JPH0214660Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0214660Y2 JPH0214660Y2 JP1984090992U JP9099284U JPH0214660Y2 JP H0214660 Y2 JPH0214660 Y2 JP H0214660Y2 JP 1984090992 U JP1984090992 U JP 1984090992U JP 9099284 U JP9099284 U JP 9099284U JP H0214660 Y2 JPH0214660 Y2 JP H0214660Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- friction
- clutch plate
- clutch
- bush
- Prior art date
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 21
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 14
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 9
- 241001232202 Chrysothamnus stylosus Species 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 2
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/129—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はクラツチデイスクに関する。
(従来技術)
従来のクラツチデイスクでは第3図の下半部分
に示すように、スプラインハブ40の外周面にク
ラツチプレート41の内周面が直接接触してい
る。即ち金属同志が直接接触しているので、接触
部分においてどうしても金属の錆などによるフレ
ツテイング現象が生じ、ヒステリシスの不安定化
の原因になつている。
に示すように、スプラインハブ40の外周面にク
ラツチプレート41の内周面が直接接触してい
る。即ち金属同志が直接接触しているので、接触
部分においてどうしても金属の錆などによるフレ
ツテイング現象が生じ、ヒステリシスの不安定化
の原因になつている。
第4図のクラツチデイスクは、クラツチプレー
ト41とスプラインハブ40との間の金属同志の
接触を避けるために、樹脂製のブツシユ42を備
えた例である。ところがブツシユ42とフリクシ
ヨンワツシヤ43とを一体に形成しているので、
ブツシユ42の爪部44に掛る加重が大きく、ブ
ツシユ42の耐久性に問題が残る。なお爪部44
はクラツチプレート41の切欠41aに係合して
いる。またフリクシヨンワツシヤ43とクラツチ
プレート41の間のコーンスプリング45でも滑
り摩擦を生じるおそれがあり、それによりコーン
スプリング部分においてフレツテイング現象が発
生してしまう。
ト41とスプラインハブ40との間の金属同志の
接触を避けるために、樹脂製のブツシユ42を備
えた例である。ところがブツシユ42とフリクシ
ヨンワツシヤ43とを一体に形成しているので、
ブツシユ42の爪部44に掛る加重が大きく、ブ
ツシユ42の耐久性に問題が残る。なお爪部44
はクラツチプレート41の切欠41aに係合して
いる。またフリクシヨンワツシヤ43とクラツチ
プレート41の間のコーンスプリング45でも滑
り摩擦を生じるおそれがあり、それによりコーン
スプリング部分においてフレツテイング現象が発
生してしまう。
(考案の目的)
本考案の目的は、滑り摩擦が生じる金属同志の
接触部分を大幅に減少すると共に、そのほかの無
駄な接触部分もなくすことにより、ヒステリシス
の安定化を図り、駆動系捩り振動によるトランス
ミツシヨンの騒音あるいは異音を防止しようとす
るものである。
接触部分を大幅に減少すると共に、そのほかの無
駄な接触部分もなくすことにより、ヒステリシス
の安定化を図り、駆動系捩り振動によるトランス
ミツシヨンの騒音あるいは異音を防止しようとす
るものである。
(考案の構成)
本考案によるクラツチデイスクは、スプライン
ハブの外周面に樹脂製ブツシユを回動可能に嵌合
し、樹脂製ブツシユの外周面にクラツチプレート
を嵌合し、ハブのフランジ部とクラツチプレート
の間に、フランジ部側から順に樹脂製ブツシユと
は別体のフリクシヨンワツシヤ及びフリクシヨン
プレートを配置すると共にフリクシヨンプレート
をクラツチプレートに係合し、フリクシヨンプレ
ートとクラツチプレートの間にはフリクシヨンプ
