JPH022008B2 - - Google Patents
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- JPH022008B2 JPH022008B2 JP58216579A JP21657983A JPH022008B2 JP H022008 B2 JPH022008 B2 JP H022008B2 JP 58216579 A JP58216579 A JP 58216579A JP 21657983 A JP21657983 A JP 21657983A JP H022008 B2 JPH022008 B2 JP H022008B2
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- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 claims description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 8
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- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D27/10—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
- F16D27/108—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members
- F16D27/112—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members with flat friction surfaces, e.g. discs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D2027/008—Details relating to the magnetic circuit, or to the shape of the clutch parts to achieve a certain magnetic path
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、カーエアコンプレツサのダンパー付
電磁クラツチの改良に関するものである。
電磁クラツチの改良に関するものである。
第１図は従来（実公昭50−23699号）のダンパ
ー付電磁クラツチの断面図である。図において、
１は圧縮機ハウジングの固定子、２は入力回転
体、３は円筒形のクツシヨンゴムの弾性部材、４
は励磁コイル、５は樹脂成形枠体の樹脂、６は被
駆動機体、７は軸受である。８は回転軸、９はハ
ブ、１０はアーマチユア、１２は摩擦板、１３は
キー、１４はリード線である。
ー付電磁クラツチの断面図である。図において、
１は圧縮機ハウジングの固定子、２は入力回転
体、３は円筒形のクツシヨンゴムの弾性部材、４
は励磁コイル、５は樹脂成形枠体の樹脂、６は被
駆動機体、７は軸受である。８は回転軸、９はハ
ブ、１０はアーマチユア、１２は摩擦板、１３は
キー、１４はリード線である。
そして、リード線１４を介して励磁コイル４に
直流電流を通電すると破線Ｓのように磁束が生じ
入力回転体２の吸引面にアーマチユア１０を吸引
し吸着する。そのとき、円筒形の弾性部材３は、
入力回転体２とアーマチユア１０との隙間ｇだけ
軸方向に撓む。そして、入力回転体２は機関より
ベルト（図示せず）を介し駆動されているため、
その駆動力がアーマチユア１０に伝達され、さら
に弾性部材３を経てハブ９に伝えられるようにな
つている。このとき、圧縮機は静止しているた
め、圧縮機の負荷と慣性モーメントによる力が弾
性部材３に衝撃的に加わり、弾性部材３は、軸方
向に撓んだ状態でさらに回転方向にねじられる。
この弾性部材３の作用により衝撃力を緩和して圧
縮機に駆動を伝達するようになつている。
直流電流を通電すると破線Ｓのように磁束が生じ
入力回転体２の吸引面にアーマチユア１０を吸引
し吸着する。そのとき、円筒形の弾性部材３は、
入力回転体２とアーマチユア１０との隙間ｇだけ
軸方向に撓む。そして、入力回転体２は機関より
