JPH02157452A - 多気筒内燃機関の燃料噴射量制御装置 - Google Patents

多気筒内燃機関の燃料噴射量制御装置

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JPH02157452A
JPH02157452A JP31246588A JP31246588A JPH02157452A JP H02157452 A JPH02157452 A JP H02157452A JP 31246588 A JP31246588 A JP 31246588A JP 31246588 A JP31246588 A JP 31246588A JP H02157452 A JPH02157452 A JP H02157452A
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intake air
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Hiroshi Inagaki
浩 稲垣
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上西 茂
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、エアフロメータを用いて検出された吸気流量
に基づき気筒内に流人する吸気量を推定し、該推定結果
に応じて燃料噴射量を制御する多気筒内燃機関の燃料噴
射量制御装置に関する。
[従来の技術] 従来より、内燃機関の燃料噴!1景制御装置の一つとし
て、エアフロメータを用いて内燃機関吸気系での吸気流
量GNを検出し、この検出結果GNと内燃機関の回転速
度NEとに基づき燃料噴射量を制御する装置が知られて
いる。この種の制御装置は、吸気行程時に気筒内に流人
する吸気量GAが、エアフロメータで検出された吸気流
量GNと回転速度NEとにより、 G A = K◆GN/NE  (但し、K:定数)と
記述できることに着目してなされたもので、吸気流量G
Nと回転速度NEとに基づき燃料噴射量を決定すること
で、気筒内に流人する燃料混合気の空燃比を所望の値に
制御している。
[発明が解決しようとする課題] ところが上記のように燃料噴射量制御を行なった場合、
内燃機関が定電運転されている場合には、制御を良好に
行なうことができるものの、内燃機関の運転条例が変化
する過渡運転時には、空燃比を内燃機関の運転状態に応
じて良好に制御部することができないといった問題があ
った。
これは吸気の脈動を抑えるために吸気通路に設けられた
サージタンクによって、エアフロメータで検出された吸
気流量GNと、実際に気筒内に流人する吸気量GAとが
対応しなくなってしまうからである。。
つまり内燃機関の加速開始時には、エアフロメータを通
過した空気が一時サージタンク内に蓄えられ、気筒内へ
の吸気量がGN/NEで推定される埴より少なくなると
か、逆に内燃機関の減速開始時には、サージタンク内の
空気が内燃機関の気筒内に入り、エアフロメータで検出
された以上の空気が気筒内に入るといったことがあり、
従来の装置では、例えは第6図に点線で示す如く、時点
t1で内燃機関が加速されるとその後しばらくの間空燃
比が目標空燃比よりリッチ側に大きくずれ、逆に時点t
2で内燃機関が減速されると、その後しばらくの間空燃
比が目標空燃比よりリーン側に大きくずれてしまうので
ある。
そこで本願出願人は、特願昭63−125292号によ
り、エアフロメータで検出された吸気流量から内燃機関
の気筒内に実際に吸入される吸気量GAを推定する吸気
量推定装置を提案した。この提案の推定装置は、内燃機
関に於ける吸気の質量保存則を記述した物理モデルに基
づき設定された次式(1)を用い、 GA(k+1)”α・GN/NE+β・GA(k)・・
・(1)(但し、α、β:定数、G A(k) :前回
の推定値)所謂現代制御理論に則って吸気量GAを推定
するものであるため、気筒内に実際に流人する吸気量G
Aを精度よく推定することができ、この推定結果を用い
て燃料噴射量を決定すれば、空燃比の制御精度を向上で
きる。
ところでこの提案の吸気量推定装置では、吸気量GAを
推定するための上記(1)式が、内燃機関の吸気サイク
ルをサンプリング周期として設定されるため、吸気量G
Aの推定は内燃機関の吸気サイクルに同期して行なう必
要があり、例えば4気筒4サイクル内燃機関では内燃機
関の2回転に4回、6気筒4サイクル内燃機関では内燃
機関2回転に6回というように、多気筒内燃機関では内
燃機関の1回転当りに複数回吸気量GAの推定を行なう
必要がある。
このためこの吸気量推定装置を多気筒内燃機関の燃料噴
射量制御装置に適用して、燃料噴射量算出用の吸気量G
Aを推定するには、燃料噴射量を算出するための演算時
間及び燃料噴射弁の開弁時間を考慮して、内燃機関の吸
気サイクル毎に上記(1)式を用いた吸気量の推定を複
数回演算を行ない、吸気流量の検出時点から所定の吸気
サイクル先(例えば内燃機関の3ストローク先)の吸気
量GAを推定しなければならい。
従って上記吸気量推定装置を燃料噴射量制御にそのまま
適用しただけでは、吸気量GAの推定後の運転変動に伴
い生ずる吸気量変動に対しては同等対処することはでき
ず、従来の装置よりは空燃比の制御精度を向上できるも
のの、内燃機関の過渡運転時に空燃比が目標空燃比から
ずれてしまうといったことがあった。
そこで本発明は、上記演算式(1)を用いて内燃機関の
吸気量を推定し、その推定結果に基づき内燃機関の燃料
噴射量を制御する装置において、内燃機関の過渡運転時
にも、空燃比を精度よく制御できるようにすることを目
的としてなされた。
[課題を解決するための手段] 即ち上記目的を達するためになされた本発明は、第1図
に例示する如く、 内燃機関M1の吸気通路M2を流れる吸気の流量を検出
する吸気流量検出手段M3と、内燃機関M1の回転速度
を検出する回転速度検出手段M4と、 上記各検出手段M3.M4の検出結果に基づき、内燃機
関M1の吸気サイクルに同期した周期で、内燃機関M1
に於ける吸気の質量保存則を記述した物理モデルに基づ
き設定された次式(1)%式%(1) (但し、α、β:定数、GA(10:前回の推定値GN
:吸気流量、NE:内燃機関の回転速度)を用いて、所
定の吸気サイクル先に吸気行程となる気筒内への吸気量
を推定する吸気量推定手段M5と、 該推定された吸気量に基づき、該吸気量と対応する気筒
に対する燃料の同期噴射量を算出する同期噴射量算出手
