JPH02187930A - 光ディスク再生装置におけるフォーカスバイアス信号の調整方法 - Google Patents

光ディスク再生装置におけるフォーカスバイアス信号の調整方法

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JPH02187930A
JPH02187930A JP645189A JP645189A JPH02187930A JP H02187930 A JPH02187930 A JP H02187930A JP 645189 A JP645189 A JP 645189A JP 645189 A JP645189 A JP 645189A JP H02187930 A JPH02187930 A JP H02187930A
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focus
focus bias
circuit
bias signal
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Satoru Kazuno
数野 覚
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野コ 本発明は、光ディスク再生装置の光学式ピックアップよ
り得られるフォーカスエラー信号に所定のフォーカスバ
イアス信号を加算してなる信号が所定値となるようにそ
の光学式ピックアップを光ディスクに対して上下させる
ためのフォーカスサーボ回路のその所定のフォーカスバ
イアス信号の調整方法に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、光ディスク再生装置の光学式ピックアンプよ
り得られるフォーカスエラー信号に所定のフォーカスバ
イアス信号を加算してなる信号が所定値となるようにそ
の光学式ピックアップを光ディスクに対して上下させる
ためのフォーカスサ−ボ回路のその所定のフォーカスバ
イアス信号の調整方法において、そのフォーカスバイア
ス信号に周期的に変化する調整用信号を重畳して次第に
そのフォーカスバイアス信号の平均値を変化させ、その
光学式ピックアップより得られる再生信号のレベルが一
定となるときのそのフォーカスバイアス信号の平均値で
ある第1の平均値と、その再生信号のジッタ量が一定と
なるときのそのフォーカスバイアス信号の平均値である
第2の平均値とを求め、その第1の平均値と第2の平均
値との間にそのフォーカスバイアス信号を設定するよう
にしたことにより、そのフォーカスバイアス信号の最適
点への調整が定量的に且つ迅速にできるようにしたもの
である。
〔従来の技術〕
光ディスク再生装置においては光学式ピックアップより
得られる再生信号RFが常に良好な状態に維持されるよ
うに、その光学式ピックアップと光ディスクとの距離d
を常に所定の値に維持するだめのフォーカスサーボ回路
が使用されている。
第8図は光ディスク再生装置の一種である所謂コンパク
トディスク(CD)再生装置を示し、この第8図におい
て、〔1〕は光ディスク、(2)はスピンドル回転用モ
ータ、(3)は光学式ピックアップであり、この光学式
ピックアップ(3)から接続端子(4)を介して出力さ
れる再生信号RFは波形整形回路(5)にて2値信号に
変換された後にデジタル信号処理回路(6)及びスピン
ドルサーボ回路(7)に供給される。
また、その光学式ピックアップ(3)から接続端子(8
)を介して出力されるトラッキングエラー信号TEはト
ラッキングサーボ回路(9)及びラジアル送り回路(1
0)に供給されると共に、接続端子(11)を介して出
力されるフォーカスエラー信号FEはフォーカスサーボ
回路(12)に供給されており、その光学式ピックアッ
プ(3)は光ディスク(1)に対してr方向及びd方向
にサーボ機構によって位置決めがなされている。
フォーカスサーボ回路(12)においては、接続端子(
11)より供給されるフォーカスエラー信号FEは加算
回路(13)の一方の入力端子に供給されていると共に
、その加算回路(13)の他方の入力端子は可変抵抗器
(14A)  の可動接点に接続されている。
また、その可変抵抗器(14A)  の抵抗器は高位側
電源(14B)  と低位側電源(14C)  との間
に接続されているので、その可変抵抗器(14A>  
の可動接点にはその高位側電源(14B)  の電圧と
低位側電源(14C)の電圧との間の任意の電圧である
