JPH0218511A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JPH0218511A
JPH0218511A JP16678888A JP16678888A JPH0218511A JP H0218511 A JPH0218511 A JP H0218511A JP 16678888 A JP16678888 A JP 16678888A JP 16678888 A JP16678888 A JP 16678888A JP H0218511 A JPH0218511 A JP H0218511A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カメラ特に銀塩フィルムを用いたコンパクト
カメラに適した小型軽量で低コストなズムレンズに関す
るものである。
[従来の技術] 近年、銀塩コンパクトカメラにおいては、撮影レンズの
ズーム化が進行しており、ズームレンズを用いたものは
、撮影のバリエーションを増やすというメリットから今
後の主流になることが予想される。
2倍程度のズーム比を持ち、かつ小型なズームレンズと
しては、例えば特開昭62−264019号公報に記載
されたものがある。このズームレンズは、物体側より順
に正の屈折力を持つ第1群と負の屈折力を持つ第2群よ
りなり、両群間の間隔を変化させることによって変倍を
行なうものであり、比較的コンパクトなレンズ系である
。しかしレンズ構成枚数は8枚と多く、高コストである
上に全長も広角端における望遠比が1.3程度であって
十分短いとはいえない。
したがって現在あるズームレンズ付コンパクトカメラは
、本体に比べてズームレンズの占める割合が大きさ1重
さ、コスト共に大であって、このズームレンズの小型、
軽量、低コスト化は非常に重要な課題である。
レンズ系の軽量化、低コスト化にとってレンズをプラス
チック化することが非常に有力な手段である。しかし現
在光学用に使用できるプラスチックは種類が極めて限ら
れており、使用出来るものも屈折率が15〜1.6程度
で低い屈折率である。
そのためレンズ設計において、プラスチックレンズを採
用することは容易なことではない。つまり従来のタイプ
のレンズ系にそのまま単にプラスチックレンズをおきか
えた場合、性能の劣化が大きい。
例えば小型なズームレンズでかつレンズ枚数の少ないレ
ンズ系として、特開昭57−201213号公報に記載
されているものがある。この従来のズームレンズは、物
体側より順に正の第1群と負の第2群よりなり、第1群
が正、負、正の3枚のレンズ又第2群が正、負の2枚の
レンズの合計5枚のレンズにて構成され、少ない枚数の
レンズ系である。この従来例のようなレンズ構成は、レ
ンズ系の小型化にとっては非常に有利なレンズ構成であ
る。しかしこの従来例のズームレンズは、変倍比が1.
5であって小さい。又各レンズの屈折率が1.7前後で
あって、前述のように低い屈折率のプラスチックレンズ
をそのままおきかえることは出来ない。
上記の従来例と同じレンズ構成で、変倍比な2に又広角
端での望遠比を1.2程度にしようとすると第1群、第
2群のパワーが非常に大きくなり、球面収差、歪曲収差
、非点収差、コマ収差がいずれも大になり、結像性能が
著しく低下する。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、ズーム比が2程度のコンパクトカメラ用ズー
ムレンズで、小型、軽量、低コスト化を同時に達成し、
かつ良好な光学性能を有するものを提供することを目的
とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明のズームレンズは、前記の目的を達成するために
、物体側より順に物体側に凸面を向けた正レンズの第1
レンズと物体側に凹面を向けた負レンズの第2レンズと
両凸レンズの第3レンズとよりなる全体として正の屈折
力を持つ第1群と、物体側に凹面を向けた正のメニスカ
スレンズの第4レンズと物体側に凹面を向けた負レンズ
の第5レンズよりなる全体として負の屈折力を持つ第2
群とより構成され、第1群と第2群の間隔を変化させる
ことによってズーミングを行なうレンズ系である。そし
