JPS60224212A - アルミ電解コンデンサ - Google Patents
アルミ電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPS60224212A JPS60224212A JP8044884A JP8044884A JPS60224212A JP S60224212 A JPS60224212 A JP S60224212A JP 8044884 A JP8044884 A JP 8044884A JP 8044884 A JP8044884 A JP 8044884A JP S60224212 A JPS60224212 A JP S60224212A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic sealing
- sealing body
- aluminum electrolytic
- lead
- electrolytic capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
- Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電解コンデンサに関するもので、さらに詳しく
は電解コンデンサの封口部の改善に関するものである。
は電解コンデンサの封口部の改善に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来のアルミニウム箔を電極として用いるアルミ電解コ
ンデンサは第１図に示すように構成されている。すなわ
ち、アルミニウム箔を電気化学的に粗面化することによ
り表面積を拡大し、さらに゛この表面に陽極酸化により
誘電体酸化皮膜を形成させて陽極体とし、この陽極体を
セパレータを介して対向する陰極箔とともに巻回すると
ともに、駆動用電解液を含浸してコンデンサ素子１を構
成し、さらにそのコンデンサ素子１を有底筒状の金属ケ
ース２内に収納するとともに、その金属ケース２の開口
部にリード線３が貫通するゴムよりなる弾性封口体４を
挿着し、そして金属ケース２の開放端を絞シ加工および
カーリングにより封止することにより構成されている。
ンデンサは第１図に示すように構成されている。すなわ
ち、アルミニウム箔を電気化学的に粗面化することによ
り表面積を拡大し、さらに゛この表面に陽極酸化により
誘電体酸化皮膜を形成させて陽極体とし、この陽極体を
セパレータを介して対向する陰極箔とともに巻回すると
ともに、駆動用電解液を含浸してコンデンサ素子１を構
成し、さらにそのコンデンサ素子１を有底筒状の金属ケ
ース２内に収納するとともに、その金属ケース２の開口
部にリード線３が貫通するゴムよりなる弾性封口体４を
挿着し、そして金属ケース２の開放端を絞シ加工および
カーリングにより封止することにより構成されている。
弾性封口体４について更に詳細に述べると、従来の弾性
封口体４は第２図に示すように、弾性封口体４にリード
引出し孔６が開けられている。このような弾性封口体４
を用いて絞り加工を施した場合には、第３図に示すごと
く、弾性封口体４の両サイドから力が加わるため、弾性
封口体４の上下面において、若干の隙間６が生じていた
。このような場合、例えば下面の隙間６には駆動用電解
液が浸入し、さらに電解液もれ不良という問題が生じて
いた。一方、上面の隙間６には、洗浄用の有機溶剤（半
円フラックスを洗浄するだめの有機塩化物）が滞留し、
リード線３の腐食の原因となっていた。
封口体４は第２図に示すように、弾性封口体４にリード
引出し孔６が開けられている。このような弾性封口体４
を用いて絞り加工を施した場合には、第３図に示すごと
く、弾性封口体４の両サイドから力が加わるため、弾性
封口体４の上下面において、若干の隙間６が生じていた
。このような場合、例えば下面の隙間６には駆動用電解
液が浸入し、さらに電解液もれ不良という問題が生じて
いた。一方、上面の隙間６には、洗浄用の有機溶剤（半
円フラックスを洗浄するだめの有機塩化物）が滞留し、
リード線３の腐食の原因となっていた。
発明の目的
本発明はこのような従来の欠点を除去するもので、電解
液もれ不良のない、耐洗剤性の向上したアルミ電解コン
デンサを提供することを目的とするものである。
液もれ不良のない、耐洗剤性の向上したアルミ電解コン
デンサを提供することを目的とするものである。
発明の構成
この目的を達成するために、本発明は、アルミ電解コン
デンサの弾性封口体としてリード引出し孔の形状ヲリー
ド引出し方向の中央部で太く、上下端で細くなっている
ものを用いるものである。
デンサの弾性封口体としてリード引出し孔の形状ヲリー
ド引出し方向の中央部で太く、上下端で細くなっている
ものを用いるものである。
この構成によりアルミ電解コンデンサを封口した場合に
弾性封口体の上下面において隙間が生じないために、電
解液もれ不良やフラックスの滞留を防止することができ
る。
弾性封口体の上下面において隙間が生じないために、電
解液もれ不良やフラックスの滞留を防止することができ
る。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例について説明する。
アルミ電解コンデンサの構成としては実質的には第１図
で示したものと同一のため、ここでの説明は省略する。
で示したものと同一のため、ここでの説明は省略する。
本発明の特徴とする点は、弾性封口体にあり、第４図、
第６図により説明すると、ゴムよりなる弾性封口体４に
はリード線３を挿通するリード引出し孔６が設けられ、
このリード引出し孔５の形状は、中央部で太く、上下端
部で細くなっている。
第６図により説明すると、ゴムよりなる弾性封口体４に
はリード線３を挿通するリード引出し孔６が設けられ、
このリード引出し孔５の形状は、中央部で太く、上下端
部で細くなっている。
すなわち、このリード引出し孔６の形状はエンタシス形
状となっている。
状となっている。
このような弾性封口体４を組込んで絞９加工を施すと第
６図に示すようになり、挿通したリード線３との間に隙
間が生じるようなことはない。
６図に示すようになり、挿通したリード線３との間に隙
間が生じるようなことはない。
次に具体的な実施例について説明する。
定格値１６Ｖ３３００／’Ｆ （１６φＸ３１ ’ ）
のコンデンサ素子４００個を用意し、これらを２分して
本発明品としてリード引出し孔の異なる弾性封口体を用
いた製品２００個、従来品としてリード引出し孔の同じ