段M6と、 上記吸気量推定手段M5が吸気量を推定した後、該吸気
量に対応する気筒が実際に吸気行程に入るまでの間、内
燃機関M1の吸気サイクルに同期した周期で、上記演算
式(1)を用いて、該気筒内への吸気量を再推定する吸
気全頁推定手段M7と、該吸気全頁推定手段M7の推定
結果が上記吸気量推定手段M5の推定結果より大きいと
きに、該推定結果に対応する気筒に対して、各推定結果
の偏差に応じた燃料の非開開噴射量を算出する非同期噴
射量算出手段M8と、 内燃機関M1の各気筒毎に、上記同期噴射量算出手段M
6の算出結果に応じて燃料の同期噴射を行なうと共に、
上記非同期噴射量算出手段M8で非開開噴射量が算出さ
れた場合には、該非開開噴射量に応じて燃料の非開開噴
射を行なう燃料噴射制御手段M9と、 を備えたことを特徴とする多気筒内燃機関の燃料噴射量
制御装置を要旨としている。
[作用コ 以上のように構成された本発明の多気筒内燃機関の燃料
噴射量制御装置では、吸気流量検出手段M3が、吸気通
路M2を通って内燃機関M1に吸入される空気の流量を
検出し、回転速度検出手段M4が、内燃機関M1の回転
速度を検出する。すると吸気量推定手段M5がその検出
結果に基づき上記(1)式を用いて、所定の吸気サイク
ル先に吸気行程となる気筒内に流人する吸気量を推定し
、同期噴射量算出手段M6が、その推定された吸気量に
基づき対応する気筒に対する同期噴射量を算出する。
また吸気量推定手段M5が、所定の吸気サイクル先に吸
気行程となる気筒内に流人する吸気量を推定すると、吸
気全頁推定手段M7が動作し、吸気量推定手段M5が吸
気量を推定した気筒が実際に吸気行程に入るまでの間、
その気筒に流人する吸気量を再推定する。すると非同期
噴射量算出手段M8が、この再推定結果と吸気量推定手
段M5による推定結果とを比較し、再推定結果が吸気量
推定手段M5による推定結果より大きければ、その偏差
に応じた燃料の非同聞噴射量を算出する。
このため燃料噴射制御手段M9は、吸気全頁推定手段M
’?で再推定された吸気量が吸気量推定手段M5で推定
された吸気亀以下であれば、同期噴射量算出手段M6の
算出結果に基づく同期噴射のみを実行し、そうでなけれ
は、非同期噴射量算出手段M8の算出結果に基づく非開
開噴射を併せて実行することとなる。
つまり本発明では、吸気量推定手段M5が吸気量を推定
した後、内燃機関の運転状態が変動してその推定値が実
際の吸気量より小さくなった場合にも、燃料噴射量を実
際の吸気量に応じて制御できるようにするために、吸気
量推定手段M5の吸気量推定後、その気筒が実際に吸気
行程に入るまでの開眼気量を推定し直し、この再推定傾
が同期噴射量の算出に用いた吸気量より大きくなると、
その偏差に応じて非開開噴剥量を算出して、燃料の非四
朋噴射を実行するようにされている。
[実施例] 以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。
まず第2図は本発明が適用された4気筒4サイクルの内
燃機関とその周辺装置の構成を表す概略構成図である。
図に示す如く、内燃機関2の吸気通路4には、内燃機関
2に吸入される空気の流量、即ち吸気流lGNを検出す
るためのエアフロメータ6、内燃機関2の各気筒#1〜
#4に流人する吸気量(以下、単に吸気量という。)を
制御するためのスロットルバルブ8、及び吸気の脈動を
抑えるためのサージタンク10が備えられ、排気通路1
6には、排気を浄化するための三元触媒コンバータ20
が備えられている。
また内燃機関2には、その運転状態を検出するためのセ
ンサとして、上述のエアフロメータ6の他2.ディスト
リビュータ22の回転から内燃機関2の回転速度NEを
検出するための回転速度センサ24、同じくディストリ
ビュータ22の回転から内燃機関2の吸気サイクルを検
出するためのクランク角センサ26、及び冷却水温T)
IWを検出するための水温センサ28が備えられている
尚ディストリビュータ22はイグナイタ30からの高電
圧を所定の点火タイミングで各気筒#1〜#4の点火プ
ラグ32−1〜32−4に順次印加するためのものであ
る。また本実施例では、内燃機関2が4気筒4サイクル
エンジンであり、吸気サイクルは内燃機関2の180℃
A旬となるため、クランク角センサ26からは、内燃機
関2が180℃八回転して各気筒が吸気行程に入る度に
検出信号が出力される。またこのクランク角センサ26
は、内燃機関2が720℃八回転して特定の気筒が吸気
行程に入る度に、その旨を表す識別信号を出力するよう
にされている。
そして上記各センサからの検出信号は論理演算回路とし
て構成された電子制御回路40に出力され、各気筒#1
〜#4の吸気分岐管41−1〜41−4に夫々設けられ
た燃料噴射弁42−1〜42−4からの燃料噴射量を制
御するのに用いられる。
即ち電子制御回路40は、予め設定された制御プログラ
ムに従って燃料噴射制御のための演算処理を実行するC
PU50、CPU50で演算処理を実行するのに必要な
制御プログラムや籾量データが予め記録されたROM5
2、同じ<CPU50で演算処理を実行するのに用いら
れるデータが一時的に読み書きされるR AM 54、
上記各センサからの検出信号を人力するための人力ボー
ト5日、及びCPU50での演算結果に応じて燃料噴射
弁42に駆動信号を出力するための出力ボート58、等
から構成され、内燃機関2の各気筒#1〜#4に流人す
る燃料混合気の空燃比が予め設定された目標空燃比にな
るように燃料噴射弁42−1〜42−4からの燃料噴射
量を制御する。
このように構成された電子制御回路40では、各気筒#
1〜#4毎に、第3図に示す如き制御則に従って燃料噴
射制御が行なわれる。以下この制御則について簡単に説
明し、その後この制御則の設計手順等について説明する
。尚、第3図は各気筒毎の燃料噴射制御系を示す図であ
って、ハード的な構成を示すものではなく、実際には第
4図のフローチャートに示したプログラムを実行するこ
とにより実現される。またこの図は本発明における周間
噴射量を算出するための制御則を表しており、非開開噴
射量の算出については、第4図のフローチャートに沿っ
て後で詳しく説明する。
第3図に示すように、本実施例の燃料噴射制御系では、
まず第1演算部P1で、エアフロメータ6により検出さ
れた吸気流量GNと回転速度センサ24により検出され
た回転速度NEとに基づき、前述の(1)式を用いて気
筒内に流人する吸気i1G八が算出される。
この第1演算部P1で算出された吸気量GAは第1乗算
部P2に出力され、内燃機関2の運転状態に応じて設定
