JPH0215464B2 - - Google Patents

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JPH0215464B2
JPH0215464B2 JP56137390A JP13739081A JPH0215464B2 JP H0215464 B2 JPH0215464 B2 JP H0215464B2 JP 56137390 A JP56137390 A JP 56137390A JP 13739081 A JP13739081 A JP 13739081A JP H0215464 B2 JPH0215464 B2 JP H0215464B2
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JP
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web
roll
core rod
winding
perforation
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JP56137390A
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JPS5838520A (ja
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Mamoru Itani
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ISHIZU SEISAKUSHO KK
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ISHIZU SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Application filed by ISHIZU SEISAKUSHO KK filed Critical ISHIZU SEISAKUSHO KK
Priority to JP56137390A priority Critical patent/JPS5838520A/ja
Publication of JPS5838520A publication Critical patent/JPS5838520A/ja
Publication of JPH0215464B2 publication Critical patent/JPH0215464B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/50Auxiliary process performed during handling process
    • B65H2301/51Modifying a characteristic of handled material
    • B65H2301/513Modifying electric properties
    • B65H2301/5133Removing electrostatic charge
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/10Handled articles or webs
    • B65H2701/18Form of handled article or web
    • B65H2701/184Wound packages
    • B65H2701/1846Parts concerned

Landscapes

  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Sanitary Thin Papers (AREA)
  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、所定シート幅毎にミシン目を有し、
使用に際しては適宜シート数づつ切離して使用さ
れるたとえば比較的腰が強くしかも湿潤強度の高
いウエツトテイシユ用ウエブ等のウエブを所定シ
ート数毎に無芯ロール状に巻き上げるためのミシ
ン目つき無芯ロールの製造装置に関するものであ
る。
この種のミシン目つき無芯ロールは、所定シー
ト数づつロール状にして容器詰めされており、し
かも使用に際しては適宜シート数づつ切離して使
用されるため、特に容器詰めされたウエブのシー
ト数の正確さ及び巻始め巻終り部分に折りじわあ
るいはひきちぎり部等の不良部分がないことが要
求される。そのためには、ウエブを反復的に所定
シート数毎に所定位置で確実に停止させてしかも
必ずミシン目のところで切断するとともに、切断
されたウエブ端を折り重なり部分あるいはシワを
生ずることなく正確に芯棒上に巻付ける必要があ
る。
しかるに従来のこの種のミシン目つき無芯ロー
ル製造装置においては、この点に対する配慮があ
まりなされていなかつたため、容器に表示された
シート数と実際に容器詰めされたシート数とが異
なつたり、巻始め巻終り部分に折りジワあるいは
引きちぎり等の不良部分があつて全シートを有効
に利用することができなかつたりし、商品価値の
低下を招く一因となつていた。
本発明は、上記の如き問題に鑑み、所定シート
幅にミシン目を入れたウエブを反復して所定シー
ト数毎にしかも必ずミシン目位置で切断して無芯
ロール状に巻き上げるとともに、ウエブ端を折り
ジワ等を発生することなく芯棒に正確に巻付ける
ことができるようにしたミシン目つき無芯ロール
の製造装置を提供することを目的としてなされた
ものであり、ウエブの原反ロールをウエブ巻戻し
方向に回転自在に支持するための原反ロール支持
装置と、前記原反ロールから巻戻されるウエブを
一定速度で送給するためのウエブ送り装置と、前
