JPH02147488A - 自転車用変速操作装置 - Google Patents

自転車用変速操作装置

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JPH02147488A
JPH02147488A JP30342588A JP30342588A JPH02147488A JP H02147488 A JPH02147488 A JP H02147488A JP 30342588 A JP30342588 A JP 30342588A JP 30342588 A JP30342588 A JP 30342588A JP H02147488 A JPH02147488 A JP H02147488A
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Masashi Nagano
正士 長野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自転車用変速操作V2置、詳しくは、位置保持
機構と、フリクシトン手段と、これら位置保持機構とフ
リクシリン手段との一方を選択する選択手段とを備えた
自転車用変速操作装置に関する。
(従来の技術) 従来、此種変速操作装置として、特開昭60−2093
76号公報に見られるように、レバー軸をもった固定部
材と、ワイヤ巻取部をもち、1n記固定部材のレバー軸
に枢支する変速レバーと、複数個の係合部をもつ位置決
め体と前記係合部の一つに係合する係合体とから成り、
前記変速レバーの回動位置を段階的に位置決めして、そ
の位置を保持する位置保持itsと、前記変速レバーの
回転に抵抗を与えるフリクシジン手段と、前記位置保持
機構とフリクシ17手段との一方を選択する選択手段と
を備え、前記位置保持機構とフリクション手段との一方
を選択して、前記変速レバーの回動操作により変速する
如く成したものが知られている。
(発明が解決しようとする課題) 所が、この従来の装置によれば、位置保持機構を選んで
変速操作する場合、ワイヤ巻取部をもった変速レバーの
変速操作位置が、前記位置保持機構により、変速段位ご
とに保持されて、この変速段位ごとに変速レバーの操作
位置が異なることになるため、換言すると変速レバーの
操作位置が常に違うため変速操作が行いにくい問題があ
った。
本発明は以上の問題点に鑑み発明したもので、目的は、
位置保持機構とフリクシ17手段とのうち、位置保持機
構を選んで変速操作する場合、変速段位数に関係なく、
前記変速レバーを常に原位置に復帰できて、この原位置
からの操作で往動側への変速ができ、更に往動側から復
動側への変速を行うことができるようにするものである
(課題を解決するための手段) しかして、本発明は、レバー軸(11)をもった固定部
材(1)と、ばねの力でワイヤ巻戻し方向に復帰回転す
るワイヤ巻取体(2)と、複数個の係合部(31)をも
つ位置決め体(33)と前記係合部(31)の一つに係
合する係合体(32)とから成り、前記巻取体(2)の
回動位置を段階的に位置決めして、その位置を保持する
位置保持機構(3)と、前記巻取体(2)の回転に抵抗
を与えるフリクシタン手段と、前記位置保持機構(3)
とフリクシ87手段との一方を選択する選択手段と、原
位置から前記巻取体(2)と同方向に回転可能で、この
巻取体(2)をワイヤ巻取方向に回動させる変速レバー
(5)と、この変速レバー(5)を変速操作位置位置に
復帰させる復帰手段と、前記係合体(32)の係合部(
31)との係合を解除し、前記巻取体(2)をワイヤ巻
戻し方向に復帰させる保持解除手段(6)とを備えてい
るものである。
(作用) 位置保持機構(3)とフリクシ87手段との一方を選択
手段で選択できるのであって、位置保持機構(3)を選
んで変速操作する場合、変速段位数に関係なく変速レバ
ー(5)の操作後、その操作を開放することにより前記
変速レバー(5)を復帰手段により常に原位置に復帰さ
せることができるのである。又、変速レバー(5)を回
動操作することにより往動側への変速を、又、保持解除
手段を操作することにより、復動側への変速を行うこと
ができるのである。
(実施例) 第1〜第14図に示した実施例では、レバー軸(11)
をもった固定部材(1)の前記レバー軸(11)に、操
