JPH02209627A - 摩擦伝動部の冷却用油供給構造 - Google Patents

摩擦伝動部の冷却用油供給構造

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JPH02209627A
JPH02209627A JP2848989A JP2848989A JPH02209627A JP H02209627 A JPH02209627 A JP H02209627A JP 2848989 A JP2848989 A JP 2848989A JP 2848989 A JP2848989 A JP 2848989A JP H02209627 A JPH02209627 A JP H02209627A
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JP
Japan
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oil
viscosity
cooling oil
oil supply
transmission part
Prior art date
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Pending
Application number
JP2848989A
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English (en)
Inventor
Takashi Suzuki
隆 鈴木
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、湿式多板式の摩擦伝動部に対して冷却用油を
強制供給するための給油路を形成してある摩擦伝動部の
冷却用油供給構造に関する。
〔従来の技術〕
従来における上記冷却用油供給構造では、冷却用油を前
記給油路を介して、常時、供給するよう構成してあった
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来構造では、例えば冷却用油の温度が低(なって
油の粘度が高くなると、前記摩擦伝動部が非伝動状態に
設定してある場合であっても油の粘性による連れ回り現
象が生じ、停止すべき作業装置が低速で駆動され、危険
である等の問題が生じていた。
本発明の目的は、上記不具合点を解消する点にある。
〔課題を解決するたやの手段〕
本発明の特徴は、冒頭に記載した摩擦伝動部の冷却用油
供給構造において、冷却用油の粘度又は冷却用油の湿度
を検出する検出手段を備えるとともに、前記検出手段が
、冷却用油の粘度が設定値よりも大となったこと又は冷
却用油の温度が設定値よりも低くなったことを検出する
と、その検出結果に基づい”C摩擦伝動部への冷却用油
の供給を停止する給油停止機構を備えてある点にあり、
その作用・効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、前記検出手段によって冷却用油の粘度が大きく
なったことを検出するか、又は、油の温度を検出して間
接的に粘度が大きくなったことを検出して、前記給油停
止機構が摩擦伝動部に対する粘度の大きな冷却用油の供
給を停止するので、摩擦伝動部に対しては、常に粘度の
低い油だけが供給されることになる。
〔発明の効果〕
従って、本発明によれば、摩擦伝動部に対して粘度の低
い油だけで冷却作用を為すことになり、連れ回りの生じ
るおそれが少なく安全性の向上が図れることとなった。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図に乗用型農用トラクタを示している。
この農用トラクタは、前後に夫々左右一対の車輪(l)
、(2)を備え、機体前部のボンネット(3)内にエン
ジン(4)を搭載するとともに、このエンジン(4)の
動ツノを後部のミッションケース(5)を介して各車輪
(l)、(2)に供給するよう構成し、機体の中央上部
に、操縦部(6)を配設してある。
前記操縦部(6)における右側下方には、左右の後車輪
(2)、(2)の駆動部に各別に備えた操向用制動装置
(7a)、 (7b)を、各別に操作可能な左右一対の
操向用ブレーキペダル(8a)、 (8b)を設けであ
る。第2図に示すように、各ブレーキペダル(8a)、
 (8b)は前部上方の横軸芯(p+)周りで踏込み回
動操作するよう構成するとともに、各ブレ−キペダル(
8a)、 (8b)と各制動装置(7a)。
(7b)とを操作ワイヤ(9a)、 (9b)を介して
連動連係させである。詳述すると、右側ブレーキペダル
(8a)の回動ボス(lO)から前方に向けて駆動アー
ム(l■)を一体的延設し、この駆動アーム(l1)の
揺動端と右側制動装置(7a)の操作アーム(l2a)
とを操作ワイヤ(9a)で連動連結してある。一方、左
側ブレーキペダル(8a)のペダルアーム(l3)の途
中位置と、機台(l6)上に横向きに配備して前後軸芯
(P2)周りで天秤揺動自在な連係アーム(l5)の一
端とをロッド(l6)を介して枢支連結するとともに、
連係アーム(l5)の他端と左側の制動装置(7b)の
操作アーム(l2a)とを操作ワイヤ(9b)で連動連
結してある。このように、機体右側に配備したブレーキ
ペダル(8b)と機体左側後方に位置する制動装置(7
b)とを円滑操作可能にワイヤ連係させである。
前記ミッションケース(5)の後上部には、機体後部に
着脱自在に連結される、例えばロークリ耕耘装置(図示
せず)を昇降駆動するためのリフトアーム(l7)を横
軸芯周りに揺動自在に取付けるとともに、このリフトア
ーム(l7)を駆動揺動させるための油圧シリンダ(l
8)を配備してある。又、ミッションケース(5)の後
部面から後方に向けて耕耘装置を駆動するための動力取
出し軸(l9)を突設し、この動力取出し軸(l9)に
対する動力系に断続操作可能な摩擦伝動部の一例である
湿式多板摩擦クラッチ(20)を介装してある。
そして、前記湿式多板摩擦クラッチ(20)に対して冷
却用油を強制供給するための給油路(l1)を形成して
ある。
詳述すると、第1図に示すように、エンジン(4)の動