て上記の5枚のレンズのうち少なくとも3枚のレンズが
プラスチックレンズで、かつ各群に少なくとも1面の非
球面を設けたことを特徴としている。
本発明のズームレンズは、前述の従来例と同様に第1群
を正、負、正の3枚、第2群を正、負の2枚の計5枚の
構成とし、少なくとも3枚のプラスチックレンズを用い
たにも拘らず、第1群と第2群の夫々に少なくとも1面
の非球面を適切に配置することによって、従来例よりも
変倍比、広角端における望遠比の点で優れしかも諸収差
が良好なレンズ系となし得たものである。
これら非球面のうち第1群に用いる非球面は、主に球面
収差を補正するのに有効であり、特に絞りに近い面に用
いると球面収差のみをコントロール出来る。この非球面
の形状は、球面収差を補正する形つまり光軸から離れる
につれて正の屈折率が弱まるようにする必要がある。
又第2群に用いる非球面は、主に非点収差、歪曲収差な
どの軸外収差を補正するのに有効である。ここで用いる
非球面の形状は、負の歪曲を補正する形つまり光軸から
離れるにしたがって負の屈折力が弱まるようにする必要
がある。
これらの非球面は、次の条件(1) 、 (2)を満足
することが望ましい。
fl)  5X 10−’< (ΣΔx+l/fw <
 1 x 1O−2(、Y = Va、 7) (2)  5X 10−3< (ΣΔxi)/h< l
 x 10−’(y二NEC) ただし詠1は第1群に用いる非球面の基準球面からのず
れ量、Δx■は第2群に用いる非球面の基準球面からの
ずれ量、fwは広角端におけるレンズ全系の焦点距離、
hは最大像高、yは光軸からの高さ、’IS、 7は第
1群の非球面における広角端でのF/3.7のマージナ
ル光線高、yl:。は第2群の非球面における広角端で
の最大側内の主光線高である。また八Xl 、 八gの
符合は詠1については正の屈折力を弱める方向を正、八
X[については負の屈折力を弱める方向を正にとるもの
とする。
上記条件(1)の下限を越えると球面収差が補正不足に
なり又上限を越えると逆に補正過剰になる。
条件(2)の下限を越えると広角側において負の歪曲収
差が過大になるうえ非点収差が悪化し、上限を越えると
広角側において負の歪曲収差が補正過剰になるうえ非点
収差、コマ収差が悪化する。
次に本発明ズームレンズでは、多くのプラスチックレン
ズを使用している。現在プラスチックレンズ等のような
光学用として使用できるプラスチック材料は、ア、クリ
ルに代表される低屈折率、低分散(屈折率約15、アツ
ベ数的60)のものと、ポリカーボネートに代表される
中屈折率、高分散(屈折率約1,6.アツベ数的30)
の二つを挙げることが出来る。
プラスチックレンズを本発明のズームレンズに適用する
場合、色収差の補正を考慮すると第1レンズ、第3レン
ズ、第4レンズ、第5レンズには低屈折率、低分散のも
のが適しており、第2レンズには中屈折率、高分散のも
のが適している。
第2レンズ以外に高分散のものを用いると色収差が過大
になり、第2レンズに低分散のものを用いると色収差が
補正不足になる。
以上のことから次の条件(3)を満足することが望まし
い。
(3)ν2く45 ただしν2は第2レンズのアツベ数である。
この条件(3)より外れると色収差が補正不足になる。
前記のように本発明のレンズ系においてプラスチックレ
ンズを用いる場合、第1レンズ、第3レンズ、第4レン
ズの各正レンズに低屈折率、低分散のものを用いること
になる。この場合正レンズが低屈折率であるのでペッツ
バール和が正の大きな値になる傾向があり、像面性を良
好に保つことが困難になる。これは非球面を用いても補
正困難である。
上記のペッツバール和を補正して像面性を保つためには
、負レンズである第5レンズに低屈折率の材質を用いる
必要がある。そのために第5レンズの屈折率n、は次の
条件(4)を満足することが好ましい。
(4)  n5< 1.6 条件(4)の範囲を越えると、プラスチックレンズを多
用する場合、ペッツバール和が正の大きな値になり像面
性が悪化する。
本発明のレンズ系において、諸収差を一層良好に補正す
るためには次の条件(5] 、 +61 を満足するこ
とが望ましい。
+5]   −0,3<  fl、/f4<口(6) 
   6 < fw/r’+ O<  3ただしf4.
