JPH0215183A - 表面改質装置および表面改質方法 - Google Patents

表面改質装置および表面改質方法

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JPH0215183A
JPH0215183A JP16262388A JP16262388A JPH0215183A JP H0215183 A JPH0215183 A JP H0215183A JP 16262388 A JP16262388 A JP 16262388A JP 16262388 A JP16262388 A JP 16262388A JP H0215183 A JPH0215183 A JP H0215183A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、荷電粒子を照射することによって、試料表面
の性質を変える表面改質装置に係り、特に、大型構造物
の表面を部分的に改質するために用いて好適な表面改質
装置および表面改質方法に関する。
[従来の技術] 荷電粒子を照射することにより、試料の表面の性質を変
える表面改質装置に関する従来技術として、例えば、ジ
ャーナル オブ バキューム サイエンス アンド テ
クノロジー、A4−(3)。
(1,986年)、第784頁〜第787頁(J ou
rnal  ofVacuum  Sc〕−ence 
 &   Technology  A4(3)。
(1986) 、pp784〜787)等に記載された
技術が知られている。この従来技術は、イオン源からの
荷電粒子と電子ビーム蒸発装置から蒸発した金属ガスに
よって、容器内に配置した試料表面に、蒸発金属と荷電
粒子との化合物による膜を形成するものである。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来技術は、試料が小さく試料に真空容器内に収納
できる場合には、その試料に荷電粒子ビ11を照射して
、試料の表面改質を行うことかできるが、試料が大きく
、真空容器に収納できない場合には、その試料の表面改
質をt5うことがてきないものであった。
一般に、荷電粒子を照射するためには、荷電粒子の飛行
領域、すなわち、前述の従来技術における真空容器の内
部は、その圧力が10−3〜10−5ゴ゛Orrの真空
状態である必要かあり、真空IJI気できない状態では
、荷電粒子照射を用いて表面改質を行う方法は採用する
ことができないと考えられていた。そのため、試料は、
真空容器の中に納められるものという考え方が一般的で
あった。
例えば、水力発電機用水車は、土砂を含んだ高速の水流
にさらされるため、その水車の羽根の上流側先端部近傍
のみか摩耗してしまうという問題があり、これを解決す
るため、現在は、溶射9部分焼入れ、溶融などの方法で
部分的な表面硬化を実施して耐摩耗性の向上を図ってい
る。
前述のような用途に荷電粒子照射による表面改質、前述
の例では、耐摩耗性の向上への表面改質を行うことがで
きれば非常に有効である。しかし、従来、大型構造物の
一部分に荷電粒子照射を実施する方法は知られていなか
った。
本発明の目的は、大型構造物のように全体を真空容器内
に格納することか困難な対象物についてその一部分に荷
電粒子、あるいは電子ビームの照射を可能にし、その表
面改質を行うことを可能にした表面改質装置および表面
改質方法を提供することにある。
[課題を解決するだめの手段] 本発明によれば、前記目的は、表面改質を行うへき大型
試料自身が真空容器の一部となるように、試料自身の改
質すべき表面と表面改質装置の真空容器との間で真空封
止を保持し、真空容器側の試料表面に荷電粒子を照射可
能にすることにより達成される。
[作用] 表面改質の対象物である試料の−・部と、表面改質装置
