JPH02135568A - 情報処理装置の文字モードおよびフォントモード設定方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 複数種類の入力文字をもつ情報処理装置の文字モード設
定方式に関し、 文字モードの設定を容易にし、文字入力作業の効率化を
図ることを目的とし、 複数種類の入力文字を有し、所定の文字モード設定操作
により対応する文字種別が指定される情報処理装置にお
いて、カーソル位置または所定の範囲にある文字データ
を読み込み、その文字種別を識別する文字種別識別手段
と、識別された文字種別に応じた文字モードを設定する
文字モード設定手段とを備え構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、複数種類の人力文字および文字フォントをも
つ情報処理装置に関する。

ここで、入力文字とは、英大文字、英小文字、平板名、
片仮名、漢字などをいい、入力時に各文字種別を指定す
る文字モードの設定が行なわれる。

また、文字フォントとは、たとえば日本語文字では明朝
体、ゴシック体、教科書体などの各印刷字体をいい、入
力時その他において各フォント種別を指定するフォント
モードの設定が可能になっている。

〔従来の技術〕

情報処理装置の入力操作では、あらかじめ設定されてい
る文字モード（汎用機では英大文字、ワードプロセッサ
専用機では平板名など）以外の文字で人力するなど文字
種別を変更する場合には、所定のキー操作により対応す
る文字モードの設定が必要になっている。また、フォン
ト種別に応じたフォントモードの設定においても同様で
あった。

したがって、数種類の入力文字あるいは文字フォントを
使ってエディタ、ワードプロセッサあるいはデータ入力
などの作業を行なう場合には、編集している位置に設定
されている文字モードあるいはフォントモードを作業者
が判断し、それに応じたモード設定を行なった後に編集
作業を継続しなければならなかった。

〔発明が解決しようとする課題〕

たとえばワードプロセッサで、すでに入力されている文
章の編集などを行なう場合に、謳集位置の文字種別ある
いはフォント種別が比較的一定しているときには、文字
モードあるいはフォントモードの設定変更の頻度は低く
、モード設定の操作が編集作業全体に及ぼす影響は少な
い。

ところが、英大文字、英小文字、平板名、片仮名、漢字
などが多用され文字種別が頻繁に変化する文章の場合、
あるいは多くの文字フォントが用いられている場合には
、その都度文字モードあるいはフォントモードの設定変
更を行なう必要があり、操作性を悪化させる要因となっ
ていた。

本発明は、このような従来の問題点を解決するもので、
文字モードおよびフォントモードの設定を容易にし、文
字入力作業の効率化を図ることが可能な情報処理装置を
提供することを目的とする。

〔３題を解決するための手段〕 第１図（１）は、請求項（１）に記載の本発明の原理ブ
ロック図である。

情報処理装置は、複数種類の入力文字を有し、所定の文
字モード設定操作により対応する文字種別が指定される
構成である。

図において、文字種別識別手段１１は、カーソル位置ま
たは所定の範囲にある文字データを読み込み、その文字
種別を識別する。

文字モード設定手段Ｉ３は、識別された文字種別に応じ
た文字モードを設定する。

第１図（２）は、請求項（２）に記載の本発明の原理ブ
ロック図である。

情報処理装置は、複数種類の文字フォントを有し、所定
のフォントモード設定操作により対応するフォント種別
が指定される構成である。

図において、フォント種別識別手段１５は、カーソル位
置または所定の範囲にある文字データを読み込み、その
フォント種別を識別する。

フォントモード設定手段１７は、識別されたフォント種
別に応じたフォントモードを設定する。

〔作　用〕

本発明は、文字種別識別手段１１がカーソル位置または
所定の範囲（たとえば、カーソル位置およびその前後の
所定文字）の文字種別を識別し、文字モード設定手段１
３がその文字種別に応じた文字モードを自動的に設定す
ることにより、文字モードの設定変更に必要であった所
定の操作を不要にすることができる。

また、フォント種別識別手段１５がカーソル位置または
所定の範囲（たとえば、カーソル位置およびその前後の
所定文字）のフォント種別を識別し、フォントモード設
定手段１７がそのフォント種別に応じたフォントモード
を自動的に設定することにより、フォントモードの設定
変更に必要であった所定の操作を不要にすることができ
る。

〔実施例〕

以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。

第２図は、文字モード設定における本発明の一実施例を
示すフローチャートである。

なお、ここではカーソル位置の文字種別を識別し、その
文字種別を文字モードの設定値とする例を示す。

カーソル移動があれば、そのカーソル位置にある文字デ
ータが読み込まれ、文字種別の識別が行なわれる。なお
、この動作は第１図に示す文字種別識別手段１１に対応
する。

次に、識別された文字種別（英大文字、英小文字、平仮
名、片仮名、漢字）に応じて、各文字モードの設定が行
なわれる。なお、この動作は第１図に示す文字モード設
定手段１３に対応する。