される目標燃空比入rに乗算される。即ち、第1乗算部
P2ては、吸気量GAと目標燃空比λrとを乗算するこ
とで、内燃機関2の吸気行程時に気筒内に供給すべき燃
料量(以下、目標燃料供給量という。)GA・λ「を算
出するのである。そして第1乗算部P2で算出された目
標燃料供給量GA・λ1・は、係数f3乗算部P3に出
力され、予め設定された係数f3が乗算される。
次に第1演算部P1で算出された吸気量GAは、第2演
算部P4にも出力される。第2演算部P4は、吸気量G
Aに基づき吸気圧力PMを算出するためのもので、その
算出結果は、水温センサ28により検出された冷却水温
T)IWと共に第3演算部P5に人力される。すると第
3演算部P5では、その人力された冷却水温THWから
吸気分岐管41内での飽和蒸気圧PSを求め、その値と
吸気圧力PMとから吸気分岐管41の内壁面に付着した
燃料の一定時間当りの蒸発量(以下、燃料蒸発量という
。)Vfを算出する。そしてその算出された燃料蒸発量
Vfは、除算部P6に人力され、回転速度センサ24に
より検出された内燃機関20回転速度NEによって除算
されるbまたその除算結果Vf /NEは係数f4乗算
部P7に人力され、予め設定された係数f4が乗算され
る。
次に上記除算部P6の除算結果Vf/NEはオブザーバ
P8にも出力される。オブザーバP8は、除算部P6の
除算結果VfN (=Vf /NE)と、燃料噴射弁4
2からの燃料噴射量τと、前回推定した吸気分岐管41
内壁面への付着燃料量?−及び吸気分岐管41内での蒸
発燃料量?Vとから、付着燃料量f−と蒸発燃料mfv
とを推定するためのもので、その推定結果?−及び?V
には、係rAf 1乗算部P9及び係数f2 乗x部p
10で、夫々係数f1及びf2が乗算される。
そしてこれら乗算部P9及びPloによる乗算結果は、
他の係数乗算部P3及びP7での乗算結果と共に、加算
部pH〜P13で加算され、これによって燃料噴射弁4
2からの燃料噴射量τが決定される。
即ち本実施例の制御系は、まず気筒内に流人する吸気量
GAを算出し、その算出された吸気量GAと気筒内に流
人する燃料量との比が所望の空燃比となるように燃料噴
射弁42からの燃料噴射量Tを決定するように構成され
ている。
ここで第1演算部P1で吸気量GAを算出するのに用い
られる前述の(1)式は次のように設定される。
まず吸気通路4内部での空気量の変化は、吸気の質量保
存則により次式(2)の如く記述できる。
V/C2−dPM/d  t=GN−’]コnc   
  =(2)(但し、■:吸気通路の容積、C;空気中
の音速、PM:吸気通路内圧力(吸気圧力)、GN:吸
気通路を流れる空気流量(吸気流量)、’l’nc:気
筒内に流人する吸気の流量) 上記(2)式から、吸気圧力PMの時間変化は次式(3
)の如く記述でき、 dPM/dt=(GN−Tnc)・C2/V   −(
3’)この(3)式を離散化すると、次式(4)が得ら
れる。
P M (k+1) −P M(k) =(GN−’l’nc)Δt ◆C2/ V     
 ・(4)また本実施例では、吸気管圧力PMは各気筒
の吸気行程毎に変化するため、上記(4)式のサンプリ
ング周期としては内燃機関2の吸気サイクル(180°
CA)と対応させればよく、その時間は回転速度NEを
用いて30/NEと記述できるので、上記(4)式は、 P M(k+1) −PM(k) =(GN・30/NE−’rnc・30/NE)◆C”
/V=(GN◆30/NE−GA(k))◆C2/■・
・・(5)と記述できる。(但し、GA:吸気量)一方
内燃機関の体積効率ηを次式(6)の如く仮定すると、 η=A◆PM+B           ・・・(6)
(但し、A、B:定数) 吸気量GAは、次式(7)の如く記述できる。
GA=η◆υ=A◆υφPM+B・υ ・・・(7)(
但し、υ:気筒容積) 従って上記(7)式から、上記(5)式に於ける吸気圧
力P M(k)、  P M(k+1)は夫々次式(8
)、 (9)の如く記述できるようになり、 PM(k)=(GA(k)−B◆υ)/A・υ  ・・
・(8)PM(k+1)=(GA(k+1)−B・υ)
/A・υ・・・(9)これら各式を(5)式に代入する
と次式(10)が得られる。
GA(k+1)=A・υ壷30◆ON◆C2/NE◆■
+ G A(k)・(1−八番υ・C2/V)・・・(
10)この(10)式は吸気量GAの挙動を表わしてお
り、(A・υ・30・C2/V)を定数αとし、 (1
−A・υ・C2/V)を定数βとすると、上記(10)
式は前述の(1)式の如く記述できる。従って各定数α
及びβを周知の同定法によって決定すれば、吸気サイク
ル(180°CA)をサンプリング周期として吸気量G
Aを求めるための前述の演算式(1)が設定できる。
また次に第3図の制御系は、各気筒の吸気分岐管41内
壁面への付着燃料量fwと吸気分岐管41内での蒸発燃
料量fvとを状態変数として、内燃機関2における燃料
挙動を記述した物理モデルに則って設計されたものであ
る。そこで次にこの制御系の基準となる物理モデルの構
築、及びこれに基づく制御系の設計方法について説明す
る。
尚、この種の制御系の設計方法としては、例えば、古田
勝久著「実システムのデジタル制御」システふと制御、
Vol、2B、No、12 (1984年)計測自動制
御学会等に詳しいので、ここでは簡単に説明する。また
本実施例では、スミスーデエビソン(Smith−Da
vison)  の設計法を使用するものとする。
まず内燃機関2の1サイクル(即ち720”CA)当り
に各気筒内に流人する燃料の総量(総燃料量)Fcは、
各燃料噴射弁42からの噴射燃料の総量(総燃料噴射量
)Tauと、各吸気分岐管41壁面への付着燃料の総量
(総付着燃料量)Fwと、各吸気分岐管41内での蒸発
燃料の総量(総蒸発燃料量)Fvとを用いて次式(11
)のように記述することができる。
Fc  =r14Tau+  γ 2条Fw+  γ 
3・Fv   −=(11)即ち総燃料量Fcは、各燃
料噴射弁42からの噴射燃料の直接流人量γ1・Tau
と、その噴射燃料が付着した吸気分岐管41からの間接
流人量γ2・Fwと、噴射燃料或は壁面付着燃料の蒸発
により吸気分岐管41内部に存在する蒸発燃料の流人量
γ3◆Fvとの総和であると考えられることから、上式
(11)のように総燃料量FCを記述することができる
のである。
上式(11)において、総燃料噴射量Tauは各燃料噴
射弁42の制御量の総和によって定まるので、吸気分岐
管41での総付着燃料量F−及び総蒸発燃料量Fνを知
