JPH02172511A - 管状セラミックスフィルタおよびその端部封止方法ならびにその端部封止装置 - Google Patents

管状セラミックスフィルタおよびその端部封止方法ならびにその端部封止装置

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JPH02172511A
JPH02172511A JP32864388A JP32864388A JPH02172511A JP H02172511 A JPH02172511 A JP H02172511A JP 32864388 A JP32864388 A JP 32864388A JP 32864388 A JP32864388 A JP 32864388A JP H02172511 A JPH02172511 A JP H02172511A
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Muneyuki Iwabuchi
宗之 岩渕
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、液体、気体等の流体をろ過するろ過材層を有
する円筒状の管状セラミックスフィルタに関するもので
、特にセラミックスフィルタの端面周囲の封止方法およ
び封止装置等に関する。
(従来の技術) セラミック多孔質からなる管状のフィルタ(管体)を通
して溶液をろ過するセラミックスフィルタが知られてい
る。このセラミックスフィルタは、管状フィルタの内周
壁から外周壁あるいは外周壁から内周壁に溶液を透過す
るときろ過材層で溶液のろ過を行なう、このため、フィ
ルタをろ過装置に組込む場合、フィルタのろ過機能が保
持されるようにフィルタ端面が封止されていなければな
らない。
セラミックスフィルタの端面を封止する方法としては、
管状フィルタの端部にセラミック層あるいは金属層から
なる封止材をスパッタ等により付着することにより、端
部にセラミック層または金属層の付着を行なう方法が知
られている(特開昭52−78209号、特開昭53−
25241号など)。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来の管状セラミックスフィルタの端部封止方
法によると、噴霧法、蒸着法等により円筒状多孔質セラ
ミックの管体端部に均一な厚さの封止材層を形成するの
は困難である。
また、封止材層を形成する場合、管体端部の端部および
その端面に連なる管体端部外周面および管体端部内周面
の封止すべき領域と非封止領域とを区別するために、そ
の非封止領域に栓をしたり。
シールを設けたりするなど、噴霧時あるいは蒸着時にと
るべき封止構造あるいは封止制御の設定が困難である。
さらに、封止材層を均一に形成するための装置として管
体の軸線を回転中心線として管体な回転するための回転
機構が必要となり、装置が大型化し複雑化するという問
題がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされた
もので、管状セラミックスフィルタの所定の封止域に均
一な厚さをもつ封止材層を簡単な装置によって形成する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本発明の第1発明における管状セラミック
スフィルタは、円筒状の多孔質セラミックスからなる管
体の内周面または外周面にろ過材層を形成したセラミッ
クスフィルタにおいて、前記管体の端面と端部外周面ま
たは端部内周面とに封止材層を形成したことを特徴とす
る。
本発明の第2発明における管状セラミックスフィルタの
端部封止方法は、円筒状の多孔質セラミックスからなる
管体の端部内周面または端部外周面のいずれか一方を外
界から密封する栓部材を管体の端部に取付け、この状態
で外界に露出された前記端部外周面または端部内周面を
j−f止材溶液中に浸漬し、次いで前記栓部材を管体か
ら取外し、前記管体の端面に封止材を付着したことを特
徴とする。
本発明の第3発明における管状セラミックスフィルタの
端部封止装置は、封止材溶液を貯蔵する容器と、この容
器内に設けられ一端が前記容器に固定されるスプリング
手段と、このスプリング手段の他端に取付けられ管状セ