ベルト（図示せず）を介し駆動されているため、
その駆動力がアーマチユア１０に伝達され、さら
に弾性部材３を経てハブ９に伝えられるようにな
つている。このとき、圧縮機は静止しているた
め、圧縮機の負荷と慣性モーメントによる力が弾
性部材３に衝撃的に加わり、弾性部材３は、軸方
向に撓んだ状態でさらに回転方向にねじられる。
この弾性部材３の作用により衝撃力を緩和して圧
縮機に駆動を伝達するようになつている。
上記の構造によると、アーマチユア１０と円筒
形の弾性部材３との結合面に、大きな剥離力が生
じるため、結合強度が問題であり、高温でトルク
変動が大きい場合等の悪条件下では結合部分がは
がれてしまうおそれがある。
形の弾性部材３との結合面に、大きな剥離力が生
じるため、結合強度が問題であり、高温でトルク
変動が大きい場合等の悪条件下では結合部分がは
がれてしまうおそれがある。
本発明は上記の状況に鑑みなされたものであ
り、弾性部材が、ハブ及びアーマチユアのそれぞ
れに対する結合部分から剥離されることを阻止し
良好に動力を伝達できる電磁クラツチを提供する
ことを目的としたものである。
り、弾性部材が、ハブ及びアーマチユアのそれぞ
れに対する結合部分から剥離されることを阻止し
良好に動力を伝達できる電磁クラツチを提供する
ことを目的としたものである。
本発明の電磁クラツチは、電磁コイルを内蔵す
る固定子を固着した被駆動機体と、該被駆動機体
に回動自在に支持され上記固定子を遊嵌する環状
空間が軸方向に形成され機関からの動力が伝達さ
れる入力回転体と、該入力回転体に空隙を設けて
対設され摩擦板を介在し吸着可能に形成されたア
ーマチユアと、該アーマチユア及び回転軸に固定
されるハブ間に装着された弾性部材とを有し、上
記励磁コイルが励磁されることにより上記回転軸
が上記入力回転体に回転駆動されるものにおい
て、上記アーマチユアに固定されたダンパプレー
トの回転面の環状位置に形成される第２入力回転
体の該環状位置の円周方向に複数個所定の間隔を
置いてそれぞれ軸方向及び半径方向へ向け板状に
突設された入力片と、上記ハブの回転面の環状位
置に形成された出力回転体の上記入力片の回転面
に対し対応する回転面に上記入力片に対し突出方
向が等しく複数個所定の間隔を置いて配設された
出力片と、上記第２入力回転体及び上記出力回転
体間の上記環状位置に、円環体を円周方向に分割
した複数個の分割体を配設し、隣接する相互間の
分割面に上記入力片及び上記出力片が交互に挿入
され、かつ、接着固定された上記弾性部材とを設
けたものである。
る固定子を固着した被駆動機体と、該被駆動機体
に回動自在に支持され上記固定子を遊嵌する環状
空間が軸方向に形成され機関からの動力が伝達さ
れる入力回転体と、該入力回転体に空隙を設けて
対設され摩擦板を介在し吸着可能に形成されたア
ーマチユアと、該アーマチユア及び回転軸に固定
されるハブ間に装着された弾性部材とを有し、上
記励磁コイルが励磁されることにより上記回転軸
が上記入力回転体に回転駆動されるものにおい
て、上記アーマチユアに固定されたダンパプレー
トの回転面の環状位置に形成される第２入力回転
体の該環状位置の円周方向に複数個所定の間隔を
置いてそれぞれ軸方向及び半径方向へ向け板状に
突設された入力片と、上記ハブの回転面の環状位
置に形成された出力回転体の上記入力片の回転面
に対し対応する回転面に上記入力片に対し突出方
向が等しく複数個所定の間隔を置いて配設された
出力片と、上記第２入力回転体及び上記出力回転
体間の上記環状位置に、円環体を円周方向に分割
した複数個の分割体を配設し、隣接する相互間の
分割面に上記入力片及び上記出力片が交互に挿入
され、かつ、接着固定された上記弾性部材とを設
けたものである。
以下本発明の電磁クラツチを実施例を用い従来
と同部品は同符号で示し第２図により説明する。
第２図は断面図であり、固定子１には断面Ｕ字状
の環状溝１５が軸方向に形成されており、環状溝
１５内には樹脂５によつて環状に励磁コイル４が
モールドされている。そして、固定子１は被駆動
機体６に固定されている。入力回転体２は、断面
Ｕ字状の環状溝空間１８を軸方向に有し環状溝空
間１８内には固定子１が小空隙を存して遊嵌され
ており、固定子１の環状溝１５開口側端面と入力
回転体２の環状溝空間１８の底部とが対向配置さ
れている。入力回転体２は環状溝空間１８を形成
する内側円筒壁１９と外側円筒壁２０を有してお