fsは夫々第4レンズ、第5レンズの焦点距離、r’+
oは第5レンズの物体側の面の曲率半径である。
条件(5)は、第2群を構成する第4レンズと第5レン
ズの焦点距離の比を規定したものである。
本発明の目的であるズーム比が2程度で広角端での望遠
比が1.2程度のズームレンズを得ようとすると第2群
に大きな負のパワーが必要になる。
このパワーを近軸理論で計算すると一1/fw前後にな
り、これを第4レンズと第5レンズで分担することにな
る。ここで第4レンズの正のパワーが強くなるとそれに
伴って第5レンズの負のパワーが強くなり高次の収差の
発生が過大になる。逆に第4レンズの正のパワーが弱く
なると、第5レンズで発生する収差を補正する能力がな
くなる。したがって第4レンズと第5レンズのパワー配
分は重要であり、条件(5)を満足することが好ましい
条件(5)の下限を越えると特に非点収差が悪化するう
え第4レンズ、第5レンズ共に偏心がききやすくなり、
上限を越えると非点収差、コマ収差が悪化し、いずれも
好ましくない。
条件(6)は、第5レンズの物体側の面の曲率半径を規
定する条件である。
本発明のズームレンズは、収差補正をするにあたって、
広角側での軸外収差と望遠側での球面収差、コマ収差を
いかにうまくバランスさせるかが問題となり、これをバ
ランスさせるために設けたものが条件(6)である。
条件(6)の下限を越えると特に広角端での非点収差が
悪化し、上限を越えると望遠端での球面収差、コマ収差
が悪化し好ましくない。
本発明のズームレンズは、以上述べたような構成にする
ことによって5枚のレンズすべてをプラスチック化する
ことも可能である。5枚全部をプラスチックレンズにし
た場合、非常に低コストで軽量である反面、温度や湿度
の影響を受けやすい。つまり温度や湿度が変化すること
によってレンズの屈折率や形状が変化しピントずれを生
ずる。このことは、あらかじめ設定されたところまでレ
ンズを駆動することによってピント合わせを行なう方式
のコンパクトカメラではピントが合わないことになり好
ましくない。しかし例えば特開昭62−111223号
公報に示されたようにオートフォーカス機構と組合わせ
て補正することも出来るので致命的ではない。
本発明のレンズ系において、1.2枚のガラスレンズを
用いる場合、次の条件(71、(8)を満足することが
望ましい。
(7) n+< 1.75 (8)ν1〉45 ただしnl、ν、は夫々第1レンズの屈折率およびアツ
ベ数である。
条件(7)の範囲を越えると、ペッツバール和が負の大
きな値をとるようになり、像面性が悪化するので好まし
くない。また条件(8)の範囲を越えると色収差が過大
になり好ましくない。
本発明レンズ系で、5枚のうち1.2枚をガラスレンズ
におきかえた場合、このレンズの適切な選択によって温
度、湿度の影響を非常に小さくすることが出来る。しか
し3枚以上のレンズをガラスレンズにすると低コスト、
軽量化のメリットが少なくなる。
本発明のズームレンズは、先に述べたように第1群と第
2群の間の間隔を変化させて変倍することを基本にして
いる。しかし変倍の際に各群でのレンズ間隔を微小に変
化させることによってさらに良好に収差補正を行なうこ
とが出来る。これは収差補正上の自由度が増えるためで
特に非点収差等を良好に補正し得る。
又本発明のズームレンズにおけるフォーカシングは、通
常筒1詳全体を繰り出して行なうが第2群を移動させて
行なうことも可能である。
[実施例] 次に本発明のズームレンズの各実施例を示す。
実施例1 f = 36.05〜67.9、F/3.64〜F75
.2最大像高 21.6  、広角端望遠比 1.28
r = 20.9531 d、”3.0000   n、”1.49216   
v、 =57.50r2==69.4838 d2= 2.13000 r3=: −21,4411 da= 4.0129  112= 1.58362 
  v2= 30.37r4=145゜2381 d4= 3.0820 r5=21.2739 ds” 4.2000    ns= 1.49216
    ν3 = 57.50r6: −18,008
7(非球面) d6= 1.0000 r7=(資)(絞り) d7=D、(可変) r8=  30.5685  (非球面)d8=2.6
000   n4”1.49216   v4=57.