ラミックスフィルタの端部を嵌合自在に取付ける栓部材
と、前記管状セラミックスフィルタの端面に封止材を付
着するスタンプとを備え、前記スプリング手段のスプリ
ング伸長時に封止材溶液の液面上空で前記フィルタの端
部を前記栓部材に嵌合し、このスプリング伸長状態から
前記フィルタを栓部材に押圧してスプリング収縮時に前
記フィルタの端部を封止材溶液中に浸漬し、次いで前記
押圧を解除してフィルタの端部から栓部材を取外し、前
記スタンプにフィルタの端部を押圧して該フィルタの端
面に封止材を付着することを特徴とする。
(作用) 本発明の管状セラミックスフィルタの端部封止方法によ
れば、栓部材を取付けた管状セラミックスフィルタの端
部な封止材溶液中に浸漬すると、管体の端部外周面また
は端部内周面のいずれか一方に封止材層が形成される。
次いで管体の端面に封+IJt層が形成される。従って
、管体の端部外周面または端部内周面に封止材層を形成
する第1のステップと管体の端部に封止材層を形成する
ステップと段階的に第2のステップとして封止材層を形
成するようにしたので、管体の端部周囲に形成する封止
材層を特定の領域に適正な範囲で形成することができる
本発明の管状セラミックスフィルタの端部封止装置によ
れば、管体の端部に栓部材を嵌合し、容器内の封止材溶
液中に前記管体の端部をスプリング手段の付勢力に抗し
て押し入れると、管体の端部の端部外周面または端部内
周面に封止材溶液が浸漬されてその部分に封止材層が形
成される。そして、封止材溶液から管体を抜く。その後
、管体の端部をスタンプに押圧することにより、管体の
端部に封止材層が形成される。このため、管体を封止材
溶液中に押し入れ、その後管体を封止材溶液から抜取り
、管体の端部をスタンプに押圧するといつ、きわめて簡
単な操作により管体の端部周囲の所望の領域に封止材層
を的確かつ容易に形成することができる。
(実施例) 本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図は、本発明の管状セラミックスフィルタを適用し
たろ過装置の第1の実施例を示している。
第1図は、円筒状の管状セラミックスフィルタの端面の
および端部外周面に封着材層を形成した例である。
第1図において、円筒状のセラミックスフィルタlは、
孔質性の基体(粗粒層)2とその内周壁面に形成されろ
過機能を有する細粒層3とから構成される。このフィル
タlの端部1aにおける基体端部(粗粒層端面)2aお
よび細粒層端面3aならびに基体端部外周面2bに封止
材層5が形成されている。
そして、フィルタ端部1aの外周に形成される封止材層
5の周りにOリング6が介装されてフィルタlがろ過装
置本体7に固定されている。ろ過液は通、路8を通って
矢印へ方自からフィルタ内通孔1bに流入し、その後細
粒層3および基体2を径外方向に透過してフィルタlの
外部に流出される。この細粒層3をろ過液が透過すると
き、ろ過液はろ過される。
封止材層5を形成する封止材に用いる材料は、有機材料
であれば、エポキシ樹脂、エステル樹脂などを用い、こ
の場合の分散解膠材として有機溶剤、アルコール等を用
いる。封止材に用いる材料が無機系材料であれば、ガラ
ス、アルミナ等のセラミックス物質を粉体化したものを
用い、この場合の分散解膠剤としては5カルボン酸系有
磯バインダ、アクリル酸系有機バインダ等を用いるのが
よい。また封止材に有機材料と無機材料の複合材料を用
いてもよい。分散解膠剤を用いるのは、封止材の泥漿ま
たは溶液中で封止材の成分が均一に分散または解膠する
ことによって、フィルタ端部への封止材の付着層を均一
とじ、シールムラの発生を防止するためである。この封
止材はスラリーまたは溶液化して用いる。
次にフィルタの端部に前述した封止材による封止材層を
形成する封止方法(シール方法)について説明する。第
2図は、フィルタ固定型のフィルタ端部をシールする封
止装置の実施例を示している。第2図に示す(A)〜(
D)の順序にしたがってシール方法について説明する。
まず第2図(A)に示すようにフィルタ固定台IIにフ
ィルタlを鉛直方向に固定する。そしてこのフィルタ1
の鉛直下方に封止材溶液12を貯蔵する容2313を伸
縮自在なジヤツキ!4の上に載置する。容器13の底面
にはスプリング15を設け、そのスプリング15の上端
に円板状の栓部材16を固定する。栓部材16の頂面1
