JPH02133747A - 空気調和装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は新規な空気調和装置に係り、特に圧縮機の運転
周波数の最大値を制限する空気調和装置に関するもので
ある。

（従来の技術） 空気調和装置には、圧縮機がインバータで駆動され、設
定室温と室内温の温度差に基づいてインバータ周波数を
変えて圧縮機の能力を空調負荷に応じ運転される。

他方、この空気調和装置は、リモコンなどで風量の設定
がなされ、その設定風量で室内送風ファンが駆動される
９ （発明か解決しようとする課題） しかしながら、この圧縮機能力の設定と、屡、巣の設定
とは無関係に行われるため、例えば風量か低速に設定さ
れた状態で、設定温度と室温の差が大きい時に冷房運転
を行うと室内熱交換器のパイプ内を冷媒か流れるときに
発するいわゆる冷媒音（シャーとかシュルシュルといっ
な音）が聞えやすくなる。すなわち、ごれは圧縮能力が
高くて冷媒流速か速く、かつ室内ファンモータが低速運
転で、送風音が低いため、冷媒音が聞えやすくなる、二
とにある９ そこで、本発明の［］的は、上記事情を考慮してなされ
たもので、室内ファンの頂１量設定に応じ圧縮機の運転
周波数の最大値を制限することにより、冷媒音等の騒音
を少なくシ、快適な空調が行なえるようにし、な空気調
和機を提供することにある。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） 上記課題を解決するだめの手段として本発明は、圧縮機
の能力を切換えるインバータ部と、設定温度と室温の差
に応ヒな圧縮能力とすべくインバータ部に運転指令周波
数を出力する周波数変更手段と、風量切換設定に応じて
室内ファンモータの回転数を制御する回転数制御手段と
を備えた空気調和機において、上記風量切換設定での風
量６−応じ上記周波数変更手段に圧縮機の運転最大周波
数を制限する周波数可変［１］段設定段を倫えたもので
ある。

（作用） 」、記楕成によれば、冷房運転時貝、量設定に応じて例
えば風量が小さいときは圧縮機の運転最大能力を制限す
ることで冷媒音が聞えにくくなる。

（実施例） 次に、本発明の一実施例の概略を第１図のブロック図に
基いて説明する９ 第１図において、１は空気調和機の室内側で、この室内
側１は制御装置５がらなり、その制御装置５に室温を検
出する室温センサ２が接続され、また室温設定３ａや風
量切換設定３ｂなどの設定を行なうリモコン３がらの各
種運転情報が赤外線などで送受信されるようになってい
る。また、制御装置５はリモコン３の風量切換設定３ｂ
”（−設定（例えば強風、弱風、微弱風）で室内ファン
モータ７の回転数を制御するファン回転数制御手段６に
その屏、景股定を出力するようにな−）でいる９また室
外側１２には、圧縮機１１と、その圧縮機１１を能力可
変に駆動するインバータ部１゜が設けられ、そのインバ
ータ部１ｏに制御装置５から運転指令周波数が出力され
る９ 制御装置５は、室温センサ２と室温設定３ａから温度差
を検出する温度差検出手段５　ａ、と、その温度差検出
手段５ａがらの温度差に応ヒた出力周波数に変換する温
度差−周波数変更手段５ｃと７１モコン３の風景切換設
定３　ｂより設定風量に応じて圧縮機１−１の最大運転
周波数値を制限するなめの周波数可変ＩＪ設定手段５　
ｂとからなる。温度差−周波数変更手段５ｃは温度差検
出手段５ａがらの温度差より決定した運転周波数が周波
数可変中設定手段５ｂの範囲内にあるがどうかを検出し
、設定手段５１）の範囲であれは、温度差に応じた運転
指令周波数値をインバータ部１０に出力し、まｌ：温度
差を二よる周波数値が設定手段５ｂでの最大周波数値を
越えるときは設定手段５ｂで制限された最大周波数値を
インバータ部１ｏに出力する。

次にこの制御装置５でのインバータ部１ｏの運転周波数
の決定を第２図により詳しく説明する、。

先ず温度差−周波数変更手段５ｃは設定温度と室温との
温度差を０．５°Ｃ刻み（、こ検出し、差が０．５カら
２４５°Ｃ，１で、運転周波数を３０−ヘ−８０Ｈｚ）
範囲で１０１１　ｚ刻み（１こ周波数を変更する９他方
、周波数可変ｒｌＪ設定ｆ段５ｂ！、虚、風量が「倣」
に設定されれば３０〜５０１１ｚの範囲に、１弱」であ
れば３０〜７０Ｈｚの範囲に、さらに１強」であれば３
０・−８０Ｈｚの範囲で運転されるよう変更手段５ｃに
出力する９ 辺土、のように、本実施例でＧ」、リモコン３の風量切
換設定３ｂにより室内ファンモータ７を例えは、微風で
室内ファンモータ７を運転するときには、運転周波数が
最大で５０　Ｈｚに制限され、弱風で室内ファンモータ
７を運転するときには、その運転周波数か最大で７０１
１ｚに制限され、そして強風で室内ファンモータ７を運
転するときには、その運転周波数が最大で８０１１　ｚ
に制限される。

