JPH0218201Y2 - - Google Patents

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JPH0218201Y2
JPH0218201Y2 JP1982158354U JP15835482U JPH0218201Y2 JP H0218201 Y2 JPH0218201 Y2 JP H0218201Y2 JP 1982158354 U JP1982158354 U JP 1982158354U JP 15835482 U JP15835482 U JP 15835482U JP H0218201 Y2 JPH0218201 Y2 JP H0218201Y2
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JP
Japan
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cylinder lock
slide member
case
glove box
lock
Prior art date
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JP1982158354U
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JPS5962157U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、グローブボツクスのロツク装置に
関するものである。
自動車のインストルメントパネルに形成される
グローブボツクスの開閉蓋にシリンダ錠を設け、
グローブボツクスに貴重品を収納出来るようにし
たものが提供されている(例えば特開昭56−
119084号公報)。この種のグローブボツクスでは、
開閉蓋に取り付けられたケースにシリンダ錠を設
けると共に、該シリンダ錠の回動とスライド部材
等を介して連動するロツク部材を設ける一方、ボ
ツクス本体側に上記ロツク部材と係脱するストラ
イカを突設した構造としているが、開閉蓋がロツ
ク状態かアンロツク状態かを見分けるには、シリ
ンダ錠の小さなキー挿入口の向きを判別しなけれ
ばならず、この判別は手動で確認した方が目で確
認するよりは早いため、手動でされることとなつ
ているがそれでも迅速に判断出来ず、手数がかか
る等の欠点があつた。
この考案は、上記した従来の欠点を解消し、一
見でロツク状態か否かを視別出来るようにするこ
とを目的とするものである。
該目的を達成するため、この考案は、グローブ
ボツクスの開閉蓋に取り付けられたケースにロツ
ク位置とアンロツク位置とに回動するシリンダ錠
が設けられ、該ケース内に係合部が形成されたス
ライド部材が摺動自在に収納され、かつ、このケ
ースにはグローブボツクスに設けたストライカと
係脱するロツク部材が設けられ、上記シリンダ錠
がロツク位置に回動されたときスライド部材の係
合部に係合して該スライド部材をケース内側壁ま
で移動させる係合突起部がシリンダ錠に形成され
ている構成としたことを特徴とするグローブボツ
クスのロツク装置を提供するものである。上記し
たように、シリンダ錠に係合突起部を形成すると
共に、該係合突起部と係合する係合部を形成した
スライド部材を設け、シリンダ錠がアンロツク位
置の時、スライド部材をケース中央に押し込み、
該スライド部材の動作でロツク部材をストライカ
との係合を解く一方、シリンダ錠をロツク位置に
回動するとスライド部材はケースの略中央部の位
置いたアンロツク位置からケースの内側端に当接
するまで移動して、開閉蓋の開操作のためにケー
ス内に指を入れることを不能とするもので、ロツ
ク時には開き操作を不能とし、かつ、スライド部
材がアンロツク時にはケースの略中央部に位置す
る一方、ロツク時にはアンロツク時とは大きく変
位してケース内側壁に当たる位置まで移動するた
め、スライド部材の位置でロツク状態か否かを一
見で判別できるようにしたことを特徴とするもの
である。
以下、この考案を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
グローブボツクス(図示せず)の前面開口部を
開閉する開閉蓋1の中央部にはケース2を取り付
けており、該ケース2の左右両側部空隙A,Bに
指を入れて挾持し、前方下側へ引くことにより、
下端を回動自在にボツクス本体に枢着した開閉蓋
1を開動作するようにしている。
上記ケース2は図示の如き形状で、前後側壁2
a,2b、左右側壁2c,2d、中央部を開口し
た底壁2e、左側壁2cと空隙Aをあけて底壁2
eより突出させた仕切壁2f、該仕切壁2fの上
端より開口上方に屈折させた上面壁2g、該上面
壁2gの裏面に突設したシリンダ収納部2hを一