レートをフランジ部側へ付勢するスプリング部材
を配置し、さらに上記フリクシヨンワツシヤの内
周端縁と樹脂製ブツシユの外周面とが接触しない
ようにフリクシヨンワツシヤの位置決め機構を設
けたことを特徴としている。
ハブの外周面に樹脂製ブツシユを回動可能に嵌合
し、樹脂製ブツシユの外周面にクラツチプレート
を嵌合し、ハブのフランジ部とクラツチプレート
の間に、フランジ部側から順に樹脂製ブツシユと
は別体のフリクシヨンワツシヤ及びフリクシヨン
プレートを配置すると共にフリクシヨンプレート
をクラツチプレートに係合し、フリクシヨンプレ
ートとクラツチプレートの間にはフリクシヨンプ
レートをフランジ部側へ付勢するスプリング部材
を配置し、さらに上記フリクシヨンワツシヤの内
周端縁と樹脂製ブツシユの外周面とが接触しない
ようにフリクシヨンワツシヤの位置決め機構を設
けたことを特徴としている。
(実施例)
第1図は本考案を適用したクラツチデイスクの
縦断面図を示しており、この第1図において、1
は出力側のスプラインハブであつて、出力軸2に
スプライン連結すると共に外向のフランジ部3を
一体に備えている。フランジ部3の両則には間隔
を隔ててクラツチプレート5とリテイニングプレ
ート6が配置されており、両プレート5,6はス
タツドピン7により連結されている。クラツチプ
レート5の外周部にはクツシヨニングプレート8
が固着されており、クツシヨニングプレート8の
両側には入力側フエーシング9が固着されてい
る。フエーシング9は図示しないがフライホイー
ルとプレツシヤープレートの間に断続自在に挾持
される。
縦断面図を示しており、この第1図において、1
は出力側のスプラインハブであつて、出力軸2に
スプライン連結すると共に外向のフランジ部3を
一体に備えている。フランジ部3の両則には間隔
を隔ててクラツチプレート5とリテイニングプレ
ート6が配置されており、両プレート5,6はス
タツドピン7により連結されている。クラツチプ
レート5の外周部にはクツシヨニングプレート8
が固着されており、クツシヨニングプレート8の
両側には入力側フエーシング9が固着されてい
る。フエーシング9は図示しないがフライホイー
ルとプレツシヤープレートの間に断続自在に挾持
される。
クラツチプレート5とリテイニングプレート6
には複数個の窓孔10,11が形成されており、
フランジ部3にも上記窓孔10,11に対応する
窓孔12が形成されており、窓孔10,11,1
2内にはトーシヨンスプリング13が配置されて
いる。
には複数個の窓孔10,11が形成されており、
フランジ部3にも上記窓孔10,11に対応する
窓孔12が形成されており、窓孔10,11,1
2内にはトーシヨンスプリング13が配置されて
いる。
スプラインハブ1のクラツチプレート5側の外
周面には樹脂製のブツシユ15が回動可能に嵌合
しており、ブツシユ15の外周面には段部16が
形成され、段部16より左側のブツシユ15の外
周面にクラツチプレート5が嵌合している。ブツ
シユ15には第1図の下半部分に示すように、外
向の爪部17が形成されており、爪部17はクラ
ツチプレート5の内周端部の切欠18に係合し、
それによりクラツチプレート5とブツシユ15が
一体的に回動するようになつている。
周面には樹脂製のブツシユ15が回動可能に嵌合
しており、ブツシユ15の外周面には段部16が
形成され、段部16より左側のブツシユ15の外
周面にクラツチプレート5が嵌合している。ブツ
シユ15には第1図の下半部分に示すように、外
向の爪部17が形成されており、爪部17はクラ
ツチプレート5の内周端部の切欠18に係合し、
それによりクラツチプレート5とブツシユ15が
一体的に回動するようになつている。
クラツチプレート5とフランジ部3の間には、
フランジ部3側から順にフリクシヨンワツシヤ2
0及びフリクシヨンプレート21が配置されてい
る。またフリクシヨンプレート21とクラツチプ
レート5の間にはコーンスプリング22が挾持さ
れており、コーンスプリング22の弾性力により
フリクシヨンワツシヤ20をフランジ部3の側面
に押付けている。
フランジ部3側から順にフリクシヨンワツシヤ2
0及びフリクシヨンプレート21が配置されてい
る。またフリクシヨンプレート21とクラツチプ
レート5の間にはコーンスプリング22が挾持さ
れており、コーンスプリング22の弾性力により
フリクシヨンワツシヤ20をフランジ部3の側面
に押付けている。
フリクシヨンプレート21の内周端はブツシユ
15の外周面に当接しており、それによりフリク
シヨンプレート21の中心がハブ1の中心に揃え
られている。フリクシヨンプレート21の外周端
部には第1図の下半部分に示すように、クラツチ
プレート5側へ延びる突起25が幾つか形成され