の真空容器とで構成された気密容器部分は、真空排気装
置により排気される。表面改質装置の真空容器側に備え
られる荷電粒子照射装置は、真空排気された容器内で、
対象物表面に荷電粒子を照射し、対象物表面の性質を変
化させることかできる。
これにより、大型構造物に対しても、部分的な表面改質
を施すことが可能となる。
[実施例] 以下、本発明による表面改質装置及び表面改質方法の実
施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示す断面図であ
る。第1図において、1は真空容器、2は真空排気装置
、3は容器内雰囲気、4は荷電粒子照射装置、5はフィ
ラメント、6は荷電粒子照射装置の容器、7は引出し、
電極、7−1はプラズマ室側電極、7−2は真空容器側
電極、8は永久磁石群、9はるつぼ、10は金属、11
−は金属粒子、1−2は大型構造物、13は真空シール
装置、1.4,1.6はシール部、15はフレキシブル
構造体、17は真空容器の端面、19はガス導入L1で
ある。
第1図に示す本発明の第1−の実施例は、真空排気装置
2と荷電粒子照射装置4とが取り付けられた真空容器1
及びこの真空容器1の端面17と液加]二物である大型
構造物12との間を真空シールする真空シール装置」3
とにより構成される。
真、空容器1は、真空排気装置2に接続され、その容器
内雰囲気3が10−”I’orr程度まで排気される。
荷電粒子照射装置4は、フィラメント5、フィラメント
5に対して陽極となる容器6により構成され、荷電粒子
照射装置4の容器6内にプラズマを生成する。容器6と
真空容器上との間には引出し電極7が設けられている。
この引出し電極7は、プラズマ室側電極7−1、真空容
器側電極7−2の2枚のメツシュ状電極により構成され
ており、電極7−1に対して電極7−2を負の電位とな
るような電圧が印加され、これにより、容器6内のプラ
ズマから正電荷イオンを真空容器1側に引出す。荷電粒
子照射装置4の容器6の外周には、永久磁石群8が磁極
の向きが放射方向となるよう、かつ、隣り合う極性が交
互に変化するように配置されている。真空容器1内には
、例えば、チタン等の金属が入れられたるつは9が置か
れており、金属]−〇は、電子ビー11によって加熱さ
れ金属粒子1.1となって蒸発し、真空容器T内に拡散
する。
被加工物である大型構造物12は、例えば、図示の場合
のようにタービン翼等であってよく、その先端部分等の
液加]二部のみが容器内雰囲気3にさらされるように、
フレキシブル構造の真空シール装置13によって支持さ
れ、大型構造物12の−・部を内面に有する真空容器1
の内部全体が気密に保持される。真空シール装置13は
、試料(被加工物)となる大型構造物12の表面に沿う
形のシール部14と、大型構造物12と真空容器」との
間をある程度の自由度をもって連結するためのフレキシ
ブル構造体15、例えば、ベローズ構造の部材と、真空
容器1の端面17と気密結合させるためのシール部16
とにより構成される。
前述のように構成された本発明による表面改質装置によ
って、大型構造物12の一部分、図に示す太い実線で示
した部分18を、耐摩耗性の高い性質に変える場合の方
法を以下に説明する。
ます、大型構造物12と真空容器1を気密に連結し、真
空損気装置2により容器内雰囲気を10−6’rorr
pj度まで充分に排気する。その後、ガス導入[119
から窒素ガスを導入し、容器内圧力10−3〜’J O
−” Torrの状態て、フィラメント5に電流を流す
と同時に、フィラメント5と容器6との間に1ffE流
電圧を印加することにより、フイラメンl−5から発4
Pする熱電子を加速し、容器6内に窒素ガスプラズマを
生成させる。他方、るつぼ9内の金属10であるチタン
等を蒸発させ、容器内雰囲気3内にチタン蒸気を発生さ
せる。この状態で、引出し電極7の2枚の電極7−1.
