JPH02155359A

JPH02155359A - ファクシミリ装置

Info

Publication number: JPH02155359A
Application number: JP63308959A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiro Sato; 和弘佐藤
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1988-12-08
Filing date: 1988-12-08
Publication date: 1990-06-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、中継回報送信機能を備えたファクシミリ装置
に関する。

［従来の技術］一般に、ファクシミリ装置で文書などの画情報を送信す
る場合、その相手先にオペレータが居る時間帯、相手先
電話回線が空いている時間帯、あるいは、夜間割引で通
信料金が安価な時間帯など、送信時刻を考慮して発信す
ることが多い。

ところで、送信元となるファクシミリ装置から、画情報
と共に中継送信の指令と宛先情報とを、中継局となる１
つのファクシミリ装置に送信すると、次に、その中継局
のファクシミリ装置が、その画情報を指定した各宛先に
順次送信するという中継回報送信が知られている。

［発明が解決しようとする課運］このような中継回報送信では、中継局は、送信元から中
継送信の指令と宛先情報とを受信すると、直ちに、指定
された各宛先への送信処理を開始していた。

このため、従来は、中継局が回報送信する際に。

各宛先ごとに都合の良い任意の時刻に発信することがで
きないという問題があった。

本発明は、上記の問題を解決し、中継局が各宛先ごとに
都合の良い任意の時刻に発信することができるファクシ
ミリ装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］このために本発明は、中継局のファクシミリ装置は、ワ
ンタッチダイヤル、短縮ダイヤル、グループダイヤル等
の簡略ダイヤル時の識別符号に対応して、１つないし複
数の宛先電話番号と共に発信時刻を予め記憶しておき、
発信元からその識別符号により宛先情報を受信して、受
信した識別符号に対応する発信時刻に、対応する宛先に
発信するようにしたことを特徴とするものである。

［作用コ予め所定の発信時刻を登録しておくことにより、中継局
は、各宛先ごとに都合の良い任意の時刻に発信すること
ができるようになる。

［実施例］以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。

第１図は、本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の
ブロック構成図を示したものである６図においで、スキ
ャナ１は原稿画像を読み取って所定の解像度の画情報を
取り出すもので、プロッタ２は画情報を記録紙に記録す
るものである。符号化復号化部３は、送信する画情報の
符号化および受信した画情報の復号化を行なうものであ
る。画像メモリ４は、蓄積送信の場合に送信する画情報
を一旦蓄積するものである。

網制御装置５は、回線の捕捉２発信光電話番号である選
択信号の送出２着信の検出などにより、所定の発呼動作
および着信動作を行なうものである。

モデム６は、画情報を変復調して伝送すると共に、伝送
制御手順における各種手順信号を伝送するものである。

通信制御部７は、これら網制御装置５とモデム６を制御
して、ＣＣＩＴＴの６３規格に準拠した所定の伝送制御
手順により、ファクシミリ伝送を実行するものである。

操作表示部８は、操作ガイダンス等を表示すると共に、
そのガイダンスに従ってこのファクシミリ装置に所定の
送受信処理を実行させるための各種操作を行なうもので
ある。本実施例では、この操作表示部８には、ワンタッ
チダイヤルおよび短縮ダイヤル等のためのテンキー、お
よびグループダイヤルのためのグループ指定キー「ａ」
〜「ｊ」が配設されている。

登録・送信管理情報記憶部９は、ＲＡＭで構成され、予
め設定されるｋｌ情報や所定の中継送信を実行するため
のジョブファイル等を格納ものである。

システム制御部１０は、ＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭ等を備
えたマイクロコンピュータシステムであり、上記各部を
制御してこのファクシミリ装置の所定の動作を実行する
ものである６また、このシステム制御部１０は、時刻を
管理するリアルタイムクロックを備えている。システム
バス１１は、以上の各部間で所定の各種データをやりと
りする信号ラインである。

本実施例のファクシミリ装置は、以上の構成で。

次に、中継回報送信における中継局として使用する場合
について説明する。

このファクシミリ装置は、ワンタッチダイヤル機能、短
縮ダイヤル機能、およびグループダイヤル機能の簡略ダ
イヤル機能を有している。ワンタッチダイヤル機能とダ
イヤル機能は、１桁あるいは２桁の番号指定により、予
め登録している宛先に送信処理を実行する機能である。