フォーカスバイアス信号FBが生じ、この可変のフォー
カスバイアス信号FBがその加算回路(13)の他方の
入力端子に供給されていることになる。
そして、加算回路(13)はそのフォーカスエラー信号
FEにそのフォーカスバイアス信号FBを加算してなる
補正信号FEBをサーボ回路(15)に供給し、このサ
ーボ回路(15)はこの補正信号FEBが例えば0にな
るようにその光学式ピックアップ(3)をd方向に位置
決めする。
フォーカスエラー信号FEおよびトラッキングエラー信
号TEの生成方式には様々な方式が提案されているが、
非点収差法とスリービーム法とを組合わせた方式による
例を第9図〜第11図を参照して説明するに、光学式ピ
ックアップ(3)より光ディスク(1〕のトラックT 
(N)には主ビームスボッ) (16)及び副ビームス
ポット(17)、 (18)  が照射され(第9図)
、主ビームスボッ) (16)の反射光による像(16
A) が受光素子A、B、C,Dに、副ビームスボッ)
 (17)及び(18)の反射光による夫々の像(17
A)  及び(18A) が受光素子E及びFに形成さ
れている。受光素子A−Dの出力信号5A−3nは加算
器(19)に供給され接続端子(4)より再生信号RF
が出力されると共に、加算器(20)、 (21) 及
び差動増幅器(22)に供給され接続端子(11)より
フォーカスエラー信号FEが出力される。また、受光素
子E及びFの出力信号S8及びSp が差動増幅器(2
3)に供給され接続端子(8)よりトラッキングエラー
信号TEが出力される。従って次の式が成立する。
RF= SA十Ss+Sc+So     −・・・・
−(1)FE” (SA+SC)   (SR十SD)
  ・・”(2)TE=−5E−5F        
  ・・・・・・(3)光学式ピックアップ(3)が光
ディスク(1)に対してd方向に上下すると第11図へ
に示す如く主ビームスポット(16)の像は(16B)
 又は(16C) の如く変形するため、フォーカスエ
ラー信号FEは第11図Bに示す如くdの関係としてS
カーブ状に変化する。
但し、dの合焦位置d。においても必ずしもフォーカス
エラー信号FEは0にはならず、所定のオフセット値Δ
がある。このため、第8図に示す如く加算回路(13)
を用いてそのフォーカスエラー信号FEに値が「−△」
のフォーカスバイアス信号FBを加算して補正信号FE
Bを得ている。従って、この補正信号FEBが0になる
ようにすることによってその光学式ピックアップ(3)
のd方向の位置は合焦位置d。に設定される。また、こ
のことはそのフォーカスバイアス信号FBの値を次第に
変化させることにより、その光学式ピックアップ(3)
のd方向の位置を次第に変化させることができることを
意味し、同時にその光学式ピックアップ(3)より得ら
れる再生信号RFを様々に変化させて最良の波形にする
ことができることをも意味する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来、第8図例のコンパクトディスク再生装置を製造す
る際にそのフォーカスサーボ回路(12)のフォーカス
バイアス信号FBを最適点へ調整するには、接続端子(
4)よりバッファ回路(24〉を介して再生信号RFを
取り出し、この取り出した再生信号RFをオシロスコー
プ(25)に人力していた。そして、このオシロスコー
プ(25)によるその再生信号RFの波形(25a) 
 を作業者が目視で観察し、その再生信号RFのレベル
が最も大きくなると共にその再生信号RFの時間軸上で
の変動1であるジッタ量が最も小さいと思われる所にそ
のフォーカスバイアス信号FBを調整して固定していた
しかしながら、このように作業者が目視で観察して調整
する方法では作業者によるバラツキがあり定量性に欠け
ると共に、調整を行うのに長時間を要する不都合があっ
た。
本発明は斯かる点に鑑み、光ディスク再生装置のフォー
カスサーボ回路のフォーカスバイアス信号の最適点への
調整が定量的に且つ迅速にできるようにすることを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕 本発明による光ディスク再生装置におけるフォーカスバ
イアス信号の調整方法は、例えば第4図及び第5図に示
す如く、光ディスク再生装置の光学式ピックアップより
得られるフォーカスエラー信号に所定のフォーカスバイ
アス信号FBを加算してなる信号が所定値となるように