6aは。
封止材溶液12の液面よりも高い位置にある。この状態
からジヤツキ14を鉛直上方に図示矢印a方向に伸長し
、容器13をリフトする。すると、栓部材16の頂面1
6aがフィルタ端部1aに当接し、さらにジヤツキ14
を伸長すると、栓部材16の頂面16aが封止材溶液の
液面よりも下方にスプリング15の収縮により押し下げ
られる。
すると第2図(B)の状態になる。
第2図(B)に示す状態では、第3図に示すように、フ
ィルタ端部1aの粗粒層端面2aおよび細粒層端面3a
が栓部材16の頂面16aに密着し、通孔1bが封止さ
れている。従って、フィルタlの端部外周面1cのみが
封止材客演に浸漬される0次に、第2図(B)の状態か
らジヤツキ14を収縮すると、容器13が図示矢印す方
向に下降し、封1ト材溶液の液面上空にフィルタ端部1
a陸S出て、更にジヤツキ14が収縮すると、栓部材1
6の頂面16aからフィルタ端部1aが完全に離れた状
態になる。
そして、第2図(C)に示すように、容器+3の上部に
スタンプ台容器20を固定し、このスタンプ台容器20
に容器13内の封止材溶液と同様の封止材溶液を入れ、
その中にフィルタ端部1aの鉛直下方に位置してその端
面の面積よりも広い面積の頂面なもつスポンジ21を載
置し、スポンジ21に封止材溶液を浸しておく、この状
態からジヤツキ!4を伸長し、容器13を図示矢印C方
向にリフトし、スポンジ21の頂面にフィルタ端部1a
を押圧する。すると、第2図(D)に示す状態になる。
第2図(D)に示す状態では、フィルタ端部laの端部
のみがスポンジ21に晒される。次いで矢印d方向にジ
ヤツキ14を収縮し、容器13を下降し、フィルタ端部
laからスポンジ21の頂面21aを切離す。
前述した第2図(A)、(B)に示すフィルタ端部外周
面のディッピング操作(浸漬操作)および第2図(C)
、(D)に示す端面スタンプ操作によって、フィルタ!
の端部外周面および端面にそれぞれ均一な所定の膜厚を
もつ封止材層を形成することができる。この場合、端部
外周面の封止材層の膜厚とフィルタ端面の封止材層の膜
厚は。
それぞれ封止材溶液への浸漬時間あるいは封止材温度等
を調節することによって適正な厚さに制御可能である。
しかもフィルタの内周壁面には封止材層が形成されない
状態にあり、フィルタlの細粒層3の有効ろ過面積を最
大限広く確保することができる。
前述した第1の実施例によれば、フィルタ端部laに形
成される端部外周面1cおよび端面2a。
3aに形成される封止材層の膜厚を均一にしかも清らか
に形成することができる。このため、このようなフィル
タ1を第1図に示する過装置等に取付ける場合、ろ過装
置でフィルタ端部外周がOリング6と接触組込みされる
ときシールを確実に行なうことができる。また、封止材
層を形成する封止方法によると、前述したディッピング
操作およびスタンプ操作によりフィルタ端部の所定の領
域に容易かつ迅速に封止材層の形成を行なえる。
なお、第1の実施例で用いた封止装置はフィルタ固定型
のものであるが、容器を固定しフィルタを上下動させる
フィルタ可動型の装置を用いてもよいことはもちろんで
ある。
第1の実施例では、フィルタ機能を有する細粒層がフィ
ルタの内周壁面層として形成されるタイプのフィルタを
用いたが1次にフィルタ機能を有する細粒層がフィルタ
の外周壁面層として形成されるタイプのフィルタを用い
た第2の実施例について説明する。
第2の実施例は、フィルタ機能を有する細粒層がフィル
タの外周壁面層として形成されるタイプであるから、こ
のタイプのフィルタを組込んだろ過装置は例えば第5図
に示す構成になる。フィルタIの端部における粗粒層端
面32a、端部内周壁面32および細粒層33の端面3
3aに到着材層45が形成される。
シール方法は、基本的に第2図(A)〜(D)に示す手
順と同様である。細粒層33の有効ろ過面積を拡張する
ためにフィルタ1の端部外周面には到着材層を形成しな
い、フィルタlの端部内周壁面および端面にシール層を
形成する。そのために第2図(B)の工程においては、
第4図に示すように、栓部材36の形状は、環状のつば
部36aを有し、またフィルタ通孔に対応する内径の底
入面36bを有するものとする。第4図において、第3
図と実質的に同一部分については同一符号を付しである