グループダイヤル機能は、宛先グループ番号を１つ指定
すると、予め登録している複数の宛先に順次送信処理を
実行する機能である。

そこで、オペレータは、予めファクシミリ装置に対する
所定の登録操作により、ワンタッチダイヤル、短縮ダイ
ヤル、およびグループダイヤルの登録を行なう。本実施
例では、これらの登録時に。

それぞれの宛先に対して、必要に応じて発信時刻を指定
する。

上記ワンタッチダイヤルのＷＲにより、第２図（ａ）に
示すように、各ワンタッチダイヤル「０」〜「９」に対
応して、宛先名ＮＭ。〜ＮＭ９、電話番号ＴＮ０〜ＴＮ
３、および発信時刻ＳＴ、−５Ｔｇが、登録・送信管理
情報記憶部９内に登録される。この発信時刻ＳＴｌ、〜
ＳＴ。

は、各宛先のオペレータが居る時間帯や、電話回線が空
いている時間帯、あるいは夜間割引で通信料金が安くな
る時間帯を考慮して、必要により任意の時刻に指定する
もので、不要な場合には指定しない。また、指定する場
合、時分でも、時だけでも、午前と午後の区別だけでも
、任意に設定できるものとする。

また、上記短縮ダイヤルのＷ８により、同図（ｂ）に示
すように、上記と同様に、各ワンタッチダイヤル「１０
」〜「９９」に対応して、宛先名ＮＭ、Ｏ〜ＮＭ９９、
電話番号ＴＮ１゜〜ＴＮｓ、、および発信時刻ＳＴ工。

〜ＳＴｇ、が、登録・送信管理情報記憶部９内に登録さ
れる。

さらに、上記グループダイヤルの登録により。

同図（Ｃ）に示すように、各グループダイヤル「ａ」〜
「ｊ」に対応して、宛先名ＮＭ、〜ＮＭＪ、発信時刻Ｓ
Ｔ。

〜ＳＴＪ、グループ内の各宛先電話番号ＴＮＡ工〜ＴＮ
Ａｋ、ＴＮＢ□〜ＴＮＢ、、・・・ＴＮＪ１〜ＴＮＪヨ
が、登録・送信管理情報記憶部９内に登録される。

第３図は、このファクシミリ装置の受信および中継送信
処理を示したもので、いま、発信元のファクシミリ装置
から発呼されて着信したとすると（処理１０１）、所定
の伝送制御を実行し、相手先の要求を判別する（処理１
０２）。

Ｇ３規格のファクシミリ装置の場合、発信元からの中継
送信指令は、既知の伝送制御手順に従って、ＮＳＳ信号
により通知される。このＮＳＳ信号では、第４図に示す
ように、中継送信指令情報と発信元電話番号と各宛先情
報とが伝送される。このとき。

各宛先情報は、例えば、ワンタッチダイヤル「０」、短
縮ダイヤルｒｌＯＪ　、グループダイヤル「ａ」という
ように、前記登録した内容で宛先が指定される。また、
図示してないが、このＮＳＳ信号により、画情報の線密
度、圧縮方式などの送信モード情報が通知される。

ファクシミリ装置は、このような各情報を受信した場合
（処理１０２のＹ）、受信した指令情報および送信モー
ド情報を登録・送信管理情報記憶部９に記憶する（処理
１０３）。次いで、送信される画情報を受信して画像メ
モリ４に蓄積しく処理１０４）、その受信が完了すると
所定の手順を実行して、−旦回線切断する（処理１０５
）。

この後、まず指定された１つの宛先に対応する、前記登
録処理で登録している発信時刻と宛先電話番号を読み出
す。例えば、この例では、１つ目の宛先、ワンタッチダ
イヤル「０」の発信時刻ＳＴｏと電話番号ＴＮｏを読み
出す（処理１０６）。次に、第４図（ｂ）に示すように
、その発信時刻ＳＴ、、電話番号ＴＮ、、画情報メモリ
４の画情報格納先を示す画情報格納先ポインタ、および
前記送信モード情報の格納先を示す送信モード格納先ポ
インタ等を記憶するジョブファイルＪＦ１を作成する（
処理１０７）。

