JPH02138854A - X線断層像撮影装置 - Google Patents
X線断層像撮影装置Info
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- JPH02138854A JPH02138854A JP63291102A JP29110288A JPH02138854A JP H02138854 A JPH02138854 A JP H02138854A JP 63291102 A JP63291102 A JP 63291102A JP 29110288 A JP29110288 A JP 29110288A JP H02138854 A JPH02138854 A JP H02138854A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、マイクロフォーカスX線発生装置をX線源と
するX線断層像撮影装置に関する。
するX線断層像撮影装置に関する。
(従来の技術)
一般に、X線断層像撮影装置のX線源としては、高電圧
を印加し管内に発生した熱電子をこの高電圧により加速
し、タングステン等により構成されるターゲットへ当て
て、そのターゲットから制動放射によりX線を発生させ
るX線発生装置が用いられる。
を印加し管内に発生した熱電子をこの高電圧により加速
し、タングステン等により構成されるターゲットへ当て
て、そのターゲットから制動放射によりX線を発生させ
るX線発生装置が用いられる。
このようなX線断層像撮影装置では、上記X線発生装置
の焦点位置を決められた位置に正確に合わせることが重
要である。この位置にずれがあると、断層像にボケやア
ーティファクト(偽像)を生じてしまうからである。
の焦点位置を決められた位置に正確に合わせることが重
要である。この位置にずれがあると、断層像にボケやア
ーティファクト(偽像)を生じてしまうからである。
ところで、X線断層像撮影装置に一般的に使用されるX
線発生装置の焦点寸法は、1710〜1mm程度である
。したがって、この焦点自身の大きさと位置の時間的変
動は、通常問題にならない。
線発生装置の焦点寸法は、1710〜1mm程度である
。したがって、この焦点自身の大きさと位置の時間的変
動は、通常問題にならない。
ところが、最近では、被検査物がセラミックス等のよう
な場合には、数十μmまでの欠陥をX線即ち、マイクロ
フォーカスX線発生装置をX線断層像撮影装置に使用す
る場合、単にマイクロフォーカスX線発生装置を従来の
一般的なX線発生装置と同じように用いたのでは、その
焦点の大きさや位置を確認したり、調整したりすること
は極めて困難である。一方、焦点の大きさや位置か不確
定のままでは、X線断層像撮影装置として実用的に使用
することはできない。
な場合には、数十μmまでの欠陥をX線即ち、マイクロ
フォーカスX線発生装置をX線断層像撮影装置に使用す
る場合、単にマイクロフォーカスX線発生装置を従来の
一般的なX線発生装置と同じように用いたのでは、その
焦点の大きさや位置を確認したり、調整したりすること
は極めて困難である。一方、焦点の大きさや位置か不確
定のままでは、X線断層像撮影装置として実用的に使用
することはできない。
微小欠陥の検出を可能とするマイクロフォーカスX線発
生装置を用いることが考えられる。
生装置を用いることが考えられる。
しかしながら、マイクロフォーカスX線発生装置では、
ターゲットに当てる電子ビームを極めて細く集束させる
ために、それ自身の焦点寸法(数〜数十μm)に対して
、同等もしくはそれ以上に焦点の大きさと位置が時間的
に変動してしまう。
ターゲットに当てる電子ビームを極めて細く集束させる
ために、それ自身の焦点寸法(数〜数十μm)に対して
、同等もしくはそれ以上に焦点の大きさと位置が時間的
に変動してしまう。
そのため、焦点の大きさ及び位置を必要以上に調整しな
ければならず、多大な時間と手間を要するという課題を
生じる。
ければならず、多大な時間と手間を要するという課題を
生じる。
(発明が解決しようとする課題)
定できる可能性はあってもX線のスライス方向の焦点の
大きさと位置を測定することはできない。
大きさと位置を測定することはできない。