記ウエブに1シート幅ごとにミシン目を入れるた
めの回転刃ロールを有するパーフオレーシヨン装
置と、前記ウエブを規定位置に位置決めしたミシ
ン目のところで切断するためのウエブ切断装置
と、切断されたウエブの端を芯棒に巻付けるウエ
ブ巻付け装置と、芯棒に巻付けられたウエブを該
芯棒の周りで所定シート数をもつ小ロールに巻上
げるためのウエブ巻上げ装置と、前記ウエブ送り
装置とパーフオレーシヨン装置とウエブ巻上げ装
置を駆動するための適宜の駆動装置とを有し、さ
らに該駆動装置に、適宜のカウンター装置によつ
て計数されたミシン目形成数が所定数に達したと
ころで該駆動装置への動力供給を停止ししかも前
記ウエブ切断装置において前記ウエブのミシン目
が前記規定位置に位置決めされるべき位相におい
て前記ウエブ送り装置とパーフオレーシヨン装置
とウエブ巻上げ装置とを停止させるための定位置
停止装置を付設したことを特徴とするものであ
る。
以下、本発明のミシン目つき無芯ロール製造装
置を第1図ないし第13図に示すウエツトテイツ
ユ用ミシン目つき無芯ロール製造装置Zを実施例
として説明すると、第1図には本実施例のミシン
目つき無芯ロール製造装置Zの全体構成が示され
ている。
このミシン目つき無芯ロール製造装置Zは、ウ
エブの原反ロール1をウエブ巻戻し方向に回転自
在に支持するための原反ロール支持装置Aと、原
反ロール1から巻戻されるウエブWを一定速度で
送給するためのウエブ送り装置Bと、ウエブWに
1シート幅ごとにミシン目を入れるためのパーフ
オレーシヨン装置Cと、ウエブWを所定幅に分断
するためのスリツター装置Dと、ウエブWをミシ
ン目位置で切断するためのウエブ切断装置Eと、
切断されたウエブWの端Waを芯棒12に巻付け
るためのウエブ巻付装置Fと、芯棒12に巻付け
られたウエブWを該芯棒12の周りで所定シート
数をもつ小ロール13に巻上げるためのウエブ巻
上げ装置Gと、前記ウエブ送り装置Bとパーフオ
レーシヨン装置Cとウエブ巻上げ装置Gとを駆動
するための駆動装置Hと、ウエブWを所定シート
数毎に所定位置で停止させるための定位置停止装
置Iとを有している。尚、この実施例では駆動装
置Hは原反ロール支持装置A及びスリツター装置
Dも同時に駆動するようにされている。
以下、各装置を詳述するにあたり(説明の便宜
上多少順序が前後するが)先ず駆動装置Hを説明
し、しかるのち他の各装置を説明することにす
る。
駆動装置Hは、それぞれ後に詳述する原反ロー
ル支持装置Aとウエブ送り装置Bとパーフオレー
シヨン装置Cとスリツター装置Dとウエブ巻上げ
装置Gの各装置における所要の回転軸を集中的且
つ同時に駆動するためのものであり、モータ41
によつて直接的に同期回転せしめられる第1基準
軸51と該第1基準軸51によつてベルト伝動さ
れる第2基準軸52とを有している。この第1基
準軸51は常に定速回転するが、第2基準軸52
は第1基準軸51に取付けた長尺の第1コーンプ
ーリ53と第2基準軸52に取付けた第2コーン
プーリ54との間に張設した平ベルト155の巻
掛け位置を変化させることにより第1基準軸51
に対して無段階的に変速可能とされている。又、
第1基準軸51の両端にはそれぞれコーンプーリ
55,56が装着されている。この一対のコーン
プーリ55,56の内、一方のコーンプーリ55
は平ベルト151を介して後述するウエブ巻戻し
装置19の駆動軸64に装着されたコーンプーリ
58に連結されており、この平ベルト151の巻
掛け位置を変化させることによりウエブWの巻戻
し速度を調整することができるようになつてい
る。一方、他方のコーンプーリ56は、平ベルト
152を介してフレーム側に固定された中間軸6
1に装着したコーンプーリ57に連結されてい
る。この中間軸61には後述するドローロール9
の一方の軸端に取付けたギヤ70と噛合する中間
ギヤ69が取付けられており、平ベルト152の
巻掛け位置を変えることによりドローロール9の
回転速度を適宜に変化させることができるように
なつている。更に、このドローロール9は、第1
0図に示す如く一対のギヤ71,72及びVベル
ト158,159を介して後述する巻取りロール
11と後述するスリツターロール10に連結され
ている。従つて、この巻取りロール11とスリツ
ターロール10はそれぞれ第1基準軸51に対し
て変速可能とされている。又、第1基準軸51に
取付けた平プーリ29は、平ベルト156を介し
て後述するウエブ送り装置Bのフイードロール4
に装着した平プーリ30に連結されている。従つ
て、フイードロール4は第1基準軸51に対して
一定回転比で定速回転することになる。
一方、第2基準軸52の軸端に取付けたギヤ7
6は、後述する不等速回転装置20を介して後述
するパーフオレーシヨン装置Cの回転刃ロール軸
66に取付けたギヤ78に連結せしめられてお
り、回転刃ロール6は第2基準軸52と同期回転
せしめられる。従つて、上記各装置の内、原反ロ
ール支持装置Aのウエブ巻戻し装置19とパーフ
オレーシヨン装置Cの回転刃ロール6とスリツタ
ー装置Dのスリツターロール10とウエブ巻上げ
装置Gの巻取りロール11は第1基準軸51に対
して可変速回転とされ、ウエブ送り装置Bのフイ
ードロール4のみが定速回転とされている。
又、モータ41と第1基準軸51との間には後
述する定位置停止装置Iの構成部材となるクラツ
チ42とブレーキ43よりなる動力制御装置44
が介設されており、該クラツチ42の断続操作に
よつてモータ41側から第1基準軸51側へのモ
ータ動力の供給を断続することができるととも
に、ブレーキ43によつて駆動装置Hの回転を減
速させることができるようになつている。またこ
の動力制御装置44は後述するカウンター装置9
7(第1図)から発信される制御信号に基づいて
その作動が制御される。
原反ロール支持装置Aは、原反ロール1を巻戻
し方向に回転自在に支持する原反ロール支持台2
