JPH0217127Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0217127Y2 JPH0217127Y2 JP9791583U JP9791583U JPH0217127Y2 JP H0217127 Y2 JPH0217127 Y2 JP H0217127Y2 JP 9791583 U JP9791583 U JP 9791583U JP 9791583 U JP9791583 U JP 9791583U JP H0217127 Y2 JPH0217127 Y2 JP H0217127Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camshaft
- bearing housing
- cap
- head
- bolts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002360 explosive Substances 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、オーバーヘツドカム軸OHC機構を
備えたエンジンにおけるカム軸ベアリングハウジ
ングの取付構造に関する。
備えたエンジンにおけるカム軸ベアリングハウジ
ングの取付構造に関する。
自動車用等のエンジンにおいて、シリンダブロ
ツクの軽量化や内部応力の発生防止に基く低騒音
対策として、シリンダヘツドの締付けボルトとク
ランク軸のクランクベアリングキヤツプの締付け
ボルトを同一軸線上に配置する構造が提案されて
いる。
ツクの軽量化や内部応力の発生防止に基く低騒音
対策として、シリンダヘツドの締付けボルトとク
ランク軸のクランクベアリングキヤツプの締付け
ボルトを同一軸線上に配置する構造が提案されて
いる。
すなわち、第３図に示すように、シリンダブロ
ツク１とシリンダヘツド２とは２本のヘツドボル
ト３，３により締付けられ、クランクベアリング
キヤツプ４は２本のクランクベアリングキヤツプ
ボルト５，５によりシリンダブロツク１に締付け
られるが、この際ヘツドボルト３，３とクランク
ベアリングキヤツプボルト５，５とは同一軸線上
に配置されている。オーバーヘツドカム軸機構に
おいては、オーバーヘツドカム軸（以下「カム
軸」という）６がカム軸ベアリングハウジングの
下部材７に軸支され、該下部材７にはカム軸ベア
リングキヤツプ７ａがボルト８，８により締付け
られる。上述の下部材７およびカム軸ベアリング
キヤツプ７ａによりカム軸ベアリングハウジング
が構成され、ヘツドボルト３，３のボルトヘツド
３ａ，３ａはシリンダヘツド２の上面に位置す
る。
ツク１とシリンダヘツド２とは２本のヘツドボル
ト３，３により締付けられ、クランクベアリング
キヤツプ４は２本のクランクベアリングキヤツプ
ボルト５，５によりシリンダブロツク１に締付け
られるが、この際ヘツドボルト３，３とクランク
ベアリングキヤツプボルト５，５とは同一軸線上
に配置されている。オーバーヘツドカム軸機構に
おいては、オーバーヘツドカム軸（以下「カム
軸」という）６がカム軸ベアリングハウジングの
下部材７に軸支され、該下部材７にはカム軸ベア
リングキヤツプ７ａがボルト８，８により締付け
られる。上述の下部材７およびカム軸ベアリング
キヤツプ７ａによりカム軸ベアリングハウジング
が構成され、ヘツドボルト３，３のボルトヘツド
３ａ，３ａはシリンダヘツド２の上面に位置す
る。
この構成の機構を使用する場合、従来は第４図
に示すように、カム軸ベアリングハウジングは、
２本のヘツドボルト３，３の間隔が比較的狭いの
で、ボルトヘツド３ａ，３ａの位置を占める形と
なり、実際にはこのオーバーヘツドカム軸機構を
上記のような構造を有するボルト配置の低騒音エ
ンジンに適用する場合には設計上の制約が多かつ
た。
に示すように、カム軸ベアリングハウジングは、
２本のヘツドボルト３，３の間隔が比較的狭いの
で、ボルトヘツド３ａ，３ａの位置を占める形と
なり、実際にはこのオーバーヘツドカム軸機構を
上記のような構造を有するボルト配置の低騒音エ
ンジンに適用する場合には設計上の制約が多かつ
た。
本考案は、上記従来技術が有する問題点に鑑み
てなされたものであり、ヘツドボルトの位置に制
約されることなくシリンダヘツドの上部にカム軸
を装着可能なカム軸ベアリングハウジングを提供
することを目的とする。
てなされたものであり、ヘツドボルトの位置に制
約されることなくシリンダヘツドの上部にカム軸
を装着可能なカム軸ベアリングハウジングを提供
することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は、シリンダ
ブロツクとシリンダヘツドとを締付けるヘツドボ
ルトおよびシリンダブロツクとクランクベアリン
グキヤツプとを締付けるクランクベアリングキヤ
ツプボルトが同一軸線上に配置される低騒音エン