7/−2間に、10KV〜20KV程度の電圧を印加す
ると、荷電粒子照射装W4の容器6内に生成しているプ
ラズマから正電荷イオンが、真空容器1の容器内雰囲気
3内に引出され、大型構造物↑2の表面を照射する。こ
のとき、正電荷イオンすなわち窒素イオンは、容器内雰
囲気3内にある金属粒子11ずなわちチタン粒子と結合
し、窒化チタンとなり、この窒化チタンが、大型構造物
12の表面に密着性よく堆積する。
前述した本発明の第1の実施例によれば、加工対象とな
る大型構造物全体を真空容器内に入れる必要がないので
、表面改質装置は小型のものでよく、また、大型構造物
を固定した状態で、構造物の所要の部分のみの表面改質
を行うことが可能となる。
また、本発明の第1の実施例による表inj改質装置を
用いる方法は、金属の蒸着とイオンの照射を同時に実施
しているので、加工の対象となる大型構造物の温度を」
ユげることなく、大型構造物の表面に充分密着性のよい
膜を形成することができるので、すでに熱処理等のプロ
セスを経た構造体についても、構造体の状態を変化させ
ることなく加工を実施することができ、この加工によっ
て、熱応力等が発生することもない。すなわち、前述の
本発明の第1の実施例によれば、大型構造体として機械
加工、熱処理等が完了し、組立てられている状態のもの
であっても、その構造体の表面改質を行うことが可能と
なる。
第2図は本発明の第2の実施例の構成を示す断面図であ
る。第2図において、21は平面状の大型構造体、22
は第2の荷電粒子照射装置、23は表面改質部であり、
他の符号は第1図の場合と同一である。
第2図に示す本発明の第2の実施例は、加工対象とする
大型構造物が平面である場合に本発明を適用した例であ
り、第1図に示すと同様な荷電粒子照射装置4と、第1
の荷電粒子照射装置4とは別に第2の荷電粒子照射装置
22とを備え、第1の荷電粒子照射装置4とは異なる種
類の荷電粒子を照射可能としている。また、この実施例
では、大型構造物21を平面構造としているので、第1
の実施例のようなフレキシブル構造の真空シール装置が
不要となり、本発明による表面改質装置は、単に、大型
構造物12の平面上の表面改質を実施する部分に置かれ
た状態で使用され、その間の真空シールは、公知の○リ
ング等により行うことが可能である。
真空容器1は、平面上の大型構造体21の一部を利用し
て容器内雰囲気3を構成しており、真空排気装置2によ
って排気される。第1の荷電粒子照射装置4は、第1図
に示すものと同一の構造を有しており、第2図にはその
詳細を省略して図示していない。この第1の荷電粒子照
射装置4は、窒素イオン等の常温で気体である物質のイ
オンを照射する。他方、第2の荷電粒子照射装置22は
、金属イオン等の常温で固体の物質のイオンを照射1] するために用いられる。金属イオン照射装置としては、
たとえば、シン ソリッド フィルムダ(Thjn  
5olid  Fi]ms)第9巻(1982)、第1
頁〜第9頁に記載されたクラスターイオンビーム発生装
置等を用いることができる。
第2図に示す本発明の第2の実施例を用いる大型構造物
21に対する表面改質は、次のようにして実施される。
真空容器」を真空封止状態として大型構造体21に取り
付け、真空排気装置2で容器内雰囲気3を10−’To
rrまで排気する。その後、ガス導入口19から、例え
ば、窒素ガスを導入し、容器6内でガスをプラズマに生
成し、引出し電極7により窒素イオンを容器内雰囲気中
に引出し、大型構造物21の容器内雰囲気3に面した部
分に、この窒素イオンをイオンビームとして照射する。
また、前述と同時に、第2の荷電粒子照射装置22から
、例えば、チタンや硼素等をイオン化して、比較的低い
電圧(数100V〜数KV)で容器内雰囲気中に引出し
、大型構造物21にイオンビームとして照射する。これ
により、大型構造物2]の所定部分の表面改質部23に
、窒化チタンあるいは窒化硼素等の膜が形成される。
前述において、荷電粒子照射装置4から荷電粒子を引出
すときの加速電圧あるいは荷電粒子照射装置22から照
射されるイオン量等を制御することにより、大型構造物
12の表面改質部23に形成される膜の接着強度、結晶
構造、配向性等を制御することが可能である。これによ
り、大型構造物の一部分に硬度や耐蝕性、耐摩耗性に優
れた特性を有する膜を形成することができる。
前述した本発明の第2の実施例は、加工対象となる大型
構造物が平面上の場合であり、第1図に示した第1の実
施例のようなフレキシブル構造の真空シール装置を不要
とすることができ、また、真空容器1を大型構造物21
の」二面上で、真空シール状態を保持したまま走行でき