作ワイヤの一端を係止するワイヤ係止部(21)をもち
、リターンばね(20)の力でワイヤ巻戻し方向に復帰
回転する略円筒状のワイヤ巻取体(2)を回動自由に支
持し、前記巻取体(2)の回動位置を段階的に位置決め
する複数個の係合部(31)と、前記係合部(31)に
係合して前記巻取体(2)の回動位置を保持する係合体
(32)とを備えた位置保持機構(3)と、前記巻取体
(2)の回転に抵抗を与えるフリクシジン手段と、前記
位置保持機構(3)とフリクンタン手段との一方を選択
する選択手段とを設けると共に、前記レバー軸(11)
に、前記巻取体(2)に対し前記固定部材(1)を把持
した位置から操作可能な操作開始位置(以下原位置とい
う)から前記巻取体(2)と同方向に回転可能で、この
巻取体(2)を伝動体(4)を介してワイヤ巻取方向に
回動させる変速レバー(5)を支持し、この変速レバー
(5)と当接して該変速レバーを前記原位置に停止させ
る位置設定部(12)を前記固定部材(1)に設け、前
記変速レバ−(5)と前記レバー軸(11)との間に、
前記変速レバー(5)を変速操作復原位置に復帰させる
レバーばね(50)を介装して、前記固定部材(1)を
把持する手の親指で前記変速レバー(5)を常時前記原
位置から回動操作でき、この回動操作で多段変速が行え
るようにすると共に、前記巻取体(2)の前記位置保持
機構(3)による位置保持を解除して、この巻取体(2
)をワイヤ巻戻し方向に復帰させる保持解除手段(6)
を設けたのである。
以上の構成において、前記固定部材(1)は、外形を握
り易いグリップ形状とした箱形に形成して、ドロップハ
ンドルなどの杆状部材にバンド部材などの固定手段を介
して固定するのであって、図面では前記ドロップハンド
ルの曲杆部に固定したとき内側となる内側壁の中間部を
外方に開放し、外側壁の中間部に、前記レバー軸(11
)を、前記内側壁の開放部に向けて突設している。
又、前壁には、前記変速レバー(5)を案内するガイド
孔(13)を設けて、このガイド孔(13)の一端を、
前記変速レバー(5)を前記原位置に停止させる位置設
定部(12)としている。
又、前記レバー軸(11)は、その基端側に前記変速レ
バー(5)を、中間部に前記巻取体(2)をそれぞれ回
転自由に支持すると共に、先端側に非円形の嵌合部(l
la)とねじ部(11b)とを設けて、前記嵌合部(l
la)に、前記係合部(31)をもった円板状の位置決
め体(33)を軸方向移動のみ自由に支持し、又、前記
ねじ部(llb)に、前記位置決め体(33)の移動量
を規制する鍔付きナツト体(14)を螺合している。
又、前記巻取体(2)は、−側部にワイヤ係止部(21
)をもった円筒状に形成して、その軸方向基端部外周に
、前記変速レバー(5)の一方側への操作時前記伝動体
(4)と係合して前記変速レバー(5)の操作力を伝達
する複数個の送り歯(22)と、変速レバー(5)の他
方側への操作時前記伝動体(4)と係合して変速レバー
(5)の操作力を伝達する複数個の戻し歯(23)とを
設け、又、先端部内側に、前記係合体(32)をもち、
前記位置決め体(33)と対向する円板状の保持体(3
4)を軸方向に移動可能で、かつ相対回転不能に内装し
て、前記係合体(32)を前記係合部(31)の一つと
係合させている。又、巻取体(2)の先端には、摩擦リ
ング(24)を回転不能に嵌合しており、又、中間部外
周には、前記ワイヤ係止部(21)と連続するワイヤ案
内溝(25)を周方向に向かって凹設している。
又、前記変速レバー(5)は、第9,10図に示す如く
前記レバー軸(11)に嵌合する軸孔と、原位置で前記
位置設定部(12)と当接する当接部とをもった基部(
51)と、該基部(51)の一端から直角状に屈曲する
立上り部を介して前記基部と反対方向に延びる操作部(
52)とから成り、前記基部(51)の前記操作部側端
部に、前記レバー軸(11)と平行な枢支軸(53)を
立設して、この枢支軸(53)に、爪形状の前記伝動体
(4)を枢支して、この伝動体(4)と前記変速レバー
(5)との間に、前記伝動体(4)を一方向に付勢する
付勢ばね(40)を設けている。
又、前記伝動体(4)は、嵌合孔をもった基部(41)
と該基部の側面から前記変速レバー(5)の回転方向一
方側と他方側とに向かって延びる送り爪部(42)と戻
し爪部(43)とから成り、この伝動体(4)を、前記