。これによって、ディッピング操作では、フィルタ端部
の粗粒層端部内周面32bのみが封止材溶液に浸される
0次いで第2図(C)(D)の端部スタンプ操作を行な
うことにより、フィルタ端部の端面に封止材層を形成す
る。
この操作によれば、フィルタlの端部外周面には封止材
層が形成されないので、フィルタ機能を有する細粒層3
3の面積を端部まで拡大し、フィルタ機能を大きく確保
できる。
なお、フィルタのタイプとしてはフィルタ軸方向に多数
の通孔を有するモノリスフィルタに本発明を適用するこ
ともできることはもちろんである。
第5図は、第4図に示すように、フィルタ端部の端部内
周面および端面に封着材層を形成したフィルタをろ過装
置に組込んだ構成例を示している。
フィルタ端部内周面に形成される封止材層45aと端面
に形成される封止材層45bとがある。
そして内周面側の封止材層45aの内周側にOリング4
6を介してフィルタlの通孔1bが外界と隔離されてい
る。ろ過液はろ過装置の案内孔48を第5図矢印へ方向
に流れ、通孔1bに流入し、粗粒層32および細粒層3
3を通ってフィルタlの外周側に流出する。このときフ
ィルタ機能を有する細粒層33でろ過液がろ過される。
細粒層33は、フィルタ軸方向の端部における細粒層端
面33aまで延びて形成され、この端面33aは封止材
層が形成されていないので、有効なフィルタ機能面積が
広く確保されている。
次に本発明の第1の実施例によるフィルタ端部封止装置
により封止材層を形成したセラミックスフィルタの各種
評価テストを行なった。
セラミックスフィルタ試料は、軸方向に多数の通孔が形
成され、この通孔の内周面に細粒層を形成したアルミナ
フィルタを試料に用いた。試料のアルミナフィルタのサ
イズは直径30mm、長さ200mm、通孔の数19個
、通孔の径4mm、細粒層の平均気孔径0.2μm、粗
粒層の平均気孔径15μm、空気圧6kg/cmで発泡
しないフィルタを用いた。
評価テストは、各種封止材料、封止材料の分散解膠処理
の有無および封止方法によって、封止材層の外観、封止
性および透水性がどのように変化するかについて行なっ
た。
(1)封止材料は、ガラス、細粒層およびエポキシ樹脂
のそれぞれを用いた。封止材料にガラスを用いたものは
封止材層を形成後1300℃以上の温度で焼成し、封止
材層の形成を完了した。封止材料に細粒層を用いたもの
は平均気孔径が0.2μmの細粒層を用いた。封止材料
にエポキシ樹脂を用いたものは封止材層成形後24時間
敢五し。
封止材層の形成を完了した。
(2)分散解膠処理を行なったものについての分散解膠
剤は、ガラス、細粒層についてはポリアクリル酸系有機
バインダ(1wt%)とメチルセルロース(1wt%)
を用い、エポキシ樹脂についてはアルコール(1wt%
)を用いた。
(3)封止方法は、 A:ディッピング方式およびスタンプ方式B:ディッピ
ング方式 C;ノズル噴霧方式 を採用した。
(4)封止材層を形成した領域は、■フィルタの端面、
■フィルタ両端から軸方向に50mmのフィルタ端部外
周面、■フィルタ両端から軸方向に1mmのフィルタ端
部内周面とした。封止材層の厚さは、それぞれ100μ
mとした。試験結果は第1表に示すとおりである。
(以下、余白) 第1表において評価は次のとおり行なった。
の   : 封止材層のシールムラ等の美感を損なう傷があったかど
うかで判別し、「良」は○印、「不良」はX印とした。
肚よユ且1 水中下に保持したフィルタの粗粒層から空気圧5 k 
g / Cm”で空気を透し、封止材層からの発泡の有
無を評価した0発泡の「無し」は○印、発泡の「有り」
はX印とした。
1水ユ薯1 フィルタの細粒層側から水圧1kg/am”の水を通水
させたときの透水量で評価した。試料として用いたフィ
ルタの封止材層を形成する封止前の透水量の95%以上
を保持するものを○印、95%未満のものをX印とした
第1表に示すように、実施例1.7および13において
は、その評価が、封止材層の外観評価、封止性および透
水性のいづれの評価も良好であった。これに対し比較例
2〜6.8〜12tSよび14〜18においては、外観
評価、封止性または透水性の少なくともいづれかに欠点
があった。この試験結果より、封止材料については、ガ
ラス、細粒層、エポキシ樹脂のいづれであっても良好な
評価が得られたが、封止方法については、前述した実施