るようにすることが可能であり、大型構造物21−の表
面改質部分23を連続的に延長することが可能となる。
従って、本発明によれば、大面積を有する平面上の犬型
構造物の広い面についても表面改質を施すことができる
第3図は本発明の第3の実施例の構成を示す断面図であ
る。第3図においで、31は大型構造物、33は第3の
荷電粒子照射装置、34は表面改質部であり、他の符号
は第1図の場合と同一である。
第3図に示す本発明の第3の実施例は、荷電粒子照射装
置を3個設けた例であり、第2図に示した本発明の第2
の実施例に対して、被加工物の表面改質の過程で、第1
の荷電粒子照射装置4とは異なる加速エネルギーの荷電
粒子、正イオンビー11に限らず、電子ビーム等をも照
射可能としたものである。この本発明の第3の実施例は
、真空容器1、真空排気装置2、大型構造物31、フレ
キシブル構造の真空シール装置43、第1の荷電粒子照
射装置4、第2の荷電粒子照射装置22、第3の荷電粒
子照射装置33によって構成され、大型構造物31の一
部に表面改質部34を形成するものである。
この第3の実施例において、第1の荷電粒子照射装置4
は、窒素あるいは酸素等のイオンビームを比較的高エネ
ルギー(IOKV〜50KV程度)で照射し、この照射
中、第2の荷電粒子照射装置22は、チタンや硼素等の
イオンビームを比較的低いエネルギー(数100V〜数
KV程度)で照射し、大型構造物31の所定の部分に表
面改質部34を形成する。この方法は、第2図により説
明した方法と同一である。そして、この実施例における
第3の荷電粒子照射装置33は、大型構造物31の表面
改質部34に、電子ビームあるいはアルゴン等の不活性
ガスのイオンビームを照射する。
この第3の荷電粒子照射装置33により照射される荷電
粒子のビームは、大型構造物34の表面に形成される表
面改質部34の性質を変えるために利用することができ
る。例えば、このビームは、熱的作用を行うことができ
、第]の荷電粒子照射装置4からの高エネルギー粒子に
よって、大型構造物34の表面改質部に発生した応力を
緩和することができる。また、このビームは、第1、第
2の荷電粒子照射装置からの正イオン照射による大型構
造物31表面への正電荷の残留を中和して、残留正電荷
を無くすことができる。一般に、大型構造物表面等への
正電荷の残留は、腐食の要因となるので、第3の荷電粒
子照射装置33より、電子ビームを照射すれば、表面を
中性化して、耐腐食性を向上させることができる。
前述の本発明の第3の実施例によれば、大型構造物の一
部に、例えば、窒化チタン、窒化硼素等の耐摩耗性に優
れ、さらに、耐腐食性に優れた緻密な膜による残留応力
による歪のない表面改質部34を形成することができる
この本発明の第3の実施例においては、第3の荷電粒子
照射装置33を用いて、対象物である大型構造物の表面
改質部に電子ビームを照射し、表面の活性度を低下させ
、耐蝕性を向上させるようにしているが、第1図、第2
図に示す本発明の第1、第2の実施例においても、大型
構造物に表面改質部形成後、第1の荷電粒子照射装置4
の引出し電極7の2つの電極7−1.7−2に印加する
電圧を逆極性とすることにより、荷電粒子照射装]6 置の容器6内に生成されたプラズマから電子を引出して
、同様な作用を行わせることができる。
第4図は本発明の第4の実施例の構成を示す断面図であ
る。第4図において、42は電子源、43は電子加速電
極、44は電子収束電極、45は偏向電極であり、他の
符号は第3図の場合と同一である。
この本発明の第4の実施例は、真空容器]−内に電子源
42と、電子源42からの電子を制御するための電極4
3〜45を設け、電子ビームにより大型構造物31の表
面改質を行うものである。
この実施例において、真空排気装置2が容器内雰囲気3
を充分に低い圧力まで排気すると、電子源42により発
生した電子は、電極4.3.44により加速、収束され
てビーム状に形成され、偏向電極45に印加する電圧を
制御することにより、大型構造物34の表面の所定の範
囲内を走査する。
収束した電子ビームを照射することにより、大型構造物
の表面改質部34は、加熱、溶融され、大型構造物の表
面近傍の特性が変質する。
前述の本発明の第4の実施例は、真空容器1内に電子源
と、該電子源からの電子を制御する電極を備えるのめで
あるので、真空容器1を小型にできるという効果を有す
る。特に、所要の表面改質部の面積が小さい場合に有効
である。また、真空排気装置2をプラグイン方式に構成
し、フレキシブル構造の真空装置]−3を、ゴム状の弾
性体で構成し、大型構造体に押し付ける程度で真空シー