送り爪部(42)が常時前記送り歯(22)と係合する
方向に付勢している。又、この伝動体(4)における戻
し爪(43)の中間には、第4図に示す如く前記固定部
材(1)に突設する制御突起(16)と係合可能なカム
部(44)をもったガイド溝(45)を設けて、前記変
速レバー(5)を他方に回転操作した場合、前記制御突
起(16)が前記カムm (44)と接触して前記伝動
体(4)を、前2付Oばね(40)に抗して第3FgJ
時計方向、即ち前記戻し爪部(43)が前記戻し歯(2
3)と係合する方向に強制的に回動させるようにしてい
る。尚、前記制御突起(16)は、前記変速レバー(5
)と同心状で湾曲する清白板状に形成し、又、カム!(
44)は、変速レバー(5)の回転中心側から外方に向
かって周方向に変位しており、変速レバー(5)の他方
側への回転操作時、前記制御突起(16)がカム部(4
4)の低位面側から高位面側に接触して、前記戻し爪部
(43)を前記戻しff1(23)と係合させるように
している。
又、前記位置保持機構(3)の位置決め体(33)は、
前記嵌合部(lla)に回転不能に嵌合する嵌合孔をも
った円板状を呈し、その一端面に、前記係合部(31)
を周方向に所定間隔を置いて2組設けると共に、外周部
に、一対のガイド孔(33a)と一対の貫通孔(33b
)とを80″の位相差で設けている。又、前記係合体(
32)は、前記保持体(34)の一端面に2組一体に突
設している。又、この保持体(34)の一端面で、前記
係合体(32)と位相が異なる位置には、複数個の規制
歯(35)を、前記係合部(31)に対し該係合部の1
ピッチ以内のピッチ周方向に変位して列設している。又
、前記保持体(34)と前記レバー軸(11)に嵌合す
るブツシュ(15)との間に、前記保持体(34)を前
記位置決め体(33)方向に付勢する押圧ばね(36)
を介装して、前記係合K (31)と係合体(32)と
の係合抵抗が、前記リターンばね(20)の復元力より
も大きくなるようにしている。
又、前記ブリクシトン手段は、カム部(71)をもち、
前記ナツト体(14)の外周に回転可能に支持する操作
体(72)と、前記ガイド孔(33a)を介して前記カ
ム面(71)と0+1記保持体(34)との間に介装し
、中間に径大部をもったレリーズピン(73)と、前記
位置決め体(33)の外周部とから成り、この位置決め
体(33)の外周部を前記摩擦リング(24)の表面と
対向させるのであって、前記操作体(71)の回転操作
により前記レリーズピン(73)のがj記カム面(71
)との係合位置を変えて前記レリーズピン(73)を前
記レバー軸(11)と平行Vに移動させ、このレリーズ
ピン(73)の径大部を介して前記位置決め体(33)
の外周部を1JTI記摩擦リング(24)に接触させる
ごとく成している。
又、選択手段は、前記カム部(71)をもった操作体(
72)と、前記レリーズピン(73)とから成り、前記
操作体(72)の回転操作により、前記したごとくレリ
ーズピン(73)のカム面(71)との係合位置を変え
て前記レリーズピン(73)を移動させ、前記係合体(
32)の係合部(31)との係合を解除するようにして
いる。尚、前記操作体(72)は、前記係合体(32)
の係合部(31)との係合を解除した後、更に回転操作
することによりlI記位置決め体(33)の外周部を前
記摩擦リング(24)に圧接できるようになっている。
又、前記保持解除手段(6)は、前記操作体(72)と
、前記規制歯(35)と、前記貫通孔(33b)を経て
前記規制歯(35)と係合可能な二つの規制突起(61
)をもち、前記操作体(72)と位置決め体(33)と
の間に介装する円板状の間座(62)と、該間座(62
)を前記規制突起(61)の規制歯(35)との係合が
離脱する方向に付勢する付勢ばね(63)とから成り、
nU記操作体(72)を前記ナツト体(14)に対し所
定量軸方向移動可能とし、この操作体(72)の抑圧操
作により間座(62)をnq記レバー軸(11)と平行
状に移動させ、前記操作体(72)の操作力を、規制突
起(61)及び規制歯(35)から保持体(44)に伝
え、該保持体(34)を前記位置決め体(33)に対し
離反方向に移動させて前記係合体(32)の係合部(3
1)との係合を解除し、前記巻取体(2)を前記リター
ンばね(20)の復元力でワイヤ巻き戻し方向に復帰さ