ることができれば総燃料量Fcを予j則することができ
る。
そこで次乙ここの総付着燃料量F−及び総蒸発燃料量F
νについて考える。
まず総付着燃料量Fvは、各気筒の吸気行程毎に気筒内
へ流人することによってその一部γ2が減少する他、吸
気分岐管41内部への蒸発によって減少し、燃料噴射弁
42からの噴射燃料の一部γ4が付着することによって
増加する。また吸気分岐管41壁面からの燃料の蒸発量
は、周囲の温度や圧力によって決定される一定時間当り
の燃料蒸発量(即ち燃料の蒸発速度)Vfと回転速度N
Eとを用いてγ5・Vf/NE として表すことができ
る。このため吸気分岐管41壁面への総付着燃料量F−
は、内燃機関2の1サイクルをサンプリング周期として
、次式(12)に示す如く記述できる。
Fw(n+1)=(1−y2)Fw(n)+ γ4・T
au(n)−y5−Vf(n)/NE(n)    −
(12)一方吸気分岐管41内部での総蒸発燃料量Fv
は、吸気行程時の気筒内への流人によってその一部γ3
が減少する他、燃料噴射弁42からの噴射燃料の一部γ
6が蒸発することによって増加し、更に上記付着燃料の
蒸発によって増加する。このため吸気分岐v41内の総
蒸発燃料量Fvは、上記(12)式と同様に、内燃機関
2の1サイクルをサンプリング周期として、次式(13
)に示す如く記述できる。
Fv(n+1)==(1−γ3)Fv(n)+ r6*
T au(n)+ r 5◆V f(n)/ N E 
(r+)  ・・(13)次に気筒内に吸入された総燃
料量Fcは、燃料混合気の燃空比入と各気筒内に流人し
た吸気の総量GAXとから、次式(14)のように記述
できる。
F c(n)−G A X (n)”λ(n)    
    ・・(14)このため上記(12)〜(14)
式を整理すれば、内燃機関2の1サイクルをサンプリン
グ周期として離散系で表現された、内燃機関2の全気筒
における燃料の挙動を記述するモデル基礎式が次式(1
5)及び(16)の如く得られる。
す、また本実施例では内燃機関2が4気筒4サイクル型
であるため、上記演算式を174にすることで、内燃機
関2の180℃Aをサンプリング周期として各気筒毎の
燃料挙動を記述する次式(17)及び(18)の如きモ
デル基礎式を作成するのである。
+ (1−r4− r6) ◆Tau(n) −(16
)そこで次に上記(15)及び(16)式に基づき、内
燃機関2の各気筒毎の燃料挙動を記述したモデル基礎式
を作成する。叩ち上記(15)及、び(16)式は内燃
機関2の全気筒における燃料の挙動を記述してお+ (
1−84−86)τ(k) ・・・(18)そして上記
各式(17)及び(18)の係数82〜δ6を周知のシ
ステム同定の手法により決定すれば、内燃機関2の吸気
サイクルをサンプリング周期として離散系で表現された
、各気筒の吸気分岐管41の内壁面への付着燃料量fw
と蒸発燃料量fvとを状態変数とする状態方程式(17
)及び出力方程式(18)を得ることができ、これによ
って各気筒毎の燃料、挙動を表す物理モデルが定まる。
次に上記(17)及び(18)式で記述された物理モデ
ルは非線形であるので、上記物理モデルを線形近似する
ます上式(17) 、 (18)式において、x(k)
= [f w(k)  f v(k)] ”     
 ”(19)ut (k) =  [V f(k)/ 
N E (k) コy(k)=  [GA(k)・入(
1()コu(k)= [τ(k)] ・・・(23) ・・・(24) ・・・(25) △= [1−δ4−δ6 コ            
      ・・・(26)■=〔δ2 δ3]   
        ・・・(27)とおくと、(17)、
(1B)式は x(k+1)= @φx(k)+ F ”u(k)+ 
E −W(k)・・・(2B) y(k)= ■◆X(k)+△・U (k)     
     −(29)と表すことができる。
ここで、y(k) =y r (目標値)で定常となる
とき、u())=u r、 x(k)=x rとすると
、上式(28)及び(29)は次式(28)’  (2
9)’に示す如くなる。
xr=(llxr+f”ur+E−W(k)   =(
2B)’y  r  =e令x r  +A条u  r
              ・ (29)’上式(2
B)、(2B)’及び(29)、(29)’より、x(
k+1) −x r :(11) (x(1<) −x
 r )+F (u(k)−ur)  =(30)y(
k)−y r=0(x(k)−xr)+A(u(k)−
ur)  =(31)次に、上式(30)、(31)に
おいて、X (k)= x(k) −x r     
     =(32)U (k)= u(k) −u 
r          =(33)Y(k)=y(k)
−yr−A(u(k)−ur)  =(34)とおくと
(30)、(31)式は次式(35)、(36)の如く
なる。
X (k+1)= oX (k)+ f U (k) 
     ・・・(35)Y(k)=■X (k)  
         ・・・(36)この(35)及び(
36)において、X(k)→0とすれば、Y(k)=0
となり、  u (k)−* u rであれば、y(k
)→yrとなる。従って上式(35)の最適レギュレー
タを設計すれはよい。即ち、離数型リカ・ンチ方程式を
説くことで、最適制御は次式(37)の如く求まる。
U (k)= F X (k)           
 −(37)またこの(37)式は、上記(32)及び
(33)式より次式(38)の如くなる。
u (k)= F ex(k) −F ex r + 
u r    =(3B)従って、上記(28)’及び
(29)’式において、がxr、turについて解けれ
ば上式(3日)が確定し、u (k)を求めることがで
きるようになる。
本実施例の場合、上式(39)は前述の(19)〜(2
7)式より、次式(40)の如くなり、 xr、 ur (即ちfwr、fvr、rr)が夫々次
式(41)〜(43)の如く求まる。
fvr= β11−V f(k)/ N E (k)+
β12−(入r ◆G A(k)−(1−δ4−δ6)
u(k))・・・(41) fvr=β21−V f(k)/ N E (k)+β
22・(xr ◆G A(k)−(1−δ4−δ6)u
(k))・・・(42) rr=β21◆V f(k)/ N E (k)+β2
3◆(λ r 舎G A(k)−(1−84−86)u
(k))・・・(43) (但し、β11〜β23は定数) 従って上記(38)式より、f1〜f4を定数として、
u(k)=f 1◆f w(k)+ f 2◆f v(