ており、突起25はクラツチプレート5の係合孔
26に係合している。即ちフリクシヨンプレート
21はクラツチプレート5と一体的に回動するよ
うになつている。
15の外周面に当接しており、それによりフリク
シヨンプレート21の中心がハブ1の中心に揃え
られている。フリクシヨンプレート21の外周端
部には第1図の下半部分に示すように、クラツチ
プレート5側へ延びる突起25が幾つか形成され
ており、突起25はクラツチプレート5の係合孔
26に係合している。即ちフリクシヨンプレート
21はクラツチプレート5と一体的に回動するよ
うになつている。
フリクシヨンワツシヤ20の内径はブツシユ1
5の外径よりも少し大きく形成されている。フリ
クシヨンワツシヤ20をブツシユ15に接触させ
ないための位置決め機構として、フリクシヨンプ
レート21の外周端部に、フランジ部3側に折れ
曲がるガイド部27が円周方向に間隔を隔てて複
数個形成され、ガイド部27はフリクシヨンワツ
シヤ20の外周端部に当接している。即ちフリク
シヨンワツシヤ20の中心をガイド部27によつ
てブツシユ15の中心に揃え、それによりブツシ
ユ15の外周面とフリクシヨンワツシヤ20の内
周面が全周にわたつて互いに隙間dを隔てるよう
にしている。28はサブフリクシヨンワツシヤで
あり、リテイニングプレート6とフランジ部3の
間に挾持されている。
5の外径よりも少し大きく形成されている。フリ
クシヨンワツシヤ20をブツシユ15に接触させ
ないための位置決め機構として、フリクシヨンプ
レート21の外周端部に、フランジ部3側に折れ
曲がるガイド部27が円周方向に間隔を隔てて複
数個形成され、ガイド部27はフリクシヨンワツ
シヤ20の外周端部に当接している。即ちフリク
シヨンワツシヤ20の中心をガイド部27によつ
てブツシユ15の中心に揃え、それによりブツシ
ユ15の外周面とフリクシヨンワツシヤ20の内
周面が全周にわたつて互いに隙間dを隔てるよう
にしている。28はサブフリクシヨンワツシヤで
あり、リテイニングプレート6とフランジ部3の
間に挾持されている。
(作用)
フライホイールからフエーシング9に入力する
と、クラツチプレート5とリテイニングプレート
6は一体的に回転し、その回転力はトーシヨンス
プリング13を介してフランジ部3からハブ1へ
と伝達され、さらに出力軸2へと伝えられる。回
転トルクが上昇してくると、両プレート5,6は
フランジ部3に対して回転方向前方側へ捩れ始
め、スプリング13を圧縮する。
と、クラツチプレート5とリテイニングプレート
6は一体的に回転し、その回転力はトーシヨンス
プリング13を介してフランジ部3からハブ1へ
と伝達され、さらに出力軸2へと伝えられる。回
転トルクが上昇してくると、両プレート5,6は
フランジ部3に対して回転方向前方側へ捩れ始
め、スプリング13を圧縮する。
フランジ部3に対して両プレート5,6が捩れ
る時には、ブツシユ15、フリクシヨンプレート
21及びコーンスプリング22もクラツチプレー
ト5と一体的に回動する。即ち金属製ハブ1に対
して樹脂製のブツシユ15が円周方向に摺動する
ことになり、従つてハブ1の外周面においてフレ
ツテイング現象は発生しない。
る時には、ブツシユ15、フリクシヨンプレート
21及びコーンスプリング22もクラツチプレー
ト5と一体的に回動する。即ち金属製ハブ1に対
して樹脂製のブツシユ15が円周方向に摺動する
ことになり、従つてハブ1の外周面においてフレ
ツテイング現象は発生しない。
ヒステリシストルクはフリクシヨンワツシヤ2
0の両側面とフランジ部3及びフリクシヨンプレ
ート21との間の滑り摩擦、ならびにサブフリク
シヨンワツシヤ28の両側面とフランジ部3及び
リテイニングプレート6との間の滑り摩擦により
発生する。コーンスプリング22はクラツチプレ
ート5及びフリクシヨンプレート21と一体的に
回動するので、コーンスプリング22部分におい
て滑り摩擦は発生しない。
0の両側面とフランジ部3及びフリクシヨンプレ
ート21との間の滑り摩擦、ならびにサブフリク
シヨンワツシヤ28の両側面とフランジ部3及び
リテイニングプレート6との間の滑り摩擦により
発生する。コーンスプリング22はクラツチプレ
ート5及びフリクシヨンプレート21と一体的に
回動するので、コーンスプリング22部分におい
て滑り摩擦は発生しない。
またブツシユ15に対してフリクシヨンワツシ
ヤ20は接触しないので、フリクシヨンワツシヤ
20との摩擦によるブツシユ15の摩耗は生じな
い。
ヤ20は接触しないので、フリクシヨンワツシヤ
20との摩擦によるブツシユ15の摩耗は生じな
い。
(別の実施例)
(1) 第2図に示す例は、フリクシヨンワツシヤ2
0の位置決め機構としてフランジ部3の側面に