せるようにしている。又、前記規制突起(62)は、前
記操作体(72)の抑圧操作時、前記規制歯(35)と
係合して巻取体(2)の復帰量が前記係合部(31)間
の間隔量ととなるのを防ぐものである。又、前記操作体
(72)には、前記ナツト体(14)のr!4部(14
a)と対向する内向き鍔(72a)を設けて、この内向
き鍔(72a)の前記鍔部(14a)との当接により操
作体(72)を原位置に停止させるようにしている。
尚、前記固定部材(1)の外側には可撓性の被覆体をI
fr嵌して把持し易いようにしている。
本発明は以上の如く構成するもので、自転車の左右方向
に延びるiα杆部の両端から自転車の前後方向前方側に
向かって屈曲し、その先端が下向きに1曲して前記前後
方向後方側に指向する略C字形曲杆部(H3)を備えた
ドロップハンドル(H)の前記曲杆部(H,)に固定す
る固定部材(1)に対し該固定部材(1)を把持する手
の親指を内側に、又、この親tr1を除く4本の指を外
側にして、これら親指と4本の指上で前記固定部材(1
)を把持してハンドル操作しているときに変速操作を行
う場合、固定部材(1)に対し内側にある親指を、固定
部材(1)に対し前方側の原位置にある変速レバー(5
)の操作部に容易に接触させることができ、そしてこの
接触状態で前記親指を下方又は−1一方に押し動作する
ことにより…1記変速レバー(5)を前記原位置から下
方又は−L方に向かって所定角度回動させて往動側又は
復動側に変速できるのである。
しかして、第1,3図に示したものは、位置保t、′j
機構(3)の係合体(32)と係合部(31)とを係合
させて巻取体(2)の回動位置を段階的に保持できるよ
うにした中速段位の状態であって、変速レバー(5)は
、レバーばね(50)により付勢されて、原位置に停止
している。そして、前記固定部材(1)を把持する手の
j1指を変速レバー(5)の操作部に接触させて、第3
図の状態から反時計方向に往動操作すると、伝動体(4
)の送り爪部(42)が巻取体(2)の送りI′jf(
22)の一つと係合して変速レバー(5)の操作力が巻
取体(2)に伝達され、この巻取体(2)が反時計方向
に往動して、操作ワイヤを牽引し、前記変速レバー(5
)の往動方向への回動がが1配係合部(31)の1ピツ
チのストロークに達すると高速側に一段変速でき、又、
2ピツチのストロークに達すると二段変速できるのであ
って、低速段位から三段変速までは前記親指の一回の操
作で一段毎に、又は、複数段を一挙に変速操作すること
ができるのである。又、四段以1の変速は、前記変速レ
バー(5)を原位置に一旦復帰させた後、改めて前記変
速レバー(5)を往動操作することにより一段毎に、又
は、複数段を一挙に変速することができるのである。そ
して所望の低速段位に変速した状態で前記係合体(32
)は所望の係合部(31)と係合し、巻取体(2)の復
動力向への回動が阻止され、低速側段位に変速した変速
状態を確実に保持できるのでる。そして、以上の如く変
速した後、前記変速レバー(5)の操作を解放すると、
該変速レバー(5)は、レバーばね(50)の力で復動
方向に復動し、位置設定部(12)と当接して変速レバ
ー(5)は原位置に復帰して停止し、次の操作に備える
のである。
しかして、変速段位数が5〜6段である場合、1〕q記
変速レバー(5)を親指の押し操作で2回律動操作する
ことにより無理なく高速から低速に変速することができ
るのである。
次に、低速側段位に変速した状態から再び高速側段位に
変速するには、前記固定部材を把tSする手のjllt
iを、原位置にある操作体(’72 )の頂部に接触さ
せて、該操作体(72)を抑圧操作するのであって、こ
の操作により、間座(θ2)が付勢ばね(63)に抗し
て移動し、規制突起(81)が規制歯(35)の−・つ
と係合して操作体(72)の押圧操作力が保持体(34
)に伝達されるのである。そしてこの保持体(34)が
押圧ばね(36)に抗して移動し、第6図の如く係合体
(32)の係合g(31)との係合が離脱し、′−1n
記巻取体(2)は、リターンばね(20)の力で所定量
復動するのである。このとき前記規制歯(35)は、係
合部(31)の1ピッチ未滴の範囲内で周方向に変位し
ているため、この規制歯(35)と前記規制突起(61
)との係合により、前記巻取体(2)のリターンばね(