k)+ f3−GA(k)λr+ f 4◆V f(k
)/ N E (k)・・・(44) となり、第3図の制御系が設計できる。
向上式(44)において、燃料の蒸発量Vfは、各吸気
分岐管41での燃料の飽和蒸気圧Psと吸気分岐管内部
の圧力(吸気圧力)PMとの関数として求めることがで
き、また飽和状気圧Psはセンサにより直接検出するこ
とは難しいが、吸気分岐管41の壁面付着燃料の温度T
の関数であり、付着燃料温度Tは内燃機関2の冷却水温
THW或は吸気ボート付近のシリンダヘッド温度によっ
て代表させることができる。このため本実施例では、第
3演算部P5において、水温センサ28により検出され
た冷却水温T)IW(°K)をパラメータとする次式 %式%(45) :) により飽和蒸気圧PSを求め、更にその値と吸気圧力P
Mとをパラメータとするマツプから蒸発量Vfを求める
ようにされている。
またこのように蒸発量Vfを算出する場合、吸気圧力P
Mを知る必要があるが、本実施例では吸気圧力PMを検
出するための吸気圧センサが備えられていないので、吸
気圧力PMを直接検出することができない。しかし吸気
圧力PMは、前述の(8)式又は(9)に示す如く、吸
気量GAの関数として記述できる。そこで本実施例では
前述の(8)式(又は(9)式)におけるA◆υ及びB
・υの値を夫々定数A1及びB1として周知の同定法に
より決定し、第2演算部P4において、第1演算部P1
で求めた吸気量GAに基づき次式(46)を用いて吸気
圧力PMを算出するように構成されている。
PM= (GA−Bl)/AI      ・・・(4
6)また次に上式(44)における吸気通路4の内壁面
への付着燃料量f−及び吸気通路4内での蒸発燃料量f
vはセンサ等によって直接測定できないため、本実施例
ではこの推定のためのオブザーバP8が備えられている
この種のオブザーバは、通常、ゴピナスの設計法等によ
って設計されるが、本実施例では各気筒に実際に供給さ
れた燃料混合気の空燃比λを測定できないため、通常の
オブザーバを使用することができない。しかし気筒の燃
料挙動は上記(17)式によって記述できるので、(1
7)式をそのまま用いて付着燃料量f−及び蒸発燃料量
fvを推定することが可能となる。
即ち、まず(17)式において、τ(k)は制御量とし
て電子制御回路40側で知ることができ、またV f(
k)は水温センサ28により検出される冷却水温THW
から飽和蒸気圧Psを求め、この値と前記(46)式に
よって算出された吸気管圧力PMとから検出することが
でき、更にNE(k)は回転速度センサ24により検出
することができるので、右辺第2項、第3項は計算可能
である。そこで、ε−(k)= f w(k) −? 
w(k)E v(k)= f v(k) −? v(k
)とおくと、 ・・・(47) ・・・(48) となる。上式(49)において1−82<1.1−δ3
く1であるから(49)式は安定で、ε−(k)、εv
(k)→0、即ち7w(k)→f冒(1<)、?v(k
)→?v(k)となる。従って上記f w(k)、fv
(k)として適当な′uJ朋埴を与えれば、f w(k
)及びfv(1<)は上式(17)によって推定できる
ようζこなるのである。尚外乱によって、f w(k)
≠?w、  fv(k)≠?Vとなっても、7w(k)
、?v(k)は、f w(k)、f v(k)に追従す
るので、上記(44)式により111(k) (叩ち燃
料噴射量τ(k))を問題なく算出できる。
次に上記の如く設計された制御則に従って電子制御回路
40で実行される燃料噴射量算出処理を、第4図に示す
フローチャートに沿って説明する。
尚この処理は、クランク角センサ26からの出力信号に
基づき、内燃機関2の180℃A@に実行される。また
以下の説明において、現在の処理で検出又は算出される
諸量には添え字(k)を付して表し、前回(180℃A
前)及び前々回(360’CA前)の処理で検出又は算
出された諸量には夫々添え字(k−1)及び(k−2)
を付して表す。
図に示す如く燃料噴射量算出処理では、まずステ・ンプ
100を実行して、カウンタCをインクリメントし、続
くステップ110に移行して、カウンタCの値が4以上
となったか否かを判断する。
モしてC≧4であれば、次ステ・ツブ120に移行して
カウンタCの1直を0にセットした後、ステップ130
に移行し、C<4であればそのままステップ130に移
行する。尚このカウンタCは、次ステ・ツブ130で内
燃機関2が180℃八回転する度に変化する吸気行程の
気筒を、識別するために用いられるもので、クランク角
センサ26から特定気筒が吸気行程に入ったときに出力
される識別信号により期間化される。
次にステップ130では、現時点から内燃機関2が18
0℃八回転する開眼気行程となる気筒をX1気筒1次に
吸気行程となる気筒をX2気筒。
その次に吸気行程となる気筒をX3気筒、更にその次に
吸気行程となる気筒をX4気筒として、これら各気筒に
対応する気筒番号#1〜#4を、上記カウンタCの値に
基づき次表に示す如きマツプを用いて設定する。尚、以
下の説明においてこれら各気筒x1〜x4に対して算出
される諸量には、夫々対応する添え字×1〜×4を付し
て表す。
表 そして続くステ・ツブ140では、上記各センサからの
出力信号に基づき、吸気流量GN(k)、回転速度NE
(k)、及び冷却水温THW(k)を検出し、次ステ・
ンブ150に移行する。
ステップ150では、ステ・ンブ140で検出した吸気
流量GN(k)と回転速度NE(k)とに基づき、ステ
ップ130で設定したX1気筒、X2気筒。
X3気筒の吸気行程時に各気筒内に流人する吸気量GA
XI(k)、GAX2(k)、GAX3(k)を夫々推
定する。この吸気量GAXI(k)、GAX2(k)、
GAX3(k)の算出には、前述の(1)式が用いられ
、まず吸気流量GN(k)と、回転速度NE(10と、
前回(即ち180℃A前)この処理を実行したときに算
出した吸気量GAXI(k−1)とに基づきX1気筒の
吸気量G AXI(k)を算出し、次にこの吸気量GA
XI(k)と吸気流量GN(k)と回転速度NE(k)
とに基づきX2気筒の吸気量GAX2(k)を算出し、
その次にこの吸気量GAX2(k)と吸気流量GN(k
)と回転速度NE(k)とに基づきX3気筒の吸気量G
AX3(k)を算出する、といった手順で各吸気量GA
XI(!<)。
G AX2(k)、 G AX3(k)が推定される。
尚このステ・ンブ150の処理は吸気量推定手段M5及
び吸気量推定手段M7に相当し、この処理で算出された