その光学式ピックアップを光ディスクに対して上下させ
るためのフォーカスサーボ回路のその所定のフォーカス
バイアス信号FBの調整方法において、そのフォーカス
バイアス信号FBに周期的に変化する調整用信号fbを
重畳して次第にそのフォーカスバイアス信号FBの平均
値FBを変化させ、その光学式ピックアップより得られ
る再生信号のレベルRF Lmが一定となるときのその
フォーカスバイアス信号FBの平均値である第1の平均
値FB。
と、その再生信号のジッタ量のレベルRFJ本が一定と
なるときのそのフォーカスバイアス信号FBの平均値で
ある第2の平均値FB、  とを求め、その第1の平均
値FBo と第2の平均値FB、  との間にそのフォ
ーカスバイアス信号FBを設定するようにしたものであ
る。
〔作用〕
斯かる本発明によれば、一般に光学式ピックアップより
得られる再生信号のレベルRFLはフォーカスバイアス
信号FBに対して略左右対称且つ凸状に変化するので、
そのフォーカスバイアス信号FBに周期的に変化する調
整用信号fbを重畳したときに得られるその再生信号の
レベルRFL零が一定となる場合には例えば第4図Bに
示す如く、そのフォーカスバイアス信号FBの平均値で
ある第1の平均値FBo に対応するその再生信号のレ
ベルRFLは最大となる。さらに、一般に光学式ピック
アップより得られる再生信号のジッた量RFJはフォー
カスバイアス信号FBに対して略左右対称且つ凹状に変
化するので、そのフォーカスバイアス信号FBに周期的
に変化する調整用信号fbを重畳したときに得られるそ
の再生信号のジッタ量のレベルRFJ零が一定となる場
合には、そのフォーカスバイアス信号FBの平均値であ
る第2の平均値FB、  に対応する再生信号のジッタ
量RFJは最小となる。
従って、その第1の平均値FB、と第2の平均値FB+
  との間にそのフォーカスバイアス信号FBを設定す
ることにより、光学式ピックアップより得られる再生信
号のレベルRFLが略最大となると共にその再生信号の
ジッタ量RFJが略最小となり、そのフォーカスバイア
ス信号FBが定量的且つ迅速に最適点に設定されたこと
になる。
〔実施例〕
以下、本発明による光ディスク再生装置におけるフォー
カスバイアス信号の調整方法につき第1図〜第7図を参
照して説明しよう。本例はコンパクトディスク(CD)
再生装置のフォーカスサーボ回路のフォーカスバイアス
信号の調整方法に本発明を適用したものであり、この第
1図〜第7図において第8図〜第11図に対応する部分
及び対応する信号には同一符号を付してその詳細説明は
省略する。
本例ではコンパクトディスク再生装置の光学式ピックア
ップより得られる再生信号RFの良否を定量的に評価す
る基準として、■再生信号RFのレベル及び■再生信号
RFの時間軸上での変動量であるシック量を用いる。
この内、■の再生信号RFのレベルは次のように定義す
る。即ち、再生信号RFの大きさは光ディスクの記録面
上のピットの有無により変化して、その再生信号RFは
時間の開数として第1図に示す如く波状に変化するので
、例えばオシロスコープで観測することにより所謂アイ
バクーンが形成される。本例では、その再生信号RFの
レベルはその波状の信号の最小値で定義し、このレベル
に対応する信号をRFレレベ信号RFLと称する。
但し、その再生信号RFの最大値、平均値又は最大振幅
(Peak to Peak Level)等をその再
生信号FRのレベルとしてもよいことは明らかである。
経験的にフォーカスバイアス信号FBの値を小さい方か
ら次第にF Bo+ −F BO2−F BO−F B
O3→F B、、と変化させていくと、その再生信号R
Fの信号波形は略々第1図の曲線(26c)−曲線(2
6b)→曲線(26a) →曲線(2’6b) →曲線
(26c)と変化することが分かっている。この場合、
その再生信号RFのレベルを示すRFレレベ信号RFL
の値は略々RF Lc−RF Lb−RF La−RF
 Lb−RF Lcと変化して、フォーカスバイアス信
号FBがFB。
となるときに最大となる。従って、このRFレレベ信号
RFLはフォーカスバイアス信号FBに対して第3図に
示す如く、値FBoを中心として略左右対称で凸状とな
る。
また、■の再生信号RFのシック量は次のように定義す
る。即ち、その理想的な再生信号RFを波形整形して2
値化した信号は第2図Aの曲線(27a)  の如くな
り、この場合の2値信号の周期は所定の基本周期T。の
整数倍となる。そして、この場合のフォーカスバイアス
