレ
ー、すなわち電磁コイルとこの電磁コイルの電磁力によ
って駆動されるアーマチャコア、アーマチャスプリング
及び電機接点を持った機械的な構成を有するリレーによ
って構成されている。しかし、これらのスイッチ手段を
トランジスタ等の他のスイッチ素子で構成することも可
能である。
以上述べたように本発明においては、依存の車両用点灯
制御回路に少なくとも1つの抵抗器と減光点灯用リレー
回路を設け、この減光点灯用リレー回路には第1ないし
第4スイッチ手段を設けてイグニッションスイッチとテ
ールスイッチとが投入操作された時には、ライティング
スイッチの操作されていない状態においても抵抗器を介
する電流によってヘッドランプのローフィラメントが点
灯するようにしたから、ヘッドランプを若干暗い状態で
点灯させることができるため、昼間間を明るい状態でも
このような点灯状態を続けながら走行することにより、
車両周辺の人々の注目をひき交通安全に有益である。
また、このような減光点灯は、夜間の100%点灯よりも
小さな照度、すなわち10%程度の照度で行なうため、バ
ッテリと車載電源の電力を浪費することも少ない。ま
た、本発明の最大の特徴は既存の回路を変更せずして、
更に抵抗と減光点灯用リレー回路とを付加することによ
り、簡単に回路を作ることができる点にある。従って、
既存の車両を大幅変更することなく、減光点灯機能をも
った装置にすることができるという効果がある。
なお、実施態様にはそれぞれ次のような利点が存在す
る。まず、抵抗器を2つに分割し、第5スイッチ手段を
設けることにより万一1つの抵抗器で断線故障が発生
し、抵抗器に電流が流れ得なくなったような場合でも他
の抵抗器がこの抵抗器の代わりに減光点灯電流を流し、
照度が若干変化するものの引続き減光点灯を可能とする
ことができる。また、減光点灯用リレー回路を機械的な
リレーで構成することにより、さらに回路を簡単にする
ことができる。すなわち、トランジスタ等の素子で構成
するよりも機械的なリレー回路で減光点灯用リレー回路
を構成することにより、ノイズに強く作動の安定したリ
レー回路を構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の第1実施例を示す電気接続図、第
2図は前記1実施例の作動を示すチャート、第3図は本
発明装置の第2実施例を示す電気接続図、第4図は上記
各実施例を適用可能な一般的な自動車の平面図である。 1……第1スイッチ手段,2……第2スイッチ手段,3……
第3スイッチ手段,4……第4スイッチ手段,5……第5ス
イッチ手段,6,7,67……抵抗器,8,9……ヘッドランプ、1
0……減光点灯用回路,25……車載電源,26……イグニッ
ションスイッチ,27……テールスイッチ,30,36……ライ
ティングスイッチ並びにディマスイッチ,30,31……テー
ルランプ,L……ローフィラメント。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車載電源、 車両前方に設けられ、ローフィラメントとハイフィラメ
    ントとを持つ少なくとも2つのヘッドランプ、 該ヘッドランプの点灯状態を制御するライティングスイ
    ッチ並びにディマスイッチ 車両後方に設けられたテールランプ、 該テールランプを操作するために前記車両内部に設けら
    れたテールスイッチ 前記車両の運転を可能とするために操作されると共に前
    記車載電源に接続されたイグニッションスイッチを備え
    た車両用点灯制御装置において、 前記ヘッドランプのローフィラメントの一端に抵抗器の
    一端を接続し、前記抵抗器の他端に減光点灯用回路を接
    続し、 かつ該減光点灯用回路には前記イグニッションスイッチ
    の投入を検出して導通する第1スイッチ手段と、 前記テールスイッチの投入と前記第1スイッチ手段の導
    通を検出して導通し、前記ヘッドランプと前記車載電源
    とを接続する第2スイッチ手段と、 前記第1スイッチ手段の導通を検出して前記抵抗器に電
    流を流す第3スイッチ手段と、 前記ライティングスイッチの操作を検出して前記第3ス
    イッチ手段の導通を解除する第4スイッチ手段とを備え
    ることを特徴とする車両用点灯制御装置。
  2. 【請求項2】前記抵抗器は2つのヘッドランプの各ロー
    フィラメントに別々に接続された2つの抵抗器からな
    り、前記減光点灯用回路には第5スイッチ手段が設けら
    れ、該第5スイッチ手段は前記抵抗器のうち少なくとも
    1つの抵抗器の断線を検出して前記両抵抗器の一端同士
    を接続することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の車両用点灯制御装置。
  3. 【請求項3】前記第1スイッチ手段ないし第5スイッチ
    手段は、機械的なリレー接点から構成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の車
    両用点灯制御装置。
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