り、内外側円筒壁１９，２０の環状溝空間１８底
部側の端面には摩擦板１２が固定されており摩擦
板１２の内側端面が固定子１の溝の開口面に対向
されている。そして、入力回転体２は外側円筒壁
外周にＶプーリ２１が形成され外部の駆動源から
ベルト（図示せず）を介し回転駆動されるように
なつている。
と同部品は同符号で示し第２図により説明する。
第２図は断面図であり、固定子１には断面Ｕ字状
の環状溝１５が軸方向に形成されており、環状溝
１５内には樹脂５によつて環状に励磁コイル４が
モールドされている。そして、固定子１は被駆動
機体６に固定されている。入力回転体２は、断面
Ｕ字状の環状溝空間１８を軸方向に有し環状溝空
間１８内には固定子１が小空隙を存して遊嵌され
ており、固定子１の環状溝１５開口側端面と入力
回転体２の環状溝空間１８の底部とが対向配置さ
れている。入力回転体２は環状溝空間１８を形成
する内側円筒壁１９と外側円筒壁２０を有してお
り、内外側円筒壁１９，２０の環状溝空間１８底
部側の端面には摩擦板１２が固定されており摩擦
板１２の内側端面が固定子１の溝の開口面に対向
されている。そして、入力回転体２は外側円筒壁
外周にＶプーリ２１が形成され外部の駆動源から
ベルト（図示せず）を介し回転駆動されるように
なつている。
また、入力回転体２は、内側円筒壁１９の内周
側に被駆動機体６から軸方向へ伸長された固定ス
リーブ２２に軸受７を介し支持されている。回転
軸８は、被駆動機体６の固定スリーブ２２の中心
を通つて入力回転体２の摩擦板１２の端面部まで
延びている。９はハブで、ハブ９は回転軸８の先
端にキー１３により回り止めされねじ及びナツト
からなる締付機構２３により固定されている。ま
た、ハブ９は、アーマチユア１０に複数のリベツ
ト２８を介し固定されたダンパプレート１１、弾
性部材３、ハブ９及びアーマチユア１０を組立順
に配列した第４図に示すように、ハブ９の回転面
に一体に形成された出力回転体２５を有してい
る。
側に被駆動機体６から軸方向へ伸長された固定ス
リーブ２２に軸受７を介し支持されている。回転
軸８は、被駆動機体６の固定スリーブ２２の中心
を通つて入力回転体２の摩擦板１２の端面部まで
延びている。９はハブで、ハブ９は回転軸８の先
端にキー１３により回り止めされねじ及びナツト
からなる締付機構２３により固定されている。ま
た、ハブ９は、アーマチユア１０に複数のリベツ
ト２８を介し固定されたダンパプレート１１、弾
性部材３、ハブ９及びアーマチユア１０を組立順
に配列した第４図に示すように、ハブ９の回転面
に一体に形成された出力回転体２５を有してい
る。
そして、ダンパプレート１１の回転面に形成さ
れた第２入力回転体１６には、環状位置の円周方
向へ複数個所定の間隔を置いてそれぞれ軸方向及
び半径方向へ向け板状に突設された入力片１７が
設けられている。また出力回転体２５には、入力
片１７の回転面に対応する回転面に入力片１７に
対し突出方向が等しく複数個所定の間隔を置いて
出力片２４が配設されている。そして、第２入力
回転体１６と出力回転体２５との間の環状位置に
円周方向へ複数個の分割面２６により分割された
弾性部材３が配設され、ドーナツ状の弾性部材３
の分割面２６には、入力片１７と出力片２４が交
互に、即ち、１個の分割面２６に入力片１７が挿
入され、この分割面２６を挾む位置の隣接する分
割面２６には出力片２４が挿入されるように交互
に挿入されている。分割面２６に挿入された入力
片１７及び出力片２４の両面はそれぞれ弾性部材
３に接着固定され、このため、ドーナツ状の弾性
部材３は両端面を第２入力回転体１６と出力回転
体２５に挾まれた状態となり、複数個の分割面２
６には、入力片１７と出力片２４とが交互に挿入
接着固定されている。このため、分割面２６によ
つて分割されたそれぞれの弾性部材３は、回転力
伝達時に円周方向に圧力縮力及び引張力が作用す
ることとなる。そして、アーマチユア１０の摩擦
板１２の対向面には励磁コイル４の通電時に閉磁
路Ｓが摩擦板１２側に曲がつて形成されるように
非磁性体部材２７が挿入されており、また、アー
マチユア１０と、摩擦板１２及び入力回転体２と
の間には、励磁コイル４に非通電時にギヤツプｇ
が形成されている。
れた第２入力回転体１６には、環状位置の円周方
向へ複数個所定の間隔を置いてそれぞれ軸方向及
び半径方向へ向け板状に突設された入力片１７が