信号FBの値をFB。
とする。次に、このフォーカスバイアス信号FBの値が
減少してFBz (FBz<FB、)になると、その再
生信号RFを2値化した信号は例えば第2図已に示す曲
線(27b)  の如くなり、立上りの時点が△T+、
ΔT2.・・・・とずれるようになる。更に、そのフォ
ーカスバイアス信号FBの値が増加してFB、□(F 
BI2 > F BI)になると、その再生信号RFを
2値化した信号は例えば第2図Cに示す曲線(27C)
  の如くなり、立上りの時点が△Ts、ΔT。
・・・・とずれるようになる。このような立上りの時点
の理想状態からのずれが再生信号RFの時間軸上での変
動としてのジッタである。
従って、その再生信号RFのシック量は、2値化した信
号の立上りの時点と理想状態の立上りの時点との間に存
在するハイレベル「1」の信号(第2図B及びCの斜線
部分に相当する。)を所定時間だけ積分してなる信号R
FJで表わすことができ、この信号RFJをRFジッタ
信号と称する。このRFジッタ信号RFJの値はフォー
カスバイアス信号FBの値がFB、 のときに最小とな
るため、このRFジッタ信号RFJをフォーカスバイア
ス信号FBに対してプロットした曲線は第3図に示す如
く、値FB、を中心とじて略左右対称で凹状となる。
本例においては、フォーカスバイアス信号FBの値は、
RFレレベ信号RFLが最大となるときの値FBo と
RFジッタ信号RFJが最小となるときの値FB、  
との中間の値FB、に設定する如くなす。従って、f:
BM= (F Bo+ F B、)/2が成立する。こ
のように設定すれば、再生信号RFのレベルが略最大で
且つ再生信号RFの時間軸上でのジッタ量が略最小とな
るので、再生信号RFの状態は最良になる利益がある。
但し、実用的にはそのフォーカスバイアス信号FBの値
はF Bob F B、9 F BI        
・−・・・(4)を充足するように定めればよい。
上述の再生信号RFのレベルが最小となるときのフォー
カスバイアス信号FBの値FBOと再生信号RFのジッ
タ量が最小となるときのフォーカスバイアス信号FBの
値FB+  とを求めるために、本例では第4図及び第
5図に示す如くそのフォーカスバイアス信号FBに周期
τ0の矩形波信号fbを重畳して、そのフォーカスバイ
アス信号FBの平均値FBを次第に変化させる如くなす
この場合、対応するRFレレベ信号RFLは第4図Aの
信号RF Lxで示すように矩形波信号となる。そして
、そのフォーカスバイアス信号FBの平均値FBがFB
、 に一致すると、第4図Bに示す如くその信号RF 
L本のレベルは略一定となる。換言すれば、その信号R
F Lxのレベルが略一定となる、即ち信号RFL本の
振幅が最小となるときのそのフォーカスバイアス信号F
Bの平均値FBがFB、 となる。同様に、対応するR
Fジッタ信号RFJは第5図の信号RFJ本で示すよう
に矩形波信号となるので、この信号RFJ零のレベルが
略一定となる、即ち信号RFJ*の振幅が最小となるよ
うにそのフォーカスバイアス信号FBの平均値FBを設
定したときのその平均値FBがFB、  となる。
次に、上述の調整方法を実施するためのコンパクトディ
スク再生装置のフォーカスバイアス調整装置の一例を第
6図を参照して説明するに、本例では被検査コンパクト
ディスク再生装置のフォーカスサーボ回路(12)に別
途矩形波信号fbを外部より供給するための接続端子<
28)及び加算回路(29)を設ける。この加算回路(
29)の一方の入力端子をその接続端子(28)に接続
し、この加算回路(29)の他方の入力端子に加算回路
(13)の出力信号を供給し、その加算回路(29)の
出力信号をサーボ回路(15)に供給する。この場合、
その加算回路(29)の出力信号はフォーカスエラー信
号FE、フォーカスバイアス信号FB及び信号fbを用
いて次式で表わされる補正信号FEBとなり、FEB=
FE+FB+ fb     ・・・・・・(5)サー
ボ回路(15)はこの式(5)で表わされる補正信号F
EBがOになるように光学式ピックアップ(3)をd方
向に上下して位置決めする。
また、第6図において、(30)は発振回路を示し、こ
の発振回路(30)は周期τ。のクロック信号CLKを
レベル変換回路(31)及びインバータ(32)に供給
し、そのレベル変換回路(31)はそのクロック信号C
LKより0レベルを中心として周期τ0且つ所定振幅で
変動する矩形波信号fbを生成し、この矩形波信号fb