体に形成している。該シリンダ収納部2hには、
上面壁2gに穿設した取付穴にキー穴3aが位置
するようにシリンダ錠3を取り付けており、該シ
リンダ錠3の外周と回転自在に当接するシリンダ
収納部2hの内周面に対向してロツク側キー突出
溝4,4と、アンロツク側キー突出溝5,5とを
刻設している。上記ロツク側キー突出溝4,4は
シリンダ錠3内に収納したロツクプレート6…6
が丁度嵌合する大きさであり、アンロツク側キー
突出溝5,5はロツクプレート6…6より大き
く、突出溝5,5内に所定角度は回動可としてい
る。上記シリンダ錠3の下端部はシリンダ収納部
2hより突出し、該下端部にピニオンギア3bか
らなる係合突起部を半周面に形成した大径部3c
を形成している。
上記ケース2内には、上面壁2gと底壁2eと
の間に摺動自在にスライド部材7を収納してい
る。該スライド部材7は図示の如き形状で、右側
壁7aとケース右側壁2dとの間に空隙Bを形成
すると共に、上面壁7bの下面より垂下したフツ
ク作動部7cを形成し、かつ、前後側壁の左端下
側より左方へ延長した一対のガイド部7d,7e
を設け、ケース1の前後側壁2a,2bの内面に
沿つて移動するようにしている。上記一方のガイ
ド部7eの内面にはラツクギヤ7fからなる係合
部を形成し、該ラツクギヤ7fを上記シリンダ錠
3のピニオンギヤ3bと係合させている。
さらに、ケース2の底壁開口には底板8を取付
け、該底板8に穴8aを穿設し、該穴8aを貫通
するようにロツク部材となるフツク9を軸10を
介してブラケツト11に回転自在に軸支し、か
つ、該フツク9をバネ部材12で時計回転方向に
付勢している。該フツク9のケース2内に突出し
た上側部9aはシリンダ錠3の右側方へ位置して
おり、スライド部材7のフツク作動部7cとスラ
イド部材7の移動に応じて接離するようにしてい
る。また、フツク9の下側部と対応する位置に
は、ストライカ13をグローブボツクスより突設
して設けており、フツク9がバネ部材12により
付勢されて下端係止部9bがストライカ13と係
止し、開閉蓋1を閉じ位置に保持するようにして
いる。
つぎに、上記装置の作用を説明する。
シリンダ錠3のキー穴3aが図中Y方向の時、
アンロツク位置にあり、該アンロツク位置の時、
第1図から第6図に示す如く、シリンダ錠3のピ
ニオンギア3bはスライド部材7のラツクギヤ7
fの中間部位と噛み合つており、スライド部材7
は右側壁7aがケース右側壁2dと指が挿入出来
る程度の空隙Bをあけた位置にある。この時、ス
ライド部材7のフツク作動部7cはフツク9の上
側部9aと近接した位置にあり、フツク9はバネ
部材12に付勢されてストライカ13と係合し、
開閉蓋1を閉じ位置に保持している。
該アンロツク位置のとき、開閉蓋1を開き操作
する際、ケース2の左右両側の空隙A,Bに指を
挿入し、ついで、第5図に示す如く、スライド部
材7を矢印方向の内方へ押す。この時、シリンダ
錠3のロツクプレート6…6はアンロツク側キー
突出溝5に突出しているが、溝側端まで角度α
(第3図に示す)だけ回転可能であり、スライド
部材7のラツクギア7fがピニオンギア3bと噛
み合つて左行する。スライド部材7の左行で、フ
ツク作動部7cがフツク9の上側部9aをバネ部
材12の加圧に抗して押し、フツク9を反時計方
向に回動し、ストライカ13との係合を解く。よ
つて、空隙A,Bに挿入した指で仕切壁2fとス
ライド部材右側壁7aを挾んで前方へ引くと、開
閉蓋1が開く、また、閉じて手を放すと、フツク
9がバネ部材で付勢されて回動しストライカ13
と係合すると共に、スライド部材7を僅かに右行
させ、前記アンロツク位置に戻す。
一方、シリンダ錠3にキーを挿入し、シリンダ
錠を時計方向へ90度回転して図中X方向のロツク
位置にすると、第7図に示す如く、シリンダ錠3
のピニオンギア3bと噛み合つたラツクギア7f
は右行し、スライド部材7はケース2内を右行
し、右側壁7aがケース2の右側壁2dと近接す
る位置まで移動する。よつて、空隙Bが無くな
り、指を挿入することが出来なくなる。かつ、ス
ライド部材7が右行することにより、フツク作動
部7cはフツク9と干渉しない位置となり、フツ
ク9はバネ部材12によりストライカ13と係合
し、開閉蓋1を閉位置にロツクする。該ロツク位
置においては、シリンダ錠3のロツクプレート6
…6がロツク側キー突出溝4と係合しているた
め、シリンダ錠3は回転出来ずスライド部材7を
左行させることが出来ないと共に、空隙Bがない
ため、指を入れてスライド部材7を左側へ押すこ
ともできない。よつて、確実に開閉蓋1はロツク
される。
尚、この考案は、上記実施例に限定されず、第
9図及び第10図に示す如く、シリンダ錠3′に
形成する係合突起部として外周にカム3′dを形
