JPH0218100B2 - - Google Patents

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JPH0218100B2
JPH0218100B2 JP58196588A JP19658883A JPH0218100B2 JP H0218100 B2 JPH0218100 B2 JP H0218100B2 JP 58196588 A JP58196588 A JP 58196588A JP 19658883 A JP19658883 A JP 19658883A JP H0218100 B2 JPH0218100 B2 JP H0218100B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rubber
thread
adhesive
back sheet
support tape
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58196588A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6088104A (ja
Inventor
Migaku Suzuki
Satoru Nozaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unicharm Corp
Original Assignee
Unicharm Corp
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Publication date
Application filed by Unicharm Corp filed Critical Unicharm Corp
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、使い捨ておむつの製造方法、就中、
該おむつの脚囲りに伸縮ギヤザーを設ける為、該
おむつの構成部材に弾性バンドを連続的に取付け
る方法の改良に関する。
従来、使い捨ておむつに弾性バンドを連続的に
取付ける方法として、例えば、特公昭57−26219
号公報に開示された技術が知られ実施されてい
る。この公知方法よれば、連続弾性バンドを伸長
下にこれに接着剤を間欠的に塗布しておむつを構
成する連続ウエブに接着し、接着剤が硬化した状
態で、連続弾性バンドを接着剤非塗布区域で連続
ウエブと同時に切断して該非塗布区域を収縮させ
ることにより、脚囲りのみ弾性バンドが位置した
個々のおむつを得ることが出来る。
然るに、この公知方法においては、弾性バンド
の接着剤非塗布区域を収縮させる為の開口部をお
むつの両端に設ける必要があり、換言すると、お
むつの両端を密閉することが出来ず、該開口部か
ら尿が漏れる。又、連続ウエブに接着した連続弾
性バンドは、これを連続ウエブに接着する初期工
程から連続ウエブと共に切断する最終工程近くま
での比較的長距離を接着剤の末硬化状態で移送さ
れる為、その過程で連続ウエブの幅方向にずれ、
所定位置に整然と接着されないようなことがあ
り、斯なる傾向は、連続弾性バンドとしての複数
本の細い糸状ゴムを使用し、これらを所定間隔で
並列して連続ウエブに接着する場合には、看過す
ることが出来ない課題となる。
従つて、本発明の目的とする処は、連続弾性バ
ンドを連続ウエブに接着剤で接着する初期工程に
おいて、該接着剤が末硬化状態であつても、連続
弾性バンドを所定長さに切断することが出来るよ
うになすべく連続弾性バンドとして収縮力の小さ
い複数本の細い糸状ゴムを使用して、且つ末硬化
状態における接着剤の粘性抵抗力を有効に発揮さ
せることにより、切断された糸状ゴムがその収縮
力で連続ウエブから離脱することがないようにな
すことが出来る使い捨ておむつの製造方法を提供
することにある。
本発明の実施態様を図示例を参照して説明する
と、以下の通りである。
第1図は本発明方法を実施する為の工程を示す
概略側面図である。ニツプロール1,2を備える
組み立てステーシヨンSへ、プラスチツクフイル
ム等から成る連続裏面シート3が受けロール4を
経て導かれる。裏面ート3の上面の幅方向側部に
は、断面積が0.03〜0.6mm2の複数本の糸状ゴム5
が、図示していないドラフト手段により予め所定
倍率に伸長され、塗布手段6により、第2図〜第
4図に示す如く、長さ方向に間欠的にホツトメル
ト型接着剤7を塗布され且つ幅方向に開隔をおい
て並列され、ガイドロール8を経て受けロール4
へ導かれる。更に受けロール4へは、連続支持テ
ープ9がガイドロール10を経て導かれ、接着剤
7で糸状ゴム5と裏面シート3とに接着される。
支持テープ9は、糸状ゴム5の全体を被覆する幅
と該糸状ゴムの所要の収縮力を妨げない可撓性と
を有し、且つ熱溶着性で実質的に非弾性を有する
プラスチツクフイルム・不織布等から成り、裏面
シート3と協同して接着剤7にその粘性抵抗力を
有効に発揮させる機能を有する。斯くて裏面ート
3と支持テープ9との間に接着剤7を介して配置
された糸状ゴム5は、超音波カツター11による