を被検査コンパクトディスク再生装置のフォーカスサー
ボ回路(12)の接続端子(28)に供給する。そのイ
ンバータ(32)はクロック信号CLKを反転した信号
CLKを生成する。
その被検査コンパクトディスク再生装置の光学式ピック
アップ(3)より接続端子(4)及びバッファ回路(2
4)を介して取り込んだ再生信号RFを、最小値ホール
ド回路(33)及び(34)の夫々の入力端子に供給す
る。その最小値ホールド回路(33)は例えば入力端子
にアノード側が接続されたダイオード及び高入力インピ
ーダンスのバッファ回路より構成し、そのダイオードの
カソード側にスイッチ回路(36)を介してホールド用
コンデンサ(35)を接続すると共に、そのスイッチ回
路(36)はクロック信号CLKがハイレベル「1」の
ときに導通状態(サンプル状態)となりクロック信号C
LKがローレベル「0」のときに解放状態(ホールド状
態〉となる如くなす。また、最小値ホールド回路(34
)にも同様にスイッチ回路(38)及びホールド用コン
デンサ(37)を外付けして、そのスイッチ回路(38
)は反転クロック信号CLKがハイレベル「1」のとき
に導通状態となり反転クロック信号CLKがローレベル
「0」のときに解放状態となる如くなす。
その最小値ホールド回路(33)及び(34)で夫々ホ
ールドされた最小値信号RFL、及びRF L2を夫々
減算器(39)の一方及び他方の入力端子に供給し、減
算器(39)は次式で表わされる信号RFL本本を電圧
メータよりなるRFレベルメーク(40)に供給する。
RF  L*本=RFLI−RFL、       ・
・ ・・ ・・(6)また、バッファ回路(24)を介
して取り込んだ再生信号RFをRFジッタ測定回路(4
1)に供給する。
このRFジッタ測定回路(41)は原理的にはその再生
信号RFを2値化した後に、理想的な立上り時点と実際
の立上り時点との間のハイレベル「1」の信号(第2図
B及びCの斜線部分に相当する。)−125142号公
報に開示されている。このRFジッタ測定回路(41)
で生成された周期τ。のRFジッタ信号RFJ本をサン
プル/ホールド回路(42)及び(43)の夫々の入力
端子に供給する。
そのサンプル/ホールド回路(42)にはホールド用コ
ンデンサ(44)を外付けし、入力端子とそのホールド
用コンデンサ(44)との間にスイッチ回路(45)を
接続して、そのスイッチ回路(45)はクロック信号C
LKがハイレベル「l」のときに導通状態(サンプル状
態)となりクロック信号CLKがローレベル「0」のと
きに解放状態(ホールド状態)となる如くなす。同様に
、サンプル/ホールド回路(43)にもホールド用コン
デンサ(46)及びスイッチ回路(47)を外付けし、
そのスイッチ回路(47)は反転クロック信号CLKが
ハイレベル「1」のときに導通状態となり反転クロック
信号CLKがローレベル「0」のときに解放状態となる
如くなす。尚、それらサンプル/ホールド回ii:@(
42)及び(43〉の代わりに、最大値ホールド回路又
は最小値ホールド回路を使用してもよい。それらサンプ
ル/ホールド回路(42)及び(43)で夫々ホールド
されたRFジッタ信号RFJ、及びRFJ2を夫々減算
器(48)の一方及び他方の入力端子に供給し、減算器
(48)は次式で表わされる信号RFJ木本を電圧メー
タよりなるRFジッタメータ(49〉に供給する。
RFJ本本=RF  J2−RF  J、      
 ・・ ・・ ・・(7)第7図を参照して第6図例の
動作を説明するに、発振回路(30)で生成されるクロ
ック信号CLK(第7図A)の周期r。は再生信号RF
の基本周期To より充分に大きく設定する。この場合
、フォーカスサーボ回路(12)のフォーカスバイアス
信号FBには接続端子(28)及び加算回路(29)を
介して実質的に周期τ。の矩形波信号fbが重畳されて
いるので、再生信号RFの波形は第7図已に示す如く2
つの曲線(50a)  と(5011)  とに周期τ
0で交互に乗り移る如くなる。そして、最小値ホールド
回路(33)はその再生信号RFの期間T、、T、、・
・・・における夫々の最小値を保持する如く動作するの
で、最小値ホールド回路(33)で保持される最小値信
号RFL、  は第7図Cに示す如くなる。また、期間
T、、T3.・・・・のサンプル期間においては、その
最小値ホールド回路(33)のホールド用コンデンサ(
35)に対してその最小値ホールド回路(33)の入力
端子から微少電流が流入自在となす。
また、最小値ホールド回路(34)はその再生信号RF
