JPH0212907A - コンデンサの端子構造 - Google Patents

コンデンサの端子構造

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JPH0212907A
JPH0212907A JP63163768A JP16376888A JPH0212907A JP H0212907 A JPH0212907 A JP H0212907A JP 63163768 A JP63163768 A JP 63163768A JP 16376888 A JP16376888 A JP 16376888A JP H0212907 A JPH0212907 A JP H0212907A
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capacitor
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aluminum
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Katsuo Kobari
小針 克夫
Yoshimoto Fujioka
藤岡 良基
Tatsuo Shinohara
達夫 篠原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a業上の利用分野) 本発明は、コンデンサの端子構造に関し、特に電解コン
デンサに用いて好適なコンデンサの端子構造に関する。
(従来の技術) 力率改善用コンデンサ、電動機駆動回路の回生用コンデ
ンサなど電力用コンデンサには良く電解コンデンサが使
用される。この種の電解コンデンサは、封入される電界
液に対する安定性を保持する必要から、その外部端子は
アルミニウム製である。
ところで、最近の電動機駆動回路において、インバータ
回路、コンバータ回路、回生制動用コンデンサなどを1
つのケースの中に収納したものが開発されている。この
電動機駆動回路は、前記ケースに固定された各部品の端
子間を金属板からなるブスバーにて接続している。この
ようにして構成された電動機駆動回路を保守点検する場
合、それらブスバーを部品にねじ止めしているねじを外
し、ブスバーを取り外して、部品のチエツクなどの作業
を行った後、再度これらブスバーを部品の端子にねじ止
めする。そしてこのような点検作業は良く行われる。
(発明が解決しようとする課題) このような従来のコンデンサに用いられているアルミニ
ウムの端子は強度が弱いために、螺合されるねじに大き
なトルクが掛る場合に、簡単にねじ山が潰れてしまう、
そのため、−旦端子にブスバーを接続した後、点検等の
ためブスバーを外し、再度ブスバーをコンデンサの端子
に取り付けようとしても取り付けることができないよう
なことが発生する。そしてこのような場合、コンデンサ
の端子のねじ山が潰れてしまっているので、コンデンサ
は不良品となる。
こうした事態を防止するには、端子へのねじ締め作業時
のトルクや方向に関して、相当の注意が要求されること
になる。このことは、工程の合理化に際して、作業性の
低下やコストの上昇を招くという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、
端子に螺合するねじに多少多めのトルクを加えてもねじ
山が潰れるようなことがない程度の強度を有するコンデ
ンサの端子構造を提供することを目的としてし)る。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、コンデンサの本体の内側から外部に回
路を導出するコンデンサの端子構造において、該本体の
一部に設けられた絶縁部材からなる隔壁板と、該隔壁板
を内側から外部に気密的に貫通するアルミニウム製の端
子と、該端子の該隔壁板から外部に突出している部分に
設けられた凹欠穴と、該凹欠穴に回転不可能に嵌合され
、かつねじが螺合するねじ穴を設けるとともにアルミニ
ウムより硬度およびネジ締め強度が高い金属により形成
されたインサート部材とを有するコンデンサの端子構造
を提供できる。
(作用) 本発明のコンデンサの端子構造では、アルミニウム等の
軟質素材を使用したコンデンサの端子に硬質素材を使用
したインサート部材を嵌め込むようにして、このインサ
ート部材に形成されたねじ穴に、外部リード線との間に
介在するねじを螺合するようにしている。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に従って詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図である。第
1図において、1は電解コンデンサであり、アルミニウ
ムからなる円筒状の容器2の内部には、コンデンサ本体
が電解液とともに収納されている。容器2は丁度コツプ
の形状をしており、その上面は開放状となっている。そ
してこの開放状となっている容器2の部分には、合成ゴ
ムなどの絶縁部材からなる隔壁板3が気密的に嵌め込ま
れており、したがって、内部に満たされている電解液は
隔壁板と容器との隙間から外部に漏れ出すことはない、
なお、4は隔壁板の周辺から内側方向に容器2の縁を折
り返したフランジ部である。
5.5は隔壁板3を内部から外部に気密的に貫通する2
つの端子であり、アルミニウムにより形成されている。
第2図は、該端子5が隔壁板4を貫通している様子を示
す部分断面図である。第2図から分かるように、該端子
5の隔壁板4を貫通した下端部には、導線接続部5bが
形成され、これには、コンデンサ本体(図には示されて
はいない)から延びるリード線8が部分5cにおいて、
スポットウェルドなどの方法で接続されている。
なお、隔壁板4と端子5との接触部6は、接着剤などに
より強固にかつ気密的に固着されている。
第1図に戻って、該端子5の該隔壁板4から外部に突出
している部分には、凹欠穴5aが設けられている。この
凹欠穴5aは断面が六角形をしており、そしてこの凹欠
穴5aには、やはり六角形をした、黄銅、鉄など、端子
5を形成しているアルミニウムよりも固い金属からなる
インサート部材フが強固に嵌合されている。インサート