2,22と該原反ロール1を所定周速度で巻戻し
方向に回転させるためのウエブ巻戻し装置19を
有している。ウエブ巻戻し装置19は、前記駆動
装置Hの第1基準軸51と連動する駆動軸64上
に取付けた駆動側プーリ35と、該駆動軸64に
回動自在に取付けたスウイングアーム39の揺動
端に軸着した従動側プーリ36との間に張設した
平ベルト37をエアーシリンダ38で原反ロール
1の外周に適宜押圧力で接触させながら走行させ
両者間の摩擦力によつて原反ロール1を所定周速
度でウエブ巻戻し方向に回転させるようになつて
いる。このウエブ巻戻し速度を変化させることに
よつて原反ロール1から巻戻されて後述するウエ
ブ送り装置Bに至る間のウエブWの長手方向の張
力を適宜に設定することができる。
ウエブ送り装置Bは、原反ロール1から巻戻し
たウエブWをパーフオレーシヨン装置Cに一定速
度で供給するためのものであつて、第1図に示す
如く前記駆動装置Hの第1基準軸51によつて直
接駆動されるフイードロール4と該フイードロー
ル4に対して近接して平行配置されたフエルトロ
ール3とを有している。このフエルトロール3と
フイードロール4は、相互に噛合する一対のギヤ
74,75によつて反対方向に向けて同期回転せ
しめられる。
ウエブWにミシン目34を形成するためのパー
フオレーシヨン装置Cは、第1図、第9図及び第
13図に示すように固定刃101を有する固定刃
ロール5と、軸方向に180゜位相で一対の四角棒状
の回転刃100,100を配置した回転刃ロール
6とを有しており、該固定刃ロール5と回転刃ロ
ール6との間に前記ウエブ送り装置Bから送られ
てくるウエブWを通して回転刃ロール6を所定回
転速度で回転させ回転刃100と固定刃101と
が合致したときにウエブWにミシン目34を形成
するようになつている(第12図参照)。以下、
このパーフオレーシヨン装置Cの通過後のミシン
目34を所定シート幅毎に形成したウエブWを特
に広幅ミシン目はウエブW1という。
固定刃ロール5は、第9図に示す如くそのロー
ル軸65の両端部をフレーム40に枢着した一対
のスウイングアーム102,102に回転自在に
取付けている。このスイングアーム102,10
2は、その揺動端102aに取付けたエアーシリ
ンダ107を伸縮させるとによつて支点ピン10
3を中心として矢印a−b方向に弧回動せしめら
れ、回転刃100と固定刃101との刃物間距離
を広げたりせばめたりすることができるようにな
つている。即ち、ウエブ通し作業を行なう時には
スウイングアーム102を矢印a方向に弧回動さ
せて刃物間距離を広げ、またウエブWにミシン目
加工を施すときには矢印b方向に弧回動させて刃
物間距離をせばめるようになつている。尚、第9
図において符号108はスウイングアーム102
の矢印b方向への傾動角度を規制して最小刃物間
隔を所定寸法に維持するためのストツパーー部材
である。又、この固定刃ロール5は、そのロール
軸65に取付けた突片105を、スウイングアー
ム102に突設した上下一対の突片104,10
4に螺合せしめた押しボルト106,106で押
圧して矢印c−d方向に適宜に弧回動させること
により回転刃100と固定刃101との回転方向
における接触位置を調整することができるように
なつている。
一方、回転刃ロール6は、第1図に示す如く前
記駆動装置Hの第2基準軸52によつて該第2基
準軸52と回転刃ロール軸66との間に配設した
後述する不等速回転装置20を介して可変速回転
せしめられる。この時、ウエブWは前記ウエブ送
り装置Bによつて一定速度で送られているため、
回転刃ロール6の回転速度を適宜に設定すること
によりウエブWに形成されるミシン目34のピツ
チ即ちシート幅を任意に且つ無段階的に設定する
ことができる。
不等速回転装置20は、回転刃100と固定刃
101とが合致してウエブWにミシン目34を形
成する瞬間におけるウエブWの送り速度と回転刃
101の刃先周速とを合致させてミシン目34を
ウエブWの幅方向に直線的に形成するためのもの
であり、第6図ないし第8図に示すように第2基
準軸52と平行に配置され且つ第2基準軸52を
中心として弧回動する中間回転軸62に取付けた
可動側ギヤ77と、該中間回転軸62の回動軌跡
上に位置し且つ該中間回転軸62と近接対向する
如くフレーム40に取付けた中間固定軸63に装
着した固定側ギヤ79と、可動側ギヤ77の端面
に取付けた円板状の可動側デイスク80の周縁部
と固定側ギヤ79の端面に取付けた固定側デイス
ク81の周縁部とを中間リンク82の両端に取付
けた連結ピン96,96で連結してなる偏心連結
部材23とを有している。この中間回転軸62
は、第2基準軸52の軸端に枢支したスウイング
アーム88の中間位置に取付けられており、該ス
ウイングアーム88を第7図に示すようにその揺
動端88aに取付けた調整部材89で上下方向に
弧回動させることにより可動側ギヤ77を第2基
準軸52に取付けた駆動側ギヤ76に噛合させた
状態で該駆動側ギヤ76の周りで遊星回転させる
ことができるとともに、中間回転軸62を中間固
定軸63に対して偏心させることができるように
なつている。中間回転軸62と中間固定軸63が
偏心すると等速回転する可動側デイスク80に対
して固定側デイスク81は両者の偏心量に対応し
た速度差でもつて不等速回転する。尚、この固定
側デイスク81の不等速回転中における速度差
は、中間回転軸62と中間固定軸63の偏心量h
(第7図)が大きいほど大きくなる。一方、固定
側ギヤ79は、回転刃ロール軸66の軸端に取付
けた従動側ギヤ78に噛合されている。従つて、
回転刃ロール6は所定の回転速度(即ち、ウエブ
Wのシート幅に応じた回転速度)で不等速回転せ
しめられることになる。尚、従動側ギヤ78と固
定側ギヤ79のギヤ比は2:1とされており、中
間回転軸62は回転刃ロール6が1回転する間に