の期間T2. T、、・・・・における夫々の最小値を
保持する如く動作するので、その最小値ホールド回路(
34)で保持される最小値信号RFL2 は第7図りに
示す如くなる。その最小値ホールド回路(34)もサン
プル期間ではそのホールド用コンデンサ(37)に対し
て微少電流が流入自在となす。この場合、減算器(39
)により生成されRFレベルメーク(40)にその値が
表示される信号RFL零本は第7図已に示す如く略直流
信号となるが、この信号RFLs木は第4図A及びBに
示す信号RF Lxの振幅に相当する。
従って、再生信号RFのレベルが最小となるときのフォ
ーカスバイアス信号FBの値をFBo とすると、本例
では可変抵抗器(14A) を調整してRFレベルメー
タ(40)に表示される信号RFL零零の値が0になる
ように設定することにより、第4図Bの状態が実現され
たことになりそのときのフォーカスバイアス信号FBの
値がそのままFB、となる。このときのフォーカスバイ
アス信号FBの値FBo はフォーカスサーボ回路(1
2〉に設けた図示省略したチエツク端子より読み取るこ
とができる。
次に、第6図例で再生信号RFの時間軸上でのジッタ量
が最小となるときのフォーカスバイアス信号FBの値で
あるFB、 を読み取る手順について説明するに、フォ
ーカスサーボ回路(12)の接続端子(28)及び加算
回路(29)を介してフォーカスバイアス信号RFに実
質的に周期τ。で周期的に変化する信号fbが重畳され
ていることに対応して、RFジッタ測定回路(41)に
より生成されるRFジッタ信号RFJ* も周期τ。で
周期的に変化している。そして、サンプル/ホールド回
路(42)及び(43)においてはそのRFジッタ信号
RFJ京の例えば夫々最小値RFJ、及び最大値RFJ
2が保持されるので、その減算器(48)を介してRF
ジッタメータ(49)にその値が表示される信号RFJ
s本はそのRFジッタ測定回路(41〉により生成され
るRFジッタ信号RFJ本の振幅に相当する。
従って、可変抵抗器(14A) を調整してRFジッタ
メータ(49)に表示される信号RFJ本本の値が0に
なるように設定することにより、第5図でフォーカスバ
イアス信号FBの平均値FBがFB、  に一致した状
態が実現されたことになり、そのときのフォーカスバイ
アス信号FBの値がそのままFB、  となる。この値
FB、  もフォーカスサーボ回路(12)に設けた図
示省略したチエツク端子より読み取ることができる。
最後に、フォーカスサーボ回路(12)の可変抵抗器(
14^) を調整してフォーカスバイアス信号FBの値
を上述の方法で求めた値FB、と値FB+  との中間
の値FB、に設定することにより、その被検査コンパク
トディスク再生装置のフォーカスバイアス信号FBの最
適点への設定が完了する。この後、フォーカスサーボ回
路(12)の接続端子(28)はその被検査コンパクト
ディスク再生装置の例えば接地端子に接続する。このよ
うに第6図例によれば、被検査コンパクトディスク再生
装置のフォーカスサーボ回路(12)にフォーカスバイ
アス信号FBに周期的な信号fbを重畳するための接続
端子(28)及び加算回路(29)が設けられていると
共に、その周期的な信号fbを加えたときの再生信号R
Fのレベル変動を示す信号RFL本の振幅に対応する信
号RFL**の値及び再生信号RFのジッタ量の変動を
示す信号RFJ零の振幅に対応する信号RFJ本本の値
が夫々RFレベルメータ(40)及びRFジッタメータ
(49)で直読できる如くなされている。従って、その
周期的な信号fbを加えた状態で、そのRFレベルメー
タ(40)の指示値が0となるときのフォーカスバイア
ス信号FBの値FB。
とそのRFジッタメータ(49)の指示値が0となると
きのフォーカスバイアス信号FBの値FB、  とを読
み取り、その値FBo と値FB、  との中間にその
フォーカスバイアス信号FBの値を設定するだけでよい
ので、そのフォーカスバイアス信号FBの調整が定量的
且つ迅速に行われる利益がある。
尚、上述実施例においてはフォーカスサーボ回路(12
)においてフォーカスバイアス信号FBに矩形彼信号f
bを重畳するようになしていたが、この矩形波信号fb
Q代わりに例えば0レベルを中心に正弦波状に変化する
信号を重畳してもよい。さらに、光学式ピックアップ(
3)より出力されるフォーカスエラー信号FEは、例え
ば臨界角法やフーコー法等によって生成されたものでも
よい。