ジンにオーバーヘツドカム軸を取り付けるため
の、下部材とキヤツプとからなるカム軸ベアリン
グハウジングにおいて、前記カム軸ベアリングハ
ウジングの水平断面は略平行４辺形の形状を有
し、該平行４辺形の鋭角頂部にはキヤツプの結合
手段を備えた突出部を有し、また前記平行４辺形
の相対する２つの辺はオーバーヘツドカム軸の軸
線と交差するように配置され、前記カム軸ベアリ
ングハウジングが前記ヘツドボルトに制約される
ことなく前記シリンダヘツドの上部に配置可能に
なるようにしたことを特徴とする。
ブロツクとシリンダヘツドとを締付けるヘツドボ
ルトおよびシリンダブロツクとクランクベアリン
グキヤツプとを締付けるクランクベアリングキヤ
ツプボルトが同一軸線上に配置される低騒音エン
ジンにオーバーヘツドカム軸を取り付けるため
の、下部材とキヤツプとからなるカム軸ベアリン
グハウジングにおいて、前記カム軸ベアリングハ
ウジングの水平断面は略平行４辺形の形状を有
し、該平行４辺形の鋭角頂部にはキヤツプの結合
手段を備えた突出部を有し、また前記平行４辺形
の相対する２つの辺はオーバーヘツドカム軸の軸
線と交差するように配置され、前記カム軸ベアリ
ングハウジングが前記ヘツドボルトに制約される
ことなく前記シリンダヘツドの上部に配置可能に
なるようにしたことを特徴とする。
上記のとおり構成された本考案において、カム
軸ベアリングハウジングは、ヘツドボルトのボル
トヘツドの位置を占めることなく、すなわちボツ
トヘツドに干渉されることなくシリンダヘツド上
に配置される。
軸ベアリングハウジングは、ヘツドボルトのボル
トヘツドの位置を占めることなく、すなわちボツ
トヘツドに干渉されることなくシリンダヘツド上
に配置される。
次に、本考案を実施例により図面を参照して説
明する。
明する。
第１図および第２図において、シリンダブロツ
ク１、シリンダヘツド２、ヘツドボルト３，３、
ボルトヘツド３ａ，３ａ、図示しない２本のクラ
ンクベアリングキヤツプボルトおよびクランクベ
アリングキヤツプは第３図および第４図で説明し
たものと同様の形状および配置である。本実施例
のカム軸ベアリングハウジング１０は下部材１１
およびキヤツプ１２を有する。このカム軸ベアリ
ングハウジング１０の水平断面形状は、第２図に
示すように、略平行四辺形であつて、その各鋭角
頂部に突出部１０ａ，１０ａがそれぞれ形成さ
れ、これらの突出部１０ａ，１０ａにはボルト孔
がそれぞれ穿設され、２本のボルト１４，１４に
よりキヤツプ１２が下部材１１に結合される。カ
ム軸ベアリングハウジング１０の相対する２つの
辺１３，１３はカム軸１６の軸線と斜めに交差
し、他の２つの辺はそれと略平行になるように、
カム軸ベアリングハウジング１０はシリンダヘツ
ド２にボルト１８，１８等の手段により装着され
る。カム軸ベアリングハウジング１０にはカム軸
１６がベアリング１５を介して軸支される。上記
説明から明らかなように、突出部１０ａ，１０ａ
のボルト孔およびボルト１４，１４によりキヤツ
プ１２の結合手段が構成されている。
ク１、シリンダヘツド２、ヘツドボルト３，３、
ボルトヘツド３ａ，３ａ、図示しない２本のクラ
ンクベアリングキヤツプボルトおよびクランクベ
アリングキヤツプは第３図および第４図で説明し
たものと同様の形状および配置である。本実施例
のカム軸ベアリングハウジング１０は下部材１１
およびキヤツプ１２を有する。このカム軸ベアリ
ングハウジング１０の水平断面形状は、第２図に
示すように、略平行四辺形であつて、その各鋭角
頂部に突出部１０ａ，１０ａがそれぞれ形成さ
れ、これらの突出部１０ａ，１０ａにはボルト孔
がそれぞれ穿設され、２本のボルト１４，１４に
よりキヤツプ１２が下部材１１に結合される。カ
ム軸ベアリングハウジング１０の相対する２つの
辺１３，１３はカム軸１６の軸線と斜めに交差
し、他の２つの辺はそれと略平行になるように、
カム軸ベアリングハウジング１０はシリンダヘツ
ド２にボルト１８，１８等の手段により装着され
る。カム軸ベアリングハウジング１０にはカム軸
１６がベアリング１５を介して軸支される。上記
説明から明らかなように、突出部１０ａ，１０ａ
のボルト孔およびボルト１４，１４によりキヤツ
プ１２の結合手段が構成されている。
このようなカム軸ベアリングハウジング１０を
形成することにより、カム軸ベアリングハウジン
グ１０はヘツドボルト３，３に干渉されることな
くシリンダヘツド２の上に配置され、上記のとお
りキヤツプ１２を下部材１１にボルト１４，１４
により結合してカム軸１６を軸支することができ
る。
形成することにより、カム軸ベアリングハウジン
グ１０はヘツドボルト３，３に干渉されることな
くシリンダヘツド２の上に配置され、上記のとお
りキヤツプ１２を下部材１１にボルト１４，１４
により結合してカム軸１６を軸支することができ
る。
本考案は、以上説明したとおり構成されている
ので、ヘツドボルトの位置に制約されることなく