ルが確保できる形状とすれば、ハンディな小型な表面改
質装置を提供することが可能となる。また、前述した本
発明の第3.第4の実施例において、大型構造物31の
表面の凹凸が少ない場合には、真空容器1内を真空状態
に保持したまま、真空容器1を大型構造物の表面1−で
移動させることが可能である。
[発明の効果] 以」−説明したように、本発明によれば、大型構造物に
対して、荷電粒子を照射する方法により、その一部の表
面の性質を改善することができるので、大型構造物の耐
摩耗性や耐蝕性を要求される部分のみを改質2強化する
ことが可能となる。。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図及び第4図はそれぞれ本発明の
第1.第2.第3及び第4の実施例の構成を示す断面図
である。 1  真空容器、2  真空排気装置、3・容器内雰囲
気、4,22.33  ・荷電粒子照射装置、5 ・ 
フィラメント、6 ・ 荷電粒子照射装置の容器、7・
・引出し電極、7−1− プラズマ室側電極、7−2 
 真空容器側電極、8・永久磁石群、9・ るつぼ、1
0・ ・金属、11金属粒子、12,21,31   
大型構造物、]3 ・・真空シール装置、14.16 
−シール部、15・ フレキシフル構造体、17−真空
容器の端面、18,23.34   表面改質部、19
  ガス導入1」、42  電子源、43電子加速電極
、44−電子収束電極、45偏向電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、真空排気装置により大気圧より低い圧力に封止可能
    な真空容器と、該真空容器に取り付けられた少なくとも
    1個の荷電粒子照射装置または電子ビーム照射装置とを
    備え、前記真空容器内の試料表面に荷電粒子または電子
    ビームを照射する表面改質装置において、前記試料が前
    記真空容器の一部となるように構成したことを特徴とす
    る表面改質装置。 2、前記試料と前記真空容器との間が、試料表面に沿う
    シール部と、真空容器に対するシール部と、前記両シー
    ル部間を接合する可撓性部材とにより構成されるフレキ
    シブル構造の真空シール装置で結合されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の表面改質装置。 3、前記試料と前記真空容器との間が、前記フレキシブ
    ル構造の真空シール装置を用いることなく結合されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の表面改質装
    置。 4、前記真空容器は、その内部が真空状態に保持された
    ままで、前記試料の面上を移動可能であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の
    表面改質装置。 5、前記真空容器内に少なくとも1個の蒸発装置を備え
    、前記荷電粒子照射装置からの荷電粒子の照射と、前記
    蒸発装置からの物質の蒸発とを同時に行うことを特徴と
    する前記特許請求の範囲第1項ないし第4項のうち1項
    記載の表面改質装置。 6、前記荷電粒子照射装置が複数個備えられる場合、そ
    れぞれの荷電粒子照射装置は、種類の異なる荷電粒子を
    照射することを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
    第5項のうち1項記載の表面改質装置。 7、前記荷電粒子照射装置は、荷電粒子引出し用の電極
    を備え、該電極に印加する電圧の極性を変えることによ
    り、電子ビームの照射が可能であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項ないし第6項のうち1項記載の表面
    改質装置。 8、機械加工、熱処理等を完了し、組立てられた状態の
    大型構造物に対し、荷電粒子照射、電子ビーム照射、あ
    るいはその双方を実施することにより、前記大型構造物
    の表面を改質することを特徴とする表面改質方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58155250A (ja) * 1982-03-11 1983-09-14 Honda Motor Co Ltd 内燃機関用シリンダの製造方法

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