JP2634939B2 - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JP2634939B2 JP2634939B2 JP24324690A JP24324690A JP2634939B2 JP 2634939 B2 JP2634939 B2 JP 2634939B2 JP 24324690 A JP24324690 A JP 24324690A JP 24324690 A JP24324690 A JP 24324690A JP 2634939 B2 JP2634939 B2 JP 2634939B2
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- Japan
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- color
- average value
- noise
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、カラー画像においてノイズを好適に除去す
ることのできる画像処理装置に関する。
ることのできる画像処理装置に関する。
［従来の技術］ 印刷、製版の分野において、連続階調画像をCCD等の
固体撮像素子を用いて電気信号に変換した後フイルム等
に再生する場合、前記固体撮像素子やフイルムの粒状等
の影響で再生画像上にノイズが混入する。このノイズを
低減させるため、例えば、特公昭63−36189号公報に開
示された技術では、各画素に対応する濃度情報を一旦記
録装置に記憶させた後、その記憶装置に記憶させた複数
の画素の濃度情報を用いて、それらの画素を濃度順に並
べた濃度分布を求め、その濃度分布の両端に位置する画
素の濃度を白レベルおよび黒レベルとし、その白レベル
位置から黒レベル位置方向に全画素数に対する所定比率
数の画素を計数し、計数した画素のうち最も黒レベルに
近い位置に存在する画素のレベルをスレッシュホールド
レベルとして設定するようにしている。
固体撮像素子を用いて電気信号に変換した後フイルム等
に再生する場合、前記固体撮像素子やフイルムの粒状等
の影響で再生画像上にノイズが混入する。このノイズを
低減させるため、例えば、特公昭63−36189号公報に開
示された技術では、各画素に対応する濃度情報を一旦記
録装置に記憶させた後、その記憶装置に記憶させた複数
の画素の濃度情報を用いて、それらの画素を濃度順に並
べた濃度分布を求め、その濃度分布の両端に位置する画
素の濃度を白レベルおよび黒レベルとし、その白レベル
位置から黒レベル位置方向に全画素数に対する所定比率
数の画素を計数し、計数した画素のうち最も黒レベルに
近い位置に存在する画素のレベルをスレッシュホールド
レベルとして設定するようにしている。
また、特開昭63−156475公報に開示された技術は、人
間の視覚が明るさに対して対数に近い特性（すなわち、
暗い所ほど明るさの変化に敏感な特性）を持っており、
画像中のハイライト部とシャドー部に同量のノイズが混
入した場合には、ハイライト部に比べてシャドー部では
るかにノイズが目だち階調の正確な再現が阻害されると
いう事実や、人間の視覚はシャドー部では低い空間的分
解能しか持ち得ないので、シャドー部において若干解像
度を低下させても人間の目には得られた画像の品位が低
下したようには見えないという事実に着目し、画像のシ
ャドー部でのみ、例えば、隣接画素の平均価を行う等し
てアンシャープな信号を作成して出力することにより、
１回の読み取りにより、人間の目にとって解像度を低下
させることなくノイズの低減を図るものである。さら
に、カラー画像処理におけるノイズ除去については、中
心画素の濃度とその近傍画素の濃度平均値の大小関係を
ルックアップテーブル（LUT）を参照して中心画素の濃
度を出力するか近傍画素の濃度平均値を出力するかを判
断する技術が知られている。
間の視覚が明るさに対して対数に近い特性（すなわち、
暗い所ほど明るさの変化に敏感な特性）を持っており、
画像中のハイライト部とシャドー部に同量のノイズが混
入した場合には、ハイライト部に比べてシャドー部では
るかにノイズが目だち階調の正確な再現が阻害されると
いう事実や、人間の視覚はシャドー部では低い空間的分
解能しか持ち得ないので、シャドー部において若干解像
度を低下させても人間の目には得られた画像の品位が低
下したようには見えないという事実に着目し、画像のシ
ャドー部でのみ、例えば、隣接画素の平均価を行う等し
てアンシャープな信号を作成して出力することにより、
１回の読み取りにより、人間の目にとって解像度を低下
させることなくノイズの低減を図るものである。さら
に、カラー画像処理におけるノイズ除去については、中
心画素の濃度とその近傍画素の濃度平均値の大小関係を
ルックアップテーブル（LUT）を参照して中心画素の濃
度を出力するか近傍画素の濃度平均値を出力するかを判
断する技術が知られている。
［発明が解決しようとする課題］ ところが、カラー信号の場合、フィルムの粒状、CCD