部材7は中央にねじ穴フaが形成されている。そしてこ
のねじ穴7aの底には、第2図に示すように底部7bが
形成されている。なお、インサート部材7の大きさは端
子5にあけられている凹欠穴5aよりもやや大きめに形
成されており、端子7がコンデンサに組み込まれる前に
、次のような方法にて端子7に挿入固着される。
すなわち、端子5の上部にインサート部材7を載置し、
インサート部材7を端子7の凹欠穴5aに打ち込む。ま
た他の方法は、端子5を加熱しておき、この状態でイン
サート部材7を端子5の凹欠穴5aに挿入する。そして
端子が冷却した所でインサート部材7は端子の凹欠穴5
aに強固に固着される。
インサート部材7は第2図から分かるように、底部7b
を有する。この底部7bは、誤ってねじ穴7aの深さよ
りも長いねじを強くねじ込んでも、インサート部材7が
端子5から抜け出さないためのものである。すなわち、
ねじ穴7aの深さよりも長いねじをねじ込んでも、該ね
じの先端が底部7bに突き当り、このため、インサート
部材7を端子7から抜け出す方向の力が働かないもので
ある。
第3図はインサート部材の他の実施例を示す断面図であ
る。インサート部材71は、インサート部材7と同様六
角形をした、黄銅、鉄など、端子5を形成しているアル
ミニウムよりも固い金属から形成されている。そしてそ
の中央には、ねじ穴71aが明けられている。勿論、ね
じ大の底には底部が形成されている。インサート部材7
1の外周辺には、鋭利に切り起された戻り止め71bが
形成されている。このような戻り止め71bを形成して
いるため、インサート部材71を端子5の凹欠穴5aに
打ち込んだり、焼き嵌めしたりしたとき、この戻り止め
71bが端子5の凹欠穴5aの内壁に喰い込み、容易に
端子5からインサート部材71が抜け出ないように構成
されている。
第4図はインサート部材のもう1つ他の実施例を示す断
面図である。インサート部材72は、はぼ円筒形をした
、黄銅、鉄など、端子5を形成しているアルミニウムよ
りも固い金属から形成されている。そしてその中央には
、ねじ穴72aが明けられている。勿論、ねじ大の底に
は底部が形成されている。インサート部材72の外周辺
には、抜出し防止用のロレット72bが形成されている
。このようなロレット72bを形成しているため、イン
サート部材を端子5の凹欠穴5aに打ち込んだり焼き嵌
めしたりしたとき、インサート部材72と端子7との間
に大きな摩擦力が働籾、容易に端子5からインサート部
材72が抜け出ないものである。
この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施態様に
ついて説明したが、その好ましい実施態様の説明は、構
成の詳細な部分についての変形、特許請求の範囲に記載
された本発明の精神に反しない限りでの種々な変形、あ
るいはそれらを組み合わせたものに変更することができ
ることは明らかである。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明は、コンデンサ本体
の一部に設けられた絶縁部材からなる隔壁板を内側から
外部に気密的に貫通するアルミニウム製の端子の該隔壁
板から外部に突出している部分に凹欠穴を設け、該凹欠
穴には、アルミニウムより硬度が高い金属により形成さ
れたインサート部材回転不可能に嵌合せしめたので、コ
ンデンサの端子に螺合されるねじに大きなトルクが掛っ
た場合でも、簡単にねじ山が潰れてしまうようなことは
ない。そのため、−旦端子にブスバーを接続した後、点
検等のためブスバーを外し、再度ブスバーをコンデンサ
の端子に取り付けるようなことがあっても、コンデンサ
の端子のねじ山が潰れるという原因でコンデンサを不良
にしてしまうというようなことがなくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
該端子5が隔壁板4を貫通している様子を示す部分断面
図、第3図はインサート部材の他の実施例を示す断面図
、第4図はインサート部材のもう1つ他の実施例を示す
断面図である。 1・・電解コンデンサ 2・・容器 3・・隔壁板 5・・端子 5a・・凹欠穴 7・・インサート部材 特許出願人 ファナック株式会社 代 理 人 弁理士 辻   實 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンデンサの本体の内側から外部に回路を導出す
    るコンデンサの端子構造において、該本体の一部に設け
    られた絶縁部材からなる隔壁板と、該隔壁板を内側から
    外部に気密的に貫通するアルミニウム製の端子と、該端
    子の該隔壁板から外部に突出している部分に設けられた
    凹欠穴と、該凹欠穴に回転不可能に嵌合され、かつねじ
    が螺合するねじ穴を設けるとともにアルミニウムより硬
    度およびネジ締め強度が高い金属により形成されたイン
    サート部材とを有することを特徴とするコンデンサの端
    子構造。
  2. (2)インサート部材の外周面に端子の凹欠穴からの抜
    け出しを防止する部材を形成したことを特徴とする請求
    項(1)記載のコンデンサの端子構造。
JP63163768A 1988-06-30 1988-06-30 コンデンサの端子構造 Expired - Lifetime JP2639565B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0660136U (ja) * 1993-01-20 1994-08-19 ニチコン株式会社 アルミニウム電解コンデンサ
CN113192764A (zh) * 2021-04-30 2021-07-30 南通江海电容器股份有限公司 一种高密封性锂离子电容器的制备方法及制备装置
JP2021525964A (ja) * 2018-06-05 2021-09-27 ティーディーケイ・エレクトロニクス・アクチェンゲゼルシャフトTdk Electronics Ag コンデンサ、コンデンサおよびバスバーを含むアセンブリ、ならびにそのコンデンサの製造方法。

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