50r9=−22,8150 d9二5.2513 r+o  =−9,7569 d、。 =2.0000   n5”1.49216 
   v、  =57.5Or、、  =−72,16
31 非球面係数 (第6面) P =0.8842、A2=0 、A4=0.6746
8 xlO−’Aa= −0,51333x 10−8
、A、= 0.19994 x 1O−8(第8面) P =1.9017、A2=0 、A、=0.6659
4 X 10−’x 10−6   A、= Q、[1
4631x 10−650      67.9 6.112   2.200 1、OXl0−3 1.3  Xl0−2 141 、  fw/r+。
A、= 0.20332 f     36.05 []、    11.854 (ΣΔxI)71w (ΣΔXnl/h f5/f4= −Q 実施例2 f = 36.05〜67.9、 最大像高 21.6 ++=21.1119 d、 = 3.0000   Q、= 1.65844
r2= 39.3452 d2= 2.0000 17.7024 da”3.3041 r4= 211.2865 d4=D、(可変) r5= 21.9567 d5= 3.4000 1”6=  15.1G14  (非球面)n3=1.
49216 3.69 F/3.64〜F76、9 広角端望遠比 1.22 1.58362 ν、  =50.86 シ2  =30.37 57.50 d6= 1.000(1 r7=oo(絞り) d、=02(可変) 26.6032  (非球面) d、= 2.6000   114= 1.49216
    v、= 57.5Or、=   20.771
4 d、= 4.9909 rho  =−9,5334 d、、=2.0000  n5=1.49216   
 v5 =57.5Or、、  =−42,7519 非球面係数 (第6面) P=D、4066   A2=0、A4=0.7564
6xlO−’A、= −0,17438x 10−6、
A、= 0.26160 x 1O−8(第8面) P =1.4686、A2=O、A4=0.85086
 x 10−’Ag= −0,36793x 1(1−
7、Aa= 0.916B2 x 1O−8f   3
6.05  50   67.9D、   1.862
  2.504 2.2228212.960  6.
143 2.000r8: (Σ△x+)71w  = 1.7  X 1O−3(
ΣΔxn)/h= 1.3  x 1O−2f5/f4
= −0,152、fw/rho  =−3,78実施
例3 f = 36.05〜67.9、F/3.64〜F75
.2最大像高 21.6  、  広角端望遠比 1.
2゜r+ = 15.1724 d+ = 3. [)ODD   nl = 1.49
216   v1= 57.50r2= 66、775
2 d、= 1.7(1(1(1 r3=  27.2601 d−”2.943L  ・n2=1.71736   
ν2=29.51r< = 68.5097 d4= 3.4436 rs=27.8714 ds” 3.4000   Q3= 1.51742 
 1)2 = 52.411”6=  48.1090
  (非球面)d6= 1.0000 r7=■(絞り) dy=D+(可変) r、= −30,13,86 da” 3.0000    n4= 1.49216
    ν4 = 57.50r9= −17,580
5(非球面) d9=D2(可変) rho  :=−9,2526 d、。 ”2.0000  n5=1.49216  
  v5 =57.5Ora+  =   189.5
LO3 非球面係数 (第6面) P = −3,2018、A2=O A4= −0,14123x 10−’A6=O,1B
344 x l[l−6,A、 =[1,21423x
 1O−B(第9面) P =2.2519 、A、=O、A、=−[1,67
556x 10−’A6= 0.67061 x 10
−6、A、= −0,20258x 10−’f   
36.05  50   67.9D+  10.87
1  5.372 2.200D、   4゜803 
 4.457 3.900(ΣΔXI)71w =3.