さらに、次の宛先がある場合（処理１０８のＹ）、同様
に処理する（処理１０６へ）。これにより、この例では
、ジョブファイルＪＦ２〜ＪＦＩ、が作成される。なお
、発信時刻情報が登録されてない場合には、発信時刻は
″即時″の旨がセットされる。

この後、ファクシミリ装置は、現在時刻を監視しながら
、指定された「発信時刻」になったジョブファイルを検
索する（処理１０９）。そして、該当するジョブファイ
ルＪＦ、があるとく処理１１０ののＹ）、そのジョブフ
ァイルＪＦ□の内容に従って、指定された宛先に発信し
て蓄積している画情報を送信する（処理１１１）。

次いで、未処理のジョブファイルが残っている場合（処
理１１２のＮ）、次に処理すべきジョブファイルを同様
に検索する（処理１０９へ）。

これにより、各ジョブファイルＪＦ２〜ＪＦＩｌの処理
が実行され、中継送信指令で指定された各宛先に、予め
登録している発信時刻にそれぞれ画情報の送信が実行さ
れる。なお、それらの各送信処理において、１つの宛先
に一定回数発呼を繰り返しても、相手先が応答しない場
合、あるいは通信中にエラーが発生して、一定回数の発
信で正しく送信できない場合には、その宛先への送信は
中止する。

そして、全てのジョブファイルの処理が終了すると（処
理１１２のＹ）、中継送信指令で指示されている発信元
電話番号に発信して、各宛先ごとの送信結果情報を送信
する。この場合、各宛先情報として、ワンタッチダイヤ
ル、短縮ダイヤルまたはグループダイヤル番号、および
、それらに対応して登録されている宛先名とを送信する
。発信元では。

それらの情報を受信して中継送信結果レポートとして記
録する（処理１１３）。

一方、着信して中継送信指令を受信しなかった場合（処
理１０２のＮ）、このファクシミリ装置に対する通常の
受信であるので、送信される画情報を受信しながら記録
紙に記録する（処理１１４）。

なお、本実施例では、同一画情報を各宛先に送信する中
継回報送信の場合を説明したが、中継送信指令として、
複数の画情報と各宛先情報とを受信する場合においても
、本発明は同様に適用することができることは当然であ
る。

［発明の効果］以上のように、本発明によれば、中継局のファクシミリ
装置は、各種簡略ダイヤル時の識別符号に対応して、１
つないし複数の宛先電話番号と共に発信時刻を予め登録
しておくと、発信元からその識別符号により宛先情報を
受信したとき、受信した識別符号に対応する発信時刻に
、対応する宛先に発信するようにしたので、各宛先ごと
に都合の良い任意の時刻に発信することができるように
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図、第２図（ａ）はワンタッチダイヤル番号
に対応する登録情報の説明図、同図（ｂ）は短縮ダイヤ
ル番号に対応する登録情報の説明図、同図（ｃ）はグル
ープダイヤル番号に対応する登録情報の説明図、第３図
は画情報の受信および中継送信処理を示す動作フローチ
ャート、第４図は受信する指令情報と作成するジョブフ
ァイルの説明図である。１・・・スキャナ、２・・・プロッタ、３・・・符号化
復号化部、４・・・画像メモリ、訃・・網制御装置、６
・・・モデム、７・・・通信制御部、８・・・操作表示
部、９・・・登録・送信管理情報記憶部、１０・・・シ
ステム制御部。第１図第２図（ａ）（Ｃ）第３図第４図（ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】

発信元から画情報と共に中継送信指令と宛先情報とを受
信し、その宛先情報で示される各宛先に上記画情報を送
信するファクシミリ装置において、識別符号に対応して
１つないし複数の宛先電話番号と共に発信時刻を予め記
憶する記憶手段と、発信元から上記宛先情報を上記識別
符号により受信する受信手段と、受信した上記識別符号
に対応する発信時刻に、対応する宛先に発信して上記画
情報を送信する送信手段とを備えていることを特徴とす
るファクシミリ装置。