成する一方、スライド部材7′に形成する係合部
として前後ガイド部材7′dと7′eとの間に右側
に屈曲した湾曲状の接触面からなる係合部7′k
を形成してもよい。該実施例では、シリンダ錠
3′がアンロツク位置のとき、第9図に示す如く、
カム3′dは係合部7′kと当接した位置になく、
スライド部材7′はフリーであり、スライド部材
7′を押してフツク9とストライカ13との係合
を解くことができる。シリンダ錠3′をロツク位
置にすると、カム3′dは係合部7′k側へ回動し
てスライド部材7′を右行し、フツク9とスライ
ド部材7′を離すと共に、ロツク位置でカム3
d′は停止するためスライド部材7′は左行不可と
なり、ロツク状態となる。
以上の説明より明らかなように、この考案に係
るグローブボツクスのロツク装置によれば、シリ
ンダ錠をロツク位置にした時、スライド部材がケ
ースの右側周壁へ位置しているため、一見でロツ
ク状態か否か判別できる。また、該ロツク位置で
は指を挿入できないため、無理に操作して破壊さ
れることはなく、確実にロツクされるため、盗難
防止が充分に図られる等の種々の利点を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るロツク装置を備えた開
閉蓋の要部正面図、第2図は第1図の−線断
面図、第3図は第2図の−線断面図、第4図
は第2図の−線断面図、第5図は開き動作時
の垂直断面図、第6図は開き動作時の水平断面
図、第7図はロツク時の垂直断面図、第8図はロ
ツクの水平断面図、第9図は他の変形例を示す垂
直断面図、第10図は第9図の水平断面図であ
る。 1……開閉蓋、2……ケース、3……シリンダ
錠、3b……ピニオンギア、7……スライド部
材、7f……ラツクギア、9……フツク、12…
…バネ部材、13……ストライカ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) グローブボツクスの開閉蓋に取り付けられた
    ケースにロツク位置とアンロツク位置とに回動
    するシリンダ錠が設けられ、該ケース内に係合
    部が形成されたスライド部材が摺動自在に収納
    され、かつ、このケースにはグローブボツクス
    に設けたストライカと係脱するロツク部材が設
    けられ、上記シリンダ錠がロツク位置に回動さ
    れたときスライド部材の係合部に係合して該ス
    ライド部材をケース内側壁まで移動させる係合
    突起部がシリンダ錠に形成されている構成とし
    たことを特徴とするグローブボツクスのロツク
    装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の装置に
    おいて、上記シリンダ錠に形成される係合突起
    部はピニオンギヤで構成され、スライド部材に
    形成される係合部はラツクギヤで構成されてい
    ることを特徴とするグローブボツクスのロツク
    装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の装置に
    おいて、上記シリンダ錠に形成される係合突起
    部はカムで構成され、スライド部材に形成され
    る係合部は上記カムと接離する接触面で構成さ
    れていることを特徴とするグローブボツクスの
    ロツク装置。
JP1982158354U 1982-10-19 1982-10-19 グロ−ブボツクスのロツク装置 Granted JPS5962157U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715393Y2 (ja) * 1988-10-08 1995-04-12 株式会社クボタ 移動農機のカバー取付構造

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JPS5748081A (en) * 1980-09-08 1982-03-19 Kokusan Kinzoku Kogyo Kk Glove box lock for automobiles
JPS5745563B2 (ja) * 1979-09-20 1982-09-28

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JPS5823883Y2 (ja) * 1980-08-30 1983-05-21 マツダ株式会社 リツドの簡易キ−ロツク装置

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JPS5962157U (ja) 1984-04-24

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