段部30を形成した例である。即ちブツシユ1
5の外径よりも大きな外径の段部30をフラン
ジ部3の側面に形成し、段部30の外周面にフ
リクシヨンワツシヤ20を嵌合して、フリクシ
ヨンワツシヤ20とブツシユ15の間に全周に
わたつて隙間dをもたせている。そのほかの構
造は第1図のクラツチデイスクの構造と同じで
ある。
0の位置決め機構としてフランジ部3の側面に
段部30を形成した例である。即ちブツシユ1
5の外径よりも大きな外径の段部30をフラン
ジ部3の側面に形成し、段部30の外周面にフ
リクシヨンワツシヤ20を嵌合して、フリクシ
ヨンワツシヤ20とブツシユ15の間に全周に
わたつて隙間dをもたせている。そのほかの構
造は第1図のクラツチデイスクの構造と同じで
ある。
(2) 本考案でいうクラツチデイスクにはダンパー
デイスクも含まれる。
デイスクも含まれる。
(3) スプリング部材としてウエイブワツシヤを用
いることもできる。
いることもできる。
(考案の効果)
(1) スプラインハブ1の外周面に樹脂製ブツシユ
15を回動可能に嵌合し、ブツシユ15の外周
面にクラツチプレート5を嵌合しているので、
ハブ1とこれに対して捩れるクラツチプレート
5との間の金属同志の接触を避けることがで
き、それによりハブ1の外周面のフレツテイン
グの発生を防止することができる。従つてヒス
テリシスが安定し、駆動系捩り振動によるトラ
ンスミツシヨンの騒音及び異音を防止すること
ができる。
15を回動可能に嵌合し、ブツシユ15の外周
面にクラツチプレート5を嵌合しているので、
ハブ1とこれに対して捩れるクラツチプレート
5との間の金属同志の接触を避けることがで
き、それによりハブ1の外周面のフレツテイン
グの発生を防止することができる。従つてヒス
テリシスが安定し、駆動系捩り振動によるトラ
ンスミツシヨンの騒音及び異音を防止すること
ができる。
(2) フリクシヨンワツシヤ20を樹脂製のブツシ
ユ15とは別体にしているので、第4図の従来
例に比べ、フリクシヨンワツシヤ20からブツ
シユ15に大きな回転力が伝わることはなく、
従つてブツシユ15の例えば爪部17等が破損
する心配はない。
ユ15とは別体にしているので、第4図の従来
例に比べ、フリクシヨンワツシヤ20からブツ
シユ15に大きな回転力が伝わることはなく、
従つてブツシユ15の例えば爪部17等が破損
する心配はない。
(3) フリクシヨンワツシヤ20の位置決め機構に
よりフリクシヨンワツシヤ20とブツシユ15
が接触しないようにしているので、ブツシユ1
5の摩耗を減少させることができ、ブツシユ1
5の耐久性が向上する。
よりフリクシヨンワツシヤ20とブツシユ15
が接触しないようにしているので、ブツシユ1
5の摩耗を減少させることができ、ブツシユ1
5の耐久性が向上する。
(4) クラツチプレート5とフリクシヨンプレート
21との間にスプリング部材(コーンスプリン
グ22)を配置し、フリクシヨンプレート21
をクラツチプレート5に係合させているので、
スプリング部材はクラツチプレート5及びフリ
クシヨンプレート21と一体的に回転する。従
つてスプリング部材の両側における金属同志の
滑り摩擦はなくなり、それによりスプリング部
材の配置箇所でのフレツテイングの発生を防ぐ
ことができ、ヒステリシスがより一層安定す
る。
21との間にスプリング部材(コーンスプリン
グ22)を配置し、フリクシヨンプレート21
をクラツチプレート5に係合させているので、
スプリング部材はクラツチプレート5及びフリ
クシヨンプレート21と一体的に回転する。従
つてスプリング部材の両側における金属同志の
滑り摩擦はなくなり、それによりスプリング部
材の配置箇所でのフレツテイングの発生を防ぐ
ことができ、ヒステリシスがより一層安定す
る。
本考案の重要な利点をまとめてみると、樹脂製
ブツシユ15を備えることにより、金属接触を防
止してフレツテイングをなくすと同時に、上記樹
脂製ブツシユ15とこれと別体のフリクシヨンワ
ツシヤ20の接触をなくして、樹脂製ブツシユ1
5の耐久性を向上させていることである。
ブツシユ15を備えることにより、金属接触を防
止してフレツテイングをなくすと同時に、上記樹
脂製ブツシユ15とこれと別体のフリクシヨンワ
ツシヤ20の接触をなくして、樹脂製ブツシユ1
5の耐久性を向上させていることである。
即ちハブ1の外周に樹脂製ブツシユ15を嵌合
し、該ブツシユ15の外周面にクラツチプレート
5を嵌合することにより、クラツチプレート5と
ハブ1との金属接触を避け、それによりフレツテ
イングを防止し、かつ位置決め機構によりフリク
シヨンワツシヤ20を半径方向に位置決めしてそ
の内周端縁が樹脂製ブツシユ15の外周面に接触
しないようすることにより、樹脂製ブツシユ15