2回転するようになつている。又、ウエブ切断時
における刃物周速をウエブ送り速度に合致させる
ためには、先ず可動側中間軸62と固定側中間軸
63の偏心量を適宜に設定して回転刃ロール6の
速度変動特性を任意に設定し、しかるのち、従動
側ギヤ78と回転刃ロール軸66に固着した基準
フランジ86との回転方向における相対位置を変
化させてミシン目形成時における刃物周速度をウ
エブ送り速度に合致させる。
尚、この不等速回転装置20の中間回転軸62
の一端には後述する定位置停止装置Iのストツパ
ー装置99が、また回転刃ロール軸66の他の一
端には定位置停止装置Iのカウンター装置97が
それぞれ取付けられている。
スリツター装置Dは、前記パーフオレーシヨン
装置Cで所定間隔毎にミシン目がつけられた広幅
ミシン目付ウエブW1を長手方向に所定幅で分断
して小幅ミシン目付ウエブW2(第12図参照)を
形成するためのものであり、第10図に示す如く
ドローロール9と、所定間隔で回転刃25,25
…を取付たスリツターロール10と、該スリツタ
ーロール10の回転刃25,25…と同間隔で該
回転刃25,25…を受けるための適数条の刃受
け溝26,26…を有しスリツター受けロールと
して作用せしめられる後述の巻取りロール11と
を相互に平行方向に配置して構成されており、こ
れら各ロールは前述の如く前記駆動装置Hによつ
て駆動される。又、スリツターロール10は、そ
の両軸端を支点軸46に固着したスウイングアー
ム28,28の揺動端に軸支せしめており、該支
点軸46をレバー27によつて矢印e−f方向に
回動させることにより巻取りロール11との間隔
を調整することができるようになつている。尚、
広幅ミシン目付ウエブW1は第10図において矢
印wで示す如くドローロール9で方向転換された
のちスリツターロール10と巻取りロール11の
間を通過して所定幅に分断された小幅ミシン目付
ウエブW2となる(第11図、第12図参照)。
ウエブ切断装置Eは、第1図及び第3図に示す
如く小幅ミシン目付ウエブW2を所定位置に位置
決めしたミシン目のところで切断するためのもの
であつて、切断されるべきミシン目の近傍位置を
固定するためのウエブ固定装置18と、ウエブを
所定のミシン目からひきちぎるためのミシン目切
断装置17とを有している。
ウエブ固定装置18は、巻取りロール11の前
方側に配置された製品取出し台125の上方位置
に配置されており、下端面にゴム等の弾性体14
6を取付けた適宜長さの支持杆145と、該支持
杆145の上方位置に平行配置した給水管147
と、該給水管147の外側を被覆する薄板状のス
ポンジ148よりなる押えバー149の両端を同
期して作動する一対のエヤーシリンダ150,1
50で上下動自在に支持して構成され、該エヤー
シリンダ150,150を伸縮させることにより
該押えバー149を製品取出し台125側に押し
付けたり該製品取出し台125から離間させたり
することができるようになつている。スポンジ1
48は二つ折り状に屈曲されており、その屈曲部
で給水管147の外側を被覆するとともにその長
手方向端面148aを弾性体146の下端面とほ
ぼ同じ高さに位置せしめている。又、給水管14
7の外周面には小孔144,144…が多数形成
されており、該給水管147内に供給された水は
該小孔144,144…から漏出してスポンジ1
48内に吸収されたのち次第に該スポンジ148
の下端面148a側に移動して貯溜される。この
スポンジ148の下端面148a部分に貯溜され
た水は、押えバー149で小幅ミシン目付ウエブ
W2を製品取出し台125側に押しつけた時、該
小幅ミシン目付ウエブW2に付着しウエブ端Wbの
テールシール用接着剤として作用する。
ミシン目切断装置17は、L形鋼よりなる適宜
長さのカツトバー140の両端部を同期して作動
する一対のエヤーシリンダ143,143で上下
動自在に支持して構成されている。このミシン目
切断装置17は、ウエブ非切断時にはそのカツト
バー140を巻取りロール11の上側外周面と製
品取出し台125の上面を結ぶ直線より下側位置
で待機させており(第3図鎖線図示140′)、ウ
エブ切断時にのみ該カツトバー140を上方に引
き上げるようになつている(第3図、鎖線図示1
40″)。尚、カツトバー140の内側には後述す
るウエブ巻付け装置Fを構成する空気管141が
取付けられており、該空気管141はカツトバー
140と一体的に上下動せしめられる。
ウエブ巻付け装置Fは、芯棒12にウエブ端
Waを巻付けるためのものであり、第1図ないし
第3図に示すようにウエブ端Waを芯棒12側に
吹き返すための前記空気管141と吹き返えされ
たウエブ端Waに水をつけて該ウエブ端Waを水
の表面張力で芯棒12の表面に吸着させるための
水つけ装置16とを有している。空気管141の
周壁には巻取りロール11側に向けて多数の空気
噴口142,142…が形成されており、前記ミ
シン目切断装置17により所定のミシン目から切
断された小幅ミシン目付ウエブW2の巻取りロー
ル11側のウエブ端Waは前記カツトバー140
とともに上動する空気管141の空気噴口14
2,142…から噴射される加圧空気によつて芯
棒12側に強制的に吹き返えされて芯棒12の表
面に巻付けられる。
一方、水つけ装置16は、第2図及び第3図に
示す如く多数の小孔138,138…を有する給
水管133の外側にスポンジ132を巻付けてな
る適宜長さの水つけパイプ131を該水つけパイ
プ131に対して平行配置された回動軸134の
両端部に取付けた左右一対の支持アーム136,
136で支持するとともに、回動軸134に固着
した回動レバー135の揺動端にエヤーシリンダ
137を取付けて構成されている。従つて、エヤ
ーシリンダ137を伸縮させることにより水つけ
パイプ131を回動軸134を中心として矢印i
−j方向に弧回動させてそのスポンジ132を後