設けられている。また出力回転体２５には、入力
片１７の回転面に対応する回転面に入力片１７に
対し突出方向が等しく複数個所定の間隔を置いて
出力片２４が配設されている。そして、第２入力
回転体１６と出力回転体２５との間の環状位置に
円周方向へ複数個の分割面２６により分割された
弾性部材３が配設され、ドーナツ状の弾性部材３
の分割面２６には、入力片１７と出力片２４が交
互に、即ち、１個の分割面２６に入力片１７が挿
入され、この分割面２６を挾む位置の隣接する分
割面２６には出力片２４が挿入されるように交互
に挿入されている。分割面２６に挿入された入力
片１７及び出力片２４の両面はそれぞれ弾性部材
３に接着固定され、このため、ドーナツ状の弾性
部材３は両端面を第２入力回転体１６と出力回転
体２５に挾まれた状態となり、複数個の分割面２
６には、入力片１７と出力片２４とが交互に挿入
接着固定されている。このため、分割面２６によ
つて分割されたそれぞれの弾性部材３は、回転力
伝達時に円周方向に圧力縮力及び引張力が作用す
ることとなる。そして、アーマチユア１０の摩擦
板１２の対向面には励磁コイル４の通電時に閉磁
路Ｓが摩擦板１２側に曲がつて形成されるように
非磁性体部材２７が挿入されており、また、アー
マチユア１０と、摩擦板１２及び入力回転体２と
の間には、励磁コイル４に非通電時にギヤツプｇ
が形成されている。
上記の構造において、リード線１４を介し励磁
コイル４に通電すると、破線で示す閉磁路Ｓが、
固定子１、入力回転体２及びアーマチユア１０の
間に形成され、このため、入力回転体２とアーマ
チユア１０との間に吸引力が発生し、アーマチユ
ア１０は弾性部材３にせん断ひずみを生じさせて
摩擦板１２側へ吸引され回転する摩擦板１２に吸
着される。従つて、アーマチユア１０に伝えられ
た回転力は、ダンパプレート１１、入力片１７、
弾性部材３、出力片２４及びハブ９を介し回転軸
８に伝達され、回転軸８に取り付けられた回転体
（図示せず）を回転駆動することとなる。
コイル４に通電すると、破線で示す閉磁路Ｓが、
固定子１、入力回転体２及びアーマチユア１０の
間に形成され、このため、入力回転体２とアーマ
チユア１０との間に吸引力が発生し、アーマチユ
ア１０は弾性部材３にせん断ひずみを生じさせて
摩擦板１２側へ吸引され回転する摩擦板１２に吸
着される。従つて、アーマチユア１０に伝えられ
た回転力は、ダンパプレート１１、入力片１７、
弾性部材３、出力片２４及びハブ９を介し回転軸
８に伝達され、回転軸８に取り付けられた回転体
（図示せず）を回転駆動することとなる。
このように本実施例の電磁クラツチは、アーマ
チユアからハブに対し回転駆動力の伝達を行なう
に当つて、アームチユア側に設けられた入力片
と、ハブ側に設けられた出力片とがそれぞれ回転
方向に対し直角方向に設置されており、入力片と
出力片との間に弾性部材を介在し、かつ、この回
転駆動力伝達面積が従来の構造に比し著しく大き
いため、弾性部材が圧縮力及び引張力をアーマチ
ユア側から受けてハブ側に駆動伝達する際に、弾
性部材の入力片、出力片に生じる剥離力が、第１
図の従来の電磁クラツチにおける回転方向の力を
回転方向（接着面の方向）に伝える構造の場合よ
りもはるかに小さいことは明らかである。従つ
て、悪条件下での電磁クラツチの使用において
も、弾性部材と、第２入力回転体及び出力回転体
との結合部にはがれを生じることなく良好に動力
を伝達でき、ダンパ付電磁クラツチの耐久性が著
しく向上される。
チユアからハブに対し回転駆動力の伝達を行なう
に当つて、アームチユア側に設けられた入力片
と、ハブ側に設けられた出力片とがそれぞれ回転
方向に対し直角方向に設置されており、入力片と
出力片との間に弾性部材を介在し、かつ、この回
転駆動力伝達面積が従来の構造に比し著しく大き
いため、弾性部材が圧縮力及び引張力をアーマチ
ユア側から受けてハブ側に駆動伝達する際に、弾
性部材の入力片、出力片に生じる剥離力が、第１
図の従来の電磁クラツチにおける回転方向の力を
回転方向（接着面の方向）に伝える構造の場合よ
りもはるかに小さいことは明らかである。従つ
て、悪条件下での電磁クラツチの使用において
も、弾性部材と、第２入力回転体及び出力回転体
との結合部にはがれを生じることなく良好に動力
を伝達でき、ダンパ付電磁クラツチの耐久性が著
しく向上される。
また、従来の第１図のダンパ付電磁クラツチに
