JPH02170640A - ルーブ式ネットワークにおける異常検出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は複数の局を通ず８路によりループ状に接続した
ループ式ネットワークにおいて発生した異常を検出する
方式に関する。

（従来の技術） ＴＳ３図はループ式ネットワークの一例を示すブロック
図であり、１局の親局と３局の子局とが通信路によりル
ープ状に接続されている。ここで、親局とは任意の時刻
にデータの送信を行なうことができる局のことであり、
子局とは親局からの送信データを受信している間のみデ
ータ送信を行なうことができる局のことである。このよ
うなループ式ネットワークでは、親局からのポーリング
（送信データの有無を親局から各子局に尋ねる方法）に
より子局がデータ送イ９を行なうポーリング・セレクシ
ョン方式が多く用いられている。

第４図は上述したポーリング・セレクション方式を実現
する従来の子局の一例を示すブロック図であり、親局か
らデータを受信し、その受信データをトランスミッタ２
を介し−、送信し、もしくは受信データ記憶部３に格納
するレシーバ１と、送信データが予め格納されている送
信データ記憶部４と、スイッチ１及び２を切換える通信
コントロール部５とで構成されている。

このような構成に４３いて、その動作例な′ｆＪ５図の
フローチャートで説明すると、レシーバ１は親局からデ
ータを受信すると（ステップＳ１）　、その受信データ
が自局宛のものか否かを確認する（ステップＳ２）、こ
の確認方法とし“Ｃは、送信先アドレスが自局の子局番
号と一致するか否かを比較する方法や、先頭より何バイ
ト目からという様にデフォルトで決めておく方法等があ
る。

そして、受信データが自局宛でないときは、スイッチｌ
を切り、スイッチ２をａ−ｂ接続として上記受信データ
をトランスミッタ２を介して中継。

即ち次の子局に送信しくステップＳ３）、全ての処理を
終了する。一方、前記判断ステップＳ２におい”Ｃ１受
信データが自局宛であるときは、スイッチｌを接続し、
スイッチ２をｃ−ｂ接続として上記受信データを受信デ
ータ記憶部３に格納しくステップＳ４）、送信データ記
ｊＱ部４から読出した送信データをトランスミッタ２を
介し°Ｃ親局に送信しくステップＳ５）、全′〔の処理
を終了する。

（発明が解決しようとする課題） 上述したポーリング・セレクション方式において例えば
通信路の断線や子局の故障等の異常が発生した場合、親
局から子局にデータを送イεすることができなくなるの
で、子局は動作を開始することができなくなりデータの
受信時の状態が続くことになる。親局は子局がデータを
送信してこないことで異常が発生したことを検出するこ
とはできるが、異常の箇所を特定することができないと
いう欠点があった。

本発明は上述のような事情から成されたものであり、本
発明の目的は、ループ式ネットワークに発生した異常の
箇所を容易に特定することができる異常検出方式を提供
することにある。

（課題を解決するための手段） 本発明は複数の局を通信路によりループ状に接続したル
ープ式ネットワークにおいて発生した異常を検出する方
式に関するものであり、本発明の上記１コ的は、前記複
数の局のうち正常な局がそれぞれ次の局に異常検出識別
データを送出し、この送出中に前記正常な局が前の局か
ら異常検出識別データを受信したとぎは、前記受信した
異常検出識別データを中継することで前記異常の箇所を
特定することによって達成される。

（作用） 本発明のループ式ネットワークにおける異常検出方式は
、異常の発生した箇所に最も近い子局からの異常検出識
別データのみを親局が受ｆ８するようにしているので、
親局は異常の箇所を容易に特定することかできる。

（実施例） 第１図は本発明のループ式ネットワークにおける異常検
出方式を実現する子局の一例を第４図に対応させて示す
ブロック図であり、同一構成箇所は同符号を付して説明
を省略する。この例では、レシーバ１に一定時間以上デ
ータの受信が無いときに異常が発生したと判断し、通（
Ｋコントロール部５に異常検出信号を人力する通イに異
常検出部６と、子局番号を含む異常検出識別データが予
め格納されている異常検出識別データ記ｆＱ部７とが新
たに設Ｃづられている。