(2)一般にX線断層像撮影装置は、]スキャン(1回
の断層撮影)分のデータ収集を行った後に、断層線また
はデータ収集の結果を出力できるので、焦点の大きさ及
び位置を測定しようとすると1回当り数秒〜数100秒
も要し、焦点の大きさ及び位置を最適化するのに仮に1
0回のmll定でとりあえず、チャンネル方向のみ完了
したとしても数分〜数十分もかかってしまい、実用的で
ない。
の断層撮影)分のデータ収集を行った後に、断層線また
はデータ収集の結果を出力できるので、焦点の大きさ及
び位置を測定しようとすると1回当り数秒〜数100秒
も要し、焦点の大きさ及び位置を最適化するのに仮に1
0回のmll定でとりあえず、チャンネル方向のみ完了
したとしても数分〜数十分もかかってしまい、実用的で
ない。
(3)しかも、上記(2)における焦点の大きさと位置
の確認または調整は、少なくともマイクロフォーカスX
線発生装置の電源投入時には毎回必要である。
の確認または調整は、少なくともマイクロフォーカスX
線発生装置の電源投入時には毎回必要である。
(4)マイクロフォーカスX線発生装置の焦点の大きさ
および位置をX線断層像撮影装置に必要な1μm程度の
再現性および長時間安定度で維持することは、その技術
的難易度から見て当面不可能であると考えられる。
および位置をX線断層像撮影装置に必要な1μm程度の
再現性および長時間安定度で維持することは、その技術
的難易度から見て当面不可能であると考えられる。
本発明はこのような事情に是づきなされたちのを提供す
ることを目的とする。
ることを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するだめの手段)
本発明のX線断層像撮影装置は、X線を発生するマイク
ロフォーカスX線発生装置と、前記X線により内部状態
の検査なされる被検査物が設置される試料台と、前記マ
イクロフォーカスX線発生装置と前記試料台との間に配
置され、前記マイクロフォーカスX線発生装置から放射
されるX線を平行束とし、前記試料台に設置された被検
査物に照射するコリメータと、前記被検査物を透過した
X線の量を検出する第1のX線検出器と、前記マイクロ
フォーカスX線発生装置から放射されるX線の焦点の大
きさ及び位置を確認するための第2のX線検出器と、前
記マイクロフォーカスX線発生装置から放射されるX線
を前記第1のX線検出器側または前記第2のX線検出器
側のいずれか一方に照射させるため、前記マイクロフォ
ーカスX線発生装置と前記第1のX線検出器及び前記第
2のX線検出器とを相対的に移動させる移動機構確認す
るための手段として、独立した第2のX線検出器が備え
られているので、マイクロフォーカスX線発生装置から
放射されるX線の焦点の大きさ及び位置の確認または調
整を容易に行うことができる。
ロフォーカスX線発生装置と、前記X線により内部状態
の検査なされる被検査物が設置される試料台と、前記マ
イクロフォーカスX線発生装置と前記試料台との間に配
置され、前記マイクロフォーカスX線発生装置から放射
されるX線を平行束とし、前記試料台に設置された被検
査物に照射するコリメータと、前記被検査物を透過した
X線の量を検出する第1のX線検出器と、前記マイクロ
フォーカスX線発生装置から放射されるX線の焦点の大
きさ及び位置を確認するための第2のX線検出器と、前
記マイクロフォーカスX線発生装置から放射されるX線
を前記第1のX線検出器側または前記第2のX線検出器
側のいずれか一方に照射させるため、前記マイクロフォ
ーカスX線発生装置と前記第1のX線検出器及び前記第
2のX線検出器とを相対的に移動させる移動機構確認す
るための手段として、独立した第2のX線検出器が備え
られているので、マイクロフォーカスX線発生装置から
放射されるX線の焦点の大きさ及び位置の確認または調
整を容易に行うことができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るX線断層像撮影装置の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
同図において、1はX線を発生するマイクロフォーカス
X線発生装置、2はこのX線により内部状態の検査なさ
れる例えばセラミックス等の被検査物3が設置される試