Q Xl[+−4(Σ 八xn)/h=+  1.s 
 X  10−2  Q f5/L= −0,250、iw/rho  =   
3.90実施例4 f=36.05〜67.9、 F/3.64〜F/7.
0最大像高 21.6  、  広角端望遠比 1,2
3r、:19.2603 d、= 3.0[l[)C1ロ、= 1.49216 
   ν、  =57.50r2= 53.0583 d2=D1(可変) r3=  19.0163 d3= 4.0043   n2:l: 1.5836
2  1/2 = 30.37r4= 169.808
2 d4=D、(可変) r5= 22.1427 d5= 3.4000   fi3= 1.49216
   v3= 57.50i”6=  16.1589
  (非球面)d6= 1.0000 r、=oo(絞り) d、=03(可変) r、=  33.3918  (非球面)da=2.6
000   n、=1.49216   v4=57.
50ra=   22.8566 d、=04(可変) rho  =   9.7414 d、、  =2.0OOO rz  =−80,5917 非球面係数 (第6面) P =0.5168、 A6= −0,25576 (第8面) P =0.8762、 A6.= −0,9640[1 (第11面) P =11.2777 A、−−0,12558 A6= −0,35885 f   36.05 D、   2.096 D21.906 D312.472 ns= 1.49216 シ5 =57.50 (非球面) A2=0  、  A、=0.72823  xlO−
’X 10−6、 A、= 0.40774  x 1
O−8A2=G 、  A4=0.71911  x 
10−’l/ X 10−6、 Ae= (1,83133X 1O−
11A、= 0.18755  x 10−967.9 1.851 2.629 2.200 A2 =0 、 1O−6 X 10−7、 1.700 2.916 6.209 IL     4.900    4.811  4.
946(ΣΔx+l/fw  = 1.5  X 1O
−3(Σ 八xn)/b=  1.4  X  10−
”f5/f、= −0,167、f’w/r+o  =
   3.70上記データーにおいて、r+、 r2.
・・・はレンズ各面の曲率半径、dl+ d2.・・は
各レンズの肉厚および空気間隔、n + + n 21
・・・は各レンズの屈折率、ν1、ν2.・・・は各レ
ンズのアツベ数である。
実施例1は、第1図に示すレンズ構成であって、変倍の
際第1群と第2群の間隔のみ変化させる。レンズは全部
プラスチックレンズを用いており、第2レンズのみポリ
カーボネートでその他はすべてアクリルである。非球面
は第3レンズの像側の面と第4レンズの物体側の面に用
いている。
第2レンズに用いているポリカーボネートは、通常のガ
ラスに比べて異常分散性が強(、d−線の屈折率とアツ
ベ数から各波長の屈折率を算出するヘルッペルガーの式
が成立たない。そこで参考のために主要4波長の屈折率
を示すと次の通りである。
na= 1.58362 nc =1 、57809 nr”’1.59731 n、= 1.60888 次にプラスチックレンズを用いた時の温度、湿度の影響
について述べる。
プラスチックレンズは、温度と湿度の変化により屈折率
と形状が変化し、それによってピントずれが起こる。こ
のピントずれは形状の変化よりも屈折率の変化による方
が大である。しかしそれによるピントずれは、正レンズ
と負レンズの適切な組合わせによって十分補正出来る。
プラスチックの屈折率は、温度変化によりおよそ−10
−’/°C変化する。例えば温度が±30°C変化する
と屈折率はおよそ〒0003変化する。実施例1のレン
ズ系において、温度が±30 ’C変化して屈折率が千
0.003変化した時のピント移動量を計算すると±0
.3mm  (広角端)〜±0.8mm  (望遠端)
である。この値は湿度による影響を含めても実用上問題
のない値である。
この実施例1の無限遠物体に対する広角端、中間焦点距
離、望遠端での収差状況は夫々第5図。
第6図、第7図に示す通りである。また第2群を移動さ
せてレンズ前面より2mの物体にピントを合わせたとき
の広角端、中間焦点距離、望遠端での収差状況は、夫々
第8図、第9図、第10図に示す通りである。
実施例2は、第2図に示すレンズ構成のレンズ系で、変
倍の際は第1群と第2群の間隔を変化させるとともに1
群中の第2レンズと第3レンズの間隔も僅かに変化させ
る。この実施例は、第1レンズのみガラスレンズであと
はすべてプラスチックレンズである。非球面は第3レン
ズの像側の面と第4レンズの物体側の面に用いている。
この実施例の温度、湿度の影響を実施例1と同様に計算
するとピント移動量は±0.2mmf広角端)〜±0.