おいては、円筒形のクツシヨンゴムの外周と内周
とを結合部分としていたため、回転駆動力を伝達
するためのせん断力によるばねこわさkSと、アー
マチユアの復帰作用に関するせん断力によるばね
こわさkSとが同じ値であるため、駆動力伝達に関
するばねこわさkSを大きくすると、励磁コイルの
容量を増加しなくてはならない。これに対し、本
実施例によれば、回転駆動力の伝達に関しての圧
縮力及び引張力によるばねこわさkCと、アーマチ
ユアの復帰作用に関してのせん断力によるばねこ
わさkSとが、それぞれ独立した値となるため、弾
性部材の形状率を変えることにより、回転駆動力
伝達に必要なばねこわさkCと、アーマチユア復帰
作用に必要なばねこわさkSとをそれぞれ別に与え
ることができるので、ダンパ付電磁クラツチの効
率を著しく向上できる。
おいては、円筒形のクツシヨンゴムの外周と内周
とを結合部分としていたため、回転駆動力を伝達
するためのせん断力によるばねこわさkSと、アー
マチユアの復帰作用に関するせん断力によるばね
こわさkSとが同じ値であるため、駆動力伝達に関
するばねこわさkSを大きくすると、励磁コイルの
容量を増加しなくてはならない。これに対し、本
実施例によれば、回転駆動力の伝達に関しての圧
縮力及び引張力によるばねこわさkCと、アーマチ
ユアの復帰作用に関してのせん断力によるばねこ
わさkSとが、それぞれ独立した値となるため、弾
性部材の形状率を変えることにより、回転駆動力
伝達に必要なばねこわさkCと、アーマチユア復帰
作用に必要なばねこわさkSとをそれぞれ別に与え
ることができるので、ダンパ付電磁クラツチの効
率を著しく向上できる。
さらに、従来の第１図のダンパ付電磁クラツチ
では、弾性部材のせん断力により動力伝達駆動を
行なう構造であるのに対し、本実施例では、弾性
部材の圧縮力及び引張力により行うことにより、
駆動力伝達に関するばねこわさｋを従来のものと
同じ値にすると、従来構造に比べると、本実施例
の構造では弾性部材の容量を小さくできる。
では、弾性部材のせん断力により動力伝達駆動を
行なう構造であるのに対し、本実施例では、弾性
部材の圧縮力及び引張力により行うことにより、
駆動力伝達に関するばねこわさｋを従来のものと
同じ値にすると、従来構造に比べると、本実施例
の構造では弾性部材の容量を小さくできる。
上記のことから本実施例においては、弾性部材
の受ける力は、圧縮及び引張力となる構造とした
ことにより、耐久性が著しく高く軽量でコンパク
トにできる。
の受ける力は、圧縮及び引張力となる構造とした
ことにより、耐久性が著しく高く軽量でコンパク
トにできる。
以上記述した如く本発明の電磁クラツチは、弾
性部材が、ハブ及びアーマチユアのそれぞれに対
する結合部分から剥離できることなく、耐久性を
向上し軽量でコンパクトにできる効果を有するも
のである。
性部材が、ハブ及びアーマチユアのそれぞれに対
する結合部分から剥離できることなく、耐久性を
向上し軽量でコンパクトにできる効果を有するも
のである。
第１図は従来の電磁クラツチの縦断面図、第２
図は本発明の電磁クラツチの実施例の第３図の
−矢視断面図、第３図は第２図の左側面図、第
４図は第２図のダンパプレート、弾性部材、ハブ
及びアーマチユアを組立順に配列した斜視図であ
る。 １……固定子、２……入力回転体、３……弾性
部材、４……励磁コイル、６……被駆動機体、８
……回転軸、９……ハブ、１０……アーマチユ
ア、１１……ダンパプレート、１２……摩擦板、
１６……第２入力回転体、１７……入力片、１８
……環状空間、２４……出力片、２５……出力回
転体、２６……分離面、ｇ……空隙。
図は本発明の電磁クラツチの実施例の第３図の
−矢視断面図、第３図は第２図の左側面図、第
４図は第２図のダンパプレート、弾性部材、ハブ
及びアーマチユアを組立順に配列した斜視図であ
る。 １……固定子、２……入力回転体、３……弾性
部材、４……励磁コイル、６……被駆動機体、８
……回転軸、９……ハブ、１０……アーマチユ
ア、１１……ダンパプレート、１２……摩擦板、
１６……第２入力回転体、１７……入力片、１８
……環状空間、２４……出力片、２５……出力回
転体、２６……分離面、ｇ……空隙。
Claims (1)
- １ 電磁コイルを内蔵する固定子を固着した被駆
動機体と、該被駆動機体に回動自在に支持され上
記固定子を遊嵌する環状空間が軸方向に形成され
