JPH02144731A - 障害処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報処理装置の障害処理方式に利用する。

〔概要〕

本発明は障害処理方式において、 障害を検出したユニットから採取した障害情報を解析し
、障害の原因に関わると判断される他の被疑ユニットを
指摘し指摘した全被疑ユニットの障害情報を採取するこ
とにより、 複数のユニットに関連する障害発生時に関連するユニッ
トすべての障害情報を採取でき障害調査を容易にできる
ようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、診断プロセッサを含む複数のユニットから構成さ
れる情報処理装置の障害処理方式は、障害発生時には診
断プロセッサにより障害を検出したユニットの障害情報
のみ採取していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、このような従来の障害処理方式では、障害発生
時に診断プロセッサより障害を検出したユニットの障害
情報のみ採取しているために、その障害の発生原因であ
るユニットが障害を検出しない場合には、そのユニット
の情報を採取しないので障害の根本原因を追跡すること
ができない問題点があった。

また、障害の発生原因であるユニットが障害を検出し、
その障害情報が採取されている場合でも、そのときの他
のユニットの状態を参考にしたい場合が多くあり、他の
ユニットの情報を採取していないために結局障害の根本
原因が解明できない問題点があった。

さらに、複数のユニットのいずれかに障害が発生したと
きにそのときの全ユニットの情報を採取する方式も考え
られるが、情報の採取量には物理的な制限があるために
障害が複数回におよべば採取される障害の世代数が少な
くなる問題点があった。

本発明は上記の問題点を解決するもので、複数のユニッ
トに関連する障害発生時に関連するユニットすべての情
報を採取でき障害調査が容易にできる障害処理方式を提
供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、複数のユニットと、この複数のユニットに診
断バスを介して接続された診断プロセッサとを備え、上
記診断プロセッサは、上言己複数のユニットの障害を検
出する手段と、この検出する手段の検出結果に基づいて
障害を検出したユニットの障害情報を採取する手段を含
む障害処理方式において、上記診断プロセッサは、上記
採取する手段の障害情報を解析する手段と、この解析す
る手段の解析結果に基づいて障害の原因に関わるものと
判断される被疑ユニットを上記障害を検出したユニット
の他に指摘する手段と、この指摘する手段が指摘するす
べての被疑ユニットから障害情報を取得する手段とを含
むことを特徴とする。

〔作用〕

診断プロセッサは解析する手段で障害を検出したユニッ
トから採取した障害情報を解析する。この解析する手段
の解析結果に基づいて指摘する手段で障害の原因に関わ
ると判断される障害を検出したユニットの他に被疑ユニ
ットを指摘する。取得する手段でこの指摘する手段で指
摘された全被疑ユニ７）から障害情報を取得する。以上
の動作により複数のユニットに関連する障害が発生した
ときに関連するユニットから障害情報を取得することが
でき障害調査を容易にできる。

〔実施例〕

本発明の実施例について図面を参照して説明する。第１
図は本発明一実施例障害処理装置のブロック構成図であ
る。第１図において、障害処理装置は、複数のユニット
２０１〜２０．と、ユニッ）２０１〜２０５　に診断バ
ス２およびシステムバス１を介して接続された診断プロ
セッサ１０とを備え、診断プロセンサは、ユニッ）２０
．〜２０．の障害を検出する手段として障害検出手段１
１と、障害検出手段１１の検出結果に基づいて障害を検
出したユニットの障害情報を採取する手段として障害情
報採取手段１２とを含む。

ここで本発明の特徴とするところは、診断プロセッサ１
０は、障害情報採取手段１２の障害情報を解析する手段
として障害情報解析手段１３と、障害情報解析障害１３
の解析結果に基づいて障害の原因に関わるものと判断さ
れる被疑ユニットを上記障害を検出したユニットの他に
指摘する手段として被疑ユニット指摘手段１４と、被疑
ユニット指摘手段１４が指摘するすべての被疑ユニット
から障害情報を取得する手段として障害情報取得手段１
５とを含むことにある。

このような構成の障害処理装置の動作について説明する
。第２図は本発明の障害処理装置の診断プロセッサの動
作を示すフローチャートである。

第１図において、たとえばユニット２０□とユニット２
０４　とがシステムハス１を介して通信中に障害が発生
し、ユニット２０゜のみから診断プロセッサ１０に対し
診断バス２を使用して通知されるものとする。また、ユ
ニット２０２　は、診断プロセッサ１０から採取される
情報としてユニット２０．と通信中に発生したことを示
す情報を残すものとする。

