JP2513460Y2 - 転写シ―ト - Google Patents
転写シ―トInfo
- Publication number
- JP2513460Y2 JP2513460Y2 JP7018891U JP7018891U JP2513460Y2 JP 2513460 Y2 JP2513460 Y2 JP 2513460Y2 JP 7018891 U JP7018891 U JP 7018891U JP 7018891 U JP7018891 U JP 7018891U JP 2513460 Y2 JP2513460 Y2 JP 2513460Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- mount
- transfer
- pattern layer
- polypropylene film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、被写体への転写が極め
て容易且つ確実に行えるようにした転写シートに関す
る。
て容易且つ確実に行えるようにした転写シートに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の転写シートは、台紙上に直接又は
ベタ刷りした剥離層を介して、転写絵柄層、接着剤層等
を積層し形成していた。
ベタ刷りした剥離層を介して、転写絵柄層、接着剤層等
を積層し形成していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】然し乍ら、台紙と転写
絵柄層との剥離性が悪く、転写時に層の一部が台紙に取
られてしまう難点があった。そこで本考案では、台紙か
らの転写絵柄層の剥離性が極めて良好であると共に、転
写後の台紙が有効に活用できる転写シートを提供せんと
するものである。
絵柄層との剥離性が悪く、転写時に層の一部が台紙に取
られてしまう難点があった。そこで本考案では、台紙か
らの転写絵柄層の剥離性が極めて良好であると共に、転
写後の台紙が有効に活用できる転写シートを提供せんと
するものである。
【０００４】
【課題を解決しようとする手段】本考案においては、台
紙上にポリプロピレンフィルムを貼着して網点の剥離層
を設けると共に、該剥離層上に転写絵柄層の印刷面積よ
り稍広幅の透明保護層、転写絵柄層、接着剤層及び剥離
紙を順次設けて構成した。又、台紙とポリプロピレンフ
ィルムとの間及び／又は台紙の裏面に所要の絵柄層を設
けて構成した。
紙上にポリプロピレンフィルムを貼着して網点の剥離層
を設けると共に、該剥離層上に転写絵柄層の印刷面積よ
り稍広幅の透明保護層、転写絵柄層、接着剤層及び剥離
紙を順次設けて構成した。又、台紙とポリプロピレンフ
ィルムとの間及び／又は台紙の裏面に所要の絵柄層を設
けて構成した。
【０００５】
【作用】網点の剥離層の存在により、転写絵柄層が台紙
から確実に剥離され台紙側に接着される惧れがない。
から確実に剥離され台紙側に接着される惧れがない。
【０００６】
【実施例】次に添付図面を参照して本考案の実施例を説
明する。図１及び図２において、１は転写シートであっ
て、紙、合成樹脂等の材質からなる台紙２の表面にポリ
プロピレンフィルム３を貼着して、その上に網点の剥離
層４、透明保護層５、転写絵柄層６及び接着剤層７を順
次積層してある。８は接着剤層７上に接着した剥離紙を
示す。
明する。図１及び図２において、１は転写シートであっ
て、紙、合成樹脂等の材質からなる台紙２の表面にポリ
プロピレンフィルム３を貼着して、その上に網点の剥離
層４、透明保護層５、転写絵柄層６及び接着剤層７を順
次積層してある。８は接着剤層７上に接着した剥離紙を
示す。
【０００７】前記剥離層４は、透明なロジン変性フェノ
ール樹脂を用いて、オフセット印刷法により密度60〜70
ｌの網版印刷により設けてある。又、透明保護層５は、
ブタジエン系エラストマーを用いて、シルクスクリーン
印刷法で転写絵柄層６より約２mm程度外に大きく設けて
ある。厚さは約15μである。又、転写絵柄層６は、酢酸
ビニール樹脂を用いて、漫画のキャラクター等をシルク
スクリーン印刷法により約18μの厚さに逆版印刷してあ
る。更に、接着剤層７は、アクリル系エマルジョンを用
いてシルクスクリーン印刷法により約18μの厚さに設け
てある。尚、上記透明保護層５、転写絵柄層６及び接着
剤層７はいずれも、オフセット印刷法、グラビア印刷法
等の他の印刷法でも同様にして設けることができる。
ール樹脂を用いて、オフセット印刷法により密度60〜70
ｌの網版印刷により設けてある。又、透明保護層５は、
ブタジエン系エラストマーを用いて、シルクスクリーン
印刷法で転写絵柄層６より約２mm程度外に大きく設けて
ある。厚さは約15μである。又、転写絵柄層６は、酢酸
ビニール樹脂を用いて、漫画のキャラクター等をシルク
スクリーン印刷法により約18μの厚さに逆版印刷してあ
る。更に、接着剤層７は、アクリル系エマルジョンを用
いてシルクスクリーン印刷法により約18μの厚さに設け
てある。尚、上記透明保護層５、転写絵柄層６及び接着
剤層７はいずれも、オフセット印刷法、グラビア印刷法
等の他の印刷法でも同様にして設けることができる。
【０００８】上記構成からなる転写シートを実際に使用
するに当たっては、剥離紙８を剥ぎ取り、被写体Ａの表
面に接着剤層７を接合して台紙２の裏面を軽く摩擦す
る。而して網点の剥離層４の存在により、ポリプロピレ