超音波作用を支持テープ9を介して受けることに
より接着剤7の非塗布区域12において切断さ
れ、該非塗布区域が収縮する。
超音波カツター11は各糸状ゴム5と略同経
(幅)の出力端を該糸状ゴムの走行路に臨ませて
配置されている。超音波カツター11が作動する
と、糸状ゴム5及び支持テープ9が超音波作用を
受けて軟化される。従つて、伸長状態にある糸状
ゴム5の収縮力が軟化部に集中して切断される一
方、支持テープ9は裏面シート3と同様に軽い緊
張状態であることに加え、軟化はしても、該軟化
部は、該支持テープの極く一部に過ぎず、緊張力
が該軟化部に集中することがないので軟化状態の
まゝ保たれ、超音波カツター11の作動が停止さ
れた後の移送中に自然冷却して硬化する。裏面シ
ート3が熱溶着性素材から成る場合には、超音波
作用を受けた部分が支持テープ9と同様に軟化す
るが、該支持テープと同様に切断するこなく自然
冷却して硬化する。尤も、支持テープ9及び裏面
シート3において超音波作用を受けた部分が極く
僅かの傷痕として残る。
第3図に示す如く、支持テープ9は、超音波作
用を受けた部分13において裏面シートに溶着さ
れ、前述した接着剤7の粘性抵抗力を一層有効に
発揮させると共に、裏面シート3の移送中に糸状
ゴム5が他の部材等と接触して生ずるような支障
を防止する機能をも果す。従つて、糸状ゴム5
は、接着剤7が充分に硬化してない状態で切断さ
れても、接着剤7が塗布された伸縮機能区域が収
縮したり、裏面シート3から離脱することがな
い。尤も、斯く糸状ゴム5が収縮することが防止
される為には、糸状ゴム5の収縮力F、その本数
をN、糸状ゴム5と裏面シート3の間の接着剤粘
性抵抗力をF1とし、糸状ゴム5と支持テープ9
間の接着剤粘性抵抗力をF2とし、裏面シート3
と支持テープ9間の接着剤粘性抵抗力をF3とす
ると、F/N<F1+F2+2F3の条件が必要となる
が、この条件を満足させることは所要の糸状ゴム
の伸長応力及び接着剤の特性等を適宣選択するこ
とにより比較的容易になされよう。而して、この
条件を満足させる為には、第3図、第4図に例示
する如く、接着剤7が糸状ゴム5の全周に塗布さ
れることが必要であるが、最初からそのように塗
布されなくとも、例えば、その所定量が糸状ゴム
5の半(片)面に塗布されておれれば、ガイドロ
ール10等による加圧により前記図示例と略同様
の状態になる。
斯くして糸状ゴム5を間欠的に接着された裏面
シート3は組み立てステーシヨンSへ導かれ、且
つ該ステーシヨンへは、不織布等から成る連続表
面シート14が導かれる。このステーシヨンSに
おいて、予め解繊パルプ等から形成された個々の
吸収パネル15が前後方向に所定間隔で且つ第5
図に示す如く、裏面シート3の上面に接着された
糸状ゴム5との間係位置を整合されるように裏面
シート3と表面シート14との間に送り込まれ
る。従つて、第5図に示す如く、両シート3,1
4に塗布された接着剤(図示せず)でそれ等各部
材が一体的に積層されて連続おむつ16に組み立
られる。連続おむつ16は、次の切断工程(図示
せず)へ移送され、各吸収パネル15の前後対向
間において個々のおむつに切断される。
尚、第1図、第7図に示す如く、前記受けロー
ル4上にはこれと接触するニツプロール17,1
8が且つ該ロール中間には前記超音波カツター1
1が夫々配置されている。本発明においては、斯
かる配置の工程を設け、これを前記裏面シート3
に接着した前記糸条ゴム5及び前記支持テープ9
が経るようにすることを条件とするもではない
が、前記受けロール4を冷却ロールとなしてそれ
等を経させるようにすると、前記支持テープ9を
使用することによる効果を一層高めることが可能
であつて、前記糸状ゴム5に接着した前記接着剤
7が該糸状ゴムの切断時に末硬化状態であつて
も、該糸状ゴムの接着剤塗布区域が収縮するのを
防止される。即ち、第6図、第7図を参照して説
明すると、糸状ゴム5は、その接着剤非塗布区域
L1をニツプロール17,18により支持テープ
9を介してニツプされるようになされている。従
つて、図上の右側における糸状ゴム5の接着剤塗
布区域L2が末硬化状態において、該糸状ゴムが
超音波カツター11により切断されても、該糸状
ゴムの接着剤塗布区域L2が収縮することがない。
而して、糸状ゴムが切断された後、図上の左側へ
の裏面シート3の移動により接着剤塗布区域L2
が冷却受けロール4とニツプロール17,18を
通過してニツプされると共に冷却され、その結
果、硬化が促進される。
本発明方法によれば、叙上の如く、連続おむつ
の構成部材を組み立てステーシヨンで組み立てる
以前の初期工程において、連続糸状ゴムに間欠的
に接着剤を塗布して連続裏面シートに接着し、該
糸状ゴムを接着剤非塗布区域において切断して該
非塗布区域を収縮させる為、最終工程で前記連続
おむつを切断して得られる個々のおむつの該切断
端を密閉することが可能である。而して、前記糸
状ゴムに塗布した接着剤を介して連続裏面シート
と連続支持シートとで該糸状ゴムを挟持する状態
になるように接着保持する為、更に又、該糸状ゴ
ムの本数を複数本にして1本の収縮力を小さくし