20)による復動量が規制され、該巻取体は、前記係合
部間のピッチに対し1ピツチ未溝の範囲内で復帰するの
であって、前記操作体(72)の操作解除により、該操
作体(72)が付勢ばね(63)の力で復動して前記規
制突起(61)の規制歯(35)との係合が離脱すると
共に、前記押圧ばね(36)の復帰力により前記保持体
(34)が復帰し、かつ巻取体(2)がリターンばね(
20)の力で前記1ピツチの残りピッチ分だけ復動して
前記係合体(32)が−段高遠側の係合部(31)と係
合し、この係合により前記巻取体(2)のリターンばね
(20)による復動が阻止され、高速段位に変速した変
速状憶を確実に保持できるのである。又、復帰した前記
操作体(72)は、内向き鍔(72a)がナツト体(1
4)の鍔部と当接して原位置に停止し、次の操作に備え
るのである。そして、原位置に停止した前記操作体(7
2)を新たに抑圧操作すると、前記した場合と同様、規
制突起(61)が規制歯(35)と完全に係合した後で
係合体(32)の係合部(31)との係合が離脱し、巻
取体(2)がリターンばね(20)の力で復動し、前記
ワイヤを更に弛緩して更に一段高速側段位に変速するこ
とができるのであり、又、操作体(72)の操作を開放
することにより前記係合体(32)は、隣接する低速側
の係合部(31)と係合し、巻取体(2)の復動位置を
保持できるのであり、又、復動した操作体(72)は、
原位置に停止するのである。この低速段位側から高速段
位側への変速は、係合部(31)の1ピツチ毎に規制突
起(61)が規制歯(35)と係合して巻取体(2)の
復動量が規制されるため、復動側への変速を常に1段毎
にできるのである。
この低速段位側から高速段位側への変速は、係合部(3
1)の1ピツチ毎に規制突起(θ1)が規制歯(35)
と係合して巻取体(2)の復動r4が規制されるため、
前記操作体(72)は、変速段位数に対応した回数往動
操作する必要がある。しかし、前記規制突起(61)を
なくシ、前記操作体(72)の操作加減で前記係合体(
32)の係合部(31)との係合量を制御し、前記巻取
体(2)を−段毎に或は複数段を一挙に回動させて変速
してもよいのである。
又、前記巻取体(2)の回転に常時抵抗を与えて変速操
作する場合は、先ず前記操作体(72)を回動操作する
のであって、この操作体(72)の回動によりレリーズ
ピン(73)のカム而(71)との係合位置が順次変わ
って、このレリーズピン(73)及び保持体(34)が
移動し、係合体(32)の係合m(3i)との係合が解
除されると共に、レリーズピン(73)の径大部が位置
決め体(33)の外周部表面と接触して位置決め体(3
3)が移動し、第7図の如くこの位置決め体(33)の
外周部裏面が摩擦リング(24)に圧接され、これら位
置決め体(33)と摩擦リング(24)との間に所定の
フリクションを与えることができるのである。
そして前記変速レバー(5)を−刃側に回転操作すると
、伝動体(4)の送り爪部(42)が巻取体(2)の送
り歯(22)と係合して往動側に変速できるのであり、
又、前記変速レバー(5)を他方側に回転操作すると、
固定部材(1)に設けた制御突起(16)が伝動体(4
)のカムfllB(44)と接触して、前記伝動体(4
)は、付勢ばね(40)に抗して前記戻し爪部(43)
が戻しrlli(23)と係合する方向に回動し、この
戻し爪部(43)を戻しfJ(23)に係合させて復動
側に変速できるのである。
又、前記フリクション体制から前記位置保持機構の作動
体制に切換える場合は、前記操作体(72)を反対方向
に回転操作するのであって、この操作体(72)の回転
に伴い押圧ばね(36)の力で保持体(34)と位置決
め体(33)とレリーズピン(73)とが復動し、係合
体(32)が係合部(31)と係合するのである。
尚、以上説明した実施例では、リターンばね(20)を
設けて巻取体(2)を復動させるように構成したが、そ
の他、例えば、変速機におけるリターンばねを利用し、
このリターンばねの力で前記巻取体(2)を復動させる
ようにしてもよい一部である。従って、前記巻取体(2
)と固定部材(1)との間に設ける前記リターンばね(
20)は必らずしも必要でない。
又、位置保持機構(3)の位置決め体(33)を固定部
材(1)に支持し、係合体(32)を巻取体(2)の回