料台、4はマイクロフォーカスX線発生装置1から放射
されるX線を平行束とし被検査物3に照射するコリメー
タ、5は被検査物を透過しコリメータ6を通過したX線
の量を検出する多チヤンネルX線検出器である。
X線発生装置、2はこのX線により内部状態の検査なさ
れる例えばセラミックス等の被検査物3が設置される試
料台、4はマイクロフォーカスX線発生装置1から放射
されるX線を平行束とし被検査物3に照射するコリメー
タ、5は被検査物を透過しコリメータ6を通過したX線
の量を検出する多チヤンネルX線検出器である。
また、7はマイクロフォーカスX線発生装置1から放射
されるX線の焦点の大きさ及び位置を確認するための、
X線I、I(イメージインテンシブアイア)、X線ビジ
コン等の′リアルタイムにX線を撮影できるX線撮像部
、8はマイクロフォーカスX線発生装置1を多チヤンネ
ルX線検出器5側(以下、断層像撮影位置と呼ぶ。)ま
たはX線撮像部7側(以下、焦点モニタ位置と呼ぶ。)
にそれぞれ正確に移動させるX線発生装置移動架台であ
る。
されるX線の焦点の大きさ及び位置を確認するための、
X線I、I(イメージインテンシブアイア)、X線ビジ
コン等の′リアルタイムにX線を撮影できるX線撮像部
、8はマイクロフォーカスX線発生装置1を多チヤンネ
ルX線検出器5側(以下、断層像撮影位置と呼ぶ。)ま
たはX線撮像部7側(以下、焦点モニタ位置と呼ぶ。)
にそれぞれ正確に移動させるX線発生装置移動架台であ
る。
マイクロフォーカスX線発生装置1には、高電圧を発生
する高電圧発生装置9が接続されている。
する高電圧発生装置9が接続されている。
マイクロフォーカスX線発生装置1及び高電圧発生装置
9には、これらを制御するX線制御装置10が接続され
ている。
9には、これらを制御するX線制御装置10が接続され
ている。
多チヤンネルX線検出器5により得られたX線の量に関
するデータは、データ収集装置11により収集され、計
算機12に送られる。計算機12では、予め定められた
所定の演算が行われ、その演算結果はCRT13に表示
される。
するデータは、データ収集装置11により収集され、計
算機12に送られる。計算機12では、予め定められた
所定の演算が行われ、その演算結果はCRT13に表示
される。
試料台2は、被検査物3に照射されるX線の角度や位置
を変えるための可動機構を具備しており、この可動機構
は機構制御装置14により制御される。
を変えるための可動機構を具備しており、この可動機構
は機構制御装置14により制御される。
計算機12及び機構制御装置14は、システム全体のタ
イミングを制御するシステム制御装置15に接続されて
いる。
イミングを制御するシステム制御装置15に接続されて
いる。
X線発生装置移動架台8は、マイクロフォーカスX線発
生装置1を、断層像撮影位置及び焦点モニタ位置で正確
に例えば焦点寸法の1/10程度の誤差で停止・固定で
きる構成にされている。また、X線発生装置移動架台8
の焦点モニタ位置における開口部は、薄くX線に対する
吸収係数の大きなAu等の材質に、例えば第2図に示す
ように、正確に細いスリットをX線のスライス面に平行
および垂直な方向にきざんだ焦点確認用治具16により
塞がれている。
生装置1を、断層像撮影位置及び焦点モニタ位置で正確
に例えば焦点寸法の1/10程度の誤差で停止・固定で
きる構成にされている。また、X線発生装置移動架台8
の焦点モニタ位置における開口部は、薄くX線に対する
吸収係数の大きなAu等の材質に、例えば第2図に示す
ように、正確に細いスリットをX線のスライス面に平行
および垂直な方向にきざんだ焦点確認用治具16により
塞がれている。
X線撮像部7には、このX線撮像部7からの信号を画像
として表示する例えばCRT等の表示装置17が接続さ
れている。
として表示する例えばCRT等の表示装置17が接続さ
れている。
尚、第1図において、18は断層像を撮影する場合のマ
イクロフォーカスX線発生装置1の焦点、19は焦点位
置を確認及び調整するためにマイク0フオ一カスX線発
生装置1を焦点モニタ位置に移動した場合のマイクロフ
ォーカスX線発生装置1の焦点である。
イクロフォーカスX線発生装置1の焦点、19は焦点位
