JPH02174462A - 画像読取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フィルム投影機により原稿台面にフィルム画
像を投影結像させ、該投影像を読取り・複写等するモー
ドと、該原稿面に載置された原稿を読取り・複写等する
モードを選択できる画像読取り装置に関するものである
。

〔従来の技術〕

上記のような装置自体は既に知られている。第４図・第
５図にその１例を示す。本例の装置は通常のシート原稿
・本原稿等を原稿台に載置セットしてその画像情報を読
取り・複写等するモードと、フィルム投影機により原稿
台面にフィルム画像を投影結像させ、該投影像を読取り
・複写等するモードとを選択できる。第４図は前者の反
射原稿画像処理モード時を、第５図は後者の投影画像処
理モード時を示している。

図において、１は装置本体の外装筒、２は該外装筒の上
面板面に形成した窓孔に嵌め付けた原稿台としての透明
板、３は該原稿台２の下面側に配設した可動の画像読取
りユニットである。

画像読取りユニット３はＣＣＤアレイ等の固体撮像素子
アレイ４（密着型ラインセンサ）、短焦点結像素子アレ
イ５（商品名５ｅｌｆｏｃ）、赤外カットフィルタ６、
照明ランプ７等からなり、不図示の駆動機構により案内
レールに案内されて原稿台２の下面に沿って該原稿台２
の左辺側のホームポジション（実線水位置）から右辺側
へ所定の速度Ｖで往動移動ａされ、所定の往動終点に到
達すると再びホームポジションへ戻し移動される。

Ａ０反射原稿画像処理モード（第４図）原稿台２上面の
所定の位置にシート原稿・本原稿等の原稿Ｏを画像面下
向きで載置し、その上に原稿押え板８をかぶせる。装置
のモード選択スイッチを該モード側とし、処理スタート
釦を押す。

そうすると、画像読取りユニット３の照明ランプ７が点
灯し、ユニット３の往動移動ａが行われる。

これにより原稿台２上の上記セット原稿０の下向き画像
面が左辺側から右辺側に順次に照明・読取り走査され、
固体撮像素子アレイ４から読取り画像情報の時系列充電
変換画素信号Ｓが出力される。その出力信号Ｓが装置に
内蔵の、或はセパレート装置としてのレーザビームプリ
ンタ等のプリント機構（不図示）へ入力されて原稿Ｏの
画像情報に対応した画像のハーフコピーがプリントアウ
トされる。

ファクシミリ装置であれば上記信号Ｓが受信装置側へ有
線或は無線で送信される。イメージリーグであれば上記
信号Ｓが記憶部に記憶されたり、ＣＲＴ等の表示装置で
再生表示される。

Ｂ、投影画像処理モード（第５図） 原稿台２上にフレネルレンズ１１．或は拡散板１０とフ
レネルレンズ１１を載置する。該部材１１又はｌＯ・１
１を載置した原稿台２上にフィルム投影機１３によりフ
ィルム画像を投影結像する。本例の場合フィルム投影機
１３は原稿台２の右辺側の装置本体外装筒上面板上に着
脱自由にセットされ、該投影機１３の前方で原稿台２の
上方に略４５°下向きの姿勢で安定に支持させてセット
したミラー１２を介してフィルム画像を原稿台２上に投
影結像している。

フレネルレンズ１１は結像光を平行光束に変換する役目
をする。モード選択スイッチを該モード側とし、処理ス
タート釦を押す。

そうすると画像読取りユニット３の往動移動ａがなされ
て（この場合照明ランプ７は消灯状態に保持される）、
上記原稿台上のフィルム投影像が左辺側から右辺側に順
次に読取り走査され、固体撮像素子アレイ４からの読取
り画像情報の時系列光電変換画素信号Ｓが出力される。

固体撮像素子アレイ４は白黒画像読取り用の他に、３色
分解能（レッドＲ・グリーンＧ・ブルーＢ）を有してい
てカラー或は多色画像を読取ることができるものもある
。カラー読取り用は白黒画像読取りにも兼用できる。