力によって駆動され、ミッションケース(5)内の貯留
浦を吸引する一対の油圧ポンプ(21)、 (22)を
配備し、一方の油圧ポンプ(21)からの圧油は作業装
置昇降制御用バルブ(V+)を介して前記油圧シリンダ
(l8)に供給するよう構成するとともに、油圧シリン
ダ(l8)からの排油はミッションケース(5)内に排
出するよう構成してある。又、他方の油圧ポンプ(22
)からの圧油は、操縦部(6)におけるステアリングハ
ンドル(23)の回動操作の補助動力を与えるパワース
テアリング用油圧装置(24)に供給するよう構成する
とともに、このパワーステアリング用油圧装置(24)
からの戻り油を、前記給油路(l、)を介して、ミッシ
ョンケース(5)内に配設した前記多板摩擦クラッチ(
20)の摩擦作用部に強制供給して冷却させた後、ミッ
ションケース(5)内に戻すよう構成してある。
そして、冷却用油の粘度を検出する検出手段を備えると
ともに、この検出手段が、冷却用油の粘度が設定値より
も大となったことを検出すると、その検出結果に基づい
て前記多板摩擦クラッチ(20)への冷却用油の供給を
停止する給油停止機構としての制御バルブ(V2)を前
記給油路(l1)に介装してある。
詳述すると、前記油圧ポンプ(21)、 (22)の吸
入油路(l2)内にパイプ(25)を介して連通ずる気
密室(Q)を有するとともに、この気密室(Q)の−側
壁を形成する可動膜(26)を備えたダイヤフラム機構
(27)を設け、油の粘度が大になるに伴い前記吸入油
路(l2)内つまりは前記気密室(Q)内の負圧が大と
なって可動膜(26)が気密室(Q)側に変位するよう
構成して前記検出手段を構成してある。そして、前記可
動膜(26)と前記制御バルブ(V2)の摺動スプール
(28)とを連動連結してある。前記摺動スプール(2
8)は、バネ(29)によって給油路(l、)が連通ず
る操作位置(a)側に付勢してあり、油の粘性が低い場
合は、連通操作位置(a)にあるよう設定してある。そ
して、上記したように、油の粘度が設定値よりも大にな
ると、前記可動膜(26)が前記バネ(29)のバネ力
に抗して変位して摺動スプール(28)を給油停止位置
(b)に操作するよう構成してある。
このようにして、油の粘度が大きいときは前記摩擦クラ
ッチ(20)に対する冷却油の供給を停止して、油の粘
性に起因する連れ回りを未然に防止するよう考慮してあ
る。
〔別実施例〕
■ 前記吸入油路(l2)に、エンジン始動時の一定時
間のみ作用する絞り手段を設け、負圧検出精度を向上さ
せてもよい。
■ 第4図に示すように、冷却用油の温度を検出する油
温検出器(27a)と、油温と粘性との特性変化を考慮
して油温が設定値よりも低くなったことを検知すると、
前記制御バルブ(V2)を給油停止位置(b)に操作す
る制御器(27b)とから成る検出手段(27)により
前記検出手段を構成してもよい。
前記摩擦伝動部は、上記した動力取出し軸(l9)の多
板摩擦クラッチ(20)に限らず、他の摩擦式動力断続
機構を適用できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る摩擦伝動部の冷却用油供給構造の実
施例を示し、第1図は油圧回路図、第2図はブレーキ操
作構造を示す斜視図、第3図は農用トラクタの全体側面
図、第4図は別実施例の油圧回路図である。 (20)・・・・・・摩擦伝動部、(27)”・・・・
・検出手段、(l、)・・・・・・給油路、(V2)・
・・・・・給油停止機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 湿式多板式の摩擦伝動部(20)に対して冷却用油を強
    制供給するための給油路(l_1)を形成してある摩擦
    伝動部の冷却用油供給構造であって、冷却用油の粘度又
    は冷却用油の湿度を検出する検出手段(27)を備える
    とともに、前記検出手段(27)が、冷却用油の粘度が
    設定値よりも大となったこと又は冷却用油の温度が設定
    値よりも低くなったことを検出すると、その検出結果に
    基づいて摩擦伝動部(20)への冷却用油の供給を停止
    する給油停止機構(V_2)を備えてある摩擦伝動部の
    冷却用油供給構造。
JP2848989A 1989-02-07 1989-02-07 摩擦伝動部の冷却用油供給構造 Pending JPH02209627A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10306895A1 (de) * 2003-02-18 2004-09-02 Volkswagen Ag Verfahren zur Steuerung der Kühlmittelzufuhr einer Kupplung eines Kraftfahrzeuges
EP1550820A2 (de) * 2001-01-12 2005-07-06 ZF Sachs AG Kraftfahrzeug mit einem eine Mehrfach-Kupplungseinrichtung aufweisenden Antriebsstrang

Cited By (4)

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EP1550820A2 (de) * 2001-01-12 2005-07-06 ZF Sachs AG Kraftfahrzeug mit einem eine Mehrfach-Kupplungseinrichtung aufweisenden Antriebsstrang
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EP1550820B1 (de) * 2001-01-12 2007-10-31 ZF Sachs AG Kraftfahrzeug mit einem eine Mehrfach-Kupplungseinrichtung aufweisenden Antriebsstrang
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