を使用していながらもその寿命を向上させている
のである。
し、該ブツシユ15の外周面にクラツチプレート
5を嵌合することにより、クラツチプレート5と
ハブ1との金属接触を避け、それによりフレツテ
イングを防止し、かつ位置決め機構によりフリク
シヨンワツシヤ20を半径方向に位置決めしてそ
の内周端縁が樹脂製ブツシユ15の外周面に接触
しないようすることにより、樹脂製ブツシユ15
を使用していながらもその寿命を向上させている
のである。
第1図は本考案を適用したクラツチデイスクの
縦断面部分図、第2図は別の実施例の縦断面拡大
部分図、第3、第4図はそれぞれ従来例の縦断面
拡大部分図である。 1……スプラインハブ、3……フランジ部、5
……クラツチプレート、15……ブツシユ、20
……フリクシヨンワツシヤ、21……フリクシヨ
ンプレート、22……コーンスプリング(スプリ
ング部材の一例)、27……ガイド部(位置決め
機構の一例)、30……段部(位置決め機構の別
の例)。
縦断面部分図、第2図は別の実施例の縦断面拡大
部分図、第3、第4図はそれぞれ従来例の縦断面
拡大部分図である。 1……スプラインハブ、3……フランジ部、5
……クラツチプレート、15……ブツシユ、20
……フリクシヨンワツシヤ、21……フリクシヨ
ンプレート、22……コーンスプリング(スプリ
ング部材の一例)、27……ガイド部(位置決め
機構の一例)、30……段部(位置決め機構の別
の例)。
Claims (1)
- スプラインハブの外周面に樹脂製ブツシユを回
動可能に嵌合し、樹脂製ブツシユの外周面にクラ
ツチプレートを嵌合し、ハブのフランジ部とクラ
ツチプレートの間に、フランジ部側から順に樹脂
製ブツシユとは別体のフリクシヨンワツシヤ及び
フリクシヨンプレートを配置すると共にフリクシ
ヨンプレートをクラツチプレートに係合し、フリ
クシヨンプレートとクラツチプレートの間にはフ
リクシヨンプレートをフランジ部側へ付勢するス
プリング部材を配置し、さらに上記フリクシヨン
ワツシヤの内周端縁と樹脂製ブツシユの外周面と
が接触しないようにフリクシヨンワツシヤの位置
決め機構を設けたことを特徴とするクラツチデイ
スク。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984090992U JPS616028U (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | クラツチデイスク |
DE19853521475 DE3521475A1 (de) | 1984-06-19 | 1985-06-14 | Kupplungsscheibe |
US06/745,987 US4651860A (en) | 1984-06-19 | 1985-06-18 | Clutch disk supported by a resin bushing |
FR858509220A FR2566072B1 (fr) | 1984-06-19 | 1985-06-18 | Disque d'embrayage a hysteresis stabilise |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984090992U JPS616028U (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | クラツチデイスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS616028U JPS616028U (ja) | 1986-01-14 |
JPH0214660Y2 true JPH0214660Y2 (ja) | 1990-04-20 |
Family
ID=14014007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984090992U Granted JPS616028U (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | クラツチデイスク |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4651860A (ja) |
JP (1) | JPS616028U (ja) |
DE (1) | DE3521475A1 (ja) |
FR (1) | FR2566072B1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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