尚、本発明は上述実施例に限定されず、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々の構成を採り得ることは勿論であ
る。
〔発明の効果〕
本発明はフォーカスバイアス信号に周期的に変化する調
整用信号を重畳し、光学式ピックアップより得られる再
生信号のレベルが一定となるときのそのフォーカスバイ
アス信号の平均値である第1の平均値と、その再生信号
のジッタ量のレベルが−走出なるときのそのフォーカス
バイアス信号の平均値である第2の平均値とを求め、そ
れら第1の平均値と第2の平均値との間にそのフォーカ
スバイアス信号を設定するようにしているので、そのフ
ォーカスバイアス信号の最適点への調整が定量的且つ迅
速にできる利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の再生信号RFのレベル変化
を示す線図、第2図はその再生信号RFのジッタ量の変
化を示す線図、第3図は本発明の一実施例のフォーカス
バイアス信号FBの最適点を示す線図、第4図及び第5
図は夫々フォーカスバイアス信号FBをFBo 及びF
B、  に設定する手順を説明するための線図、第6図
は本発明の一実施例のフォーカスバイアス調整装置を示
す構成図、第7図は第6図例の動作を示す各部信号波形
図、第8図はコンパクトディスク再生装置の要部を示す
構成図、第9図〜第11図は夫々第8図例の説明に供す
る線図である。 (1)は光ディスク、(3)は光学式ピックアップ、(
12)はフォーカスサーボ回路、(30)は発振回路、
(32)はインバータ、(39)は減算器、(40)は
RFレベルメータ、(41)はRFジッタ測定回路、(
48)は減算器、(49)はRFシックメータである。 代  理  人 松  隈  秀  盛 再生イ富号尺F/)レベ′ル炎化 第1図 フ朴カスt\イγスイぎ号01誌定2 第3図 再生イ言号尺Ff)ゾ・ンタ支化 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 光ディスク再生装置の光学式ピックアップより得られる
    フォーカスエラー信号に所定のフォーカスバイアス信号
    を加算してなる信号が所定値となるように上記光学式ピ
    ックアップを光ディスクに対して上下させるためのフォ
    ーカスサーボ回路の上記所定のフォーカスバイアス信号
    の調整方法において、 上記フォーカスバイアス信号に周期的に変化する調整用
    信号を重畳して次第に上記フォーカスバイアス信号の平
    均値を変化させ、 上記光学式ピックアップより得られる再生信号のレベル
    が一定となるときの上記フォーカスバイアス信号の平均
    値である第1の平均値と、上記再生信号のジッタ量のレ
    ベルが一定となるときの上記フォーカスバイアス信号の
    平均値である第2の平均値とを求め、 上記第1の平均値と第2の平均値との間に上記フォーカ
    スバイアス信号を設定するようにしたことを特徴とする
    光ディスク再生装置におけるフォーカスバイアス信号の
    調整方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0749117A2 (en) * 1995-06-16 1996-12-18 Sony Corporation Recording and/or reproduction apparatus and method for optical record medium
US7471596B2 (en) 2004-05-26 2008-12-30 Funai Electric Co., Ltd. Optical disc reproduction device and tracking control method applied to an optical disc reproduction device

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EP0749117A3 (en) * 1995-06-16 1998-09-02 Sony Corporation Recording and/or reproduction apparatus and method for optical record medium
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