述する芯棒支持装置15によつて支持された芯棒
12の表面に接触させて該芯棒12に巻付けられ
たウエブ端Waに水をつけたり、また芯棒12の
上方位置で待機させたりすることができる。又、
水つけパイプ131を芯棒12に圧接せしめた時
には第3図に示す如くスポンジ132は適度に押
しつぶされ該スポンジ132と芯棒12の間には
角度θの円弧状の接触部vが形成される。この接
触部vの範囲が水つけパイプ131による水つけ
可能範囲であり、ウエブWの切断端部を芯棒12
の外周面に巻付けたときそのウエブ端Waがこの
接触部vの範囲内に必ず位置するようにする必要
がある(換言すれば、ウエブ端Waがこの接触部
vの範囲内に位置するような状態でウエブの巻上
げ作業を停止させる必要がある)。尚、図示実施
例においては後述する定位置停止装置Iによつて
ウエブWの停止位置を調整するようになつてい
る。
ウエブ巻上げ装置Gは、芯棒12の周囲に所定
幅毎に分断された小幅ミシン目付ウエブW2を巻
上げるためのものであり、第1図ないし第4図に
示すように前記スリツター装置Dのスリツター受
けロールとしても作用する巻取りロール11と、
芯棒12(第4図)を回転自在に支持するととも
に該芯棒12を巻取りロール11側に付勢して該
巻取りロール11との摩擦力によつて回転せしめ
られ如く作用する芯棒支持装置15とを有してい
る。
芯棒支持装置15の構成及びその作用を詳述す
ると、この芯棒支持装置15は第1図及び第5図
A,Bに示す如く各小幅ミシン目付ウエブW2
W2…をその幅方向にまたいで対向配置された一
対の把持部材31,31を回動軸114で連結し
て構成されている。この把持部材31は、回動軸
114に固着された略L字形のスイングアーム1
11と、該スウイングアーム111の上側に位置
する如く枢支ピン115で該スイングアーム11
1に枢動自在に取付けられた略L字形の押えアー
ム112とを有している。スイングアーム111
の一方の揺動端111aと押えアーム112の一
方の揺動端112aとは芯棒12を把持部する如
く作用する芯棒把持用エヤーシリンダ121によ
つて連結されており、該芯棒把持用エヤーシリン
ダ121を伸縮させることにより、該スウイング
アーム111の他方の揺動端111bに取付けた
厚板状のスイングアーム側把持片116とを該押
えアーム112の他方の揺動端112bに取付け
た厚板状の押えアーム側把持片117とを第5図
Aに示す如く相互に衝合させて両者の衝合部に形
成される円形の軸受把持部124で芯棒12の軸
受68(第4図参照)を把持したり、第5図Bに
示す如く両者を相互に離間させて該軸受把持部1
24を拡開したりすることができる。
又、軸受把持部124を構成するスイングアー
ム側把持片116の半円形凹部118の枢支ピン
114側寄り位置には該半円形凹部118に連続
させて該スイングアーム側把持片116の上面1
16aよりも高さの低い平滑面116bが形成さ
れている。この平滑面116bは芯棒把持時即
ち、軸受把持部124で先行する芯棒12の軸受
68を把持した時には押えアーム112に突設し
たストツパー部材120と協働して後行する芯棒
12の軸受把持部124側への移動を規制する如
く作用し(第5図A)、また芯棒取外し時即ち、
芯棒把持用エヤーシリンダ121を縮小させてス
イングアーム側把持片116と押えアーム側把持
片117を相互に離間させた時には後行する芯棒
12を円弧状凹陥部118側に案内するためのガ
イド面として作用する(第5図B)。以下、この
ストツパー部材120と平滑面116とで形成さ
れる隅角部を芯棒待機部126という。
又、回動軸114には、スイングアーム111
と反対方向に延出する回動レバー113が固着さ
れている。この回動レバー113の揺動端113
aには該回動レバー113を介してスイングアー
ム111を回動軸114を中心として軸受把持部
124,124によつて把持された芯棒12を巻
取りロール11側に付勢せしめる如く作用する芯
棒付勢用エヤーシリンダ122が取付けられてい
る。この芯棒付勢用エヤーシリンダ122は、前
記芯棒把持用エヤーシリンダ121よりも小さな
推力を有し且つ装置の運転中は芯棒把持時あるい
は芯棒取出し時に拘わらず連続的に推力が作用す
るようにされている。
芯棒支持装置15は次の如く作用する。即ち、
ウエブ巻取り時には第5図Aに示す如く把持部材
31,31で回転自在に支持した芯棒12を芯棒
付勢用エヤーシリンダ122で小幅ミシン目付ウ
エブW2の上から巻取りロール11の表面に押し
つけて該巻取りロール11との摩擦力によつて回
転させその外周面に各小幅ミシン目付ウエブW2
を巻上げて次第に成長させるが、この時、各把持
部材31,31は小ロール13の成長に伴つて芯
棒付勢用エヤーシリンダ122により矢印h方向
に付勢されたままの状態で回動レバー113と一
体的に回動軸114を中心として矢印g方向に回
動せしめられる(第5図A,B、鎖線図示位置)。
尚、この時、芯棒待機部126内には後行する芯
棒12が収容されている。
一方、芯棒12の周りに所定シート数の小幅ミ
シン目付ウエブW2を巻き終つた時には、芯棒把
持用エヤーシリンダ121を縮小させて軸受把持
部124を拡開し芯棒12を該軸受把持部124
から解放する(第5図B)。この時、スイングア
ーム111は、小ロール13と巻取りロール11
とにより矢印h方向への回動規制が解除されるた
め、芯棒付勢用エヤーシリンダ122によつて下
方に(矢印h方向)回動せしめられ回動レバー1
13と回動角度調整ネジ123とが衝突した位置
で停止する。芯棒12が芯棒支持装置15から解
放されると小ロール13は、その軸心部に芯棒1
2を挿通させた状態のままそれらの自重によつて
巻取りロール11上を製品取出し台125側に向
つて転がり落ちようとし、しかもその時後行する
芯棒12が芯棒待機部126からスイングアーム