〔発明が解決しようとしている問題点〕しかしながら上
記従来例に於いては、フィルム全面を原稿台面に拡大投
影し、その投影像を画像読み取りユニットで走査して読
取るため、装置が大型化するという欠点があった。つま
り、フィルム全面を拡大投影するために、イメージサイ
ズの広く、焦点距離の長い大きなレンズが必要となる。

また、広い範囲を照明するための大きな照明ユニット、
或いは、広い光束を折り返す大きなミラーが必要となる
。

また、反射原稿読取りモードとフィルム画像読取りモー
ドの切り換えに応じて大きな拡散板やフレネルレンズ、
或いは折り返しミラー等を着脱しなければならず、位置
決め精度や操作性に問題があった。

〔問題点を解決するための手段〕

以上の問題点を解決するため、本発明は、原稿台に載置
された原稿を読取り光学系を走査して読取るモードとフ
ィルム投影機にて前記原稿面にフィルム画像を投影結像
させ、その投影像を前記読取光学系にて読取るモードを
選択できる画像読取り装置に於いて、フィルム読取りモ
ード時には、前記読取り光学系の走査方向に対して静止
させ、読取り走査は、フィルムを移動させることにより
行うようにしたものである。

〔実施例１〕 第１図は、本発明の第１の実施例を示すものである。前
述の第４図・第５図のものと共通する部材には共通の符
号を付して再度の説明を省略する。

フィルム投影機１３に於いて、１６は光源ランプ、１５
はコンデンサレンズ及び熱線吸収フィルター群、Ｆはセ
ットされたフィルム、１７は結像レンズである。上記の
構成に於いて、反射原稿読取モードは、前記従来例と同
様であるが、フィルム画像読取りモードが選択されると
、第１図に示す如く、読取りユニット３は、Ａから所定
位置Ｂまで移動し停止する。その後、フィルム投影機１
３のランプ１６が点灯し、フィルムＦの投影像が原稿面
上に結像する。

読取り走査は、読取りユニット３を固定したまま、フィ
ルムＦが往動移動Ｃを行うことにより走査される。第１
図の場合、フィルムＦはフィルム送り機構により（図示
せず）上方に等速移動することにより逐次走査され、固
体撮像素子アレイ４からの読み取り画像情報の時系列光
電変換画素信号Ｓが出力される。画素信号Ｓは、公知の
技術により画像処理を施された後、プリンター等へ入力
され、ハードコピーを得ることができる。

〔実施例２〕 第２図は、本発明の第２の実施例を示すものである。第
２図に於いて、画像読取りユニット３は、Ｘ方向に画素
配列された一次元ＣＣＤアレイ等の固体撮像素子アレイ
４、短焦点結像素子アレイ５、赤外カットフィルタ６、
照明ランプ７等からなり、第２図記載のＸ方向（主走査
方向）及びＹ方向（副走査方向・・・紙面と垂直方向）
に移動可能である。

反射原稿読取りモードが選択されると、画像読取りユニ
ット３は原稿台２の左辺側ホームポジションへ移動し、
更に副走査Ｙ方向へ走査され、原稿の中ｂ′　のみ読取
り走査される。次に画像読取りユニット３は、Ｘ方向に
ｂ′　のみ間欠移動し、更に副走査Ｙ方向へ走査される
。この動作を順次（り返し原稿全面が読みとられる。

一方、フィルム画像読取りモードが選択されると、画像
読取りユニット３は原稿台２の左辺側ホームポジション
へ移動し停止する。その後、フィルム投影機１３のラン
プが点灯し、フィルム投影像が原稿面上に結像する。こ
こで、フィルム投影像は、第３図に示す如（、フィルム
Ｆの主走査方向に巾ａ。