例の如くディッピング方式とスタンプ方式を組合わせた
封止方法が優れていることが解る。また封止材料の分散
解膠剤処理の有無については、分散解膠剤処理が必要で
あることが解った。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の管状セラミックスフィル
タの端部封止方法によれば、ディッピング(浸漬)方式
とスタンプ方式を組合わせることにより、管体の端面、
端部外周面または端部内周面に均一な厚さの封止材層を
容易に形成することができる。また2この方法によると
、封止材層を形成する領域が端部内周面、端部外周面ま
たは端面のいづれかによって封止材層の厚さを適正に変
化させることもできるし、また封止材層の領域の面積を
容易に調節することもできる。
従って、封止材層の外観や封市性の良悪あるいは管体の
透水性等を考慮し、適正な領域で適正な1ワさをもつ封
止材層をフィルタの所定箇所に形成することにより、フ
ィルタの端部における封止特性のすぐれた管状セラミッ
クスフィルタを安い製造コストで量産することが可能で
ある。
さらには1本発明の端部封止装置によれば、ディッピン
グ方式とスタンプ方式の段階的な封止材層形成工程によ
って比較的簡単に良好な外観評価をもつ均一な封止材層
を管状セラミックスフィルタの端部に形成することがで
き、しかも封止域の調節は、装置の設定により的確に適
宜可変にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例により製造したセラミッ
クフィルタを装着したろ過装置のシール部分を示す概略
断面図、第2図は本発明の第1の実施例における封止方
法の工程原理を説明するための概略説明図、第3図は本
発明の第1の実施例におけるディッピング工程における
要部の状態を示す概略説明図、第4図は本発明の他の実
施例における第3図に対応する概略説明図、第5図は本
発明の他の実施例における第1図に対応する概略断面図
である。 ! ・・・フィルタ (管状セラミックスフィルタ)、 a・・・フィルタ端部、 ・・・基体(粗粒層)、 a ”・粗粒層端面、 b・・・粗粒層端部外周面、 ・・・細粒層、 a・・・細粒層端面、 ・・・封止材層、 ・・・封止材溶液。 ・・・容器、 ・・・スプリング、 ・・・栓部材、 ・・・スタンプ台容器(スタンプ)、 ・・・スポンジ(スタンプ)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒状の多孔質セラミックスからなる管体の内周
    面または外周面にろ過材層を形成したセラミックスフィ
    ルタにおいて、前記管体の端面と端部外周面または端部
    内周面とに封止材層を形成したことを特徴とする管状セ
    ラミックスフィルタ。
  2. (2)円筒状の多孔質セラミックスからなる管体の端部
    内周面または端部外周面のいずれか一方を外界から密封
    する栓部材を管体の端部に取付け、この状態で外界に露
    出された前記端部外周面または端部内周面を封止材溶液
    中に浸漬し、次いで前記栓部材を管体から取外し、前記
    管体の端面に封止材を付着したことを特徴とする管状セ
    ラミックスフィルタの端部封止方法。
  3. (3)封止材溶液を貯蔵する容器と、この容器内に設け
    られ一端が前記容器に固定されるスプリング手段と、こ
    のスプリング手段の他端に取付けられ管状セラミックス
    フィルタの端部を嵌合自在に取付ける栓部材と、前記管
    状セラミックスフィルタの端面に封止材を付着するスタ
    ンプとを備え、前記スプリング手段のスプリング伸長時
    に封止材溶液の液面上空で前記フィルタの端部を前記栓
    部材に嵌合し、このスプリング伸長状態から前記フィル
    タを栓部材に押圧してスプリング収縮時に前記フィルタ
    の端部を封止材溶液中に浸漬し、次いで前記押圧を解除
    してフィルタの端部から栓部材を取外し、前記スタンプ
    にフィルタの端面を押圧して該フィルタの端面に封止材
    を付着することを特徴とする管状セラミックスフィルタ
    の端部封止装置。
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