転に従動させたが、その反対であってもよい。又、前記
係合部(31)と係合体(32)とは、レバー軸(11
)の軸方向に対向させる他、半径方向に対向させてもよ
いのである。この場合、例えば前記巻取体(2)の外周
に前記係合部(31)を列設すると共に、前記係合体(
32)を爪形状に形成して前記固定部材(1)に枢支す
るのであり、又、前記保持解除手段における前記規制歯
(35)を前記巻取体(2)の外周に列設すると共に、
規制突起(6りを前記巻取体(2)の半径方向外方側に
作動可能に配置するのである。又、第1図における前記
係合体は、保持体(34)と別個に形成して、ボールを
用いてもよいのである。要するに前記位置保持機構の構
造及び保持解除手段の構成は特に制限されるものでない
。又、前記フリク/ロン手段及び選択手段の構成も特に
制限されるものでない。
又、本発明の操作装置は、前記したととくドロップハン
ドルにS!ii着する他、フラットハンドルなどのドロ
ップハンドル以外のハンドル或は自転車フレームにおけ
るトップチューブなどの杆状部材に装着してもよいので
あって、ハンドルに装着する場合、前記変速レバー(5
)及び保持解除手段の操作部分は、前記ハンドルを把持
した位置から操作可能となる原位置に配置するのである
(発明の効果) 以上の如く本発明によれば、位置保持機構(3)とフリ
クション体制との一方を選択して変速操作することがで
きながら、位置保持機構(3)を選んで変速操作する場
合、変速段位数に関係なく変速レバー(5)の操作後、
その操作を開放することにより変速レバーを常に原位置
に復帰できて、常にこの原位置からの操作で往動側への
変速ができるので、変速操作が非常に行い易いのであり
、しかも保持解除手段を操作して復動側への変速も行う
ことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明操作SA置の一実施例を示す一部省略拡
大横断平面図、第2図は縮小した一部省略縦断側面図、
第3図は同縦断側面図、第4図は伝動体部分の拡大断面
図、第5図は保持解除手段部分の拡大断面図、第6図及
び第7図は作動状態を示す説明図、第8図は装置全体の
斜視図、第9図は変速レバーのみの断面図、第10図は
第9図x−xi断面図、第11図は係合体をもった保持
体の正面図、第12図は操作体の裏面図、第13図は規
制突起をもった間座の裏面図、第14図は同側面図であ
る。 (1)・・・・固定部材 (11)・・・・レバー軸 (2)・・・・巻取体 (4)・・・・位置保持機構 (5)・・・・変速レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)レバー軸(11)をもった固定部材(1)と、ばね
    の力でワイヤ巻戻し方向に復帰回転するワイヤ巻取体(
    2)と、複数個の係合部(31)をもつ位置決め体(3
    3)と前記係合部(31)の一つに係合する係合体(3
    2)とから成り、前記巻取体(2)の回動位置を段階的
    に位置決めして、その位置を保持する位置保持機構(3
    )と、前記巻取体(2)の回転に抵抗を与えるフリクシ
    ョン手段と、前記位置保持機構(3)とフリクション手
    段との一方を選択する選択手段と、原位置から前記巻取
    体(2)と同方向に回転可能で、この巻取体(2)をワ
    イヤ巻取方向に回動させる変速レバー(5)と、この変
    速レバー(5)を変速操作後原位置に復帰させる復帰手
    段と、前記係合体(32)の係合部(31)との係合を
    解除し、前記巻取体(2)をワイヤ巻戻し方向に復帰さ
    せる保持解除手段(6)とを備えていることを特徴とす
    る自転車用変速操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60209376A (ja) * 1984-04-03 1985-10-21 株式会社シマノ 変速操作装置
JPS61143275A (ja) * 1984-11-28 1986-06-30 エタブリスマン・ル・サンプレクス 自転車など乗物のリヤギヤのチエンジの制御、予備選択および指定装置

Patent Citations (2)

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