JPH0216709Y2 - - Google Patents

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JPH0216709Y2
JPH0216709Y2 JP1983111137U JP11113783U JPH0216709Y2 JP H0216709 Y2 JPH0216709 Y2 JP H0216709Y2 JP 1983111137 U JP1983111137 U JP 1983111137U JP 11113783 U JP11113783 U JP 11113783U JP H0216709 Y2 JPH0216709 Y2 JP H0216709Y2
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JP
Japan
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bathtub
apron plate
apron
edge
mounting
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JP1983111137U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は浴槽用エプロン板の取付構造に関し、
詳しくは浴槽の槽壁外面を目隠しするために取付
けるエプロン板の取付構造の改良に関するもので
ある。
(従来の技術及びその問題点) 従来、この種のエプロン板の取付構造は、実開
昭54−151638号公報記載の如く、浴槽上縁面の裏
面部に該浴槽上縁面の前端の垂下壁先端面と略同
一レベルに先端面が位置するように取付部材を設
け、該取付部材には雄ねじが螺子部を下方に向け
て突出状に埋設されており、エプロン面の上端を
浴槽方向に向けて延設せしめると共に取付孔を穿
孔せしめて形成した取付片を有するエプロン板の
その取付孔に、前記取付部材の螺子部を挿通せし
めた後ナツトを螺合せしめてエプロン板の上端、
即ち取付片を浴槽上縁面の垂下壁下位に取付保持
し、更にエプロン板の下端縁を浴槽側下方にネジ
止めせしめるものであり、上下端ネジ止め保持に
よるエプロン板の長期にわたる強固な取付け保持
を図らしめていた。
しかし、エプロン板の上端の取付片に設けられ
た取付孔に前記螺子部を合致させて挿通せしめる
際に、前記エプロン板の下端縁が取付片と同一軸
線上の位置で浴槽側に向けて延設されているため
取付孔と螺子部との合致位置が前記下端縁で見え
づらく、大体の見当で前記孔と螺子部先端との位
置合せを行なわななければならず施工が面倒であ
ると共に、施工遅延を招く虞れを有していた。
また、エプロン板を取付保持せしめた際に、該
エプロン板の上端と浴槽上縁面の垂下壁先端との
間には、その垂下壁先端と略同一レベル位置に先
端を位置せしめた取付部材に埋設された雄ねじの
突状螺子部を中途部位まで埋設する突部があるこ
とから隙間が生じており、該隙間から取付部位が
見えてしまい見映えが悪く、またその隙間を埋め
るために別途シール材を用いることができるが、
別途のシール材取付け施工が必要であり、施工が
面倒となり、かつコスト高となり好ましくなかつ
た。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、従来技術の有するこのような問題点
に鑑みなされてものであり、その目的とするとこ
ろは、エプロン板の長期にわたる強固な取付け保
持を図りつつ、エプロン板取付け容易性を向上せ
しめると共に、施工時間の短縮化を図り、かつエ
プロン板上端の取付部位の目隠しを確実に図らし
めることである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案がなした技術
的手段は、化粧面の上端縁から浴槽側に向けて延
設された当接面と、該当接面の端縁から上方に向
けて立上げ延設された目隠し面と、該目隠し面の
端縁から浴槽側に向けて延設された取付孔を有す
る取付片と、前記化粧面の下端縁から浴槽下位の
脚受台に向けて延設された該脚受台に螺着される
下端縁とからエプロン板が構成され、該エプロン
板の取付片の取付孔に挿通し、ナツトの螺合によ
り前記取付片を取付保持せしめる螺子杆が、浴槽
上縁面の裏面部に該浴槽上縁面の前端の垂下壁先
端よりも上位に先端面を位置せしめて垂設された
リブに吊着配設されたことである。
(作用) 上記せる技術的手段により、浴槽上縁面の前端
の垂下壁裏面にエプロン板の目隠し面を摺動させ
ていくと、該目隠し面の上端に位置する取付片の
取付孔に前記浴槽上縁面の裏面部に垂設されたリ
ブに吊着配設されている螺子杆が挿通し、エプロ
ン板の当接面を前記垂下壁の先端面に衝合せしめ
ると共に、前記挿通状態の螺子杆にナツトを螺合
せしめ、エプロン板の下端縁を浴槽下位の脚受台
に螺着せしめれば、エプロン板は強固に取付保持
され、かつ前記エプロン板の上端の取付片と螺子
杆との取付部位が前記垂下壁先端面と当接面との
衝合状態及び目隠し面の立上り状態によつて隠蔽
される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
浴槽AはFRP,ホーローやステンレス材等に
よつて形成した従来周知の構造のもので、その上
縁面1の裏面部に適宜間隔をおいて前記上縁面1
の前端の垂下壁7の先端面7aよりも上位に先端
面2aを位置せしめて垂設された各リブ2に、ボ
ルト3、ナツト4を介して螺子杆5を夫々吊着配
設し、該螺子杆5にナツト6を介してエプロン板
Bの上端縁を螺着取付けて上縁面1の前端より下
方に向けて一体に垂設形成された前記垂下壁7の
先端面7aから浴槽Aの設置床面C近傍に向けて
エプロン板Bを懸吊せしめると共にエプロン板B
の下端縁17を脚受台に取付ける。
エプロン板Bは浴槽Aと同様にFRP,ホーロ
ーやステンレス材等によつて形成し、浴槽Aの上
縁面1前端の垂下壁7から取付懸吊せしめて槽壁
a外面を目隠しするもので、その化粧面bの上端
縁を槽壁a側に向けて延設せしめて、前記垂下壁
7の先端面7aに衝合させる当接面9を形成し、
その当接面9の端縁より垂下壁7の裏面に沿うよ
うに上方に向けて立上げて延設せしめて目隠し面
16を形成し、そしてその目隠し面16の端縁よ