第３図及び第５図は本発明と従来例における騒音レベル
の周波数分析を示ず９ 本発明においては、第３図に示したように従来例の第５
図と比べて２５０叶１以上での騒音レベルの差が大きい
ことがわかる。すなわち、本発明では３０００Ｈｚ以上
での騒音レベルはほとん°どないが、従来例では２５０
０Ｈｚ付近にピークがあるが騒音レベルが３０００〜４
５００Ｈｚでも騒音が高いことがゎがる９二のこと４ｊ
：　２５００　ｔｌ　ｚ　に、Ｉ上の高１１ｚ域ンこ寄
与する騒音は冷媒音か主体であり１．二のことからも本
発明においては冷媒音が低減できることが判る。。

第４図は本実施例の具体的なブロック図を示すもので、
上記実施例で説明したものについては、同一・の符号を
付し詳細な説明を省略する。

室内側１には、受光部４でリモコン３から発射された赤
外線信号が検出できるようになっていて、受光部４と１
−ては上記赤外線検出器が用いられる。

受光部１１で検出された赤外線信号は、図示しない光電
変換部で赤外線信号から電気信号に変換される、。

１５は空気調和機の室外側１２の制御手段である、にの
制御手段１５には、インバータ部１０からの過＠流情報
２０２に基づいたインバータの運転情報２０１を双方向
シリアル伝送路１００を通って圧縮機能力制限手段５へ
伝送さぜる機能、Ｈ二組ｌｆ！ｉ１１の再起動を遅延さ
せる機能及び室外側１２の熱交換温度センサ等に基づい
てするクイック暖房機能等がある。

１６Ｌｊインバ一タ駆動回路で、この駆動回路１６は圧
縮機能力制御手段５からの運転指令２００が制御手段１
５を経て入力され、インバタ駆動回路１６は、制御手段
１５からの制御指令により動作し、またインバータ駆動
回路１６からはインバータ部１０の１ヘランジスタをオ
ンさせる駆動信号が出力される。

そして、インバータ部１０では、圧縮機能力制限手段８
からの運転指令に基づいて制御手段１５からの制御指令
により、インバータ駆動回路１６を動作させ、この駆動
回＃１１６の駆動出力により、インバータ部１０を制御
し、圧縮機１１を運転する。

上記実施例では、圧縮機１１の能力を圧縮機能力を制御
手段５で制限することにより、インバタ部１０を制御し
、圧縮機１１を運転させる。

従−）で、本実施例の空気調和装置でＣ」、圧縮機１１
の運転周波数を最適な運転周波数にする１゛とにより、
室内ファンモータ７の運転状況に応じ。

た圧縮機１１の運転周波数が決定されるので、冷媒音等
の騒音を少くする９ これ故、この空気調和装置では、圧縮機１１の振動音が
配管により図示しない室内熱交換器に伝わっても冷媒音
とファンの送風音との差か少くなり耳障りな音か少なく
なり、快適な空調を行う空気調和装置が提供される。

また、この空気調和機ては、冷房時に室内ファンモータ
７を、たとえば、微風で低速運転する時は微風運転時の
圧縮機１１の運転周波数を制御手段８の温度差周波数変
換手段５ｃで制限する二とにより、圧縮機１１の振動音
及びインバータ部１０の発する音（チロ−１フビング音
）も同時に小さくなり、耳障りな音が発生しなくなる９
［発明の効果」 ｌ記のように本発明によれば、設定風量に応じ制御手段
で圧縮機の運転最大能力を制限することにより冷媒音を
少なくでき、快適な空洞を行う空気調和装置が提供でき
る５

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
圧縮機の運転周波数に対する室温−室内設定温度の温度
差の関係を示す特性図、第３図はかかる空気調和装置に
おける冷媒音と運転周波数の関係を示す特性図、第４図
は本発明の一実施例の具体的なブロック図、第５図は従
来のインバータ式空気調和装置における冷媒音と運転周
波数の関係を示す特性図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、圧縮機の能力を切換えるインバータ部と、設定温度
   と室温の差に応じた圧縮能力とすべくインバータ部に運
   転指令周波数を出力する周波数変更手段と、風量切換設
   定に応じて室内ファンモータの回転数を制御する回転数
   制御手段とを備えた空気調和機において、上記風量切換
   設定での風量に応じ上記周波数変更手段に圧縮機の運転
   最大周波数を制限する周波数可変巾設定手段を備えたこ
   とを特徴とする空気調和装置。