機関からの動力が伝達される入力回転体と、該入
力回転体に空隙を設けて対設され摩擦板を介在し
吸着可能に形成されたアーマチユアと、該アーマ
チユア及び同転軸に固定されるハブ間に装着され
た弾性部材とを有し、上記励磁コイルが励磁され
ることにより上記回転軸が上記入力回転体に回転
駆動されるものにおいて、上記アーマチユアに固
定されたダンパプレートの回転面の環状位置に形
成される第２入力回転体の該環状位置の円周方向
に複数個所定の間隔を置いてそれぞれ軸方向及び
半径方向へ向け板状に突設された入力片と、上記
ハブの回転面の環状位置に形成された出力回転体
の上記入力片の回転面に対し対応する回転面に上
記入力片に対し突出方向が等しく複数個所定の間
隔を置いて配設された出力片と、上記第２入力回
転体及び上記出力回転体間の上記環状位置に円環
体を円周方向に分割した複数個の分割体を配設
し、隣接する相互間の分割面に上記入力片及び上
記出力片が交互に挿入され、かつ、接着固定され
た上記弾性部材とを設けたことを特徴とする電磁
クラツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58216579A JPS60109622A (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 電磁クラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58216579A JPS60109622A (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 電磁クラツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60109622A JPS60109622A (ja) | 1985-06-15 |
| JPH022008B2 true JPH022008B2 (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=16690624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58216579A Granted JPS60109622A (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 電磁クラツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60109622A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100885619B1 (ko) * | 2002-11-14 | 2009-02-24 | 한라공조주식회사 | 파단부를 구비한 클러치리스 압축기 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5817232A (ja) * | 1981-07-22 | 1983-02-01 | Nippon Denso Co Ltd | 電磁クラツチ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5923868Y2 (ja) * | 1980-12-27 | 1984-07-16 | サンデン株式会社 | 電磁クラッチ |
| JPS59185433U (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-10 | 三菱電機株式会社 | 電磁クラツチ |
-
1983
- 1983-11-17 JP JP58216579A patent/JPS60109622A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5817232A (ja) * | 1981-07-22 | 1983-02-01 | Nippon Denso Co Ltd | 電磁クラツチ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60109622A (ja) | 1985-06-15 |
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