置を確認及び調整するためにマイク0フオ一カスX線発
生装置1を焦点モニタ位置に移動した場合のマイクロフ
ォーカスX線発生装置1の焦点である。
次に、このように構成されたX線断層像撮影装置の動作
を説明する。
を説明する。
始めに、マイクロフォーカスX線発生装置1を壱の焦点
が19の位置(焦点モニタ位置)になるように移動させ
る。
が19の位置(焦点モニタ位置)になるように移動させ
る。
焦点確認用治具16の像は、拡大されてX線撮影部7に
映り、表示装置17にリアルタイムで表示される。そし
て、X線制御装置10の焦点調整機能により、焦点調整
用治具16の像が表示装置17上の決められた位置に決
められたボケかたで映るように調整する。
映り、表示装置17にリアルタイムで表示される。そし
て、X線制御装置10の焦点調整機能により、焦点調整
用治具16の像が表示装置17上の決められた位置に決
められたボケかたで映るように調整する。
ここで、マイクロフォーカスX線発生装置1の焦点の大
きさ及び位置は決められた最適値に調整されている。
きさ及び位置は決められた最適値に調整されている。
次に、マイクロフォーカスX線発生装置1をその焦点が
18の位置(断層像撮影位置)になるように移動させ、
X線を発生させる。このX線は、コリメータ4及びコリ
メータ6により所望の透過経路のみのX線がX線検出器
5に入射するようにコリメートされる。
18の位置(断層像撮影位置)になるように移動させ、
X線を発生させる。このX線は、コリメータ4及びコリ
メータ6により所望の透過経路のみのX線がX線検出器
5に入射するようにコリメートされる。
試料台2に設置された被検査物3はX線透過経路上に置
かれるとともに、試料台2の可動によりX線が被検査物
3の所望の角度及び位置から照射されるよう被検査物3
の位置決めがなされる。
かれるとともに、試料台2の可動によりX線が被検査物
3の所望の角度及び位置から照射されるよう被検査物3
の位置決めがなされる。
ここで、第2世代のX線断層像撮影装置の場合には、試
料台2をトラバース及びローテーションという走査を行
い、1つの断層像の撮影に必要な分だけデータを収集す
る。
料台2をトラバース及びローテーションという走査を行
い、1つの断層像の撮影に必要な分だけデータを収集す
る。
そして、X線検出器5から得られる電気信号は、データ
収集装置11により積分、A/D変換等の処理がなされ
た後、計算機12に送られる。計算機12では、断層像
を再構成するための演算が施され、その結果がCRT1
3に表示される。
収集装置11により積分、A/D変換等の処理がなされ
た後、計算機12に送られる。計算機12では、断層像
を再構成するための演算が施され、その結果がCRT1
3に表示される。
このように、本実施例では、焦点モニタ位置において予
めマイクロフォーカスX線発生装置1の焦点の大きさ及
び位置を所望の最適値となるように合わせておけばよい
ので、マイクロフォーカスX線発生装置1の焦点の大き
さ゛及び位置の確認または調整を容易に行うことができ
る。
めマイクロフォーカスX線発生装置1の焦点の大きさ及
び位置を所望の最適値となるように合わせておけばよい
ので、マイクロフォーカスX線発生装置1の焦点の大き
さ゛及び位置の確認または調整を容易に行うことができ
る。
尚、このようなマイクロフォーカスX線発生装置1の焦
点の大きさ及び位置の確認または調整は、初期時ばかり
でなく、マイクロフォーカスX線発生装置1の性能に合
わせて使用中の適度な時期に実施するようにしてもよい
。
点の大きさ及び位置の確認または調整は、初期時ばかり
でなく、マイクロフォーカスX線発生装置1の性能に合
わせて使用中の適度な時期に実施するようにしてもよい
。
次に、本発明の他の実施例を説明する。
第3図は本発明の他の実施例に係るX線断層像撮影装置
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
同図に示すこの装置は、X線撮影部としてX線1、I2
0、TV右カメラ1及びカメラコントロラ22を用い、
表示装置16としてCRT23を用いたものである。
0、TV右カメラ1及びカメラコントロラ22を用い、
表示装置16としてCRT23を用いたものである。
そして、焦点モニタ位置に置かれたマイクロフォーカス