従来の弾性封口体を使用した製品を２００個とした。
のコンデンサ素子４００個を用意し、これらを２分して
本発明品としてリード引出し孔の異なる弾性封口体を用
いた製品２００個、従来品としてリード引出し孔の同じ
従来の弾性封口体を使用した製品を２００個とした。
これらを熱衝撃試験後の電解液のもれ不良を目視で検査
した。その結果を表１に示した。なお、熱衝撃試験の条
件は、−４０°Ｃ３０分、次いで８５’Ｃｓ ｏ分、こ
れを１サイクルとし、５０サイクル実施したものである
。
した。その結果を表１に示した。なお、熱衝撃試験の条
件は、−４０°Ｃ３０分、次いで８５’Ｃｓ ｏ分、こ
れを１サイクルとし、５０サイクル実施したものである
。
表の結果から本発明による弾性封口体は電解液のもれ防
止に効果があることは明白である。
止に効果があることは明白である。
つぎに他の評価方法として、前記の１６Ｖ３３０ｏμＦ
のコンデンサ素子を１００個用意しこれらを２分して本
発明品としてリード引出し孔の異なる弾性封口体を用い
た製品６０個、従来品としてリード引出し孔の同じ従来
の弾性封口体を使用した製品を６０個とした。これらを
声溶剤試験後の腐食発生不良を目視で検査した。その結
果を表２に示した。なお、耐溶剤試験の条件は、４０℃
フレオンＴＫ（三井フロロケミカル（株）製〕溶液中に
２０分間放置し、次いで８６℃２０００時間の高温負荷
試験を行ったものである。
のコンデンサ素子を１００個用意しこれらを２分して本
発明品としてリード引出し孔の異なる弾性封口体を用い
た製品６０個、従来品としてリード引出し孔の同じ従来
の弾性封口体を使用した製品を６０個とした。これらを
声溶剤試験後の腐食発生不良を目視で検査した。その結
果を表２に示した。なお、耐溶剤試験の条件は、４０℃
フレオンＴＫ（三井フロロケミカル（株）製〕溶液中に
２０分間放置し、次いで８６℃２０００時間の高温負荷
試験を行ったものである。
＼
発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、従来から用いられ
ている弾性封口体のリード線引出し孔の形状を弾性封口
体の上下面で、中央部より細くすることによって電解液
のもれ不良や腐食不良の発生しないアルミ電解コンデン
サが得られるという効果がある。
ている弾性封口体のリード線引出し孔の形状を弾性封口
体の上下面で、中央部より細くすることによって電解液
のもれ不良や腐食不良の発生しないアルミ電解コンデン
サが得られるという効果がある。
第１図は従来のアルミ電解コンデンサの断面図、第２図
は従来の弾性封口体の断面図、第３図は同絞った状態の
断面図、第４図は本発明のアルミ電解コンデンサの一実
施例における弾性封口体の断面図、第５図は同封着時の
弾性封口体を示す断面図である。 １・・・・・・コンデンサ素子、２・旧・・金属ケース
、３・・・・・・リード線、４・・・・・・弾性封口体
、６・・・・・・リード引出し。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが１名第１
図 第２図 第３図
は従来の弾性封口体の断面図、第３図は同絞った状態の
断面図、第４図は本発明のアルミ電解コンデンサの一実
施例における弾性封口体の断面図、第５図は同封着時の
弾性封口体を示す断面図である。 １・・・・・・コンデンサ素子、２・旧・・金属ケース
、３・・・・・・リード線、４・・・・・・弾性封口体
、６・・・・・・リード引出し。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが１名第１
図 第２図 第３図
Claims (1)
- 陽極箔および陰極箔をセパレータと共に巻回し駆動用電
解液を含浸してなるコンデンサ素子を有底筒状金属ケー
スに収納すると共に、開放端を弾性封口体で封止し、こ
の弾性封口体のリード引出し孔の形状がリード引出し方
向の中央部で太く、上下端部で細くなっていることを特
徴とするアルミ電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8044884A JPS60224212A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | アルミ電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8044884A JPS60224212A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | アルミ電解コンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60224212A true JPS60224212A (ja) | 1985-11-08 |
Family
ID=13718539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8044884A Pending JPS60224212A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | アルミ電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60224212A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9070511B2 (en) | 2011-11-17 | 2015-06-30 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Sealing member for a capacitor and method for manufacturing a capacitor |
-
1984
- 1984-04-20 JP JP8044884A patent/JPS60224212A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9070511B2 (en) | 2011-11-17 | 2015-06-30 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Sealing member for a capacitor and method for manufacturing a capacitor |
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