副走査方向に巾すの領域のみ原稿面にスリット状に投影
される。そして画像読取りユニット３は、主走査Ｘ方向
に固定したまま、副走査Ｙ方向へ走査し、フィルム投影
像を読み取る。次に、フィルムは第３図Ｃ方向にａだけ
送られ、前記原稿面の同じ位置にスリット状に投影結像
する。この投影像を画像読取りユニットがＹ方向に走査
することにより、フィルム画像を読み取る。フィルムＦ
をピッチａで順次間欠移動させることにより、フィルム
Ｆ全領域を読み取ることができる。このように、フィル
ムをスリット状に順次投影し読み取るため、フィルムＦ
はスリット部分（第３図のａＸｂの領域）のみ照明すれ
ば良（、フィルム全面照明するのに比べ照明系をコンパ
クトにできる。また、同様に、フィルムＦをスリット状
に投影するため、折り返しミラー等の巾も狭（て良（装
置全体をコンパクトにできる。

〔実施例３〕 第６図は、本発明の第３の実施例を示すものである。前
記第１．第２の実施例に於いては、フィルム投影機１３
及び折り返しミラー１２は、画像読み取り装置本体ｌに
取り付けるようにしたが、前述の如く、フィルム読み取
りモード時にはフィルムを移動させることにより走査を
行うためにフィルム投影機１３や折り返しミラー１２を
コンパクトにできるため、原稿読み取りモード時の原稿
押え用圧着板８内に内蔵することが可能となる。つまり
、第６図に示す如（、原稿押え用圧着板８内に、投影レ
ンズ１７、光源ランプ１６、コンデンサーレンズ１５、
折り返しミラー１２、フレネルレンズ１１．拡散板１０
を内蔵することにより、反射原稿読取モードとフィルム
画像読取りモードの切り換えに応じて、折り返しミラー
、フレネルレンズ、拡散板等を着脱する必要がなく、従
来問題であった、着脱による位置決め精度や操作性の大
幅な改善が可能となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、原稿読取りモー
ドとフィルム読取りモードを選択できる画像読取り装置
に於いて、フィルム読取りモード時には、読取り光学系
を固設してフィルムを移動させることにより走査してい
るため、フィルム全面を一度に投影して読取る従来装置
に比べ、投影レンズ、ミラーを含む光学系をコンパクト
にでき、また、スリット状の領域のみ照明すれば良く、
照明系をもコンパクトにできる効果がある。また、投影
レンズ、ミラー等の光学系及び照明系を原稿押え用圧着
板内に内蔵することにより、更にコンパクトで、かつ、
従来問題であったモード切り換えに応じた着脱による位
置決め精度や操作性の大幅な改善が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示す概略図、第２図は
本発明の第２の実施例を示す概略図、第３図は第２図の
フィルム送り部分の拡大図、第４図、第５図は従来例を
示す概略図、第６図は本発明の第３の実施例を示す概略
図である。 原稿台ガラス 画像読取りユニット 固体撮像素子アレイ 短焦点結像素子アレイ 照明ランプ 原稿押え圧着板 拡散板 フレネルレンズ 折り返しミラー フィルム投影機 コンデンサーレンズ 光源ランプ 投影レンズ フィルム

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿台に載置された原稿を読み取り光学系を走査
   して読み取るモード、或いはフィルム投影機にて該原稿
   台にフィルム画像を投影結像させ、該投影像を該読み取
   り光学系にて読み取るモードを選択できる画像読取り装
   置に於いて、フィルム読み取りモード時には、該読み取
   り光学系を走査方向に対して固設し、フィルムを移動さ
   せて読み取り走査を行うことを特徴とする画像読取り装
   置。
2. （２）フィルム読み取りモード時にはフィルムを等速で
   移動させて読み取ることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の画像読取り装置。
3. （３）フィルム読み取りモード時には、フィルムを間欠
   移動させ、スリット投影像を読み取ることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の画像読取り装置。
4. （４）前記フィルム投影系を、原稿読み取りモード時の
   原稿押え用圧着板内に内蔵したことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の画像読取り装置。