111の円弧状凹陥部118側に向つて転がり落
ちて小ロール13の後方側に衝突するため該小ロ
ール13は勢いよく製品取出し台125側に転落
せしめられる。小ロール13が製品取出し台12
5側に転落すると芯棒把持用エヤーシリンダ12
1が伸長して第5図Aにおいて実線図示する如く
把持部材31に芯棒12を把持し再びウエブの巻
取り態勢を整える。
尚、図示実施例においては芯棒12と軸受部材
68の外径寸法を同一としているが、本発明の他
の実施例においては芯棒12と軸受部材68とを
異径に形成することもできる。
定位置停止装置Iは、適宜のカウンター装置に
よつて計数されたミシン目形成数が所定数に達し
たところで前記駆動装置Hへの動力供給を停止し
しかも前記ウエブ切断装置Eにおいて前記ウエブ
のミシン目が前記規定位置に位置決めされるべき
位相において前記原反ロール支持装置Aとウエブ
送り装置Bとパーフオレーシヨン装置Cとをスリ
ツター装置Dとウエブ巻上が装置Gとを停止させ
るためのものであり、第1図及び第6図ないし第
8図に示す如く前記不等速回転装置20の中間回
転軸62の軸端に取付けた円板状のストツパープ
レート84と該ストツパープレート84に係脱自
在に係合して該ストツパープレート84の回転を
規制するストツパー87よりなるストツパー装置
99と、前記パーフオレーシヨン装置Cの回転刃
ロール軸66の軸端に取付けたカウンター装置9
7と、前記駆動装置Hの第1基準軸51とモータ
41との間に配置した動力制御装置44とを有し
ている。
ストツパープレート84は、その外周面84a
の適所に後述するストツパー87のカムローラ9
2と凹凸係合する適宜大きさの円弧状の凹部85
を形成した適宜厚さを有する円板体で構成されて
おり、前記中間回転軸62の軸端に固着した円板
状の基準プレート83に締着固定されている。こ
の基準プレート83とストツパープレート84
は、該ストツパープレート84に形成した円弧状
長穴161,161…内に嵌挿された4本の締付
ボルト160,160…によつて締弛自在に締結
されており、該締付ボルト160,160…を緩
めて基準プレート83とストツパープレート84
とを相対回動させることにより中間回転軸62と
ストツパープレート84の凹部85の円周方向に
おける相対位置を任意に設定することができるよ
うになつている。
一方、ストツパー87は、支点ピン90に回動
自在に枢着されたスイングアーム91の揺動端9
1aに、前記ストツパープレート84の凹部85
と係合するカムローラ92と該スイングアーム9
1を弧回動させる如く作用するエヤーシリンダ9
3とを取付けて構成されている。このストツパー
87は、そのカムローラ92をストツパープレー
ト84の外周面84aに対向させ且つエヤーシリ
ンダ93をストツパープレート84の接線方向に
向けた状態で該ストツパープレート84の回転方
向前方側に配置されており、第7図に示す如くエ
ヤーシリンダ93を伸長させてスイングレバー9
1を矢印m方向に傾動させたときにはそのカムロ
ーラ92がストツパープレート84の凹部85と
係合して該ストツパープレート84の回転をその
場で停止させることができ、またエヤーシリンダ
93を縮小させてスイングレバー91を矢印n方
向に傾動させたときには凹部85とカムローラ9
2との係合を離脱させることができるようになつ
ている。尚、このエヤーシリンダ93は、後述す
る如くストツパープレート84の凹部85が回転
して所定の係合位置(第7図図示位置)に達する
以前に伸長せしめられるがその場合にはカムロー
ラ92は最初ストツパープレート84の外周面8
4a上を転動し、該凹部85が所定の係合位置に
達した時点で該凹部85と係合する。また、この
エヤーシリンダ93は後述するカウンター装置9
7からの信号に応じて伸縮制御される。
カウンター装置97は、ミシン目形成数が所定
数に達したところで駆動装置Hへの動力供給を停
止して各装置を減速せしめるとともに、前記ウエ
ブ切断装置Eにおいてウエブのミシン目34が規
定位置に位置決めされるべき位相において前記原
反ロール支持装置Aとウエブ送り装置Bとパーフ
オレーシヨン装置Cとスリツター装置Dとウエブ
巻上げ装置Gとを停止させるという制御方法にし
たがつてストツパー装置99と動力制御装置44
を制御するためのものであり、1回転毎にたとえ
ば20パルスの信号を発信するようにしたパルス発
信器を回転刃ロール軸66の軸端に取付けて構成
されている。
このカウンター装置97による制御方法を詳述
すると、1回の巻取り操作によつて芯棒12側に
巻き取られるウエブのシート数は、パーフオレー
シヨン装置Cによつてウエブに形成されるミシン
目34の数と一対一で対応するため(例えば、回
転刃ロール軸66が一回転するとウエブに2本の
ミシン目34が形成されると同時に、芯棒12側
に2シートのウエブが巻取られる)、芯棒12側
へのウエブ巻取りシート数をパーフオレーシヨン
装置Cによるミシン目形成数で計数することがで
きる。従つて、今、芯棒12側に巻取るウエブシ
ート数を50枚とすると、カウンター装置97はそ
の間に500パルスの信号を発信するとになる。こ
のカウンター装置97から発信される信号に従つ
てストツパー装置99と動力制御装置44を順次
作動させるようになつている。即ち、高速で回転
しながらウエブ巻取り作業を行なつている各装置
を所定シート数のウエブ巻取りが終了した時点で
確実にしかも大きな衝撃力を生ずることなく停止
させるためには、停止操作時即ちストツパー装置
99が作動する時以前に十分にその回転速度を減
速させて該各装置の慣性力を軽減せしめておく必
要がある。このため、この実施例ではパーフオレ
ーシヨン装置Cによるミシン目形成数が40枚前後
になつた時に(即ち、カウンター装置97から発
信される信号が400パルス前後の時)、先ず動力制
御装置44のクラツチ42を切り、駆動装置Hへ