X線発生装置1から照射されたX線による焦点確認用冶
具16の像は、X線1,120に入射し、可視光の像と
なりTV右カメラ1により撮像され、CRT23に表示
される。カメラコントローラ22はTV右カメラ1のラ
スクスキャンを制御する。
X線発生装置1から照射されたX線による焦点確認用冶
具16の像は、X線1,120に入射し、可視光の像と
なりTV右カメラ1により撮像され、CRT23に表示
される。カメラコントローラ22はTV右カメラ1のラ
スクスキャンを制御する。
ここで、X線I、120は、入射面の口径が小型の6イ
ンチのものであってもφ1.50nm程度と大きいので
、X線の焦点が多少大きくずれていても焦点調整用冶具
16の像を見失うことがなく実用的である。
ンチのものであってもφ1.50nm程度と大きいので
、X線の焦点が多少大きくずれていても焦点調整用冶具
16の像を見失うことがなく実用的である。
また、焦点調整用冶具16には、第2図に示したように
、X線のスライス面に平行及び垂直な方向に各数本ずつ
の所定のピッチの細いスリットが設けられているので、
CRT2B上では、スライス面に平行及び垂直な2方向
に対し焦点の大きさ及び位置が同時にリアルタイムで調
整可能である。
、X線のスライス面に平行及び垂直な方向に各数本ずつ
の所定のピッチの細いスリットが設けられているので、
CRT2B上では、スライス面に平行及び垂直な2方向
に対し焦点の大きさ及び位置が同時にリアルタイムで調
整可能である。
尚、以上の実施例では、マイクロフォーカスX線発生装
置1を移動させたが、マイクロフォーカスX線発生装置
1の位置は常に固定し、X線検出器5とX線I、120
及びTV右カメラ1とが移動しても良い。この場合には
、焦点確認用治具16に相当するものを試料台3の中心
部に固定する。
置1を移動させたが、マイクロフォーカスX線発生装置
1の位置は常に固定し、X線検出器5とX線I、120
及びTV右カメラ1とが移動しても良い。この場合には
、焦点確認用治具16に相当するものを試料台3の中心
部に固定する。
そして、この場合には、焦点確認用治具16の像が拡大
された位置で調整可能となるので、焦点調整の精度を上
げやすいと共に、マイクロフォーカスX線発生装置1を
移動しないため、本装置に振動が加わらないという効果
もある。
された位置で調整可能となるので、焦点調整の精度を上
げやすいと共に、マイクロフォーカスX線発生装置1を
移動しないため、本装置に振動が加わらないという効果
もある。
[発明の効果コ
以上説明したように本発明によれば、マイクロフォーカ
スX線発生装置から放射されるX線の焦点の大きさ及び
位置を確認するための手段として、独立した第2のX線
検出器が備えられているので、マイクロフォーカスX線
発生装置から放射されるX線の焦点の大きさ及び位置の
確認または調整を容易に行うことができる。
スX線発生装置から放射されるX線の焦点の大きさ及び
位置を確認するための手段として、独立した第2のX線
検出器が備えられているので、マイクロフォーカスX線
発生装置から放射されるX線の焦点の大きさ及び位置の
確認または調整を容易に行うことができる。
即ち、第2のX線検出器により、具体的に焦点の大きさ
及び位置を確認または調整することを必要とするマイク
ロフォーカスX線発生装置の焦点調整がスライス面に平
行及び垂直な方向とも同時にリアルタイムで行える。し
たがって、この調整に要する時間は、数十秒程度で済む
ため、本発明を実施しない場合に比較し、所用時間はl
/100 <らいに節約できる。
及び位置を確認または調整することを必要とするマイク
ロフォーカスX線発生装置の焦点調整がスライス面に平
行及び垂直な方向とも同時にリアルタイムで行える。し
たがって、この調整に要する時間は、数十秒程度で済む
ため、本発明を実施しない場合に比較し、所用時間はl
/100 <らいに節約できる。
第1図は本発明の一実施例に係るX線断層像撮影装置の
構成を示す図、第2図は焦点確認用治具を示す図、第3
図は本発明の他の実施例に係るX線断層像撮影装置の構
成を示す図である。 1・・・マイクロフォーカスX線発生装置、2・・・試
料台、3・・・被検査物、4.6・・・コリメータ、5