4mm(望遠端)である。これは実施例1の約半分で、
第1レンズをガラスレンズにしたことによる効果である
この実施例の無限遠物体に対する広角端、中間焦点距離
、望遠端での収差状況は、夫々第11図、第12図、第
13図に示す通りである。
実施例3は、第3図に示すレンズ構成のレンズ系で、変
倍の際は、第1群と第2群の間隔を変化させるとともに
第4レンズと第5レンズの間隔を僅かに変化させる。こ
の実施例は、第2レンズと第3レンズがガラスレンズで
、残りのレンズは、プラスチックレンズである。又非球
面は、第3レンズの像側の面と第4レンズの像側の面に
用いている。
この実施例の温度、湿度の影響を同じ方法で計算すると
ピント移動量は、±0.2mm (広角端)〜±0、4
mm (望遠端)となり実施例2と同程度でピント移動
量が小である。これもガラスレンズを用いたことによる
ものである。
また、この実施例は、レンズ系の全長が非常に短く、広
角端で43.26mmで望遠比に換算すると1.20で
ある。
この実施例の無限遠物体に対する広角端、中間焦点距離
、望遠端における収差状況は、夫々第14図、第15図
、第16図に示す通りである。
実施例4は、第4図に示すレンズ構成のレンズ系で、変
倍の際は、第1群と第2群の間隔を変化させるとともに
それ以外の各レンズの間もすべて微小量変化させるもの
である。この実施例はすべてのレンズがプラスチックレ
ンズである。又非球面は、第3レンズの像側の面、第4
レンズの物体側の面、第5レンズの像側の面に用いてい
る。
この実施例の温度、湿度の影響は実施例1と同程度であ
る。
この実施例の無限遠物体に対する広角端、中間焦点距離
、望遠端での収差状況は、夫々第17図、第18図、第
19図に示す通りである。
上記各実施例で用いる非球面の形状は、光軸との交点を
原点として光軸方向にX軸、光軸に垂直な方向にy軸を
とる時次の式にて表わされるものである。
ある。
[発明の効果] 本発明のズームレンズは、ズーム比が2程度で、レンズ
枚数が5枚で極めて少なくしかもプラスチックレンズを
多く用いた小型軽量で低コストのレンズ系で、更に光学
性能も極めて良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の実施例1乃至実施例4の断
面図、第5図乃至第10図は実施例1の収差曲線図、第
11図乃至第13図は実施例2の収差曲線図、第14図
乃至第16図は実施例3の収差曲線図、第17図乃至第
19図は実施例4の収差曲線図である。 出願人 オリンパス光学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 物体側より順に物体側に凸面を向けた正レンズの第1レ
    ンズと物体側に凹面を向けた負レンズの第2レンズと両
    凸レンズの第3レンズよりなり全体として正の屈折力を
    持つ第1群と、物体側に凹面を向けた正のメニスカスレ
    ンズの第4レンズと物体側に凹面を向けた負レンズの第
    5レンズよりなり全体として負の屈折力を持つ第2群よ
    りなり、第1群と第2群の間隔を変化させてズーミング
    を行なうレンズ系で、少なくとも3枚のレンズがプラス
    チックで、各群に少なくとも1面の非球面を有すること
    を特徴とするズームレンズ。
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