の動力供給を停止する。さらに、動力供給停止後
所定時間後において(タイマー設定)ブレーキ4
3を作動させて駆動装置Hの回転速度を減速さ
せ、前記原反ロール支持装置Aとウエブ送り装置
Bとパーフオレーシヨン装置Cとスリツター装置
Dとウエブ巻上げ装置Gの各回転軸を微速回転状
態に至らしめる。さらに、あと1シートで所定巻
取りシート数に達するという時点即ちカウンター
装置97からの信号が490パルスをすぎ500パルス
に達するまでの間にストツパー装置99のエヤー
シリンダ93を伸長させそのカムローラ92をス
トツパープレート84の外周面84aに当接させ
る。するとこのカムローラ92は、ストツパープ
レート84の回転に伴つてその外周面84a上を
転動し凹部85が所定係合位置に達した時点即
ち、50枚目のウエブが芯棒12側に巻取られた時
に該凹部85と係合して前記各装置をそれぞれの
回転位相のまま同時に停止させる如く作用する。
尚、この凹部85とカムローラ92とが係合する
時期とパーフオレーシヨン装置Cで50番目のミシ
ン目34が形成される時期即ち、カウンター装置
97から500パルス目の信号が発信される時期を
相対的にズラせることにより前記ウエブ切断装置
Eによつて切断されるべきミシン目34の該ウエ
ブ切断装置Eにおける停止位置を適宜に設定する
ことができる。即ち、カウンター装置97から
500パルス目の信号が発信されてから凹部85と
カムローラ92とが係合するまでの時間を長くす
るほど切断されるべきミシン目34の停止位置は
小ロール13側に移動する。尚、図示実施例にお
いてはこのミシン目34の停止位置の調整を前述
の如く中間回転軸62に取付けた基準プレート8
3とストツパープレート84との相対位置を変化
させることによつて行なうようにしている。
一方、ウエブ巻取り作業を再開する場合には先
ず、ストツパー装置99のエヤーシリンダ93を
縮小させてカムローラ92をストツパープレート
84の凹部から離脱せ、しかるのちにブレーキ4
3を解放しさらにクラツチ42を接続して行な
う。
尚、第6図及び第7図において符号94,95
は、クラツチ42のインターロツク機構として作
用するリミツトスイツチであり、カムローラ92
が凹部85と係合してスイングレバー91に設け
た突子98が一方のリミツトスイツチ95を押圧
している間はクラツチ42の接続操作を行なうこ
とができず、カムローラ92が凹部85から離脱
して突子98が他方のリミツトスイツチ94を押
圧している時にのみクラツチ42を接続操作する
ことができるようになつている。
続いて、図示実施例のミシン目つき無芯ロール
製造装置Zの使用並びにその作用を説明すると、
第1図、第11図及び第12図に示す如くウエブ
Wは原反ロール1から巻き戻されてペーパーロー
ル2,2を介してウエブ送り装置Bに送られ、さ
らに該ウエブ送り装置Bから一定の送り速度でパ
ーフオレーシヨン装置Cに送られ所定シート幅毎
にミシン目34,34…が形成される。ミシン目
34が形成された広幅ミシン目付ウエブW1は、
さらにペーパーロール7,8を介してスリツター
装置Dに送られ所定幅に分断されて小幅ミシン目
付ウエブW2となる。この小幅ミシン目付ウエブ
W2は、さらにウエブ巻上げ装置Gにおいて芯棒
12の周囲に巻き上げられるとともに、ウエブ切
断装置Eにおいて後行する小幅ミシン目付ウエブ
W2から切離されて所定シート数を有する単独の
小ロール13となる。
以下、このウエブ巻付け装置Fとウエブ巻上げ
装置G及びウエブ切断装置Eにおけるウエブの巻
付け巻取り及び切断作用を第2図Aないし第2図
D及び第3図並びに第5図A及び第5図Bを参照
しながらその作業順序に従つて説明すると、先ず
スリツター装置Dを通過して小幅に分断された各
小幅ミシン目付ウエブW2,W2…は、第2図Aに
示す如くウエブ巻上げ装置Gの芯棒支持装置15
によつて支持された芯棒12の周囲に巻付けられ
て巻上げられる。芯棒12に適宜シート数のウエ
ブが巻取られた時点で動力制御装置44が作動し
て駆動装置Hへの動力供給が停止されるとともに
減速せしめられ原反ロール支持装置A、ウエブ送
り装置B、パーフオレーシヨン装置C、スリツタ
ー装置D及びウエブ巻上げ装置Gの各回転部は微
速で回転する。さらにあと1シートで所定シート
数のウエブを巻終るという時点においてストツパ
ー装置99が作動し所定シート数の巻取りが終つ
た時点で上記各装置を同時に停止させる。各装置
が停止すると、第5図Bに示す如くウエブ巻上げ
装置Gの把持部材31,31が拡開して各小ロー
ル13,13…を取りつけたまま先行する芯棒1
2が該各小ロール13,13…から小幅ミシン目
付ウエブW2を巻き戻しながら製品取出し台12
5側に押し出される。この時、同時に後行する芯
棒12が把持部材31,31に装着され、巻取り
ロール11の表面に巻き付けられた小幅ミシン目
付ウエブW2の適所を巻取りロール11側に押し
つけて固定する(第3図参照)。尚、この時、小
幅ミシン目付ウエブW2の切断されるべきミシン
目34は、巻取りロール11と芯棒12の接触点
xよりも製品取出し台125側よりの規定位置で
停止せしめられている。
次に、第2図Cに示す如くウエブ押え装置18
の押えバー149が降下してウエブ切断装置Eに
おいて切断されるミシン目34より小ロール13
寄りの所定位置を製品取出し台125側に押しつ
けて固定する。この状態において第3図に示す如
くミシン目切断装置17のカツトバー140が上
動して該カツトバー140で小幅ミシン目付ウエ
ブW2を規定位置で停止させられたミシン目34
のところから切断するとともに、カツトバー14
0とともに一体的に上動する空気管141から加
圧空気を噴射してウエブ切断端部を第3図におい
て鎖線図示する如く芯棒12側に吹き返えしてそ
の外周に巻きつけ、ウエブ端Waを該芯棒12上
の規定位置即ち、水つけ装置16によつて水をつ