・・多チヤンネルX線検出器、7・・・X線撮像部、8
・・・X線発生装置移動架台、9・・・高電圧発生装置
、10・・・X線制御装置、11・・・データ収集装置
、12・・・計算機、13・・・CRT、14・・・機
構制御装置、15・・・システム制御装置、16・・・
焦点確認用治具、17・・・表示装置。
構成を示す図、第2図は焦点確認用治具を示す図、第3
図は本発明の他の実施例に係るX線断層像撮影装置の構
成を示す図である。 1・・・マイクロフォーカスX線発生装置、2・・・試
料台、3・・・被検査物、4.6・・・コリメータ、5
・・多チヤンネルX線検出器、7・・・X線撮像部、8
・・・X線発生装置移動架台、9・・・高電圧発生装置
、10・・・X線制御装置、11・・・データ収集装置
、12・・・計算機、13・・・CRT、14・・・機
構制御装置、15・・・システム制御装置、16・・・
焦点確認用治具、17・・・表示装置。
Claims (1)
- X線を発生するマイクロフォーカスX線発生装置と、前
記X線により内部状態の検査なされる被検査物が設置さ
れる試料台と、前記マイクロフォーカスX線発生装置と
前記試料台との間に配置され、前記マイクロフォーカス
X線発生装置から放射されるX線を平行束とし、前記試
料台に設置された被検査物に照射するコリメータと、前
記被検査物を透過したX線の量を検出する第1のX線検
出器と、前記マイクロフォーカスX線発生装置から放射
されるX線の焦点の大きさ及び位置を確認するための第
2のX線検出器と、前記マイクロフォーカスX線発生装
置から放射されるX線を前記第1のX線検出器側または
前記第2のX線検出器側のいずれか一方に照射させるた
め、前記マイクロフォーカスX線発生装置と前記第1の
X線検出器及び前記第2のX線検出器とを相対的に移動
させる移動機構とを具備することを特徴とするX線断層
撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63291102A JPH0675042B2 (ja) | 1988-11-19 | 1988-11-19 | X線断層像撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63291102A JPH0675042B2 (ja) | 1988-11-19 | 1988-11-19 | X線断層像撮影装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02138854A true JPH02138854A (ja) | 1990-05-28 |
JPH0675042B2 JPH0675042B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=17764476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP63291102A Expired - Lifetime JPH0675042B2 (ja) | 1988-11-19 | 1988-11-19 | X線断層像撮影装置 |
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JP (1) | JPH0675042B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006242812A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Toshiba It & Control Systems Corp | Tr方式コンピュータ断層撮影装置及び放射線検出装置 |
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-
1988
- 1988-11-19 JP JP63291102A patent/JPH0675042B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH0675042B2 (ja) | 1994-09-21 |
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