このような構成において、その動作例を第２図のフロー
チャートで説明すると、レシーバ１は親局からデータを
受信すると（ステップ５１１）、その受信データが自局
宛のものか否かを確認する（ステップＳ＋２）。受信デ
ータが自局宛でないとぎは、スイッチ１を切り、スイッ
チ３をａ−ｂ接続として上記受信データをトランスミッ
タ２を介して中継、　ｌ’！＋１ち次の子局に送イエし
くステップ５１３）、全・〔の処理を終了する。一方、
前記判断ステップＳ１２において、受信データが自局宛
であるときは、スイッチ１を接続し、スイッチ３をｃ−
ｂ接続として上記受信データを受信データ記憶部３に格
納しくステップ５１４）、送信データ記憶部４から読出
した送信データをトランスミッタ２を介して親局に送信
しくステップ５１５）、全ての処理を終了する。

一方、レシーバ１にデータの受信が無いときはくステッ
プ５ｌｌ）、通信異常検出部６は一定時間以上上記デー
タの受信が無いかどうかをｌ１７（認しくステップ５ｌ
ｌｉ）、一定時間以内に上記データの受信があった場合
には異常無しとしてステップＳｌｌに戻る。一方、一定
時間以上上記データの受信がｊ！１（い場合には異常が
発生したと判断し、通イ９コンｉ・ロール部５に異常検
出信号を入力する０通イパコントロール部５は、異常検
出信号が入力されるとスイッチ１を切り、スイッチ３を
ｄ−ｂ接続とする。

そして、異常検出識別データ記憶部７から読出した異常
検出識別データをトランスミッタ２を介して次の子局に
送信する（ステップ５１７）、上記次の子局では前の子
局から異常検出識別データを受信したとき異常検出識別
データを中継、即ち次の子局に送信しくステップ５１８
，１９）　、全ての処理を終了する。

ここで、上記異常検出方式を例えば第３図に示すループ
式ネットワークの子局１と子局２との間の通信路が断線
した場合について説明する。親局から送信された子局２
宛のデータは本来子局１を中継して子局２へ送信される
が、子局ｌ及び２　ｊｆｔｌが断線しているので上記デ
ータは子局１までしか送信されない。そのため、一定時
間以上データの豪侶が無い子局２は異常が発生したと１
゛１１断し、異常検出識別データの送信を始める。同時
に一定時間以上データの受信が無い子局３も異常が発生
したと判断し、異常検出識別データの送（ｇを始める。

ところが、子局３は子局２からの異常検出識別データを
受信するので中継動作に切換ねる。

従って、断ＰｉＩ箇所に］１も近い子局２の異常検出識
別データのみが親局に送ｆ８されることになるので、親
局は受信した異常検出識別データの子局番号から異常の
箇所を特定することができる。

（発明の効果） 以上のように本発明のループ式ネットワークにおける異
常検出方式によれば、異常の箇所を特定するのに要して
いた時間を節約し、修復作業に迅速に取掛ることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のループ式ネットワークにおける異常検
出方式を実現する子局の一例を示すブロック図、第２図
はその動作例を説明するフローチャート、第３図はルー
プ式ネットワークの一例を示すブロック図、第４図はポ
ーリング・セレクション方式を実現する従来の子局の一
例を示すブロック図、第５図はその動作例を説明するフ
ローチャートである。 １・・・レシーバ、２・・・１〜ランスミツタ。３・・
・受信データ記憶部、４・・・送信データ記憶部、５・
・・通イ８コントロール部、６・・・通イ３異常検出部
、７・・・異常検出識別データ記憶部。 蓼　ｔ　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数の局を通信路によりループ状に接続したループ
   式ネットワークにおいて、前記局もしくは前記通信路に
   異常が発生した場合、前記複数の局のうち正常な局がそ
   れぞれ次の局に異常検出識別データを送出し、この送出
   中に前記正常な局が前の局から異常検出識別データを受
   信したときは、前記受信した異常検出識別データを中継
   することで前記異常の箇所を特定するようにしたことを
   特徴とするループ式ネットワークにおける異常検出方式
   。 ２、一定時間以上データの受信が無いときに前記異常の
   発生を検出するようにした請求項１に記載のループ式ネ
   ットワークにおける異常検出方式。