シリンダヘツドの上部にカム軸を装着可能であ
り、ヘツドボルトとクランクベアリングキヤツプ
ボルトとを同軸配置して爆発荷重の伝達径路の簡
素化を図ることによりシリンダブロツクのスカー
ト部の振動を抑制した低騒音エンジンにオーバー
ヘツドカム軸機構を問題なく適用することができ
るという効果を奏する。
ので、ヘツドボルトの位置に制約されることなく
シリンダヘツドの上部にカム軸を装着可能であ
り、ヘツドボルトとクランクベアリングキヤツプ
ボルトとを同軸配置して爆発荷重の伝達径路の簡
素化を図ることによりシリンダブロツクのスカー
ト部の振動を抑制した低騒音エンジンにオーバー
ヘツドカム軸機構を問題なく適用することができ
るという効果を奏する。
第１図は本考案の一実施例を適用した低騒音エ
ンジンの正面図、第２図は第１図のＢ矢視図、第
３図は低騒音エンジンにオーバーヘツドカム軸機
構を装着する場合の不具合を説明するためのエン
ジンの正面図、第４図は第３図のＡ矢視図であ
る。 １……シリンダブロツク、２……シリンダヘツ
ド、３，３……ヘツドボルト、３ａ，３ａ……ボ
ルトヘツド、１０……カム軸ベアリングハウジン
グ、１０ａ，１０ａ……突出部、１１……下部
材、１２……キヤツプ、１３，１３……辺、１
４，１４……ボルト、１５……ベアリング、１６
……オーバーヘツドカム軸、１８，１８……ボル
ト。
ンジンの正面図、第２図は第１図のＢ矢視図、第
３図は低騒音エンジンにオーバーヘツドカム軸機
構を装着する場合の不具合を説明するためのエン
ジンの正面図、第４図は第３図のＡ矢視図であ
る。 １……シリンダブロツク、２……シリンダヘツ
ド、３，３……ヘツドボルト、３ａ，３ａ……ボ
ルトヘツド、１０……カム軸ベアリングハウジン
グ、１０ａ，１０ａ……突出部、１１……下部
材、１２……キヤツプ、１３，１３……辺、１
４，１４……ボルト、１５……ベアリング、１６
……オーバーヘツドカム軸、１８，１８……ボル
ト。
Claims (1)
- シリンダブロツク１とシリンダヘツド２とを締
付けるヘツドボルト３，３およびシリンダブロツ
ク１とクランクベアリングキヤツプとを締付ける
クランクベアリングキヤツプボルトが同一軸線上
に配置される低騒音エンジンにオーバーヘツドカ
ム軸１６を取り付けるための、下部材１１とキヤ
ツプ１２とからなるカム軸ベアリングハウジング
１０において、前記カム軸ベアリングハウジング
１０の水平断面は略平行４辺形の形状を有し、該
平行４辺形の鋭角頂部にはキヤツプ１２の結合手
段を備えた突出部１０ａ，１０ａを有し、また前
記平行４辺形の相対する２つの辺１３，１３はオ
ーバーヘツドカム軸１６の軸線と交差するように
配置され、前記カム軸ベアリングハウジング１０
が前記ヘツドボルト３，３に制約されることなく
前記シリンダヘツド２の上部に配置可能になるよ
うにしたことを特徴とするカム軸ベアリングハウ
ジング１０。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9791583U JPS607494U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | カム軸ベアリングハウジング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9791583U JPS607494U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | カム軸ベアリングハウジング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS607494U JPS607494U (ja) | 1985-01-19 |
| JPH0217127Y2 true JPH0217127Y2 (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=30232703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9791583U Granted JPS607494U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | カム軸ベアリングハウジング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607494U (ja) |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP9791583U patent/JPS607494U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS607494U (ja) | 1985-01-19 |
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