てある為、前記接着剤を塗布した前記初期工程に
おいて該糸状ゴムの接着剤が充分に硬化しない状
態で切断しても、該糸状ゴムの接着剤塗布区域が
収縮して該裏面シートから離脱することがない。
又、複数本の糸状ゴムを前記裏面シートに連続的
に供給して接着するのにも拘わらず、該糸状ゴム
を前述のように該裏面シートと前記支持シートと
で保持する為、該糸状ゴムを該裏面シートに接着
した状態で高速移送しても、その過程で幅方向に
ずれる等の支障を生ずるようなことがない。
従つて、本発明方法によれば、既述した公知方
法の欠点を悉く解消することが可能であると共
に、該公知方法が教示していない複数本の細い糸
状ゴムを使用することにより、幼児の脚囲りに対
する圧接幅を広く形成して該圧迫力を分散させ、
該脚囲りに圧迫マークが残るのを防止し、更に
は、該糸状ゴムの伸長倍率を高くしてその素材量
を節減することが可能である等の特長を有し、使
い捨ておむつにゴムバンドを取り付ける方法とし
て斯界に稗益する処が極めて多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する為の工程の概略
を示す側面図、第2図は本発明初期工程における
裏面シート上の部分平面図、第3図は第2図A−
A線拡大断面図、第4図は第2図B−B線拡大断
面図、第5図は連続おむつの部分平面図、第6図
は本発明の初期工程における装置の配置状態を示
す部分平面図、第7図は第6図の側面図である。 1,2……ニツプロール、3……裏面シート、
4……受けロール、5……糸状ゴム、6……塗布
手段、7……接着剤、9……支持テープ、11…
…超音波カツター、12……接着剤非塗布区域、
13……裏面シートと支持テープとの溶着部、1
4……表面シート、15……吸収パネル、17,
18……ニツプロール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表面シートと、裏面シートと、該両シート間
    に取り付けるべく伸長状態でホツトメルト接着剤
    を長さ方向に間欠的に塗布しかつ断面積が0.03〜
    0.6mm2の複数本の糸状ゴムと、該両シート間に介
    在すべく所定長さに切断した各吸収パネルとを組
    み立て工程へ移送して、それら構成部材から連続
    おむつを組み立てる方法において、前記組み立て
    工程に至る以前に、前記接着剤を長さ方向に間欠
    的に塗布した各糸状ゴムを前記裏面シートの上面
    の幅方向側部に間隔をおいて並列接着するととも
    に該各糸状ゴムに熱溶着性にして実質的に非弾性
    の支持テープを前記接着剤を利用して連続的に被
    着し、該各糸状ゴムの前記接着剤非塗布区域を該
    支持テープの上面から超音波を作用させることに
    より切断して該非塗布区域を収縮させると共に該
    支持テープに超音波が作用した部位を前記裏面シ
    ートに溶着し、該支持テープの溶着部位を前記各
    吸収パネルが対向する前後端間の側方に位置さ
    せ、該前後端間において前記表裏面シートを切断
    することにより個々のおむつを得ることを特徴と
    する使い捨ておむつの製造方法。 2 前記組み立て工程へ至る以前に、前記各糸状
    ゴムと、前記支持テープと、これらが接着した域
    の前記裏面シートとを圧着する特許請求の範囲第
    1項記載の使い捨ておむつの製造方法。 3 前記圧着を冷却ロールによりなす特許請求の
    範囲第2項記載の使い捨ておむつの製造方法。
JP58196588A 1983-10-20 1983-10-20 使い捨ておむつの製造方法 Granted JPS6088104A (ja)

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JPS6088104A JPS6088104A (ja) 1985-05-17
JPH0218100B2 true JPH0218100B2 (ja) 1990-04-24

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2618645B1 (fr) * 1987-07-30 1991-10-25 Boussac Saint Freres Bsf Couche-culotte a jeter a elastiques d'entre-jambe et enduction laterale d'etancheite
JPH026024U (ja) * 1988-06-24 1990-01-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US47106A (en) * 1865-04-04 Improvement in instruments for cutting potato-seedlings
JPS58196587A (ja) * 1982-05-12 1983-11-16 セイコーインスツルメンツ株式会社 液晶表示装置

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