の光電変換特性等により、色によってノイズの大小が異
なるため、白黒信号でノイズ除去をしたのでは良好な結
果が得られないという問題が存在する。
の光電変換特性等により、色によってノイズの大小が異
なるため、白黒信号でノイズ除去をしたのでは良好な結
果が得られないという問題が存在する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので
あって、カラー信号（Ｙ（イエロー）、Ｍ（マゼン
タ）、Ｃ（シアン）またはＲ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ
（青））毎に変換のスレッシュホールドレベルを変えた
ルックアップテーブルを独立して設置することで最適な
ノイズ除去を行うことのできる画像処理装置を提供する
ことを目的とする。
あって、カラー信号（Ｙ（イエロー）、Ｍ（マゼン
タ）、Ｃ（シアン）またはＲ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ
（青））毎に変換のスレッシュホールドレベルを変えた
ルックアップテーブルを独立して設置することで最適な
ノイズ除去を行うことのできる画像処理装置を提供する
ことを目的とする。
［課題を解決するための手段］ 前記の課題を解決するために、本発明は注目画素の近
傍の画素における画素信号の平均値を発生する近傍画素
平均値発生回路と、 画像信号を構成する色毎に設定され、前記平均値に応
じた係数を保持するルックアッテーブルと、 前記注目画素からの画像信号と前記平均値と前記係数
とから所望の画像信号を得る演算手段と、 を備えることを特徴とする。
傍の画素における画素信号の平均値を発生する近傍画素
平均値発生回路と、 画像信号を構成する色毎に設定され、前記平均値に応
じた係数を保持するルックアッテーブルと、 前記注目画素からの画像信号と前記平均値と前記係数
とから所望の画像信号を得る演算手段と、 を備えることを特徴とする。
［作用］ 本発明に係る画像処理装置は、色によってノイズの大
小が異なることから、ルックアップテーブルによって各
色毎にスレッシュホールドレベルを変えることにより、
カラー画像のノイズの除去を行う。
小が異なることから、ルックアップテーブルによって各
色毎にスレッシュホールドレベルを変えることにより、
カラー画像のノイズの除去を行う。
［実施例］ 次に、本発明に係る画像処理装置について好適な実施
例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
第１図において、参照符号10は本実施例に係る画像処
理装置に組み込まれるノイズ除去回路を示す。
理装置に組み込まれるノイズ除去回路を示す。
このノイズ除去回路10には、入力信号として、例え
ば、CCDを用いた光電変換素子（図示せず）からのカラ
ー信号SY、SM、SCが入力される。ここで、SY、SM、SCは
夫々イエロー、マゼンタ、シアンのカラー信号であり、
各信号は夫々各色毎のノイズ除去回路12、14、16に入力
される。FY、FM、FCは各ノイズ除去回路12、14、16の出
力信号であり、ノイズ除去後の出力を示す。
ば、CCDを用いた光電変換素子（図示せず）からのカラ
ー信号SY、SM、SCが入力される。ここで、SY、SM、SCは
夫々イエロー、マゼンタ、シアンのカラー信号であり、
各信号は夫々各色毎のノイズ除去回路12、14、16に入力
される。FY、FM、FCは各ノイズ除去回路12、14、16の出
力信号であり、ノイズ除去後の出力を示す。
第２図は、第１図のカラー信号SYに係るノイズ除去回
路12の構成を示す図である。なお、他のノイズ除去回路
14、16の構成はノイズ除去回路12と同じであり、その説
明は省略する。
路12の構成を示す図である。なお、他のノイズ除去回路
14、16の構成はノイズ除去回路12と同じであり、その説
明は省略する。
カラー信号SYは、近傍画素平均値発生回路18により平
均値UYに変換される。この近傍画素平均値発生回路18
は、例えば、カラー信号SYに係る画素の近傍画素の入力
信号を加算し、平均を求める回路である。
均値UYに変換される。この近傍画素平均値発生回路18
は、例えば、カラー信号SYに係る画素の近傍画素の入力
信号を加算し、平均を求める回路である。
ルックアップテーブル（LUT）20は、上記平均値UYを
アドレス画像処理の際のスレッシュホールドレベルを変
えるテーブルである。
アドレス画像処理の際のスレッシュホールドレベルを変
えるテーブルである。
減算回路24は平均値UYとカラー信号SYとから（UY−
SY）を求める。
SY）を求める。
乗算回路22は、ルックアップテーブル20の出力である
変換値Ｑ（UY）と（UY−SY）の積を求める。
変換値Ｑ（UY）と（UY−SY）の積を求める。
加算回路26は乗算回路22と減算回路24の出力を加算す
る。
る。
次に、以上のように構成された本発明の実施例の動作
について説明する。
について説明する。
カラー信号SYが入力されると、近傍画素平均値発生回
路18はカラー信号SYを演算し、平均値UYを求める。次に