り槽壁a側に向けて取付片10を形成する。
そして、この取付片10には、前記螺子杆5を
挿通せしめる取付孔11を所定数夫々穿設し、該
取付孔11に螺子杆5を嵌挿装着せしめ且つナツ
ト6を螺子杆5に螺合せしめ取付片10を取付け
てこのエプロン板Bを懸吊せしめるようにする。
更に、エプロン板Bの化粧面bの下端縁17を
浴槽Aの底壁方向に向けて屈曲状に延設し、浴槽
Aの脚部12に取付けた脚受台8に止めネジ13
を介して取付けるようにする。
14はエプロン板Bの化粧面bに撓み等の変形
が生じないようにその背面に貼り付けた合板やプ
ラスチツク製発泡板等の裏打ち材である。
次にエプロン板Bの取付方を説明すると、浴槽
Aを裏返して該浴槽Aの上縁面1の前端の垂下壁
7裏面にエプロン板Bの目隠し面16を摺動せし
めると、各リブ2に取付けた螺子杆5が取付片1
0の各取付孔11に挿通されると共に突出し、そ
の突出せる螺子杆5にワツシヤー15を介してナ
ツト6を螺合せしめる。
この際、垂下壁7の先端面7aに当接面9が衝
合するまでナツト6を締め付ける。
然る後エプロン板Bの下端縁17を止めビス1
3によつて脚受台8に取付けることによつてエプ
ロン板Bの取付けは完了する。
尚、エプロン板Bの取付片10を螺子杆5に螺
着取付けたナツト6の回り防止を図るロツクナツ
ト(図示省略)を螺子杆5に螺合せしめることに
よつてより強固に取付保持できるものである。
(考案の効果) 本考案は、上記せる如き構成を有するので、浴
槽上縁面の前端の垂下壁裏面にエプロン板の目隠
し面を摺動させて押下げていけば、その目隠し面
がガイドとなつて該目隠し面の上端に位置する取
付片の取付孔に、前記浴槽上縁面の裏面部に垂設
されたリブに吊着配設されている螺子杆をスムー
ズに挿通できるため、エプロン板の下端縁によつ
て挿通位置の確認がしずらくとも、簡単にエプロ
ン板を取付けることができ、取付施工の容易化が
図れると同時に、施工時間の短縮化が有効に図れ
大変有用である。
また、エプロン板の上端及び下端共をネジ止め
保持せしめる構造で従来同様の長期にわたる強固
な取付保持を図りつつ、そのエプロン板上端を保
持する螺子杆が吊着配設されるリブを浴槽上縁面
の裏面部に該浴槽上縁面の前端の垂下壁先端より
も上位にその先端面を位置せしめて垂設したた
め、螺子杆は前記垂下壁先端よりも上位から吊着
され、そしてエプロン板の当接面を垂下壁先端に
衝合せしめれば、その上端で立上り状態の目隠し
面の端縁から浴槽側に向けて延設された取付片が
前記垂下壁よりも上位で前記螺子杆に取付保持さ
れることとなり、垂下壁の先端面とエプロン板の
当接面との衝合及び目隠し面と共にエプロン板の
取付け部位をエプロン板取付けと同時に確実に隠
蔽することができ、別途のシール施工も不要であ
り、見映えの向上が図れると共に施工容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示し、第1図は縦
断側面図で一部省略して示す、第2図は第1図の
−線断面図、第3図は要部を示す斜視図であ
る。 図中、A……浴槽、1……上縁面、2……リ
ブ、5……螺子杆、6……ナツト、7……垂下
壁、7a……垂下壁先端面、8……脚受台、9…
…当接面、10……取付片、11……取付孔、1
6……目隠し面、B……エプロン板、b……化粧
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 化粧面の上端縁から浴槽側に向けて延設された
    当接面と、該当接面の端縁から上方に向けて立上
    げ延設された目隠し面と、該目隠し面の端縁から
    浴槽側に向けて延設された取付孔を有する取付片
    と、前記化粧面の下端縁から浴槽下位の脚受台に
    向けて延設された該脚受台に螺着される下端縁と
    からエプロン板が構成され、該エプロン板の取付
    片の取付孔に挿通し、ナツトの螺合により前記取
    付片を取付保持せしめる螺子杆が、浴槽上縁面の
    裏面部に該浴槽上縁面の前端の垂下壁先端よりも
    上位に先端面を位置せしめて垂設されたリブに吊
    着配設されたことを特徴とする浴槽用エプロン板
    の取付構造。
JP11113783U 1983-07-16 1983-07-16 浴槽用エプロン板の取付構造 Granted JPS6020788U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11113783U JPS6020788U (ja) 1983-07-16 1983-07-16 浴槽用エプロン板の取付構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11113783U JPS6020788U (ja) 1983-07-16 1983-07-16 浴槽用エプロン板の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6020788U JPS6020788U (ja) 1985-02-13
JPH0216709Y2 true JPH0216709Y2 (ja) 1990-05-09

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ID=30258187

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11113783U Granted JPS6020788U (ja) 1983-07-16 1983-07-16 浴槽用エプロン板の取付構造

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JP (1) JPS6020788U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54151638U (ja) * 1978-04-10 1979-10-22

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JPS6020788U (ja) 1985-02-13

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