X3気筒の吸気量G A X3(k)はステップ160
以降の処理でX3気筒の同期噴射量を算出するのに用い
られ、吸気量GAX2(k)及びGAXI(k)は、夫
々、ステ・シブ210以降、或はステ・シブ300以降
の処理で、X2気筒及びX1気筒の非同期噴射制御を行
なうのに用いられる。
このようにXi、X2.X3気筒の吸気量GAXi(k
)、GAX2(k)、GAX3(k)が算出されると、
ステ・ンプ160に移行し、今度は前述の(46)式を
用いてX3気筒の吸気量GAX3(k)からX3気筒の
吸気圧力PMX3(k)を推定する第2演算部P4とし
ての処理を実行する。そして続くステップ170に移行
し、その算出された吸気圧力PMX3(k)とステップ
140で検出した冷却水温T HW(k)とに基づき、
X3気筒の吸気分岐管41×3からの燃料蒸発速度V 
fX3(k)を求め、その値を内燃機関2の回転速度N
 E (k)で除算して、内燃機関2が180℃八回転
する間に吸気分岐管41×3から蒸発する燃料量、即ち
燃料蒸発量V fNX3(k) (= V fX3(k
)/ N E (k))を算出する第3演算部P5及び
除算部P6としての処理を実行する。
次にステ・ンブ180では、ステ・ンブ150で推定し
たX3気筒の吸気量G AX3(k)と、ステップ17
0で推定した吸気分岐管41×3からの燃料蒸発量V 
fNX3(k)と、前回の処理の際に後述のステ・ンプ
390で推定した付着燃料量f賀X4(k−1)及び蒸
発燃料量f vX4(k−1)とに基づき、前述の演算
式(44)を用いてX3気筒の燃料噴射量τX3(k)
を算出する。そして続くステップ190では、この算出
された燃料噴射量τX3(k)をX3気筒の同期噴射量
として、X3気筒の燃料噴射弁42×3を所定の同期噴
射タイミングで駆動する図示しない駆動回路にセ・ン卜
する。
つまり同期噴射制御を実行するには、燃料噴射量の演算
時間及び燃料噴射弁の開弁時間等を考慮すると、2〜3
ストローク、即ち内燃機関2が360℃八〜5へ0℃八
回転するのに要する時間が必要となるので、本実施例で
はステップ150で、吸気流量GNの検出時点から3ス
トローク後に吸気行程が終了するX3気筒の吸気量G 
AX3(k)を推定し、この吸気量G AX3(k)に
基づきX3気筒の同期噴射量τX3(k)を算出して同
期噴射制御を良好に実行できるようにしているのである
尚燃料噴射量τX3(k)の算出に、前回の処理の際に
X4気筒の値として算出された付着燃料量fwX4ck
−1)及び蒸発燃料量f vX4(k−1)を使用する
のは、内燃機関2の回転によって、前回の処理の際にX
4気筒と設定された気筒が、今回の処理ではX3気筒と
なるためである。
そしてこのように同期噴射のための処理が実行されると
、ステ・ンブ200に移行して、この燃料噴射量τX3
(k)と、ステ・ンブ170で算出した燃料蒸発量V 
fwX3(k)と、前回この処理を実行した際にステッ
プ400で算出した。現時点のX3気筒に対応する付着
燃料量? wX4.(k−1)及び蒸発燃料量? vX
4(k−1)とに基づき、内燃機関2の180℃八回転
後のX3気筒の付着燃料量f wX3(k)及び蒸発燃
料量f vX3(k)を推定するオブザーバP8として
の処理を実行する。
次にステップ210では、ステップ150で求めたX2
気筒の吸気量GAX2(k)と、前回この処理を実行し
た際にステ・ンブ150で推定した。現時点のX2気筒
に対応する吸気量GAX3(k−1)とを大小比較する
。そして吸気量G AX2(k)が吸気量G AX3(
k−1)より大きければ、続くステップ220に移行し
、上記ステップ160と同様に吸気量GAX2(k)か
らX2気筒の吸気圧力P MX2(k)を推定する。ま
た続くステップ230では、上記ステップ170と同様
に、吸気圧力PMX2(k)と、冷却水温THW(k)
と、回転速度NE(k)とから、X2気筒の吸気分岐管
41X2からの燃料蒸発量VfNX2(k)を算出し、
ステ・ンブ240に移行する。
ステップ240では、上記ステ・ンブ180と同様に、
この算出した燃料蒸発量V fNX2(k)と、ステ・
ンプ150で推定したX2気筒の吸気量GAX2(k)
と、前回の処理の際にステップ200で推定した。現時
点のX2気筒に対応する付着燃料量fwX3(k−1)
及び蒸発燃料量fνX3(k−1)とに基づき、X2気
筒に対する燃料噴射量τX2(k)を算出し、続くステ
・ンブ250に移行して、この算出された燃料噴射量τ
X2(k)から、前回の処理の際にステップ180で算
出した。現時点でのX2気筒に対応する燃料噴射量τX
3(k−1)を減算して、偏差ΔτX2(k)を算出す
る。そして続くステップ260では、この偏差ΔτX2
(k)をX2気筒の非同期噴射量として、X2気筒の燃
料噴射弁42×2を駆動する図示Uない駆動回路にセ・
ントし、続くステップ270に移行する。
即ち、X2気筒は、前回の処理の際に、吸気量GAX3
(k−1)に基づき算出された燃料噴射量τ×3(k−
1)により同期噴射量が設定された気筒であるが、その
後内燃機関2が180℃八回転する間に内燃機関2が加
速されると、吸気量G AX3(k−1)がX2気筒に
実際に吸入される吸気量とは対応しなくなってしまうこ
とから、本実施例では、同期噴射量設定後、内燃機関2
が180℃八回転したときX2気筒の吸気量G A X
2(k)を推定し直し、その値G A X2(k)が前
回X2気筒の吸気量とじて求めたfffl G AX3
(k−1)より大きければ内燃機関2が加速運転に入っ
たと判断して、GAX2(k)に対応する燃料噴射量τ
X2(k)を求め、この値と同期噴射量τX3(k−1
)との偏差分へτX2(k)だけ非同期噴射を実行する
ようにされているのである。
次にステップ210で吸気fi G AX2(k)が吸
気量G A”X3(k−1)以下であると判断されると
、内燃機関2は加速運転されていないので、ステ・ンブ
280に移行して、前回の処理の際にステップ170で
推定した。現時点のX2気筒に対応する燃料蒸発量V 
fwX3(k−1)をそのままX2気筒の燃料蒸発量V
 fX2(k)としてセットし、ステ・ンブ290で非
同期噴射量△τX2(k)として0をセットした後、ス
テップ270に移行する。
そしてステップ270では、上記ステップ200と同様
に、X2気筒の非同期噴射量ΔτX2(k)と、燃料蒸
発量V fwX2(k)と、前回この処理を実行した際
にステップ200で算出した。現時点のX2気筒に対応
する付着燃料量?uX3(k−1)及び蒸発燃料量? 