以下、上述したような障害が発生した場合について第１
図および第２図を参照して説明する。

診断プロセッサ１０は、ステップＳ１に示すように障害
検出手段１１により各ユニット２０から障害発生通知が
あるかどうか常時監視しておりこの場合ユニット２０□
より障害発生通知がなされるため処理がステップＳ２に
移行する。

ステップＳ２で診断プロセッサ１０は、障害情報採取手
段１２により診断バス２を使用して障害発生通知のあっ
たユニット２０２の障害情報を採取する。

次にステップＳ３で障害情報解析手段１３により採取し
た障害情報を解析する。この障害はユニット２０２　と
ユニット２０４　とがシステムバス１を介して通信して
いる間に発生したものであるために、ステップＳ４でユ
ニット２０４より障害発生の通知がなされなくても解析
の結果に基づいて被疑ユニット指摘手段１４により障害
の原因となった被疑ユニットとしてユニット２０．が指
摘される。

障害の原因となる被疑ユニットの指摘がなされるとステ
ップＳ５で障害情報取得手段１５により指摘した被疑ユ
ニット全ての情報が採取されたかどうか判定される。被
疑ユニットのうちユニット２０□に関しては障害を検出
し診断プロセッサ１０に通知したユニットであるため、
すでに障害情報は採取されているが、もう一方の被疑ユ
ニットであるユニッ）２０４　は障害発生の通知をしな
かったために、情報を採取しておらず被疑ユニット全て
の情報が採取されていないと判定されてステップＳ６に
処理が移る。

ステップＳ６では、障害情報取得手段１５により情報未
採取のユニットの情報採取が行われる。ここではユニッ
ト２０．の情報を診断バス２を使用して採取した後に再
びステップＳ５に戻って被疑ユニット全ての情報が採取
されたかどうか判定されるが、すでに被疑ユニッＢＬ　
、２０４の双方の情報を採取したので診断プロセッサ１
０の障害処理は終了する。

本実施例で仮定したように、一般に複数のユニットに関
わる障害が発生したような場合はその障害を関係するす
べてのユニットが検出したとしてもその旨を診断プロセ
ッサに対し各々のユニットが通知すると、各ユニットか
らの通知は同時には行うことはできないために診断プロ
セッサの障害情報採取解析処理も同時に行われず障害の
根本原因が１ケ所であったとしても多重障害との区別が
容易でなくなるためあらかじめ決められた一つのユニッ
トから障害発生通知を行うことが多い。

しかし、実際に障害時の採取情報を参照して障害の根本
原因を追跡調査するためには、障害発生時の他のユニッ
トの情報を参考にする場合が多い。

本発明によれば、複数のユニットに関連する障害発生時
に関連するユニットのすべての情報を採取できるため障
害調査が容易になる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、複数のユニットに関連
する障害発生時に関連するユニットすべての障害情報を
採取でき障害調査が容易にできる優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例障害処理装置のブロック構成図
。 第２図は本発明の障害処理装置の診断プロセッサの動作
を示すフローチャート。 １・・・システムバス、２・・・診断バス、１０・・・
診断プロセッサ、１１・・・障害検出手段、１２・・・
障害情報採取手段、１３・・・障害情報解析手段、１４
・・・被疑ユニット指摘手段、１５・・・障害情報取得
手段、２０、〜２０５・・・ユニット。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数のユニットと、この複数のユニットに診断バス
   を介して接続された診断プロセッサとを備え、 上記診断プロセッサは、上記複数のユニットの障害を検
   出する手段と、この検出する手段の検出結果に基づいて
   障害を検出したユニットの障害情報を採取する手段を含
   む 障害処理方式において、 上記診断プロセッサは、上記採取する手段の障害情報を
   解析する手段と、この解析する手段の解析結果に基づい
   て障害の原因に関わるものと判断される被疑ユニットを
   上記障害を検出したユニットの他に指摘する手段と、こ
   の指摘する手段が指摘するすべての被疑ユニットから障
   害情報を取得する手段とを含む ことを特徴とする障害処理方式。