この平均値UYをアドレスとしてルックアップテーブル20
により各色のスレッシュホールドレベルに応じた変換値
Ｑ（UY）を出力させる。
路18はカラー信号SYを演算し、平均値UYを求める。次に
この平均値UYをアドレスとしてルックアップテーブル20
により各色のスレッシュホールドレベルに応じた変換値
Ｑ（UY）を出力させる。
一方、平均値UYは減算回路24により（UY−SY）が求め
られる。
られる。
求められた（UY−SY）は、乗算回路22によりルックア
ップテーブル20の出力である変換値Ｑ（UY）と乗算され
積が求められる。
ップテーブル20の出力である変換値Ｑ（UY）と乗算され
積が求められる。
この積、すなわち、Ｑ（UY）×（UY−SY）はさらに加
算回路26によりカラー信号SYと加算され、加算回路26の
出力信号FYが求められる。
算回路26によりカラー信号SYと加算され、加算回路26の
出力信号FYが求められる。
FY＝SY＋Ｑ（UY）×（UY−SY） ここで、変換値Ｑ（UY）は０〜１の値を取り、この値
が０のときはノイズ除去回路の出力は入力信号がそのま
ま出力され、１であるならば平均値UYが出力される。以
上の処理は各色毎に行われる。
が０のときはノイズ除去回路の出力は入力信号がそのま
ま出力され、１であるならば平均値UYが出力される。以
上の処理は各色毎に行われる。
このように、ノイズ除去回路12は、各色毎のルックア
ップテーブル20を用いて各色毎にカラー信号SY、SM、SC
のノイズの除去を行うため、画像のノイズが好適に除去
され、ザラツキ感が軽減される。
ップテーブル20を用いて各色毎にカラー信号SY、SM、SC
のノイズの除去を行うため、画像のノイズが好適に除去
され、ザラツキ感が軽減される。
［発明の効果］ 本発明に係る画像処理装置では、色によってノイズの
大小が異なることに着目し、各色毎にルックアップテー
ブルを独立して設定することにより、スレッシュホール
ドレベルを変えてカラー信号のノイズを除去する。これ
により、ザラツキ感のない良好な画像が得られる。
大小が異なることに着目し、各色毎にルックアップテー
ブルを独立して設定することにより、スレッシュホール
ドレベルを変えてカラー信号のノイズを除去する。これ
により、ザラツキ感のない良好な画像が得られる。
第１図は本発明に係る画像処理装置におけるノイズ除去
回路のブロック図、 第２図はノイズ除去回路の各色の構成図である。 10……ノイズ除去回路 18……近傍画素平均値発生回路 20……ルックアップテーブル 22……乗算回路 24……減算回路 26……加算回路
回路のブロック図、 第２図はノイズ除去回路の各色の構成図である。 10……ノイズ除去回路 18……近傍画素平均値発生回路 20……ルックアップテーブル 22……乗算回路 24……減算回路 26……加算回路
Claims (1)
- 【請求項１】注目画素の近傍の画素における画像信号の
平均値を発生する近傍画素平均値発生回路と、 画像信号を構成する色毎に設定され、前記平均値に応じ
た係数を保持するルックアップテーブルと、 前記注目画素からの画像信号と前記平均値と前記係数と
から所望の画像信号を得る演算手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24324690A JP2634939B2 (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24324690A JP2634939B2 (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | 画像処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04122931A JPH04122931A (ja) | 1992-04-23 |
| JP2634939B2 true JP2634939B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=17101014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24324690A Expired - Fee Related JP2634939B2 (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2634939B2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-13 JP JP24324690A patent/JP2634939B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04122931A (ja) | 1992-04-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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