vX3(k−1)とに基づき、内燃機関2の180℃八
回転後の付着燃料量f wX2(k)及び蒸発燃料量f
 vX2(k)を推定する。
次にステップ300では、ステップ150で求めたX1
気筒の吸気量GAX1(k)と、前回この処理を実行し
た際にステップ150で推定した。現時点のX1気筒に
対応する吸気量GAX2(k−1)とを大小比較する。
そして吸気量GAXI(k)が吸気jl G AX2(
k−1)より大きければ、続くステ・ンブ310に移行
し、上記ステ・ンブ160或はステップ220と同様C
m、吸気t G AXI(k) カラX 1 気WJの
吸気圧力PMXI(k)を推定する。また続くステ・ン
ブ320では、上記ステップ170又は230と同様に
、吸気圧力PMXI(k)と冷却水温THW(k)と回
転速度NE(k)とから、X1気筒の吸気分岐管41×
1からの燃料蒸発量V fNXl(k)を算出し、ステ
・ンブ330に移行する。
ステップ330では、上記ステップ180或はステ・ン
ブ240と同様に、この算出した燃料蒸発量V fNX
l(k)と、ステップ150で推定したX1気筒の吸気
量GAXI(k)と、前回の処理の際にスチップ270
で推定した。現時点のX1気筒に対応する付着燃料量f
 wX2(k−1)及び蒸発燃料量fvX2(k−1)
とに基づき、X1気筒に対する燃料噴射量τXI(k)
を算出し、続くステップ340に移行する。そしてステ
ップ340では、この算出された燃料噴射量τX2(k
)から、前回の処理の際にステップ250又はステ・ン
ブ290で設定された非同期噴射量ΔτX2(k−1)
と、前々回、即ち360℃A前に当該処理を実行したの
際にステップ18σで算出した。現時点でのX1気筒に
対応する燃料噴射量τX3(k−2)とを減算して、偏
差へτX1(k)を算出する。また続くステップ350
では、この算出した偏差ΔτX1(k)をX1気筒の非
同期噴射量として、X1気筒の燃料噴射弁42×1を駆
動する図示しない駆動回路にセ・ントし、続くステップ
360に移行する。
即ち、X1気筒は、前々回の処理の際に、吸気量G A
X3(k−2)に基づき算出された燃料噴射量τ×3(
k−2)により同期噴射量が設定され、前回の処理の際
に、吸気量G AX2(k−1)が吸気量G AX3(
k−2)より大きいときに非同期噴射が実行された気筒
であるが、前回のこの処理を行った後内燃機関2が加速
された場合には、同期噴射量τX3(k−2)或は非同
期噴射量Δr X2(k−1)が、X1気筒に実際に吸
入される吸気量とは対応しなくなってしまうことから、
本実施例では、同期噴射量設定後内燃機関2が360℃
八回転したときにもX1気筒の吸気量G AXI(k)
を推定し、その値GAXI(k)カ前回x1気筒の吸気
量として求めた傾GAX2(k−1)より大きけれは、
吸気量GAXI(k)に対応する燃料噴射量τX1(k
)を求め、この値とX1気筒への燃料噴射量(r X3
(k−2)+Δr: X2(k−1))との偏差分へτ
X1(k)だけ更に非同期噴射を実行するようにされて
いるのである。
一方ステップ300で吸気量GAXI(10が吸気量G
AX2(k−1)以下であると判断されると、内燃機関
2は加速運転されていないので、ステップ370に移行
して、前回の処理の際にステップ230又はステップ2
80で設定した。現時点のX1気筒に対応する燃料蒸発
量V fwX2(k−1)をそのままX1気筒の燃料蒸
発量V fXl(k)としてセットし、ステ・ンブ38
0で非同期噴射量八τX1(k)として0をセットした
後ステップ360に移行する。
そしてステ・ンプ360では、上記ステップ200或は
ステップ270と同様に、X1気筒の非同期噴射量Δτ
XI(k)と、燃料蒸発量V fwXl(k)と、前回
この処理を実行した際にステ・ンブ270で算出した。
vA時点のX1気筒に対応する付着燃料量?wX2(k
−1)及び蒸発燃料量?vX2(k−1)トC:基ツキ
、内燃機関2の180℃八回転後の付着燃料量fwX1
(k)及び蒸発燃料量f vXl(k)を推定する。
また次にステップ390では、前回の処理の際にステッ
プ320又はステ・ンブ370で設定した。
現時点のX4気筒に対応する燃料蒸発量V fwXl(
k−1)をX4気筒の燃料蒸発量V fX4(k)とし
てセットし、ステ・ンブ400に移行して内燃機関2の
180℃八回転後のX4気筒の付着燃料量f wX4(
k)及び蒸発燃料量f vX4(k)を推定する。尚こ
の推定処理は、上記ステ・シブ200.ステツプ270
゜或はステップ360と同様に実行されるが、X4気筒
には燃料噴射を行わないので、燃料噴射量は0として推
定を行なう。
以上説明したように本実施例では、第5図に示す如く、
内燃機関の各気筒毎に、吸気行程終了時点(図に示す5
40℃Aの点)より3ストローク前(図に示す0℃八へ
点)に検出した吸気流量GNに基づき、吸気行程時に気
筒内に流人する吸気量GAX3を推定し、その推定結果
に基づき燃料の同間噴Oit量7X3を算出して同期噴
射を行なうと共に、吸気流量GAX3推定後内燃機関2
が180℃八回転する度に、新たに検出した吸気流量検
出圃GNから吸気行程時に気筒内に流人する吸気量GA
X2.GAXIを推定し直し、その推定値GAX2゜G
AXIが180’CA前の推定値より大きいときには、
その推定値GAX2.GAXIから燃料噴射量τX2.