ンフィルム３と透明保護層５とは完全に剥離され、図２
に示すように、被写体Ａ上には剥離層４、透明保護層５
及び転写絵柄層６が残り、正確に転写される。
するに当たっては、剥離紙８を剥ぎ取り、被写体Ａの表
面に接着剤層７を接合して台紙２の裏面を軽く摩擦す
る。而して網点の剥離層４の存在により、ポリプロピレ
ンフィルム３と透明保護層５とは完全に剥離され、図２
に示すように、被写体Ａ上には剥離層４、透明保護層５
及び転写絵柄層６が残り、正確に転写される。
【０００９】図３、図４は別実施例であり、図３におい
ては台紙２とポリプロピレンフィルム３間に絵柄層10を
設けてある。又、図４においては、台紙２とポリプロピ
レンフィルム３間及び剥離紙８の上面に各々絵柄層11、
12を設けると共に、台紙２の裏面に、片面に絵柄層13を
形成した剥離紙14を接着剤層15を介して接着してある。
上記構成からなる転写シートはいずれも、転写後、台紙
２と剥離紙８、14をステッカー又はカード等として使用
するものである。
ては台紙２とポリプロピレンフィルム３間に絵柄層10を
設けてある。又、図４においては、台紙２とポリプロピ
レンフィルム３間及び剥離紙８の上面に各々絵柄層11、
12を設けると共に、台紙２の裏面に、片面に絵柄層13を
形成した剥離紙14を接着剤層15を介して接着してある。
上記構成からなる転写シートはいずれも、転写後、台紙
２と剥離紙８、14をステッカー又はカード等として使用
するものである。
【００１０】
【考案の効果】以上説明したように本考案の転写シート
は、請求項１記載の構成により、転写絵柄層の剥離性が
極めて良好になり、転写時に台紙に取られる惧れがまっ
たくない。而して、転写操作を極めて容易且つ確実に行
うことができる。
は、請求項１記載の構成により、転写絵柄層の剥離性が
極めて良好になり、転写時に台紙に取られる惧れがまっ
たくない。而して、転写操作を極めて容易且つ確実に行
うことができる。
【００１４】又、請求項２記載の構成により、転写後の
台紙を有効に活用することができると共に、多くの情報
を盛り込むことができるので商品価値を一層高めること
ができる利点がある。
台紙を有効に活用することができると共に、多くの情報
を盛り込むことができるので商品価値を一層高めること
ができる利点がある。
【図１】層構成を示す断面図
【図２】被写体への転写状態を示す断面図
【図３】別実施例の断面図
【図４】別実施例の断面図
１ 転写シート ２ 台紙 ３ ポリプロピレンフィルム ４ 網点剥離層 ５ 透明保護層 ６ 転写絵柄層 ７ 接着剤層 ８ 剥離紙
Claims (2)
- 【請求項１】 台紙上にポリプロピレンフィルムを貼着
して網点の剥離層を設けると共に、該剥離層上に転写絵
柄層の印刷面積より稍広幅の透明保護層、転写絵柄層、
接着剤層及び剥離紙を順次設けてなる転写シート。 - 【請求項２】 台紙とポリプロピレンフィルムとの間及
び／又は台紙の裏面に所要の絵柄層を設けてなる請求項
１記載の転写シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7018891U JP2513460Y2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 転写シ―ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7018891U JP2513460Y2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 転写シ―ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0516357U JPH0516357U (ja) | 1993-03-02 |
| JP2513460Y2 true JP2513460Y2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=13424306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7018891U Expired - Fee Related JP2513460Y2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 転写シ―ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2513460Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001205991A (ja) * | 2000-01-28 | 2001-07-31 | Dainippon Printing Co Ltd | 転写シート |
| JP6431419B2 (ja) * | 2015-03-23 | 2018-11-28 | 正和 坪井 | 転写シール |
-
1991
- 1991-08-08 JP JP7018891U patent/JP2513460Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0516357U (ja) | 1993-03-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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