第３図は、文字種別の識別と文字モードの設定との関係
を説明する図である。

図において、カーソルを下線で示し、空白を口で示す。

図に示す文章では、カーソルが「Ｉ」にある場合には、
文字モードは「英大文字」に設定され、カーソルが「ｍ
」にある場合には、文字モードは［英小文字ｊに設定さ
れ、カーソルが「は」にある場合には、文字モードは「
平仮名」に設定され、カーソルが「夕」にある場合には
、文字モードは「片仮名」に設定され、カーソルが「葉
」にある場合には、文字モードは「漢字」に設定される
。

したがって、たとえば綴り誤りを修正する場合には、そ
の位置にカーソルを移動させるだけで対応する文字モー
ドが自動的に設定され、キー操作により文字モードの設
定は不要となる。

第４図は、フォントモード設定における本発明の一実施
例を示すフローチャートである。

なお、ここではカーソル位置のフォント種別を識別し、
そのフォント種別をフォントモードの設定価とする例を
示す。

カーソル移動があれば、そのカーソル位置にある文字デ
ータが読み込まれ、フォント種別の識別が行なわれる。

なお、この動作は第１図に示すフォント種別識別手段１
５に対応する。

次に、識別されたフォント種別（グループ１゜２、・・
・７１）に応じて、各フォントモードの設定が行なわれ
る。なお、この動作は第１図に示すフォントモード設定
手段１７に対応する。

第５図は、フォント種別の識別とフォントモードの設定
との関係を説明する図である。

図において、カーソルを下線で示し、空白を口で示す。

なお、第５図は印刷結果であり、表示画面とは異なる。

図に示す文章では、カーソルが「ｌ」にある場合には、
フォントモードは「イタリック体」に設定され、カーソ
ルが「ｉ」にある場合には、フォントモードは「標準体
」に設定され、カーソルが「夕」にある場合には、フォ
ントモードは「ゴシック体」に設定され、カーソルが「
葉」にある場合には、フォントモードは「標準体（明朝
体）」に設定される。

なお、文字モードあるいはフォントモードの設定に必要
な文字種別あるいはフォント種別の識別は、上述したよ
うにカーソル位置の一文字の種別を識別する方式の他に
、カーソル位置の前あるいは後の文字種別あるいはフォ
ント種別を識別する方式、またカーソル位置およびその
前後の所定範囲の文字列の最も頻度の高い文字種別ある
いはフォント種別を識別する方式など、使用形態に応じ
た設定が可能な構成であってもよい。

また、例えば空白（「口」）にカーソルがある場合には
、その前後あるいはいずれか一方の文字種別あるいはフ
ォント種別を識別するなど、カーソル位置が文字種別あ
るいはフォント種別の識別に不都合な場合（「、」など
）には、適宜前述した各方式の一つを選択する構成であ
ってもよい。

また、本発明方式は、たとえば所定のキー操作により文
字モードあるいはフォントモードの設定を行なっている
従来方式との互換性を確保し、併用を可能とするために
、簡単なキー操作あるいはコマンド入力により、初期入
力では従来方式によるモード設定、修正および編集作業
においては本発明方式によるモード設定など、両方式の
有効無効を適宜切り換えることができる構成としてもよ
い。

〔発明の効果〕

上述したように、本発明によれば、文字モードあるいは
フォントモードの設定変更のための操作が不要となり、
たとえば編集時の文字入力作業においても、文字モード
あるいはフォントモードの設定を改めて行なうことなく
入力作業の中で対応するモードが自動的に設定されるの
で、操作性が向上し入力時間の短縮が図れるなど大幅な
効率化が可能となり、実用的には極めて有用である。

施例を示すフローチャート、 第３図は文字種別の識別と文字モードの設定との関係を
説明する図、 第４図はフォントモード設定における本発明の一実施例
を示すフローチャートである。

第５図はフォント種別の識別とフォントモードの設定と
の関係を説明する図である。

図において、 ｌは文字種別識別手段、 ３は文字モード設定手段、 ５はフォント種別識別手段、 ７はフォントモード設定手段である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は文字モード設定における本発明の一実本発明原
理ブロック図 第１図 文字モード設定における本発明実施例フローチャート第
２図 文字種別と文字モードの関係説明図 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数種類の入力文字を有し、所定の文字モード設
   定操作により対応する文字種別が指定される情報処理装
   置において、 カーソル位置または所定の範囲にある文字データを読み
   込み、その文字種別を識別する文字種別識別手段（１１
   ）と、 識別された文字種別に応じた文字モードを設定する文字
   モード設定手段（１３）と を備えたことを特徴とする情報処理装置の文字モード設
   定方式。
2. （２）複数種類の文字フォントを有し、所定のフォント
   モード設定操作により対応するフォント種別が指定され
   る情報処理装置において、 カーソル位置または所定の範囲にある文字データを読み
   込み、そのフォント種別を識別するフォント種別識別手
   段（１５）と、 識別されたフォント種別に応じたフォントモードを設定
   するフォントモード設定手段（１７）とを備えたことを
   特徴とする情報処理装置のフォントモード設定方式。