けることができる位置に位置せしめる。この時、
空気管141が加圧空気を噴射しながら下方から
上方へ移動するため、ウエブ切断端部は接触部x
側からウエブ端Wa側に向つて順次芯棒12の表
面に巻付けられ、ウエブ巻始め部分に折りジワあ
るいは折り重なり部分等が発生するということが
ない。
ウエブ切断端部が芯棒12の表面に巻き付くと
次に水つけ装置16の水つけパイプ131が第2
図D及び第3図に示す如く芯棒12に接近しその
水を含んだスポンジ132をウエブ端Waの上か
ら芯棒12側に押しつけてウエブ端Waに適量の
水を付着させる。水が付着したウエブ端Waは、
その水の接着力によつて芯棒12の表面に吸着さ
れる。これでウエブ端Waの芯棒12への巻付け
作業が完了する。ウエブの巻付け作業が完了する
と、水付けパイプ131を第2図Dにおいて鎖線
図示(符号131′)する如く所定位置に復帰さ
せ且つストツパー装置99を解除したのち前記動
力制御装置44を操作して駆動装置Hに動力を再
供給し再び芯棒12の周りに小幅ミシン目付ウエ
ブW2を巻上げてゆく。
一方、製品取出し台125側に取り出された小
ロール13,13…は、押えバー149が初期位
置に復帰したのちその巻戻されたウエブ端Wbを
該小ロール13側に巻付けるとともにその軸心部
から芯棒12を取り外して無芯の小ロール13と
される。尚、小ロール13,13…から取り外さ
れた芯棒12は再びウエブ巻上げ装置Gの芯棒待
機部126内に投入される。
続いて、本発明のミシン目つき無芯ロールの製
造装置の効果を以下に列記する。
即ち、本発明のミシン目つき無芯ロールの製造
装置は、 (1) 適宜のカウンター装置によつて計数されたミ
シン目形成数が所定数に達したところで駆動装
置への動力供給を停止ししかも前記ウエブ切断
装置においてウエブのミシン目が規定位置に位
置決めされるべき位相においてウエブ送り装置
とパーフオレーシヨン装置とウエブ巻上げ装置
とを停止させるようにした定位置停止装置によ
つてウエブを所定シート数毎に規定位置で正確
に停止させてミシン目のところから切断するよ
うにしているため、小ロール側に巻取られるシ
ート数が常に正確であり、特に容器詰めウエツ
トテイツユの場合の如く内容シート数を箱に表
示したものにおいてはその表示数量と内容数量
とが常に一致しているためその商品価値が向上
する、 (2) 定位置停止装置によつて、切断されるべきミ
シン目を規定位置で正確に停止させて切断する
ようにしているため、芯棒の表面に巻付けられ
るウエブの切断端部の長さが常に規定された一
定長さとなり、ウエブ切断端部の長さが長すぎ
たり短すぎたりして起るウエブ巻始め部の折り
ジワあるいは折り重なり部等の不良部が発生せ
ず、ウエブを巻始め部から巻終り部まで全て使
用することができその使用価値及び商品価値が
向上する、 等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例に係るミシン目つき無芯
ロール製造装置の全体構成を示す斜視図、第2図
Aないし第2図Dは第1図に示すミシン目つき無
芯ロール製造装置のウエブ切断装置部とウエブ巻
付け装置部とウエブ巻上げ装置部の作動説明図、
第3図は第2図の要部拡大図、第4図は第3図に
示す芯棒の拡大図、第5図A及び第5図Bは第3
図に示す巻芯支持装置の作動説明図、第6図は第
1図に示す定位置停止装置の拡大斜視図、第7図
は第6図の矢視図、第8図は第7図の−横
断面図、第9図は第1図に示すウエブ送り装置の
拡大斜視図、第10図は第1図に示すスリツター
装置の拡大斜視図、第11図は第1図のミシン目
つき無芯ロール製造装置におけるウエブの巻掛順
序を示す概略図、第12図はウエブの加工順を示
す概略図、第13図は第9図の−部縦断
面図である。 1…原反ロール、6…回転刃ロール、12…芯
棒、13…小ロール、34…ミシン目、97…カ
ウンター装置、A…原反ロール支持装置、B…ウ
エブ送り装置、C…パーフオレーシヨン装置、E
…ウエブ切断装置、F…ウエブ巻付け装置、G…
ウエブ巻上げ装置、H…駆動装置、I…定位置停
止装置、W…ウエブ、Wa…ウエブ端。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ウエブWの原反ロール1をウエブ巻戻し方向
    に回転自在に支持するための原反ロール支持装置
    Aと、前記原反ロール1から巻戻されるウエブW
    を一定速度で送給するためのウエブ送り装置B
    と、前記ウエブWに1シート幅ごとにミシン目3
    4を入れるための回転刃ロール6を有するパーフ
    オレーシヨン装置Cと、前記ウエブWを規定位置
    に位置決めしたミシン目34のところで切断する
    ためのウエブ切断装置Eと、切断されたウエブW
    の端Waを芯棒12に巻付けるためのウエブ巻付
    け装置Fと、芯棒12に巻付けられたウエブWを
    該芯棒12の周りで所定シート数をもつ小ロール
    13に巻上げるためのウエブ巻上げ装置Gと、前
    記ウエブ送り装置Bと、パーフオレーシヨン装置
    Cとウエブ巻上げ装置Gを駆動するための適宜の
    駆動装置Hとを有し、さらに該駆動装置Hに、適
    宜のカウンター装置97によつて計数されたミシ
    ン目形成数が所定数に達したところで該駆動装置
    Hへの動力供給を停止ししかも前記ウエブ切断装
    置Eにおいて前記ウエブWのミシン目34が前記
    規定位置に位置決めされるべき位相において前記
    ウエブ送り装置Bとパーフオレーシヨン装置Cと
    ウエブ巻上げ装置Gとを停止させるための定位置
    停止装置Iを付設したことを特徴とするミシン目
    つき無芯ロール製造装置。
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