  τ×1を算出して、過去に求めた燃料噴射量との偏
差責へτ×2.Δ丁×1により非同期噴射を行うように
されている。
この結果、第6図に実線で示す如く、前述の演算式(1
)式により内燃機関2の気筒内に流人する吸気量を推定
することで燃料噴射制御の制御精度を向上できるだけで
なく、時点t1で内燃機関2が加速運転された場合の空
燃比制御精度をより向上することができるようになる。
また本実施例では、制御則が内燃機関における燃料挙動
を記述した物理モデルに基づき設定されており、燃料噴
射弁からの噴射燃料が吸気分岐管壁面への付着燃料及び
吸気分岐管内部での蒸発燃料として吸気分岐管内部に残
留し、しかもその残留した燃料の一部が吸気行程時に気
筒内に流人することを考慮して燃料噴射量を決定するよ
うにされているので、これによっても燃料噴射制御の制
御精度を向上できる。
尚本実施例においては、ステップ160〜ステツプ18
0の処理が同期噴射量算出手段M6に、ステ・シブ21
0〜ステツプ250及びステップ300〜ステツプ34
0の処理が非同期噴射量算出手段M8に、ステップ19
0.ステップ260及びステップ350の処理が燃料噴
射制御手段M9に、夫々相当する。
ここで上記実施例では、内燃機関における燃料挙動を記
述した物理モデルに基づき設定された制御則により燃料
噴射制御を行なう、所謂現代制御理論に基づく燃料噴射
制御装置に本発明を適用した場合について説明したが、
例えば、内燃機関の回転速度NEと吸気流量GNとに基
づき(1)式を用いて吸気量GAを推定し、その推定推
定された吸気量GAに基づき基本燃料噴射量を求め、そ
の値を冷却水温等に応じて補正するように構成しても、
本発明を適用して燃料噴射制御の制御精度を向上するこ
とができる。
また上記実施例では、4気筒4サイクル内燃機関の燃料
噴射量制御装置を例にとり説明したので、吸気量GAの
演算周期をその吸気サイクルに対応して180℃Aとし
たが、例えば6気筒4サイクル内燃機関の場合には、そ
の吸気サイクルが120℃Aとなるので、(1)式によ
る演算周期も120℃Aとなる。またこの場合、上記と
同様の制御則で燃料噴射制御を実行するには、前述の(
15)式及び(16)式から制御則の基本となる物理モ
デルを設定する際に、各演算式(15)及び(16)を
176にして、内燃機関の120℃Aをサンプリング周
期とした(17)式及び(18)式の如きモデル基礎式
を作成し、その係数をシステム同定の手法によって決定
して、制御則を設計するようにすれはよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の多気筒内燃機関の燃料噴I
flJ蛍制御装置によれば、吸気行程時に内燃機関の各
気筒内に流人する吸気量を、前述の(1)式を用いて、
内燃機関の回転速度と吸気流量とから推定し、その推定
結果に基づき燃料噴射量を決定するようにされているた
め、内燃機関の回転速度と吸気流量とから直接燃料噴射
量を算出する従来の装置のように内燃機関の過渡運転時
に空燃比が大きくずれるといったことはなく、空燃比の
制御精度を向上できる。また本発明では、吸気量を推定
して燃料の同期噴射量を算出した後、その気筒が実際に
吸気行程に入るまでの間に、吸気量を推定し直し、この
再推定値が同期噴射量の算出に用いた吸気量より大きく
なると、その偏差に応じた非同期噴剥量を算出して、燃
料の非同期噴射を実行するようにされているため、内燃
機関が加速運転に入ったときの空燃比の制御精度をより
向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を表すブロック図、第2図は実施
例の4気筒4サイクル内燃機関及びその周辺装置を表す
概略構成図、第3図は燃料噴射制御の制御則を説明する
ブロック図、第4図は燃料噴射量算出処理を表すフロー
チャート、第5図は同期噴射及び非同期噴射の動作を説
明する説明図、第6図は従来の燃料噴射制御による空燃
比の変化及び実施例の燃料噴射制御による空燃比の変化
を表す説明図、である。 Ml、2・・・内燃機関  M2,4・・・吸気通路M
3・・・吸気流量検出手段(6・・・エアフロメータ)
M4・・・回転速度検出手段(24・・・回転速度セン
サ)M5・・・吸気量推定手段 M6・・・同朋噴躬量算出手段 M7・・・吸気全頁推定手段 M8・・・非同期噴射量算出手段 M9・・・燃料噴射制御手段  4 0・・・電子制御回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内燃機関の吸気通路を流れる吸気の流量を検出する吸気
    流量検出手段と、 内燃機関の回転速度を検出する回転速度検出手段と、 上記各検出手段の検出結果に基づき、内燃機関の吸気サ
    イクルに同期した周期で、内燃機関に於ける吸気の質量
    保存則を記述した物理モデルに基づき設定された次式(
    1) GA(k+1)=α・GN/NE+β・GA(k)・・
    ・(1)(但し、α,β:定数、GA(k):前回の推
    定値GN:吸気流量、NE:内燃機関の回転速度)を用
    いて、所定の吸気サイクル先に吸気行程となる気筒内へ
    の吸気量を推定する吸気量推定手段と、該推定された吸
    気量に基づき、該吸気量と対応する気筒に対する燃料の
    同期噴射量を算出する同期噴射量算出手段と、 上記吸気量推定手段が吸気量を推定した後、該吸気量に
    対応する気筒が実際に吸気行程に入るまでの間、内燃機
    関の吸気サイクルに同期した周期で、上記演算式(1)
    を用いて、該気筒内への吸気量を再推定する吸気量再推
    定手段と、 該吸気量再推定手段の推定結果が上記吸気量推定手段の
    推定結果より大きいときに、該推定結果に対応する気筒
    に対して、各推定結果の偏差に応じた燃料の非同期噴射
    量を算出する非同期噴射量算出手段と、 内燃機関の各気筒毎に、上記同期噴射量算出手段の算出
    結果に応じて燃料の同期噴射を行なうと共に、上記非同
    期噴射量算出手段で非同期噴射量が算出された場合には
    、該非同期噴射量に応じて燃料の非同期噴射を行なう燃
    料噴射制御手段と、を備えたことを特徴とする多気筒内
    燃機関の燃料噴射量制御装置。
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